JPH0494148A - 異物検出方法およびその装置 - Google Patents

異物検出方法およびその装置

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JPH0494148A
JPH0494148A JP21035190A JP21035190A JPH0494148A JP H0494148 A JPH0494148 A JP H0494148A JP 21035190 A JP21035190 A JP 21035190A JP 21035190 A JP21035190 A JP 21035190A JP H0494148 A JPH0494148 A JP H0494148A
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JP
Japan
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signal
binary
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JP21035190A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Akiyama
秋山 伸幸
Masayoshi Serizawa
芹澤 正芳
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、試料上の微小異物を検出する方法および装置
に係り、特にパターン付製品ウェハ上の異物を検出する
のに好適な異物検出方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
従来技術を特開昭59−6536号公報を引用して第6
図を用いて説明する。試料I02を下方からレンズ10
1を介して照明光105で照明する。半導体ウェハの場
合には上方から照明する。検出光106をリニアイメー
ジセンサ103で検出し、一つ前のチップの検出信号を
メモリ111にストアする。
次に、現在検出しているチップの検出信号を112aの
接点を介して差動増幅器110に導き、メモリ111に
ストアされた信号との差分をとる。ここで検出された信
号は、二つのチップで得た検出信号の不一致信号である
半導体ウェハの場合には、同一形状のチップが多数規則
正しく配置されているので、正常なチップ同士の差分信
号は零である。従って、上記で得た不一致信号はパター
ン欠陥又は、付着異物と言える。
上記の不一致信号はパターン欠陥、又は、付着異物であ
る。ウェハ上の照明に上方斜方照明を使用すれば、検出
される不一致信号の大部分は付着異物である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ウェハ上の回路パターンには特に段差の深い部分や形状
が半円形の部分がある。このような部分では斜方照明光
での散乱光が極めて大である。このような箇所ではチッ
プ毎の回路パターンの形状や、段差の形状の僅かな差に
よる検出信号の差が大きく表われるため、差分信号が大
となる。従来の検a方式では差分信号に一定のしきい値
をかけて二値化し、「1ノの信号を異物と認識するので
、差分信号が大きいとき二値化信号が「1」となり異物
と誤認識してしまう。
本発明は上記した課題を解決するものである。
〔課題を解決するための手段〕
解決には二つの手段を提供する。第一の解決法は、二つ
の検出信号の中で特に強く光る箇所の信号を一定値でク
リップし、それ以上信号が高くならないようにした上で
差分信号をとるものである。
第二の解決法は検出信号のそれぞれに一定のしきい値を
設けて二値化し、それぞれの二値化信号の論理和をとり
、更にこの二値化信号の「1」の部分を左右に0画素以
上拡げた二値化信号を作り、この部分だけ電圧値を変え
て差分信号のしきい値にするものである。
〔作用〕
第一の解決法ではクリップされた信号は一定値になるの
で、差分信号は零となる。この方法はこのように特に強
く光る箇所での異物検出を断念するものである。クリッ
プレベル以下の信号は検出信号が比較的小さいのでチッ
プ間での信号差も小さく、差分信号も小さい。従って、
差分信号が大のものを異物と認識することができる。
゛第二の解決法ではクリップをかけない代りに検出信号
が大の部分では、差分信号にかけるし希い値を大にして
、比較的大きな異物を検出する。この部分以外の場所で
は従来から用いているしきい値で二値化するので、微小
な異物を検出することができる。
〔実施例〕
第1図(、)は第一の実施例の異物検出光学系の説明図
である。回路パターンの形成されたウェハ1をXステー
ジ2上に真空吸着し、Xステージを+X方向に一定速度
で移動させる。ステージが右端にきた時、Xステージ3
を+y力方向一定距11(例えば1.5mn+)ステッ
プ送りして停止し、今度はXステージを−X方向に一定
速度で移動させる。
