JPH049230Y2 - - Google Patents

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JPH049230Y2
JPH049230Y2 JP9885186U JP9885186U JPH049230Y2 JP H049230 Y2 JPH049230 Y2 JP H049230Y2 JP 9885186 U JP9885186 U JP 9885186U JP 9885186 U JP9885186 U JP 9885186U JP H049230 Y2 JPH049230 Y2 JP H049230Y2
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JP
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mirror
wire
support plate
operating
mounting frame
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JP9885186U
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JPS634743U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、視界調整のためのミラーの傾動を制
御ワイヤを介して行なうワイヤリモートコントロ
ールバツクミラーに関する。
[従来の技術] 従来のこの種のワイヤリモートコントロールバ
ツクミラーは、例えば第7図に示すように、3本
の制御ワイヤ21,21,21を有し、そしてこ
れらのワイヤは、フレーム22に設けられた差込
穴の受口22aとレバー装置23に設けられた差
込穴の受口23aとの間に挿着されたワイヤケー
シング21a,21a,21a内にそれぞれ遊挿
され、それぞれの両端部をミラーホルダー24と
レバー装置23とに係止されている。そして操作
レバー23bを左右あるいは上下方向へ傾動する
ことにより、ミラーホルダー24、したがつて鏡
25が左右あるいは上下方向へ傾動されるように
構成されている。
ところで、このようなバツクミラーにおいて鏡
25が必要な範囲に亘つてスムーズに傾動される
ためには、ワイヤ21とワイヤケーシング21a
の長さがワイヤ21に適正且つ均等なテンシヨン
が付与されるような長さ関係に調整されているこ
とが必要であるが、製作時にこれらの長さを考慮
して設定しても組付状態ではこの長さ関係が充分
には満足されないため、組付後この長さ関係を改
めて調整することが必要となるものである。この
ようなことから、各々のワイヤケーシング21a
には、図示するように長さ調整用のコネクター2
1bが取付けられており、第8図に例示するコネ
クターにおいては、雄ねじ部分21cと雌ねじ部
分21dの何れか一方を相対的に回動し、これに
よりワイヤケーシング21aの長さを伸縮し、ワ
イヤ21のテンシヨンを調整するようになされて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このようなコネクターを用いる
方式では、先づ第1にワイヤケーシングの外形寸
法が大きくなつて大きなスペースを必要とし、ド
アミラーへの組込みが困難となること、次に部品
点数が多くなつて高価になること、さらにこのよ
うなコネクターはゆるみ易くワイヤのテンシヨン
が乱れ易いことなどの問題点があつた。
したがつて、本考案の目的は大きなスペースな
らびに多数の部品点数を要せず、しかもワイヤテ
ンシヨンを適切に且つゆるむことなく維持できる
ワイヤリモートコントロールバツクミラーを提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案のワイヤリ
モートコントロールバツクミラーは、鏡を保持す
るミラーボデーが、ミラー支持板を介置してミラ
ー取付フレームに傾動可能に支持され、レバー装
置で操作される3本の操作ワイヤの牽引によつて
ミラー傾斜角を調節するワイヤリモートコントロ
ールバツクミラーであつて、操作ワイヤのうち1
本のワイヤ端がミラー取付フレームを貫通して直
接ミラー支持板に止着され、他の2本のワイヤ端
はミラー取付フレームを貫通したうえワイヤ長さ
調整機構を介してミラー支持板に止着されてい
る。
[作用] ミラー装置の組付時に、ワイヤ長さ調節機構を
介してミラー支持板に止着される2本の操作ワイ
ヤの有効長さをワイヤ調節機構を操作して伸縮
