JPH0494164A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
- Publication number
- JPH0494164A JPH0494164A JP2210367A JP21036790A JPH0494164A JP H0494164 A JPH0494164 A JP H0494164A JP 2210367 A JP2210367 A JP 2210367A JP 21036790 A JP21036790 A JP 21036790A JP H0494164 A JPH0494164 A JP H0494164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply wiring
- circuit
- voltage
- electrostatic breakdown
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 78
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 claims abstract description 76
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 63
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract description 19
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract description 19
- 230000006378 damage Effects 0.000 abstract description 14
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 14
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003685 thermal hair damage Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 2
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 2
- DSSYKIVIOFKYAU-XCBNKYQSSA-N (R)-camphor Chemical compound C1C[C@@]2(C)C(=O)C[C@@H]1C2(C)C DSSYKIVIOFKYAU-XCBNKYQSSA-N 0.000 description 1
- 102100039435 C-X-C motif chemokine 17 Human genes 0.000 description 1
- 241000723346 Cinnamomum camphora Species 0.000 description 1
- 101000889048 Homo sapiens C-X-C motif chemokine 17 Proteins 0.000 description 1
- 229960000846 camphor Drugs 0.000 description 1
- 229930008380 camphor Natural products 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、静電気破
壊防止回路(静電気保護回路)を備えた半導体集積回路
装置に適用して有効な技術に関するものである。
壊防止回路(静電気保護回路)を備えた半導体集積回路
装置に適用して有効な技術に関するものである。
本発明者は、4[Mbit]の大容量を有するDRAM
(Dynamic Raridom AceessMe
mory)システムを半導体ペレットに搭載した半導体
記憶装置の開発を行っている。この半導体記憶装置はD
IP構造、SOJ構造等の樹脂封止型パッケージで気密
封止される。
(Dynamic Raridom AceessMe
mory)システムを半導体ペレットに搭載した半導体
記憶装置の開発を行っている。この半導体記憶装置はD
IP構造、SOJ構造等の樹脂封止型パッケージで気密
封止される。
この種の樹脂封止型パッケージは相互に対向する2辺に
沿って外部ピン(アウターリード)が配列される。4
[Mbit]の大容量を有するDRAMの場合、樹脂封
止型パッケージには一方の列に10本、他方の列に10
本、合計20本の外部ピンが配列される。通常、樟準規
格に基づき、外部ピンには番号が付され、一方の列の一
端側から他端側に向って第1ピン、第2ピン、・・、第
10ピンと呼ばれる。また、他方の列の他端側から一端
側に向って第11ピン、第12ピン、・・・第20ピン
と呼ばれる。外部ピンの配列のうち、点対称な位置に電
源用外部ピンが配列される。つまり、第10ピンが電源
電圧用外部ピンとして配列され、第20ピンが基準電圧
用外部ピンとして配列される。
沿って外部ピン(アウターリード)が配列される。4
[Mbit]の大容量を有するDRAMの場合、樹脂封
止型パッケージには一方の列に10本、他方の列に10
本、合計20本の外部ピンが配列される。通常、樟準規
格に基づき、外部ピンには番号が付され、一方の列の一
端側から他端側に向って第1ピン、第2ピン、・・、第
10ピンと呼ばれる。また、他方の列の他端側から一端
側に向って第11ピン、第12ピン、・・・第20ピン
と呼ばれる。外部ピンの配列のうち、点対称な位置に電
源用外部ピンが配列される。つまり、第10ピンが電源
電圧用外部ピンとして配列され、第20ピンが基準電圧
用外部ピンとして配列される。
電源電圧用外部ピンに印加される電源電圧Vccは例え
ば回路の動作電圧5 [V]である。基準電圧用外部ピ
ンに印加される基準電圧Vssは例えば回路の接地電位
0 [V]である。電源用外部ピン以外の複数の外部ピ
ンは制御系信号用外部ピン、アドレス信号用外部ピン、
情報信号用外部ピン等の夫々として配列される。
ば回路の動作電圧5 [V]である。基準電圧用外部ピ
ンに印加される基準電圧Vssは例えば回路の接地電位
0 [V]である。電源用外部ピン以外の複数の外部ピ
ンは制御系信号用外部ピン、アドレス信号用外部ピン、
情報信号用外部ピン等の夫々として配列される。
前記樹脂封止型パッケージの電源用外部ピンは、インナ
