JPH03148031A - 流体供給系統の流体漏洩検出方法 - Google Patents

流体供給系統の流体漏洩検出方法

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JPH03148031A
JPH03148031A JP28706289A JP28706289A JPH03148031A JP H03148031 A JPH03148031 A JP H03148031A JP 28706289 A JP28706289 A JP 28706289A JP 28706289 A JP28706289 A JP 28706289A JP H03148031 A JPH03148031 A JP H03148031A
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JP
Japan
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fluid
oil
pressure
value
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP28706289A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kawai
隆之 川井
Toshio Sakuma
佐久間 利夫
Hirosuke Saito
斉藤 宏資
Minoru Yamamoto
実 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油入電カケープル(OFケーブル)等の給油
系統の漏油、漏ガスの如き、流体供給系統における流体
の漏洩検出方法に関し、特に微少の流体漏洩を早期に検
出するのに有用なこの種方法の提供に関する。
〔従来の技術〕
例えば、油入電カケープルの給油系統における漏油、漏
ガスの検出を行う手段としては、■系統の通常の使用条
件を想定した場合になりえない油量、油圧の限度を予測
してそこに警報点を設定し、設定された限度に到達した
時点で漏油、漏ガスの異常が起こっているものとして警
報を発するもの、■日常の点検により、油量、油圧のデ
ータを収集し、経時的変化を見ることにより漏油や漏ガ
スを検出するもの、■日常の点検により、漏油、油圧の
データを収集し、系統毎に備えられる給油槽の系統間で
の油量や油圧の差を見ることにより漏油や漏ガスを検出
するものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した■の手段によれば、漏油、漏ガスが相当に大き
くなって、油量、油圧が設定した下限ぎりぎりまで到達
しないと、かかる漏油、漏ガスが検出できないため、検
出後の対策に要する許容時間が短縮され、場合によって
は緊急にケーブル線路の停止が必要となることもあり得
た。
また、■の手段によれば、系統の温度変化により生ずる
油量変化の正確な推定が困難であった。
即ち、油入電カケープルでは、ケーブル中の油量変化を
吸収する目的で給油槽が設置されているが、その給油槽
の油量変化の要因としては、ta+ケーブル、給油槽の
温度変化によるもの、(bl漏油によるものの二つが主
因となるが、このうち温度変化分を常に正確に把握でき
れば漏油が早期に検出することが可能である。
しかしながら、かかる温度変化分というのは、周囲の温
度、ケーブルからの発熱の影響を受け、前者の温度変化
は、ケーブル長さ方向で不均一で、また、時間、季節に
より変動する。
一方、後者による温度変化分は、ケーブルの通電電流や
ケーブル周囲の熱抵抗条件により決まるが、その熱抵抗
もケーブル長さ方向で不均一で、季節変動もあるため、
ケーブル系全体の温度変化を正確に把握することは至難
であり、結果的には系統変化油量の数10%という相当
に大量の漏油が発生してからでないと、経時的変化で漏
油を検出することができなかった。
そのようなことから、油量変化の経時的変化が系統の温
度変化により生じているのか漏油により生じているのか
の判断が非常に難しく、微少な漏油の状態でこれを早期
に検出することは困難であった。
また、■のように同一使用条件にある他のケーブルの給
油槽との比較により漏油を検知する手法も考えられては
いたが、給油槽各々の給排油特性の差や、油量針の誤差
特性の差などがあるために、正確な比較は困難で、微少
漏油の段階で警報を発することは不可能であった。
本発明は、前述した各種の誤差要因を排除若しくは最小
限に抑えられる固有の手法を用いて、微少な流体の漏洩
による圧力や流量の変化を早期に検出できる全く新しい
流体供給系統の流体漏洩検出方法を提供することに目的
がある。
〔課題を解決するための手段;作用〕
本発明による流体供給系統の流体漏洩検出方法は、同一
使用条件にあると考えられ而も互いに分離しあう複数の
流体供給槽と流量針または圧力計との組み合わせにおい
て、予め各系統の流体供給槽についてその流体量または
圧力と流量計または圧力計の出力との関係を高精度の計
器により正確に把握して、それらの関係値を演算装置に
記憶させ、流量計または圧力計の出力を実流体量及び圧
力に補正換算させたものとし、その補正換算された流体
量、圧力に基づいて、初期値と変動後の値とを比較して
変動値を求め、その値を複数の流体供給系統の相互間で
比較することにより、流体の漏洩を検出することにある
上記の方法において、予め各系統の流体供給槽について
その流体量または圧力と流量針または圧力計の出力との
