JPH0493584A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は冷蔵庫、特にその庫内灯の制御に関するもの
である。

［従来の技術］ 第３図は、例えば実公昭４８−９７２６号公報に示され
た従来の冷凍冷蔵庫の庫内灯取付部の断面を示す縦断側
面図であり、同図において、（１）は冷蔵庫本体で、外
箱（２）と内箱（３）とこれら面相（２）　（３）間に
充填された断熱材（４）とにより構成されており、その
前面側開口部に扉（ＩＡ）が取付けられている。（５）
は冷蔵庫本体（１）内の冷蔵室、（６）は上記冷蔵庫本
体（１）内の一側壁面に装設された遮蔽板、（７）はこ
の遮蔽板（６）と上記冷蔵庫本体（１）内の一側壁面と
の間に配設されたフィン付蒸発器、（８）はこのフィン
付蒸発器の上部に位置して上記冷蔵庫本体（１）内に取
付けられた庫内ファンで、上記冷蔵室（５）内を強制通
風して冷却するものである。

（９）は内箱（３）の−側壁面に形成された凹陥部であ
る。第４図はこの凹陥部（９）の近傍Ａの拡大図であり
、同図において、（１０）は凹陥部（９）の内面に沿っ
て湾曲する湾曲部（１１）とこの湾曲部（１１）から内
箱（３）の内面方向に鈍角状に折曲する取付部（１２）
とからなる反射板で、上記湾曲部（１１）の一部が螺子
等により凹陥部（９）に固定して取付けられている。　
（１３）はこの反射板（１０）の上記取付部（１２）に
取付けられた接続具、（１４）はこの接続具（１３）の
先端部に取付けられた庫内照明用の庫内灯、（１５）は
接続端子で、上記接続具を介して上記庫内灯（１４）に
給電用電源（図示せず）を接続するものである。第５図
は冷蔵庫の扉（１＾）が開いている状態の電気回路図で
あり、同図において、（１６）はドアスイッチで、扉（
ＩＡ）　（第４図）が開くと、構造的にこのドアスイッ
チ（１６）を押している部分が離れるために、該ドアス
イッチ（１６）は接点ａ側にＯＮＬ、締まると接点す側
にＯＮする。（１７）は冷蔵室（５）の温度を検知して
後述の圧縮機（２３）を０Ｎ１０ＦＦする温度調節器、
（１８）は後述の圧縮機（２３）の運転時間を積算して
その時間が一定時間に達したら霜取動作に入らせるタイ
マー、（１９）は庫内ファンモータで、上記の庫内冷気
を強制的に循環させる庫内ファン（８）を回転させるも
のである。（２０）は冷却器に付着した霜を取る霜取ヒ
ータ、（２１）は冷却器の温度を検知して一定温度に達
したら上記霜取ヒータ（２０）への通電を停止して霜取
を終了させるバイメタルスイッチ、（２２）は上記霜取
ヒータ（２０）が間違って連続通電状態となった時に溶
断する保護用の温度ヒユーズ、（２３）は冷媒を圧縮す
る圧縮機である。

次に動作の説明をする。

第３図のように冷蔵庫のＷ　（ＩＡ）が開くと、第Ｓ図
に示すようにドアスイッチ（１６）はその接点ａ側がＯ
Ｎとなるので、庫内灯（１４）はＡＣ１００Ｖ電源から
給電されて点灯し、冷蔵室（５）（第３図）を照明する
。上記扉（１）が締まると、ドアスイッチ（１６）はそ
の接点す側がＯＮとなり、庫内灯（１４）は通電されな
くなるので消灯する。ここで、第５図から判明するよう
に、冷蔵庫の扉（ＩＡ）が開いている状態が続くと、庫
内灯（１４）も点灯状態が続く。

従って何等かの原因４例えば扉（ＩＡ）の締め忘れ、冷
蔵室（５）内への飲・食料品等の入れ過ぎ等、によりＷ
（１人）が開放あるいは半開きの状態になると、庫内灯
（Ｉ４）はその間点灯したままになる。例えば独身者や
単身赴任者等のように仕事で終日家を留守にする場合や
、旅行等で家を数日間留守にするような場合に、扉（Ｉ
Ａ）が完全に締まっているのを確認し忘れれば、長時間
に亘って庫内灯（１４）の点灯状態が続く。このような
場合には、単に庫内灯（１４）の無駄な点灯だけでは済
まず、庫内灯（１４）の長時間連続点灯による発熱量も
多いため、核熱により、庫内壁面の損傷、変色を来たし
たり、更には冷蔵室（５）内の飲・食料品が腐ってしま
う。また、このようなことを抑制するために庫内灯（１
４）の容量（Ｗ数）を小さくして冷蔵室（５）内の照明
を制限することも必要である。更に又、前述の長時間点
灯による多大な発熱から庫内壁面、内箱（３）自体を保
護するために、庫内灯（４）を庫内壁面から十分離れた
位置に配設したり、戒は十分に工夫された大きな反射板
（１０）を設ける必要があると共に、そのために冷蔵室
（５）内の無効内容積が大きくなってしまう。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の冷蔵庫は以上のように構成されているので、庫内
灯の長時間連続点灯による多大な発熱により、飲・食料
品の腐敗、庫内壁面の損傷・変色等の問題が発生したり
、或は庫内灯の容量（Ｗ数）の制限、冷蔵室内の無効内
容積の増大等の問題が生じていた。

