JPH0495067A - ピロリジン化合物の製造法 - Google Patents

ピロリジン化合物の製造法

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JPH0495067A
JPH0495067A JP2212804A JP21280490A JPH0495067A JP H0495067 A JPH0495067 A JP H0495067A JP 2212804 A JP2212804 A JP 2212804A JP 21280490 A JP21280490 A JP 21280490A JP H0495067 A JPH0495067 A JP H0495067A
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compound
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JP2212804A
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Kazuo Sakane
坂根 和夫
Keiji Matsuda
啓二 松田
Koji Hattori
浩二 服部
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はピロリジン化合物の新規な製造法に関する。
この発明の目的は、多くの病原菌に対して強い作用を宵
し、抗菌剤として有用なカルバペネム化合物の製造原料
として使用されるピロリジン化合物の新規な製造法を提
供することである。該カルバペネム化合物は、この発明
により製造されるピロリジン化合物を原料として、例え
ば後述の参考例の方法又は同様の方法により製造するこ
とができる。
「課題を解決するための手段J この発明の目的化合物であるピロリジン化合物(1)は
次の一般式で表すことが出来る。
(式中、R1は水素またはイミノ保護基、R2はOまた
は(H,H) 、R’は低級アルカイル基、1−ヒドロ
キシ(低級)アルキル基 または、保護された1−ヒド
ロン(低級)アルキル基を意味する。ただし、R2がア
セチル基の時は、R’は低級アルケニルオキシ基ではな
い) この発明によれば、目的化合物であるピロリジン化合物
(1)またはその塩は下記の方法で製造できる。
製造法1 (n) (Ia) この反応で使用される低級アルカン酸またはその反応性
誘導体としては、R7で示される低級アルカノイル基に
対応するものが挙げられる。
反応性誘導体としては、酸ハライド、酸無水物、活性ア
ミド、活性エステル等が挙げられる。
製造法2 (1’ a )            (r  b 
)この反応で使用される還元法としては化学的還元およ
び接触還元が挙げられる。
還元に使用される還元剤は、例えばスズ、亜鉛、鉄等の
金属または例えば塩化クロム、酢酸クロム等の金属化合
物と、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ
酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸等の
有機酸または無#!酸とノ組合わせ、水素化リチウムア
ルミニウム、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(o)、ビス(ジベンジリデンアセトン
)パラジウム(O)、ジ[1,2−ビス(ジフェニルホ
スフィ/)エタンjパラジウム(O)、テトラキス(亜
燐酸トリフェニル)パラジウム(0) 等のようなパラ
ジウム−配位子錯体と、例えばモルポリン、N−メチル
アニリン等のアミン、例えばジメドン、酢酸ベンゾイル
、2−メト牛シー3オキン吉草酸等の活性メチレン化合
物、例えばシアン化σ−テトラヒドロピラニルオキシベ
ンジル等のシアノヒドリン化合物、例えばギ酸、酢酸、
ギ酸アンモニウム、酢酸ナトリウム等の低級アルカン酸
またはその塩、N−ヒドロキシスクンンイミド等のよう
な反応系内で発生するアリル基の補集剤との組み合わせ
、例えば白金板、白金海綿、白金黒、コロイド白金、酸
化白金、白金線等の白金触媒、例えばパラジウム海綿、
パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム−炭素、コ
ロイドパラジウム、パラジウム−硫酸バリウム、パラジ
ウム−炭酸バリウム等のパラジウム触媒、例えば還元ニ
ッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケル等のニソ’r 
ル触媒、例;t lf 還元コバルト、う不一コバルト
等のコバルト触媒、例えば還元鉄、う不−鉄等の鉄触媒
、例えば還元銅、う不−銅、ウルマン銅等の銅触媒等の
ような常用のものである。また、選択的還元反応に好適
な触媒はキラルホスフィンを配位子とした遷移金属(R
u、Rh、Pd等)例えば[Ru −(R)−2,2’
−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチ
ル]、[Ru−(+)−4,5−ビス(ジフェニルホス
フィノメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキン
ラン]、[Rh−(R)−N、N−ジメチル−1−1(
R)−Z−(ジフェニルホスフィノ)フェロセニル) 
−エチルアミン]、[Rh−(2S。
4S)−1−第三級ブトキシ力ルボニル−4−ジフェニ
ルホスフィノ−2−ジフェニルホスフィノメチルピロリ
ジン]および不斉配位子を有するラネーニッケル等のよ
うなものである。
製造法3 (lb)            (Ic)この反応は
製造法2と同様にして行うことができる。
製造法4 (Ic)                (Id)ま
たはその塩 この反応は上記還元、あるいは通常の酸又は塩基を用い
る加水分解等により行うことができる。
製造法5 ホキンドとの組合わせ、 等の常用の酸化剤が挙げ (Id)                  (IC
)またはその塩 この反応のイミノ保護基の導入は、例えばアリルオキシ
カルボニルクロリド、臭化ヘンシル、ベンジルオキシカ
ルボニルクロリド等の通常のイミノ保護基の導入剤を、
例えば水酸化ナトリウム、ブチルリチウム等の塩基の存
在下に反応させることにより、行うことができる。
製造法6 (Ic)                (re)こ
の反応に使用する酸化剤としては、例えばジョーンズ試
薬、オキサリルクロリドとジメチルスルられる。
製造法7 (I[I) (IV) (If) この還元反応は、製造法2と同様にして行うことができ
る。
環化は水酸化ナトリウム等の塩基存在下で加温する、等
の常法により行うことができる。
製造法8 (If)             (Ig)この反応
は製造法5と同様にして行うことができる。