ウェハ上の検出領域4をXステージの移動方向と45°
の角度をなす四方向から半導体レーザ5〜8で照明する
。この検出領域の中にある回路パターン、および、異物
で生じる散乱光9は、対物レンズ10で集められて、結
像点11に集光する。この位置に一次元リニアイメージ
センサ12を設は散乱光の像を検出する。イメージセン
サ12の一画素はウェハ面上に換算して6μm0であり
256個の素子が一列の並んでいるので、−回の走査で
ウェハ面上ではl 、 536n+111が検出される
。ウェハがX方向に移動すると、 1.536mm幅で
ウェハがX方向に左端から右端まで検出される。リニア
イメージセンサ12の出力をA/D変換器13でディジ
タル値にし。
これにクリップ回路14で一定のしきい値をかけて、こ
のしきい値以上の値を除去する。この操作をここではク
リップ操作と呼ぶ。クリップ後の信号をメモリ回路15
でメモリする。ウェハ上には同じチップが規則正しく形
成されているので、検出領域4が次のチップ21にきた
時にはここで検出された信号を信号線23に通す。これ
と同時にメモリ回路15にメモリされているチップ20
での検出信号を信号線22に通し、差動増幅器24で両
者の差分をとる。
これを二値化回路25に通して二値化し、信号「1」を
異物として認識する。
第1図(b)で検出画像30.31は、それぞれ、チッ
プ20.21の検出画像の一部を示したものである。こ
の中に示した多数の黒点は半導体レーザ5〜8で照明さ
れて光っている点である。33.34は特に強く光って
いるが、これにはクリップがかかり、一定の出力電圧で
クリップされている。検出差分画像32は検出画像30
から検出画像31を引いて。
絶対値をとった画像である。検出画像30.31中の小
さな黒点は引算により消去され、また大きな黒点33.
34もクリップされているため引算により消去されてい
る。黒点37は引算しても検出差分画像32中に残る。
第1図(a)中の差分信号38は二値化回路25によっ
て二値化され、二値化信号39が出力される。第1図(
b)で、二値化信号の画像40には信号41が残ってお
り、これを異物として認識する。
ここでリニアイメージセンサ12からはアナログ信号が
出力されるので、これをA/D変換器13でディジタル
値に変換した信号26を得る。ここでは10ビツトのデ
ィジタル値に変換している。一方しきい値設定ボード2
7でしきい値をディジタル値で入力し、しきい値電圧2
8をクリップ回路14に導きクリップをかけている。
第2図(a)はクリップ回路の出力信号29(a)を示
したものである。29(a)はチップ20の出力信号■
□であり、横軸はリニアイメージセンサ12の長手方向
の座標軸ξである。同様に、第2図(b)における29
(b)はチップ21の呂力信号工2である。
両者の信号にはしきい値電圧28をかけてクリップし、
この値以上の信号が生じないようにしている。
第2図(c)は両者の差分信号38を示したものである
。ここでΔI=I□−工2である。この中には信号35
と36の微小な差により生じた微小信号42と異物信号
37が生じているが、クリップのかかった信号は表われ
ない。これをしきい値43で二値化した信号39を第2
図(d)に示す。微小信号42は除去され、真の異物信
号41が検出されている。
以上の方法の欠点は回路パターンのエツジ部分に異物が
付着して、信号33と34の間に差があっても、両者の
差が零となり検出されないことである。
この欠点を軽減した第二の実施例を以下に説明する。
この方法の考え方は二つの原信号にクリップをかけない
で、そのまま差分信号をとる。一方、原信号中の強く光
る場所を検出して、その場所における差分信号のしきい
値を他の場所より高く設定する。これにより、この場所
では小さな異物は検出できないが、大きな異物は検出で
きる。
第3図でチップ20の検出信号22を二値化回路50に
通ししきい値52で二値化し、二値化信号53を得る。
同様にチップ21の検出信号23から二値化信号54を
得る。二つの二値化信号のORをとり、更に膨張回路で
二値化信号の「1」の部分を左右に一画素拡げた二値化
信号58を得る。
多段しきい値回路59で、二値化信号が「1」の時には
しきい値を高くした多段しきい値60を作り、二値化回
路25で信号を二値化して、最終検出信号39を得る。
この間の信号の変化を第4図を用いて説明する。
第4図(a)(b)はそれぞれ信号22.23であり、
し−きい値52によって二値化信号53.54を作り、
上記の方法によって二値化信号58を作る。多段しきい
値60は二値化信号58が「1」のとろこでしきい値が
高くなっている。信号82は信号80と81の微小な差
によって生じた誤差信号である。この部分ではしきい値
が高くなっているので二値化されない。
第4図(d)は二値化信号であり、異物信号41が正し
く検出されている。
第5図(a)における信号90は第4図(a)における
信号80の部分に異物が付着して信号が高くなった場合
を示している。第5図(b)における信号91の値は信
