JPH0499191A - メッキ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法 - Google Patents
メッキ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法Info
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- JPH0499191A JPH0499191A JP20746890A JP20746890A JPH0499191A JP H0499191 A JPH0499191 A JP H0499191A JP 20746890 A JP20746890 A JP 20746890A JP 20746890 A JP20746890 A JP 20746890A JP H0499191 A JPH0499191 A JP H0499191A
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電気メッキにより導電材料を複数の孔にメッ
キするメッキ方法及びこのメッキ方法を用いた電気的接
続部材の製造方法に関する。
キするメッキ方法及びこのメッキ方法を用いた電気的接
続部材の製造方法に関する。
電気回路部品同士を電気的に接続する方法としては、ワ
イヤボンディング方法、TAB Tape(Aut。
イヤボンディング方法、TAB Tape(Aut。
mated Bonding)法等が従来より知られて
いる。ところがこれらの方法にあっては、両電気回路部
品間の接続点数の増加に対応できない、コスト高である
等の難点があった。このような難点を解決すべく、絶縁
性の保持体中に複数の導電部材を互いに絶縁して備えた
構成をなす電気的接続部材を用いて、電気回路部品同士
を電気的に接続することが公知である(特開昭63−2
22437号公報、特開昭63−224235号公報等
)。
いる。ところがこれらの方法にあっては、両電気回路部
品間の接続点数の増加に対応できない、コスト高である
等の難点があった。このような難点を解決すべく、絶縁
性の保持体中に複数の導電部材を互いに絶縁して備えた
構成をなす電気的接続部材を用いて、電気回路部品同士
を電気的に接続することが公知である(特開昭63−2
22437号公報、特開昭63−224235号公報等
)。
第6図は、このような電気的接続部材を用いた電気回路
部品間の電気的接続を示す模式図であり、図中31は電
気的接続部材、32.33は接続すべき電気回路部品を
示す。電気的接続部材31は、金属または合金からなる
複数の導電部材34を、夫々の導電部材34同士を、電
気的に絶縁して電気的絶縁材料からなる保持体35中に
備えて構成されており、導電部材34の一端38を一方
の電気回路部品32側に露出させ、導電部材34の他端
39を他方の電気回路部品33側に露出させている(第
6図(a))。そして、一方の電気回路部品32の接続
部36と電気回路部品32側に露出した導電部材34の
一端38とを合金化することにより両者を接合し、他方
の電気回路部品33の接続部37と電気回路部品33側
に露出した導電部材34の他端39とを合金化すること
により両者を接合し、電気回路部品32.33同士を電
気的に接続する(第6図(b))。
部品間の電気的接続を示す模式図であり、図中31は電
気的接続部材、32.33は接続すべき電気回路部品を
示す。電気的接続部材31は、金属または合金からなる
複数の導電部材34を、夫々の導電部材34同士を、電
気的に絶縁して電気的絶縁材料からなる保持体35中に
備えて構成されており、導電部材34の一端38を一方
の電気回路部品32側に露出させ、導電部材34の他端
39を他方の電気回路部品33側に露出させている(第
6図(a))。そして、一方の電気回路部品32の接続
部36と電気回路部品32側に露出した導電部材34の
一端38とを合金化することにより両者を接合し、他方
の電気回路部品33の接続部37と電気回路部品33側
に露出した導電部材34の他端39とを合金化すること
により両者を接合し、電気回路部品32.33同士を電
気的に接続する(第6図(b))。
このような電気的接続部材においては、導電部材の大き
さを微細にすることにより、電気回路部品の接続部を小
型化し、またそのため接続点数を増加させることができ
、よって電気回路部品同士のより高密度の接続が可能で
ある。
さを微細にすることにより、電気回路部品の接続部を小
型化し、またそのため接続点数を増加させることができ
、よって電気回路部品同士のより高密度の接続が可能で
ある。
電気回路部品同士の電気的な多点接続を行うための上述
した電気的接続部材の製造方法としては、特願昭63−
133401号に提案されたものがある。以下、この製
造方法についてその工程を模式的に示す第7図に基づき
簡単に説明する。
した電気的接続部材の製造方法としては、特願昭63−
133401号に提案されたものがある。以下、この製
造方法についてその工程を模式的に示す第7図に基づき
簡単に説明する。
まず、銅板等の金属シートからなる基体51を準備しく
第7図(al)、この基体51上にスピンコータにより
接着補助剤(図示せず)及びネガ型の感光性樹脂52を
塗布して、100℃前後の温度にてブリへイクを行う(
第7図(b))。所定パターンをなしたフォトマスク(
図示せず)を介して光を感光性樹脂52に照射した(露
光した)後、現像を行う。
