JPH0493428A - 衛生洗浄装置の着座検出装置 - Google Patents

衛生洗浄装置の着座検出装置

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JPH0493428A
JPH0493428A JP2210592A JP21059290A JPH0493428A JP H0493428 A JPH0493428 A JP H0493428A JP 2210592 A JP2210592 A JP 2210592A JP 21059290 A JP21059290 A JP 21059290A JP H0493428 A JPH0493428 A JP H0493428A
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片宗 哲博
Akio Fujii
明夫 藤井
Hisayoshi Ota
太田 久義
Shokichi Fujii
藤井 庄吉
Hiroyuki Adachi
弘之 安達
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用便後人体の局部に温水を噴射させて局部を衛
生的に洗浄処理する衛生洗浄装置に係わり、その目的は
使用者か便器上に載置した便座に座らない限り、洗浄ス
イッチを操作しても適温に加熱した洗浄水か噴出するこ
とのないようにした衛生洗浄装置の着座検出装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、用便後の局部を適温に加熱した洗浄水(温水)に
より衛生的に、しかも、快適に洗浄処理するようにした
衛生洗浄装置の普及には目覚しいものかある。前記の衛
生洗浄装置は、例えば、第1図、第2図で示すように、
便座lを起倒自在に乗載した洋式便器2の上面後背部に
横長な制御ボックス3を取付け、この制御ボックス3内
には、図示しない給水源と接続する給水管4を、電磁弁
5及び洗浄水を適温に加熱する加熱装置6を介して配管
し、前記給水管4の先端には、洗浄水噴出用のノズル7
か便器2内に向けて所定の角度で進退可能に取付けられ
ている。
使用に際しては、加熱装置6内に取付けられて第9図で
示すように、商用電源8にスイッチング素子9を介して
接続したヒータlOにて洗浄水を加熱し、前記加熱され
た洗浄水の温度は図示しない温度センサにより検出し、
この検出信号を制御装置11に送圧し、制御装置11か
らは前記検出信号に基づいてゲート信号をスイッチング
素子9に送出してこれを通電#御させ、加熱装置S内に
流入する洗浄水を使用可能な温度に加熱し、この洗浄水
を人体の局部目がけノズル7から噴出させて使用者の局
部を衛生的に洗浄するように構成されている。
そして、前記衛生洗浄装置の操作に際しては、第2図で
示すように、制御ボックス3の一側端に制御装置Ifや
電源装置112(第9図参照)を収容するために延設し
た操作筒3aの上面に配設した押釦式のスイッチS+ 
 r洗浄」 ・St  ’乾燥」・Szr便座」のうち
、例えば、「洗浄」と表示されているスイッチS1を投
入すると、電磁弁5か開放されて給水源から給水管4を
介して洗浄水か加熱装置6内に流入し、該洗浄水は加熱
装置6内に埋設されて制御装flllからの指令にて通
電制御されるヒータlOにより瞬間的に洗浄に適した温
度に加熱してノズル7から噴出する。局部の洗浄後、洗
浄水の噴出を止める場合は、再度スイッチS1を押して
投入状態をしゃ断すると、電磁弁5か閉じて洗浄水の噴
出を停止させる。
又、「乾燥ノと表示したスイッチS、を操作することに
より、図示しない温風機か駆動し、温風を局部に向けて
噴出させ、洗浄によって濡れた局部の乾燥を行う。又、
便座lを温める場合は、「便座」と表示したスイッチS
 、を操作し、便座l内に配線した図示しないヒータに
