JP2000184219A - カラー印刷システム及びカラープリンタ - Google Patents

カラー印刷システム及びカラープリンタ

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JP2000184219A
JP2000184219A JP10356617A JP35661798A JP2000184219A JP 2000184219 A JP2000184219 A JP 2000184219A JP 10356617 A JP10356617 A JP 10356617A JP 35661798 A JP35661798 A JP 35661798A JP 2000184219 A JP2000184219 A JP 2000184219A
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character
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Masatoshi Matsudaira
正年 松平
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字画像の品質を低下させずに処理時間を短
縮すること。 【解決手段】 色変換部14は、カラーマッチング処理
されたRGB表色系データをYUV表色系データに変換し、画
像処理部15に出力する。画像処理部15は、入力され
たYUV表色系データのうち、Yプレーンのみに基づいて
文字画像を抽出し、スムージング処理を行う。一般的
に、文字画像は無彩色であることが多く、データの殆ど
がYプレーンに現れるためである。これにより、文字画
像の品質を損なうことなく、速やかに文字画像を処理す
ることができ、全体の処理時間を短縮することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カラーレ
ーザプリンタやカラーインクジェットプリンタ等のカラ
ー印刷システム及びカラープリンタに関する。また、本
発明は、カラーイメージデータ中に含まれる文字画像を
抽出して処理する文字画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション、携帯情報端末等におけるカラーイメー
ジ処理では、モニタディスプレイ等にカラー画像を表示
させるために、光の三原色であるR(赤)、G(緑)、
B(青)の3成分を構成要素とするRGB表色系のラスタ
イメージを生成する。近年では、いわゆる「フルカラ
ー」画像が多く用いられているが、フルカラー画像の場
合は、画像を構成する各ピクセルのRGBのそれぞれに
8ビットを割り当てている。Rの階調だけを持つRプレ
ーン、Gの階調だけを持つGプレーン、Bの階調だけを
持つBプレーンの3枚のプレーンを重ねることにより、
フルカラー画像を構成することができる。RGBデータ
は、ビデオアダプタ等を介してモニタディスプレイに表
示される。一方、カラー画像を印刷する場合は、RGBデ
ータを色の三原色であるC(シアン)、M(マゼン
タ)、Y(黄)及びK(黒)からなるCMY表色系データ
に変換する。理論上、Kは必須ではないが、美しい黒色
を表現するために、プロセスカラーでは上記の4色を採
用する。本明細書では、特に明示しない限り、CMY及
びCMYKの両方を含めてCMY表色系と称する。RGB表色
系からCMY表色系への表色系変換(色空間変換とも言
う)を行うのは、モニタディスプレイとプリンタとにお
ける発色構造の相違による。
【0003】また、ディジタルカメラ、スキャナ装置、
モニタディスプレイで得たカラーイメージデータをプリ
ンタ出力する場合、選択する印刷解像度やスキャン解像
度等によって相違するが、画像を拡大して印刷すること
が多い。一般的に、モニタディスプレイの表示解像度よ
りも印刷解像度の方が高いためである。
【0004】従って、印刷時には、元のカラーイメージ
データ中に新たなピクセルを挿入すると共に、該ピクセ
ルの階調値を定める等の補間処理を行う。新たなピクセ
ルに関する各階調値を定める方法としては、例えば、ペ
ジェ曲線や二次スプライン関数等を用いる曲面補間(bi
-Cubic)、直線を用いる直線補間、最も近い定義済みピ
クセルに合わせる最近傍が知られている。一般的に、曲
面補間、直線補間、最近傍の順で精度よく階調値を定め
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、印刷時に拡大率等に応じた補間処理を行っている
が、カラーイメージデータ中に文字画像が含まれる場合
がある。例えば、ディジタルカメラやスキャナ装置等で
取り込んだ画像に表題やコメント等の文字を重ねた場