第7図(al)、この基体51上にスピンコータにより
接着補助剤(図示せず)及びネガ型の感光性樹脂52を
塗布して、100℃前後の温度にてブリへイクを行う(
第7図(b))。所定パターンをなしたフォトマスク(
図示せず)を介して光を感光性樹脂52に照射した(露
光した)後、現像を行う。
露光された部分には感光性樹脂52が残存し、露光され
ない部分は現像処理により感光性樹脂52が除去されて
複数の孔53が形成される(第7図(C))。
ない部分は現像処理により感光性樹脂52が除去されて
複数の孔53が形成される(第7図(C))。
200〜400℃まで温度を上げて感光性樹脂52の硬
化を行った後、エツチング液中に基体51を浸漬させて
エンチングを行い、孔53に連通する凹部54を基体5
1に形成する(第7図(d))。次いで、基体51を共
通電極として金メッキを施して、孔53.四部54に金
55を充填し、バンプが形成されるまで金メ、7キを続
ける(第7図(e))。最後に基体51をエツチングに
より除去して、電気的接続部材31を製造する(第7図
(f))。
化を行った後、エツチング液中に基体51を浸漬させて
エンチングを行い、孔53に連通する凹部54を基体5
1に形成する(第7図(d))。次いで、基体51を共
通電極として金メッキを施して、孔53.四部54に金
55を充填し、バンプが形成されるまで金メ、7キを続
ける(第7図(e))。最後に基体51をエツチングに
より除去して、電気的接続部材31を製造する(第7図
(f))。
このようにして製造される電気的接続部材31にあって
は、金55が導電部材34を構成し、感光性樹脂52が
保持体35を構成する。なお電気的接続部材31におけ
る各部分の寸法は、感光性樹脂52(保持体35)の厚
さが約IOμm、孔53(導電部材34)の直径が約2
0μm、ピンチが約40pmであり、導電部材34の突
出量は表裏とも数μm程度である。
は、金55が導電部材34を構成し、感光性樹脂52が
保持体35を構成する。なお電気的接続部材31におけ
る各部分の寸法は、感光性樹脂52(保持体35)の厚
さが約IOμm、孔53(導電部材34)の直径が約2
0μm、ピンチが約40pmであり、導電部材34の突
出量は表裏とも数μm程度である。
ところで、電気回路部品同士の確実な電気的接続を達成
するためには、製造される電気的接続部材において、各
導電部材を突出させた方が好ましいが、各導電部材の突
出高さ及び突出量を均一にしておく必要がある。そして
、近年特に高密度の電気的接続を行いたいという要求が
あり、この際には、導電部材の形成ピンチ及び直径を更
に小さくした場合にも、各導電部材の突出高さ及び突出
量が均一であるような電気的接続部材を捉供する必要が
ある。そして、各導電部材の突出高さ及び突出量の均一
化は、電気的接続部材の製造工程における電気メッキの
巧拙に大きく依存する。
するためには、製造される電気的接続部材において、各
導電部材を突出させた方が好ましいが、各導電部材の突
出高さ及び突出量を均一にしておく必要がある。そして
、近年特に高密度の電気的接続を行いたいという要求が
あり、この際には、導電部材の形成ピンチ及び直径を更
に小さくした場合にも、各導電部材の突出高さ及び突出
量が均一であるような電気的接続部材を捉供する必要が
ある。そして、各導電部材の突出高さ及び突出量の均一
化は、電気的接続部材の製造工程における電気メッキの
巧拙に大きく依存する。
上述した従来の製造方法における金メッキは、以下に示
すような方法を採用している。
すような方法を採用している。
■ 第8図に示すように、対電極としてメツシュ電極6
1を使用し、このメツシュ電極61と母材62(第7図
(d)の工程後の基体及び感光性樹脂の積層体)との間
に直流電源63又はパルス電源(図示せず)により電圧
を印加して、電気金メッキを施す。
1を使用し、このメツシュ電極61と母材62(第7図
(d)の工程後の基体及び感光性樹脂の積層体)との間
に直流電源63又はパルス電源(図示せず)により電圧
を印加して、電気金メッキを施す。
■ 第9図に示すように、対電極として平板の電極64
を使用し、この平板の電極64と母材62との間に直流
電源63又はパルス電源(図示せず)により電圧を印加
して、電気金メッキを施す。
を使用し、この平板の電極64と母材62との間に直流
電源63又はパルス電源(図示せず)により電圧を印加
して、電気金メッキを施す。
■ 噴流式メッキ方法と称される方法であり、第10図
に示すように、対電極として複数のノズル65が設けら
れた電極66を使用し、この電極66と母材62との間
に直流電源63又はパルス電源(図示せず)により電圧
を印加し、複数のノズル65からメッキ液を母材62に
メッキ液を噴射しながら、電気金メッキを施す。
に示すように、対電極として複数のノズル65が設けら
れた電極66を使用し、この電極66と母材62との間
に直流電源63又はパルス電源(図示せず)により電圧
を印加し、複数のノズル65からメッキ液を母材62に
メッキ液を噴射しながら、電気金メッキを施す。
■ 特公昭57−9636号公報に公示された方法であ
り、電気メッキされるべき母材を保持した陰極面を横切
るようにメッキ液を層状化して流し、電気メ・7キを施
す。
り、電気メッキされるべき母材を保持した陰極面を横切
るようにメッキ液を層状化して流し、電気メ・7キを施
す。
ところが、上述したような電気メッキ方法では、以下に
示すような難点があった。
示すような難点があった。
■、■の方法では、メッキ量を制御することが困難であ
