JPH049422A - 含クロム溶鋼用精錬装置 - Google Patents
含クロム溶鋼用精錬装置Info
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- JPH049422A JPH049422A JP10890090A JP10890090A JPH049422A JP H049422 A JPH049422 A JP H049422A JP 10890090 A JP10890090 A JP 10890090A JP 10890090 A JP10890090 A JP 10890090A JP H049422 A JPH049422 A JP H049422A
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- compressed air
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、減圧下にアルゴン（又は窒素）吹き込みによ
り含クロム溶鋼を脱炭精錬する為の精錬装置に関する。
り含クロム溶鋼を脱炭精錬する為の精錬装置に関する。
従来、高クロム溶鋼を精錬する技術としては、減圧下で
酸素を吹き込む真空脱炭法、及びアルゴン−酸素混合ガ
スを吹き込むＡＯＤプロセスが一般に知られているが、
最近、減圧下にアルゴン−酸素混合ガスを吹き込む脱炭
精錬法が提案されている。また、精錬過程のうち大気圧
下での処理をＡＯＤ装置で行い、次いで真空精錬装置に
おいて、２０Ｔｏｒｒという高度の減圧下の精錬を行う
方法も提案されている（例えば、特開昭６１−１．３８
６１１号公報参照）。
酸素を吹き込む真空脱炭法、及びアルゴン−酸素混合ガ
スを吹き込むＡＯＤプロセスが一般に知られているが、
最近、減圧下にアルゴン−酸素混合ガスを吹き込む脱炭
精錬法が提案されている。また、精錬過程のうち大気圧
下での処理をＡＯＤ装置で行い、次いで真空精錬装置に
おいて、２０Ｔｏｒｒという高度の減圧下の精錬を行う
方法も提案されている（例えば、特開昭６１−１．３８
６１１号公報参照）。
本発明者等は、最近、高クロム溶鋼の改良された精錬法
として、溶鋼中のＣ含有量が約０．２％に至るまでは、
アルゴン−酸素混合ガスを吹き込み、それ以後は、雰囲
気をほぼ２００Ｔｏｒｒ以下に減圧して、アルゴン等の
非酸化性ガスだけを吹き込む技術を開発し、更にその為
の精錬装置について、炉体上部にフードを着脱可能に載
置したものを提案した。
として、溶鋼中のＣ含有量が約０．２％に至るまでは、
アルゴン−酸素混合ガスを吹き込み、それ以後は、雰囲
気をほぼ２００Ｔｏｒｒ以下に減圧して、アルゴン等の
非酸化性ガスだけを吹き込む技術を開発し、更にその為
の精錬装置について、炉体上部にフードを着脱可能に載
置したものを提案した。
ところで、本発明者らか開発した方法にお０て、上記の
ように減圧下と常圧の両方の条件で操作を行う場合、フ
ードを炉体上部のフランジに載置したり、取り外したり
することか必要であり、そしてその場合、精錬操作中に
おける気密が十分に保たれるようにするためには、フー
ドを載置する際に、フランジ表面が清浄に保たれ、溶鋼
のスプラッシュが付着していない状態になっていること
か必要になる。ところが、真空下に非酸化性ガスを吹き
込む段階以前の高炭素領域で脱炭を行って０る段階、即
ち、炉体上部にフードを載置する以前の段階でも溶鋼ス
プラッシュが発生し、炉体上部のフランジ上に付着する
ことがしばしば生じる。
ように減圧下と常圧の両方の条件で操作を行う場合、フ
ードを炉体上部のフランジに載置したり、取り外したり
することか必要であり、そしてその場合、精錬操作中に
おける気密が十分に保たれるようにするためには、フー
ドを載置する際に、フランジ表面が清浄に保たれ、溶鋼
のスプラッシュが付着していない状態になっていること
か必要になる。ところが、真空下に非酸化性ガスを吹き
込む段階以前の高炭素領域で脱炭を行って０る段階、即
ち、炉体上部にフードを載置する以前の段階でも溶鋼ス
プラッシュが発生し、炉体上部のフランジ上に付着する
ことがしばしば生じる。
多量の或いは大きなスプラッシュの付着は、フードを載
置したときの気密シールを不十分なものにする危険があ
る。
置したときの気密シールを不十分なものにする危険があ
る。
しかしながら、従来の精錬技術においては、上記のよう
な要求を満たすために、格別の配慮はなされていず、そ
れに関する技術は知られていなかつた。
な要求を満たすために、格別の配慮はなされていず、そ
れに関する技術は知られていなかつた。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであ
る。
る。
即ち、本発明の目的は、フードを載置する際に、フラン
ジ表面を、清浄に保つことかできる含クロム溶鋼精錬装
置を提供することにある。
