JPH049524Y2

JPH049524Y2 -

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Publication number: JPH049524Y2
Application number: JP1987078243U
Authority: JP
Priority date: 1980-06-02
Filing date: 1987-05-26
Publication date: 1992-03-10
Also published as: DE3120492A1; JPS5713302A; CH653768A5; IT8003439A0; US4386467A; IT1133318B; JPS62199605U; DE3120492C2

Description

【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本考案は、機械的部片の線寸法を検査するため
のゲージに関するものであつて、第１部材と第２
部材とを有し、これらの部材は、相互に運動可能
であり、第１部材に固着された要素と、第２部材
に関連する電気回路とを有し、前記電気回路は、
前記要素の位置に依存する前記線寸法を代表する
信号を提供し、前記第１部材、第２部材のそれぞ
れに両端部を弾性的に固着したほぼ管状の弾性シ
ールを有し、前記端部の少なくとも一方は、一つ
の環状部分を含み、前記部材の少なくとも一方
は、前記環状部分を収容するための座を画成する
外部表面を持つている。

（従来の技術）周知の通常のゲージは、誘導位置変換器、特に
差動変圧器トランスデユーサと、電気巻線を収容
する円筒部材と、ほぼ軸方向に沿つて前記巻線内
を動くことのできる磁気コアを支持する他の部材
とを持つている。また、これらのゲージにおいて
は、封止ベローズを使用し、その両端部において
相当の引張応力を生じる圧し嵌めによつてその両
端部を前記２部材にそれぞれ固着されることも知
られている。

（考案が解決しようとする問題点）これらの通常のゲージは、その封止ベローズが
作られている弾性材料、例えば天然ゴムまたは合
成ゴムおよびプラスチツクなどへの引張応力の影
響のために若干の欠点を提起している。

これらの材料の老化の結果として、封止ベロー
ズの端部と、巻線およびコアを担持する部材との
間の所要の結合が弛緩するので、トランスデユー
サの封止は失なわれるかも知れない。

本考案の目的は、通常のゲージのこのような欠
点を持たない封止状態のゲージを提供することで
ある。

（問題点を解決するための手段）この問題は、ここに提案する種類のゲージによ
つて解決される。それは、本考案によつて、前記
座面は環状であり、この環状座面と前記環状部分
との間には、その環状部分に相当な圧縮応力を生
じる結合が存在している。

（実施例）本考案のその他の目的および利点は、添付図面
を参照する以下の詳細な説明によつて明らかとな
る。

第１図乃至第３図を参照すると、手持式のプラ
グゲージは、ハンドル１を有し、それは好ましく
はプラスチツク製であつて、その上方基部２は、
ゲージの長手幾何軸に直交し、ケーブル３が通る
ための図示しない中心開口または中心孔を画成す
る。ハンドル１は、中空であつて、ゲージの長手
軸線と同軸的のほぼ円筒状の内側表面および外側
表面を持つている。

ハンドル１の下部は、フランジ４で終端し、こ
のフランジ４は孔のある板５で構成された支持要
素にハンドルを結合する役をしている。

フランジ４と板５との間の結合は、フランジ５
の孔を貫通して、板５に設けたねじ孔に螺入され
る２本のねじ６，７によつて達成され、それによ
つてフランジ４の下面を板５の上面に締めつける
ようにする。更に、板５は、板の孔を通る４本の
ねじ（図示せず）によつて保護および中心合せ突
出部片８を支持し、これらのねじはこの突出部片
８のフランジ９に設けられた図示しないねじ孔に
螺入されて、フランジ９の上面を板５の下面に締
めつけるようにする。フランジ９を締めつけるた
めの４本のねじは、フランジ４に設けられた図示
しない開口を通して近づけることができる。

板５はまたゲージのアーム装置に対する支持要
素として作用する。何となれば、板５の上面に
は、第２図および第３図に示すようにアーム装置
とともに単一体または単一部材１２を構成してい
る２つのフランジ１０，１１の下面が結合される
からであつて、その結合は２本のねじによつて行
なわれ、その１本１３は、第１図に見ることがで
き、これらのねじは、フランジ１０，１１の孔１
４，１５を貫通して、板５のねじ孔に螺入され、
第１図には見えないけれどもフランジ１０，１１
とねじ１３を受容するための座面がフランジ４に
設けられる。