し、これらの有効長さを、直接ミラー支持板に止
着される他の1本の操作ワイヤの有効長さに整合
することにより、すべての操作ワイヤのテンシヨ
ンがワイヤテンシヨン負荷機構を介して適切、均
等に且つ容易、確実に調整される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1,2図において、本考案によるミラー装置
は、鏡1を保持するミラーホルダー2がミラー支
持板3を介置してミラー取付フレーム4に傾動可
能に支持されている。すなわち、ミラー支持板3
はミラーベース(図示せず)に取付けられたミラ
ー取付フレーム4に半球状ソケツト4aならびに
半球状ピボツト3aを介して傾動可能に取付けら
れ、このミラー支持板3にミラーホルダー2が係
止穴3b、係合フツク2aならびに係止ブラケツ
ト3c、係合ブラケツト2b、取付ボルト2cを
介して取付けられている。そしてこの組付状態に
おいては、ミラーホルダー2に設けられた支持ソ
ケツト2dに支持されるミラー回転止めバー5が
ミラー取付フレーム4に設けられた係合長穴4b
に挿通され、ミラーの回動が防止される。なお、
符号6で示されるミラーボデーは、取付支柱6
a、取付穴4cならびに取付ボルト7を介してミ
ラー取付フレーム4に取付けられている。
ここで、レバー装置8の操作レバー8aで牽引
操作される3本の操作ワイヤ9の一端はミラー取
付フレーム4の所定の位置に設けられたワイヤ貫
通穴4dを貫通してミラー支持板3に取付けられ
るものであるが、一般の操作ワイヤ9をその端部
に設けられたヘツド9aをワイヤ係止穴3dに直
接止着され、他の2本の操作ワイヤ9はワイヤ係
止穴3dを貫通しワイヤ長さ調整機構10を介し
てミラー支持板3に止着されている。なお、操作
ワイヤ9のワイヤケーシング9bはその端部を、
第2図に示されているように、ミラー取付フレー
ム4のワイヤ貫通穴4dの受口4eに挿着保持さ
れている。しかして、ワイヤ長さ調整機構10
は、第3図に示すように、操作ワイヤ9の端部に
接続された雄ねじ部11とミラー支持板3上に立
設された支持ブラケツト12a,12aの間に遊
挿され、雄ねじ部11が螺挿される回動雌ねじ部
12とからなり、この雌ねじ12は、ミラーボデ
ー2の対応部に設けられた窓穴12b内に一部を
突出している。支持ブラケツト12aは、第4図
に拡大して示すように、ミラー支持板3を切り起
して直立させ、そのほぼ中央部に雄ねじ11を挿
通する貫通穴12cを穿設したもので、ブラケツ
ト間の間隔Lbは遊挿される雌ねじ12の長さLa
より僅かに長く形成されている。なお、貫通穴の
形状を第5図に示すように片側を解放し、且つつ
ば部を付した長穴12dに形成すれば、ワイヤ長
さ調整機構10の組付性が向上されると同時に、
調整雌ねじ12の操作性も向上される。
また、操作ワイヤ9の他端が取付けられるワイ
ヤテンシヨン負荷機構13は、第6図に示すよう
に、ハウジング8bに固定されたピボツト部材8
cに傾動自在にピボツト係止されたワイヤコント
ローラ14と、ピボツト部材8cの連結軸8dに
軸方向摺動自在に挿着されたワイヤケーシングホ
ルダー15との間にコイルスプリング16が縮設
されて構成されており、そしてワイヤ9は、ワイ
ヤケーシング9bの端部をケーシングホルダー1
5の受口15aに挿着保持された上でそのワイヤ
端部をワイヤコントローラ14に取付けられてい
る。したがつて、各々の操作ワイヤ9には、コイ
ルスプリング16を介して図において左方に押圧
されているケーシングホルダー15により、常時
均一なテンシヨンが負荷されている。
このような構成になる本考案のバツクミラー
は、その製作時におけるミラー支持板3のミラー
取付フレーム4への組付時に、ワイヤ長さ調整機
構10を介してミラー支持板3に止着される2本
の操作ワイヤ9の有効長さを調整して直接ミラー
支持板3に止着される他の1本の操作ワイヤ9の
有効長さに整合されるものである。すなわち、ワ
イヤ係止穴3dで規制される操作ワイヤ9の有効
長さを雌ねじ部12を回動して雄ねじ部11を適
宜進退させることにより調整し、各ワイヤに関し
てそのワイヤケーシング9bの長さと、このワイ
ヤケーシング9b内におけるワイヤ9との長さ関
係を適正にする。そして、ミラー支持板3をワイ
ヤ9のテンシヨンによりミラー取付フレーム4に
支持させたのち、このミラー支持板3にミラーホ
ルダー2を取付ける。このようにして組付けられ
たミラーは、その各操作ワイヤ9にワイヤテンシ
ヨン負荷機構13を介して適切、均等なテンシヨ