ーリードを介して半導体記憶装置の電源用外部端子(ポ
ンディングパッド)に接続され、DRAMの回路動作で
使用される電源を供給する。この半導体記憶装置の内部
には電源電圧VCC1基準電圧VSSの夫々の間に静電
気破壊防止回路(静電気保護回路)が挿入さ九る。静電
気破壊防止回路については、例えばアイイーイーイー
トランザクションズオンエレクトロンデバイシズブイオ
ーエル35.エヌオー12(1988年)、第2133
頁乃至第2139頁(IEEE TRANSACTIO
NS 0NELECTRON DEVECES、VOL
、35.NO,12,DECJ1988)、pp。
ーリードを介して半導体記憶装置の電源用外部端子(ポ
ンディングパッド)に接続され、DRAMの回路動作で
使用される電源を供給する。この半導体記憶装置の内部
には電源電圧VCC1基準電圧VSSの夫々の間に静電
気破壊防止回路(静電気保護回路)が挿入さ九る。静電
気破壊防止回路については、例えばアイイーイーイー
トランザクションズオンエレクトロンデバイシズブイオ
ーエル35.エヌオー12(1988年)、第2133
頁乃至第2139頁(IEEE TRANSACTIO
NS 0NELECTRON DEVECES、VOL
、35.NO,12,DECJ1988)、pp。
2133〜2139. )において記載されている。こ
の文献に記載される静電気破壊防止回路は、電源用外部
端子の近傍である電源用外部端子と入出力バッファ回路
との間において、pn接合ダイオード素子を主体に構成
される。pn接合ダイオード素子は、カンード領域側を
高い電源である電源電圧Vccに接続し、アノ−1−領
域側を低い電源である基準電圧Vssに接続する。この
静電気破壊防止回路は基本的にDRAMの通常のオペレ
ーション電圧での動作時には動作しない。つまり、静電
気破壊防止回路は、PCB基板への実装時等、人為的な
取扱いで発生するパルス性の過大な静電気が電源用外部
端子に印加された際に、前記pn接合ダイオード素子が
動作し、瞬時に電源電圧Vccが印加される電源配線と
基準電圧Vssが印加される電源配線との間を短絡し、
前記静電気を電源配線で吸収し、入出力バッファ回路で
の静電気破壊を防止できる。
の文献に記載される静電気破壊防止回路は、電源用外部
端子の近傍である電源用外部端子と入出力バッファ回路
との間において、pn接合ダイオード素子を主体に構成
される。pn接合ダイオード素子は、カンード領域側を
高い電源である電源電圧Vccに接続し、アノ−1−領
域側を低い電源である基準電圧Vssに接続する。この
静電気破壊防止回路は基本的にDRAMの通常のオペレ
ーション電圧での動作時には動作しない。つまり、静電
気破壊防止回路は、PCB基板への実装時等、人為的な
取扱いで発生するパルス性の過大な静電気が電源用外部
端子に印加された際に、前記pn接合ダイオード素子が
動作し、瞬時に電源電圧Vccが印加される電源配線と
基準電圧Vssが印加される電源配線との間を短絡し、
前記静電気を電源配線で吸収し、入出力バッファ回路で
の静電気破壊を防止できる。
pn接合ダイオード素子は順方向電流又は逆方向降伏電
流で電源配線間に過大な静電気を流す。
流で電源配線間に過大な静電気を流す。
本発明者は、前述の半導体記憶装置の開発中に下記の問
題点を見出した。
題点を見出した。
前述の半導体記憶装置を気密封止する樹脂封止型パッケ
ージは、インデックスマークが付加されてはいるものの
1人為的に行う取扱いのため、外部ピンの配列方向が反
転した状態でPCB基板へ実装される場合が生じる。ま
た、半導体記憶装置の特性評価試験を行う際にも同様に
実装される場合が生じる。この誤った実装状態において
、半導体記憶装置に電源を供給すると、電源電圧Vcc
が印加されるはずの電源配線に基準電圧VsSが印加さ
れ、基準電圧Vssが印加されるはずの電源配線に電源
電圧Vccが印加される。このため、静電気破壊防止回
路のpn接合ダイオード素子は、極性が反転したことに
より大電流が継袂して流れ、pn接合ダイオード素子が
回復性困菫な熱破壊を生じる。このpn接合ダイオード
素子の熱破壊によって、電源電圧Vccが印加される電
源配線、基準電圧Vssが印加される電源配線の夫々が
短絡され。
ージは、インデックスマークが付加されてはいるものの
1人為的に行う取扱いのため、外部ピンの配列方向が反
転した状態でPCB基板へ実装される場合が生じる。ま
た、半導体記憶装置の特性評価試験を行う際にも同様に
実装される場合が生じる。この誤った実装状態において
、半導体記憶装置に電源を供給すると、電源電圧Vcc
が印加されるはずの電源配線に基準電圧VsSが印加さ
れ、基準電圧Vssが印加されるはずの電源配線に電源
電圧Vccが印加される。このため、静電気破壊防止回
路のpn接合ダイオード素子は、極性が反転したことに
より大電流が継袂して流れ、pn接合ダイオード素子が
回復性困菫な熱破壊を生じる。このpn接合ダイオード
素子の熱破壊によって、電源電圧Vccが印加される電
源配線、基準電圧Vssが印加される電源配線の夫々が
短絡され。
半導体記憶装置は使用不可能となる。
本発明の目的は、電源間に挿入された静電気破壊防止回
路を備えた半導体集積回路装置において、前記電源間の
極性が反転する等の異常電圧の発生による静電気破壊防
止回路の破壊を防止することが可能な技術を提供するこ
とにある。
路を備えた半導体集積回路装置において、前記電源間の
極性が反転する等の異常電圧の発生による静電気破壊防
止回路の破壊を防止することが可能な技術を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成し、半導体集積回
路装置の信頼性を向上することが可能な技術を提供する
ことにある。
路装置の信頼性を向上することが可能な技術を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、電源と信号との間、或は信号間に
おいても前記目的を達成することが可能な技術を提供す
ることにある。
おいても前記目的を達成することが可能な技術を提供す
ることにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
夫々異なる電源が印加される第1電源配線及び第2電源
配線が延在する半導体集積回路装置において、前記第1
電源配線、第2電源配線の夫々の間に、夫々に印加され
る電源電圧差であるオペレーション電圧の範囲で極性が
相互に反転しても動作せず、前記オペレーション電圧の
