JPH0493905A - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
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- JPH0493905A JPH0493905A JP20754190A JP20754190A JPH0493905A JP H0493905 A JPH0493905 A JP H0493905A JP 20754190 A JP20754190 A JP 20754190A JP 20754190 A JP20754190 A JP 20754190A JP H0493905 A JPH0493905 A JP H0493905A
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光コネクタに関し、詳しくは、その結合端面
での反射光に起因する損失を防止するようにした無反射
の光コネクタに関する。
での反射光に起因する損失を防止するようにした無反射
の光コネクタに関する。
[従来の技術]
光コネクタは光通信や光測定等に欠くことのできないも
のであり、単心光フアイバ用のコネクタと共に多心光フ
アイバ結合用のコネクタが種々開発され、実用に供され
ている。ところでかかる光コネクタではい(つかの要因
によって結合損失の発生することが分かっている。この
ような結合損失のうち、結合端面における反射にかかわ
るものとして、ファイバの端面間に介在する空気層のた
めに引きおこされるフレネル反射が知られているが、フ
レネル反射損は0.3dBにも及ぶもので、光ファイバ
を形成している石英ガラスと空気とでは光の屈折率が異
なるために光がこれら媒体の境界面で反射されることに
よる。
のであり、単心光フアイバ用のコネクタと共に多心光フ
アイバ結合用のコネクタが種々開発され、実用に供され
ている。ところでかかる光コネクタではい(つかの要因
によって結合損失の発生することが分かっている。この
ような結合損失のうち、結合端面における反射にかかわ
るものとして、ファイバの端面間に介在する空気層のた
めに引きおこされるフレネル反射が知られているが、フ
レネル反射損は0.3dBにも及ぶもので、光ファイバ
を形成している石英ガラスと空気とでは光の屈折率が異
なるために光がこれら媒体の境界面で反射されることに
よる。
そして、このような反射戻り光がコネクタの接続部から
戻るとレーザの変調特性を劣化させる傾向のあることが
知られている。
戻るとレーザの変調特性を劣化させる傾向のあることが
知られている。
従来提案されてきた防止対策としては、「光学」第19
巻第5号(1990)の頁329〜330にも記載され
ているように、 1)光コネクタの結合端面にマツチングオイル等を塗布
して屈折率の整合を行う。
巻第5号(1990)の頁329〜330にも記載され
ているように、 1)光コネクタの結合端面にマツチングオイル等を塗布
して屈折率の整合を行う。
2)光コネクタの結合端面同士がオプティカルコンタク
トするように研磨してその間の間隙を完全になくすよう
にする。
トするように研磨してその間の間隙を完全になくすよう
にする。
3)光コネクタの接続端面同士を互いに斜めに研磨して
反射光が光源側の光ファイバに再注入されないようにす
る。
反射光が光源側の光ファイバに再注入されないようにす
る。
等に大別することができる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来の反射光防止対策のうち、
1)によるものは、結合時に毎回マチングオイルを塗布
しなければならず、また、ごみ等が付着し易い。さらに
また、2)によるものはその研磨技術が難しく、特に多
心光ファイバのコネクタの場合実現性が乏しい。3)に
よるものはその端面を傾斜させるため結合損失としては
増すことになり、また、その研磨による傾斜角度の相互
間の調整が難しい。
1)によるものは、結合時に毎回マチングオイルを塗布
しなければならず、また、ごみ等が付着し易い。さらに
また、2)によるものはその研磨技術が難しく、特に多
心光ファイバのコネクタの場合実現性が乏しい。3)に
よるものはその端面を傾斜させるため結合損失としては
増すことになり、また、その研磨による傾斜角度の相互
間の調整が難しい。
本発明の目的は、上述したような従来の反射光防止対策
による各種問題点に鑑み、これらを克服し、理想的に端
