JPH0497370A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写モード指定用紙等を用いて複写モードを入
力する電子写真装置に関し、より詳細には、複写モード
に加えて暗唱コードを同時に人力する電子写真装置に関
する。

〔従来の技術］ 近年、複写装置等の電子写真装置にあっては多機能化に
伴い、複写モード設定に関するキーやスイッチ等の数が
増え、操作が複雑化してきている。

このため、キー操作にとまどったり、操作ミス等により
所望通りのコピーが得られない等の不具合が生じていた
。また、実際にコピーを必要とする人と、複写装置でコ
ピーする人が違う場合では、複写モードの指示が煩雑と
なり、所望通りのコピーが得られないことがあった。

これを解決するものとして、例えば、特開昭５３−１３
１０４８号公報や、特開昭５６−１４３４５５号公報に
示されるように、コピー依顛者が複写モート指定用紙に
複写モードの選択情報、例えば、複写枚数情報を記入し
、この用紙をコピー操作者が光学的な読取り装置に挿入
して読取り、読取った複写モート情報に従い自動的に複
写モードを設定し、コピー可とするような電子写真装置
が提案されている。

一方、電子写真装置の利用者の制限及び部門別のコピー
枚数の管理をするものとして、例えば、特開昭５９−２
１０４５４号公報に示されるように、利用者が操作キー
による暗唱コートを入力し、入力した暗唱コードをあら
かしめ記憶された暗唱コードと比較して、一致すれば複
写可とした電子写真装置も提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来の電子写真装置によれば、例えば、
暗唱コードによる管理を行っている電子写真装置におい
て、複写モード指定用紙による複写モードの入力を行う
場合、暗唱コードの入力は操作キーを介して行い、複写
モードの指定は複写モード指定用紙を介じて行う必要が
あるため、操作が煩雑になるという問題点があった。

本発明は上記に鑑みてなされたものであって、暗唱コー
ド及び複写モートの入力を同時に、且つ、容易に行える
ことを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の目的を達成するために、複写モード指定
用紙等を用いて複写モードを入力する電子写真装置にお
いて、課金部門及び利用権を示す暗唱コード、及び、複
写モードを指定するための複写モード指定手段と、複写
モード指定手段に指定した暗唱コード、及び、複写モー
ドを読み取る読取り手段と、読取り手段で読み取った暗
唱コードが正規の暗唱コードか否かを判断し、正規なら
ば複写動作を許可する制御手段とを備えた電子写真装置
を提供するものである。

また、前述した構成において、読取り手段で読み取った
複写モードに基づいて、制御手段が複写モード制御を行
う電子写真装置を提供するものである。

更に、前述した構成において、読取り手段で読み取っ１
こ複写モードに基づいた複写動作が一旦終了すると、制
御手段が以後の複写動作を禁止する電子写真装置を提供
するものである。

［作用〕 本発明の電子写真装置において、複写モード指定手段に
暗唱コード及び複写モードを記憶させる。

次に、読取り手段で該暗唱コード及び複写モートを読み
取る。制御手段は読み取った暗唱コートが正規か否か判
定し、正規ならば複写動作を許可する。

また、制御手段は、読取り手段で読み取った複写モード
に基づいて、複写モード制御を行う。

更に、制御手段は、複写動作が一旦終了すると、以後の
複写動作を禁止する。

〔実施例〕

以下、本発明の電子写真装置を図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明の電子写真装置の一実施例である複写機
の外観構成を示し、複写機本体１００に記録紙を供給す
る給紙台１０１及び１０２と、オプションとして追加接
続可能な給紙台１０３と、複写機本体１００の上部に配
設され、原稿（図示せず）を自動搬送するためのＡＤＦ
　（自動原稿搬送装置）１０４と、複写枚数等の設定を
行うための操作部１０５と、画像転写後の記録紙が排出
される排紙トレイ１０６と、複写モート指定用紙（詳細
は後述する）を挿入する挿入口１０７ａ挿入禁止表示器
１０７ｂ、及び、挿入可表示器１０７Ｃとを有した読取
り装置１０７とを備えている。