製造法9 (rg) 製造法10 (Ib) (1f ) (1h) これらヒドロキシ保護基の脱離反応は塩酸等を用いる通
常の加水分解、上記還元反応、テトラブチルアンモニウ
ムフルオリドを用いる反応、等の常法により行うことが
できる。
製造法11 (Ih)                 (Id)
またはその塩 この反応は製造法2と同様にして行うことができる。
(上記式中、R;はイミノ保護基、R1は低級アルカノ
イル基、R3は1−ヒドロキシ(低級)アルキル基、R
まは保護された1−ヒドロキシ(低級)アルキル基、R
4はエステル化されたカルボキシ基、R’  R”およ
びR3はそれぞれ前記と同じ意味) 上記各製造法における反応は、より詳細には後述の製造
法、実施例に開示された方法あるいはそれに準じる方法
によって行われる。
目的化合物(1)の適当な塩類としては、医薬上許容さ
れる塩、特に慣用される非毒性塩が含まれ、例えばナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩および例えば
カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩
のような金属塩、アンモニウム塩、例えばトリエチルア
ミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルア
ミン塩、N、 N  −ジベンジルエチレンジアミン塩
等の有機塩様塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩
、燐酸塩等の無機酸塩、例えばぎ酸塩、酢酸塩、トリフ
ルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホ
ン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、P−トルエンスルホン
酸塩等の有機酸塩、アルギニン塩、アスパラギン酸塩、
グルタミン酸塩等のアミノ酸との塩が挙げられる。
化合物(Id)の好適な塩は、化合物(+)の説明で例
示した塩と同じものである。
この明細書の上記および下記において使用される、この
発明の範囲内に包含される種々の定義の適切な例、およ
び説明を以下詳細に述べる。
「低級Jなる語は特にことわらないかぎり炭素原子1〜
6個を有する基を意味する。
適当な「低級アルカノイル基」としては、例えばホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、インブチリル
、ピバロイル等が挙げられる。
エステル化されたカルボキシ基のエステル部分の具体例
としては、適当な置換基を有していてもよい例エバメチ
ルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、イソ
プロピルエステル、ブチルエステル、イソブチルエステ
ル、第三級ブチルエステル、ペンチルエステル、第三級
ペンチルエステル、ヘキシルエステル、l−シクロプロ
ピルエステル等の低級アルキルエステル、その例として
、例えばアセトキシメチルエステル、プロピオニルオキ
シメチルエステル、ブチリルオキシメチルエステル、イ
ンブチリルオキシメチルエステル、バレリルオキシメチ
ルエステル、ピバロイルオキシメチルエステル、l−ア
セトキシエチルエステル、1−プロピオニルオキシエチ
ルエステル、2−フロビオニルオキ/エチルエステル、
ヘキサノイルオキシメチルエステル等の低級アルカノイ
ルオキシ(低級)アルキルエステル、例えば2−メシル
エチルエステル等の低級アルカンスルホニル(低級)ア
ルキルエステル、または例えば2−ヨードエチルエステ
ル、2,2.2−)ジシクロエチルエステル等のモノ(
もしくはジもしくはトリ)ハロ(低級)アルキルエステ
ル、;例えばビニルエステル、アリルエステル等の低級
アルケニルエステル:例えばエチニルエステル、プロピ
ニルエステル等の低級アルキニルエステル:例えばベン
ジルエステル、4−メトキシベンジルエステル、4−ニ
トロベンジルエステル、フェネチルエステル、トリチル
エステル、ベンズヒドリルエステル、ビス(3−メトキ
シフェニル)メチルエステル、3゜4−ジメトキシベン
ジルエステル、4−ヒドロキシ−3,5−1第三級ブチ
ルベンジルエステル等の適当な置換基を有していてもよ
いアル(低級)アルキルエステル:例えばフェニルエス
テル、4クロロフエニルエステル、トリルエステル、4
Z三Mt−fチルフェニルエステル、キシリルエステル
、メシチルエステル、クメニルエステル等の適当な置換
基を有していてもよいアリールエステル等のようなもの
が挙げられる。
適当な[1−ヒドロキシ(低級)アルキル基」としては
、例えばニーヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル
、1−ヒドロ牛ジプロピル、】−ヒドロキシ−1−メチ
ルエチル、1−ヒドロキシブチル、l−ヒドロキシペン
チル、1−ヒドロキシヘキシル等の1−ヒドロキシ基を
有する直鎖もしくは分枝状の低級アルキル基が挙げられ
、より好ましい例としては1−ヒドロキシ(C,−C,
)アルキル基であり、量も好ましい例としては、1−ヒ
ドロキシエチル基である。
適当な「保護された1−ヒドロキシ(低級)アルキル基
」としては、例えば下記のイミノ保護基、および、例え
ばベンジル、ベンズヒドリル、トリチル等のモノ−もし
くはトリフェニル(低級)アルキル基のようなアル(低
級)アルキル基、例えば、トリメチルシリル、トリエチ
ルシリル、イソプロピルジメチルシリル、第三級ブチル
ジメチルメチルシリル、ジイソブロビルメツルシリル等
のトリ(低級)アルキルシリル、例えばトリフェニルシ
リル等のトリアリールシリル、 例えばトリベンジルシ
リル等のトリアル(低級)アルキルシリルのようなトリ
置換シリルなどにより保護されたヒドロキシ基を有する
前述の1−ヒドロキシ(低級)アルキル基を意味する。
適当な「低級アルキル基」としては、直鎖または分枝状
の基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、ブチル、第三級ブチル、ペンチル、ヘキシル等が含ま
れる。
適当な「イミノ保護基」としては、例えばカルバモイル
基、脂肪族アシル基、芳香族アシル基、複素環式アシル
基または芳香族もしくは複素環式基で置換された脂肪族
アシル基等のカルボン酸、炭酸、スルホン酸およびカル
バミン酸から誘導されるアシルが挙げられる。
[実施例J 以下、!2造例、実施例、参考例に従ってこの発明を説
明する。
製造例I 製造例2と実質的に同様にして、2−(1−第三級ブチ
ルジメチルシリルオキシエチル)−4−二トロ酪酸エチ
ルを得る。
IR(ニー))   :   1725.  1550
.  109109O’NMR(CDC1,、δ) :
 0.03(311,g)、 0.06(311,g)
、 0.87(9H,s)、 1.20(311,d、