り、答礼におけるメッキ厚さ及びメッキ形状がばらつき
、各導電部材においてその突出高さ及び突出量がばらつ
く。特に、微細な導電部材を形成する際には、この傾向
が顕著である。
り、答礼におけるメッキ厚さ及びメッキ形状がばらつき
、各導電部材においてその突出高さ及び突出量がばらつ
く。特に、微細な導電部材を形成する際には、この傾向
が顕著である。
■の方法では、高速メッキは可能であるが、母材の中央
部と周縁部とにおいて、またノズルからの噴流が当たる
部分と隣合うノズル間に位置する部分とにおいて、流速
が異なるので、メッキ厚さが均一でなくなる。特に、微
細な導電部材を形成する際には、この傾向が顕著である
。
部と周縁部とにおいて、またノズルからの噴流が当たる
部分と隣合うノズル間に位置する部分とにおいて、流速
が異なるので、メッキ厚さが均一でなくなる。特に、微
細な導電部材を形成する際には、この傾向が顕著である
。
■の方法では、メッキ液の層状化を必ず達成できるとは
限らないので、このような際には各導電部材の突出高さ
がばらつくことがある。また、装置構成が大嵩であり、
特にメッキ対象の母材が大型である場合には問題となる
。更にメッキ液中に不純物が混入した場合には、メッキ
液の交換を顧繁に行う必要があり、コストが嵩む。
限らないので、このような際には各導電部材の突出高さ
がばらつくことがある。また、装置構成が大嵩であり、
特にメッキ対象の母材が大型である場合には問題となる
。更にメッキ液中に不純物が混入した場合には、メッキ
液の交換を顧繁に行う必要があり、コストが嵩む。
以上のように、採用されている各電気メッキ方法におい
ては、上述したような難点を有しているので、電気的接
続部材を製造する際の有効な電気メッキ方法が摸索され
ている。
ては、上述したような難点を有しているので、電気的接
続部材を製造する際の有効な電気メッキ方法が摸索され
ている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、母材
を円筒の側面状に配置した後、母材を回転させなから答
礼に電気メッキを施すことにより、答礼におけるメッキ
厚さ及びメッキ形状を均一化でき、微細な導電部材を有
する電気的接続部材を製造する際にも、各導電部材の突
出高さ及び突出量のばらつきをなくすことができるメッ
キ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法を提
供することを目的とする。
を円筒の側面状に配置した後、母材を回転させなから答
礼に電気メッキを施すことにより、答礼におけるメッキ
厚さ及びメッキ形状を均一化でき、微細な導電部材を有
する電気的接続部材を製造する際にも、各導電部材の突
出高さ及び突出量のばらつきをなくすことができるメッ
キ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法を提
供することを目的とする。
本願の第1発明に係るメッキ方法は、基体と電気的絶縁
層との積層構造であり、該電気的絶縁層の表面から前記
基体の内部に至る複数の孔が形成された母材に対して、
一端が前記電気的絶縁層の表面と同一面となるか又は該
表面から突出するように前記孔に導電材料をメッキする
方法において、前記母材を円筒の側面状に配置し、前記
母材を回転させながら電気メッキを行うことを特徴とす
る。
層との積層構造であり、該電気的絶縁層の表面から前記
基体の内部に至る複数の孔が形成された母材に対して、
一端が前記電気的絶縁層の表面と同一面となるか又は該
表面から突出するように前記孔に導電材料をメッキする
方法において、前記母材を円筒の側面状に配置し、前記
母材を回転させながら電気メッキを行うことを特徴とす
る。
本願の第2発明に係るメッキ方法は、第1発明において
、母材を回転する方向を交互に変えることを特徴とする
。
、母材を回転する方向を交互に変えることを特徴とする
。
本願の第3発明に係る電気的接続部材の製造方法は、電
気的絶縁材からなる保持体と、該保持体中に互いに絶縁
状態にて備えられた複数の導電部材とを有し、前記各導
電部材の一端が前記保持体の一方の面において露出して
おり、前記各導電部材の他端が前記保持体の他方の面に
おいて露出している電気的接続部材を製造する方法にお
いて、前記保持体となる絶縁層を基体上に設ける工程と
、前記絶縁層の表面から前記基体の内部に至る複数の孔
を形成して母材を作製する工程と、前記母材を円筒の側
面状に配置し、これを回転させながら前記孔に、前記絶
縁層の表面と同一面となるか又は該表面から突出するよ
うに、前記導電部材となる導電材料を電気メッキにより
充填する工程と、前記基体を除去する工程とを有するこ
とを特徴とする。
気的絶縁材からなる保持体と、該保持体中に互いに絶縁
状態にて備えられた複数の導電部材とを有し、前記各導
電部材の一端が前記保持体の一方の面において露出して
おり、前記各導電部材の他端が前記保持体の他方の面に
おいて露出している電気的接続部材を製造する方法にお
いて、前記保持体となる絶縁層を基体上に設ける工程と
、前記絶縁層の表面から前記基体の内部に至る複数の孔
を形成して母材を作製する工程と、前記母材を円筒の側
面状に配置し、これを回転させながら前記孔に、前記絶
縁層の表面と同一面となるか又は該表面から突出するよ
うに、前記導電部材となる導電材料を電気メッキにより
充填する工程と、前記基体を除去する工程とを有するこ
とを特徴とする。
本願の第4発明に係る電気的接続部材の製造方法は、第