第２図は操作部１０５における各種キー、スイ・ノチ或
いは表示器等の配置を示し、複写スタートキー２０１と
、テンキー２０２と、クリア／ストップキー２０３と、
割込みキー２０４と、スタックキー２０５と、ソートキ
ー２０６と、モードクリアキー２０７と、予熱キー２０
８と、タイマーキー２０９と、５ＡＤＦキー２１０と、
ＡＤＦキ−２１１と、自動濃度キー２１２と、手動濃度
キー２１３と、用紙選択キー２１４と、等倍キー２１５
と、変倍キー２１６と、上下左右のコントロールキー２
１７と、特殊変倍ヘンキー２１８と、両面キー２１９と
、とし化キー２２０と、績集キ２２１と、エンターキー
２２２と、プログラムキー２２３と、タイマーセットキ
ー２２４と、キー操作によるモードを示すモード表示用
ＬＥＤ２２５と、用紙サイズ、複写枚数、異常表示等を
表示する液晶による固定パターン表示部２２６と、主と
してキー操作によりモード設定を行なう際にモード表示
を行なうための液晶によるフルトソト表示部２２７とが
設けられている。

第３図は制御系のブロック構成図を示し、大別して、複
写機本体１００のメイン制御回路（ＣＰＵ３０１）と、
操作部１０５の操作部制御回路３０２と、読取り装置１
０７用の読取り装置制御回路３０３とから構成される。

ＣＰＵ３０１には、処理を行うためのプログラムを記憶
したＲＯＭ３０４と、バッテリー３０５ａによってハア
ノクアップされた不揮発性メモリのＲＡＭ３０５と、複
写機本体１００のＡＣ電源のオン・オフ、及び、操作部
１０５の各種表示のオン・オフが所定の時間に自動的に
行えるように制御するプログラマブルな時計３０６とが
接続されている。

操作部１０５用の操作部制御回路３０２には、第２図で
示した各種キー（例えば、複写スタートキー２０１等）
、モード表示用ＬＥＤ２２５．固定パターン表示部２２
６．及び５　フルトント表示部２２７が接続されている
。

読取り装置制御回路３０３には、挿入禁止表示器１０７
ｂと、挿入可表示器１０７Ｃと、複写モード指定用紙を
搬送させる搬送モータ３０７と、複写モード指定用紙に
記入されたマークを光学的に読み取る読取りセンサ３０
８とが接続されている。

尚、３０９及び３１０は、それぞれＣＰＵ３０１と、操
作部制御回路３０２及び読取り装置制御回路３０３とを
接続するシリアルインターフェースを示している。

次に、第４図を参照して、本実施例で使用する複写モー
ド指定用紙４００について説明する。

複写モート指定用紙４００は、利用者の部門及び利用権
を示す暗唱コード及び各種複写モート中の主だった複写
モードを予め定められた様式に従いマークシート式に指
定し得るものである。

具体的には、暗唱コードを指定する暗唱Ｎｏ。

４０７と、コピー枚数を指定するためのコピー枚数指定
部４０１と、コピーする記録紙の大きさを指定するため
のコピーサイズ指定部４０２と、倍率を指定するための
コピー倍率指定部４０３と、両面コピーの種類を指定す
る両面コピー指定部４０４と、ソータを使用する際の種
類を指定するためのソータモード指定部４０５と、登録
された所定のプログラムを指定するためのプログラム指
定部４０６とからなる。尚、暗右端の黒塗り部分４０８
はアドレス情報である。

以上の構成において、その動作を説明する。

先ず、複写モード指定用紙４００上に暗唱コード及び複
写モードを指定する。具体的には、複写モート指定用紙
４００の各指定部において、指定したい個所の白抜き四
角内に「し」点マーク、或いは、「−」マークを記入す
ることにより指定を行う。

次に、読取り装置１０７の挿入口１０７ａに複写モート
指定用紙４００を挿入すると、読取り装置制御回路３０
３か内蔵しである所定の挿入検知センサ（図示せず）を
介してこれを検知し、内部の搬送モータ３０７を駆動し
て搬送ローラ（図示せず）により内部に搬送する。その
後、複写モード指定用紙４００に記入された情報（マー
ク）を光学的な読取りセンサ３０８を介して読み取る。

読み取った後は、搬送モータ３０７を逆転させて搬送ロ
ーラにより用紙を挿入口１０７ａから再び排出する。読
取り装置制御回路３０３は読み取った情報（マーク）を
シリアルインターフェース３１０を介してＣＰＵ３０１
へ送信する。この時、何も記入されていない個所のモー
ド部分は無視され、標準モードとされる。また、和犬れ
ないモード指定があった場合（例えばソートモードとス
タックモードとが同時に指定された時等）、読込みエラ
ーと判断され、当該複写モード指定用紙４００を挿入口
１０７ａから排出し、読込んだデータを無効にする。