この発明はこのような従来の実情に鑑みてなされたもの
で、扉が長時間開放あるいは半開き状態となった場合に
、庫内灯がその間連続点灯するようなことの無い冷蔵庫
を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体の扉の開閉を検知
する検知手段、上記冷蔵庫本体の庫内を照明する庫内灯
、この庫内灯を点滅制御する制御手段、及び上記検知手
段の動作に応動して上記扉が開いている状態の時間を測
定しその時間が所定時間となると上記庫内灯を消灯する
ように上記制御手段を動作させる時間測定手段を備えた
ものである。

［作　用］ この発明の冷蔵庫においては、扉の開閉を検知する検知
手段と、制御手段と、時間測定手段とが設けられており
、制御手段は上記検知手段が上記扉の開放を検出すると
庫内灯を点灯させるが、上記時間測定手段が上記検知手
段の動作に応動して上記扉が開いている状態の時間を測
定しその時間が所定時間となると上記庫内灯を消灯する
ように上記制御手段を動作させるので、庫内灯は、扉が
開いてから所定時間経過すると、扉が締まっていること
を確認し忘れる等により扉が開いたまま或は半開きの状
態であっても、自動的に消灯する。

［実施例コ 第１図はこの発明の一実施例を示す接続図で、同図にお
いて、（１６）は冷蔵庫本体（１）の扉（ＩＡ）（第３
図）の開閉を検知する検知手段で、この実施例ではドア
スイッチを一例として示してあり、上記子（ＩＡ）の開
放や半開きの状態では接点ａ側がＯＮとなり、上記子（
ＩＡ）が締まれば接点す側がＯＮとなり、接点ａ側はＯ
ＦＦとなる。（１７）　（１８）　（１９）（２０）　
（２１）　（２２）　（２３）は前述の第３図に示す従
来の冷蔵の場合と同じであるので説明は省略する。（２
４）は上記冷蔵原本体（１）の庫内を照明する庫内灯（
１４）を点滅制御する制御手段で、この実施例ではリレ
ー接点を一例として示しである。（２５）は上記検知手
段（１６）の動作に応動して上記ｎ　（１）が開いてい
る状態の時間を測定しその時間が所定時間となると上記
庫内灯（１４）を消灯するように上記制御手段（２４）
を動作させる時間測定手段で、上記検出手段（１６）の
動作に応動するフォトカプラ（２６）と、上記子（１）
が連続して開いている時間をカウント（ＷＡ定）し所定
時間経過すれば出力するマイコン（２７）と、このマイ
コン（２７）の出力に応動して付勢され上記制御手段（
リレー接点）を動作させるリレーコイル（２８）とで構
成されている。

次に第１図の動作について説明する。

先ず、冷蔵庫本体の扉（１）（第３図）が締まっている
場合には、ドアスイッチ等の検知手段（１６）は第１図
に一点鎖線で示すように接点す側がＯＮとなり、接点ａ
側がＯＦＦとなっている。接点ａ側がＯＦＦとなってい
るので、庫内灯（１４）はリレー接点等の庫内灯制御手
段（２４）がＯＮになっているに拘らず消灯状態にある
。また、接点す側がＯＮとなっているので、庫内ファン
モータ（１９）及びフォトカプラ（２６）の入力回路（
ＬＥＤの回路）への通電が行われており、従ってフォト
カプラ（２６）の出力回路（トランジスタの回路）はア
ース電位になっており、マイコン（２７）は時間カウン
トしていないと共に、リレーコイル（２８）を付勢すべ
き出力も出していない。

次に、上記冷蔵庫本体の扉（１）（第３図）が開くと、
第１図において検知手段（１６）はその接点が一点鎖線
のし側から、実線で示すようにａ側に切り換わる。接点
ａ側がＯＮとなると、この時にはリレー接点等の制御手
段（２４）は−点鎖線で示すようにＯＮの状態のままで
あり、従って庫内灯（１４）は通電され前述の消灯状態
から点灯状態に切り連続点灯され、冷蔵庫本体（１）の
冷蔵室（５）を照明する。

