JPH07313411A - 電気掃除機の吸い込み装置 - Google Patents
電気掃除機の吸い込み装置Info
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- JPH07313411A JPH07313411A JP6116341A JP11634194A JPH07313411A JP H07313411 A JPH07313411 A JP H07313411A JP 6116341 A JP6116341 A JP 6116341A JP 11634194 A JP11634194 A JP 11634194A JP H07313411 A JPH07313411 A JP H07313411A
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- Japan
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- brush base
- motor
- dust
- suction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大きな吸い込み空気流が得られ、毛髪、糸等の
巻き付きもなく、さらに軽くてコストのかからない電気
掃除機の吸い込み装置の提供。 【構成】ブラシ台４を振動させる機構によりブラシ台４
が振動し、その振動でブラシ７によりごみを掃き上げ、
本体３のごみ吸い込み用の開口部９からそのごみを吸い
込む構成。
巻き付きもなく、さらに軽くてコストのかからない電気
掃除機の吸い込み装置の提供。 【構成】ブラシ台４を振動させる機構によりブラシ台４
が振動し、その振動でブラシ７によりごみを掃き上げ、
本体３のごみ吸い込み用の開口部９からそのごみを吸い
込む構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の吸い込み装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７に電気掃除機の吸い込み装置の従来
例を示す。３は吸い込み装置の本体であり、下ケース２
を有している。４は本体に回転自在に取り付けられたブ
ラシ台、５はモータ、６はモータ５の駆動回路を含む保
護回路基板、７はブラシ台４に螺状に備え付けられたゴ
ムブレード（またはブラシ）、８はモータ５の回転をブ
ラシ台４に伝達するタイミングベルト、９は吸い込み
口、１０は吸い込みパイプ、１１はコネクタ、１２はモ
ータ５のシャフトに圧入されたプーリ、１３はブラシ台
４の端部に設けられたプーリである。
例を示す。３は吸い込み装置の本体であり、下ケース２
を有している。４は本体に回転自在に取り付けられたブ
ラシ台、５はモータ、６はモータ５の駆動回路を含む保
護回路基板、７はブラシ台４に螺状に備え付けられたゴ
ムブレード（またはブラシ）、８はモータ５の回転をブ
ラシ台４に伝達するタイミングベルト、９は吸い込み
口、１０は吸い込みパイプ、１１はコネクタ、１２はモ
ータ５のシャフトに圧入されたプーリ、１３はブラシ台
４の端部に設けられたプーリである。
【０００３】次に動作について説明する。まず、掃除機
本体（図示せず）からホース（図示せず）、延長管（図
示せず）、コネクタ１１を介して保護回路基板６に電源
供給される。そして保護回路基板６を通してモータ５に
電源供給され、タイミングベルト８を介してブラシ台４
が回転する。
本体（図示せず）からホース（図示せず）、延長管（図
示せず）、コネクタ１１を介して保護回路基板６に電源
供給される。そして保護回路基板６を通してモータ５に
電源供給され、タイミングベルト８を介してブラシ台４
が回転する。
【０００４】ブラシ台４にはゴムブレード（またはブラ
シ）７が付いているので、これによって、ごみが掻き上
げられる。掻き上げられたごみは、掃除機本体に備わっ
た送風機（図示せず）によって発生する吸い込み空気流
によって吸い込み口９から吸い込まれ、吸い込みパイプ
１０、延長管、ホースを介して掃除機本体に収容され