一方、ＣＰＵ３０１は、複写機本体１００が複写動作可
能な状態であるか否かに基づいて、挿入禁止表示器１０
７ｂ及び挿入可表示器１０７ｃのオン・オフの指令信号
をシリアルインターフェース３１０を介して読取り装置
制御回路３０３へ送信し、挿入禁止表示器１０７ｂ及び
挿入可表示器１０７ｃの点灯制御を行う。尚、これらの
表示器１０７ｂ、１０７ｃは同時に点灯又は消灯するこ
とはない。また、挿入禁止表示器１０７ｂが点灯してい
る状態では、挿入口１０７ａに用紙を挿入しても用紙は
搬送されない。

ここで、第５図（ａ）、　（ｂ）を参照して、読取り装
置１０７と複写機本体１００との間でやり取りするデー
タについて説明する。

データ長はピントｂＯ〜ｂ７からなる８ビツトであり、
下位４ピノｌ−（ｂＯ〜ｂ３）はデータの識別のための
アドレス情報４０８であり、上位４ピントがマークされ
たデータ（第４図に示す４０１〜４０７のマーク）であ
る。例えば、コピー枚数４０１は、第４図中に示すＸ１
欄がコピー枚数の１位のデータ、ＸＩＯ欄が１０位のデ
ータ、Ｘ１００＠が１００位のデータを表す。暗唱へ０
４０７もコピー枚数データと同様である。コピーサイズ
４０２はＢ５−Ａ３までが各々ビットｂ４〜ｂ７に対応
している。コピー倍率４０３１両面コピーモード４０４
．ソートモード４０５．及びプログラムモード４０６も
各々ビットに対応している。プログラムモード４０６の
Ｎ０１１〜５は、プログラムモードにより設定されたモ
ードを記憶しているメモリの番号を意味し、この内の１
つが指定されると、そのメモリに記憶されているモード
が設定される。尚、制御データとして、入力有をＦＦ、
、データ終了をＯＦＭとしたハンドシェイク信号が用い
られる。また、各ビットの論理は’ＩＪがアクティブで
あり、マーキンク謄れている所を意味する。

次に、複写機本体１００側から読取り装置１０７に対し
て送信する信号を説明する。これもデータ長が８ピント
である。同図０））に示すように、下位４ビツトがデー
タ識別のためのアドレスであり、上位４ビツトがデータ
である。これらは全てが制御データである。尚、複写モ
ード指定用紙４００の入力可／不可は可がＦＯ，、不可
が０ＯＮで示される。

複写機本体１００側と読取り装置１０７側との間で、第
６図に示すデータ入出カシ−ケンスに基づいて、前述し
た制御データ（第５図（ａ）、　（ｂ）のデータ）の送
受信動作が行なわれる。

第７図は、複写機本体１００の電源オン後、複写モード
指定用紙４００から暗唱コードと複写モードを入力する
までの制御を説明するためのフローチャートを示す。

複写機のメインスイッチを投入して電源をオンさせると
、第３図に示した制御回路（ＣＰＵ）３０１の電源が入
り、ＲＯＭ３０４に書込まれているプログラムが実行さ
れる。

先ず、読取り装置１０７にシート入力不可信号を送信し
、シート入力禁止条件があるかどうかを複写機内部でチ
エツクする。ここで、シート入力禁止条件とは、ジャム
、装置の異常、ドア・カバーのオープン等であり、複写
モード設定禁止状態にある時である。もし、シート入力
禁止条件かあれば、シート入力不可信号を送信（挿入禁
止表示器１０７ｂが点灯する）し、再びシート入力禁止
条件があるかを常にチエツクする。シート入力禁止条件
がない場合（或いは、なくなると）、シート入力可信号
を読取り装置１０７に送信（挿入可表示器１０７Ｃが点
灯する）し、複写モード指定用紙４００の挿入を待つ。

その後、複写モード指定用紙４００が挿入され、所定の
挿入検知センサがこれを検知すると、読取り装置１０７
からシート入力有り信号が、複写機本体１００側に送信
される。すると、複写機本体１００側では送信可信号を
読取り装置１０７に送信し、複写モード指定用紙４００
から読み取ったデータの受信を待つ。

第５図（ａ）に示した複写モード指定用紙４００による
全てのデータを受信じ終わると、予めＲＡＭ３０５に記
憶されている暗唱コード（正規のコード）と、指定用紙
により指定された暗唱コードとを比較して、不一致なら
シート入力禁止条件のチエツクに戻り、一致していれば
複写モート指定用紙４００のモード情報二二基づいて、
指定モードに設定される。モード設定が終了すると、複
写スタートキー２０１の押下を待ち、押下されれば指定
されたモードに従って複写動作を実行して、所定の画像
を形成した転写紙を排出する。その後、シート入力禁止
条件のチエツクに戻る（この時は、複写不可モード状態
）。