範囲よりも大きく、しかも内部素子の静電気破壊耐圧よ
りも小さい範囲の電圧で動作する静電気破壊防止回路を
構成する。この静電気破壊防止回路はダイオード素子、
バイポーラトランジスタ又はMISFETで構成される
。また、前記静電気破壊防止回路は、電源用外部端子の
近傍或は内部回路の領域において第1電源配線、第2電
源配線の夫々の間に、第1電源配線或は第2電源配線と
信号配線との間に、又は信号配線間に構成される。また
、この静電気破壊防止回路は半導体集積回路装置の入出
力バッファ回路の領域或は内部回路の領域において構成
される。
配線が延在する半導体集積回路装置において、前記第1
電源配線、第2電源配線の夫々の間に、夫々に印加され
る電源電圧差であるオペレーション電圧の範囲で極性が
相互に反転しても動作せず、前記オペレーション電圧の
範囲よりも大きく、しかも内部素子の静電気破壊耐圧よ
りも小さい範囲の電圧で動作する静電気破壊防止回路を
構成する。この静電気破壊防止回路はダイオード素子、
バイポーラトランジスタ又はMISFETで構成される
。また、前記静電気破壊防止回路は、電源用外部端子の
近傍或は内部回路の領域において第1電源配線、第2電
源配線の夫々の間に、第1電源配線或は第2電源配線と
信号配線との間に、又は信号配線間に構成される。また
、この静電気破壊防止回路は半導体集積回路装置の入出
力バッファ回路の領域或は内部回路の領域において構成
される。
上述した手段によれば、PCB基板に実装する際の電源
ピンの差し間違い、特性評価の際の電源ピンの差し間違
い等で、パッケージに封止された半導体集積回路装置の
電源間に逆方向に電流が流れることを防止し、静電気破
壊防止回路の熱破壊を防止できるので、半導体集積回路
装置の信頼性を向上できる。
ピンの差し間違い、特性評価の際の電源ピンの差し間違
い等で、パッケージに封止された半導体集積回路装置の
電源間に逆方向に電流が流れることを防止し、静電気破
壊防止回路の熱破壊を防止できるので、半導体集積回路
装置の信頼性を向上できる。
以下、本発明の構成について、D RA Mを搭載した
半導体記憶装置に本発明を適用した一実施例とともに説
明する。
半導体記憶装置に本発明を適用した一実施例とともに説
明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。
〔発明の実施例〕
(実施例I)
本発明の実施例Iである半導体記憶装置に搭載された静
電気破壊防止回路を第1図(要部平面図)及び第2図(
要部断面図)で示す。
電気破壊防止回路を第1図(要部平面図)及び第2図(
要部断面図)で示す。
第1図に示すように、半導体記憶装置に搭載されたDR
AMの電源は外部端子(ポンディングパッド)6を介し
て外部から供給される。DRAMは例えば2層配線構造
(ゲート材は除く)で構成され、前記外部端子6は2層
配線構造の最上層の配線層例えばアルミニウム合金膜で
構成される。
AMの電源は外部端子(ポンディングパッド)6を介し
て外部から供給される。DRAMは例えば2層配線構造
(ゲート材は除く)で構成され、前記外部端子6は2層
配線構造の最上層の配線層例えばアルミニウム合金膜で
構成される。
第1図中、上側の外部端子6は、DRAMで使用される
2種類の電源のうち、高い方の電源電圧Vccが印加さ
れる。電源電圧Vccは、DRAMの回路の動作電圧と
して使用され、例えば5 [V]を使用する。下側の外
部端子6は低い基準電圧Vssが印加される。基準電圧
Vssは、DRAMの回路の基1!!電圧又は接地電圧
として使用され、例えば0 [V]を使用する。D R
A Mは、この2種類の電源電圧Vcc、基$電圧Vs
sの電源電圧差つまりオペレーション電圧の範囲内にお
いて各回路が動作する。また、D RA Mは、通常、
基板バイアス発生回路<VBBジェネレータ回路)が搭
載され、この基板バイアス発生回路は前述の2種類の電
源電圧Vcc及び基準電圧Vssで動作し基板電位を発
生する。
2種類の電源のうち、高い方の電源電圧Vccが印加さ
れる。電源電圧Vccは、DRAMの回路の動作電圧と
して使用され、例えば5 [V]を使用する。下側の外
部端子6は低い基準電圧Vssが印加される。基準電圧
Vssは、DRAMの回路の基1!!電圧又は接地電圧
として使用され、例えば0 [V]を使用する。D R
A Mは、この2種類の電源電圧Vcc、基$電圧Vs
sの電源電圧差つまりオペレーション電圧の範囲内にお
いて各回路が動作する。また、D RA Mは、通常、
基板バイアス発生回路<VBBジェネレータ回路)が搭
載され、この基板バイアス発生回路は前述の2種類の電
源電圧Vcc及び基準電圧Vssで動作し基板電位を発
生する。
前記電源電圧Vccが印加される外部端子6、基準電圧
Vssが印加される外部端子6の夫々は夫々電源配線4
を介して内部回路に接続される。内部回路は例えば人出
カバソファ回路、クロック発生回路、デコーダ回路等、
DRAMを構成する実質的にすべての回路である。電源
配線4は2層配線構造の下層の配線層(又はそのまま最
上層の配線層で内部回路に接続してもよい)例えばアル
ミニウム合金膜で形成される。外部端子6、電源配線4
の夫々は両者間の図示しない層間絶縁膜に形成された接
続孔7を通して電気的に接続される。
Vssが印加される外部端子6の夫々は夫々電源配線4
を介して内部回路に接続される。内部回路は例えば人出
カバソファ回路、クロック発生回路、デコーダ回路等、
DRAMを構成する実質的にすべての回路である。電源
配線4は2層配線構造の下層の配線層(又はそのまま最
上層の配線層で内部回路に接続してもよい)例えばアル
ミニウム合金膜で形成される。外部端子6、電源配線4
の夫々は両者間の図示しない層間絶縁膜に形成された接
続孔7を通して電気的に接続される。
前記電源電圧vccが印加される電源配線4、基準電圧
Vssが印加される電源配線4の夫々の間には静電気破
壊防止回路が挿入される。この静電気破壊防止回路は、
電源が印加される外部端子6の近傍つまりこの外部端子
6と初段の内部@路との間が最つども効果的であるが、
基本的には内部回路が配置された領域でも効果的である
。
Vssが印加される電源配線4の夫々の間には静電気破
壊防止回路が挿入される。この静電気破壊防止回路は、
電源が印加される外部端子6の近傍つまりこの外部端子
6と初段の内部@路との間が最つども効果的であるが、
基本的には内部回路が配置された領域でも効果的である
。