J=6.’2Hz)1.28(3Lt、J=7.HIz
)、  2.27−2.48(311,−)4、07−
4.28(3B、 s)、 4.37−4.60(2H
,@)製造例2 2−[(IR)−1−第三級ブチルジメチルシリルオ牛
ジエチルコアクリル酸エチル(7,0g)のエタノール
(35d )およびニトロメタン(359d)の溶液に
、ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデケ−7−エン(
4,05m1”)を20−26@Cで滴下し、混合物を
同温で13.5時間放置する。反応混合物を−3000
に冷却し、その溶液に酢酸(1,55d ”)を加え、
それから、酢酸エチル(150d)を加える。溶液を飽
和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
減圧下に留去する。残渣をシリカゲル(200g)を使
用するクロマトグラフィーに付し、n−へキサンとジイ
ソプロピルエーテルとの混液(4: 1 、 v/v)
で溶出する。所望の化合物を含む両分を集め、溶媒を減
圧下に留去して、2−[(IR)−1−第三級ブチルジ
メチルシリルオキシエチル]−4−二トロ酪酸エチル(
4,87g) ヲ得る。
IR(ニー))   :   1725.  1545
e■1NMR(CDC1,、δ) : 0.29(38
,s)、  0.59(3H,s)0.86(9H,s
)、  1.21(3B、d、J=6Hz)1、’ 2
8(3B、 t、 J=7Hz)、  2.30−2.
48(31,@)、 4.04−4゜25(31,m)
、4.41−4.60(2B、膳)実施例1 実施例2と実質的に同様にして、3−(1−第三級ブチ
ルジメチルシリルオキシエチル)−2−オキソ−ピロリ
ジンを得る。
+11(jジ1−ル)  :  1690. 1250
. 1035c■−111MR(CDCIs、J) :
 0.02(3H,s)、 0.04(3H,s)0.
83(9H,s)、  1.16(3H,d、J=6.
3■2)1、93−2.31(3H,m)、  3.2
1:(、:(2(21,m)4.21−4.37(IH
,s)、  6.53(Il、b、s)Mass(FB
)  :  244(M”+1)実施例2 2−E(IR)−1−第三級ブチルジメチルシリルオキ
シエチル]−4−二トロ酪酸エチル(4゜86g)のエ
タノール(50d ’)溶液と、10%パラジウム−炭
素(2,0g)との混合物を水素雰囲気中室温で3時間
撹拌する。触媒を濾別する。濾液に4N水酸化ナトリウ
ム水溶液を加える。混合物を50−60°Cで15分間
撹拌する。反応混合物に酢酸エチル(2oOd )を加
え、溶液を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
、溶媒を減圧下に留去する。
残渣をシリカゲル(100g)を使用するクロマトグラ
フィーに付し、塩化メチレンとアセトンとの混液(9:
1. v/v)で溶出する。
所望の化合物を含む画分を集め、溶媒を減圧下に留去し
て、(3S)−3−[(IR)−1−第三級ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−2−オキソビロリジン(2
,10g)を得る。
mp : 83−85℃ Eel、 ニーa8.o°(C1,O,CHCl、)I
R(スジ1−ル)  :  1705−1690ci+
−’11MR(CDC1,、り :  0.77(3B
、s)、 0.11(3H,s)0.82(911,s
)、  1.14(3H,d、J=6.3Hz)、  
1.96−2.14(IH,s)、 2.17−2.3
7(2H,s)、 3.19−3.35(2H,s)4
.34(2B、d、Q、 J=1.9Hz、 J=6.
3Hz、 Jll、0Hz)6、33(In、 bs) Mass(FD)  :  244(M”+1)実施例
3 (3S)−3−[(IR)−1−第三級ブチルジメチル
シリルオキシエチル〕−2−オキソピロリジン(1,4
0g)のテトラヒドロ7ラン(14a& ”)溶液に、
1.62Nn−ブチルリチウムのn−へ牛サン溶液(3
,55d )を撹拌下に−40〜50”C7滴下し、混
合物を同温で5分間撹拌する。溶液に臭化ベンジル(0
,72m1)のテトラヒドロフラン(2d)溶液を滴下
し、混合物を室温で3日間撹拌する。−20℃に冷却し
た反応混合物に、水(5d)および酢酸エチル(50a
f )を順次加える。分取した打機層を飽和食塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去
して、残渣を得る。残渣をシリカゲル(100g )を
使用するクロマトグラフィーに付し、n−へ牛サンと酢
酸エチルとの混液(5:1. v/v)で溶出する。所
望の化合物を含む画分を集め、溶媒を減圧下に留去して
、(3S)−1−ベンジル−3−[(IR)−1第三級
ブチルジメチルシリルオキシエチル]−2オキソ−ピロ
リジン(1,34g)を得る。
LR(ニー))   :   1680 − 1670
cm−’NMR(CDCIs、 J) : Q、 06
<3H1S)、D、 II(34s)、 0.85(9
H,s)、  1.17(3H,d、 J=6.3Hz
)、 1.83−.2.04(18゜m)2.10−2
.28(1B、m)、  2.38−2.48(III
、m)、  3.093、28. (2H,@)、 4
.43(2B、 ABq、 J=63.4Hz)4.4
5(2B、d、q、  J=2.:(Hz、  J=6
.4Hz、  J=12.7Hz)7.21−7.36
(5L gi) 実施例4 (3S)−1−ベンジル−3−[(IR)−1−第三級
ブチルジメチルシリルオキシエチル〕2−オキソピロリ
ジン(1,33g)のテトラヒドロフラン(21,21
+1り溶液に、IMテトラブチルアンモニウムフルオリ
ド(455d )のテトラヒドロフラン(21,2* 
)溶液と酢酸(2,36a&+)とを 水冷下に撹拌し
て加える。混合物を室温で一晩中撹拌する。反応混合物
に、酢酸エチル(30−)と食塩水(10a12)を加
える。有機層を分取し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液
、水および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリカゲル(
60*)を使用するクロマトグラフィーに付し、n−へ
キサンと酢酸エチルとの混液C1:2. v/v)で溶
出する。所望の化合物を含む両分を集め、溶媒を減圧下
に留去し、(3S)−1−ベンジル−[(IR)−1−
ヒドロキシエチル]−2−オキソピロリジン(381電
)を得る。
mp : 6ロ一67℃ [ff1lo : −6,50’ (C1,OCHCI
m)JR(スジ1−ル)  :  1660 − 16
40. 1450cm−’JIMR(CDC1,、J)
 : 1.23(3H,d、J=6.5Hz)、 1.