3発明において、母材を回転する方向を交互に変えるこ
とを特徴とする。
3発明において、母材を回転する方向を交互に変えるこ
とを特徴とする。
第1発明においては、円筒の側面のように配したメッキ
対象の母材を回転させながら、電気メッキを行う。そう
すると、メッキ液流の層流化が容易に実現されると共に
、メッキ液の流速を自由に変えることができる。この結
果、メッキ厚さ及びメッキ形状は均一化する。第3発明
においては、第1発明によるメッキ方法を用いて、導電
部材を形成する。そうすると、メッキ厚さ及びメッキ形
状が均一化するので、各導電部材の突出高さ及び突出量
にばらつきはなく均一となる。第2発明。
対象の母材を回転させながら、電気メッキを行う。そう
すると、メッキ液流の層流化が容易に実現されると共に
、メッキ液の流速を自由に変えることができる。この結
果、メッキ厚さ及びメッキ形状は均一化する。第3発明
においては、第1発明によるメッキ方法を用いて、導電
部材を形成する。そうすると、メッキ厚さ及びメッキ形
状が均一化するので、各導電部材の突出高さ及び突出量
にばらつきはなく均一となる。第2発明。
第4発明にあっては、母材の回転方向を変えていく。そ
うすると、メッキ条件がより均一化して、各メッキ形状
がより均一化するとともに、流速方向でのメッキ形状が
流速と直角の面に対して対称になり易く、均一なメッキ
形状が得られる。
うすると、メッキ条件がより均一化して、各メッキ形状
がより均一化するとともに、流速方向でのメッキ形状が
流速と直角の面に対して対称になり易く、均一なメッキ
形状が得られる。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明における電気的接続部材の製造方法の工
程を示す模式的断面図である。まず、基体である銅板l
を準備し、この銅板1上に接着補助剤(図示せず)及び
絶縁層であるネガ型の感光性ポリイミド樹脂2をスピン
コータにて塗布し、プリベイクを行う(第1図(a))
。なお、塗布するポリイミド樹脂2の膜厚は、溶剤の飛
散、硬化収縮による減少を考慮して、製造される電気的
接続部材における保持体の所望の膜厚よりも厚くしてお
く。
程を示す模式的断面図である。まず、基体である銅板l
を準備し、この銅板1上に接着補助剤(図示せず)及び
絶縁層であるネガ型の感光性ポリイミド樹脂2をスピン
コータにて塗布し、プリベイクを行う(第1図(a))
。なお、塗布するポリイミド樹脂2の膜厚は、溶剤の飛
散、硬化収縮による減少を考慮して、製造される電気的
接続部材における保持体の所望の膜厚よりも厚くしてお
く。
次いで、所定パターンをなしたフォトマスク3を介して
光(図示せず)をポリイミド樹脂2に照射した(露光し
た)後、現像を行う(第1図(b))。
光(図示せず)をポリイミド樹脂2に照射した(露光し
た)後、現像を行う(第1図(b))。
本例では、露光された部分にはポリイミド樹脂2が残存
し、露光されない部分は現像処理によりポリイミド樹脂
2が除去されて、複数の孔4がポリイミド樹脂2に形成
される。その後、ポリイミド樹脂2の硬化を行う(第1
図(C))。
し、露光されない部分は現像処理によりポリイミド樹脂
2が除去されて、複数の孔4がポリイミド樹脂2に形成
される。その後、ポリイミド樹脂2の硬化を行う(第1
図(C))。
ポリイミド樹脂2の硬化を行った後、エツチング液中に
浸漬させて銅板1のエツチングを行い、孔4の近傍の銅
板1の一部をエツチング除去して、孔4に連通する凹部
5を銅板1に形成して、母材10を作製する(第1図(
d))。この際、形成する凹部5の径は、孔4の径より
は大きく隣合う孔4の外周までの距離の半分よりは小さ
いこととする。
浸漬させて銅板1のエツチングを行い、孔4の近傍の銅
板1の一部をエツチング除去して、孔4に連通する凹部
5を銅板1に形成して、母材10を作製する(第1図(
d))。この際、形成する凹部5の径は、孔4の径より
は大きく隣合う孔4の外周までの距離の半分よりは小さ
いこととする。
このように、凹部5の大きさを制御しておくことにより
、隣合う導電部材同士が導通することなくしかも導電部
材の抜は落ちがない電気的接続部材を製造できる。
、隣合う導電部材同士が導通することなくしかも導電部
材の抜は落ちがない電気的接続部材を製造できる。
次いで、銅板1を共通電極として用いた金メッキにより
、孔4.凹部5に金6を充填し、ポリイミド樹脂2の表
面より金6が突出するまで金メッキを続ける(第1図(
e))。
、孔4.凹部5に金6を充填し、ポリイミド樹脂2の表
面より金6が突出するまで金メッキを続ける(第1図(
e))。
ここで、本発明の要旨をなす金メッキ工程について説明
する。第2図は、本発明の第1実施例のメッキ方法の実
施状態を示す斜視図である。図において、11は枠組み
が円筒状をなすメソシュ支持体である。このメソシュ支
持体11の内側には、第1図(d)の工程が終了した母
材10が取付けられている。また、メツシュ支持体11
は駆動機構(図示せず)に連結されており、その軸心を
中心に回転されるようになっている。そして、メソシュ
支持体11に取付けられた母材10は、メツシュ支持体
11と一体的に回転する。メソシュ支持体11の軸心位
置には、棒状の対電極12が設けられている。対電極1
2は直流電源13の正極と結線され、母材10の銅板1
は直流電源13の負極と結線されている。なお、メッキ
液及びメッキ液槽については、その図示を省略している
。
する。第2図は、本発明の第1実施例のメッキ方法の実
