JPH0490348A - 無地網用の印刷版作成装置 - Google Patents

無地網用の印刷版作成装置

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JPH0490348A
JPH0490348A JP20600990A JP20600990A JPH0490348A JP H0490348 A JPH0490348 A JP H0490348A JP 20600990 A JP20600990 A JP 20600990A JP 20600990 A JP20600990 A JP 20600990A JP H0490348 A JPH0490348 A JP H0490348A
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JP
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JP20600990A
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Inventor
Mayumi Inada
稲田 真弓
Kazuya Tsunashima
綱島 一也
Akio Yanase
柳瀬 彰夫
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無地網用の印刷版作成装置、特に、閉領域を形
成する輪郭線を含む線画を画像データとして取り込み、
この画像データに無地網の情報をもたせる網伏せ処理を
行った後、網点に関する情報をもった網版と、この網版
より解像度が高く、輪郭線に関する情報をもったマスク
版と、を出力する無地網用の印刷版作成装置に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータの普及にともない、無地網用の印刷版作成
をコンピュータによる画像処理を利用[7て行う技術が
広まっている。現在、一般に行われている方法は、閉領
域を形成する輪郭線を含む線画を画像データとして取り
込み、これに種々の画像処理を施して網版とマスク版と
を作成する方法である。オペレータは入力した線画の画
像をデイスプレィ上に表示させ、輪郭線で囲まれた各閉
鎮域について網点密度の指定を行う網伏せ処理を行う。
この網伏せ処理後の画像データに基づいて、網版とマス
ク版とが作成される。網版は網点に関する情報をもった
版であり、カラー印刷の場合、Y、 M、  C,Kの
4版が作成される。マスク版は、各領域を区画する境界
線に関する情報をもった版であり、網版のうちマスク版
によって切り抜かれた部分だけが印刷されることになる
。したかって、網版とマスク版とでは、その性質上解像
度が異なる。現在、一般に用いられている網版は15本
/ III!1程度、マスク版は90本/關程度、の解
像度である。すなわち、マスク版は網版を正確に切り抜
く機能を果たす必要があるため、網版に比べて高い解像
度が要求される。
このように、無地網用の印刷版作成装置では、解像度の
異なる2種類の画像を作成する必要がある。したがって
、コンピュータを用いた処理方法としては、2とおりの
方法か考えられる。第1の方法は、網版の解像度(以下
、便宜上、低解像度と呼ぶ)で画像データを入力し、処
理をすべて低解像度の画像データで行う方法である。そ
【2て第2の方法は、マスク版の解像度(以下、便宜上
、高解像度と呼ぶ)で画像データを人力し、処理をすべ
て高解像度の画像データで行う方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した2とおりの方法には、それぞれ
問題がある。第1−の方法では、コンピュータからは低
解像度の画像データしか得られないため、品質の良いマ
スク版をこの画像データに基づいて自動作成することが
できない。このため、従来は、コンピュータによって網
版のみを自動作成し、マスク版については、線画をカメ
ラでフィルムに撮影し、このフィルムに基づいて別途作
成するという方法を採っていた。このため、マスク版の
作成に手間がかかるという問題がある。一方、第2の方