94−2.07(21+、m)、  2.65(IH,
d、t、J=3.3Hz、  J=9.Hlz)。
2.91(IH,d、J=5.9Hz)、  3.23
(2tl、t、J=10.511z)4、33(1B、
 s)、 4.47(2H,s)、 7.19−7.3
7(5H,m)Mass(El)  :  219(M
”)実施例5 (3S)−3−[(IR)−1−第三級ブチルジメチル
シリルオキシエチル〕−2−オキソピロリジン(1,0
g)のメタノール(10a&)液と濃塩酸(0,Hd 
)の混合物を室温で2時間撹拌する。
氷水で冷却後、反応混合物を4N水酸化ナトリウム水溶
液(2,0d )でPH・〜7に調整し、溶媒を減圧下
に留去し、残渣を得る。残渣をシリカゲル(40g)を
使用するクロマトグラフィーに付し、クロロホルムとメ
タノールとの混液(9:1. v/v)で溶出する。所
望する化合物を含む画分を集め、溶媒を減圧下に留去し
、(3S)−3−[(IR)1−ヒドロ牛エチル]−2
−オキソ−ピロリジン(427m g )を得る。
sp : 118−119℃ [11]D ニー32.3°(C1,O,MeOH)I
R(メジ1−&)  :  1640 − 1600c
m−’NMR(CDC1,、δ):  1.22(31
1,d、J=6Hz)、  1.98−2.35<2H
,*)、  2.38−2.67(IL s)、  3
.08(IN、d、J=6Hz)3.33(28,t、
J=7Hz)、  4.10−4.46(10,m)6
.67(IH,bg) Mass(El):  129(M”)実施例6 水素化リチウムアルミニウム(0,29g)の懸濁液に
、(3S)−3−[(IR)−1−ヒドロキシエチルツ
ー2−オ牛シピロリジン(0,5g) ヲJ流下に撹拌
して加える。混合物を同条件で7時間撹拌し、それから
水浴で冷却する。反応混合物に酒石酸カリウムナトリウ
ム飽和水溶液(5d)を滴下し、混合物を同温で30分
間撹拌する。生じた不溶物質を濾別し、メタノール(3
0m )で洗浄する。濾液と洗液を集め、溶媒を減圧下
に留去し、残渣をテトラヒドロフラン(10I11りと
水(10al! )との混液に溶解する。水浴で冷却し
た溶液に、ペンジルオ牛ジカルボニルクロリド(12゜
61d)のテトラヒドロフラン(2d)溶液を4N水酸
化ナトリウム水溶液でPH8〜10に保ちながら滴下し
、混合物を同温で30分間撹拌する。
酢酸エチル(50m12 )を反応混合物に加え、有機
層を分取し、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を減圧下に留去する。残渣をシリカゲル(
60g)を使用するクロマトグラフィーに付し、n−へ
キサンと酢酸エチルとの混液(1:2、 v/v)で溶
出する。所望する化合物を含む両分を集め、溶媒を減圧
下に留去して、(3R)−1−ペンジルオ牛ジカルボニ
ル−3−[(IR)1−ヒドロキシエチル]−ピロリジ
ン(674m g )を得る。
[σ]p:÷15.7°(CI、 0. CHCl5)
IR(ニー))   :  3.400.  1700
(ah)、   1680.  14301120cm
−’ NMR(CDCIs、 D : 1.23(3H,d、
 J=6.7Hz)、1.60−1.82(2JI、 
#)、 2.04−2.22(2H,#)、 3.06
(IH,t。
J=9.9Hz)3.34(1■、 @)、 3.46
−3.69(38,@)。
5.13(21,s)、7.26 − 7.38(5B
、s)実施例7 オキサリルクロリド(0,20d )の塩化メチレン(
6d)溶液にジメチルスルホキンド(0,34d ’)
を−40℃で滴下し、混合物を同温で5分間撹拌する。
その混合物に、(3R)−1−ペンジルオ牛ジカルボニ
ル−3−[(IR)−1−ヒドロキシエチルコピロリジ
ン(535m g )の塩化メチレン(2,0+atl
 )溶液を同温で滴下する。10分後、トリエチルアミ
ン(1,SOd )を−40℃〜50℃で撹拌下に滴下
する。混合物の温度を室温まで30分間加熱する。反応
混合物を濾過し、濾液の溶媒を減圧下に留去し、残渣を
酢酸エチル(80d )に溶解する。
溶液を食塩水、IN塩酸、戻酸水素ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を減圧下に留去する。残渣をシリカゲル(50
s)を使用するクロマトグラフィーに付し、n−へキサ
ンと酢酸エチルとのi液(を二2. V/V)で溶出す
る。所望する化合物を含む画分を集め、溶媒を減圧下に
留去し、(3R)−1−ペンジルオ牛ジカルボニルー3
−7セチルビロリジン(523■)を得る。
[1]D  :  −9,50° (C1,O,CHC
l、)IR(ニート)  :  1700 − 169
0.  1420.  1210.  1170111
0c■−1 NMR(CDCI、、δ)  :  1.8g  −2
,20(28,s)、  2.21(30,s)。
3.05 − 3.25(11,−)、  3.40 
− 3.74(4H,m)5.13(28,s)、  
7.28 − 7.38(5H,@)実施例8 LDA (1,48Nテトラヒドロフラン溶液、 72
d)の溶液に、1−ベンジル−2−オキソピロリジン(
17,1g)のテトラヒドロフラン(2DDd )溶液
を窒素雰囲気中−78℃で加える。混合物を一78℃で
30分間撹拌し、N、N−ジメチルアセトアミド(17
d)を−78℃で加える。反応混合物を一20℃まで3
0分間加熱し、酢酸エチル(500m )を加える。混
