JPH049234A - 食品用缶の製造ライン - Google Patents

食品用缶の製造ライン

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JPH049234A
JPH049234A JP11151390A JP11151390A JPH049234A JP H049234 A JPH049234 A JP H049234A JP 11151390 A JP11151390 A JP 11151390A JP 11151390 A JP11151390 A JP 11151390A JP H049234 A JPH049234 A JP H049234A
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chamber
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food
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Noritaka Yasukura
安倉 教隆
Tatsuya Hanabusa
達也 花房
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は食品用缶の製造ラインに関し、特に、缶胴を清
浄な状態で製造する工場内配置に関する。
[従来の技術] 製缶工場における缶胴の製造ラインは、従来より一般的
に次のような装置で構成されていた。製造ラインは、金
属の薄板からカップを打ち抜くカッピングプレス装置と
、上記カップを深絞り加工して所定長の缶胴を成形する
深絞り装置と、上記缶胴を洗浄する洗浄装置と、洗浄さ
れた缶胴の外面に所定の模様を印刷する印刷装置と、印
刷された模様を固定させるオーブン装置と、缶胴の内面
処理をする内面処理装置と、缶胴の開口部を加工する開
口部加工装置と、缶胴の不良の有無を検査する検査装置
と、検査後の缶胴を出荷する出荷装置とを備えて構成さ
れていた。
ここで、従来の製缶工場においては、上記した製缶ライ
ンを構成する各装置は1つの室に収容されていた。
尚、缶胴は食品工場で内容物が詰められた後に蓋で密閉
され、缶詰製品とされる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の製缶ラインにあっては製造された缶胴の清浄性が
保てず、また、缶胴外面の印刷に支障をきたすという問
題があた。
すなわち、製缶工程におけるカップの深絞り加工では冷
却及び潤滑のために多量の水溶性油(クーラント)を使
用するが、この工程で発生した霧状のクーラント(ミス
ト)が工場内を浮遊して缶胴に付着することがあり、印
刷工程においてインクのハジキを生じさせてしまってい
た。
また、食品を収容するための缶胴ては製造された缶胴が
清浄であることが絶対的に要求されるが、ミストが缶胴
に付着したのでは清浄性が保てず、更に悪いことには、
このミストが雑菌繁殖の温床となってしまっていた。缶
に詰めた後に加熱殺菌を施すことのない食品(生ビール
、炭酸飲料等)に使用する缶胴にあっては、製造された
缶胴の内面にミストが付着することは衛生上大きな問題
であり、このような缶胴は廃棄処分とすることから製造
コストの増大を招いていた。
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、食品収
容用に用いられる缶胴を清浄な状態で且つ効率良く製造
することができる食品用缶の製造ラインを提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的と達成する本発明に係る食品用缶の製造ライン
は、深絞り加工により金属の缶胴を成形する缶胴成形工
程と、前記缶胴を洗浄する洗浄工程と、洗浄された缶胴
の外面及び内面に表面処理を施す表面処理工程と、表面
処理された缶胴を気密包装して出荷する出荷工程とを備
えた食品用缶の製造ラインにおいて、前記の一連の工程
を収容する室に仕切り壁を設けて少なくとも2つの室に
区分し、第1の室には前記洗浄工程より前の工程を収容
すると共に第2の室には前記表面処理工程より後の工程
を収容し、第1の室から第2の室への空気の流れを阻止
する手段を設けたことを特徴とする。
また、上記の発明において、第2の室の気圧を第1の室
の気圧より高圧として第1の室から第2の室への空気の
流れを阻止したことを特徴とする。
また、上記の発明において、第1の室においては、仕切
り壁側から空気を圧送し、仕切り壁と反対側から排気す
ることを特徴とする。
[発明の作用コ すなわち、缶胴に表面処理を施す表面処理工程以降の工
程ではクーラントのミストが缶胴に付着することは即、
缶胴の清浄性を害し、印刷に支障をきたすこととなるた
め、仕切り壁を設けると共に気流の方向を制御して、表
面処理工程以降の工程にクーラントのミストが流れ込ま
ないようにしている。
[実施例] 本発明に係る食品用缶の製造ラインを実施例に基づいて
具体的に説明する。
第1図は本願発明の一実施例に係る食品用缶の製造ライ
ンを示す概略構成図である。
まず、缶胴の材料となるアルミニウム製の薄板(厚さ約
0. 3ミリメートル〜0.35ミリメートル)はアン
ワインダ1でロールから巻戻されて打ち抜き装置として
のカッピングブレス4に連続して供給される。カッピン
グブレス4はアルミニウムの薄板を打ち抜き、直径7.