前記静電気破壊防止回路は、電源電圧Vccが印加され
る電源配線4に接続されたダイオード素子D1、基準電
圧Vssが印加される電源配線4に接続されたダイオ−
ド素子D2の夫々を直列に接続し構成される。ダイオー
ド素子D1は、第2図に示すように、アノード領域側を
p型半導体基板1で構成し、カソード領域側をp型半導
体基板1の主面部に形成したゴ型半導体領域2で構成す
る。
る電源配線4に接続されたダイオード素子D1、基準電
圧Vssが印加される電源配線4に接続されたダイオ−
ド素子D2の夫々を直列に接続し構成される。ダイオー
ド素子D1は、第2図に示すように、アノード領域側を
p型半導体基板1で構成し、カソード領域側をp型半導
体基板1の主面部に形成したゴ型半導体領域2で構成す
る。
このカソード領域となるn゛型半導体領域2は、電源電
圧Vccが印加される電源配′!a4に両者間の層間絶
縁膜に形成された接続孔5を介して電気的に接続される
。つまり、ダイオード素子D1は電源電圧Vccが印加
される電源配線4に逆方向バイアスで接続される。ダイ
オード素子D2は、アノード領域側をP型半導体基板1
で構成し、カソード領域側をn°型半導体領域3で構成
する。このカソード領域となるn゛型半導体領域3は、
前記n°型坐導体領域2と同様に基準電圧Vssが印加
される電源配線4に接続孔5を介して電気的に接続され
る。
圧Vccが印加される電源配′!a4に両者間の層間絶
縁膜に形成された接続孔5を介して電気的に接続される
。つまり、ダイオード素子D1は電源電圧Vccが印加
される電源配線4に逆方向バイアスで接続される。ダイ
オード素子D2は、アノード領域側をP型半導体基板1
で構成し、カソード領域側をn°型半導体領域3で構成
する。このカソード領域となるn゛型半導体領域3は、
前記n°型坐導体領域2と同様に基準電圧Vssが印加
される電源配線4に接続孔5を介して電気的に接続され
る。
つまり、ダイオード素子D2は基準電圧Vssが印加さ
れる電源配線4に逆方向バイアスで接続される。ダイオ
ード素子D1、D2の夫々のアノード領域はp型半導体
基板1を共用する。
れる電源配線4に逆方向バイアスで接続される。ダイオ
ード素子D1、D2の夫々のアノード領域はp型半導体
基板1を共用する。
電源電圧Vccが印加される電源配線4に正規の電源電
圧Vccが印加される場合、ダイオード素子D1は逆方
向バイアスとなるので、静電気破壊防止回路は動作しな
い(電源配線4間に電流が流れない)。同様に、基準電
圧Vssが印加される電源配線4に正規の基準電圧Vs
sが印加される場合。
圧Vccが印加される場合、ダイオード素子D1は逆方
向バイアスとなるので、静電気破壊防止回路は動作しな
い(電源配線4間に電流が流れない)。同様に、基準電
圧Vssが印加される電源配線4に正規の基準電圧Vs
sが印加される場合。
ダイオード素子D2は逆方向バイアスとなるので、静電
気破壊防止回路は動作しない。つまり、静電気破壊防止
回路は、DRAMの通常のオペレーション電圧の範囲で
は動作しない。
気破壊防止回路は動作しない。つまり、静電気破壊防止
回路は、DRAMの通常のオペレーション電圧の範囲で
は動作しない。
また、電源電圧Vccが印加される電源配、IX4に基
$電圧Vssが印加され、基p!雷電圧ssが印加され
る電源配線4に電源電圧■ccが印加され、相互に極性
が反転した場合でも、常時、ダイオード素子D1、D2
の夫々は逆方向バイアスとなるので、静電気破壊防止回
路は動作しない。
$電圧Vssが印加され、基p!雷電圧ssが印加され
る電源配線4に電源電圧■ccが印加され、相互に極性
が反転した場合でも、常時、ダイオード素子D1、D2
の夫々は逆方向バイアスとなるので、静電気破壊防止回
路は動作しない。
一方、電源電圧Vccが印加される外部端子6及び電源
配線4に過大な静電気が印加された場合には、電源電圧
Vccが印加される電源配線4.基準電圧Vssが印加
される電源配線4の夫々が瞬時に短絡し、前記静電気を
吸収できるので、静電気破壊防止回路で内部回路の静電
気破壊を防止できる。
配線4に過大な静電気が印加された場合には、電源電圧
Vccが印加される電源配線4.基準電圧Vssが印加
される電源配線4の夫々が瞬時に短絡し、前記静電気を
吸収できるので、静電気破壊防止回路で内部回路の静電
気破壊を防止できる。
前記電源配線4間の短絡はダイオード素子D1の逆方向
降伏電流又は順方向電流、ダイオード素子D2の順方向
電流又は逆方向降伏電流により行われる。ダイオード素
子D1、D2の夫々の逆方向降伏電圧は、基本的には前
記オペレーション電圧の範囲より大きく、内部回路の素
子例えばMISFETのゲート絶縁耐圧又はp’ n接
合耐圧よ・りも低い範囲に設定される。基準電圧Vss
が印加される外部端子6及び電源配線4に過大な静電気
が印加された場合も前述と同様である。
降伏電流又は順方向電流、ダイオード素子D2の順方向
電流又は逆方向降伏電流により行われる。ダイオード素
子D1、D2の夫々の逆方向降伏電圧は、基本的には前
記オペレーション電圧の範囲より大きく、内部回路の素
子例えばMISFETのゲート絶縁耐圧又はp’ n接
合耐圧よ・りも低い範囲に設定される。基準電圧Vss
が印加される外部端子6及び電源配線4に過大な静電気
が印加された場合も前述と同様である。
また、前記静電気破壊防止回路は、ダイオード素子D1
、D2の夫々に変えて、横型構造のnpn型バイポーラ
トランジスタTrとして見ることもできる。この場合、
バイポーラトランジスタTrは、n型コレクタ領域をn
゛型゛半導体領域2で構成し、p型ベース領域をp型半
導体基板1で構成し、n型エミッタ領域をゴ型半導体領
域3で構成する。
、D2の夫々に変えて、横型構造のnpn型バイポーラ
トランジスタTrとして見ることもできる。この場合、
バイポーラトランジスタTrは、n型コレクタ領域をn
゛型゛半導体領域2で構成し、p型ベース領域をp型半
導体基板1で構成し、n型エミッタ領域をゴ型半導体領
域3で構成する。
このように、夫々異なる電源電圧V’cc、基準電圧V
ssの夫々が印加される第1電源配線4及び第2電源配
線4が延在する半導体記憶装置において、前記第1電源
配線4、第2電源配線4の夫々の間に、夫々に印加され
る電源電圧差であるオペレーション電圧の範囲で極性が
相互に反転しても動作せず、前記オペレーション電圧の
範囲よりも大きく、しかも内部素子の一静電気破壊耐圧
よりも小さい範囲の電圧で動作する静電気破壊防止回路