面における無反射を達成することのできる光コネクタを
提供することにある。
による各種問題点に鑑み、これらを克服し、理想的に端
面における無反射を達成することのできる光コネクタを
提供することにある。
[課題を解決するための手段]
かかる目的を達成するために、本発明は、光ファイバの
端部に接続され、伝送光のスポットサイズ変換ビームの
形成が可能なGI光ファイバと、該GI光ファイバの端
部に接続され、前記スポットサイズ変換ビームの透過が
可能な透明部材と、該透明部材の端末面に形成され、コ
ネクタ結合時に互いに非接触状態に保たれる光学薄膜の
無反射コートとを具えたことを特徴とする。
端部に接続され、伝送光のスポットサイズ変換ビームの
形成が可能なGI光ファイバと、該GI光ファイバの端
部に接続され、前記スポットサイズ変換ビームの透過が
可能な透明部材と、該透明部材の端末面に形成され、コ
ネクタ結合時に互いに非接触状態に保たれる光学薄膜の
無反射コートとを具えたことを特徴とする。
[作 用]
本発明によれば、GI光ファイバと無反射用チップ部材
との組合わせによりコネクタ結合端面を介して光を無反
射の状態で伝送することができ、しかも結合損失の増大
を招くことなくコネクタ結合端面で無反射用チップ部材
の無反射コート同士を互いに離隔した状態に保つことが
できるので、着脱時に無反射コートが損われず、劣化す
ることがない。
との組合わせによりコネクタ結合端面を介して光を無反
射の状態で伝送することができ、しかも結合損失の増大
を招くことなくコネクタ結合端面で無反射用チップ部材
の無反射コート同士を互いに離隔した状態に保つことが
できるので、着脱時に無反射コートが損われず、劣化す
ることがない。
[実施例]
以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。本実施例は本線光フ
ァイバに汎用の3M光フアイバが使用される場合の適用
例で、ここで1はその3M光フアイバ、2はその被覆さ
れたままの素線である。また、3は伝送光のスポットサ
イズ変換用のGI光ファイバ(グレーテッド型光ファイ
バ)(以下で単にGI光ファイバと呼ぶ)であり、その
集束定数gをパラメータとして所定長℃、を適切に選択
することにより、3M光ファイバ1からの出力光B1(
モードフィールド径d)を第2図に示すようにしてこの
GI光ファイバ3で拡大し、かつ平行ビーム光B2に変
換したり、ビームウェストを形成して間隙をあけても低
損失で相手側光コネクタに結合することができる。
ァイバに汎用の3M光フアイバが使用される場合の適用
例で、ここで1はその3M光フアイバ、2はその被覆さ
れたままの素線である。また、3は伝送光のスポットサ
イズ変換用のGI光ファイバ(グレーテッド型光ファイ
バ)(以下で単にGI光ファイバと呼ぶ)であり、その
集束定数gをパラメータとして所定長℃、を適切に選択
することにより、3M光ファイバ1からの出力光B1(
モードフィールド径d)を第2図に示すようにしてこの
GI光ファイバ3で拡大し、かつ平行ビーム光B2に変
換したり、ビームウェストを形成して間隙をあけても低
損失で相手側光コネクタに結合することができる。
さらに本発明では無反射光コネクタを実現するためにG
I光ファイバ3に使用波長域での透明部材4を接続する
。なお5は透明部材4のここでは出射端側に形成された
無反射用の光学薄膜(無反射コートと呼ぶことにする)
である。ここで、3M光ファイバ1とGI光ファイバ3
、GI光ファイバ3と透明部材4はそれぞれ屈折率の整
合が得られるような接着剤で結合されるもので、従い、
これらの結合面で光線が反射されることはない。
I光ファイバ3に使用波長域での透明部材4を接続する
。なお5は透明部材4のここでは出射端側に形成された
無反射用の光学薄膜(無反射コートと呼ぶことにする)
である。ここで、3M光ファイバ1とGI光ファイバ3
、GI光ファイバ3と透明部材4はそれぞれ屈折率の整
合が得られるような接着剤で結合されるもので、従い、
これらの結合面で光線が反射されることはない。
また、透明部材4は石英ガラスやプラスチック等で形成
されるもので、光学薄膜5はSiO□/TiO□等をそ
の透明部材4の端面に真空蒸着法等によってコーティン
グすることにより形成可能である。
されるもので、光学薄膜5はSiO□/TiO□等をそ
の透明部材4の端面に真空蒸着法等によってコーティン
グすることにより形成可能である。