法は、コンピュータから高解像度の画像データが得られ
るため、マスク版と網版とをともに自動作成できるとい
う利点がある。しがしながら、コンピュータ内部での画
像処理が、すべて高解像度の画像データに対して行われ
るため、取り扱うデータ量が膨大なものになり処理に時
間かがかりすぎるという問題がある。
そこで本発明は、マスク版と網版との両方を自動作成す
ることができ、しかも処理時間の短い無地網用の印刷版
作成装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
(1)  本願節1の発明は、閉領域を形成する輪郭線
を含む線画を画像データとして取り込み、この画像デー
タに無地網の情報をもたせる網伏せ処理を行った後、網
点に関する情報をもった網版のデータと、この網版より
解像度が高く、輪郭線に関する情報をもったマスク版の
データと、を作成し、これら両データに基づいて印刷版
を出力する無地網用の印刷版作成装置てにおいて、網版
に必要な第1の解像度と、マスク版に必要な第2の解像
度と、の中間の解像度である第3の解像度でもって、線
画を画像データとして入力する画像入力手段と、 入力した画像データに、無地網の情報をもたせる網伏せ
処理を行う網伏せ処理手段と、網伏せ処理後の画像デー
タから、輪郭線のブタを抽出し、補間処理を施すことに
より、この抽出したデータを第3の解像度から第2の解
像度に変換し、変換後のデータに基づいて輪郭線に関す
るマスク版データを作成するマスク版作成手段と、網伏
せ処理後の画像データについて、輪郭線の幅を細くする
細線化処理を行う細線化処理手段と、細線化処理後の画
像データから、輪郭線以外のデータを抽出し、間引き処
理を施すことにより、この抽出したデータを第3の解像
度から第1の解像度に変換し、変換後のデータに基づい
て輪郭線以外に関する網版データを作成する網版作成手
段と、 マスク版データと網版データとを合成したデータに基づ
いて印刷版を出力する印刷版出力手段と、を設けるよう
にしたものである。
(2)  本願節2の発明は、閉領域を形成する輪郭線
を含む線画を画像データとして取り込み、この画像デー
タに無地網の情報をもたせる網伏せ処理を行った後、網
点に関する情報をもった網版と、この網版より解像度が
高く、輪郭線に関する情報をもったマスク版と、を出力
する無地網用の印刷版作成装置において、 網版に必要な第1の解像度と、マスク版に必要な第2の
解像度と、の中間の解像度である第3の解像度でもって
、線画を画像データとして入力する画像入力手段と、 入力した画像データに、無地網の情報をもたせる網伏せ
処理を行う網伏せ処理手段と、網伏せ処理後の画像デー
タから、輪郭線のデータを抽出し、補間処理を施すこと
により、この抽出したデータを第3の解像度から第2の
解像度に変換し、変換後のデータに基づいて輪郭線に関
するマスク版を出力するマスク版出力手段と、網伏せ処
理後の画像データについて、輪郭線の幅を細くする細線
化処理を行う細線化処理手段と、細線化処理後の画像デ
ータから、輪郭線以外のデータを抽出し、間引き処理を
施すことにより、この抽出したデータを第3の解像度が
ら第1の解像度に変換し、変換後のデータに基づいて輪
郭線以外に関する網版を出力する網版出力手段と、を設
けるようにしたものである。
〔作 用〕
本発明による無地網用の印刷版作成装置では、網版の解
像度とマスク版の解像度との中間の解像度でもって、コ
ンピュータ内の画像処理が行われる。そして、最終的に
は、この中間の解像度をもった画像データに補間処理を
施すことによりマスク版が作成され、間引き処理を施す
ことにより網版が作成される。しかも、輪郭線以外の画
像については、輪郭線部分の細線化処理が施されている
ため、印刷時に輪郭線の位置が多少ずれたとしても、印
刷の仕上がりに支障は生じない。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて説明する。第
1図は本発明の一実施例に係る無地網用の印刷版作成装
置の基本構成を示すブロック図である。画像入力装置1
0は、原稿1に描かれた線画を画像データとして取り込
む装置であり、この実施例では、入力スキャナを用いて
構成している。