を構成する。この静電気破壊防止回路はダイオード素子
D1及びD2.又はバイポーラトランジスタTrで構成
される。この構成により、PCB基板に実装する際の電
源ピンの差し間違い、特性評価の際の電源ピンの差し間
違い等で、パッケージに封止された半導体記憶装置の電
源間に逆方向に電流が流れることを防止し、静電気破壊
防止回路の熱破壊を防止できるので、半導体記憶装置の
信頼性を向上できる。
ssの夫々が印加される第1電源配線4及び第2電源配
線4が延在する半導体記憶装置において、前記第1電源
配線4、第2電源配線4の夫々の間に、夫々に印加され
る電源電圧差であるオペレーション電圧の範囲で極性が
相互に反転しても動作せず、前記オペレーション電圧の
範囲よりも大きく、しかも内部素子の一静電気破壊耐圧
よりも小さい範囲の電圧で動作する静電気破壊防止回路
を構成する。この静電気破壊防止回路はダイオード素子
D1及びD2.又はバイポーラトランジスタTrで構成
される。この構成により、PCB基板に実装する際の電
源ピンの差し間違い、特性評価の際の電源ピンの差し間
違い等で、パッケージに封止された半導体記憶装置の電
源間に逆方向に電流が流れることを防止し、静電気破壊
防止回路の熱破壊を防止できるので、半導体記憶装置の
信頼性を向上できる。
(実施例■)
本実施例■は、前述の静電気破壊防止回路が動作した際
に、その近傍の内部回路の電位変動を極力抑えた、本発
明の第2実施例である。
に、その近傍の内部回路の電位変動を極力抑えた、本発
明の第2実施例である。
本発明の実施例■である半導体記憶装置に搭載された静
電気破壊防止回路を第3図(要部断面図)で示す。
電気破壊防止回路を第3図(要部断面図)で示す。
本実施例Hの静電気破壊防止回路は、前記実施例■と同
様に、ダイオード素子D1及びD2で構成される。ダイ
オード素子D1、D2の夫々のカソード領域はn型ウェ
ル領域10で構成される。ダイオード素子D1のアノー
ド領域は0型ウエル領域10の主面部に設けられたp゛
型半導体領戦2で構成される。同様に、ダイオード素子
D2のアノード領域はp゛型半導体領域3で構成される
。つまり、静電気破壊防止回路のダイオード素子Di、
D2の夫々はn型ウェル領域10に構成される。
様に、ダイオード素子D1及びD2で構成される。ダイ
オード素子D1、D2の夫々のカソード領域はn型ウェ
ル領域10で構成される。ダイオード素子D1のアノー
ド領域は0型ウエル領域10の主面部に設けられたp゛
型半導体領戦2で構成される。同様に、ダイオード素子
D2のアノード領域はp゛型半導体領域3で構成される
。つまり、静電気破壊防止回路のダイオード素子Di、
D2の夫々はn型ウェル領域10に構成される。
また、静電気破壊防止回路は、横型構造のpnp型バイ
ポーラトランジスタTrで構成される。
ポーラトランジスタTrで構成される。
このように、前記静電気破壊防止回路をn型ウェル領域
10に構成する。この構成により、電源電圧Vccに印
加される電源配線4、基準電圧Vssに印加される電源
配線4の夫々の間に加わった過大な静電気を緩和する際
に生じる電位変動をn型ウェル領域10内に留め、p型
半導体基板1の電位変動を低減できる。この結果、DR
AMで使用される多系統の電源の1系統に加わった過大
電圧が或はDRAMの一部の領域に加わった過大電圧が
DRAMの全体に伝搬されることを低減できる。
10に構成する。この構成により、電源電圧Vccに印
加される電源配線4、基準電圧Vssに印加される電源
配線4の夫々の間に加わった過大な静電気を緩和する際
に生じる電位変動をn型ウェル領域10内に留め、p型
半導体基板1の電位変動を低減できる。この結果、DR
AMで使用される多系統の電源の1系統に加わった過大
電圧が或はDRAMの一部の領域に加わった過大電圧が
DRAMの全体に伝搬されることを低減できる。
(実施例■)
本実施例■は、前述の静電気破壊防止回路をサイリスタ
で構成した、本発明の第3実施例である。
で構成した、本発明の第3実施例である。
本発明の実施例■である半導体記憶装置に搭載された静
電気破壊防止回路を第4図(要部断面図)、第5図(要
部断面図)の夫々で示す。
電気破壊防止回路を第4図(要部断面図)、第5図(要
部断面図)の夫々で示す。
本実施例■の静電気破壊防止回路は、第4図に示すよう
に、電源電圧Vccが印加される電源配線4、基準電圧
Vssが印加される電源配線4の夫々の間に挿入された
サイリスタで構成される。このサイリスタは縦型構造の
pnp型バイポーラトランジスタTri及び横型構造の
npn型バイポーラトランジスタTr2で構成される。
に、電源電圧Vccが印加される電源配線4、基準電圧
Vssが印加される電源配線4の夫々の間に挿入された
サイリスタで構成される。このサイリスタは縦型構造の
pnp型バイポーラトランジスタTri及び横型構造の
npn型バイポーラトランジスタTr2で構成される。
縦型構造のpnp型バイポーラトランジスタTriはp
゛型半導体領域2、n型ウェル領域10及びP型半導体
基板工で構成される。横型構造のnpn型バイポーラト
ランジスタTr2はn型ウェル領域10、p型半導体基
板1及びn゛型半導体領域3で構成される。
゛型半導体領域2、n型ウェル領域10及びP型半導体
基板工で構成される。横型構造のnpn型バイポーラト
ランジスタTr2はn型ウェル領域10、p型半導体基
板1及びn゛型半導体領域3で構成される。
この静電気破壊防止回路は、電源電圧Vccが印加され
る電源配線4に正の過大電圧が印加された場合、縦型構
造のpnp型バイポーラトランジスタTriの微小な動
作電流がサイリスタのトリガとなり、サイリスタは過大
電流がその動作保持電圧以下の電圧になるまで過大電流
を流し続ける。
る電源配線4に正の過大電圧が印加された場合、縦型構
造のpnp型バイポーラトランジスタTriの微小な動
作電流がサイリスタのトリガとなり、サイリスタは過大
電流がその動作保持電圧以下の電圧になるまで過大電流
を流し続ける。
また、静電気破壊防止回路は、電tA@圧Vccが印加
される電源配線4に負の過大電圧が印加された場合、p
°型半導体領域2及びn型ウェル領域1o、n°型半導
体領域3及びp型半導体基板1の夫々のpn接合での逆
方向降伏電圧により過大電流を緩和する。
される電源配線4に負の過大電圧が印加された場合、p
°型半導体領域2及びn型ウェル領域1o、n°型半導
体領域3及びp型半導体基板1の夫々のpn接合での逆
方向降伏電圧により過大電流を緩和する。
また、静電気破壊防止回路は、第5図に示すように、前
