JPH0493227A - ガスケット複合品の製造方法 - Google Patents

ガスケット複合品の製造方法

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JPH0493227A
JPH0493227A JP2209116A JP20911690A JPH0493227A JP H0493227 A JPH0493227 A JP H0493227A JP 2209116 A JP2209116 A JP 2209116A JP 20911690 A JP20911690 A JP 20911690A JP H0493227 A JPH0493227 A JP H0493227A
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JP
Japan
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gasket
mold
sealing surface
molding
groove
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JP2209116A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Katsuno
勝野 宣広
Toru Shimizu
清水 通
Yasuo Hanatsuka
花塚 康雄
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ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はシリンダーヘッド、オイルパン等の車輌部品、
モータハウジング等の電気部品等の各種既存部品に、ゴ
ム弾性を有するガスケットを一体化成形する方法に関す
る。
(従来の技術) 従来、既存部品にガスケットを一体化する方式としては
、 ■ 紐状のガスケットやシートを打ち抜いたガスケット
、あるいは成形ガスケットを接着剤などで張り付ける方
法と、 ■ 液状ゴムを既存部品のシール面上にロボットなどで
塗布した後、かぶせ型を用いることなく加熱などにより
そのまま硬化させ、一体化させる方法と、 ■ 特開昭60−237267にみられるように、第1
1図において、液状ゴム1を既存部品2のシール面上に
ロボットで塗布した後、かぶせ型3をかぶせてから硬化
させ、形状を整え一体成形する方法と、が知られている
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き従来よりの既存部品にガスケ
ットを一体化する方法にあっては、■の方法では、ガス
ケットを別工程により作り、後から張り合わせるのに非
常に手間がかかり作業性が悪いという問題点がある。ま
た、打抜きガスケットでは中心部のガスケット材料が無
駄になり材料ロスが大きいという問題点かある。
■の方法では、ロボットで塗布しただけては、ガスケッ
ト形状が半円型のものだけしかできず、設計上の形状自
由度が乏しいのと、塗布開始と塗布終了のビードの交差
部のつなぎ目が均一になりに<<、ガスケットとしての
シール性自身にも問題がある。
■の方法では、シール面上に塗布したビードの上にかぶ
せ型をかぶせ、形状を整え成形するのであるが、第11
図において、塗布したビード1とかぶせ型3の成形キャ
ビティとの間にエアー溜り4が生じ易く、そのまま型締
めすると、第12図に示すように、成形したガスケット
層5の上にピンホール6が発生し、シール性能上いちぢ
るしく不都合を生じるという問題がある。また塗布した
シール剤容量のばらつきにより、シール剤の容量がガス
ケット成形キャビティー容積より大きい場合には、バリ
アとしてシール面にはみ出し、製品外観を損ねるという
問題点があった。
そこで本発明は、特開昭60−237267の方法にお
いて問題点であったピンホールの発生とパリの発生を確
実に防止することを目的とし、さらに−歩進んで、多少
の塗布量のばらつきがあっても上記問題点が発生しない
よう自己調整機能を有するガスケット複合品の製造方法
を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明は、既存部品のシール
