JPH0494340A - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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- JPH0494340A JPH0494340A JP20753690A JP20753690A JPH0494340A JP H0494340 A JPH0494340 A JP H0494340A JP 20753690 A JP20753690 A JP 20753690A JP 20753690 A JP20753690 A JP 20753690A JP H0494340 A JPH0494340 A JP H0494340A
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 46
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、積載された原稿を一枚ごと分離して搬送する
ための原稿搬送装置に関する。
ための原稿搬送装置に関する。
(従来の技術)
第3図は従来のファクシミリ装置の原稿搬送装置の構成
図であり、lは駆動用モータ、2,3は駆動用モータ1
のモータプーリ1aからの回動力をベルト4を介して受
ける一対の原稿搬送用ローラ対、5は原稿搬送用ローラ
対2,3間の原稿読取部へ照射光を出射する光源、6は
原稿を照射した後、複数のミラーMでイメージセンサ7
方向へ導かれる光ビーム、8は一方の原稿搬送用ローラ
対2に一体的に設けられたギヤ2aとシャフト9に設け
られた電磁クラッチギヤlOとに噛合している第1アイ
ドラギヤ、11は前記シャフト9の原稿幅の中央部分に
設けられたフィードローラ、12は一端が軸13aに回
転可能に支持されたレバー13に設けられ、前記フィー
ドローラ11と所定の摩擦抵抗によって接触して分離搬
送ローラ手段を構成している分離ローラ、14は前記シ
ャフト9に回転可能に設けられたホルダ、15はホルダ
14に支持されたピックアップローラ、16は前記フィ
ードローラ11に設けられたギヤllaとピックアップ
ローラ15aとに噛合している第2アイドラギヤ、17
はシャフト9を中心にしてホルダ14に時計方向への回
転付勢力を与えているスプリング、18はホルダ14の
回転ストッパ、19は原稿ガイド板、20は前記ピック
アップローラ15と相対向する位置に回転可能に設けら
れて原稿21を押圧する圧板である。
図であり、lは駆動用モータ、2,3は駆動用モータ1
のモータプーリ1aからの回動力をベルト4を介して受
ける一対の原稿搬送用ローラ対、5は原稿搬送用ローラ
対2,3間の原稿読取部へ照射光を出射する光源、6は
原稿を照射した後、複数のミラーMでイメージセンサ7
方向へ導かれる光ビーム、8は一方の原稿搬送用ローラ
対2に一体的に設けられたギヤ2aとシャフト9に設け
られた電磁クラッチギヤlOとに噛合している第1アイ
ドラギヤ、11は前記シャフト9の原稿幅の中央部分に
設けられたフィードローラ、12は一端が軸13aに回
転可能に支持されたレバー13に設けられ、前記フィー
ドローラ11と所定の摩擦抵抗によって接触して分離搬
送ローラ手段を構成している分離ローラ、14は前記シ
ャフト9に回転可能に設けられたホルダ、15はホルダ
14に支持されたピックアップローラ、16は前記フィ
ードローラ11に設けられたギヤllaとピックアップ
ローラ15aとに噛合している第2アイドラギヤ、17
はシャフト9を中心にしてホルダ14に時計方向への回
転付勢力を与えているスプリング、18はホルダ14の
回転ストッパ、19は原稿ガイド板、20は前記ピック
アップローラ15と相対向する位置に回転可能に設けら
れて原稿21を押圧する圧板である。
同図において、原稿21を矢印方向へ挿入し、送信を開
始すると、駆動用モータ1が動作して原稿搬送用ローラ
2,3が回転を始め、同時に第1アイドラギヤ8を介し
て電磁クラッチギヤ10も回転する。この時、電磁クラ
ッチギヤ10の電磁クラッチ(図示せず)に電圧を印加
すると、電磁クラッチギヤlOと一体的になったシャフ
ト9は反時計方向へと回転し、フィードローラ11も反
時計方向へ回転する。さらにピックアップローラ15が
第2アイドラギヤ16を介して反時計方向へと回転する
ようになる。またシャフト9とホルダ14との間には図
示しないフリクション装置が内蔵されており、ホルダ1