ンが付与されているので、操作レバー8aを介し
てワイヤコントローラ14を左右あるいは上下方
向へ傾動することにより、ミラー支持板3を介し
てミラーホルダー2に支持された鏡1を必要な範
囲に亘つてスムーズ、正確に傾動させることがで
きる。
このように、本考案によるバツクミラーはその
操作ワイヤのテンシヨン調整機構が簡単小形に形
成されているので、ドアミラーにも容易に組込め
ると共に、ワイヤのテンシヨン調整を簡単且つ正
確に行なうことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のワイヤリモート
コントロールバツクミラーは、鏡を傾動可能に支
持するミラー支持板に操作ワイヤの有効長さを調
整するワイヤ長さ調整機構を付設することによ
り、テンシヨン調整機構を簡単且つ小形に形成で
きるようにしたので、従来組込みが困難であつた
ドアミラーへも容易に組込むことが可能となり、
また部品点数が減少し価格を低減することができ
る。さらに、ワイヤ長さ調整機構はゆるみが発生
しないので、適正なワイヤテンシヨンを確実に維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるワイヤリモートコントロ
ールバツクミラーの一実施例の分解斜視図、第2
図は同じく組付側断面図、第3図は第1図におけ
るワイヤ長さ調整機構の正面図、第4図は第3図
における支持ブラケツトの斜視図、第5図は同じ
く支持ブラケツトの他の実施例の斜視図、第6図
は第1図におけるレバー装置の縦断面図、第7図
はワイヤリモートコントロールバツクミラーの従
来例の一部切欠き側面図、第8図は第7図におけ
るコネクターの側断面図である。 1……鏡、2……ミラーホルダー、3……ミラ
ー支持板、4……ミラー取付フレーム、6……ミ
ラーボデー、8……レバー装置、9……操作ワイ
ヤ、9a……ワイヤヘツド、9b……ワイヤケー
シング、10……ワイヤ長さ調整機構、11……
雄ねじ部、12……雌ねじ部、13……ワイヤテ
ンシヨン負荷機構、14……ワイヤコントロー
ラ、15……ケーシングホルダー、16……コイ
ルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 鏡を保持するミラーホルダーが、ミラー支持
    板を介置してミラー取付フレームに傾動可能に
    支持され、レバー装置で操作される3本の操作
    ワイヤの牽引によつてミラー傾斜角を調節する
    ワイヤリモートコントロールバツクミラーであ
    つて、前記操作ワイヤのうち1本のワイヤ端が
    前記ミラー取付フレームを貫通して直接ミラー
    支持板に止着され、他の2本のワイヤ端はミラ
    ー取付フレームを貫通したうえ、ワイヤ長さ調
    整機構を介して前記ミラー支持板に止着されて
    いるワイヤリモートコントロールバツクミラ
    ー。 2 前記ワイヤ長さ調整機構は、操作ワイヤの一
    端部に接続された雄ねじ部と、該雄ねじ部に螺
    合し該雄ねじ部を進退する前記ミラー支持板に
    設けられた回動雌ねじ部とから構成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のワイヤリ
    モートコントロールバツクミラー。
JP9885186U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH049230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9885186U JPH049230Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9885186U JPH049230Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS634743U JPS634743U (ja) 1988-01-13
JPH049230Y2 true JPH049230Y2 (ja) 1992-03-09

Family

ID=30967189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9885186U Expired JPH049230Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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