号81と同じである。差分信号92は信号82より大き
くなり、しきい値より大になるので、二値化信号93は
「1」となり、この部分における異物が検出されている
第二の実施例の拡張として第4図(a)でのしきい値5
2を二個以上設け、それぞれのしきい値に対応する二値
化信号58を作り、それぞれの領域でのしきい値を設け
た多段階しきい値を差分信号38に設けてもよい。
〔発明の効果〕
二つの検出信号の差分信号に単一のしきい値を設ける従
来法では、拡張工程ウェハ上の0.7μm以上、配線工
程ウェハ上の1.5μm以上の異物しか検出できなかっ
た。
本発明の第一の実施例によれば、拡張工程ウェハ上の0
.5μm以上、酸素工程ウェハ上の1.0μm以上の異
物が検出可能となる。但しこの方法では、散乱光が特に
強く生じる場所での異物が検出できない欠点がある。
これに対して、第二の実施例では、異物検出性能は上記
第一の実施例と同じであるが、散乱光が特に強く生じる
場所でも、検出性能は低下するが、異物が検出できる利
点がある。
0.3〜0.5μmパターンで形成される高集積LSI
では0.5μm以上の異物検出性能が要求されるので、
本発明の適用が不可欠である。
【図面の簡単な説明】
煽蝕 第1   発明の第一の実施例の異物検出光学系の説明
図、第2図は第一の実施例の機能の説明図、第3図は第
二の実施例の説明図、第4図および第5図は第二の実施
例の機能の説明図、第6図は従来技術の説明図である。 1・・・ウェハ、      5〜8・・・半導体レー
ザ。 第20 j−クー 子奔忰し一ザ′ 2qra>−f、、、yzocp+ *力a+55、3
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信号 第6 圀 第6に

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料上の一部分を斜めから照明し、前記試料上の回
    路パターンおよび異物での散乱光を垂直上方から対物レ
    ンズを用いて検出し、前記試料上の異なった二箇所から
    の上記の検出信号の差分をとって、一定値以上の差分信
    号を異物と認識する方法において、 前記二箇所からの検出信号のそれぞれに、一定値で出力
    信号をクリップする操作を施した上で、両者の差分信号
    をとることを特徴とする異物検出方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法を用いた装置。 3、試料上の一部分を斜めから照明し、前記試料上の回
    路パターンおよび異物での散乱光を垂直上方から対物レ
    ンズを用いて検出し、前記試料上の異なった二箇所から
    の検出信号の差分をとって、一定値以上の差分信号を異
    物と認識する方法において、前記二箇所からの検出信号
    のそれぞれに一定値のしきい値を設けて二値化し、それ
    ぞれの二値化信号の論理和をとり、更にこの二値化信号
    の「1」の部分を左右に0画素以上拡げた二値化信号を
    作り、この部分だけしきい値を変えて、前記差分信号の
    しきい値にすることを特徴とする異物検出方法。 4、特許請求の範囲3に記載の方法を用いた装置。 5、特許請求の範囲3に記載の方法において、二箇所か
    らの検出信号のそれぞれにかけるしきい値を二個以上設
    けて、それぞれの二値化信号の論理和をとり、更に、そ
    れぞれの二値化信号の「1」の部分を左右に0画素以上
    拡げた二値化信号を作り、この部分だけ、それぞれのし
    きい値を変えて、上記した差分信号のしきい値にする異
    物検出方法。 6、特許請求の範囲第5項記載の方法を用いた装置。
JP21035190A 1990-08-10 1990-08-10 異物検出方法およびその装置 Pending JPH0494148A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000105203A (ja) * 1998-07-28 2000-04-11 Hitachi Ltd 欠陥検査装置およびその方法
JP2004301847A (ja) * 1998-07-28 2004-10-28 Hitachi Ltd 欠陥検査装置およびその方法
JP2005300553A (ja) * 1998-07-28 2005-10-27 Hitachi Ltd 欠陥検査装置およびその方法
JP2006330007A (ja) * 1998-07-28 2006-12-07 Hitachi Ltd 欠陥検査装置およびその方法
JP2012251935A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Fujitsu Semiconductor Ltd 検査装置及び検査方法

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