通電を行って便座1表面を着座に適した快適な温度に温
める。
なお、第9図に示す前記電源装置】2は、商用電源8に
1次側を接続した電源トランス13と、このトランス1
3の2次側に交流入力端子を接続したダイオードブリッ
ジ14と、ダイオードブリッジ14の直流出力端子に並
列接続した平滑コンデンサC6と、定電圧装置AVR,
この定電圧装置AVRの出力端と接地間に接続した平滑
コンデンサC2とによって構成され、商用電源を降圧し
て全波整流した直流の定電圧電源Vccを制御装置11
に動作用電源として供給する。
〔発明か解決するための課題〕
然るに、前記衛生洗浄装置において、局部の洗浄に際し
電磁弁5を開放する場合には、例えば、第10図に示す
電磁弁制御装置16を使用していた。この電磁弁制御装
置16は、定電圧電源VCCと接地間に直列に挿入した
リレーX及びスイッチS、と、このリレーXの端子間に
挿入したダイオードD、とによって構成し、前記スイッ
チSを押すと、リレーXは励磁されその常開接点Xa(
例えば、第9図の電磁弁5の回路に挿入したもの)を閉
路して前記電磁弁5を開放していた。ところが、前記電
磁弁制御装置16の構造では、例えば、便器2等を清掃
しているとき、あるいは、用足前等に誤って操作筒3a
上に配置されている「洗浄」と表示したスイッチS、を
押すと、電磁弁5か直ちに開放されて、ノズル7から加
熱装置6にて適温に加熱した洗浄水か噴出し、清掃者等
の衣服をぬらしたり、トイレの床面を水浸しにすること
があった。
前記の問題を解決するために、例えば、便座下側の便器
上面と対応する部位に機械的な重量スイッチや赤外線等
の検出センサ類を取付け、使用者か便座に座ったとき、
その体重によって着座を検出したり、便座に近接して取
付けた赤外線、超音波センサを利用して着座を検出する
ことか可能である。しかし、前者の場合、人体と物体と
の区別か判断できず、物体を便座上に置いても着座を検
出したり、逆に、体重の軽い子供の場合は、着座を確実
に検出できないおそれかあった。又、後者の場合は、便
座に着座しなくても、その近傍に人や、あるいは、物体
を近づけたりすると、誤って着座と判断してしまうこと
かあるため、設置場所を慎重に選定する必要かあり、こ
の結果、設置場所が限定されるとともに、設置時には必
ず感度調整を必要とするので手間かかかり、その検知回
路自体か複雑化し、高価となる問題かあった。このよう
に、重量スイッチやセンサ等を取付けても、誤って着座
と判断することか多く、この場合に、誤って「洗浄」ス
イッチS1を投入すると、依然として洗浄水かノズルか
ら噴出するという問題があり、誤操作防止の解決手段と
はなり得なかった。
本発明は、前記の問題点に鑑み、使用者か便座に着座し
たときのみ衛生洗浄装置の「洗浄」と表示したスイッチ
の投入操作を可能とし、これにより、前記スイッチの誤
操作により電磁弁か開放され、これにより洗浄水か噴出
して、使用者の衣服やトイレの床面等を濡らすことのな
いようにした衛生洗浄装置の着座検出装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の着座検出装置は、正弦波の高周波信号を一定の
周波数で出力する発振回路と、便座の内側面にヒータと
ともに配設した便座温度検出用センサ(サーミスタ)の
り−ト線を利用して一対の電極を形成し、この電極の一
方に直列接続した交流阻止用のチョークコイル、直流阻
止用のコンデンサ、共振コイルと、もう一方の電極には
チョークコイルと発振コイルとの間で直列に挿入接続し
た前記センサ、直流阻止用のコンデンサとを備えて構成
した共振回路と、前記共振回路に流れる電流を直流に整
流して平滑化した電圧を出力する検波平滑回路と、発振
回路と接続されてあらかじめ設定された基準電圧を出力
する基準電圧設定回路と、オーブンコレクタ出力の比較
器を備えてその反転入力端子には基準電圧設定回路の出
力端を接続し、又、非反転入力端子には検波平滑回路の
