JPH049083Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049083Y2 JPH049083Y2 JP1988032952U JP3295288U JPH049083Y2 JP H049083 Y2 JPH049083 Y2 JP H049083Y2 JP 1988032952 U JP1988032952 U JP 1988032952U JP 3295288 U JP3295288 U JP 3295288U JP H049083 Y2 JPH049083 Y2 JP H049083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bricks
- joints
- wear
- lining structure
- pig iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 33
- 229910000805 Pig iron Inorganic materials 0.000 claims description 7
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical group [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、截頭直円錐形をなすコニカル部を有
する混銑車の耐火れんがライニング構造に関す
る。
する混銑車の耐火れんがライニング構造に関す
る。
従来の混銑車におけるコニカル部の内張り耐火
れんがのライニング構造は、耐火れんがの形状数
を少なくするため、第６図あるいは第７図に示す
構造になつている。
れんがのライニング構造は、耐火れんがの形状数
を少なくするため、第６図あるいは第７図に示す
構造になつている。
すなわち、第６図において、鉄皮ａ内に位置す
るパーマれんがｂの内側に配置されるウエアれん
がｃにおいて、直胴部ｄから鏡部ｅへの中間に位
置するコニカル部ｆのA1〜Aoの部分は単一形状
で、A2〜Ao-1の部分は２〜３種類の形状の組合
せでライニングされている。また、第７図の場合
には、A1〜Aoまでを２〜３種類の形状の組合せ
でライニングされている。
るパーマれんがｂの内側に配置されるウエアれん
がｃにおいて、直胴部ｄから鏡部ｅへの中間に位
置するコニカル部ｆのA1〜Aoの部分は単一形状
で、A2〜Ao-1の部分は２〜３種類の形状の組合
せでライニングされている。また、第７図の場合
には、A1〜Aoまでを２〜３種類の形状の組合せ
でライニングされている。
このように、円周方向が通し目地ｇを形成し、
直胴部ｄから鏡部ｅへの接合目地ｈとなるような
ライニング構造をなしている。
直胴部ｄから鏡部ｅへの接合目地ｈとなるような
ライニング構造をなしている。
上記、ライニング構造を有する回転容器におい
ては、容器の回転稼動時には円周方向のライニン
グの通し目地の方向と同一方向に溶銑が動くこと
になり、円周方向の目地溶損の程度は軸方向の目
地の溶損よりかなり大きいものとなり、この目地
の溶損がライニングの寿命の決定要因となつてい
る。
ては、容器の回転稼動時には円周方向のライニン
グの通し目地の方向と同一方向に溶銑が動くこと
になり、円周方向の目地溶損の程度は軸方向の目
地の溶損よりかなり大きいものとなり、この目地
の溶損がライニングの寿命の決定要因となつてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、混銑車の直胴部から鏡部への中間に
位置するコニカル部におけるウエアれんがによる
ライニング構造であつて、相接するウエアれんが
が回転方向において、凹凸状の係合目地を形成し
てなることを特徴とする。
位置するコニカル部におけるウエアれんがによる
ライニング構造であつて、相接するウエアれんが
が回転方向において、凹凸状の係合目地を形成し
てなることを特徴とする。
ウエアれんがとして、通常の略直方体形状のれ
んがを使用する場合には、凹凸状の係合目地は回
転方向に相互が凹凸状に配列することによつて形
成される。この場合、直胴部から鏡部方向、すな
わち容器の円筒軸の軸方向への直線状目地の形成
と併用してもよく、また、軸方向の目地も回転方
向と同様に凹凸状の係合目地としてもよい。
んがを使用する場合には、凹凸状の係合目地は回
転方向に相互が凹凸状に配列することによつて形
成される。この場合、直胴部から鏡部方向、すな
わち容器の円筒軸の軸方向への直線状目地の形成
と併用してもよく、また、軸方向の目地も回転方
向と同様に凹凸状の係合目地としてもよい。
また、この回転方向での凹凸状の係合目地は、
ウエアれんがとして、その稼動面を多角形にした
異形れんがを使用することによつて簡単に形成す
ることができる。
ウエアれんがとして、その稼動面を多角形にした
異形れんがを使用することによつて簡単に形成す
ることができる。
コニカル部におけるライニング用れんがの少な
くとも回転方向に凹凸状係合目地、すなわち非通
し目地を形成して、容器内の溶湯の相対移動方向
である円周方向の目地の溶損量を低減し、これに
よつて目地全体の溶損量の均一化が達成される。
くとも回転方向に凹凸状係合目地、すなわち非通
し目地を形成して、容器内の溶湯の相対移動方向
である円周方向の目地の溶損量を低減し、これに
よつて目地全体の溶損量の均一化が達成される。
第１図〜第５図は本考案のライニング構造の実
施例を示す。
施例を示す。
第１図は本考案の第１の態様を示すもので、同
図において、直胴部ｄから鏡部ｅへの中間に位置
するコニカル部ｆにおけるウエアれんが１として
略直方体形状のれんがを用い回転方向に凹凸状の
係合目地とし、直胴部ｄから鏡部ｅへの軸線方向
に直線状の連続通し目地３を形成したものであ
る。
図において、直胴部ｄから鏡部ｅへの中間に位置
するコニカル部ｆにおけるウエアれんが１として
略直方体形状のれんがを用い回転方向に凹凸状の
係合目地とし、直胴部ｄから鏡部ｅへの軸線方向
に直線状の連続通し目地３を形成したものであ
る。
第２図〜第５図のそれぞれのａ図は、回転方向