合物をIN塩酸溶液、飽和炭酸水素ナトリウムおよび食
塩水で順次洗浄する。乾燥させた溶液を濃縮し、残渣を
シリカゲルを使用するクロマトグラフィーに付し、n−
へキサンと酢酸エチルとの混液(1:2. v/v)で
溶出し、3−アセチル−1−ベンジル−2−オキソピロ
リジン(20,1g)を得る。
JR(ニート)  :   1710. 1680c霞
−1111R(CDCIs、J)  :  1.8−2
.1(IH,m)、  2.4−2.6(IH,a)2
.45(:II、s)、  3.13−3.32(2H
,s)、  3.65(In、d、d。
J=6Hz、  9Hz)、4.37. 4.C8(2
H,ABq、J=I6Hz)。
7.1−7.4(SR,g+) 実施例9 パンのイースト(100g)の水(200d )懸濁液
に、砂糖(100g)と3−アセチル−1−ベンジル−
2−オキソピロリジン(10g)とを加え、生じた懸濁
液を35℃で4日間撹拌する。反応混合物をセライト、
で濾過し、濾液を酢酸エチルで抽出する。
有機層を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液および食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムて乾燥し、溶媒を減圧下に留
去する。残渣をシリカゲルを使用するクロマトグラフィ
ーに付し、n−へキサンと酢酸エチルとの混液(3:2
〜1:2. v/v)で溶出し、第一番目の画分として
(3S)−3−[(Is) −1−ヒドロキシエチル〕
−1−ベンジル−2−オキソピロリジン(1,45g)
 、第二番目の画分として(3R)−3−[(I S)
 −1−ヒドロキシエチル]−1−ベンジル−2−オキ
ソピロリジン(4,3g)を得る。
(3S)−3−[(I S)−1−ヒドロキシエチルニ
ー1−ベンジル−2−オキソピロリジンの物性値 IRにニート):     340G、1660cm−
’NMR(CDCI、、δ): 1.18(30,d、
J=7Hz)、 1.5−1.7(IH,s)2.0f
−2,48(1■、 −)、2.33−2.48(IH
,層)、  3.14−3、25(21,s)、 3.
72−3.92(IH,@)、 4.45(20,s)
5、24(IH,brs)、 7.1−7.4(511
,m)[σコミ:      ”35.4  (C:L
 CHCIg)(3R)−3−[(Is)−1−とドロ
キシエチル]−1−ベンジル−2−オキソピロリジンの
物性値 IR(ニー)):     34G0.   1660
cm−’NMR(CDC1,、δ):  1.22(3
B、d、J=7Hz)、1.87−2.06(211゜
a)、 2.66(181tl d、 J=allz3
.5Hz)、 2.7(IH,brs)。
3.18(2H,t、J=7Hz)、4.27−4.4
(IH,−)、4.43゜4、51(211,ABq、
 J=15Hz)、 7.1−7.4(5B、s)[f
f]o:   +s、7  (c=1.  CHCIg
)実施例10 (3S)−3−r (Is)−1−ヒドロキシエチル]
−1−ベンジル−2−オキソピロリジン(1,0g)の
テトラヒドロフラン溶液に水素化リチウムアルミニウム
(0,26g)を加える。還流下に1時間撹拌した後、
混合物を水浴で冷却し、酒石酸カリウムナトリウム飽和
水溶液を加える。濾過後、濾液の溶媒を留去し、(3R
)−3−[(IS)−1−ヒドロキシエチル]−1−ベ
ンジルピロリジン(1,06g)を得る。
IR(ニー)):     3300cm−’IMR(
CDCIs、り:  1.16(3H,d□6.5Hz
)、3.6−3.8(411,s)7、117.31(
511,■) 実施例11 実施例10と実質的に同様にして、(3S)−3−[(
15)−1−ヒドロキシエチル]−1−ベンジルピロリ
ジン(1,05g)を得る。
IR(ニー))       :    3300cm
−’IMR(CDC1,、J) :  1.0R(3B
、 d、 J=6Hz)、 1.68−2.47(5B
、 m)、 2.70(IN、 dd、 J=2Hz、
 911z)、 2.80−2.87(IH,m)、3
.58(2H,s)、3.81−3.91(IH,g+
)、7.18y、39(5H,−) 実施例12 (3R)−3−[(Is)−1−ヒドロキシエチル]−
1−ベンジルピロリジン(1,06□)のメタノール溶
液に、10%パラジウム−炭素(50%wet2*)を
加える。室温で2時間撹拌後、沈澱を濾別する。濾液の
溶媒を留去し、残渣をテトラヒドロフランおよび水の混
合液に溶解する。この溶液にアリルオキシカルボニルク
ロリド(0,73m )を4N水酸化ナトリウムでp 
H9,0−10,01に保存しながら0℃で滴下する。
反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、溶媒を留去し、(3R)−3−[(Is)−1
−とドロキシエチル]−1−アリルオキシカルボニルピ
ロリジン(0,68g)を得る。
IRにニート)      :   3400. 16
90  c−−’11MR(CDC1,、J) :  
1.25(3H,d、J=6Hz)、3.18−3.7
4(5B、 m)、 4.56−4.63(28,s)
、 5.16−5.35(2B、 @)5、84−6−
01(1B、 @) 実施例13 実施例12と実質的に同様にして、(3S)3−[(I
s)−1−ヒドロキシエチル]−1アリルオキシカルボ
ニルピロリジン(0,8g)ヲ得る。
IRにニート)       :    3350. 