る。
シ）７が付いているので、これによって、ごみが掻き上
げられる。掻き上げられたごみは、掃除機本体に備わっ
た送風機（図示せず）によって発生する吸い込み空気流
によって吸い込み口９から吸い込まれ、吸い込みパイプ
１０、延長管、ホースを介して掃除機本体に収容され
る。
【０００５】掃除機の吸い込み性能は、掃除機本体の吸
引力を除けば、回転するブラシ台４の掻き上げ能力と、
吸い込み口９付近の吸い込み空気流の大きさで決まる。
上記回転式の場合、ゴムブレード（またはブラシ）７の
形状や硬さ等、種々の工夫がなされてきたがもはや限界
に達している。
引力を除けば、回転するブラシ台４の掻き上げ能力と、
吸い込み口９付近の吸い込み空気流の大きさで決まる。
上記回転式の場合、ゴムブレード（またはブラシ）７の
形状や硬さ等、種々の工夫がなされてきたがもはや限界
に達している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、吸い
込み口９の大きさはブラシ台４のゴムブレード（または
ブラシ）７が吸い込み口９に当たらない範囲に限定さ
れ、吸い込み口９の開口部を小さくできず、大きな吸い
込み空気流を得ることができなかった。
込み口９の大きさはブラシ台４のゴムブレード（または
ブラシ）７が吸い込み口９に当たらない範囲に限定さ
れ、吸い込み口９の開口部を小さくできず、大きな吸い
込み空気流を得ることができなかった。
【０００７】また、ブラシ台４が回転式のため、ゴムブ
レード（またはブラシ）７の形状に工夫をしても毛髪、
糸等のブラシ台４への巻き付きが防止できないという問
題があった。
レード（またはブラシ）７の形状に工夫をしても毛髪、
糸等のブラシ台４への巻き付きが防止できないという問
題があった。
【０００８】また、モータ５は掃除床面に打ち勝つトル
クを要するため大型になり、吸い込み装置の重量が大き
くなることや、供給電源も大容量が必要であるためコス
トアップになるという問題があった。
クを要するため大型になり、吸い込み装置の重量が大き
くなることや、供給電源も大容量が必要であるためコス
トアップになるという問題があった。
【０００９】本発明は、かかる点に鑑み、大きな吸い込
み空気流が得られ、毛髪、糸等の巻き付きもなく、さら
に軽くてコストのかからない電気掃除機の吸い込み装置
を提供することを目的とする。
み空気流が得られ、毛髪、糸等の巻き付きもなく、さら
に軽くてコストのかからない電気掃除機の吸い込み装置
を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、請求項１に示すように下面にごみ吸い
込み用の開口部を有する本体と、前記開口部から外部へ
露出するブラシを備えるとともに前記本体内に位置する
ブラシ台と、からなる電気掃除機の吸い込み装置におい
て、前記ブラシ台を振動させる機構を有し、その振動で
前記ブラシによりごみを掃き上げるようにしている。
に、本発明では、請求項１に示すように下面にごみ吸い
込み用の開口部を有する本体と、前記開口部から外部へ
露出するブラシを備えるとともに前記本体内に位置する
ブラシ台と、からなる電気掃除機の吸い込み装置におい
て、前記ブラシ台を振動させる機構を有し、その振動で
前記ブラシによりごみを掃き上げるようにしている。
【００１１】また、請求項２に示すように、前記ブラシ
台は中空状となっており、そのブラシ台内部に、偏心回
転重りを装備したシャフトを有するモータを前記ブラシ
台に内接するように設け、前記偏心回転重りの回転で前
記モータを振動させることにより前記ブラシ台を振動さ
せるようにしている。
台は中空状となっており、そのブラシ台内部に、偏心回
転重りを装備したシャフトを有するモータを前記ブラシ
台に内接するように設け、前記偏心回転重りの回転で前
記モータを振動させることにより前記ブラシ台を振動さ
せるようにしている。
【００１２】また、請求項３に示すように、前記ブラシ
台内部に偏心回転重りを装備したシャフトを前記ブラシ
台に当たるように設け、前記本体内の前記ブラシ台外部