4がスプリング17の作用に抗して反時計方向へ回転し
、ピックアップローラ15は、原稿ガイド板19を通っ
て上昇し、原稿21を下方から押し上げるような状態で
圧板20に圧接することになる。この時、ピックアップ
ローラ15は反時計方向に回転しているため、最下面の
原稿21は前方に搬送され、フィードローラ11と分離
ローラ12との圧接部に給紙される。
始すると、駆動用モータ1が動作して原稿搬送用ローラ
2,3が回転を始め、同時に第1アイドラギヤ8を介し
て電磁クラッチギヤ10も回転する。この時、電磁クラ
ッチギヤ10の電磁クラッチ(図示せず)に電圧を印加
すると、電磁クラッチギヤlOと一体的になったシャフ
ト9は反時計方向へと回転し、フィードローラ11も反
時計方向へ回転する。さらにピックアップローラ15が
第2アイドラギヤ16を介して反時計方向へと回転する
ようになる。またシャフト9とホルダ14との間には図
示しないフリクション装置が内蔵されており、ホルダ1
4がスプリング17の作用に抗して反時計方向へ回転し
、ピックアップローラ15は、原稿ガイド板19を通っ
て上昇し、原稿21を下方から押し上げるような状態で
圧板20に圧接することになる。この時、ピックアップ
ローラ15は反時計方向に回転しているため、最下面の
原稿21は前方に搬送され、フィードローラ11と分離
ローラ12との圧接部に給紙される。
この時、前記圧接部に給紙される原稿21が1枚である
場合には、外周がゴム製のフィードローラ11と原稿2
1との摩擦抵抗、同じく外周がゴム製の分離ローラ12
と原稿21との摩擦抵抗が分離ローラ12に内蔵された
図示しないフリクション装置の制動力より大であるため
、フィードローラ11の回転に伴って原稿21は搬送さ
れ、分離ローラ12も連れ回りをする。
場合には、外周がゴム製のフィードローラ11と原稿2
1との摩擦抵抗、同じく外周がゴム製の分離ローラ12
と原稿21との摩擦抵抗が分離ローラ12に内蔵された
図示しないフリクション装置の制動力より大であるため
、フィードローラ11の回転に伴って原稿21は搬送さ
れ、分離ローラ12も連れ回りをする。
また前記圧接部に給紙される原稿21が2枚である場合
には、フィードローラ11に接した下方の原稿21はフ
ィードローラ11の回転に伴って前方に搬送されるが、
分離ローラ12に接した上方の原稿21は、分離ローラ
12に内蔵されているフリクション装置の制動力が原稿
21相互の摩擦抵抗より大となるように設定されている
ため、原稿21相互で滑って分離ローラ12が停止する
ので、その位置で保持されるようになる。
には、フィードローラ11に接した下方の原稿21はフ
ィードローラ11の回転に伴って前方に搬送されるが、
分離ローラ12に接した上方の原稿21は、分離ローラ
12に内蔵されているフリクション装置の制動力が原稿
21相互の摩擦抵抗より大となるように設定されている
ため、原稿21相互で滑って分離ローラ12が停止する
ので、その位置で保持されるようになる。
上述のように分離され前方に搬送された原稿21は、原
稿搬送用ローラ対2,3によって所定のスピードで搬送
されつつ、光源5の照射を受けて公知のようにイメージ
センサ7での原稿情報の読み取りがなされる。前記原稿
搬送用ローラ対2,3による原稿21の搬送が開始され
ると、電磁クラッチへの電流が遮断され、電磁クラッチ
ギヤ10とシャフト9との係合間係が解かれ、シャフト
9は回転を開始する。このため、それまでシャフト9が
回転していたことにより得られていたホルダ14の回転
力は失われ、ホルダ14はスプリング17の作用によっ
て回転ストッパ】8に当接するまで時計方向に回転し、
ピックアップローラ15が原稿ガイド板19の下面に下
がることになる。このようにシャフト9の回転が停止す
ると、フィードローラ11は原稿搬送用ローラ対2,3
によって搬送されている原稿21に伴って連れ回りする
ことになる。
稿搬送用ローラ対2,3によって所定のスピードで搬送
されつつ、光源5の照射を受けて公知のようにイメージ
センサ7での原稿情報の読み取りがなされる。前記原稿
搬送用ローラ対2,3による原稿21の搬送が開始され
ると、電磁クラッチへの電流が遮断され、電磁クラッチ
ギヤ10とシャフト9との係合間係が解かれ、シャフト
9は回転を開始する。このため、それまでシャフト9が
回転していたことにより得られていたホルダ14の回転
力は失われ、ホルダ14はスプリング17の作用によっ
て回転ストッパ】8に当接するまで時計方向に回転し、