フランジ１０，１１は、ゲージ軸線およびねじ
６，７の軸線を通る垂直面に対して反対側に設け
られる。

本体１２は、ばね鋼製の型板を屈曲することに
よつて打抜加工されて、また、ほぼ四角形の周囲
を持ち、ケーブル３が通るための孔１７を画成す
る上方基部１６と、フランジ１０，１１を基部１
６に結合するための２個所の連結部分１８，１９
と、２本の可動アーム２０，２１とを持つてい
る。これらのアーム２０，２１は、上記のばね鋼
板の二翼を屈曲することによつて作られて、第１
図および第３図に示すよう適当な面取りによつて
軽減された２区間２２，２３によつて上方基部１
６に連結されていて、それらの２区間２２，２３
は、アーム２０，２１をアームに対して直交する
適当軸の周りに枢動させるための２個所の支点を
画成している。

アーム２０，２１は、実質的に同様の構体を持
ち、屈曲応力に高い抵抗力を示すための溝断面を
有し、その中央側面に部分的板抜動作によつて得
られる内方に向いて僅かに突出する２つのほぼ円
柱状の部分２４，２５が設けられる。

２つの円柱部分２４，２５は、圧縮ばね２６の
両端部を受容圧接するための座面を形成する。こ
のばね２６は、アーム２０，２１を互いに押し離
すように作用する。アーム２０，２１の相互位置
は、差動変圧器位置トランスデユーサ２８によつ
て検出される。

トランスデユーサ２８は、ほぼ円筒状の第１部
材２９を持つ。これはアーム２１の孔３０を貫通
して、接着剤によつて孔に固着されている。部材
２９については、更に詳細に後述される。

部材２９に一端部を固着したステム３１は、そ
の他端部に磁気コア３２を担持している。トラン
スデユーサ２８は、ほぼ円筒状の筒体より成る部
材３３を持ち、その先端はフランジ３４を形成す
る。筒体３３はアーム２０の孔３５を貫通して接
着剤で固着される。

筒体３３は更に詳しく後述されるように、差動
変圧器の電気巻線３６を内蔵し、その中をアーム
２０，２１の相互変位によつて、磁気コア３２が
ほぼ軸方向に沿つて動くことができる。

ケーブル３は、巻線３６に接続されていて、筒
体３３から外に出て、アーム２０の孔３７を通り
ぬける。この孔は、孔３５と連通している。封止
ベローズ３８は、更に詳しく後述するが、トラン
スデユーサ２８を密封するために部材２９および
筒体３３に両端部を固着されている。

アーム２０，２１は、上記のように、溝断面を
持つていて屈曲翼部３９，４０，４１，４２を形
成し、アーム２０，２１は、その自由端部におい
て、更に屈曲させた翼部４５，４６を貫通する適
当な孔４３，４４内に、小さい円柱体４７，４８
を受容し、これらの円柱は適当なフイーラ４９，
５０を担持している。

円柱体４７，４８は、アーム２０，２１に固着
された図示しないねじリベツトに結合され、かつ
翼部３９に設けた孔と翼部４２に設けた孔５１と
を通るソケツト頭ねじによつて締めつけられる。
これらのねじを弛めることによつて、フイーラ要
素すなわちフイーラ４９，５０と円柱体４７，４
８の位置を測定半径方向に沿つて調整することが
できる。