施状態を示す斜視図である。図において、11は枠組み
が円筒状をなすメソシュ支持体である。このメソシュ支
持体11の内側には、第1図(d)の工程が終了した母
材10が取付けられている。また、メツシュ支持体11
は駆動機構(図示せず)に連結されており、その軸心を
中心に回転されるようになっている。そして、メソシュ
支持体11に取付けられた母材10は、メツシュ支持体
11と一体的に回転する。メソシュ支持体11の軸心位
置には、棒状の対電極12が設けられている。対電極1
2は直流電源13の正極と結線され、母材10の銅板1
は直流電源13の負極と結線されている。なお、メッキ
液及びメッキ液槽については、その図示を省略している
。
次に動作について説明する。まず、第2図に示すように
母材10をメソシュ支持体11に取付ける。
母材10をメソシュ支持体11に取付ける。
その後、メソシュ支持体11をその軸心を中心にして回
転させ、ポリイミド樹脂の表面より金が突出するまで母
材10の孔及び凹部に金メッキを施す。
転させ、ポリイミド樹脂の表面より金が突出するまで母
材10の孔及び凹部に金メッキを施す。
対電極12に対向する側がメッキ面となるので、この実
施例では母材10のメッキ面は内側面である。
施例では母材10のメッキ面は内側面である。
本発明では、メッキ対象の母材10を回転させながら電
気メッキを施すので、メッキ液流の層流化を容易に図る
ことができ、また、メッキ液の流速及び方向を自由に変
えることができるので、複数の名札及びこれに連なる凹
部におけるメッキ厚さ及びメッキ形状を均一とすること
ができる。この結果、製造される電気的接続部材におい
て、各導電部材の突出高さ及び突出量を均一とすること
が可能である。なお、メツシュ支持体11(母材10)
の回転方向は、金メッキ工程中ずっと一定方向であって
も良いし、所定周期にて回転方向を交互に変えることと
しても良い。回転方向を一方向に固定する場合より、回
転方向を交互に変えた方が、各導電部材の形状をより均
一化することができる。
気メッキを施すので、メッキ液流の層流化を容易に図る
ことができ、また、メッキ液の流速及び方向を自由に変
えることができるので、複数の名札及びこれに連なる凹
部におけるメッキ厚さ及びメッキ形状を均一とすること
ができる。この結果、製造される電気的接続部材におい
て、各導電部材の突出高さ及び突出量を均一とすること
が可能である。なお、メツシュ支持体11(母材10)
の回転方向は、金メッキ工程中ずっと一定方向であって
も良いし、所定周期にて回転方向を交互に変えることと
しても良い。回転方向を一方向に固定する場合より、回
転方向を交互に変えた方が、各導電部材の形状をより均
一化することができる。
金メッキの工程を終了した後、銅はエツチングするが金
及びポリイミド樹脂はエツチングしないエツチング液を
用いて、金属エツチングにより銅板1を除去し、電気的
接続部材31を製造する(第1図(f))。
及びポリイミド樹脂はエツチングしないエツチング液を
用いて、金属エツチングにより銅板1を除去し、電気的
接続部材31を製造する(第1図(f))。
このようにして製造される電気的接続部材31にあって
は、金6が導電部材34を構成し、ポリイミド樹脂2が
保持体35を構成する。なお、製造される電気的接続部
材31における各部分の寸法は従来例と同じである。
は、金6が導電部材34を構成し、ポリイミド樹脂2が
保持体35を構成する。なお、製造される電気的接続部
材31における各部分の寸法は従来例と同じである。
本発明の別の実施例について説明する。
第3図は本発明の第2実施例の実施状態を示す斜視図で
ある。本実施例では、メソシュ支持体11の軸心位置(
母材10の回転中心軸)から偏心させて、棒状の対電極
12を設けている。他の構成は第1実施例と同じである
。この第2実施例においても、第1実施例と同様に金メ
ッキを母材10に施すことができ、同様の効果を奏する
。
ある。本実施例では、メソシュ支持体11の軸心位置(
母材10の回転中心軸)から偏心させて、棒状の対電極
12を設けている。他の構成は第1実施例と同じである
。この第2実施例においても、第1実施例と同様に金メ
ッキを母材10に施すことができ、同様の効果を奏する
。
第4図は本発明の第3実施例の実施状態を示す上面図で
ある。図中10は、第1図(d)の工程が終了した母材
であり、この母材10は円筒形状をなす円筒支持体14
の内面に取付けられている。円筒支持体14は、駆動機
構(図示せず)に連結されており、その軸心を中心にし
て母材lOと一体に回転する。
ある。図中10は、第1図(d)の工程が終了した母材
であり、この母材10は円筒形状をなす円筒支持体14
の内面に取付けられている。円筒支持体14は、駆動機
構(図示せず)に連結されており、その軸心を中心にし
て母材lOと一体に回転する。
またその軸心位置には、棒状の対電極12が設けられ、
母材10の銅板1及び対電極12は、第1実施例と同様
に直流電源13に結線されている。この第3実施例にお
いても、第1実施例と同様に金メッキを母材10に施す
ことができ、同様の効果を奏する。
母材10の銅板1及び対電極12は、第1実施例と同様
に直流電源13に結線されている。この第3実施例にお
いても、第1実施例と同様に金メッキを母材10に施す
ことができ、同様の効果を奏する。
なお、対電極12を円筒支持体14の軸心位置に設ける
必要はなく、偏心していても良い。
必要はなく、偏心していても良い。