ジ表面を、清浄に保つことかできる含クロム溶鋼精錬装
置を提供することにある。
本発明を実施例に相当する第１図によって説明すると、
本発明の含クロム溶鋼用の精錬装置は、下部にガス吹き
込み用羽目を備え、上部にフードを載置するためのフラ
ンジ４を設けた傾動可能な炉体ｌと、真空装置に接続す
るダクトを備え、炉体上部に着脱可能なフード３とを組
み合わせてなり、そして、上記フランジの内部に炉壁を
一周するように冷却水用流路５を設け、また、フランジ
の上方の炉壁外周に沿って、圧縮空気を噴射するノズル
を多数備えた圧縮空気用流路６を設けたことを特徴とす
る。
本発明の含クロム溶鋼用の精錬装置は、下部にガス吹き
込み用羽目を備え、上部にフードを載置するためのフラ
ンジ４を設けた傾動可能な炉体ｌと、真空装置に接続す
るダクトを備え、炉体上部に着脱可能なフード３とを組
み合わせてなり、そして、上記フランジの内部に炉壁を
一周するように冷却水用流路５を設け、また、フランジ
の上方の炉壁外周に沿って、圧縮空気を噴射するノズル
を多数備えた圧縮空気用流路６を設けたことを特徴とす
る。
本発明の精錬装置においては、炉体上部に取り付けられ
たフランジに、冷却水を通す流路が設けられているから
、フランジ表面は常に冷却された状態にあり、フランジ
表面に飛散してきたスプラッシュは、急速に冷却される
為、フランジに溶着することがない。そして、フランジ
上方の炉壁周囲に設けられた圧縮空気流路のノズルから
、圧縮空気がフランジに向けて噴射されるので、フラン
ジ上に存在するスプラッシュは、噴射された圧縮空気に
よって吹き飛ばされ、フランジ表面が清浄に保たれる。
たフランジに、冷却水を通す流路が設けられているから
、フランジ表面は常に冷却された状態にあり、フランジ
表面に飛散してきたスプラッシュは、急速に冷却される
為、フランジに溶着することがない。そして、フランジ
上方の炉壁周囲に設けられた圧縮空気流路のノズルから
、圧縮空気がフランジに向けて噴射されるので、フラン
ジ上に存在するスプラッシュは、噴射された圧縮空気に
よって吹き飛ばされ、フランジ表面が清浄に保たれる。
次に、本発明の実施例を、図面によって説明する。
第１図は、本発明の精錬装置の概略の断面図であり、第
２図は、そのフランジの部分の拡大断面図である。
２図は、そのフランジの部分の拡大断面図である。
図中、１は、傾動可能な炉体であり、下部にガス吹き込
み用羽口２を備えている。炉体の上部には、フード３を
載置するためのフランジ４が設けられている。フランジ
４は、その内部に、炉壁を一周するように冷却水用流路
５か設けられ、図示されない供給管によって供給された
冷却水が流れるようになっている。フランジ４の上部に
は、炉壁外周に沿って、圧縮空気用流路６が設けられて
おり、その圧縮空気用流路の側壁７には、ノズル８が多
数、例えば、１５０個設けられている。このノズル８は
斜め下方に向けて開口している。圧縮空気用流路６には
、送気管９より圧縮空気が導入される。
み用羽口２を備えている。炉体の上部には、フード３を
載置するためのフランジ４が設けられている。フランジ
４は、その内部に、炉壁を一周するように冷却水用流路
５か設けられ、図示されない供給管によって供給された
冷却水が流れるようになっている。フランジ４の上部に
は、炉壁外周に沿って、圧縮空気用流路６が設けられて
おり、その圧縮空気用流路の側壁７には、ノズル８が多
数、例えば、１５０個設けられている。このノズル８は
斜め下方に向けて開口している。圧縮空気用流路６には
、送気管９より圧縮空気が導入される。
フード３は、上記フランジの上に着脱自在に載置される
ものであって、その側面に真空装置に接続するダクト１
０が取り付りられており、また、フード３の下端部は、
リング状ガスケット１１を取り付けたフランジＩ２にな
っている。
ものであって、その側面に真空装置に接続するダクト１
０が取り付りられており、また、フード３の下端部は、
リング状ガスケット１１を取り付けたフランジＩ２にな
っている。
上記の構成を有する精錬装置によって精錬を行なう場合
、フードがフランジ上から取り外されている状態では、
炉体内部の溶鋼１３からのスプラッシュは、フランジ表
面に飛散するが、フランジは冷却水によって冷却されて
いるので、フランジ表面に飛散したスプラッシュは急速
に冷却され、フラングに溶着するのが防止される。フー
ド３をフランジ上に載置する際には、フうフジ上のスプ
ラッシュを除去する必要かあるので、圧縮空気を送気管
９から圧縮空気流路６に導入し、ノズル８からフランジ
に向けて噴射させる。それによって、フランジ表面に存
在しているスプラッシュは吹き飛ばされ、フランジ表面
は清浄に保たれる。
、フードがフランジ上から取り外されている状態では、
炉体内部の溶鋼１３からのスプラッシュは、フランジ表
面に飛散するが、フランジは冷却水によって冷却されて
いるので、フランジ表面に飛散したスプラッシュは急速