面に、ゴム弾性を有するガスケットを一体化成形する方
法において、 前記ガスケットを成形するための成形溝を備えたガスケ
ット成形型を準備し、 前記ガスケット成形型の前記ガスケット成形溝に前記ガ
スケットの原料としての液状ゴムシール剤を均一に塗布
し、 次いて、前記ガスケット成形溝と前記既存部品のシール
面とを合わせて、前記ガスケット成形型と前記既存部品
とを圧着し、 この状態で前記液状ゴムシール剤の硬化を待って、該液
状シール剤の硬化物を前記シール面に密着させ、 その後、前記既存部品を前記ガスケット成形型から離脱
することにより、前記既存部品のシール面に前記硬化物
を密着させたガスケット複合品を得ることを特徴とする
また、請求項1において、前記ガスケット成形型の前記
ガスケット成形溝の開口部付近で、前記既存部品のシー
ル面との間に、前記ガスケット成形溝に塗布された液状
ゴムシール剤と接触し、該液状ゴムシール剤の硬化に伴
なう膨脹量を吸収するための圧縮復元性のあるパッキン
グ材を介在させることを特徴とする。
また、前記ガスケット成形型の前記ガスケット成形溝に
は、伸縮性のあるシート材が敷設され、前言己ガスケッ
トは、このシート材の内側キャビティで成形されること
を特徴とする。
また、この場合、前記ガスケット成形溝には、該溝と前
記シート材の間のキャビティ圧力を調整するための圧力
調整孔か設けられることを特徴とする。
(作用) 本発明のガスケット複合品の製造方法では、ガスケット
成形型のガスケット成形溝に先に液状ゴムシール剤を塗
布して、ガスケット成形溝内にエアーがない状態にして
おくことができる。こうしてその上からシール面を圧着
すれば成形したガスケット層にビーンホールが発生する
ことはない。
さらに塗布量を調整すれば液状ゴムのはみ出しもなくパ
リが発生することもない。
仮に塗布量が少なすぎてシール面全面に液状ゴムシール
剤が到達しなかったり、逆に多すぎてパリが発生するの
を防ぐため、一つの方法としては、ガスケット成形溝の
開口部付近で前記既存部品のシール面との間に圧縮復元
性のあるゴムパッキング材を付けることにより、塗布量
に応じてゴムパッキング材の圧縮量が調整され、全体に
均一に圧力がかかり、液状ゴムがキャビティー内部にピ
ンホール無しに充填され、なおかつパリが発生しない。
また、ガスケット成形溝内にこれよりやや小さなガスケ
ット成形キャビティーを有する伸縮性のあるシート材を
配置し、その成形キャビティー内に液状ゴムシール剤を
塗布した後に被成形部品のシール面を圧着し、液状ゴム
が硬化密着した後に脱型することにより、ガスケットが
一体化した複合成形品を得ることができる。このとき、
液状コムを伸縮性シート材のガスケット成形キャビティ
容量より少し多めに塗布しておけば、被成形部品のシー
ル面を圧着するときシート材が伸び広がり塗布量のばら
つきをうまく許容することができる。
また伸縮性シート材は弾性ないし柔軟性を有するので被
成形部品のシール面との圧着部分は完全にシールされ、
塗布量のセルフコントロールと共に液状ゴムのパリは完
全に防止される。また、ガスケット成形溝と伸縮性シー
ト材との間にてきるエアー層の圧力調整をすれば、伸縮
性ノートの伸縮効果はいっそう強化できる。
なお、実施例で示すように、被成形部品を圧着する際、
液状ゴムと被成形部品のシール面との間に多少エアー溜
りができる場合には、ゴムバギング材及び伸縮性シート
材の被成形部品のシール面と当たる部分に適宜エアー抜
き用の切れ込みをいれても良い。
(実施例) 本発明の実施の態様を示す第1図において、既存部品8
のシール面9にガスケットを一体化するために、このガ
スケットを成形するための成形溝ユ0を備えたガスケッ
ト成形型11が準備されている。
既存部品としては、自動車部品としてのオイルパン、シ
リンダーへラドカバー ウォーターアウトレット、リア
カムカバー、砂ぬき穴の目隠しプレート、ラジェータコ
アカバーや、電気部品としてのモーターケースカバー 
HDDカバー、炊飯器の蓋部プレートや、その他の部品
としてのガスメーターカバー、通信ハウジングのEMI
シールドなど、種々のものに適用できる。
この成形型11の内部には、第1図に示すように少なく
とも成形溝部分を所定の成形温度に加熱するための加熱
板12が設けられている。
また、前記ガスケット成形型11の中央部には、成形後