に設けたモータで前記シャフトを介して前記偏心回転重
りを回転させることにより前記シャフトを振動させる。
前記シャフトが前記ブラシ台に当たるので、それによっ
て前記ブラシ台を振動させるようにしている。
台内部に偏心回転重りを装備したシャフトを前記ブラシ
台に当たるように設け、前記本体内の前記ブラシ台外部
に設けたモータで前記シャフトを介して前記偏心回転重
りを回転させることにより前記シャフトを振動させる。
前記シャフトが前記ブラシ台に当たるので、それによっ
て前記ブラシ台を振動させるようにしている。
【００１３】また、請求項４に示すように、下面にごみ
吸い込み用の開口部を有する本体と、前記開口部から外
部へ露出するブラシを備えるとともに前記本体内に位置
するブラシ台と、からなる電気掃除機の吸い込み装置に
おいて、前記ブラシ台を回転方向に往復運動させる機構
を有し、その往復運動で前記ブラシによりごみを掃き上
げるようにしている。
吸い込み用の開口部を有する本体と、前記開口部から外
部へ露出するブラシを備えるとともに前記本体内に位置
するブラシ台と、からなる電気掃除機の吸い込み装置に
おいて、前記ブラシ台を回転方向に往復運動させる機構
を有し、その往復運動で前記ブラシによりごみを掃き上
げるようにしている。
【００１４】
【作用】請求項１の構成によれば、ブラシ台を振動させ
る機構によりブラシ台が振動し、ブラシも振動する。こ
のブラシの振動はごみを掃き上げることになり、掃き上
げられたごみは開口部から本体内部へ吸い込まれる。
る機構によりブラシ台が振動し、ブラシも振動する。こ
のブラシの振動はごみを掃き上げることになり、掃き上
げられたごみは開口部から本体内部へ吸い込まれる。
【００１５】その際、請求項２の構成によれば、中空状
のブラシ台内部のブラシ台に内接した偏心回転重りを装
備したシャフトを有するモータが、偏心回転重りの回転
により振動し、それによってブラシ台が振動する。
のブラシ台内部のブラシ台に内接した偏心回転重りを装
備したシャフトを有するモータが、偏心回転重りの回転
により振動し、それによってブラシ台が振動する。
【００１６】また、請求項３の構成によれば、ブラシ台
内部の偏心回転重りを圧入したシャフトが本体内のブラ
シ台外部に設けたモータにより回転されて、その偏心回
転重りの回転によりシャフトが振動し、そのシャフトが
ブラシ台に当たってブラシ台が振動する。
内部の偏心回転重りを圧入したシャフトが本体内のブラ
シ台外部に設けたモータにより回転されて、その偏心回
転重りの回転によりシャフトが振動し、そのシャフトが
ブラシ台に当たってブラシ台が振動する。
【００１７】請求項４の構成によれば、ブラシ台を回転
方向に往復運動させる機構によりブラシ台が回転方向に
往復運動し、ブラシも回転方向に往復運動する。このブ
ラシの回転方向の往復運動はほうきでごみを掃き上げる
ようにごみを掃き上げることになる。そして、掃き上げ
られたごみは開口部から本体内部へ吸い込まれる。
方向に往復運動させる機構によりブラシ台が回転方向に
往復運動し、ブラシも回転方向に往復運動する。このブ
ラシの回転方向の往復運動はほうきでごみを掃き上げる
ようにごみを掃き上げることになる。そして、掃き上げ
られたごみは開口部から本体内部へ吸い込まれる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の吸い込み装置に
ついて図面に基づいて説明する。図１、図２に第１実施
例を示す。図１は吸い込み装置の上面断面図、図２はそ
の側面断面図である。３は上ケース１（図２参照）、下
ケース２、バンパー２３からなる吸い込み装置の本体で
あり、容易に分解できるようになっている。
ついて図面に基づいて説明する。図１、図２に第１実施
例を示す。図１は吸い込み装置の上面断面図、図２はそ
の側面断面図である。３は上ケース１（図２参照）、下
ケース２、バンパー２３からなる吸い込み装置の本体で
あり、容易に分解できるようになっている。
【００１９】下ケース２には開口部である吸い込み口９
が設けられており、吸い込みパイプ１０の吸い込み口１