 1680  cs+−’NMR(CDC1,、δ) 
:  1.21(3H,d、J=6Hz)、3.0O−
3,28(III、 m)、 3.30−3. To(
40,s)、 4.56−4.63(2L s)。
5、17−5.35(28,s+)、 5.84−6.
 Of (IH,s)実施例14 (3R)−3−[(Is)−1−ヒドロ牛ジエチル]−
1−アリルオキシカルボニルピロリジン(0,681>
のアセトン(50g+/ )溶液に、2.6Nジコーン
ズ(Jones)試薬(3Il12)を0℃で加える。
0℃で1時間撹拌後、イソプロピルアルコール(5m1
)を加え、沈澱を濾別する。濾液の溶媒を留去し、残渣
を酢酸エチルに溶解し、食塩水で洗浄し、硫酸マグウシ
ラムで乾燥し、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルを使用
するクロマトグラフィーに付す。n−へ牛サンと酢酸エ
チルとの混液(1:1゜v / v )で溶出し、(3
R)−3−アセチル−1アリルオキシカルボニルピロリ
ジン(0,33g)を得る。
IR(ニー))       :    1710. 
 1695  cvh−’NMR(CDC1,、J) 
:  2.04−2.26(28,s)、2.21(3
H,s)。
3.11−3.21(1B、■)、3.35−3.72
(4L −)、4.574、61(2H,m)、 5.
17−5.35(2H,s)、 5.84−6.03(
IH。
膳) [1]o         ニー9.0(C:1.  
CHCl5)実施例15 実施例14と実質的に同様にして、(3S)−3−[(
Is)1−ヒドロキシエチル]−1−アリルオキシカル
ボニルピロリジン(0,54g)を得る。
IR(ニート)      :   16g0. 17
10  cm−’11MR(CDCIs、δ) :  
2.04−2.21(2H,s)、 2.21(31,
s)。
3、11−3.22(1B、 −)、 3.35−3.
72(4H,*)、 4.56−4、61 (2H,@
)、 5.17−5.34(2H,s)、 5.84−
6.03(IH。
■) [σ]o       :+9.6(C=l、  CH
Cl5)参考例1 (3R,4S)−4−アセトキシ−3−r (]R)−
1−第三級ブチルジメチルシリルオキシエチル]−2−
オキサアゼチジン(7,28g)と(35−)との塩化
メチレン(Sod )溶液に、トリメチルシリルトリフ
ルオロメタンスルホナー)(4゜9n)を窒素雰囲気中
−60℃で加え、混合物を0℃で30分間撹拌する。−
(溶液A) (R)−4−アセチル−1−アリルオキシカルボニルピ
ロリジン(5,0g)とトリメチルアミン(3,5d 
)との塩化メチレン(5(1++/ )溶液に、トリメ
チルシリルトリフルオロメタンスルホナート(4,9d
 )を窒素雰囲気中−60℃で加え、混合物を0℃で3
0分間撹拌する。この混合物に、前記の混合物(溶液A
)を窒素雰囲気中0’Cで滴下し、0℃でさらに4時間
撹拌する。反応混合物を酢酸エチルと水との混合物中に
入れ、室温で2時間撹拌する。炭酸水素ナトリウム水溶
液でpH約6.5に調整した後、有機層を分取し、食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下
に蒸発させる。残渣をシリカゲルを使用するクロマトグ
ラフィーに付し、n−へ牛サンと酢酸エチルとの混液(
1:2. v/v)で溶出し、(3S、4R)−4f2
−1(3R)−1−アリルオキシカルボニルピロリジン
−3−イル) −2−オ牛ンエチル]−3−[(IR)
−1−第三級ブチルジメチルシリルオキシエチル]−2
−オキサアゼチジン(5゜2g)を得る。
参考例2 (3S、4R)−4−[2−((3R)−1−アリルオ
キシカルボニルピロリジン−3−イル)−2−オキンエ
チル]−3−[(IR)−1−第三級ブチルジメチルシ
リルオキシエチ、ルコー2−オキンアゼチジン(5,2
g、)とトリエチルアミン(3,4d )との塩化メチ
レン(7,0d )溶液に、アリルオキサリルクロリド
(j!、7g)を窒素雰囲気中−20℃で加える。−2
0℃で30分間撹拌後、混合物を水と酢酸エチルとの混
合物中に注ぐ。有機層を分取して水、炭酸水素ナトリウ
ム水溶液および食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥して、溶媒を留去する。残渣をキシレン(30m
)1.:溶解し、亜燐酸トリエチル(8,5d )を加
える。
窒素雰囲気中91+’Cまで15分間加熱し、混合物に
ヒドロキノン(130■)を加え、窒素雰囲気中130
℃まで2時間加熱する。溶媒を蒸発させ、残渣をシリカ
ゲルを使用するクロマトグラフィーに付し、n−へキサ
ンと酢酸エチルとの混液(4:1. v/v)で溶出し
、(5R,6S)−3−[(3S)−アリルオキシカル
ボニルピロリジン−3−イルコロ−[(IR)−1=第
三級ブチルジメチルシリルオキシエチル]−7−オキソ
−1−アザビシクロ[3,2,0]ヘプト−2−エン−
2−カルボン酸アリル(5,2g)を得る。
IR(CH*C1y)    :  1780. 17
10 am−’NMR(CDCIs、 J) : 0.