ピックアップローラ15が原稿ガイド板19の下面に下
がることになる。このようにシャフト9の回転が停止す
ると、フィードローラ11は原稿搬送用ローラ対2,3
によって搬送されている原稿21に伴って連れ回りする
ことになる。
(発明が解決しようとする課題)
上記の従来装置において、原稿21のセット位置は、原
稿先端をフィードローラ11と分離ローラ12との圧接
部に突き当てることによって決定される。
稿先端をフィードローラ11と分離ローラ12との圧接
部に突き当てることによって決定される。
しかし原稿先端が突き当たったか否かはオペレータの指
先の感覚に頼るしかないので、オペレータは確実にセッ
トするつもりで、セット済の原稿21の後端を前方にた
たいたりする場合がある。ところが、このような動作に
よる衝撃によって原稿先端が分離ローラ12を上方へ押
し上げ、原稿が重なったままフィードローラ11と分離
ローラ12の間に入り込んでしまうことがある。
先の感覚に頼るしかないので、オペレータは確実にセッ
トするつもりで、セット済の原稿21の後端を前方にた
たいたりする場合がある。ところが、このような動作に
よる衝撃によって原稿先端が分離ローラ12を上方へ押
し上げ、原稿が重なったままフィードローラ11と分離
ローラ12の間に入り込んでしまうことがある。
上述のようにしてフィードローラ11と分離ローラ12
との圧接部に入り込んだ原稿が3枚以上である場合には
、既述したようにフィードローラ11に接した最下面の
原稿は前方へ搬送され、また回転が停止している分離ロ
ーラ12に接した最上面の原稿はその位置で保持される
が、中間にある原稿は、上面にある原稿の摩擦抵抗と、
下面にある原稿の摩擦抵抗とのいずれか大きい原稿の方
へ追随しようとするために、上面の原稿と共にその場所
に留まるものもあるが、下面の原稿と共に重なったまま
搬送されてしまう場合もあるという問題がある。
との圧接部に入り込んだ原稿が3枚以上である場合には
、既述したようにフィードローラ11に接した最下面の
原稿は前方へ搬送され、また回転が停止している分離ロ
ーラ12に接した最上面の原稿はその位置で保持される
が、中間にある原稿は、上面にある原稿の摩擦抵抗と、
下面にある原稿の摩擦抵抗とのいずれか大きい原稿の方
へ追随しようとするために、上面の原稿と共にその場所
に留まるものもあるが、下面の原稿と共に重なったまま
搬送されてしまう場合もあるという問題がある。
また多量の原稿を同時に勢いよく分離ローラ12に突き
当てるように挿入した場合には、分離ローラ12は容易
に跳ね上がってしまい、多量の原稿がフィードローラ1
1と分離ローラ12との間にセットされてしまうという
不具合を生じていた。
当てるように挿入した場合には、分離ローラ12は容易
に跳ね上がってしまい、多量の原稿がフィードローラ1
1と分離ローラ12との間にセットされてしまうという
不具合を生じていた。
本発明の目的は、常に確実かつ正確に原稿の分離搬送が
行われる原稿搬送装置を提供することにある。
行われる原稿搬送装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明は、積載された原稿
を分離して搬送するための分離搬送ローラ手段と、この
分離搬送ローラ手段へ前記原稿を給紙するためのピック
アップローラと、前記分離搬送ローラ手段とピックアッ
プローラとの間に設置されて、原稿セット時に積載され
た原稿の最初に給紙される原稿の先端が前になり、かつ
最後に給紙される原稿の先端が後になるようなくさび状
に原稿先端を整え、さらに原稿先端が搬送方向に対して
直交するように原稿先端と当接する傾斜突起体と、この
傾斜突起体を前記原稿セット時に原稿搬送路に突出させ
、さらに傾斜突起体を前記ピックアップローラによる原
稿給紙開始前に原稿搬送路外に退避させる駆動手段とを
備えたことを特徴とする。
を分離して搬送するための分離搬送ローラ手段と、この
分離搬送ローラ手段へ前記原稿を給紙するためのピック
アップローラと、前記分離搬送ローラ手段とピックアッ
プローラとの間に設置されて、原稿セット時に積載され
た原稿の最初に給紙される原稿の先端が前になり、かつ
最後に給紙される原稿の先端が後になるようなくさび状
に原稿先端を整え、さらに原稿先端が搬送方向に対して
直交するように原稿先端と当接する傾斜突起体と、この
傾斜突起体を前記原稿セット時に原稿搬送路に突出させ
、さらに傾斜突起体を前記ピックアップローラによる原