２から延長管（図示せず）、ホース（図示せず）を介し
て掃除機本体（図示せず）の送風機（図示せず）によ
り、ごみを吸い込むことができるようになっている。ま
た、吸い込みパイプ１０は本体３に回動自在にはめ込ま
れている。
が設けられており、吸い込みパイプ１０の吸い込み口１
２から延長管（図示せず）、ホース（図示せず）を介し
て掃除機本体（図示せず）の送風機（図示せず）によ
り、ごみを吸い込むことができるようになっている。ま
た、吸い込みパイプ１０は本体３に回動自在にはめ込ま
れている。
【００２０】ブラシ台４は下部にごみを掃き上げる一直
線状に配設されたゴムブレード（またはブラシ）７が備
え付けられており、内部には偏心回転重り１４をシャフ
トに圧入したモータ５、電池１５、電極１６が装脱自在
のキャップ１７に保持され備わっている。
線状に配設されたゴムブレード（またはブラシ）７が備
え付けられており、内部には偏心回転重り１４をシャフ
トに圧入したモータ５、電池１５、電極１６が装脱自在
のキャップ１７に保持され備わっている。
【００２１】電池１５と電極１６はねじ嵌合ではめ込ま
れたキャップ１７を外せば、すぐ交換できようになって
いる。また、モータ５はブラシ台４に内接している。そ
して、このブラシ台４は、その振動を下ケース２に伝わ
るのを抑えるように下ケース２に備わったスプリング１
８で保持されており、下ケース２から容易に取り外しが
できるようになっている。
れたキャップ１７を外せば、すぐ交換できようになって
いる。また、モータ５はブラシ台４に内接している。そ
して、このブラシ台４は、その振動を下ケース２に伝わ
るのを抑えるように下ケース２に備わったスプリング１
８で保持されており、下ケース２から容易に取り外しが
できるようになっている。
【００２２】そして、上ケース１上面には吸い込み装置
を駆動するか否かを選択する選択用スイッチ２０が設け
られ、下ケース２の下部には突出したノブ２１が上下に
移動自在に設けられ、その上端部はマイクロスイッチ２
２と接触している。このマイクロスイッチ２２は吸い込
み装置が床面に接触した時、ノブ２１が押し上げられＯ
Ｎするようになっている。また、１９は各部を電気的に
接続するリード線である。
を駆動するか否かを選択する選択用スイッチ２０が設け
られ、下ケース２の下部には突出したノブ２１が上下に
移動自在に設けられ、その上端部はマイクロスイッチ２
２と接触している。このマイクロスイッチ２２は吸い込
み装置が床面に接触した時、ノブ２１が押し上げられＯ
Ｎするようになっている。また、１９は各部を電気的に
接続するリード線である。
【００２３】次に動作を説明する。まず、選択用スイッ
チ２０をＯＮにして吸い込み装置を床面に接触させると
マイクロスイッチ２２がＯＮし、モータ５が通電してモ
ータ５のシャフトに圧入された偏心回転重り１４が回転
する。偏心回転重り１４が回転するとモータ５自身が振
動を開始する。
チ２０をＯＮにして吸い込み装置を床面に接触させると
マイクロスイッチ２２がＯＮし、モータ５が通電してモ
ータ５のシャフトに圧入された偏心回転重り１４が回転
する。偏心回転重り１４が回転するとモータ５自身が振
動を開始する。
【００２４】モータ５はブラシ台４に内接しているの
で、その振動がブラシ台４に伝達され、ブラシ台４が振
動し、ブラシ台４に備わったゴムブレード（またはブラ
シ）７により床面のごみが掃き出される。一方、吸い込
み口９には掃除機本体の送風機によって吸い込み空気流
が発生しており、掃き出されたごみは、その吸い込み空
気流によって吸い込み口９から吸い込まれ、吸い込みパ
イプ１０、延長管、ホースを介して掃除機本体に収容さ
れる。
で、その振動がブラシ台４に伝達され、ブラシ台４が振
動し、ブラシ台４に備わったゴムブレード（またはブラ
シ）７により床面のごみが掃き出される。一方、吸い込
み口９には掃除機本体の送風機によって吸い込み空気流
が発生しており、掃き出されたごみは、その吸い込み空
気流によって吸い込み口９から吸い込まれ、吸い込みパ
イプ１０、延長管、ホースを介して掃除機本体に収容さ
れる。