網伏せ処理手段20は、画像入力手段10て入力【7た
画像データに対して後述する網伏せ処理を行う装置であ
る。また、細線化処理手段30は、この網伏せ処理後の
画像データに対して後述する細線化処理を行う装置であ
る。更に、網版出力手段40およびマスク版出力手段5
0は、細線化処理手段30による細線化処理後の画像デ
ータに基ついて、それぞれ網版4Y〜4におよびマスク
版5Y〜5Cを出力する装置であり、網版出力手段60
およびマスク版出力手段70は、網伏せ処理手段20に
よる網伏せ処理後の画像データに基づいて、それぞれ網
版6におよびマスク版7Kを出力する装置である。網伏
せ処理手段20および細線化処理手段30は、実際には
コンピュータ、メモリ、キーボード、マウス、デイスプ
レィといった機器により構成され、網伏せ処理および細
線化処理は、このコンピュータ内部で行われる画像デー
タ処理となる。また、網版出力手段40. 60は、画
像データの間引き処理を行う機能を有し、マスク版出力
手段50.70は、画像データの補間処理を行う機能を
有する。これらの各出力手段も、実際にはコンピュータ
により構成されるか、最終的な出力段には出力スキャナ
が接続されており、画像データがフィルム上に出力され
ることになる。
続いて、この装置の動作を具体的な例に沿、って説明す
る。いま、第2図に示すような原稿1が用意されたもの
とする。この原稿1には、閉領域を形成する輪郭線から
なる線画が描かれている。すなわち、輪郭線11によっ
て閉領域A1が形成され、輪郭線12によって閉領域A
2が形成されている。実際の輪郭線は幅をもった線であ
り、幾何学的にはこの輪郭線自体が1つの閉領域を形成
している。図では、この輪郭線の幅を強調して太線で示
しである。まず、このような原稿1上の線画を、画像入
力手段10によって画像データとして人力する。すなわ
ち、入力スキャナによってこの原稿1を走査し、平面上
に配列された多数の画素についての濃度値の集合として
、この線画を入力する。このとき、特有の解像度で入力
を行う点か、本発明のひとつの特徴である。前述【、た
ように、網版とマスク版とては、その性質上解像度が異
なる。現在、一般に用いられている網版は15本/關程
度、マスク版は90本/順程度、の解像度である。これ
は、マスク版は網版を正確に切り抜く機能を果たす必要
かあるため、網版に比べて高い解像度が要求されるから
である。本発明の特徴は、画像入力手段10によって原
稿1上の線画を人力するとき、網版の解像度とマスク版
の解像度との中間の解像度で入力を行う点にある。この
実施例では、30本/關の解像度で人力を行っている。
以下、説明の便宜上、網版の解像度を低解像度、マスク
版の解像度を高解像度、そして、画像入力手段10によ
る入力時の解像度を中解像度と呼ぶことにする。網伏せ
処理手段20および細線化処理手段30における画像処
理は、すべてこの中解像度の画像データに対して行われ
る。
網伏せ処理手段20は、こうして人力した画像データに
無地網の情報をもたせる網伏せ処理を行う機能を有する
。具体的には、入力した線画の画像をデイスプレィ上に
表示させ、表示された各閉領域ごとに無地網の情報を与
える処理となる。オペレータは、デイスプレィ上で所望
の閉領域を指定し、この指定した閉領域に無地網の情報
(色と網点面積率)を付加する。すると、指定を受けた
閉領域内の画素には、指定した色および網点面積率に基
づいて濃度値が与えられ、指定した色および網点面積率
に基づいた着色表示がデイスプレィ上になされる。この
実施例では、各画素はY、M。
C,K (黄色、マゼンタ、シアン、黒)の4つの色に
ついての濃度値が定義される。第3図は、この網伏せ処
理後のデイスプレィの表示画面を示す図である。領域A
1には、たとえば、Y80%(Y色の網を、網点面積率
80%でかける)なる無地網の情報が与えられ、Y色の
着色表示(図では斜線のハツチングで示す)かなされて
いる。また、領域A2には、たとえば、M30%(M色
の網を、網点面積率30%でかける)なる無地網の情報
が与えられ、M色の着色表示(図ではドツトによるハツ
チングで示す)がなされている。
細線化処理手段30は、こうして網伏せ処理か完了した