5センチメートル〜8.9センチメートル、深さ約3セ
ンチメートルのカップを成形する。
カッピングブレス4て連続的に成形されるカップは搬送
ライン5でドローアントアイオニングプレス6に供給さ
れ、クーラントによる冷却及び潤滑を施されつつ深絞り
加工により缶胴に成形される。缶胴はトリマ7て深さを
調整され、その後、洗浄装置としてのウオッシャ8に搬
送ラインで運ばれる。
尚、本実施例では、ドローアンドアイオニングプレス6
とトリマ7とて缶胴成形工程を構成している。
ウオッシ+8では、缶胴を湯洗、酸洗してクーラントや
他の汚れを落し、更に耐蝕性向上のための処理を施して
、加熱乾燥させる。この清浄工程の後、缶胴はウオッシ
ャ8から搬送装置9、速度調整区間を構成するアキュー
ムゾーン10、搬送装置12を経てベースコータ11に
供給される。
ベースコータ11ては、缶胴の外面に白色あるいは透明
な下地塗装が施され、その後、これら下地塗装された缶
胴はベースコータオーブン15に搬送装置16で運はれ
る。ベースコータオーブン15は缶胴の外面に塗装され
た下地塗料の焼付け、乾燥を行い、その後、缶胴を搬送
装置】3、アキュームゾーン17、搬送装置14を経て
プリンタ18に供給する。
プリンタ18は下地塗装された缶胴の外面に所定の商品
名や絵柄を印刷し、印刷の済んだ缶胴は搬送装置19で
プリンタオーブン20に供給される。プリンタオーブン
20は印刷された商品名や絵柄を焼き付け、乾燥させる
プリンタオーブン20で処理された缶胴は搬送装置2】
、アキュームゾーン23、搬送装置22を経てインサイ
ドスプレィ24に供給する。インサイドスプレィ24は
缶胴の内面に樹脂膜を被着させ、収容する食品による缶
の腐食を防止する。
内面に樹脂膜の被着された缶胴は搬送装置25でインサ
イドスプレィオーブン26に供給され、樹脂膜の乾燥焼
付けがなされる。
尚、本実施例では、ベースコータ11からインサイドス
プレィオーブン26にかけての各装置が全体として缶胴
の外面及び内面に表面処理を施す表面処理工程を構成し
ている。
インサイドスプレィオーブン26から排圧された缶胴は
、搬送装置27でネッカーフランジャ2日に運ばれ、そ
こで、その開口部に多段の絞り加工が施される。その後
、缶胴は搬送装置29で検査装置としてのライトテスタ
30に移送され、ライトテスタ30はピンホール等を光
学的に検出して不良品を排除する。
このライトテスタ30て良品とされた缶胴は搬送装置a
2て出荷装置としてのパレタイザ31に送られ、プラス
チックフィルムで密封された状態で荷造りされて出荷さ
れる。
ここで上述した一連の工程は1つの工場に設置されるが
、搬送装置10の位置に仕切り壁41が設けられて工場
内は2つの室R1とR2に区分されている。すなわち、
第1の室R1には洗浄工程8より前の工程が収容され、
第2の室R2には表面処理工程11〜26より後の工程
か収容されており、清浄性が要求される表面処理以降の
工程をクーラントのミストが発生する缶胴成形工程から
隔離している。
そして、各室R1、R2に対してブロワ装置42から空
気が圧送されている。ここて、ブロワ装置42から各室
の送気口45.46の間には圧力調整装置43が設けら
れており、第2の室R2の気圧が第1の室R1の気圧よ
り高圧となるように圧送される空気流を調整している。
従って、仕切り壁41の隙間等から漏れる気流の方向は
第2の室R2から第1の室R1へとなり、クーラントミ
ストを含んだ気流が第1の室R1から第2の室R2へ流
れることは阻止され、第2の室R2の清浄性が保たれて
いる。
また、第1の室R1においては特に、仕切り壁41側に
送気口45が設けられ、仕切り壁41と反対側(すなわ
ち第2の室R2から遠い側)に排気口47を設けである
。すなわち、第1の室R1においては、仕切り壁側41