の目地２２，３２，４２，５２のみならず、軸線
方向の目地２３，３３，４３，５３も凹凸状に形
成した例を示すもので、ｂ図は、それぞれのａ図
に示す回転方向の目地２２，３２，４２，５２と
軸線方向の目地２３，３３，４３，５３を形成す
るために使用するウエアれんが２１，３１，４
１，５１の形状を示す。
の目地２２，３２，４２，５２のみならず、軸線
方向の目地２３，３３，４３，５３も凹凸状に形
成した例を示すもので、ｂ図は、それぞれのａ図
に示す回転方向の目地２２，３２，４２，５２と
軸線方向の目地２３，３３，４３，５３を形成す
るために使用するウエアれんが２１，３１，４
１，５１の形状を示す。
このような異形れんがを使用する場合には、形
成された係合目地は複雑な凹凸状に形成できるの
で、容器の稼動回転時における溶湯によるライニ
ング面の摩耗を小さくすることができ、また目地
の損耗も小さくできる。
成された係合目地は複雑な凹凸状に形成できるの
で、容器の稼動回転時における溶湯によるライニ
ング面の摩耗を小さくすることができ、また目地
の損耗も小さくできる。
かかる異形れんがの形状を任意に変更すること
によつて、従来のライニング形成のためのれんが
の配列形態を変更する必要がなくなる。
によつて、従来のライニング形成のためのれんが
の配列形態を変更する必要がなくなる。
さらに、この種の形状の異形れんがを採用する
ことによつて、従来の３〜４種類のれんがの形状
と比較すると多くなるが、モルタル目地の調整に
よつて９〜10形状程度におさまり、またれんがの
築造においても特に問題はない。
ことによつて、従来の３〜４種類のれんがの形状
と比較すると多くなるが、モルタル目地の調整に
よつて９〜10形状程度におさまり、またれんがの
築造においても特に問題はない。
本考案のライニング構造によつて、円周方向の
目地は従来より約30〜40％の溶損の低減がみら
れ、全体としても25〜35％溶損量が低減し、さら
に、混銑車の回転によるライニングの捩じれに対
する強度が増大し、これによつてライニングの寿
命を延ばすことができる。
目地は従来より約30〜40％の溶損の低減がみら
れ、全体としても25〜35％溶損量が低減し、さら
に、混銑車の回転によるライニングの捩じれに対
する強度が増大し、これによつてライニングの寿
命を延ばすことができる。
第１図〜第５図は本考案によるライニング構造
の例を示す。第６図、第７図は従来のライニング
構造を示す。 ａ……鉄皮、ｂ……パーマれんが、ｃ……ウエ
アれんが、ｄ……直胴部、ｅ……鏡部、ｆ……コ
ニカル部、ｇ……通し目地、ｈ……接合目地、
１，２１，３１，４１，５１……ウエアれんが、
２，２２，３２，４２，５２……円周方向の目
地、３，２３，３３，４３，５３……軸線方向の
目地。
の例を示す。第６図、第７図は従来のライニング
構造を示す。 ａ……鉄皮、ｂ……パーマれんが、ｃ……ウエ
アれんが、ｄ……直胴部、ｅ……鏡部、ｆ……コ
ニカル部、ｇ……通し目地、ｈ……接合目地、
１，２１，３１，４１，５１……ウエアれんが、
２，２２，３２，４２，５２……円周方向の目
地、３，２３，３３，４３，５３……軸線方向の
目地。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 混銑車の直銅部から鏡部への中間に位置する
コニカル部におけるウエアれんがによるライニ
ング構造であつて、相接するれんがが略直方体
形状のれんがであり、隣接するれんが相互の係
合目地を回転方向に凹凸状に形成してなる混銑
車のコニカル部のライニング構造。 ２ 混銑車の直銅部から鏡部への中間に位置する
コニカル部におけるウエアれんがによるライニ
ング構造であつて、相接するれんががその稼動
面を多角形にした異形れんがであり、隣接する
れんが相互の係合目地を回転方向に凹凸状に形
成してなる混銑車のコニカル部のライニング構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988032952U JPH049083Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988032952U JPH049083Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01139967U JPH01139967U (ja) | 1989-09-25 |
| JPH049083Y2 true JPH049083Y2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=31259562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988032952U Expired JPH049083Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049083Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130326U (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-04 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115668U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-05 | 川崎製鉄株式会社 | 溶融金属収容容器の耐火物構造 |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP1988032952U patent/JPH049083Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130326U (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01139967U (ja) | 1989-09-25 |
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