述の第4図に示す電源電圧Vcc、基準電圧Vssの夫
々を入れ変えてもよい。この場合、静電気破壊防止回路
は、電源電圧vccが印加される電源配線4に負の過大
電圧が印加された場合、サイリスタの動作により、正の
過大電圧が印加された場合、逆方向降伏電圧により、過
大電圧を緩和する。
述の第4図に示す電源電圧Vcc、基準電圧Vssの夫
々を入れ変えてもよい。この場合、静電気破壊防止回路
は、電源電圧vccが印加される電源配線4に負の過大
電圧が印加された場合、サイリスタの動作により、正の
過大電圧が印加された場合、逆方向降伏電圧により、過
大電圧を緩和する。
また、前記静電気破壊防止回路は、前記第4図、第5図
の夫々に示すサイリスタを組合せ、より静電気破壊の防
止に効果的なものとしてもよい。
の夫々に示すサイリスタを組合せ、より静電気破壊の防
止に効果的なものとしてもよい。
このように、静電気破壊防止回路をサイリスタで構成す
る。この構成により、前記実施例■と実質的に同様の効
果を奏することができる。
る。この構成により、前記実施例■と実質的に同様の効
果を奏することができる。
(実施例■)
本実施例■は、前述の静電気破壊防止回路をクランプ用
MISFETで構成した1本発明の第4実施例である。
MISFETで構成した1本発明の第4実施例である。
本発明の実施例■である半導体記憶装置に搭載された静
電気破壊防止回路を第6図(要部断面図)、第7図(要
部断面図)の夫々で示す。
電気破壊防止回路を第6図(要部断面図)、第7図(要
部断面図)の夫々で示す。
本実施例■の静電気破壊防止回路は、第6図に示すよう
に、電源電圧Vccが印加される電源配線4、基準電圧
Vssが印加される電源配線4の夫々の間に挿入された
クランプ用MISFETQI及びQ2で構成される。ク
ランプ用MISFETQ1は電源電圧Vccが印加され
る電源配線4に接続されたn°型半導体領域2.n″型
半導体領域8、ゲート絶縁膜11及びゲート電極12で
構成される。クランプ用MISFETQ2は基準電圧V
ssが印加さ九る電源配、14に接続されたn°型半導
体領域3、n°型半導体領域8、ゲート絶縁膜11及び
ゲート電極12で構成される。
に、電源電圧Vccが印加される電源配線4、基準電圧
Vssが印加される電源配線4の夫々の間に挿入された
クランプ用MISFETQI及びQ2で構成される。ク
ランプ用MISFETQ1は電源電圧Vccが印加され
る電源配線4に接続されたn°型半導体領域2.n″型
半導体領域8、ゲート絶縁膜11及びゲート電極12で
構成される。クランプ用MISFETQ2は基準電圧V
ssが印加さ九る電源配、14に接続されたn°型半導
体領域3、n°型半導体領域8、ゲート絶縁膜11及び
ゲート電極12で構成される。
この静電気破壊防止回路は、通常のオペレーンヨン動作
ではクランプ用MISFETQ2が動作しないので、動
作しない。また、静電気破壊防止回路は、電源電圧vc
cが印加される電源配線4、基準電圧Vssが印加され
る電源配線4の夫々の極性が反転した場合でも、クラン
プ用MISFETQ1が動作しないので、動作しない。
ではクランプ用MISFETQ2が動作しないので、動
作しない。また、静電気破壊防止回路は、電源電圧vc
cが印加される電源配線4、基準電圧Vssが印加され
る電源配線4の夫々の極性が反転した場合でも、クラン
プ用MISFETQ1が動作しないので、動作しない。
また、静電気破壊防止回路は、電源電圧Vccが印加さ
れる電源配線4に正或は負の過大な静電気が印加された
場合、逆方向降伏電圧又は順方向電圧により、過大な静
電気を緩和する。
れる電源配線4に正或は負の過大な静電気が印加された
場合、逆方向降伏電圧又は順方向電圧により、過大な静
電気を緩和する。
また、静電気破壊防止回路は、第7図に示すように、ク
ランプ用MISFETQI、Q2の夫々の結線状態を変
えてもよい。
ランプ用MISFETQI、Q2の夫々の結線状態を変
えてもよい。
このように5静電気破壊防止回路をクランプ用MISF
ETQI及びQ2で構成する。この構成により、前記実
施例Iと実質的に同一の効果を奏することができる。
ETQI及びQ2で構成する。この構成により、前記実
施例Iと実質的に同一の効果を奏することができる。
また、前記静電気破壊防止回路のクランプ用M工5FE
TQ1及びQ2は、前記実施例■と同様に、ウェル領域
内に構成し、過大な静電気の緩和の際に他の領域におい
てp型半導体基板1の電位変動を低減してもよい。
TQ1及びQ2は、前記実施例■と同様に、ウェル領域
内に構成し、過大な静電気の緩和の際に他の領域におい
てp型半導体基板1の電位変動を低減してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明は、前述の半導体記憶装置に搭載された
DRAMにおいて、内部回路の領域に前述の静電気破壊
防止回路特に電源間の、極性が変化した場合に作用する
保護回路を挿入してもよい。
DRAMにおいて、内部回路の領域に前述の静電気破壊
防止回路特に電源間の、極性が変化した場合に作用する
保護回路を挿入してもよい。
具体的には、第8図(回路図)に示すように、インタフ
ェース回路を5[v]電源で動作し、内部回路を降圧回
路により 3〜3 、3 [V]降圧電源で動作させる
DRAMにおいて、電源電圧Vccが印加される外部端
子6を接地し、基準電圧Vssが印加される外部端子6
に過大な静電気が印加された瞬間、降圧電源16はフロ
ーティング(O[V])となるので。
ェース回路を5[v]電源で動作し、内部回路を降圧回
路により 3〜3 、3 [V]降圧電源で動作させる
DRAMにおいて、電源電圧Vccが印加される外部端
子6を接地し、基準電圧Vssが印加される外部端子6
に過大な静電気が印加された瞬間、降圧電源16はフロ
ーティング(O[V])となるので。
3 、3 [V]系内部回路14には、降圧電源16と
基慴電圧vSSに生じた電位差を緩和するために、前記
降圧電源と接地電源(例えばO[V])との闇に前記保
護回路13を挿入する。また、電源電圧Vccが印加さ
れる外部端子6に過大な静電気が印加される場合を考慮
して、外部電源と前記降圧電源16との間に前記保護回
路13を挿入する。これらの保護回路13は上記2個所
に挿入するのが好ましいが、いずれか一方でもよい。
基慴電圧vSSに生じた電位差を緩和するために、前記
降圧電源と接地電源(例えばO[V])との闇に前記保
護回路13を挿入する。また、電源電圧Vccが印加さ