出力端と接続してなる比較回路と、「洗浄」用スイッチ
を備えた洗浄水吐水指令回路と、入力端の一方を比較回
路の出力端に、入力端の他方は吐水指令回路にそれぞれ
接続したアンド回路及びアント回路の出力端に接続した
エミッタ接地のトランジスタとこのトランジスタのコレ
クタに接続した電磁弁制郵用のリレーを備えたスイッチ
操作回路とによって衛生洗浄装置における誤動作防止用
の着座検圧装置を構成したものであって、その作用は次
に示すとおりである。
〔作 用] 本発明は、便座温度検出用センサのリード線を利用して
一対の着座検出用の電極を形成し、前記便座に着座して
いないときは、前記電極間(リード線の線間)の静電容
量か空気の誘電率分しかないため、共振回路の共振周波
数は高く、即ち、発振回路から一定の周期で出力する高
周波信号の発振周波数と大きなずれか生しており、共振
回路には微量の共振電流しか流れないので、共振コイル
両端に発生する電圧は低く、この結果、比較回路の出力
端からは“L”レベルの信号か出力されるため、トラン
ジスタはオフ状態を維持して電磁弁制御リレーを励磁さ
せない。従って、この状態で「洗浄」スイッチを投入し
ても電磁弁は開放されず、閉じたままとなって洗浄水を
吐出させることはない。
この際、共振回路には、発振回路から出力される高周波
信号(交流)と、便座温度検出用センサからの出力(交
流)か重畳して流れている。しかし、便座温度検出用セ
ンサからの出力は、直流であるため、前記チョークコイ
ルの巻線抵抗に妨げられることなく、前記センサの抵抗
分だけ降下した状態で、検出温度に相当する検圧信号を
便座温度制御装置に出力することかできる。
一方、トイレ使用者か着座すると、前記電極間の静電容
量は急激に大きくなり、これによって前記電極間の静電
容量と共振コイルとによって定まる共振周波数か、発振
回路から出力される発振周波数と一致、あるいは、近接
すると共振回路に大きな共振電流か流れ、これによって
比較回路からの出力か“L“レベルから“H”レヘル;
二変わる。
この状態で「洗浄」スイッチを投入すると、スイッチ操
作回路により、電磁弁か開放動作し、適温に加熱された
洗浄水をノズルから噴出させて局部の洗浄を行うように
したもので、これにより、便座に着座していない場合と
か、便座上に単に物体を載せたとき等に誤って「洗浄J
と表示したスイッチを投入しても、電磁弁か誤動作しな
いようにしたことを特徴とする。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を第2図ないし第6図により説明
する。なお、第2図ないし第6図において、第1図及び
第9図、第10図と同一符号は同一部品を示す。
初めに、第4図において、17は便座1内側面に配置し
た便座保温用のヒータ、18は前記ヒータ17の近傍に
おいて便座lの裏面に取付けた便座温度検出用センサ(
サーミス使用、以下センサという)で、第6図に示すよ
うに、前記ヒータI7は商用電源19に、センサ18は
前記ヒータ17をスイッチング素子28aを介して通電
制御する便座温度制御装置28にそれぞれ接続されてい
る。
次に、衛生洗浄装置の制御装置Aの概略構成を第6図に
より説明する。
電源回路12は商用電源工9に、電磁弁5、着座検出袋
!20(第5図参照)に設けたリレーYの常開接点Ya
と、加熱装置6に取付けた洗浄水加熱用ヒータlO1該
ヒータの通電制御装置11からの指令信号によりヒータ
lOの通電制御を行うスイッチング素子9とを電源トラ
ンス13の1次側との間において、それぞれ並列に接続
し、この電源トランスI3の2次側には、前記通電制御
装置11、便座温度制御装置28及び後述する着座検出
装置20を構成する各回路並びにセンサ18に安定した
直流の定電圧電源Vccを供給する出力端を有して設け
られている。
つづいて、前記した本発明の着座検出装置20の構成を