07(6H,s)、 0.88<9H,s)、1.68
2.21(2B、s)、 2.64−3.72(7H,
s)、 4.01−4.22(3B、 s)、 4.5
8−4.82(4B、 m)、 5.18−5.45(
4■+11)+5.87−6.71(20,s) 参考例3 (5R,6S)−3〜[(3S)−アリルオキシカルボ
ニルピロリジン−3−イル] −6−r(IR)〜1−
第三級プチルジメチル/リルオ牛ンエチル]−7−オキ
ソ−1−アザビンクロ[3,20]ヘプト−2−エン−
2−カルボン酸アリル(5,24g)のテトラヒドロフ
ラン(6Qd) 溶液に、酢酸(5,9d ”)とIM
テトラブチルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフ
ラン(51り溶液とを窒素雰囲気中0℃で加える。室温
で12時間撹拌後、混合物を水と酢酸エチルとの混合物
中に注ぐ。
有機層を分取して水、飽和炭酸水素す) IJウム水溶
液および食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
して、溶媒を留去する。残渣をシリカゲルを使用するク
ロマトグラフィーに付し、n−へキサンと酢酸エチルと
の混Wt (1:2. v/v)で溶出し、(5R,6
S)−3−E (3S)−1−アリルオキシカルボニル
ピロリジン−3−イル]−6[(IR)−1−ヒドロキ
シエチル]−7−オキソ−1−アザビシクロ[3,2,
Oコヘプト2−エン−2−カルボン酸アリル(2,43
g)を得る。
IRに−ト)       :    34G0.  
1775.  1641G−1710cmNMR(CD
Cl2.J):1.34(3)!、d、J・611z)
、  2.60−3.80(7H,s)、  4.47
−4.83(411,m)、  5.15−5、B 2
 (411、園)。
5.80−6.07(2H,g+) 参考例4 (5R,6S)−3−[(3s)−1−アリルオキシカ
ルボニルピロリジン−3−イル] −6−[(IR)−
1−ヒドロキシエチル]−7−オキソ−】−アザビシク
ロ[3,2,0]ヘプト−2−ニンー2−カルボン酸ア
リル(2,4g)のテトラヒドロフラン(30d >と
エタノール(15wi)とノ混合液に、トリフェニルホ
スフィン(320■)、5.5−ジメチル−1,3−シ
クロへ牛サンジオン(ジメドン)(1,7g)とテトラ
キス−(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0) 
 (yo。
■)とを順次加える。室温で1時間撹拌し、生成する沈
澱を濾取する。沈澱をテトラヒドロフランで洗浄し、(
5R,6S)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチル
]−7−オ牛ソー3−[(3S)−ピロリジン−3−イ
ル〕−1−アザビシクロ[3,2,0]ヘプト−2−エ
ン−2−カルボン酸(1,48g ) IR(1ジ運−ル)      :   1750ca
+−’NMR(D*O9δ) :1.29(3H,d、
J=6Hz)、 1.80−2.23(21+、 m)
、 4. Go−4,40(2H,■)出願人  藤沢
薬品工業株式会社 代理人 弁理士 吉 川 俊 雄 手   続 補 正   書 平成3年lO月2日 平成2年特許願第212804号 2、発明の名称 ピロリジン化合物の製造法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市中央区這修町3丁目4番7号名称 +52
41藤沢薬品工業株式会社代表者 藤澤 友吉況 4 代理人 住所 大阪市部島区東野田町1−21−14 二ニー若
杉ビル8階 明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容 との間に次の実施例16〜18を挿入する。
「実施例16 水素化リチウムアルミニウム42.54gのテトラヒド
ロフラン(50園1)中懸濁液に(3S+−1−ベンジ
ル−3−、[(lR)−1−ヒトロキシエチル]−2−
オキソピリジン(10,12g)のテトラヒドロフラン
(50ml)溶液を還流下に攪拌して滴下する。1時間
後、混合物を水浴で冷却する。反応混合物に酒石酸カリ
ウムナトリウム飽和水消液(8ml)を滴下し、混合物
を同温で30分間攪拌する。生じた不溶物質を濾別し、
テトラヒドロフラン(30ml)トおよびメタノール(
100■1)で順次洗浄する。濾液と洗液とを集め、溶
媒を減圧下に留去して、(3R)−1−ベンジル−3−
[(I R)−1−ヒドロキシエチル]ピロリジン(l
 1.68g1を得る。
NMRfCDCll、  6 ) ・ 1.08i3H
,d、J=6.32Hz1.1.67−1.90(31
(、al 、2.(Is−2,L? (L)1.ml 
、2.18−2.3118、+m1.2.441LH,
d、d、J:9.111(z、J116.6411z1
.268flHd  d  J=2.551(z、J=
9.12)1zl、2.78−2.86flH,m) 
、3.58i2H,sl、3.81−3.9211H1
ml 、79−7.36f5Hm 実施例17 (3R1−1−ベンジル−3−[(IR)l−ヒドロキ
シエチル]ピロリジン(11,68g璽20%パラジウ
ムー炭素(4,0g)濃塩酸(7,1allおよびメタ
ノール(120m1)の混合物を285〜3気圧の水素
雰囲気中室温で6時間水素添加する。触媒を濾別し、濾
液を減圧濃縮する。残渣をテトラヒドロフラン(50a
ll と水(50ml)との混液に溶解する。この溶液
にアリルオキシカルボニルクロリド(4,94m1)の
テトラヒドロフラン(5@l)溶液を4N水酸化ナトリ
ウムでpH8〜lOに維持しながら水冷下に滴下する。
混合物を同温で1時間攪拌し、酢酸エチル(looml
)で2回抽出する。抽出液を食塩水で3回洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去し、(3R
1−1−アリルオキシカルボニル−3−[(IR)−1
−ヒドロキシエチル〕ピロリジン(8,71g1を得る
NMR(CDC1a、  δl : +、z+I3H,
d、J・6.23Hz1.1.65−1.95i2H,
ml、2.12−2.27i2H,−+、3.05fl
Hdd、 Jl18.83Hz、 JlllO,7Hz
l 、 3.26−3.39 ilH,+sl 、 3
45−3.79(3H,ml、4.56−4.6112
8.ml 5.17−536i2)1.w+1.5.8
4−6.0211Hm1α]”  : +20.7°(
C=1.0.C)IcI、1実施例18 (3R1−1−アリルオキシカルボニル−3−[(IR
)−1−ヒドロキシエチル]ピロリジンを原料とし、実
