JPH0493661A - 速度検出用空間フィルタ - Google Patents

速度検出用空間フィルタ

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JPH0493661A
JPH0493661A JP20617890A JP20617890A JPH0493661A JP H0493661 A JPH0493661 A JP H0493661A JP 20617890 A JP20617890 A JP 20617890A JP 20617890 A JP20617890 A JP 20617890A JP H0493661 A JPH0493661 A JP H0493661A
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JP
Japan
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spatial filter
output
width
pitch
amplifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP20617890A
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English (en)
Inventor
Yukio Maruhashi
丸橋 幸雄
Toshiyuki Takayanagi
高柳 利幸
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は速度検出用空間フィルタに関し、例えば自動車
の対地速度検出に用いられる。
〔従来の技術〕
従来の速度検出用空間フィルタは、第5図(a)示すよ
うに構成されており、これは例えば特開昭53−524
73号公報に開示されている。すなわち、複数の縞状検
出面1がアレイ状に配設され、これらは交互に信号aカ
端子2に接続されて空間フィルタ10が構成される。こ
のような光検出素子に移動物体の像を形成すると、その
移動物体の表面の情報に対して狭帯域のフィルタとして
働き、速度に比例した周波数の信号が信号出力端子2か
ら得られる。しかし、移動物体の反射率が急変するよう
な場合には、空間フィルタと信号処理用アンプから低周
波成分を多く含んだ信号が出力され、周波数(速さ)の
正確な検出が困難となる。すなわち、第5図(b)に示
すように、結像レンズ11を用いて移動物体である路面
12の像をフィルタ10に形成しているとき、矢印A方
向に移動する路面12が、アスファルト面12aから白
塗り面12bに変ると、入射光量が急激に変化してしま
う。すると、フィルタ10は狭帯域のフィルタとじて正
常に働かなくなる。
そこで、このような欠点を克服するために、例えば特開
昭57−1.54220号公報の空間フィルタが提案さ
れている。これは、第6図に示すように、空間フィルタ
を移動方向の両端側で先細したものである。これによれ
ば、両端側において縞状検出面1の受光感度が実質的に
低下するので、入射光量の急変があったときにも、速さ
が検出不能となることは少なくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第6図のように空間フィルタを構成する
と、そのQ値が低下する。特に、先細とした位置の縞状
検出面1でその傾向が著しい。これは、空間フィルタの
Q値は縞状検出面1の配設ピッチと長さで定まるためで
あり、このように先細にすると、信号出力端子2からの
信号出力波形が歪むことになる。このため、上記公報の
技術では、波形の歪みを考慮に入れて信号処理回路を設
計することが必要になっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る速度検出用空間フィルタは、光検出素子の
複数の検出面をMl定すべき移動物体の移動方向に沿っ
て配列したものにおいて、複数の検出面のそれぞれは、
移動方向の少なくとも一方側に向って、徐々に移動方向
の幅が狭くなり、かつ長さか時間−であるよう構成され
ていることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、空間フィルタを構成する各検出面は、
移動物体の移動方向において徐々に幅が狭くされている
ので、入射光量か急変するときでも、低周波成分を含ん
だ信号は出力されに(くなる。また、検8面の長さは時
間−であるため、空間フィルタのQ値か高く保たれ、出
力波形か歪むこともない。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は実施例に係る速度検出用空間フィルタの、検出
面の構成を示す図である。同図のとおり、光電変換素子
で構成される縞状検出面1は、互いに同一サイズのプラ
ス極の素子とマイナス極の素子でベアをなし、各極側の
複数個の縞状検出面1は、同一のピッチPで一方向(測
定方向)に配設されている。そして、縞状検出面1の長
さしは全て同一とされ、幅Wは中央部のペアが最も大き
く、両側に向って徐々に小さくされている。具体的には
、例えばピッチPは160μm程度、幅WはピッチPの
1/3以下、長さしは5 mm以上とされる。
これにより、縞状検出面1は中央部で受光面積が大きく
高感度とされ、両側部で受光面積が小さく低感度とされ
る。
第2図は第1図の速度検出用空間フィルタを用いた速度
検出器の全体構成を示している。図示の通り、空間フィ
ルタ10のプラス極とマイナス極の一対の出力電流(光
電流)は、それぞれ増幅器21.22を介して電流電圧
変換され、差動増幅器23に入力される。そして、差動
出力は交流増幅器24で増幅され、レベル弁別器25で
所定のしきい値Sと比較され、速さに対応した周波数の
パルス出力となって周波数測定回路26に与えられる。
次に、上記実施例の作用を、第3図を参照して説明する
同図(a)は、反射率かあまり変化しない路面12(ア
スフィルトの部分)の像を空間フィルタに結像している
ときの交流増幅器24の出力を示し、同図(b)はこの
場合のレベル弁別器25の出力を示す。図示の通り、交