第3A図および第3B図にその製造方法の一例を示す。
このように、例えば0.7mmの石英ガラス基板4Aを
用意し、その片面に上述したSiO□/Ti1t等の真
空蒸着による無反射の光学薄膜コート5Aを形成した上
、これを第3B図のように縦横に裁断し、第3C図に示
すようなチップ部材6に形成することができる。よって
、このような無反射用のチップ部材6に形成したものを
第1図に示すようにしてGI光ファイバ3の端部に接続
すればよい。
用意し、その片面に上述したSiO□/Ti1t等の真
空蒸着による無反射の光学薄膜コート5Aを形成した上
、これを第3B図のように縦横に裁断し、第3C図に示
すようなチップ部材6に形成することができる。よって
、このような無反射用のチップ部材6に形成したものを
第1図に示すようにしてGI光ファイバ3の端部に接続
すればよい。
第4A図〜第4C図は本発明を適用した多心光フアイバ
結合用の光ファイバの例を示す。本実施例ではその光コ
ネクタの組立にあたり、■溝ガイド基板と結合ビンとを
使用する。すなわち、これらの図において、12は複数
の光ファイバl、が併列に配置された多心光フアイバテ
ープ、13は多心光フアイバテープ12の各単心の光フ
ァイバ1が第4C図に示すように各■溝14に整然と位
置決めされている第1の■溝ガイド基板である。また、
15は各光ファイバ1にそれぞれ接続される結合ビーム
形成用のGI光ファイバ3を対応するV溝16に整然と
位置決めして保持すると共に、それらの後端に無反射用
チップ部材6を接続状態に保持する第2の■溝ガイド基
板である。
結合用の光ファイバの例を示す。本実施例ではその光コ
ネクタの組立にあたり、■溝ガイド基板と結合ビンとを
使用する。すなわち、これらの図において、12は複数
の光ファイバl、が併列に配置された多心光フアイバテ
ープ、13は多心光フアイバテープ12の各単心の光フ
ァイバ1が第4C図に示すように各■溝14に整然と位
置決めされている第1の■溝ガイド基板である。また、
15は各光ファイバ1にそれぞれ接続される結合ビーム
形成用のGI光ファイバ3を対応するV溝16に整然と
位置決めして保持すると共に、それらの後端に無反射用
チップ部材6を接続状態に保持する第2の■溝ガイド基
板である。
これらのV溝ガイド基板13および15にはさらに結合
ビン17が挿入されるビン溝18および19がそれぞれ
形成されている。そして先に述べたファイバ用V溝14
および16とこれらのビン溝18および19とは一体の
シリコン基板上に同時に形成された上裁断されるもので
、従い、溝の形状および相対位置を双方の基板13およ
び15において完全に一致させることができる。
ビン17が挿入されるビン溝18および19がそれぞれ
形成されている。そして先に述べたファイバ用V溝14
および16とこれらのビン溝18および19とは一体の
シリコン基板上に同時に形成された上裁断されるもので
、従い、溝の形状および相対位置を双方の基板13およ
び15において完全に一致させることができる。
また、これらの基板13および15の接合面における各
単心ファイバ1の接合面およびGI光ファイバ3の接合
面はそれぞれ基板接合面と一致させて精密に仕上げられ
ているので、結合ビン17により双方間の芯を正確に合
わせた状態でしかもその間にすき間の発生しない状態で
接合することができる。さらにまた、無反射用チップ部
材6は屈折率の整合が得られる接着剤によりGI光ファ
イバ3との間が接合される。また、チップ部材6はその
無反射コート5が形成されている側を基板15のコネク
タ用端面(結合面) 15Aから極(僅か引込めて位置
させるようにする。かくすることによって、コネクタ同
士を結合したときに、チップ部材の無反射コート5に相
手側が接触するのを回避することができ、繰返しの着脱
による無反射機能の劣化が防止される。
単心ファイバ1の接合面およびGI光ファイバ3の接合
面はそれぞれ基板接合面と一致させて精密に仕上げられ
ているので、結合ビン17により双方間の芯を正確に合
わせた状態でしかもその間にすき間の発生しない状態で
接合することができる。さらにまた、無反射用チップ部
材6は屈折率の整合が得られる接着剤によりGI光ファ
イバ3との間が接合される。また、チップ部材6はその
無反射コート5が形成されている側を基板15のコネク
タ用端面(結合面) 15Aから極(僅か引込めて位置
させるようにする。かくすることによって、コネクタ同
士を結合したときに、チップ部材の無反射コート5に相