第5図に示す電気回路図によって説明すると、該装置2
0は大きくわけて発振回路21゜共振回路22、検波平
滑回路23、基準電圧設定回路24、比較回路25、吐
水指令回路26、スイッチ操作回路27とによって構成
されており、次に前記各回路21〜27の詳細な構成を
第5図によって説明する。
発振回路21は、定電圧電源Vccの供給を受けてその
出力端から正弦波の高周波信号(例えば、500KH工
)を、次に説明する共振回路22と、後述する基準電圧
設定回路24とに一定の周波数で送出するように設けら
れている。
次に共振回路22は、センサ18のリード線を利用して
該センサ18から引出した一方のり−ト線を電極Aとし
、他方のリード線を電極Bとなし、前記電極Aは直流阻
止用のコンデンサC2を介して発振回路21の出力端と
接続し、電極Bは該電極A、B間を交流的に分離する交
流阻止用のチョークコイル29と直流阻止用のコンデン
サC4と、共振コイル32とを直列に挿入して後述する
検波平滑回路23に接続して構成されており、前記電極
A、B間に挿入接続したチョークコイル29は、発振回
路21から出力する高周波信号(交流)に対しては高イ
ンピーダンスとなり、センサ18からの直流出力に対し
てはインピーダンスがほぼ零となるものを使用している
。このため、センサ!8にて検出した便座温度検品信号
は、センサ18の固有抵抗と、電極已に交流阻止用の第
2のチョークコイル29aを介して接続した接地抵抗R
とによって分圧される電圧か、検出温度に相当する電圧
としてチョークコイル29に妨げられることなく便座温
度制御装置28に円滑に送出される。
又、電極B側に接続した共振コイル32には、電極A、
B間に人体か介在しない限り、分離用チョークコイル2
9によって共振回路22に発振回路21から出力される
高周波信号かほとんと流れないため、前記共振回路22
の両端に生ずる電圧は非常に低くなっている。従って、
発振回路21から出力される発振周波数は、電極A、 
 Brl1’Jか分離用チョークコイル29によって分
離されている関係上、前記電極A、B間に人体か介在す
ると静電容量Cか急激に大きくなることにより、前記静
電容量Cと共振コイル32のインダクタンスLとによっ
て定まる共振周波数と一致する定数を選定すれば、使用
者か便座1に着座した際、共振回路22に流れる共振電
流か最大となり、この結果、共振コイル32の両端に発
生する電圧を高くすることか可能となる。
検波平滑回路23は、検波ダイオードD2のアノードを
直流阻止用のコンデンサC4と共振コイル32との接続
点に接続し、カソードは前記共振コイル32と並列接続
した抵抗R]とコンデンサC,とに接続して構成されて
おり、共振回路22に流れる共振電流(交流出力)を検
波ダイオードD2によって半波整流するとともに、抵抗
R1とコンデンサC4により設定されたCR時定数によ
り平滑化されて検出電圧(Vt)を出力する。
基準電圧設定回路24は、発振回路21の出力端と接地
間に直流阻止用のコンデンサCsを介して挿入接続され
、発振回路21からの発振周波数の振幅を交流電圧とし
て取出すための負荷としての役目を果たす第2の共振コ
イル32aと、検波ダイオードD、の了ノードを直流阻
止用コンデンサC5と第2の共振コイル32aとの接続
点に接続し、カソードは抵抗R2とコンデンサC7とに
接続して構成され、発振回路21から出力する発振周波
数を第2の共振コイル32aにより交流電圧として取出
し、この交流を検波ダイオードD3により半波整流を行
い、かつ、抵抗R2とコンデンサC7とによるCR時定
数によって設定された電圧(基準電圧)Vsを出力する
。なお、基準電圧設定回路24に第2の共振コイル32
aを挿入接続したのは、共振回路22に挿入接続した共
振コイル32と同じコイルを使用することにより、発振
回路21から出力する発振周波数の振幅か変動したり、
あるいは、共振コイル32.32aの巻線抵抗値が変化