【００２５】この方式の場合、偏心回転重り１４の回転
でモ−タ５を振動させるので、モータ５のロック等、床
面接触抵抗による影響が少なく（即ちブラシ台４の振動
が押えつけられてもモータ５のシャフトはブラシ台４の
内部で回転を続けることが可能である）小型化が可能と
なる。また、電源として電池１５を採用しているので掃
除機本体からの通電が不要となる。
でモ−タ５を振動させるので、モータ５のロック等、床
面接触抵抗による影響が少なく（即ちブラシ台４の振動
が押えつけられてもモータ５のシャフトはブラシ台４の
内部で回転を続けることが可能である）小型化が可能と
なる。また、電源として電池１５を採用しているので掃
除機本体からの通電が不要となる。
【００２６】次に第２実施例を説明する。図３はその上
面断面図、図４は側面断面図である。３は上ケース１
（図４参照）、下ケース２、バンパー２３からなる本体
である。下ケース２には開口部である吸い込み口９が設
けられており、吸い込みパイプ１０の吸い込み口１２か
ら延長管、ホースを介して掃除機本体の送風機により、
ごみを吸い込むことができるようになっている。また、
吸い込みパイプ１０は本体３に回動自在にはめ込まれて
いる。
面断面図、図４は側面断面図である。３は上ケース１
（図４参照）、下ケース２、バンパー２３からなる本体
である。下ケース２には開口部である吸い込み口９が設
けられており、吸い込みパイプ１０の吸い込み口１２か
ら延長管、ホースを介して掃除機本体の送風機により、
ごみを吸い込むことができるようになっている。また、
吸い込みパイプ１０は本体３に回動自在にはめ込まれて
いる。
【００２７】ブラシ台４は下部にごみを掃き上げる一直
線状に配設されたゴムブレード（またはブラシ）７が備
え付けられており、その内部には偏心回転重り１４を圧
入したシャフト２４がキャップ１７を介して備わってい
る。このシャフト２４はブラシ台４の内部の凸部２５で
ブラシ台４と内接しており、一端をスプリング２６で下
ケース２に固定されたモータ５のシャフトと結合されて
いる。また、ブラシ台４は、その振動を下ケース２に伝
わるのをおさえるように下ケース２に備わったスプリン
グ１８で保持されている。
線状に配設されたゴムブレード（またはブラシ）７が備
え付けられており、その内部には偏心回転重り１４を圧
入したシャフト２４がキャップ１７を介して備わってい
る。このシャフト２４はブラシ台４の内部の凸部２５で
ブラシ台４と内接しており、一端をスプリング２６で下
ケース２に固定されたモータ５のシャフトと結合されて
いる。また、ブラシ台４は、その振動を下ケース２に伝
わるのをおさえるように下ケース２に備わったスプリン
グ１８で保持されている。
【００２８】モータ５への通電は、下ケース２に備わっ
た保護回路基板６、吸い込みパイプ１０に備わったコネ
クタ１１を介して掃除機本体から電源供給される。ま
た、１９は各部を電気的に接続するリード線である。
た保護回路基板６、吸い込みパイプ１０に備わったコネ
クタ１１を介して掃除機本体から電源供給される。ま
た、１９は各部を電気的に接続するリード線である。
【００２９】次に動作を説明する。モータ５が通電する
とモータ５のシャフトが回転し、スプリング２６を介し
てシャフト２４が回転し、シャフト２４に圧入された偏
心回転重り１４が回転する。偏心回転重り１４が回転す
るとシャフト２４自身が振動を開始する。
とモータ５のシャフトが回転し、スプリング２６を介し
てシャフト２４が回転し、シャフト２４に圧入された偏
心回転重り１４が回転する。偏心回転重り１４が回転す
るとシャフト２４自身が振動を開始する。
【００３０】シャフト２４は凸部２５を介してブラシ台
４に当たるので、その振動がブラシ台４に伝達され、ブ
ラシ台４が振動し、ブラシ台４に備わったゴムブレード
（またはブラシ）７により床面のごみが掃き出される。
一方、吸い込み口９には掃除機本体の送風機によって吸
い込み空気流が発生しており、掃き出されたごみは、そ
の吸い込み空気流によって吸い込み口９から吸い込ま
れ、吸い込みパイプ１０、延長管、ホースを介して掃除