画像データに対して、輪郭線の幅を細くする細線化処理
を行う。第3図に示す画像に対して細線化処理を行った
結果を第4図に示す。輪郭線11および12は幅が減少
し、その分たけ閉領域A1およびA2は膨らむことにな
る。このような細線化処理を行うと、後の印刷工程にお
いて、何種類かの版が多少すれた場合でも、印刷の仕上
がりに支障が生しなくなる。ここで、この原理を簡単に
説明しておく。いま、第5図に示すように、輪郭線13
の両側に閉領域B1およびB2が定義されており、それ
ぞれ所定の網伏せ処理が完了しているものとする。この
状態で、細線化処理を行うと、第6図に示すように、幅
d1の輪郭線]3は幅d2の輪郭線14となり、その分
たけ閉領域Bl、B2が広がって、それぞれ閉領域B3
゜B4となる。いま、この閉領域B3.B4について網
版を作成して印刷するとき、第7図に示すようにこれら
の網版が少し右側にずれてしまった場合を考える。この
場合でも、この上から輪郭線13を黒色で重ねて印刷す
れば(第7図ではこの位置を破線で示す)、いわゆる印
刷抜けの部分が生じない。このような処理は、いわゆる
ダブり処理と呼ばれているものであり、黒色の輪郭線に
重複して印刷された他の色は、黒色の下に隠されてしま
うという性質を利用したものである。本実施例では、K
100%か与えられた画素からなる部分を輪郭線と判断
し、この輪郭線の幅を減少させる細線化処理を行うよう
にしている。この細線化処理の方法は、たとえば、特開
平1−81079号公報などに開示されている公知の技
術であるため、ここでは説明は省略する。
さて、網伏せ処理手段20には、細線化処理を行う前の
画像データ(第3図に相当)が保存されており、細線化
処理手段30には、細線化処理後の画像データ(第4図
に相当)が用意される。これらの画像データはいずれも
中解像度のものである。各出力手段40〜70は、これ
らの画像データに基づいて、網版またはマスク版をフィ
ルム上に出力する。以下、これを順に説明する。
まず、網版出力手段40は、Yの網版4Y、Mの網版4
M、Cの網版4C,にの網版4Kを出力する。上述の具
体例の場合、第4図に示す細線化処理後の画像データに
基づいて、第8図に示スヨうなYの網版4Yおよび第9
図に示すようなMの網版4Mがフィルム上に出力される
。この具体例の場合、Cの網版4CおよびKの網版4に
は不要であるが、実際の印刷物の場合は、4色それぞれ
についての網版が出力される。ここで、注意すべき点は
、細線化処理手段30に用意された画像データが中解像
度のものであるのに対し、網版は低解像度のものを用意
するという点である。このため、網版出力手段40は、
画素の間引き処理を行う。この実施例の場合、30本/
關の中解像度画像を15本/mllの低解像度画像に変
換するため、1つおきに画素を間引く処理を行えばよい
。なお、ここてKの網版4にとして出力される画像は、
Kのうち網点面積率が100%以外のものに限られる。
Kのうち網点面積率が100%のもの(K100%)は
、後述するように、輪郭線として網版出力手段60によ
って出力される。
一方、マスク版出力手段50は、Yのマスク版5Y、M
のマスク版5M、Cのマスク版5Cを出力する。このマ
スク版は、網版を正確に切り抜くために用いられるもの
であり、網点に関する情報は一切なく、単にその閉領域
の正確な境界を示すデータである。したがって情報とし
ては、各画素が閉領域の内側に属するか外側に属するか
の情報だけをもつ。上述の具体例の場合、第4図に示す
細線化処理後の画像データに基づいて、第10図に示す
ようなYのマスク版5Yおよび第11図に示すようなM
のマスク版5Mがフィルム上に出力される(図では、閉
領域の内側に属する画素については値“1゛かりえられ
、外側に属する画素については値″0”がりえられた例
を示す)。また、この具体例の場合、Cのマスク版5C
は不要であるか、実際の印刷物の場合は、必要に応して
Cのマスク版5Cも出力される。ここで、注意すべき点
は、細線化処理手段30に用意された画像ブタが中解像
度のものであるのに対し、マスク版は高解像度のものを
用意する必要があるという点である。このため、マスク
版出力手段50は、画素の補間処理を行う。この実施例