に既存部品8を脱型するためのエアー吹き出し孔13が
設けられている。
そこで、本例ては、第1図及び第2図に示すように、ガ
スケット成形溝10に沿ってロボットによりシール剤塗
布用ノズル14を移動させ、該ノズル14から液状ゴム
シール剤15を塗昌させ、ガスケット成形溝10に液状
ゴムシール剤15を均一に塗布する。
このとき、ノズルコ4の先端に塗布した後のシール剤を
成形型11の表面に沿ってぬぐい取ることのできるぬぐ
い取り部を形成しておけば、塗布後のシール剤の表面が
均一となり、かつ塗布量を過不足なく一定にすることが
できる。さらに、このとき、−膜内な液状ゴムシール剤
の特性として、成形型11との間にはほとんどエアー溜
りの問題は生じない。問題か生じうるような場合には、
真空脱泡するようにしても良い。
次に、前記ガスケット成形溝10と前記既存部品8のシ
ール面9とを合わせて、第3図に示すように、前記ガス
ケット成形型11と前記既存部品8とを圧着し、この状
態で、前記液状ゴムシール剤15の硬化を待って、該シ
ール剤の硬化物15Aを前記シール面9に密着させ、そ
の後、前記エアー吹き出し穴13からエアーを吹き出し
前記既存部品8を前記ガスケット成形型11から離脱す
ることにより、第4図に示すように、前記既存部品8の
シール面9に前記硬化物15Aを密着させたガスケット
複合品1−6を得る。
したがって、本例では、第2図に示すシール剤15の塗
布状態から見て理解されるように、塗布を容易、均一に
行うことができる。
また、第3図の圧着状態から見て理解されるように、成
形型11と既存部品8の間から確実にエアー抜きを行う
ことができ、エアー溜りにより硬化物15A(ガスケッ
ト)のシール面にピンホールを発生するようなことがな
い。
さらに、第1図に示す塗布ノズル14により、均一な塗
布すれば、パリの量を最小として製品15Aの見ばえを
良くすることもてきる。
液状ゴムシール剤15の種類としては、ウレタンゴム、
ポリブタジェンゴム、シリコーンゴム、ポリサルファイ
ドゴム、アクリルゴム、アクリルウレタンゴム、弾性エ
ポキシゴム、変成シリコーンゴム、液状クロロプレンゴ
ム、アクリルニトリル系ゴムなどの反応硬化型の樹脂が
あげられる。
これらの樹脂は単独で用いてもよく、また場合によって
は二種類以上を混合してもよく、さらに場合によっては
他の樹脂とブレンドしても良い。
樹脂形態、硬化形態としては、二液を混合することによ
り常温から150℃という割合低温で反応硬化るものや
、−液性で80℃〜170℃に加熱することによって硬
化するもの、また−液性で5℃以下で冷却保持していた
樹脂を常温から60部程度の型温て硬化できるものまで
いろいろある。
樹脂の加熱方法としては、上記の加熱板12て示したよ
うに、成形型内に加熱用オイル配管を通したり、加熱用
ヒーターを配置するなど直接成形型を加熱する方法の他
、誘導加熱や誘電加熱により樹脂を直接加熱する方法な
どもある。もちろんこれらを併用しても良い。
具体的な樹脂の配合例としては、次のような配合例1〜
4が挙げられる。
配合1(加熱硬化型−液性シリコーンゴム)・両末端に
ビニルジメチルシリル 基を有する粘度10000cS のジメチルポリシロキサン    100部φフユーム
ドシリカ          30部・メチルエチルケ
トンハイドロバ ーオキサイド            1線中メチルハ
イドロジエンポリシロ キサン(架橋剤)        0.8部・塩化白金
酸イソプロピルアルコ ール溶液(含有量3%)(触媒)0.05部・2,5−
ジメチル−25−ジ (t−ブチルバーオキシル)へ キサン硬化制御材)       2,4部配合2(二
液性加熱硬化型シリコーン)(A成分) ・両末端にビニルジメチルンリ ル基を有する粘度5000cS のジメチルポリシロキサン    100部φフユーム
ドシリカ         30部(B成分) ・1分子中に少なくとも2ケのSi 原子結合水素原子を含有する粘度 100cSのジメチルポリ シロキサン           100部・フユーム
ドシリカ         3部部・塩化白金酸のイソ
プロピルアル コール溶液(含有量3%)    0.1部配合3(二
液性加熱硬化型ウレタン) (主剤) ・平均分子量3000のアミノ化 ポリプロピレングリコール     70部・ジオクチ