施例14と実質的に同じ方法により、(3R1−3−ア
セチル−1−アリルオキシカルボニルピロリジンを得る
IR+ニート1   :  1710  1695  
cm−’NMR(CDCIm、 δ)・2.04−2.
26(28,ml、2.21(3IIs1.3.11−
3.21(IH,sl、3.35−3.72(4H,m
l、4.57−4.61 i2H,sl、5.17−5
.35f2H,sl、5.84−6.03(IH,ml

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1_aはイミノ保護基を意味する)で示さ
    れる化合物に低級アルカン酸またはその反応性誘導体も
    しくはその塩を反応させて、式:▲数式、化学式、表等
    があります▼( I a) (式中、R^1_aは前記と同じ意味、R^3_aは低
    級アルカノイル基を意味する) で示される化合物を得るか、または b)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中、R^1_a及びR^3_aはそれぞれ前記と同
    じ意味)で示される化合物を還元して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、R^1_aは前記と同じ意味、R^3_bは1
    −ヒドロキシ(低級)アルキル基を意味する) で示される化合物を得るか、または c)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、R^1_aおよびR^3_bはそれぞれ前記と
    同じ意味)で示される化合物を還元して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) (式中、R^1_aおよびR^3_bはそれぞれ前記と
    同じ意味) で示される化合物を得るか、または d)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) (式中、R^1_aおよびR^3_bはそれぞれ前記と
    同じ意味)で示される化合物を、イミノ保護基の脱離反
    応に付し、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I d) (式中、R^3_bは前記と同じ意味) で示される化合物またはその塩を得るか、またはe)式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼( I d) (式中、R^3_bは前記と同じ意味) で示される化合物またはその塩にイミノ保護基を導入し
    て、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) (式中、R^1_aおよびR^3_bはそれぞれ前記と
    同じ意味)で示される化合物を得るか、または f)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) (式中、R^1_aおよびR^3_bはそれぞれ前記と
    同じ意味)で示される化合物を酸化して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I e) (式中、R^1_aおよびR^3_aはそれぞれ前記と
    同じ意味)で示される化合物を得るか、 g)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^3_cは保護された1−ヒドロキシ(低級
    )アルキル基、R^4はエステル化されたカルボキシ基
    を意味する) で示される化合物をニトロ基の還元反応に付し、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^3_c及びR^4はそれぞれ前記と同じ意
    味)で示される化合物を得、これを環化させて 式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I f) (式中、R^3_cは前記と同じ意味) で示される化合物を得るか、または h)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I f) (式中、R^3_cは前記と同じ意味) で示される化合物にイミノ保護基を導入して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I g) (式中、R^3_cは前記と同じ意味、R^1_aはイ
    ミノ保護基を意味する) で示される化合物を得るか、または i)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I g) (式中、R^1_aおよびR^3_cはそれぞれ前記と
    同じ意味)で示される化合物をヒドロキシ保護基の脱離
    反応に付し、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) (式中、R^1_aは前記と同じ意味、R^3_bは1
    −ヒドロキシ(低級)アルキル基を意味する) で示される化合物を得るか、または j)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I f) (式中、R^3_cは前記と同じ意味) で示される化合物をヒドロキシ保護基の脱離反応に付し
    、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I h) (式中、R^3_hは前記と同じ意味) で示される化合物を得るか、または k)式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I h) (式中、R^3_bは前記と同じ意味) で示される化合物を還元して、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I d) (式中、R^3_bは前記と同じ意味) で示される化合物またはその塩を得ることを特徴とする
    、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素またはイミノ保護基、R^2は=
    Oまたは(H、H)、R^3は低級アルカイル基、1−
    ヒドロキシ(低級)アルキル基または、保護された1−
    ヒドロシ(低級)アルキル基を意味する。ただし、R^
    3がアセチル基の時は、R^1は低級アルケニルオキシ
    基ではない) で示される化合物またはその塩の製造法。
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