機本体に収容される。
４に当たるので、その振動がブラシ台４に伝達され、ブ
ラシ台４が振動し、ブラシ台４に備わったゴムブレード
（またはブラシ）７により床面のごみが掃き出される。
一方、吸い込み口９には掃除機本体の送風機によって吸
い込み空気流が発生しており、掃き出されたごみは、そ
の吸い込み空気流によって吸い込み口９から吸い込ま
れ、吸い込みパイプ１０、延長管、ホースを介して掃除
機本体に収容される。
【００３１】この方式の場合、上ケース１、下ケース
２、バンパー２３からなる本体３は分解できない構造も
可能であり、さらにブラシ７が一直線状に配設している
ためブラシ台４を円筒形状にする必要もなく吸い込み口
９が小さくできるので、より大きな吸い込み空気流が得
られる。
２、バンパー２３からなる本体３は分解できない構造も
可能であり、さらにブラシ７が一直線状に配設している
ためブラシ台４を円筒形状にする必要もなく吸い込み口
９が小さくできるので、より大きな吸い込み空気流が得
られる。
【００３２】次に第３実施例を説明する。図５はその上
面断面図、図６は側面断面図である。３は上ケース１
（図６参照）、下ケース２、バンパー２３からなる本体
である。下ケース２には開口部である吸い込み口９が設
けられており、吸い込みパイプ１０の吸い込み口１２か
ら延長管、ホースを介して掃除機本体の送風機により、
ごみを吸い込むことができるようになっている。また、
吸い込みパイプ１０は本体３に回動自在にはめ込まれて
いる。
面断面図、図６は側面断面図である。３は上ケース１
（図６参照）、下ケース２、バンパー２３からなる本体
である。下ケース２には開口部である吸い込み口９が設
けられており、吸い込みパイプ１０の吸い込み口１２か
ら延長管、ホースを介して掃除機本体の送風機により、
ごみを吸い込むことができるようになっている。また、
吸い込みパイプ１０は本体３に回動自在にはめ込まれて
いる。
【００３３】ブラシ台４は下部にごみを掃き上げる一直
線状に配設されたゴムブレード（またはブラシ）７が備
え付けられている。ブラシ台４の一端には伝達板２７が
取り付けられている。また、ブラシ台４は下ケース２に
設けられたベアリング等の軸受け２９で回動自在に保持
されている。伝達板２７の上部にはボルト２８で回動自
在にモータ５の伝達板３２にボルト３１で連結した連結
板３０が取り付けられている。また、モータ５の伝達板
３２はビス等でモータ５のシャフトに取り付けられてい
る。
線状に配設されたゴムブレード（またはブラシ）７が備
え付けられている。ブラシ台４の一端には伝達板２７が
取り付けられている。また、ブラシ台４は下ケース２に
設けられたベアリング等の軸受け２９で回動自在に保持
されている。伝達板２７の上部にはボルト２８で回動自
在にモータ５の伝達板３２にボルト３１で連結した連結
板３０が取り付けられている。また、モータ５の伝達板
３２はビス等でモータ５のシャフトに取り付けられてい
る。
【００３４】モータ５への通電は、下ケース２に備わっ
た保護回路基板６、吸い込みパイプ１０に備わったコネ
クタ１１を介して掃除機本体から電源供給される。ま
た、１９は各部を電気的に接続するリード線である。
た保護回路基板６、吸い込みパイプ１０に備わったコネ
クタ１１を介して掃除機本体から電源供給される。ま
た、１９は各部を電気的に接続するリード線である。
【００３５】次に動作を説明する。モータ５が通電する
とモータ５のシャフトが回転し、モータ５の伝達板３２
が回転し連結板３０を介して伝達板２７を一定の角度の
範囲で往復運動させる（即ち伝達板３２は伝達板２７に
対して極めて小さいため、伝達板３２の回転運動は連結
板３０を介して伝達板２７に往復運動を与える。）。
とモータ５のシャフトが回転し、モータ５の伝達板３２
が回転し連結板３０を介して伝達板２７を一定の角度の
範囲で往復運動させる（即ち伝達板３２は伝達板２７に
対して極めて小さいため、伝達板３２の回転運動は連結
板３０を介して伝達板２７に往復運動を与える。）。
【００３６】その結果、ブラシ台４が一定の角度の範囲