稿給紙開始前に原稿搬送路外に退避させる駆動手段とを
備えたことを特徴とする。
(作 用)
上記の手段を採用したため、積載された原稿をセットす
るため分離搬送ローラ手段へ挿入する時、セットされた
原稿が過度に分離搬送ローラ手段の方向へ挿入されても
、その時の衝撃は傾斜突起体で吸収されることになり、
さらに傾斜突起体で原稿の先端形状は、くさび状に整え
られ、かつ搬送方向に対して直交することになり、分離
搬送ローラ手段の分離搬送動作に悪影響を与える要因を
除去でき、正確かつ確実に原稿の分離搬送動作が行われ
ることになり、またピックアップローラによる分離搬送
ローラ手段への原稿給紙開始時には、傾斜突起体が原稿
搬送路外に位置するため、原稿給紙に影響を与えること
はない。
るため分離搬送ローラ手段へ挿入する時、セットされた
原稿が過度に分離搬送ローラ手段の方向へ挿入されても
、その時の衝撃は傾斜突起体で吸収されることになり、
さらに傾斜突起体で原稿の先端形状は、くさび状に整え
られ、かつ搬送方向に対して直交することになり、分離
搬送ローラ手段の分離搬送動作に悪影響を与える要因を
除去でき、正確かつ確実に原稿の分離搬送動作が行われ
ることになり、またピックアップローラによる分離搬送
ローラ手段への原稿給紙開始時には、傾斜突起体が原稿
搬送路外に位置するため、原稿給紙に影響を与えること
はない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の要部を示す構成図、第2図
は第1図の実施例の給紙状態を示す構成図であり、第3
図に基づいて説明した部材と対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明を省略した。
は第1図の実施例の給紙状態を示す構成図であり、第3
図に基づいて説明した部材と対応する部材には同一符号
を付して詳しい説明を省略した。
第1図、第2図において、22は支軸23に回転可能に
設けられた作動レバー、24は作動レバー22の一端に
約60度の角度にて設けられ、フィードローラ11と分
離ローラ12からなる分離搬送ローラ手段と、ピックア
ップローラ15との間の原稿ガイド板19の下面から上
方へ突出可能な傾斜突起体、25はホルダ14の延出部
14aに植設され、作動レバー22の他端の下カム部2
6と当接する作動ビン、27は前記支軸23に中央が巻
回され、一端が作動レバー22に係止され、他端が作動
ビン25に係止されて、作動レバー22に時計方向の回
転力を付勢している付勢ばねであって、ホルダ149作
動レバー229作動ビン25.下カム部26.付勢ばね
27とで前記傾斜突起体24の駆動手段を構成している
。
設けられた作動レバー、24は作動レバー22の一端に
約60度の角度にて設けられ、フィードローラ11と分
離ローラ12からなる分離搬送ローラ手段と、ピックア
ップローラ15との間の原稿ガイド板19の下面から上
方へ突出可能な傾斜突起体、25はホルダ14の延出部
14aに植設され、作動レバー22の他端の下カム部2
6と当接する作動ビン、27は前記支軸23に中央が巻
回され、一端が作動レバー22に係止され、他端が作動
ビン25に係止されて、作動レバー22に時計方向の回
転力を付勢している付勢ばねであって、ホルダ149作
動レバー229作動ビン25.下カム部26.付勢ばね
27とで前記傾斜突起体24の駆動手段を構成している
。
第1図において、原稿21を原稿ガイド板19で案内し
ながらフィードローラ11と分離ローラ12との圧接部
に挿入すると、原稿21は、フィードローラ11と分離
ローラ12に到達する前に、原稿ガイド板19の下方か
ら突出している作動レバー22の傾斜突起体24に当接
する。この傾斜突起体24に対して作動レバー22の支
軸23からの垂線が接する点をQとし、原稿21が傾斜
突起体24に当接点を前記Q点より下部にあるように構
成することにより、原稿挿入時に傾斜突起体24に対し
P方向の大きな挿入力が働いたとしても、その挿入力は
作動レバー22を時計方向へ回転させようとする分力と
して作用するので、原稿先端は確実に傾斜突起体24で
係止され、挿入力のすべては支軸23で吸収されること
になる。
ながらフィードローラ11と分離ローラ12との圧接部
に挿入すると、原稿21は、フィードローラ11と分離
ローラ12に到達する前に、原稿ガイド板19の下方か
ら突出している作動レバー22の傾斜突起体24に当接
する。この傾斜突起体24に対して作動レバー22の支