れる外部端子6に過大な静電気が印加される場合を考慮
して、外部電源と前記降圧電源16との間に前記保護回
路13を挿入する。これらの保護回路13は上記2個所
に挿入するのが好ましいが、いずれか一方でもよい。
また、電源ではないが、一般の内部回路、例えばワード
ブースト回路のワード信号発生回路部や、ワード信号発
生回路17とワード線18との接続部に同様の理由で前
記保護回路を挿入する。また、前記保護回路は、DRA
Mの入カバソファ回路、出力バッファ回路、それらより
も内部の内部回路の夫々の電源間や信号間に挿入しても
よい。
ブースト回路のワード信号発生回路部や、ワード信号発
生回路17とワード線18との接続部に同様の理由で前
記保護回路を挿入する。また、前記保護回路は、DRA
Mの入カバソファ回路、出力バッファ回路、それらより
も内部の内部回路の夫々の電源間や信号間に挿入しても
よい。
また、複数の電源系をもつ半導体集積回路装置について
は、第9図(回路図)に示すように、各電源間に保護回
路13を挿入する。例えば電源電圧■cal、Vcc2
の夫々の間に加わる過大な静電気を緩和するためには電
源電圧Vccl、Vcc2の夫々の間に上記保護回路1
3を挿入すればよい。また、他の電源端子の組合せに静
電気が印加される場合を考慮して、すべての電源端子間
に保護回路を挿入することが好ましい。
は、第9図(回路図)に示すように、各電源間に保護回
路13を挿入する。例えば電源電圧■cal、Vcc2
の夫々の間に加わる過大な静電気を緩和するためには電
源電圧Vccl、Vcc2の夫々の間に上記保護回路1
3を挿入すればよい。また、他の電源端子の組合せに静
電気が印加される場合を考慮して、すべての電源端子間
に保護回路を挿入することが好ましい。
また、本発明は、DRAMを搭載した半導体記憶装置に
限定されず、SRAMを搭載した半導体記憶装置等、半
導体記憶装置全般、論理回路を搭載した半導体集積回路
装置、DRAM等の記憶回路及び論理回路を搭載した半
導体集積回路装置等に適用できる。
限定されず、SRAMを搭載した半導体記憶装置等、半
導体記憶装置全般、論理回路を搭載した半導体集積回路
装置、DRAM等の記憶回路及び論理回路を搭載した半
導体集積回路装置等に適用できる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
電源間に挿入された静電気破壊防止回路を備えた半導体
集積回路装置において、前記電源間の極性が反転する等
の異常電圧の発生による静電気破壊防止回路の破壊を防
止することができる。
集積回路装置において、前記電源間の極性が反転する等
の異常電圧の発生による静電気破壊防止回路の破壊を防
止することができる。
また、前記半導体集積回路装置の信頼性を向上すること
ができる。
ができる。
第1図は、本発明の実施例rである半導体記憶装置に搭
載された静電気破壊防止回路の要部平面図。 第2図は、前記静電気破壊防止回路の要部断面図、 第3図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置に搭
載された静電気破壊防止回路の要部断面図、 第4図及び第5図は、本発明の実施例■である半導体記
憶装置に搭載された静電気破壊防止回路の要部断面図5 第6図及び第7図は、本発明の実施例■である半導体記
憶装置に搭載された静電気破壊防止回路の要部断面図、 第8図及び第9図は、本発明の他の実施例である半導体
記憶装置に搭載された保護回路の回路図である。 図中、1・・半導体基板、2,3.8・・半導体領域、
4・・・電源配線、10・・・ウェル領域、11・・ゲ
ートM縁膜、12・・・ゲート電極、D・・ダイオード
素子、Tr・・・バイポーラトランジスタ、Q・・・M
ISFET、Vcc・・・電源電圧、Vss・・・基準
電圧、13・・静電気破壊防止回路、14・・・内部回
路、15・・電源降圧回路、16・・・降圧電源、17
・・・ワード信号発生回路、18・・・ワード信号であ
る。 第1図
載された静電気破壊防止回路の要部平面図。 第2図は、前記静電気破壊防止回路の要部断面図、 第3図は、本発明の実施例■である半導体記憶装置に搭
載された静電気破壊防止回路の要部断面図、 第4図及び第5図は、本発明の実施例■である半導体記
憶装置に搭載された静電気破壊防止回路の要部断面図5 第6図及び第7図は、本発明の実施例■である半導体記
憶装置に搭載された静電気破壊防止回路の要部断面図、 第8図及び第9図は、本発明の他の実施例である半導体
記憶装置に搭載された保護回路の回路図である。 図中、1・・半導体基板、2,3.8・・半導体領域、
4・・・電源配線、10・・・ウェル領域、11・・ゲ
ートM縁膜、12・・・ゲート電極、D・・ダイオード
素子、Tr・・・バイポーラトランジスタ、Q・・・M
ISFET、Vcc・・・電源電圧、Vss・・・基準
電圧、13・・静電気破壊防止回路、14・・・内部回
路、15・・電源降圧回路、16・・・降圧電源、17
・・・ワード信号発生回路、18・・・ワード信号であ
る。 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、夫々異なる電源が印加される第1電源配線及び第2
電源配線が延在する半導体集積回路装置において、前記
第1電源配線、第2電源配線の夫々の間に、夫々に印加
される電源電圧差であるオペレーション電圧の範囲で極
性が相互に反転しても動作せず、前記オペレーション電
圧の範囲よりも大きく、しかも内部素子の静電気破壊耐
圧よりも小さい範囲の電圧で動作する静電気破壊防止回
路を構成したことを特徴とする半導体集積回路装置。 2、前記静電気破壊防止回路は、ダイオード素子、バイ
ポーラトランジスタ又はMISFETで構成されること
を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。 3、前記静電気破壊防止回路は、電源用外部端子の近傍
或は内部回路の領域において第1電源配線、第2電源配
線の夫々の間に、第1電源配線或は第2電源配線と信号
配線との間に、又は信号配線間に構成されることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の半導体集積回路装
置。 4、前記静電気破壊防止回路は半導体集積回路装置の入
出力バッファ回路の領域又は内部回路の領域において構
成されることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積
