JPH0493742A - Ofケーブル線路における漏油検出方法 - Google Patents

Ofケーブル線路における漏油検出方法

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JPH0493742A
JPH0493742A JP21224290A JP21224290A JPH0493742A JP H0493742 A JPH0493742 A JP H0493742A JP 21224290 A JP21224290 A JP 21224290A JP 21224290 A JP21224290 A JP 21224290A JP H0493742 A JPH0493742 A JP H0493742A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は○Fケーブル線路における漏油検出方法に関
し、特に中小漏油の検出方法に関するものである。
〔従来の技術〕
OFケーブル線路の漏油の判定種別として、緊急対策処
置を必要とする大漏油警報と、保守点検作業に対する情
報を提供する中小漏油VNとに大別できる。この発明は
中小漏油警報を得るための漏油検出方法に関し、特に単
心OFケーブル各相独立給油方式における油漏検出方法
に関するものである。
単心OFケーブル各相独立給油方式をとるOFケーブル
線路の中小漏油を検出する従来の方法は、各相ごとの油
そう油量を一ケ月程度の周期で長期にわたり計測記録し
、経験や勘に基づきそれらの変化を読み取ったり、単純
に相間油量差を算出し、その推移により中小漏油の発生
の有無を判断するようにしている。
しかし、各相ごとの油量変化は、ケーブルの配列や周囲
の条件の季節的変動に基づく3相間の温度変化のアンバ
ランス等に起因し、年間を通して必ずしも同一でなく、
漏油を原因とする油量変化を的確に把握することは容易
でなく、また判定を下すまでに相当の期間が経過するこ
とが多い。
そこで、この発明は経験や勘を必要とせず、早期かつ自
動的に中小漏油を検出できる方法を提供することを技術
的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明は、単心OFケ
ーブル各相独立給油方式をとるOFケーブル線路におけ
る漏油検出に関し、相間油量差に基づき漏油の有無を判
定する漏油検出方法において、正常な状態における相間
油量差の季節的変化をパターン化し、そのパターン化値
よ、実測値との差により求めた補正相間油量差に基づき
漏油の有無を判定するようにしたものである。
以下、これを詳述する。
第1図は単心OFケーブル各相独立給油方方式場合の実
際の線路において、1987年から1989年にわたり
実測した各相の油量データに基づき、A相とB相の相間
油量差A−B、B相とC相の相間油量差E−C,C相と
A相の相間油量差CAを計算してグラフにしたものであ
る。
図示のように、相間油量差の変動は少なく、そのばらつ
きの標準偏差は0.5〜(1,85(Ir)であり、極
めて小さい。
第2回は上記とは別の単心OFケーブル各相独立給油方
方式場合の実際の線路において、1985年から198
9年にわたり実測した各相の油量データに基づき、相間
油量差を表わしたものである。この線路の相間油量差も
安定しているが、1988年10月ごろから、A−B、
C−Aの油量差に変化が現われている。この部分を拡大
して示すと第3図のとおりである。この図でわかるよう
に、相間油量差A−Bは、1988年10月にX2σを
越え、同年12月にX−3σを超えている。また、相間
油量差(、−Aは同年12月にX+2σ及びX+3σを
超えている。相間油量差がX+2σを超えた場合のa油
確率は約95%、又士3σを超えた場合の漏油確率は約
99.7%である。
ここで、相間油量差がX+2σを超えない範囲は「正常
J、又±2σと又±3σの間は「要注意」、X+3σを
超えると「異常」と判断することとすると、約95%の
確率で「要注意」の警報を出すことができ、また、約9
9.7%の確率で「異常Jの警報を出すことができる。
なお、相間油量差と、漏洩相との関係は第1表のとおり
である。
第  1  表 f差を示すものであり、また棒状グラフは暫3σの範囲
を示す。この場合の±3σの範囲は、第4図の場合と比
べ小さくなっていることがわかる。
なお、上記の近イ以弐としては、例えば次に示すものが
ある。
以上は、相間油量差の変動が少ない場合であって、この
ような場合には、単純に相間油量差を比較するのみで、
早期に漏油を検出することができる。しかしながら、線
路によってはその構成条件の特性により第4図に示すよ
うに、季節に応して大きく変動する場合がある。このよ
うな場合、前述の±3σの範囲をとると、同図に棒状グ
ラフで示すように著しく広くなり、判定精度が悪くなる
そこで、この場合は、近領式に基づきパターン化した相
間油量差と実際の相間油量差との差をとることとする。