に冷却され、フラングに溶着するのが防止される。フー
ド３をフランジ上に載置する際には、フうフジ上のスプ
ラッシュを除去する必要かあるので、圧縮空気を送気管
９から圧縮空気流路６に導入し、ノズル８からフランジ
に向けて噴射させる。それによって、フランジ表面に存
在しているスプラッシュは吹き飛ばされ、フランジ表面
は清浄に保たれる。
本発明の精錬装置においては、フード３をフランジ４上
に載置した場合、フランジの内部には、冷却水が流れて
いるので、リング状ガスケットｌｌが損傷を受けること
も防止でき、気密が十分に保持できるという利点もちる
。
に載置した場合、フランジの内部には、冷却水が流れて
いるので、リング状ガスケットｌｌが損傷を受けること
も防止でき、気密が十分に保持できるという利点もちる
。
Ｃ発明の効果〕
本発明の精錬装置は、上記の構成を有するから、フード
を載置する際に、フランジ表面を常に清浄に保持するこ
とか可能になる。したがって、フードを載置した後は、
十分な気密シールか保たれるという効果を生じる。
を載置する際に、フランジ表面を常に清浄に保持するこ
とか可能になる。したがって、フードを載置した後は、
十分な気密シールか保たれるという効果を生じる。
第１図は、本発明の精錬装置の概略の断面図であり、第
２図は、そのフランジ部の拡大断面図である。
２図は、そのフランジ部の拡大断面図である。
１・・炉体、２・・ガス吹き込み用羽口、３・・・フー
ド、４・・・フランジ、５・・冷却水用流路、６・・・
圧縮空気用流路、７・・・側壁、８・・・ノズル、９・
・・送気管、ｌＯ・・・ダクト、１１・・・リング状ガ
スケット、１２・・・フランジ、１３・・・溶鋼。
ド、４・・・フランジ、５・・冷却水用流路、６・・・
圧縮空気用流路、７・・・側壁、８・・・ノズル、９・
・・送気管、ｌＯ・・・ダクト、１１・・・リング状ガ
スケット、１２・・・フランジ、１３・・・溶鋼。
Claims (1)
- （１）下部にガス吹き込み用羽口を備え、上部にフード
を載置するためのフランジを設けた傾動可能な炉体と、
真空装置に接続するダクトを備え、炉体上部に着脱可能
なフードとを組み合わせてなり、該フランジの内部に炉
壁を一周するように冷却水用流路を設け、フランジの上
方の炉壁外周に沿って、圧縮空気を噴射するノズルを多
数備えた圧縮空気用流路を設けたことを特徴とする含ク
ロム溶鋼用精錬装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108900A JP3038783B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 含クロム溶鋼用精錬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108900A JP3038783B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 含クロム溶鋼用精錬装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049422A true JPH049422A (ja) | 1992-01-14 |
| JP3038783B2 JP3038783B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=14496474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2108900A Expired - Lifetime JP3038783B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 含クロム溶鋼用精錬装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3038783B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101705142B1 (ko) | 2015-06-29 | 2017-02-10 | 서울메트로 | 철도 선로 운행 중 도상 개량 시공장치 |
| KR101705141B1 (ko) | 2015-06-29 | 2017-02-10 | 서울메트로 | 철도 선로 운행 중 도상 개량 공법 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP2108900A patent/JP3038783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3038783B2 (ja) | 2000-05-08 |
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