から空気が圧送されて仕切り壁41と反対側から排気さ
れており、第1の室R1内の気流は仕切り壁41から遠
ざかる方向となっている。従って、第1の室R1内のク
ーラントミストを含んだ気流は第2の室R2側へ流れる
ことが阻止されており、この点からも第2の室R2ヘク
ーラントミストが侵入しないようにしている。
尚、第1の室R1から第2の室R2への空気の流れを阻
止する手段としては、公知の種々の手段を用いることが
でき、あるいは仕切り壁41に気密性を高めるといった
構造的な手段を用いても良い。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明に係る食品用缶の製造ライン
は、仕切り壁を設けて洗浄工程より前の工程を収容する
第1の室と表面処理工程より後の工程を収容する第2の
室とを隔離し、第1の室から第2の室への空気の流れを
阻止するようにしたため、製缶工程におけるカップの深
絞り加工で発生したクーラントミストが第2の室に侵入
するのを防止することができる。このため、第2の室に
おける表面処理でのインクや樹脂のハジキが防止できる
と共に、製造された缶胴を清浄に保つことができ、製品
歩留りを大幅に向上させて製造コストを大幅に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の一実施例を示す概略構成図である。 6はドローアンドアイオニングプレス、8はウオッシャ
、 11はベースコータ、 18はプリンタ、 24はインサイドスプレィ、 31はパレタイザ、 41は仕切り壁、 42はブロワ装置、 43は圧力調整装置、 45.46は送気口、 47は排気口、 R1は第1の室、 R2は第2の室である。 特許出願人  三菱金属株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)深絞り加工により金属の缶胴を成形する缶胴成形
    工程と、前記缶胴を洗浄する洗浄工程と、洗浄された缶
    胴の外面及び内面に表面処理を施す表面処理工程と、表
    面処理された缶胴を気密包装して出荷する出荷工程とを
    備えた食品用缶の製造ラインにおいて、前記の一連の工
    程を収容する室に仕切り壁を設けて少なくとも2つの室
    に区分し、第1の室には前記洗浄工程より前の工程を収
    容すると共に第2の室には前記表面処理工程より後の工
    程を収容し、第1の室から第2の室への空気の流れを阻
    止する手段を設けたことを特徴とする食品用缶の製造ラ
    イン。
  2. (2)第2の室の気圧を第1の室の気圧より高圧として
    第1の室から第2の室への空気の流れを阻止したことを
    特徴とする請求項1に記載の食品用缶の製造ライン。
  3. (3)第1の室においては、仕切り壁側から空気を圧送
    し、仕切り壁と反対側から排気することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の食品用缶の製造ライン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009178771A (ja) * 2009-05-18 2009-08-13 Toyo Seikan Kaisha Ltd 合成樹脂被覆絞りしごき金属缶体の製造方法及び製造装置

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JP2009178771A (ja) * 2009-05-18 2009-08-13 Toyo Seikan Kaisha Ltd 合成樹脂被覆絞りしごき金属缶体の製造方法及び製造装置

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