で往復運動を行い、ブラシ台に備わったゴムブレード
（またはブラシ）７がごみを掃き上げる。一方、吸い込
み口９には掃除機本体の送風機によって吸い込み空気流
が発生しており、掃き上げられたごみは、その吸い込み
空気流によって吸い込み口９から吸い込まれ、吸い込み
パイプ１０、延長管、ホースを介して掃除機本体に収容
される。
で往復運動を行い、ブラシ台に備わったゴムブレード
（またはブラシ）７がごみを掃き上げる。一方、吸い込
み口９には掃除機本体の送風機によって吸い込み空気流
が発生しており、掃き上げられたごみは、その吸い込み
空気流によって吸い込み口９から吸い込まれ、吸い込み
パイプ１０、延長管、ホースを介して掃除機本体に収容
される。
【００３７】この方式ではゴムブレード（またはブラ
シ）７を往復運動させるので、ジュータン毛のかきわけ
が確実でごみの掃き上げ効果が大きく、さらにタタミ面
でも、ほうきと同様ごみの掃き上げ効果が大きいという
利点を有する。尚、上記各実施例の電源供給は掃除機本
体から得てもよいし、電池等で別電源としてもよい。ま
た、ゴムブレード（またはブラシ）７が一直線状に配設
できるので、金型製作等も容易にできるという利点を有
する。
シ）７を往復運動させるので、ジュータン毛のかきわけ
が確実でごみの掃き上げ効果が大きく、さらにタタミ面
でも、ほうきと同様ごみの掃き上げ効果が大きいという
利点を有する。尚、上記各実施例の電源供給は掃除機本
体から得てもよいし、電池等で別電源としてもよい。ま
た、ゴムブレード（またはブラシ）７が一直線状に配設
できるので、金型製作等も容易にできるという利点を有
する。
【００３８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、下面に設
けたごみ吸い込み用の開口部から露出するブラシを備え
るブラシ台を振動させ、その振動でブラシによりごみを
掃き上げるので、従来のようなブラシ台回転式のものに
比し吸い込み口を小さくでき、その結果、大きな吸い込
み空気流が得られる。また、毛髪、糸等の巻き付きもな
く、さらに軽くてコストのかからない電気掃除機の吸い
込み装置を提供することができる。
けたごみ吸い込み用の開口部から露出するブラシを備え
るブラシ台を振動させ、その振動でブラシによりごみを
掃き上げるので、従来のようなブラシ台回転式のものに
比し吸い込み口を小さくでき、その結果、大きな吸い込
み空気流が得られる。また、毛髪、糸等の巻き付きもな
く、さらに軽くてコストのかからない電気掃除機の吸い
込み装置を提供することができる。
【００３９】更に請求項２や請求項３によると、モータ
を回転するだけでブラシ台に振動が生じる。また、掃除
床面の負荷抵抗によるモータロックが無く、万一ブラシ
台がロックされても、モータは無理なく回転し、トルク
の小さなモータで済む。
を回転するだけでブラシ台に振動が生じる。また、掃除
床面の負荷抵抗によるモータロックが無く、万一ブラシ
台がロックされても、モータは無理なく回転し、トルク
の小さなモータで済む。
【００４０】請求項４によると、ブラシが床面を叩くと
ともにゴミを掻き上げるように往復運動するので、ジュ
ータン毛のかきわけが確実で、ごみの掃き上げ効果が大
きく、さらにタタミ面でも、ほうきと同様ごみの掃き上
げ効果が大きいという効果がある。
ともにゴミを掻き上げるように往復運動するので、ジュ
ータン毛のかきわけが確実で、ごみの掃き上げ効果が大
きく、さらにタタミ面でも、ほうきと同様ごみの掃き上
げ効果が大きいという効果がある。
【図１】本発明の電気掃除機の吸い込み装置の第１実施
例を示す上面断面図。
例を示す上面断面図。
【図２】本発明の電気掃除機の吸い込み装置の第１実施
例を示す側面断面図。
例を示す側面断面図。
【図３】本発明の電気掃除機の吸い込み装置の第２実施
例を示す上面断面図。
例を示す上面断面図。
【図４】本発明の電気掃除機の吸い込み装置の第２実施
例を示す側面断面図。
例を示す側面断面図。
【図５】本発明の電気掃除機の吸い込み装置の第３実施
例を示す上面断面図。
例を示す上面断面図。
