JPH0497726A - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭用の電気掃除機を衣類のしみ等の除去
に用いる時の電気掃除機の吸込具に関する。

従来の技術 従来衣類に付着した果汁やソース等のしみ１０を除去す
る方法としては、第４図に示すようにしみ１０の付着し
た布９を台２５に置き、石鹸水または水２６を吹きかけ
上から硬質の刷子２７等でたたいたり、こすったりして
衝撃力を与えしみ１０を浮き上がらせた後、吸水布２８
等で吸い取って除去していた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の方法では、じみの上から刷子
等で丹念にたたく必要があり手間がかかると共に、じみ
を浮き上がらせた後、素早（吸水布等で吸水しなければ
じみが広がる原因になると共に吸水布に吸着したしみが
再び付着するという欠点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、衣類のし
み等の除去を手軽にがっ確実に行なうことができる電気
掃除機の吸込具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この欠点を解決するために本発明の電気掃除機の吸込具
は、吸込具本体の吸気口の近傍に振動する刷子部を備え
、刷子部に対向させて発泡吸水体を保持した圧接板と圧
接板のハンドルを吸込具本体に軸支した構成を有してい
る。

作用 この構成によって石鹸水等を吸水した圧接板と振動刷子
部でじみの付着した布をはさみ込み、刷子を振動させて
、じみを急速に浮き上がらせると共に、浮き上がったじ
みを吸着した石鹸水を電気掃除機で吸引することとなる
。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図に示すように、石鹸水等を吸水させた発泡吸水体
１を保持した圧接板２と圧接板２に連結しスプリング３
を具備したハンドル４を吸込具本体５に軸支するとと゛
もに吸込具本体５の吸気口６の近傍に下端に刷子７を植
毛した刷子振動部８を配設する。

以上のように構成された電気掃除機の吸込具について、
以下その動作を説明する。

圧接板２と刷子７の間に布９を入れ、ハンドル４を握る
ことにより布９をはさみ込む。刷子振動部８で振動させ
た刷子７と発泡吸水体１の石鹸水の作用で布のしみ１０
が泡（図示せず）として急速に布９から分離されるとと
もに電気掃除機の吸引力でしみ付きの泡が吸引され、布
９から除去される。

以下に刷子振動部８についてさらに詳しく説明する。

（実施例１） 第２図に示すように、吸込具本体５に吸気口６と振動刷
子部１１を設け、振動刷子部１１に下面に刷子７を植毛
した振動室１２を緩衝材１３にて保持し、振動室１２の
内部に電動機１４を保持板１５で固定し、電動機１４の
軸１６に偏心おもり１７を取り付は固定する。振動室１
２は、弾性体１５と緩衝材１３により上下左右自在に可
動となるように保持されている。この構成により、偏心
おもり１７が回転することにより生じる振動機械力を、
振動室１２に与えることになる。

（実施例２） 第３図に示すように、振動刷子部１９内に下部に刷子７
を植毛し、軸２０で緩衝材１３により軸支された刷子体
２１を配殺し、軸２０の一端に偏心おもり２２を固定す
るとともに、刷子体２１の上部の弾性体１８で吸込具本
体５に保持し、刷子体２１を上下左右自在に可動とする
とともに、軸２０の吸気口６ｆｔ４にファン２３を固定
している。

この構成により、電気掃除機を運転したとき、吸引力に
よりファン２３が回転する。この回転力により軸２０に
固定した偏心おもり２２が回転し振動を生じさせる。そ
の振動は、軸受２４を介して刷子体２１に伝動すること
となる。

以上のように本実施例によれば、吸込異本体の吸気口の
近傍に振動する刷子部を備え、刷子部に対向させて発泡
吸水体を保持した圧接板と圧接板のハンドルを吸込具本
体に軸支した構成により、布に付着したじみを手軽にか
つ確実に除去でき、除去したじみが再び布に付着する怖
れも無くすることができる。

また発泡吸水体に石鹸水等を吸水させない状態で使用す
ると衣服の泥取りやカーペットのごみ取り等にも使用で
きる。

発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、吸
気口の近傍に振動する刷子部を備え、発泡吸水本体を保
持した圧接板を吸込具本体に軸支した構成により、衣類
のしみ取りを手軽にかつ確実に行なう事ができるほか、
衣類の泥取りやカーペットのごみ取り等にも使用できる
優れた電気掃除機の吸込具を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の電気掃除機の吸込具の構成と
しみ取り方法を示した概念図、第２図は本発明の第１の
実施例の電気掃除機の吸込具の構成を示した断面図、第
３図は本発明の第２の実施例の電気掃除機の吸込具の構
成を示した断面図、第４図は従来のしみ取り方法を示し
た概念図である。 ■・・・・・・発泡吸水体、２・・・・・・圧接板、３
・・・・・・スプリング、４・・・・・・ハンドル、５
・・・・・・吸込具本体、６・・・・・・吸気口、７・
・・・・・刷子、８・・・・・・刷子振動部、９・・・
・・・布、１０・・・・・・しみ、１１．１９・・・・
・・振動刷子部、１２・・・・・・振動室、１３・・・
・・・緩衝材、１４・・・・・・電動機、１５・・・・
・・保持板、１６．２０・・・・・・軸、１７゜２２・
・・・・・偏心おもり、１８・・・・・・弾性体、２１
・・・・・・刷子体、２３・・・・・・ファン、２４・
・・・・・軸受。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気掃除機の吸込具本体に吸気口と振動刷子部を
   備え、前記振動刷子部に下面に刷子を設け、内部に偏心
   おもりを軸に取り付けた電動機を設けた振動室を緩衝材
   及び弾性体を介して前記吸込具本体に保持し、かつ前記
   振動刷子部に対向させて発泡吸水体を保持した圧接板と
   圧接板のハンドルを前記吸込具本体に軸支した電気掃除
   機の吸込具。
2. （２）振動刷子部の振動室に代えて、前記振動刷子部に
   位置して吸込具本体に弾性体を介して保持した下面に刷
   子を設けた刷子体および偏心おもり、ならびに吸気口に
   位置してファンを同一線上に配設した軸を緩衝材を介し
   て前記吸込具本体に保持した請求項１記載の電気掃除機
   の吸込具。