第5図は本発明の第4実施例の実施状態を示す斜視図で
ある。図中10は、第1図(d)の工程が終了した母材
であり、この母材10は円柱形状をなす円柱支持体15
の側面に取付けられている。円柱支持体15は、駆動機
構(図示せず)に連結されており、その軸心を中心にし
て母材lOと一体に回転する。
ある。図中10は、第1図(d)の工程が終了した母材
であり、この母材10は円柱形状をなす円柱支持体15
の側面に取付けられている。円柱支持体15は、駆動機
構(図示せず)に連結されており、その軸心を中心にし
て母材lOと一体に回転する。
母材10の外側には、枠組みが円筒状をなすメツシュ電
極16が対電極として、母材10から適長離隔して設け
られている。メツシュ電極16は直流電源13の正極と
、母材10は直流電源13の負極と夫々結線されている
。対電極であるメソシュ電極16に対向する側がメッキ
面となるので、この実施例では母材10のメッキ面は外
側面である。この第4実施例においても、第1実施例と
同様に金メッキを母材10に施すことができ、同様の効
果を奏する。なお、対電極は図示したようなメソシュ電
極である必要はなく、円筒状の対電極を用いることとし
ても良い。また、支持体は円筒状であっても良く、円筒
状の支持体の外側面に母材lOを取付ければ、同様に金
メッキを行うことができる。
極16が対電極として、母材10から適長離隔して設け
られている。メツシュ電極16は直流電源13の正極と
、母材10は直流電源13の負極と夫々結線されている
。対電極であるメソシュ電極16に対向する側がメッキ
面となるので、この実施例では母材10のメッキ面は外
側面である。この第4実施例においても、第1実施例と
同様に金メッキを母材10に施すことができ、同様の効
果を奏する。なお、対電極は図示したようなメソシュ電
極である必要はなく、円筒状の対電極を用いることとし
ても良い。また、支持体は円筒状であっても良く、円筒
状の支持体の外側面に母材lOを取付ければ、同様に金
メッキを行うことができる。
なお、本実施例では直流電源を用いたが、パルス電源で
もよい。母材10の銅板1と直流電源13の負極との接
続は、電流が流れればいかなる方法でもよい。また、メ
ソシュ支持体11.円筒支持体14円柱支持体15は導
電材料でも非導電材料でもよい。
もよい。母材10の銅板1と直流電源13の負極との接
続は、電流が流れればいかなる方法でもよい。また、メ
ソシュ支持体11.円筒支持体14円柱支持体15は導
電材料でも非導電材料でもよい。
電気的接続される場合、支持体11,14.15にも金
メッキが施されるので、部分的に非導電性にしておいて
もよい。
メッキが施されるので、部分的に非導電性にしておいて
もよい。
なお、保持体となる感光性樹脂としてポリイミド樹脂2
を用いたが、これ以外にエポキシ樹脂。
を用いたが、これ以外にエポキシ樹脂。
シリコン樹脂等を使用しても良い。また、上述の実施例
では、露光、現像処理により孔4を形成することとした
が、レーザビーム等の高エネルギビームの照射により孔
4を形成しても良い。この場合には、保持体となる有機
樹脂は感光性である必要はない。このような樹脂中に、
粉体、繊維、i状体、棒状体1球状体等の所望の形状を
なした、無機材料、金属材料1合金材料の一種または複
数種が、分散して含有せしめても良い。含有される金属
材料5合金材料として具体的には、Au、 Ag。
では、露光、現像処理により孔4を形成することとした
が、レーザビーム等の高エネルギビームの照射により孔
4を形成しても良い。この場合には、保持体となる有機
樹脂は感光性である必要はない。このような樹脂中に、
粉体、繊維、i状体、棒状体1球状体等の所望の形状を
なした、無機材料、金属材料1合金材料の一種または複
数種が、分散して含有せしめても良い。含有される金属
材料5合金材料として具体的には、Au、 Ag。
Cu、 八l、 Be、 Ca、 Mg、
Mo、 Fe、 Ni、 Co、 Mn、
W。
Mo、 Fe、 Ni、 Co、 Mn、
W。
Cr、 Nb、 Zr、 Ti+ Ta、 Zn、 S
n、 Pb−5n等があげられ、含有される無機材料と
して、SiO□、 B2O2,Al□03゜NazO,
KzO,Cab、 ZnO,Bad、 PbO,5b2
o、、 AszO,、。
n、 Pb−5n等があげられ、含有される無機材料と
して、SiO□、 B2O2,Al□03゜NazO,
KzO,Cab、 ZnO,Bad、 PbO,5b2
o、、 AszO,、。
Lazy、、、 Zr0z、 P2O5+ Tiot、
MgO+ SiC+ Bed、 BP+BN+ AI
NI B4CI TaC+ TiBz+ CrBz、
TiN、5i3L+ TazOs等のセラミック、ダイ
ヤモンド、ガラス、カーボン、ボロン等があげられる。
MgO+ SiC+ Bed、 BP+BN+ AI
NI B4CI TaC+ TiBz+ CrBz、
TiN、5i3L+ TazOs等のセラミック、ダイ
ヤモンド、ガラス、カーボン、ボロン等があげられる。
本発明で製造される電気的接続部材では、配線パターン
が存在するものもある。その際、配線パターンは保持体
の内部に存在していても良いし、保持体の一方又は両方
の面上に存在しても良い。
が存在するものもある。その際、配線パターンは保持体
の内部に存在していても良いし、保持体の一方又は両方
の面上に存在しても良い。
備えられている個々の導電部材と配線パターンとは電気
的に接続されていても良いし、接続されていなくても良
い。更に、その電気的接続は、保持体の内部で接続され