アーム２０の翼部３９，４０は、２箇所の突出
区間５２，５３を持ち、それらの端部のうちの第
１は、ほぼ垂直に平坦な側部を持つが、その第２
は、狭い水平縁部を持つている。同様にして、翼
部４１，４２は２つの突出区間５４，５５を持
ち、その第１は、狭い水平縁部に終端し、その第
２は、ほぼ垂直に平坦な側部を持つている。これ
らの突出区間５２，５３，５４，５５は、部材１
２の一体部分を形成していて、アーム２０，２１
の接近運動を限定するための基準要素を構成す
る。実際において、突出区間５２，５３の自由端
部は突出区間５４，５５の自由端部にそれぞれ対
向して配置され、その場合に、アーム２０，２１
が決められた相互位置にあるときに、それらの自
由端部が接触状態となつて、区間２２，２３およ
び／またはトランスデユーサ２８に損傷をあたえ
る何らの危険をも防止するようにしている。突出
区間５３，５４の縁部形状は、塵、グリース、切
片などの異物の可能な付着によつて生じる不具合
を減少し、アーム２０，２１の最大相互接近の実
質的に一定位置を保証する。

突出部片８は、フイーラ４９，５０を通すため
の孔５６，５７を有し、下端部はゲージの幾何軸
に直交する底部または円板５８によつて閉鎖され
る。板５８は突出部片８に対して適当に固着さ
れ、中心開口５９を有する。

板５は、中央開口６０のあるほぼ環状を持ち、
内方に向つて突出し、縁部を面取りしたほぼ三角
プリズム状をもつ２つの部分６１，６２を持つて
いる。これらの部分６１，６２は、フランジ１
０，１１が対向して配置されている方向に対して
直交する方向に沿つて直径方向に対向して配置さ
れ、アーム２０，２１の開き変位を制限するため
の基準面を形成する。実際において、第１図に示
すように、アーム２０，２１は、開口６０を貫通
し、アーム２０，２１の基部１６および自由端部
は、板５に対して反対側に配置されていて、アー
ム２０，２１の溝断面の中央側部は、突出部分６
１，６２に隣接している。

従つて、もし第１図に示す検査されるべき部片
６３が取り除かれると、ばね２６によつて生じる
開き変位は、アーム２０，２１の溝断面の前記中
央側部と突出部分６１，６２との接触によつて制
限される。

逆に、突出部片８が検査されるべき部片６３の
孔の中に挿入されると、フイーラ４９，５０は、
休止状態では突出部片８の外面に対して決まつた
量だけ突出しているが、アーム２０，２１の閉じ
変位を生じさせ、或る測定位置をとる。すると、
ケーブル３の端部に配置されたコネクタ６５に接
続された給電および検出装置６４の計器によつて
孔直径を、通常そのゲージをゼロに調整するため
に使用されるマスターピースの直径に対する偏差
として読むことができる。

上記説明は、単一の要素すなわち板５が中心支
持体として、また制限装置として作用することを
示している。中心支持体には、ハンドル１と、ア
ーム２０，２１（フランジ１０，１１、基部１６
および軽減区間２２，２３を含む中間支持要素を
介して）と突出部片８とが結合され、制限装置は
アーム２０，２１の開き変位を制限する。

この開き変位の制限は、上に述べたように板ま
たは環体５の２部分６１，６２によつて得られ
る。これらの２部分６１，６２は、内方に突出し
て実質的に鋭い縁部形状の端部を持ち、制限区域
の基準面を画成し、アーム２０，２１にまたは基
準面に付着する異物の影響を減少し、アーム開度
をほぼ一定値に制限することができる。

ハンドル１は、上方基部２と２本の突片とを持
ち、突片の一方６６は第１図に示すようにほぼ角
柱状を持ち、基部２の直径と同径の円柱面の一部
を構成する２側面を持つている。

ゲージはまた、ケーブル締付装置を有し、その
２要素６７，６８は図示しないねじによつて、突
片６６に締付けられている。要素６７，６８は、
図示しない半円筒状のねじ座面を含み、それによ
つてケーブル３の外被を締めつける。要素６７，
６８には、ゴム管６９の一端部が結合され、この
ゴム管は、ケーブル締付装置の近傍で外被が破損
することがあるのを防止するために、ケーブル３
を補強するために設けられている。

ケーブル締付装置は、ケーブル３の針金の損傷
を防止し、ゲージの外部においてケーブル３に作
用する機械的の力が、ハンドル１内に収容された
ケーブル部分に伝わること、従つてこのケーブル
部分から更に可動アーム２０に伝わることを防止
する。