ルフタレート        30部(硬化剤) φジフェニルメタンとトリポリ プロピレングリコールの反応物   60部・ジオクチ
ルフタレート        40部配合4(加熱硬化
型ポリサルファイド)・ポリサルファイドポリマー : LP−2 (東しチオコール(株)製)     100部・酸化
チタン            50部二酸化鉛   
         7.5部以上の配合例1〜4の特性
をまとめて第1表に示す、 (以下余白) また、上記配合例1〜4を用いた実施例を従来例で示し
たかぶせ9法との比較で第2表に示す。
(以下余白) 第2表では、いずれの実施例でもピンホール、パリ共に
発生していないことが示されている。
成形型の材質としては、通常の成形用金型として用いら
れる鉄製、アルミ製などの金属金型のほか、エボキン、
テフロンなどの樹脂型あるいはシリコーンゴム型も用い
ることができる。
既存部品8の基材と液状ゴムが何も処理しなくても密着
性、接着性が良好な場合には、成形型の方のみとの離形
性を考慮すれば良い。この場合、成形型表面にシリコー
ンオイル、テフロン離形材、界面活性剤などの離形剤を
塗布したり焼き付ける方法がある。このほかに液状ゴム
とは接着性のないテフロン樹脂型や、シリコーンゴム型
を用いる方法もある。
液状ゴムが既存部品に接着性がない場合には、チタン系
カップリング剤、ンラン系カップリング剤のような接着
性向上剤をプライマーとしてあらかしめ既存部品の表面
に塗布しておけば、液状ゴムは既存部品のみに接着する
ようになる。もちろんこの場合前記の離形剤を成形型に
処理しておいても良い。
第5図及び第6図は、ガスケット成形型17のガスケッ
ト成形溝18の開口部付近で、既存部品(アルミ製のH
DDカバー)19のシール面2゜との間に、前記ガスケ
ット成形溝18に塗布された液状ゴムシール剤15と接
触し、該液状ゴムシール剤15の硬化に伴う膨脹量を吸
収するため、圧縮復元性のあるゴム製のパッキング材2
1を介在させた例を示す説明図である。第5図はプレス
前の状態を、第6図はプレス後の状態を示している。ガ
スケット成形溝18の深さは、プレス時のパッキング剤
21の厚みを考慮して設計される。
本例では、パッキング材21の圧縮復元性により、硬化
時の液状シール剤15の膨脹量を吸収できるので、液状
シール剤の塗布量に多少のバラツキが生しても、パリの
発生を防止でき、かつ成型品としてのガスケット15A
を高精度に成形できる。
パッキング材の材質としては圧縮復元性に優れ、ある程
度耐熱性に優れていればどんな材質のものでもよいが、
好ましくはなにも離形処理しなくても液状ゴムと離型性
がよく、耐熱性の良いテフロンや、シリコーンゴムが良
い。
第7図及び第8図は、ガスケット成形型22のガスケッ
ト成形溝23に伸縮性のあるシート材24を敷設し、ガ
スケット15Aをこのシート材24の内側キャビティで
成形するようにした例を示す説明図である。第7図はプ
レス前の状態を、第8図はプレス後の状態を示す。ガス
ケット成形型22には、成形溝23とシート剤24との
間の空間圧力を調整するための圧力調整孔25が設けら
れている。
本例では、伸縮性のあるシート材24の伸縮作用により
、液状シール剤15の充填量の過不足を調整でき、また
硬化時の膨張を吸収できるので、液状シール剤15の充
填量に多少の過不足が生じても、この過不足を調整する
ことができ、パリやピンホールの発生をより確実に抑制
することができる。
また、圧力調整孔25を介して成形型22とシール材2
4との間の空間圧力を調整すれば、より大きな充填量の
過不足に対しても対応できる。
シート材24の材質としては伸縮性に優れ、疲労性の少
ない材質のもので、液状ゴムに対する離型性の高いもの
であればゴム、樹脂、金属などのいずれの材質のもので
も用いることかできる。
形状としては、ガスケット成形溝23部分たけにかぶせ
るテープ状のものでも、成形溝23の部分だけが凹んで
いて、成形型全体にかぶせるシート状のものでも良い。
シート材のへこみ部分の形状としては第9図に示すよう
な二山形状のシート材26でも良い。二山形状の方がよ
り伸縮効果が高く、ガスケットのシール性としても高い
ものが得られる。
第10図は、第5図及び第6図に示した方式では、パッ
キング材21と既存部品19との間が密着し、この密着
度が余りにも高い場合にはエアー溜りが生ずる恐れがあ