手側が接触するのを回避することができ、繰返しの着脱
による無反射機能の劣化が防止される。
本発明者は以下に述べるような無反射の多心光フアイバ
用コネクタを試作して、反射損失が抑制されることを確
認した。まず、Si基板を用いてこれを研削加工するこ
とによりファイバ用のV溝および結合ビン用のビン溝を
形成し、かくして第1および第2のV溝ガイド基板を用
意した。また、Gl光ファイバには集束定数gが2.5
001ml−’のものを用いて長さ628μmとし、こ
れを第1v溝ガイド基板側の各SM光ファイバと結合可
能な状態とした。
用コネクタを試作して、反射損失が抑制されることを確
認した。まず、Si基板を用いてこれを研削加工するこ
とによりファイバ用のV溝および結合ビン用のビン溝を
形成し、かくして第1および第2のV溝ガイド基板を用
意した。また、Gl光ファイバには集束定数gが2.5
001ml−’のものを用いて長さ628μmとし、こ
れを第1v溝ガイド基板側の各SM光ファイバと結合可
能な状態とした。
さらにまた、無反射用チップ部材の透明部材には、石英
ガラスを使用し、t=0.5mmのもに5ift/Ti
0zの無反射コートを真空蒸着し、コネクタ用端面から
約50μm内にひつ込めるようにして第2V溝ガイド基
板に固定保持させるようにすると共に3M光フアイバと
は屈折率の整合が得られる接着剤を用いて接合させ、一
体化した。
ガラスを使用し、t=0.5mmのもに5ift/Ti
0zの無反射コートを真空蒸着し、コネクタ用端面から
約50μm内にひつ込めるようにして第2V溝ガイド基
板に固定保持させるようにすると共に3M光フアイバと
は屈折率の整合が得られる接着剤を用いて接合させ、一
体化した。
このようにして構成した第1および第2の■溝ガイド基
板を2本の径が1.Ommの結合ビンで結合させ、この
ようなサンプルを12組用意してコネクタとしての結合
損失および反射特性を評価した結果、平均の結合損失は
0.5dB 、反射特性はすべて35dB以上で、実用
上問題のないレベルにあることが確認できた。さらにま
た、着脱テストを500回実施したが、結合損失および
反射特性の点で劣化はほとんどなく、着脱の信頼性に関
してもなんら問題点の無いことを確認した。
板を2本の径が1.Ommの結合ビンで結合させ、この
ようなサンプルを12組用意してコネクタとしての結合
損失および反射特性を評価した結果、平均の結合損失は
0.5dB 、反射特性はすべて35dB以上で、実用
上問題のないレベルにあることが確認できた。さらにま
た、着脱テストを500回実施したが、結合損失および
反射特性の点で劣化はほとんどなく、着脱の信頼性に関
してもなんら問題点の無いことを確認した。
[発明の効果1
以上説明してきたように、本発明のよれば、光ファイバ
の端部に伝送光のスポットサイズ変換ビーム形成用のG
I光ファイバを接続し、GI光ファイバの端部にスポッ
トサイズ変換ビームの透過が可能な透明部材を接続する
と共に、この透明部材の端末面に光学薄膜の無反射コー
トを形成して、しかもこの無反射コートをコネクタ結合
面からひっ込めて位置させるようにしたので、コネクタ
としての端面に生じる反射を防止することができて、結
合損失を抑制することができると共に、繰返しの着脱に
よっても無反射機能が損われたり、劣化する虞がなく、
量産に適し、かつ信頼性の高い光りコネクタを提供する
ことができるようになった。
の端部に伝送光のスポットサイズ変換ビーム形成用のG
I光ファイバを接続し、GI光ファイバの端部にスポッ
トサイズ変換ビームの透過が可能な透明部材を接続する
と共に、この透明部材の端末面に光学薄膜の無反射コー
トを形成して、しかもこの無反射コートをコネクタ結合
面からひっ込めて位置させるようにしたので、コネクタ
としての端面に生じる反射を防止することができて、結
合損失を抑制することができると共に、繰返しの着脱に
よっても無反射機能が損われたり、劣化する虞がなく、
量産に適し、かつ信頼性の高い光りコネクタを提供する
ことができるようになった。
また、本発明を適用した多心光フアイバ用コネクタでは
、第1および第2の2つの■溝ガイド基板を用意するこ
とで、複数の光フアイバ端部とこれらに対応する複数の
GI光ファイバ端部とを一括して正確に芯出しすること
が可能となり、また、第2の■溝ガイド基板の■溝に保
持される複数のGI光ファイバの長さを基板同士の接合
面で正確にそろえて所定長に切断加工することにより、