要素６７，６８に設けた図示しない孔は、ハン
ドル１の上方基部２に設けた図示しない孔と連通
している。これらの孔は、開口５９．６０と同様
に、ゲージ要素を少しも分解する必要なしに、ゲ
ージ内部の清掃を可能にする。実際には、開口５
９に挿入されたノズルによつて圧縮空気またはそ
の他適当な流体を突出部片８と板５８、板５およ
びハンドル１より成る支持および保護囲の中に吹
き込むことができる。圧縮空気は、プラグゲージ
の内部を突出部片８の内部、開口６０およびハン
ドル１の内部を通過してほぼ下方から上方へ流れ
て、すべての異物を除去し、基部２および要素６
７，６８に設けた孔を通つて異物と一緒に外部に
吹き出す。圧縮空気は、部分的にはまた円柱体４
７，４８と、孔５６，５７とによつて画成された
環状空〓を通つて流出する。

この清浄動作は、その簡易性のために、頻繁に
実施することができ、適正なゲージの動作に重要
なゲージ要素、例えば円柱体４７，４８、突出部
分６１，６２、区間５２，５３，５４，５５によ
つて画成される基準面、アーム２０，２１、ばね
２６および軽減区間２２，２３などに測定精度お
よび再現性に著しく影響し、或いは部品表面を酸
化させるような程度に、異物を付着することを確
実に防止することができる。トランスデユーサ２
８は、ベローズによつて密封されているので、圧
縮空気による清浄動作によつて有害に影響される
ことはない。

ハンドル基部２の孔は、コネクタ６５を装置６
４から離し、ケーブル締付装置を分解し、ねじ
６，７を弛めた後に、ケーブル３およびコネクタ
６５を基部の孔を通すことによつて、ハンドル１
を引抜けるような直径的の寸法に形成される。

このようにして、ゲージの組立および分解は、
容易になつたので、複数個の未完成品を容易かつ
迅速に組立てることによつてゲージを組立てるこ
とができる。それらの未完成品の一方はハンドル
によつて構成され、他方は、トランスデユーサ、
ケーブルおよびコネクタを備えたアーム装置によ
つて構成される。

トランスデユーサ筒３３は、貫通孔７０を持
ち、その中に巻線３６が収容される。巻線３６の
固着およびフランジ３４に隣接する孔７０端部の
封止は、適当な樹脂によつて行なわれる。筒体３
３のアーム２０への固着は、またフランジ３４の
近くで筒体３３の対面に設けた溝７１に部分的に
適用される樹脂によつても実行される。フランジ
３４は、アーム２０の溝断面の中央側部に圧着さ
れ、切込み７２と２つの切落し部７３，７４を持
ち、これは適当な用具によつて筒体３３をアーム
２０から取外すことができるようにしている。

筒体３３を貫通する孔７５は、ケーブル３の通
過を許容する。

フランジ３４を含む端部と反対側の端部は、環
状の溝７６を有し、これは、第７図に詳細を示す
ようにほぼ四角・梯形の断面を持つている。

トランスデユーサ２８の部材２９は、第８図乃
至第１０図に示すように、円錐台状の区間で結合
された異なる直径の２区間を含む貫通孔７７を画
成する。この孔７７は、ねじ端部を持ち、ステム
３１を軸方向調整できるように螺合される。ステ
ム３１は、図示しない方で固着されて適当な樹脂
によつて封止される。

部材２９は２つの側部切落し部７９，８０を持
つフランジ７８を持ち、このフランジはアーム２
１の溝断面の中央側面に当接する。部材２９のフ
ランジ７８と反対側の端部は環状溝８１を持ち、
それは第１０図に詳細を示すようにほぼ四角・梯
形の断面を持つている。

第１１図に示すように、ベローズ３８は、ほぼ
管状を有し、その両端部に内方に向つて突出する
環状部分８２，８３を持つている。これらの環状
部分８２，８３は、ほぼ四角・梯形の断面を持
つ。