軸23からの垂線が接する点をQとし、原稿21が傾斜
突起体24に当接点を前記Q点より下部にあるように構
成することにより、原稿挿入時に傾斜突起体24に対し
P方向の大きな挿入力が働いたとしても、その挿入力は
作動レバー22を時計方向へ回転させようとする分力と
して作用するので、原稿先端は確実に傾斜突起体24で
係止され、挿入力のすべては支軸23で吸収されること
になる。
第2図において、原稿21のセットが完了したのち、第
3図で説明したと同様にしてシャフト9が反時計方向へ
と回転を始めることによってホルダ14も反時計方向へ
回転し、ピックアップローラ15が上昇し始める。ホル
ダ14の反時計方向への回転によって、作動ビン25は
、上方へ移動して作動レバー22の下カム部26と当接
し、さらに下カム部26を押し上げ、作動レバー22を
回転軸23を中心にして反時計方向へ回転させ、ピック
アップローラ】5が原稿21の下面に達するまでの間に
、原稿搬送路中に突出していた傾斜突起体24を原稿ガ
イド板19の下方へ退避させるようにする。従って、ビ
ッグアップローラ15が最下面の原稿21に接し、この
原稿21に対するフィードローラ11と分離ローラ12
との圧接部への給紙が開始される時には、傾斜突起体2
4は原稿搬送路外に退避しており、給紙に何等の支障を
与えることがない。
3図で説明したと同様にしてシャフト9が反時計方向へ
と回転を始めることによってホルダ14も反時計方向へ
回転し、ピックアップローラ15が上昇し始める。ホル
ダ14の反時計方向への回転によって、作動ビン25は
、上方へ移動して作動レバー22の下カム部26と当接
し、さらに下カム部26を押し上げ、作動レバー22を
回転軸23を中心にして反時計方向へ回転させ、ピック
アップローラ】5が原稿21の下面に達するまでの間に
、原稿搬送路中に突出していた傾斜突起体24を原稿ガ
イド板19の下方へ退避させるようにする。従って、ビ
ッグアップローラ15が最下面の原稿21に接し、この
原稿21に対するフィードローラ11と分離ローラ12
との圧接部への給紙が開始される時には、傾斜突起体2
4は原稿搬送路外に退避しており、給紙に何等の支障を
与えることがない。
また原稿搬送ローラ対2,3による原稿21の原稿情報
の読み取りが開始されると、第3図で説明したと同様に
して電磁クラッチへの通電が遮断され、このためホルダ
14はスプリング17の作用で停止位置に復元しようと
する。この復元作動によって作動レバー22の下カム部
26に当接していた作動ビン25が下方へと移動するの
で、作動レバー22もまた付勢ばね27の作用により時
計方向へ回転する。
の読み取りが開始されると、第3図で説明したと同様に
して電磁クラッチへの通電が遮断され、このためホルダ
14はスプリング17の作用で停止位置に復元しようと
する。この復元作動によって作動レバー22の下カム部
26に当接していた作動ビン25が下方へと移動するの
で、作動レバー22もまた付勢ばね27の作用により時
計方向へ回転する。
しかし、この時、作動レバー22の傾斜突起体24が原
稿ガイド板19より上方へ突出しようとしても、原稿ガ
イド板19上には原稿21が搬送中であるため、傾斜突
起部24の先端が搬送中の原稿21の下面に接した状態
で停止し、最後の原稿21の後端か傾斜突起板24の位
置を通過した時に、第1図のように原稿ガイド板19の
上方へ傾斜突起板24が突出することになる。従って、
この状態で、新たに原稿21を挿入すれば、傾斜突起体
24による上述した原稿先端の規制動作が行われること
になる。
稿ガイド板19より上方へ突出しようとしても、原稿ガ
イド板19上には原稿21が搬送中であるため、傾斜突
起部24の先端が搬送中の原稿21の下面に接した状態
で停止し、最後の原稿21の後端か傾斜突起板24の位
置を通過した時に、第1図のように原稿ガイド板19の
上方へ傾斜突起板24が突出することになる。従って、
この状態で、新たに原稿21を挿入すれば、傾斜突起体
24による上述した原稿先端の規制動作が行われること
になる。
上述したように、本実施例によれば、原稿21のセット
時に、多量の原稿21を勢いよく挿入したり、セット済
の原稿21の後端をフィードローラ11と分離ローラ1
2からなる分離搬送ローラ手段の方向へ向けてたたくと
いうような動作がなされても、その作動時の衝撃は傾斜
突起体24によって吸収されて、分離搬送ローラ手段に
まで達せず、原稿セット時の従来の諸トラブルが回避さ