流増幅器24の出力をしきい値レベルSで弁別すること
でパルス波形か得られ、この周波数は周波数測定回路2
6てカウントされる。ここで、路面12の移動速度■は
、V−(P/m)f          ・・・(1)
で求められる。(1)式において、mは結像レンズ11
の倍率てあり、Pは縞状検出面1のピッチてあり、fは
空間フィルタの出力周波数(周波数測定回路26の周波
数カウント値)である。
第3図(c)および(d )は、第5図(a)に示す従
来の空間フィルタを用いた場合であって、反射率が路面
12の白塗り部分などによって大きく変化したときの交
流増幅器24の出力とレベル弁別器25の出力を示す。
この場合には、第3図(c)に示す交流増幅器24の出
力には低周波成分が含まれているため、レベル弁別器2
5の出力は同図(d)に示すように、−様なパルス波形
でなくなる。従って、周波数測定回路26でこれをカウ
ントしても、路面12の本当の速さに対応したカウント
値が得られない。
第3図(e)および(f)は、実施例に係る空間フィル
タを用いた場合であって、路面12の反射率が白塗り部
分などで大きく変化したときの交流増幅器24の出力と
レベル弁別器25の出力を示している。この場合には、
空間フィルタの縞状検出面1は中央部で感度が高く、両
側部で感度か低くされているので、交流増幅器24の出
力には大きな低周波成分は含まれない。このため、レベ
ル弁別器25の出力は、同図(f)に示すように一様な
パルス波形となるので、周波数測定回路26からは路面
12の本当の速さに比例したカウント値か出力される。
そして、本実施例では、縞状検出面1の長さしは全てに
ついて同一とされているので、高いQ値が実現され、従
って交流増幅器24の出力波形が歪むことはなくなる。
このため、レベル弁別器25の出力パルスは一様となり
、正確な速度検出か実現できる。
第4図に本発明の他の実施例の空間フィルタの検出面を
示す。この空間フィルタは光電変換素子からなる検出面
1をある角度(θ)傾け、矢羽根状に配置して速度検出
及び進行方向の判断をすることを目的としたものである
。この場合も、検出面1を構成している光電変換素子を
、空間フィルタの外側から内側に向って幅W′を徐々に
大きくすることにより受光面積を大きくし、空間フィル
タの中央部分で最も検8感度か大きくなるように構成し
ている。そして、上述の実施例と同し様に、検出面1の
長さを同一にしているので、フィルタのQ値か高く、従
って上述した効果が得られることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した通り本発明では、空間フィルタを
構成する各検出面は、移動物体の移動方向において徐々
に幅が狭くされているので、入射光量か急変するときて
も、低周波成分を含んた信号は出力されにくくなる。ま
た、検出面の長さは時間−であるため、空間フィルタの
Q値か高くなり、出力波形か歪むこともない。このため
、正確な速度検出を可能にした空間フィルタか実現でき
る。また、本発明の空間フィルタは半導体製造プロセス
により容易に作製できるので、低コストである。
フィルタを改良した従来例の構成図である。
1 ・縞状検出面、2・・・信号…力端子、10・フィ
ルタ、11・・結像レンズ、12・・・路面、24 交
流増幅器、25・ レベル弁別器、26 ・周波数M]
定回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  光検出素子の複数の検出面を測定すべき移動物体の移
    動方向に沿って配列した速度検出用空間フィルタにおい
    て、 前記複数の検出面のそれぞれは、前記移動方向の少なく
    とも一方側に向って、徐々に当該移動方向の幅が狭くな
    り、かつ長さが略同一であるよう構成されていることを
    特徴とする速度検出用空間フィルタ。
JP20617890A 1990-08-03 1990-08-03 速度検出用空間フィルタ Pending JPH0493661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20617890A JPH0493661A (ja) 1990-08-03 1990-08-03 速度検出用空間フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP20617890A JPH0493661A (ja) 1990-08-03 1990-08-03 速度検出用空間フィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0493661A true JPH0493661A (ja) 1992-03-26

Family

ID=16519107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20617890A Pending JPH0493661A (ja) 1990-08-03 1990-08-03 速度検出用空間フィルタ

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JP (1) JPH0493661A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004506919A (ja) * 2000-08-25 2004-03-04 アムニス コーポレイション 細胞などの小さな移動物体の速度測定
JP2012241468A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Nippo Corp 基準線追跡装置

Cited By (2)

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JP2004506919A (ja) * 2000-08-25 2004-03-04 アムニス コーポレイション 細胞などの小さな移動物体の速度測定
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