ていても良いし、保持体の面の一方又は両方で接続され
ていても良い。配線パターンの材質は金属材料に限らず
、他の導電材料でも良い。なお、導電部材の接続部の端
は凸状になっている方が好ましい。また、電気的接続部
材は、1層あるいは2層以上の多層からなるものでも良
い。
的に接続されていても良いし、接続されていなくても良
い。更に、その電気的接続は、保持体の内部で接続され
ていても良いし、保持体の面の一方又は両方で接続され
ていても良い。配線パターンの材質は金属材料に限らず
、他の導電材料でも良い。なお、導電部材の接続部の端
は凸状になっている方が好ましい。また、電気的接続部
材は、1層あるいは2層以上の多層からなるものでも良
い。
また本実施例では導電部材34の材料として金6を使用
したが、金(Au)の他に、Cu、 Ag+ Be、
CaMg、 Mo、 Ni+ W、 Fe、
Ti+ In、 Ta+ Zn、 八I、
5nPb−5n等の金属または合金を使用できる。導
電部材34は、一種の金属及び合金から形成されていて
も良いし、数種類の金属及び合金を混合して形成されて
いても良い。また、金属材料に有機材料または無機材料
の一方あるいは両方を含有せしめた材料でも良い。なお
導電部材34の断面形状は、円形、四角形その他の形状
とすることができるが、応力の過度の集中を避けるため
には角がない形状が望ましい。また、導電部材34は保
持体35中に垂直に配する必要はなく、保持体35の一
方の面側から保持体35の他方の面側に斜行していても
良い。
したが、金(Au)の他に、Cu、 Ag+ Be、
CaMg、 Mo、 Ni+ W、 Fe、
Ti+ In、 Ta+ Zn、 八I、
5nPb−5n等の金属または合金を使用できる。導
電部材34は、一種の金属及び合金から形成されていて
も良いし、数種類の金属及び合金を混合して形成されて
いても良い。また、金属材料に有機材料または無機材料
の一方あるいは両方を含有せしめた材料でも良い。なお
導電部材34の断面形状は、円形、四角形その他の形状
とすることができるが、応力の過度の集中を避けるため
には角がない形状が望ましい。また、導電部材34は保
持体35中に垂直に配する必要はなく、保持体35の一
方の面側から保持体35の他方の面側に斜行していても
良い。
また、導電部材34の太さは特に限定されない。なお、
導電部材34の露出部は保持体35と同一の面としても
良いし、保持体35の面から突出させても良い。ただ、
安定して電気回路部品の接続部と接続を行い、接続部の
信顛性を確保するためには、電気回路部品の接続部と接
続される導電部材34は、保持体35から安定して突出
することが望ましい。
導電部材34の露出部は保持体35と同一の面としても
良いし、保持体35の面から突出させても良い。ただ、
安定して電気回路部品の接続部と接続を行い、接続部の
信顛性を確保するためには、電気回路部品の接続部と接
続される導電部材34は、保持体35から安定して突出
することが望ましい。
更に本実施例では基体として銅板1を用いたが、これに
限らず、Au、 Ag、 Be、 Ca、 Mg、 M
o、 Ni、 WFe、 Ti、 In、 Ta、
Zn、八I、 Sn、 Pb−5n等の金属または合金
の薄板を使用できる。但し、最終工程において基体のみ
を選択的にエノヂング除去するので、導電部材34の材
料と基体に用いる材料とは異ならせておく必要がある。
限らず、Au、 Ag、 Be、 Ca、 Mg、 M
o、 Ni、 WFe、 Ti、 In、 Ta、
Zn、八I、 Sn、 Pb−5n等の金属または合金
の薄板を使用できる。但し、最終工程において基体のみ
を選択的にエノヂング除去するので、導電部材34の材
料と基体に用いる材料とは異ならせておく必要がある。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明では、容易にメッキ液流の層流
化を実現することができ、またメッキ液の流速及びその
向きを自由に変えることができるので、メッキ厚さ及び
メッキ形状を均一にすることが可能となる。微細な導電
部材を有する電気的接続部材を製造する場合においても
、各導電部材の突出高さ及び突出量を均一にすることが
可能である。更に、メッキ対象である母材の大きさに制
約されない、装置構成が簡易である等、本発明は優れた
効果を奏する。
化を実現することができ、またメッキ液の流速及びその
向きを自由に変えることができるので、メッキ厚さ及び
メッキ形状を均一にすることが可能となる。微細な導電
部材を有する電気的接続部材を製造する場合においても
、各導電部材の突出高さ及び突出量を均一にすることが
可能である。更に、メッキ対象である母材の大きさに制
約されない、装置構成が簡易である等、本発明は優れた
効果を奏する。
第1図は本発明に係る電気的接続部材の製造方法の工程
を示す模式的断面図、第2図は本発明に係るメッキ方法
の第1実施例の実施状態を示す斜視図、第3図は本発明
に係るメッキ方法の第2実施例の実施状態を示す斜視図
、第4図は本発明に係るメッキ方法の第3実施例の実施
状態を示す上面図、第5図は本発明に係るメッキ方法の
第4実施例の実施状態を示す斜視図、第6図は電気的接
続部材の使用例を示す模式図、第7図は従来の電気的接
続部材の製造方法の工程を示す模式的断面図、第8図、
第9図、第10図は従来のメッキ方法の実施状態を示す
模式図である。 1・・・銅板 2・・・ポリイミド樹脂 4・・・孔5