ベローズ３８と、部材２９および突体３３との
結合は、環状部分８２を環状溝７６に、環状部分
８３を環状溝８１に締りばめ嵌合することによつ
て行なわれる。溝７６，８１の寸法と環状部分８
２，８３の寸法は、締りばめによる結合を得るよ
うに選択され、それによつて環状部分８２，８３
はベローズ３８の軸線方向に沿つて相当大きい弾
性圧縮応力を受ける。

従つて、環状部分８２，８３の休止状態におけ
るベローズ軸線方向の厚さは、それぞれ溝７６，
８１の対応断面の幅よりも大きい。

環状部分８２，８３の断面によつて画成される
梯形の大きい方の底辺に対するそれぞれの内径
は、筒体３３および部材２９の溝７６，８１の底
部に対する外径にほぼ等しい。

ベローズ３８および溝７６，８１の上記形状
と、その結果、環状部分８２，８３に圧縮応力を
生じる結合とは、非常に安全な結合と封止とを生
じることが分つた。このことは、ベローズを作つ
ている天然ゴムまたは合成ゴムやプラスチツクな
どの材料がかなり老化した後にも保持される。そ
の他の利点は、環状部分８２，８３と筒体３３お
よび部材２９とのベローズ軸線方向に沿う相互位
置は、確実に一定であることである。

このように、トランスデユーサ２８の非常に良
好な封止が達成され、かつこれは上記の清浄動作
のトランスデユーサへのいかなる悪影響をも防止
している。

明らかに、本考案は、その要旨を離れることな
く、機能的および構体的の見地から等価的の多く
の変化変形を行なうことができる。

（考案の効果）このようにして封止ベローズ３８は第１および
第２部材に対して締りばめで連結するようにされ
ているので、封止ベローズ３８が軸方向に圧縮さ
れた時に、その両端に発生する半径方向の引張応
力が第１および第２の部材に対して有効に作用
し、連結が離脱することを防止するとともにベロ
ーズの経時劣化を大幅に低減することができる。