関係を高精度の計器により正確に把握して、それらの関
係値を演算装置に記憶させ、流量計または圧力計の出力
を実流体量及び圧力に補正換算させたものとすることに
より、流体供給槽の排流特性、圧力計、流量計の特性差
による誤差が最小限に抑えられる。
また、かかる補正換算された流量、圧力に基づいて、初
期値と変動後の値とを比較して変動値を求め、その値を
複数の流体供給系統の相互間で比較することにより、流
体の漏洩を検出することから、温度変化による変動の影
響を最小限にすることができる。
本発明による方法は、特に単心OFケーブルの給油系統
において好適であるが、一般の油圧系統にも応用するこ
とも可能である。
〔実施例〕
3相交流送電線路に使われる単心OFケーブルの給油系
統のための給油槽の例について述べる。
給油方式は、単心OFケーブル1相毎に独立した給油槽
を有する各相分離給油方式とし、給油槽油量は500E
とする。
工場において、±0.5%以内の誤差が保証されている
流量計を用いて、給油槽への注油油量を測定しながら油
量計からの油量出力を測定し、給油槽内実油量と油量計
出力の関係を把握する。
次に、給油槽から排油油量を測定しながら給油槽から油
を放出させ、同様に油量計出力と給油槽内油量との関係
を把握する。
かかる流量計については、メスシリンダーにて流量計の
補正を行い、誤差の確認を行った結果、+0.4%であ
った。この+0.4%の誤差を考慮して、給油槽の実油
量を推定し、それに対応する油量計出力を注油時、排油
時で比較すると同一油量に対して0〜+0.7%の差が
確認された。
演算装置(コンピューター)には、注油、排油の平均値
で記憶させたことで、注油、排油時で最大±0.35%
の誤差を有することとなった。
これは、500!の給油槽において、±1.751の誤
差が生じ得るということである。
各ケーブル毎の給油槽の相互間の油量特性の差は、個々
の給油槽について、その油量と油量計出力の関係を演算
装置に記憶させることで、完全に補正し得るが、注油、
排油時の特性差は補正しきれない。即ち、一方の給油槽
Aにおいて注油時に平均+0.35%の誤差値を有し、
他方の給油槽Bにおいて注油時に平均−0,35%の誤
差値を有すると設定した場合には、給油槽A、B間で比
較した場合、同一油量であっても最大3.51の油量差
が有するように判断される可能性があることになる。
また、給油槽間で油量差が生ずるもう一つの要因である
初期設定油量については、給油槽の油量出力の絶対値を
比較するのではなく、初期値からの変化量を比較するこ
とにより、完全に補償することができる。
一方、この給油槽につながる電カケープルは、同一回線
の単心ケーブルであるため、長さ、通電電流、周囲温度
等の使用条件は同一であり、油量の変化量は同一である
ので、給油槽間で変化量に差が生ずるとすれば、上記の
誤差以外には漏油によるものと考えられる。
本実施例では、給油槽間で1(lの変化油量差が生じた
場合に警報を発することとした。
その場合実際には前述の誤差を考えると6.5jl〜1
3.5fiの微少漏油発生の段階で検出可能ということ
になる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな通り、本発明にかかる流体
供給系統の流体漏洩検出方法によれば、(11流体の漏
洩を微少の段階で早期に検出することが可能となり、十
分な時間的余裕をもって対策を講することが可能である
(2)  流体の漏洩等を早期に検出できることで、流
体の漏洩量を最小限に抑制できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一使用条件にあると考えられ而も互いに分離し
    あう複数の流体供給槽と流量計または圧力計との組み合
    わせにおいて、予め各系統の流体供給槽についてその流
    体量または圧力と流量計または圧力計の出力との関係を
    高精度の計器により正確に把握して、それらの関係値を
    演算装置に記憶させ、流量計または圧力計の出力を実流
    体量及び圧力に補正換算させたものとし、その補正換算
    された流体量、圧力に基づいて、初期値と変動後の値と
    を比較して変動値を求め、その値を複数の流体供給系統
    の相互間で比較することにより、流体の漏洩を検出する
    ことを特徴とする流体供給系統の流体漏洩検出方法。
JP28706289A 1989-11-02 1989-11-02 流体供給系統の流体漏洩検出方法 Pending JPH03148031A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139093A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Corp 漏洩検出支援装置
CN103134645A (zh) * 2013-03-14 2013-06-05 上海宝舜医疗器械有限公司 一种输液器测漏、测堵、测过滤膜破损的装置和方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892835A (ja) * 1981-11-27 1983-06-02 Toshiba Corp 漏洩検出装置
JPS6076691A (ja) * 1983-10-04 1985-05-01 株式会社東芝 液漏れ監視制御装置

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