・・・凹部 6・・・金 10・・・母材 11・・・
メツシュ支持体 12・・・対電極 13・・・直流電
源 14・・・円筒支持体15・・・円柱支持体 16
・・・メソシュ電極 31・・・電気的接続部材 34
・・・導電部材 35・・・保持体時 許 出願人 キ
ャノン株式会社(外1名)代理人 弁理士 河 野
登 夫図(a) 図(b) 第 図 第 図 第 図 図 第 図
を示す模式的断面図、第2図は本発明に係るメッキ方法
の第1実施例の実施状態を示す斜視図、第3図は本発明
に係るメッキ方法の第2実施例の実施状態を示す斜視図
、第4図は本発明に係るメッキ方法の第3実施例の実施
状態を示す上面図、第5図は本発明に係るメッキ方法の
第4実施例の実施状態を示す斜視図、第6図は電気的接
続部材の使用例を示す模式図、第7図は従来の電気的接
続部材の製造方法の工程を示す模式的断面図、第8図、
第9図、第10図は従来のメッキ方法の実施状態を示す
模式図である。 1・・・銅板 2・・・ポリイミド樹脂 4・・・孔5
・・・凹部 6・・・金 10・・・母材 11・・・
メツシュ支持体 12・・・対電極 13・・・直流電
源 14・・・円筒支持体15・・・円柱支持体 16
・・・メソシュ電極 31・・・電気的接続部材 34
・・・導電部材 35・・・保持体時 許 出願人 キ
ャノン株式会社(外1名)代理人 弁理士 河 野
登 夫図(a) 図(b) 第 図 第 図 第 図 図 第 図
Claims (4)
- 1.基体と電気的絶縁層との積層構造であり、該電気的
絶縁層の表面から前記基体の内部に至る複数の孔が形成
された母材に対して、一端が前記電気的絶縁層の表面と
同一面となるか又は該表面から突出するように前記孔に
導電材料をメッキする方法において、 前記母材を円筒の側面状に配置し、前記母 材を回転させながら電気メッキを行うことを特徴とする
メッキ方法。 - 2.前記母材の回転方向を交互に変える請求項1記載の
メッキ方法。 - 3.電気的絶縁材からなる保持体と、該保持体中に互い
に絶縁状態にて備えられた複数の導電部材とを有し、前
記各導電部材の一端が前記保持体の一方の面において露
出しており、前記各導電部材の他端が前記保持体の他方
の面において露出している電気的接続部材を製造する方
法において、 前記保持体となる絶縁層を基体上に設ける 工程と、 前記絶縁層の表面から前記基体の内部に至 る複数の孔を形成して母材を作製する工程と、前記母材
を円筒の側面状に配置し、これを 回転させながら前記孔に、前記絶縁層の表面と同一面と
なるか又は該表面から突出するように、前記導電部材と
なる導電材料を電気メッキにより充填する工程と、 前記基体を除去する工程と を有することを特徴とする電気的接続部材 の製造方法。 - 4.前記導電材料を充填する工程において、前記母材の
回転方向を交互に変える請求項3記載の電気的接続部材
の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20746890A JPH0499191A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | メッキ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法 |
US07/630,881 US5145552A (en) | 1989-12-21 | 1990-12-20 | Process for preparing electrical connecting member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20746890A JPH0499191A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | メッキ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499191A true JPH0499191A (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16540267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20746890A Pending JPH0499191A (ja) | 1989-12-21 | 1990-08-03 | メッキ方法及びこれを用いた電気的接続部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0499191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000174434A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Nippon Mektron Ltd | 回路基板の製造法 |
-
1990
- 1990-08-03 JP JP20746890A patent/JPH0499191A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000174434A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Nippon Mektron Ltd | 回路基板の製造法 |
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