した場合、基準電圧設定回路24からの出力と、共振回
路22の共振コイル32両端に発生する電圧とか比例し
て変化するため、前記発振周波数の振幅等か変動しても
、検出電圧Vt及び基準電圧Vsに何等悪影響を与える
ことなく、前記変動に伴う誤差を無視することかできる
ためである。
比較回路25は、オーブンコレクタ出力の比較器CPを
具備しており、その反転入力端子には基準電圧設定回路
24の出力端か接続され、又、非反転入力端子には検波
平滑回路23の出力端を接続し、更に、比較器CPの出
力端を定電圧電源■CCに抵抗R2を介して接続するこ
とにより構成し、この比較器CPは反転入力端子に入力
される基準電圧Vsと非反転入力端子に入力される横波
平滑回路23の出力Vtとを比較し、Vs<Vtの場合
、出力端から“H”レベルの信号を出力し、Vs≧Vt
のときは“L”レベルの信号を出力する。
なお、前記比較器CPに入力される基準電圧VSは、便
座1に着座していない場合、検波平滑回路23からの出
力電圧は一定レベルより低く、着座したときは逆に一定
レベル以上の電圧が出力されるので、これら両電圧の中
間レベルの値で設定するとよい。
吐水指令回路26は、定電圧電源Vccと後述するスイ
ッチ操作回路27のアンド素子34の一方の入力端との
間に、抵抗R4と「洗浄]スイッチS1とを直列に挿入
接続して構成し、前記スイッチS、を投入すると、その
出力端から“H”レベルの信号をアンド素子34に送出
する。
前述したスイッチ操作回路27は、アンド素子34の一
方の入力端に比較回路25の出力端を接続し、他方の入
力端には吐水指令回路26の出力端を接続し、前記アン
ド素子34の出力端は抵抗R5を介してエミッタ接地の
トランジスタQのベースと接地し、抵抗R6とトランジ
スタQのベース間には抵抗R8を接地接続し、又、トラ
ンジスタQのコレクタと定電圧電源Vccとの間にはリ
レーYを直列に挿入するとともに、リレーYの端子間に
ダイオードD、を接続して構成し、前記アンド素子34
の出力端から“H”レベルの信号か出力されたとき、ト
ランジスタQをオンさせてリレーYを励磁させる。
次に動作について説明する。
m  便座lに着座していない場合 便座lに使用者か着座しないとき、電極A、  8間は
静電容量か非常に小さくなっており、しかも共振回路2
2には、センサ18のリード線に挿入接続した分離用の
チョークコイル29の存在により、発振回路21から出
力される一定周期の高周波信号に対して高インピーダン
スとなっているので、前記発振回路21の出力かほとん
と流れない。
しかし、前記分離用のチョークコイル29は、センサ1
8の検出信号(直流)に対してはインピーダンスがほぼ
零の状態のものを使用しているため、センサ18から出
力される便座温度の検出信号は、発振回路21から一定
周期で出力される前記高周波信号に対して何等の悪影響
を受けることもなく、交流阻止用の第2のチョークコイ
ル29aを介して便座温度制御装置28に送出される。
そして、共振回路22の電極A、B間は人体が便座1に
着座していないので、電極A、Bl!Itの静電容量C
と共振コイル32のインダクタンスLとによって定まる
共振周波数と、発振回路21から出力する高周波信号の
発振周波数とが第8因で示すように、一致してないため
、(第7図の21,221照)共振回路22には、発振
回路21から出力される高周波信号の周波数の範囲内に
おいては共振電流かほとんど流れない。従って、検波平
滑回路23からの出力Vtは小さく、基準電圧設定回路
24からの出力Vsの方が大きいので、比較回路25か
らの出力はその入力かVs>Vtの関係にあるため、“
L”レベルの信号か出力される(第7図の22〜25の
出力参照)。この状態で、吐水指令回路26の「洗浄」
スイッチS、を投入しても、スイッチ操作回路27のア
ンド素子34の出力端からは“L”レベルの信号しか出