れ、信頼性を高められる。また、原稿先端は、傾斜突起
体24に当接することによって、最初に給紙される原稿
21が前方に、かつ最後に給紙される原稿21が後方と
なるようなくさび状に整えられ、さらに搬送方向に対し
て直角となるように整えられることになり、分離搬送ロ
ーラ手段による分離搬送動作が正確かつ確実になされる
ことになる。
時に、多量の原稿21を勢いよく挿入したり、セット済
の原稿21の後端をフィードローラ11と分離ローラ1
2からなる分離搬送ローラ手段の方向へ向けてたたくと
いうような動作がなされても、その作動時の衝撃は傾斜
突起体24によって吸収されて、分離搬送ローラ手段に
まで達せず、原稿セット時の従来の諸トラブルが回避さ
れ、信頼性を高められる。また、原稿先端は、傾斜突起
体24に当接することによって、最初に給紙される原稿
21が前方に、かつ最後に給紙される原稿21が後方と
なるようなくさび状に整えられ、さらに搬送方向に対し
て直角となるように整えられることになり、分離搬送ロ
ーラ手段による分離搬送動作が正確かつ確実になされる
ことになる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、原稿のセット時
に傾斜突起体で、分離搬送ローラ手段に対する原稿先端
の衝撃の吸収、形状2位置規制がなされことになり、分
離搬送ローラ手段による分離搬送動作が正確かつ確実に
なされる原稿搬送装置を提供できる。
に傾斜突起体で、分離搬送ローラ手段に対する原稿先端
の衝撃の吸収、形状2位置規制がなされことになり、分
離搬送ローラ手段による分離搬送動作が正確かつ確実に
なされる原稿搬送装置を提供できる。
第1図は本発明の原稿搬送装置の一実施例の要部を示す
構成図、第2図は第1図の実施例の給紙状態を示す構成
図、第3図は従来の原稿搬送装置の構成図である。 11、12・・・分離搬送ローラ手段、14.22゜2
5、26.27・・・駆動手段、15・・・ピックアッ
プローラ、19・・・原稿ガイド板、21 ・・・原稿
、24・・・傾斜突起体。 特許出願人 株式会社 リ コー
構成図、第2図は第1図の実施例の給紙状態を示す構成
図、第3図は従来の原稿搬送装置の構成図である。 11、12・・・分離搬送ローラ手段、14.22゜2
5、26.27・・・駆動手段、15・・・ピックアッ
プローラ、19・・・原稿ガイド板、21 ・・・原稿
、24・・・傾斜突起体。 特許出願人 株式会社 リ コー
Claims (1)
- 積載された原稿を分離して搬送するための分離搬送ロー
ラ手段と、この分離搬送ローラ手段へ前記原稿を給紙す
るためのピックアップローラと、前記分離搬送ローラ手
段とピックアップローラとの間に設置されて、原稿セッ
ト時に積載された原稿の最初に給紙される原稿の先端が
前になり、かつ最後に給紙される原稿の先端が後になる
ようなくさび状に原稿先端を整え、さらに原稿先端が搬
送方向に対して直交するように原稿先端と当接する傾斜
突起体と、この傾斜突起体を前記原稿セット時に原稿搬
送路に突出させ、さらに傾斜突起体を前記ピックアップ
ローラによる原稿給紙開始前に原稿搬送路外に退避させ
る駆動手段とを備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20753690A JPH0494340A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20753690A JPH0494340A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494340A true JPH0494340A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16541355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20753690A Pending JPH0494340A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494340A (ja) |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP20753690A patent/JPH0494340A/ja active Pending
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