また、検知手段（１６）の接点す側がＯＦＦとなるので
、庫内ファンモータ（１９）への通電が停止され冷蔵室
（５）内の庫内ファン（８）による強制通風が無くなる
と共に、フォトカプラ（２６）の入力回路（ＬＥＤの回
路）への通電も停止されるので、フォトカプラ（２６）
の出力回路（トランジスタの回路）のアース電位状態が
解除されてマイコンが時間カウントを始める。この時間
カウントが所定値に達すると、即ち上記子（１）が開い
てから所定時間（例えば、３分、５分等）経過すると、
マイコン（２７）はリレーコイル（２８）を付勢すべき
出力を出し、このリレーコイル（２８）が付勢されるこ
とによりリレー接点等の庫内制御手段（２４）が実線で
示すようにＯＦＦの状態となり、庫内灯（１４）は消灯
する。即ち冷蔵庫本体（１）の２％（ＩＡ）が開いてか
ら所定時間経過すると庫内灯（１４）は自動的に消灯す
る。第２図に冷蔵室（５）内の庫内灯（１４）近傍の内
壁面や飲・食料品の温度を示しており、時点ｔ０で庫内
灯（１４）が点灯すると上記温度が急上昇し始め、時点
ｔ工で庫内灯（１４）が消灯すると上記温度は、ｔ１時
点の温度Ｔ□から上昇することなく低下し始める。

従って、多忙であることや急な来客等の種々の原因で生
じ易い扉（ＩＡ）の締め忘れや、冷蔵室（５）内に長大
な飲・食料品を入れたり多量の飲・食料品を入れること
により生じるＲ　（ＩＡ）の半開き等の所謂扉（ＩＡ）
が締まってない状態が発生すると、この状態を検知する
検知手段（１６）の動作に時間測定手段（２５）が応動
し、更にこの時間測定手段（２５）の動作に制御手段（
２４）が応動して、前述のｌｉ　（ＩＡ）が締まってな
い状態が発生してから所定時間経過後に庫内灯（１４）
が自動的に消灯するので、庫内灯（１４）が長時間連続
点灯することによる多量の庫内灯発生熱・光により、冷
蔵室（５）内の飲・食料品が腐敗したり、冷蔵本体（１
）の庫内灯（１４）対応壁面が損傷・変色等をすること
を抑制・防止でき、或は庫内灯（１４）の容量（Ｗ社）
を大きくしたり、大きな反射板（１０）の使用や庫内灯
（１４）と内箱（３）内壁面との大きな距離の確保等に
よる無効内容積の減少を図ることができる。

なお、リレー接点等の制御手段（２４）がＯＮになる時
点は、ＩＦ％（ＬＡ）が閉じた時点、又は扉（ＩＡ）が
閉じた後再び開いた時点の何れでもよい。

また、単に庫内灯（１４）が自動消灯するのみでなく、
扉（ＩＡ）が締まってない状態が発生してから所定時間
後にブザーが鳴るようにブザー回路をも設けてこのブザ
ー回路をマイコン（２７）の出力で動作させたり、或は
アナウンス回路をも設けて（アナウンス内容は例えば「
扉が開いていますＪｒＲを閉めて下さい」等、種々考え
られるが、ソフト的に組むことも可）このアナウンス回
路をマイコン（２７）の出力で動作させたりすれば、扉
（ＩＡ）が締まってない状態に在ることに気付き、扉（
ＩＡ）を充分に閉じた状態にすることができるので更に
好都合となる。

［発明の効果コ この発明は前述のように、冷蔵庫本体の扉の開閉を検知
する検知手段、上記冷蔵庫本体の庫内を照明する庫内灯
、この庫内灯を点滅制御する制御手段、及び上記検知手
段の動作に応動して上記扉が開いている状態の時間を測
定しその時間が所定時間となると上記庫内灯を消灯する
ように上記制御手段を動作させる時間測定手段を備えた
構成としたので、上記冷蔵庫の扉が長時間開放あるいは
半開き状態となった場合に、庫内灯がその間連続点灯す
るようなことが無く、庫内灯の連続点灯に依る庫内灯の
多量な発熱量に起因した、例えば、冷蔵室内の飲・食料
品の腐敗、冷蔵庫本体の内壁面の損傷、無効内容積の増
大、等の抑制あるいは防止を図ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明の一実施例を示す図で、第
１図は接続図、第２図は庫内灯の点灯・消灯と庫内灯近
傍の庫内壁面、飲・食料品の温度変化との関係を示す線
図、第３図は一般的な冷蔵庫本体の上部を扉を開けた状
態で示す縦断側面図、第４図は第３図の庫内灯近傍を拡
大して示す縦断側面図、第５図は従来の冷蔵庫の接続図
である。 図において、（１）は冷蔵庫本体、（ＩＡ）は扉、（１
４）は庫内灯、（１６）は検知手段、（２４）は制御手
段、（２５）は時間測定手段である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図 １４　　　庫内太ゴ ２５　　哨間測定手段 第 図 第 図 第 図 反引抜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫本体の扉の開閉を検知する検知手段、上記冷蔵庫
   本体の庫内を照明する庫内灯、この庫内灯を点滅制御す
   る制御手段、及び上記検知手段の動作に応動して上記扉
   が開いている状態の時間を測定しその時間が所定時間と
   なると上記庫内灯を消灯するように上記制御手段を動作
   させる時間測定手段を備えた冷蔵庫。