例えば、上記の封止ベローズに類似のシールま
たはガスケツトであつて、おそらくは環状部分の
異なる断面を持つものを使用して、フイーラ担持
ステムと筒体との間を封止することができる。ま
た、そのシールの環状部分の一方だけに圧縮応力
を生じる結合を行なうことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の好適実施例による手持式プラ
グゲージの一部切断側面図、第２図は第１図の線
−に沿うゲージのアーム装置の断面図、第３
図は第２図の線−に沿つて部分的に切断した
アーム装置の側面図、第４図は第１図乃至第３図
のゲージのトランスデユーサ要素の軸方向拡大断
面図、第５図は第４図要素の端面図、第６図は第
４図および第５図要素の側面図、第７図は第４図
要素の拡大詳細部分図、第８図は第１図乃至第３
図ゲージのトランスデユーサの他の要素の軸方向
拡大断面図、第９図は第８図要素の端面図、第１
０図は第８図要素の拡大詳細部分図、第１１図は
第１図乃至第１０図のゲージのトランスデユーサ
の封止ベローズの拡大軸方向断面図である。１……ハンドル、２……ハンドル上方基部、３
……ケーブル、４……ハンドルのフランジ、５…
…支持板、６，７……締付ねじ、８……突出部
片、９……フランジ、１０，１１……アーム支持
フランジ、１２……アーム装置、１３……締付ね
じ、１４，１５……孔、１６……アーム支持基
部、１７……ケーブル通孔、１８，１９……連結
部分、２０，２１……アーム、２２，２３……軽
減区間、２４，２５……ばね座円柱、２６……圧
縮ばね、２８……トランスデユーサ、２９……ト
ランスデユーサ基部部材、３０……アームの孔、
３１……磁気コアステム、３２……磁気コア、３
３……筒体、３４……フランジ、３５……アーム
の孔、３６……電気巻線、３７……アームの連通
孔、３８……封止ベローズ、３９，４０，４１，
４２……アーム翼部、４３，４４……フイーラ円
柱体担持孔、４５，４６……アーム翼部、４７，
４８……円柱体、４９，５０……フイーラ、５１
……ねじ孔、５２，５３，５４，５５……突出区
間、５６，５７……フイーラ孔、５８……底板、
５９……中央開口、６０……中央開口、６１，６
２……突出部分、６３……検査される部片、６４
……給電および検出装置、６５……コネクタ、６
６……突出耳、６７，６８……ケーブル締付要
素、６９……ゴム管、７０……トランスデユーサ
筒体貫通孔、７１……溝、７２……切込み、７
３，７４……切落し部、７５……ケーブル孔、７
６……環状溝、７７……貫通孔、７８……フラン
ジ、７９，８０……切落し部、８１……環状溝、
８２，８３……ベローズ環状部分。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】１相互に移動可能な第１の部材２９および第２
の部材３３と、第１の部材２９に固着された要
素３１，３２と、第２の部材３３に組み込まれ
るとともに前記要素３２と協働して前記第１の
部材２９と第２の部材３３の相互位置によつて
検出される線寸法を表わす信号を発生する電気
回路３６と、ほぼ筒状の弾性シール部材３８で
あつて幾何学的軸を形成するとともにその両端
が前記第１の部材２９と前記第２の部材３３に
それぞれ弾性的に止着され、前記両端の少なく
とも一方には環状部分８２，８３が形成され、
前記第１部材と第２部材の少なくとも一方に
は、前記環状部分８２，８３を収容するための
環状溝７６，８１から成る座を形成する外部表
面が形成された機械的部片の線寸法を検査する
ためのゲージにおいて、前記環状部分８２，８
３は前記幾何学的軸方向の前記環状溝８１，７
６の断面幅より大きな厚さで形成され、前記環
状部分８２，８３は実質的に締りばめで連結さ
れ、これにより前記環状部分８２，８３は弾性
的な軸方向の圧縮応力を受けるようにされてい
ることを特徴とする機械的部片の線寸法を検査
するためのゲージ。２前記環状部分および前記座は、実質的に梯形
の断面を持つ実用新案登録請求の範囲第１項に
記載のゲージ。３前記断面は、実質的に四角・梯形を持つ実用
新案登録請求の範囲第２項に記載のゲージ。４前記第１部材と第２部材との各々は、円筒状
の外部表面を画成し、この外部表面は、前記弾
性シールの関係端部を収容するために、前記環
状座の一つを画成し、前記シールの２端部の
各々は、関係環状部分を含み、これらの２つの
環状部分は、前記環状座に嵌着され、弾性圧縮
応力を実質的に受ける実用新案登録請求の範囲
第３項に記載のゲージ。５検査されるべき部片に接触するための関係フ
イーラを担持する２個の可動アームと、前記２
個のアームの相互位置を代表する前記信号を提
供するために前記電気回路の巻線を含むトラン
スデユーサとを更に含み、前記トランスデユー
サは前記第１部材および第２部材を有し、前記
第２部材は、前記巻線を収容するために前記ア
ームの一つに固着した筒体を含み、前記第１部
材は、他の一つのアームに固着された、前記要
素のための支持体を画成する実用新案登録請求
の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載のゲ
ージ。６前記筒体は、前記巻線を収容するための貫通
孔と、関係アームの側部と協力するためのフラ
ンジと、前記巻線の針金を通すための側孔とを
画成する実用新案登録請求の範囲第５項に記載
のゲージ。７前記フランジは、孔を画成し、この孔は樹脂
によつて封止されている実用新案登録請求の範
囲第６項に記載のゲージ。８前記トランスデユーサは、差動変圧器トラン
スデユーサであつて、前記要素は前記差動変圧
器トランスデユーサのコアを画成する実用新案
登録請求の範囲第７項に記載のゲージ。９前記支持体は、関係アームと協力するための
フランジと、ほぼ円筒状の区間と、前記円筒状
区間に結合され、前記コアを担持するステムと
を有する実用新案登録請求の範囲第８項に記載
のゲージ。 10 前記トランスデユーサは、密封されている実
用新案登録請求の範囲第９項に記載のゲージ。