力されないので、電磁弁5は開放されず、適温に加熱さ
れた洗浄水はノズル7から噴出することはない(第7図
の81.5の出力参照)。
(2)便座1に着座した場合 第3図で示すように、使用者Pか用足しのために便座l
に着座すると、共振回路22内の電極ABriflの静
電容量Cは、人体の静電容量Cmによって急激に大きく
なり、前記電極A、B間の静電容量Cと共振コイル32
のインダクタンスLとによって定まる共振周波数か、発
振回路21から出力する高周波信号の発振周波数と一致
するか、あるいは、限りなく近接すると、共振回路22
に大きな共振電流(交流出力)か流れ、共振コイル32
両端の電圧を発振周波数の範囲内で高くして検波平滑回
路23に出力される(第7図の22の出力参照)。前記
出力は検波ダイオードD!により半波整流され、抵抗R
1とコンデンサC6とのCR時定数にて平滑化されて比
較回路25に出力する。
前記検波平滑回路23からの出力電圧Vtは、発振回路
21と接続される第2の共振コイル32aにて高周波信
号の振幅を交流電圧として取出し、かつ、前記交流電圧
を基準電圧設定回路24により、常時一定レベルの電圧
に設定して比較回路25の比較器CPに入力されている
基準電圧Vsと比較し、Vs<Vtの関係にあると、比
較回路25の出力端から“H”レベルの信号を出力する
この比較回路25から“H”レベルの信号か出力した時
点て人体か便座lに着座したことを検出する(第7図の
23〜25の出力参照)。
前記のようにして着座検出をしたあと、使用者Pか用足
しを終えて吐水指令回路26の「洗浄」スイッチS、を
投入すると、吐水指令回路26から“H″レベル信号か
出力されてスイッチ操作回路27のアント素子34に入
力される。このアンド素子34には既に比較回路25か
ら前記のように“H”レベルの信号か入力されているの
で、アンド素子34の出力端から“H“レベルの信号か
出力されてトランジスタQをオンする(第7図の31.
34の出力参照)。トランジスタQのオン動作により定
電圧電源Vcc→リレーY→トランジスタQのコレクタ
・エミッタ→接地間に電流か流れ、前記リレーYを励磁
してその常開接点Yaを閉路する。このため、電磁弁5
は商用電源18からの通電により励磁されて開放し、加
熱装置6に流入する洗浄水を、ヒータ10の通電制御装
置11からの指令信号によりヒータ10を通電制御する
ことによって適温に加熱し、これをノズル7より吐出し
て使用者Pの局部を衛生的に洗浄する。洗浄を中止する
ときは、「洗浄」スイッチSを再度投入、あるいは図示
しない停止スイッチを投入して吐水指令回路26を開路
することにより、トランジスタQをオフさせ、リレーY
の励磁を解除しその常開接点Yaの開路により電磁弁5
への通電を断ち、電磁弁5を閉鎖して適温に加熱した洗
浄水の吐出を止める(第7図の5参照)。
前記のように、着座検出装置20にて着座を検出してい
るとき、共振回路22に大きな共振電流(交流出力)か
流れているものの、この電流はセンサ18にて検出した
便座温度の検出信号か送出される部位に設けた第2のチ
ョークコイル29aにて阻止され、前記検出信号を便座
温度制御装置28に送出できるように構成されているの
で、着座の検出中に便座温度の検出信号か、その送出中
、共振電流に妨げられて変化することにより、便座温度
の制御に悪影響を与えるということは全くない。
なお、使用者Pか用足しを終えて便座1から離れた場合
、あるいは、便座1から不用意に立ち上り、このときに
誤って「洗浄」スイッチS、を投入した場合、電極A2
B間の静電容量Cは便座1から人体か離れているので着
座時に比べ小さくなっている。従って、前記電極A2B
間の静電容量Cと共振コイル32のインダクタンスLと
により定まる共振周波数と、発振回路21から出力する
発振周波数とか大きくずれて一致しないため、共振回路
22には共振電流かほとんど流れない。このため、「洗