るので、エア抜き用のパッキング材21の表面に切り欠
き27を設けた例である。
本例では、切り欠き27よりエアーが抜けるので、エア
ー溜りが生ずることがない。また、この切欠き27は、
パッキング材21の表面部分に設けるので、ガスケット
15Aのシール性能に影響を与えることはない。
第10図の切欠き21は、第8図及び第9図に示したシ
ート材24.26に対しても援用できるものである。
[発明の効果コ 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りのガ
スケット複合品の製造方法であるので、従来のかぶせ型
性において問題であったピンホールの発生とパリの発生
を確実に防止することができ、成形されたガスケットの
シール性を向上することができる。
また、ガスケット成形溝にパッキング材やシート材を適
合することにより、塗布量のバラツキが生じてもピンホ
ールの発生やパリの発生を確実に防止でき、ガスケット
性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一態様を示す説明図、第2図は
第1図の成形においてプレス前の状態を示す断面説明図
、第3図は同しく第1図の成形においてプレス後の状態
を示す断面説明図、第4図は第1図の成形により既存製
品にガスケットを一体成形したガスケット複合品を示す
斜視図、第5図及び第6図はパッキング材の適用方式を
プレス前後の状態で示す断面説明図、第7図及び第8図
はシート材の適用方式をプレス前後の状態で示す断面説
明図、第9図はシート材の変形例を示す断面説明図、第
10図はパツキン材にエア抜き用の切欠きを設けた実施
例を示す平面説明図、第11図は従来例としてのかぶせ
型性の断面説明図、第12図はこのかぶせ型性により成
形されたガスケット複合品の説明図である。 8.19・・・既存部品 9.20・・・既存部品のシール面 10.18.23・・・ガスケット成形溝11.17.
22・・・ガスケット成形型14・・・シール剤塗布用
ノズル 15・・液状ゴムシール剤 15A・・・硬化物(ガスケット) 21・・・パッキング剤 2426・・・シート剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既存部品のシール面に、ゴム弾性を有するガスケ
    ットを一体化成形する方法において、前記ガスケットを
    成形するための成形溝を備えたガスケット成形型を準備
    し、 前記ガスケット成形型の前記ガスケット成形溝に前記ガ
    スケットの原料としての液状ゴムシール剤を均一に塗布
    し、 次いで、前記ガスケット成形溝と前記既存部品のシール
    面とを合わせて、前記ガスケット成形型と前記既存部品
    とを圧着し、 この状態で前記液状ゴムシール剤の硬化を待って、該液
    状シール剤の硬化物を前記シール面に密着させ、 その後、前記既存部品を前記ガスケット成形型から離脱
    することにより、前記既存部品のシール面に前記硬化物
    を密着させたガスケット複合品を得ることを特徴とする
    ガスケット複合品の製造方法。
  2. (2)請求項1において、前記ガスケット成形型の前記
    ガスケット成形溝の開口部付近で、前記既存部品のシー
    ル面との間に、前記ガスケット成形溝に塗布された液状
    ゴムシール剤と接触し、該液状ゴムシール剤の硬化に伴
    なう膨脹量を吸収するための圧縮復元性のあるパッキン
    グ材を介在させることを特徴とするガスケット複合品の
    製造方法。
  3. (3)請求項1において、前記ガスケット成形型の前記
    ガスケット成形溝には、伸縮性のあるシート材が敷設さ
    れ、前記ガスケットは、このシート材の内側キャビティ
    で成形されることを特徴とする複合品の製造方法。
  4. (4)請求項3において、前記ガスケット成形溝には、
    該溝と前記シート材の間のキャビティ圧力を調整するた
    めの圧力調整孔が設けられることを特徴とするガスケッ
    ト複合品の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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