第5図はこのようにして求めた補正後の相聞油但し、a
、b、c、はパターン化定数、dは1月1日から数えた
日数である。例えば、相間油量差A−Bの場合は、 同C−Aの場合は、 同B−Cの場合は、 +(2) +(3) l X(−1,)で求めることが
できる。これらの代表例として第4図にC−Aの場合の
グラフを「パターン曲線」として示す。
(実施例〕 第6図は漏油検知システムの構成図であり、油そう部1
、制御所2、電力所3を含み、油そう部1は油そう4、
端局装置5、電話線切替装置7等を有する。端局装置5
は所定の周期で油量データを取込み、一定期量分のデー
タをストアーし、定時間間隔でそれらのデータを電話線
Sを経て電力所3に設置された親局11に送信し、親局
11で相間油量差を演算し、その演算結果に基づき中小
漏油の有無を判定し、中小漏油の発生を検知するとCR
T上に表示される。
なお、他のシステムにより大漏油を検出した場合は、大
漏油警報を制御所2に送信し、警報監視盤8に表示され
る。
第7図は前記の端局装置5の内部構造であり、油そう部
1の油量センサー7で検出された検出信号は、コントロ
ーラ12を経て端局装置5の電流/電圧変換器、マルチ
プレクサ14、A/D変換器15を経てハス16に取入
れられる。ROM17はデータ入力等のプログラムが収
容される。RAM18は油量データを半月ごと或いは1
σ月ごと等の間隔で蓄積する。また、SIOインターフ
ェース22を介して電話線切替装置6が接続され、二の
装置6を通して油量データを親局11へ送信する。
第8図は親局装置のCPUによる大漏油判定の過程を示
すフローチャートであり、以下のステップからなる。
ステップ■ニ一定時間ごとの油量データを取込む。
ステップ■:相間油量差を演算する。
ステップ■:データ収集日をヘースに、パターン式によ
り補正相間油量差を演算する。
ステップ■:そのパターン値と実測相間油量差との差を
演算する。
ステップ■:その差が正常なばらつきの範囲:3σより
大きいか否かを判断する。
ステップ■:大きい場合は、中小漏油警報を発生する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は単心OFケーブル各相独立給
油方式の線路において、相間油量差が季節的変動を受け
る場合に、これらの相間差油量を季節的にパターン化し
た相間差油量との差と比較することによりばらつきを少
なくするようにしたので、精度よく検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実測値に基づく相間油量差のグラフ
、第3図は第2図の一部拡大図、第4図は相聞/[I3
量差の他のグラフ、第5図は第4図を補正した相間油量
差のグラフ、第6図は実施例のシステムのブロック図、
第7図は端局装置のブロック図、第8圀はフローチャー
トである。 1・・・・・・油そう部、   2・・・・・・制御所
、3・・・・・電力所、    4・・・・・・油そう
、5・・・・・・端局装置、   6・・・・・電話線
切替装置、7・・・・・・油量センサー、 8・・・・
・・警報監視盤、9・・・・・・電話線、     1
0・・・・・電話線切替装置、11・・・・・・親局。 第8図 特許出願人  住友電気工業株式会社 同

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単心OFケーブル各相独立給油方式をとるOFケ
    ーブル線路における漏油検出に関し、相間油量差に基づ
    き漏油の有無を判定する漏油検出方法において、正常な
    状態における相間油量差の季節的変化をパターン化し、
    そのパターン化値と、実測値との差により求めた補正相
    間油量差に基づき漏油の有無を判定することを特徴とす
    るOFケーブル線路における漏油検出方法。
JP21224290A 1990-08-08 1990-08-08 Ofケーブル線路における漏油検出方法 Expired - Lifetime JP2961831B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259313A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Chugoku Electric Power Co Inc:The Ofケーブル異常検出装置およびofケーブルの漏油検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008259313A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Chugoku Electric Power Co Inc:The Ofケーブル異常検出装置およびofケーブルの漏油検出方法

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