【図６】本発明の電気掃除機の吸い込み装置の第３実施
例を示す側面断面図。
例を示す側面断面図。
【図７】従来の電気掃除機の吸い込み装置を示す上面断
面図。
面図。
１ 上ケース ２ 下ケース ３ 本体 ４ ブラシ台 ５ モータ ６ 保護回路基板 ７ ゴムブレード（またはブラシ） ８ タイミングベルト ９ 吸い込み口 １０ 吸い込みパイプ １１ コネクタ １２ モータ側プーリ １３ ブラシ台側プーリ １４ 偏心回転重り １５ 電池 １６ 電極 １７ キャップ １８ スプリング １９ リード線 ２０ 選択用スイッチ ２１ ノブ ２２ マイクロスイッチ ２３ バンパー ２４ シャフト ２５ 凸部 ２６ スプリング ２７ ブラシ台側伝達板 ２８ ボルト ２９ ベアリング等の軸受け ３０ 連結板 ３１ ボルト ３２ モータ側伝達板
Claims (4)
- 【請求項１】下面にごみ吸い込み用の開口部を有する本
体と、前記開口部から外部へ露出するブラシを備えると
ともに前記本体内に位置するブラシ台とからなる電気掃
除機の吸い込み装置において、 前記ブラシ台を振動させる機構を有し、その振動で前記
ブラシによりごみを掃き上げることを特徴とする電気掃
除機の吸い込み装置。 - 【請求項２】前記ブラシ台は中空状となっており、偏心
回転重りを装備したシャフト付きのモータを前記ブラシ
台に内接するように前記ブラシ台内部に設け、前記偏心
回転重りの回転で前記モータを振動させることにより前
記ブラシ台を振動させることを特徴とする請求項１に記
載の電気掃除機の吸い込み装置。 - 【請求項３】前記ブラシ台内部に偏心回転重りを装備し
たシャフトを前記ブラシ台に当たるように設け、前記本
体内の前記ブラシ台外部に設けたモータで前記シャフト
を介して前記偏心回転重りを回転させることにより前記
シャフトを振動させ、それによって前記ブラシ台を振動
させることを特徴とする請求項１に記載の電気掃除機の
吸い込み装置。 - 【請求項４】下面にごみ吸い込み用の開口部を有する本
体と、前記開口部から外部へ露出するブラシを備えると
ともに前記本体内に位置するブラシ台とからなる電気掃
除機の吸い込み装置において、 前記ブラシ台を回転方向に往復運動させる機構を有し、
その往復運動で前記ブラシによりごみを掃き上げること
を特徴とする電気掃除機の吸い込み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116341A JPH07313411A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 電気掃除機の吸い込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116341A JPH07313411A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 電気掃除機の吸い込み装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313411A true JPH07313411A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14684554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116341A Pending JPH07313411A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 電気掃除機の吸い込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07313411A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-05-30 JP JP6116341A patent/JPH07313411A/ja active Pending
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