結合ビーム系を用意に形成することができる。
、第1および第2の2つの■溝ガイド基板を用意するこ
とで、複数の光フアイバ端部とこれらに対応する複数の
GI光ファイバ端部とを一括して正確に芯出しすること
が可能となり、また、第2の■溝ガイド基板の■溝に保
持される複数のGI光ファイバの長さを基板同士の接合
面で正確にそろえて所定長に切断加工することにより、
結合ビーム系を用意に形成することができる。
第1図は本発明の基本的な構成図、
第2図は本発明による結合ビーム形成の説明図、
第3A図〜第3C図は本発明にかかる無反射用チップ部
材の形成手順を示す斜視図。 第4A図、第4B図および第4C図は本発明を適用した
多心光フアイバ用コネクタの構成の一例を示すそれぞれ
上面図、結合面側から見た側面図および接合面で2つに
分解して示す斜視図である。 13、15・・・V溝ガイド基板、 15A・・・コネクタ用端面(結合面)、14、16・
・・■溝、 17・・・結合ビン、 18、19・・・ビン溝。 特許出願人 住友@気工業株式会社
材の形成手順を示す斜視図。 第4A図、第4B図および第4C図は本発明を適用した
多心光フアイバ用コネクタの構成の一例を示すそれぞれ
上面図、結合面側から見た側面図および接合面で2つに
分解して示す斜視図である。 13、15・・・V溝ガイド基板、 15A・・・コネクタ用端面(結合面)、14、16・
・・■溝、 17・・・結合ビン、 18、19・・・ビン溝。 特許出願人 住友@気工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)光ファイバの端部に接続され、伝送光のスポットサ
イズ変換ビームの形成が可能なGI光ファイバと、 該GI光ファイバの端部に接続され、前記スポットサイ
ズ変換ビームの透過が可能な透明部材と、 該透明部材の端末面に形成され、コネクタ結合時に互い
に非接触状態に保たれる光学薄膜の無反射コートと を具えたことを特徴とする光コネクタ。 2)複数の前記光ファイバが第1基板に形成された並列
するV溝によって位置決め保持され、前記第1基板に接
続される第2基板の前記V溝に対応するV溝に複数の前
記GI光ファイバが位置決め保持されると共に、前記透
明部材が前記複数のGI光ファイバに接続されて前記第
2基板上に保持されることを特徴とする請求項1に記載
の光コネクタ。 3)前記無反射コートは前記第2基板に形成されるコネ
クタ結合端面から後退した位置に形成されることを特徴
とする請求項1または2に記載の光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20754190A JPH0493905A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20754190A JPH0493905A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 光コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493905A true JPH0493905A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16541440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20754190A Pending JPH0493905A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0493905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004074892A1 (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-02 | Tomoegawa Paper Co., Ltd. | 光伝送媒体の接続方法、光学接続構造及び光伝送媒体接続部品 |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP20754190A patent/JPH0493905A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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