の場合、30本/關の中解像度画像を90本/ mmの
高解像度画像に変換するため、隣接する画素間に2画素
を補間する処理を行えばよい。この補間処理は、たとえ
ば、隣接する両画素のもつ濃度値の平均値を濃度値とし
た画素を補間すればよい。
網版出力手段60は、K100%の網版6K(K色の網
点面積子100%の部分の網版)を出力する機能を有す
る。画像のうちK100%の部分は、輪郭線を構成する
部分であるため、細線化処理を行う前の画像データに基
づいて、網版の出力を行う必要かある。上述の具体例の
場合、第3図に示す細線化処理前の画像データに基づい
て、第12図に示すようなKの網版6Kかフィルム↓。
に出力される。このときも、中解像度の画像ブタを低解
像度の画像データに間引いて網版か出力される。
また、マスク版出力手段70は、Kのマスク版7Kを出
力する機能を有する。すなわち、細線化処理を行う前の
画像データにおける輪郭線を構成するに100%の部分
について、マスク版の出力が行われる。上述の具体例の
場合、第3図に示す細線化処理前の画像データに基づい
て、第13図に示すようなKのマスク版7Kがフィルム
上に出力される。このときも、中解像度の画像データを
高解像度の画像データに補間してマスク版が出力される
こうして、各網版および各マスク版がフィルム出力され
ると、これらのフィルムに基づいて、刷版および印刷工
程が行われる。なお、本発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、種々の形態での適用かり能である。た
とえば、Y、 M、  Cについてのマスク版は、Y、
M、Cの各色が境界を接(7ない場合には作成する必要
はないため、マスク版出力丁段50は、本発明に不可欠
の要素ではない。また、Kの網版6Kを用いないで印刷
を行う場合には、網版出力手段60は設ける必要はない
。更に、上述の実施例では、中解像度と17で30本/
關なる解像度を用いた例を示したが、本発明は要するに
、網版の解像度とマスク版の解像度との中間の解像度で
線画画像を入力して画像処理を施すことができればよく
、用いる解像度の値は設計上、適宜変更しうるちのであ
る。
また、上述の実施例では、網版出力手段およびマスク版
出力手段は、出力スキャナによってフィルム上にそれぞ
れ物理的な網版およびマスク版を出力しているが、本願
における網版およびマスク版は必ずしもフィルム上に出
力された物理的な版だけを示すものではなく、コンピュ
ータのデータとして作成された概念的な網版データおよ
びマスク版データをも含むものである。最近では物理的
な網版およびマスク版を用いずに、コンピュータ上で網
版データとマスク版データを作成し、これらを合成した
データに基づいて出力スキャナから印刷版(マスク版デ
ータのもつ輪郭線によって網版データに切抜き処理を施
して得られる出力版)を出力する方法が一般的に行イつ
れている。本願発明はこのような方法にも適用しうるち
のである。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明に係る無地網用の印刷版作成装置
では、線画を中鼾像度でコンピュータに入力して画像デ
ータの処理を行い、一方ではこれを間引きして網版に適
した低解像度の画像を得て、他方ではこれを補間してマ
スク版に適した高解像度の画像を得るようにしたため、
マスク版と網版との両方を自動作成することができ、(
−2かも処理時間を比較的短くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る無地網用の印刷版作成
装置の基本構成を示すブロック図、第2図は第1図に示
す装置に用いる線画の一例を示す図、第3図は第2図に
示す線画に対して網伏せ処理を施した後の画像を示す図
、第4図は第3図に示す画像に細線化処理を施した後の
画像を示す図、第5図〜第7図は細線化処理のメリット
を説明する図、第8図は第1図に示す装置によって出力
されたYの網版の一例を示す図、第9図は第1図に示す
装置によって出力されたMの網版の一例を示す図、第1
0図は第1図に示す装置によって出力されたYのマスク
版の一例を示す図、第11図は第1図に示す装置によっ