回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2210367A JPH0494164A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2210367A JPH0494164A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494164A true JPH0494164A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16588191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2210367A Pending JPH0494164A (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252089A (ja) * | 1996-03-16 | 1997-09-22 | Kaho Denshi Kofun Yugenkoshi | Cmos集積回路の内部保護回路 |
KR100256465B1 (ko) * | 1995-11-27 | 2000-05-15 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 반도체 장치의 입력 보호 회로 |
CN101950750A (zh) * | 2009-06-29 | 2011-01-19 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体装置 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2210367A patent/JPH0494164A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100256465B1 (ko) * | 1995-11-27 | 2000-05-15 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 반도체 장치의 입력 보호 회로 |
JPH09252089A (ja) * | 1996-03-16 | 1997-09-22 | Kaho Denshi Kofun Yugenkoshi | Cmos集積回路の内部保護回路 |
CN101950750A (zh) * | 2009-06-29 | 2011-01-19 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体装置 |
JP2011029614A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-02-10 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置 |
US8836034B2 (en) | 2009-06-29 | 2014-09-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
US9230952B2 (en) | 2009-06-29 | 2016-01-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4282581B2 (ja) | 静電保護回路 | |
KR920010845B1 (ko) | 반도체장치 | |
US9209620B2 (en) | Combination ESD protection circuits and methods | |
JP2958202B2 (ja) | 半導体装置 | |
TWI286380B (en) | Semiconductor integrated circuit device | |
US5923079A (en) | Single-chip system having electrostatic discharge (ESD) protective circuitry including a single bipolar transistor portion | |
JP2830783B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH1065020A (ja) | 半導体装置 | |
US6275367B1 (en) | Semiconductor circuit device with high electrostatic breakdown endurance | |
KR20000012114A (ko) | 반도체집적회로장치 | |
US20020012212A1 (en) | Semiconductor integrated circuit | |
JP2679046B2 (ja) | メモリ装置 | |
JP2754072B2 (ja) | 半導体装置の入力回路 | |
JPH0494164A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
US6414830B1 (en) | ESD protection circuit for integrated circuit with operating voltages exceeding power supply voltages | |
JPH01214055A (ja) | 静電破壊保護装置 | |
JPH11163247A (ja) | 半導体装置およびリードフレーム | |
JPH0494161A (ja) | 集積回路用入出力保護装置 | |
US6424509B1 (en) | Semiconductor including a protective circuit | |
JPH04335570A (ja) | 半導体装置 | |
KR100639221B1 (ko) | 반도체회로용 정전기 보호소자 | |
JP2971399B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH06151716A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPS6151431B2 (ja) | ||
JP2005085820A (ja) | 半導体装置 |