浄」スイッチS1の投入により吐水指令回路26から“
H”レベルの信号か出力されても、比較回路25の出力
端からは“L”レベルの信号しか出力されないので、ト
ランジスタQはオンせず、リレーYは無励磁状態を保持
して電磁弁5を開放しない。従って、ノズル7から適温
の洗浄水か噴出するようなことはまったくない。このこ
とは、例えば、便器2の清掃中とか、便座lの上に清掃
具等重量のある物体を載せたとき等に、前記のように、
誤って吐水指令回路26のr洗浄」スイッチS、を投入
した場合でも同様である。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、構成されているので、次
に示すような効果を有する。
(1)  本発明の着座検出装置は、便座温度を検出す
るセンサのリード線に、このリード線を2分割する分離
用のチョークコイルを取付けて該リード線に一対の電極
を形成し、この電極の一方を発振回路に、他方は共振コ
イルを備えた共振回路にそれぞれ接続して構成されてい
るので、便座に着座したときに生ずる静電容量の変化を
前記センサのリード線を利用して検出することかできる
ため、着座検出装置を既存の部材を利用して簡易に、か
つ、経済的に製作することかできる。
(2)  又、発振回路からの出力は高周波信号を使用
しているものの、センサからの検出信号はほぼ直流であ
るため、一対の電極を形成するうえてセンサのリード線
を2つに分離するチョークコイルのインダクタンスの値
を大きくとることかできるので、リード線を電極として
使用する一対の電極の分離か確実に行い得、着座検出を
迅速・確実に行うことかできる。
(3)  更に、前記発振回路からの高周波信号は、便
座温度の検出信号を送出するリード線に付設した共振回
路に送出して、便座暖房用のヒータ等通電用の100v
ラインに前記高周波信号か重畳しない構造となっている
ので、テレビ受像器や蛍光灯等の周辺機器に雑音障害等
の悪影響を与えることかない。
【図面の簡単な説明】
第1図は衛生洗浄装置を取付けた便器の概略側面図、第
2図は同じく概略平面図、第3図は衛生洗浄装置の使用
状態を示す斜視図、第4図は便座の裏面を示す斜視図、
第5図は衛生洗浄装置に具備させた本発明の着座検出装
置の電気回路図、第6図は本発明の着座検出装置を備え
た衛生洗浄装置の概略構成を示す説明図、第7図はタイ
ムチャート図、第8図は着座及び非着座1こお1する周
波数特性図、第9図は従来の衛生洗浄装置に使用してい
る電気回路図、第10図は同じく電磁弁制御装置の電気
回路図である。 1・便座、18・便座温度検出センサ、20・着座検出
装置、21・発振回路、22・共振回路、29・チョー
クコイル、32・共振コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 便座の内側に配置した便座温度検出用センサのリード線
    に、高周波信号に対しては高インピーダンスとなり、便
    座温度検出信号に対してはインピーダンスがほぼ零とな
    るチョークコイルを接続し、このチョークコイルにより
    前記リード線を2分割して一対の着座検出用の電極を形
    成し、前記電極の一方を高周波信号が出力される発振回
    路に接続し、電極の他方は共振コイルを備えた共振回路
    と接続し、便座に座ったとき前記電極間の静電容量が増
    大し、共振回路に生ずる共振周波数と、発振回路から出
    力する発振周波数とをほぼ一致させて着座検出を行うよ
    うにしたことを特徴とする衛生洗浄装置の着座検出装置
JP21059290A 1990-08-08 1990-08-08 衛生洗浄装置の着座検出装置 Expired - Lifetime JP2777744B2 (ja)

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