て出力されたMのマスク版の一例を示す図、第12図は
第1図に示す装置によって出力されたKの網版の一例を
示す図、第13図は第1図に示す装置によって出力され
たKのマスク版の一例を示す図である。 11.12,13.14・・輪郭線、AI、 A2゜B
l、B2.B3.B4・・・閉領域。 特許出願人  大日本印刷株式会社 出願人代理人  弁理士 志 村  浩尭2図 莞3図 算6図 亮7図 笥8図 Yのマスク版 莞10図 KL7)eM版tK= IwX) 尭12図 莞9図 nのマスク月々 莞11図 とのマスウへ交 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)閉領域を形成する輪郭線を含む線画を画像データ
    として取り込み、この画像データに無地網の情報をもた
    せる網伏せ処理を行った後、網点に関する情報をもった
    網版のデータと、この網版より解像度が高く、輪郭線に
    関する情報をもったマスク版のデータと、を作成しこれ
    ら両データに基づいて印刷版を出力する無地網用の印刷
    版作成装置であって、前記網版に必要な第1の解像度と
    、前記マスク版に必要な第2の解像度と、の中間の解像
    度である第3の解像度でもって、前記線画を画像データ
    として入力する画像入力手段と、入力した画像データに
    、無地網の情報をもたせる網伏せ処理を行う網伏せ処理
    手段と、 網伏せ処理後の画像データから、輪郭線のデータを抽出
    し、補間処理を施すことにより、この抽出したデータを
    第3の解像度から第2の解像度に変換し、変換後のデー
    タに基づいて輪郭線に関するマスク版データを作成する
    マスク版作成手段と、網伏せ処理後の画像データについ
    て、輪郭線の幅を細くする細線化処理を行う細線化処理
    手段と、細線化処理後の画像データから、輪郭線以外の
    データを抽出し、間引き処理を施すことにより、この抽
    出したデータを第3の解像度から第1の解像度に変換し
    、変換後のデータに基づいて輪郭線以外に関する網版デ
    ータを作成する網版作成手段と、 前記マスク版データと前記網版データとを合成したデー
    タに基づいて印刷版を出力する印刷版出力手段と、 を備えることを特徴とする無地網用の印刷版作成装置。
  2. (2)閉領域を形成する輪郭線を含む線画を画像データ
    として取り込み、この画像データに無地網の情報をもた
    せる網伏せ処理を行った後、網点に関する情報をもった
    網版と、この網版より解像度が高く、輪郭線に関する情
    報をもったマスク版と、を出力する無地網用の印刷版作
    成装置であって、 前記網版に必要な第1の解像度と、前記マスク版に必要
    な第2の解像度と、の中間の解像度である第3の解像度
    でもって、前記線画を画像データとして入力する画像入
    力手段と、入力した画像データに、無地網の情報をもた
    せる網伏せ処理を行う網伏せ処理手段と、 網伏せ処理後の画像データから、輪郭線のデータを抽出
    し、補間処理を施すことにより、この抽出したデータを
    第3の解像度から第2の解像度に変換し、変換後のデー
    タに基づいて輪郭線に関するマスク版データを作成する
    マスク版作成手段と、網伏せ処理後の画像データについ
    て、輪郭線の幅を細くする細線化処理を行う細線化処理
    手段と、細線化処理後の画像データから、輪郭線以外の
    データを抽出し、間引き処理を施すことにより、この抽
    出したデータを第3の解像度から第1の解像度に変換し
    、変換後のデータに基づいて輪郭線以外に関する網版デ
    ータを作成する網版作成手段と、 を備えることを特徴とする無地網用の印刷版作成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109720079A (zh) * 2018-09-29 2019-05-07 杭州运城制版有限公司 一种均匀细线条电子雕刻处理工艺

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