次に、前述した指定モードの設定処理について、第８図
のフローチャートを参照して詳細に説明する。

先ず、コピー枚数指定部４０１にデータがあれば、その
データの値を操作部１０５にあるコピー枚数表示器にセ
ットする（この時、データがなければなにもしない）。

また、コピーサイズ指定部４０２にデータがあれば、そ
のサイズの用紙がセットされている給紙台１０１，１０
２，１０３を探し出してセットする。仮に、指定された
サイズデータに一致する給紙台がなければ、マニュアル
で記録紙が存在する給紙台を選択する。給紙台１０１．
１０２，１０３には優先順位が定められており、本実施
例の場合であれば、収容量の大きい順であり、給紙台１
０３→給祇台１０１→給紙台１０２の順に調べる。サイ
ズデータがなければなにもしない。コピー倍率指定部４
０３にデータがあればそのコピー倍率をセットする。デ
ータがなければ標準の等倍モードとなる。両面コピー指
定部４０４にデータがあれば、両面コピーモードをセッ
トし、なければ何もしない。ソータモード指定部４０５
にデータがあれば、そのデータに従いソートモード或い
はスタックモードをセットし、指定がなければ何もしな
い。プログラム指定部４０６にデータがあれば、そのデ
ータにより指定されたＮαに相当するアドレスのメモリ
内容を呼出し、該当するモードにセットする。

本実施例の電子写真装置（ここでは、複写機）によれば
、複写モード指定用紙４００上に暗唱コード記入欄を設
けたことにより、暗唱コード入力と複写モード入力が一
回の操作でできるため、操作性を向上させることができ
る。また、複写モード入力による指定枚数の複写が完了
すれば複写不可モードになるため、後で誰かに使用され
ることがない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の電子写真装置は、複写モ
ード指定用紙等を用いて複写モードを入力する電子写真
装置において、課金部門及び利用権を示す暗唱コード、
及び、複写モードを指定するための複写モード指定手段
と、複写モード指定手段に指定した暗唱コード、及び、
複写モードを読み取る読取り手段と、読取り手段で読み
取った暗唱コードが正規の暗唱コードか否かを判断し、
正規ならば複写動作を許可する制御手段とを備えたため
、暗唱コードの入力、及び、複写モードの入力を同時に
、且つ、容易に行うことができる。

また、前述した構成において、読取り手段で読み取った
複写モードに基づいて、制御手段が複写モード制御を行
うため、暗唱コードの入力、及び複写モードの入力を同
時に、且つ、容易に行うことができる。

更に、前述した構成において、読取り手段で読み取った
複写モードに基づいた複写動作が一旦終了すると、制御
手段が以後の複写動作を禁止するため、暗唱コードに対
する一回の複写許可で、−回の複写動作のみが可能とな
る。換言すれば、複写許可が与えられた利用者（暗唱コ
ード）だけが利用可能となり、後で誰かに使用されるこ
とがない

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子写真装置の一実施例である複写機
の外観構成を示す図、第２図は操作部の平面図、第３図
は制御系のブロック図、第４図は複写モード指定用紙の
平面図、第５図（ａ）、■）は読取り装置と複写機本体
との間でやり取りするデータを示す説明図、第６図は複
写機本体側と読取り装置側との信号の送受を示すシーケ
ンス図、第７図は複写機の制御を示すフローチャート、
第８図は指定モードの設定処理を示すフローチャートで
ある。 符号の説明 １００−・−・−複写機本体 １０７−−−−−−一読取り装置 ４００−−一−複写モード指定用紙

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複写モード指定用紙等を用いて複写モードを入力
   する電子写真装置において、 課金部門及び利用権を示す暗唱コード、及び、複写モー
   ドを指定するための複写モード指定手段と、 前記複写モード指定手段に指定した暗唱コード、及び、
   複写モードを読み取る読取り手段と、前記読取り手段で
   読み取った暗唱コードが正規の暗唱コードか否かを判断
   し、正規ならば複写動作を許可する制御手段とを備えた
   電子写真装置。
2. （２）前記請求項１において、 前記制御手段は、前記読取り手段で読み取った複写モー
   ドに基づいて、複写モード制御をおこなうことを特徴と
   する電子写真装置。
3. （３）前記請求項１及び２において、 前記制御手段は、前記読取り手段で読み取った複写モー
   ドに基づいた複写動作が一旦終了すると、以後の複写動
   作を禁止することを特徴とする電子写真装置。