合、撮像した風景中に看板や表札等のような文字が部分
的に含まれている場合、下地に色や模様のついた書類等
の印刷物を撮像した場合等である。
【0006】文字画像と背景画像とが混合されたカラー
イメージデータの場合、画像全体について一律に補間処
理を行うと、文字の輪郭が不明瞭になったり、あるい
は、背景の微妙な変化・細部が失われたりする(ポスタ
リゼーション)等の不具合を生じる。ここで、文字は視
覚的意味記号であるから、くっきりと表現されるのが好
ましく、反対に、風景は忠実になめらかに表現されるの
が好ましいという性質を有する。
【0007】従って、風景に注目して補間処理を行う
と、微妙な変化や細部まで再現できる反面、文字の輪郭
がぼやけてしまい、視認性が低下する。逆に、文字に注
目して補間処理を行えば、文字の輪郭は明瞭になるが、
風景の微妙な変化や細部が失われる。また、文字画像の
場合は、補間処理だけを行うと、エッジに凸凹が発生す
るため(ジャギーの発生)、文字品質が低下するおそれ
がある。文字画像の品質と風景画像の忠実な再現とは、
一種のトレードオフの関係にある。
【0008】文字画像と背景画像とをそれぞれ別々のデ
ータとして扱い、それぞれの補間処理等が終了した後で
文字画像と背景画像とを重ね合わせ、一つのカラーイメ
ージを生成することもできる。しかし、この場合には、
文字画像と背景画像とを別々のデータとして扱うため、
処理が複雑化する。また、風景中の文字を撮像した場合
や地模様付きの用紙に印刷された書類を撮像した場合
は、文字画像と背景画像とを分離する必要がある。この
ため、従来技術では、全プレーンについて一律に文字抽
出を行っているが、全てのプレーンについて文字抽出処
理を行うため、全体の処理時間が増大し、使い勝手が低
いという問題がある。
【0009】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、文字画像の品質を高
めつつ全体の処理時間を短縮できるようにしたカラー印
刷システム及びカラープリンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、表色系の各成分について一律に文字画像の抽
出を行うのではなく、特定の表色系成分についてのみ文
字画像の抽出を行うようにしている。
【0011】即ち、請求項1に係る発明では、ホストコ
ンピュータと、該ホストコンピュータからのデータに基
づいて印刷を行うプリンタとを備えたカラー印刷システ
ムにおいて、文字画像と背景画像とが合成されてなるカ
ラーイメージデータの各表色系成分のうち輝度に最も関
与する所定の表色系成分に基づいて、前記文字画像を抽
出する画像処理手段を備えたことを特徴としている。
【0012】ここで、「文字画像」とは、例えば、英数
字、ひらがな、カタカナ、漢字、記号等の各種文字を表
す画像を意味し、「背景画像」とは、文字画像以外の画
像として定義できる。「文字画像と背景画像とが合成さ
れてなるカラーイメージデータ」とは、一つのカラーイ
メージデータ中に文字画像と背景画像とが混在している
場合を意味する。「表色系成分」とは、例えば、RGB表
色系におけるR,G,Bの各成分、YUV表色系における
Y,U,Vの各成分を意味する。
【0013】また、「輝度」とは、画像の明るさに関す
る程度を意味する。絵画中に描かれた文字のように、文
字画像が文字としてよりも装飾的効果の一部として使用
されているような場合を除き、一般的に、文字画像の品
質は、輝度によって大部分が支配され、色合いや鮮やか
さ等の要因が与える影響は少ない。そこで、画像処理手
段は、各表色系成分のうち、最も輝度に関与する所定の
表色系成分に基づいて文字抽出を行う。これにより、文
字画像の品質を高めつつ全体の処理時間を短縮すること
ができる。
【0014】ここで、隣接するピクセル間における所定
の表色系成分の差異が所定値を上回っている場合に、文
字画像のエッジであるとみなして検出することにより、
比較的簡素な処理で効率的に文字の輪郭を切り出すこと
ができる。
【0015】例えば、YUV表色系、YIQ表色系、YCbCr表
色系等のように、輝度成分(Y)と2種類の色成分から
なる所定の表色系を採用し、輝度成分に基づいて文字抽
出を行うのが好ましい。従って、所定の表色系に変換す
る色変換手段を更に設けるのがより好ましい。なお、輝
度成分及び2種類の色成分を有する表色系に限らず、RG
B表色系にも適用することができる。輝度成分Yは、RGB
データの各成分に所定の重み係数をそれぞれ乗算したも
のの総和として求められるが(例えば、Y=0.3R+0.6G
+0.1B)、輝度成分Yに最も関与するのは、最大の重み
係数が掛けられるG成分である。従って、G成分に基づ
いて文字抽出を行ってもよい。
【0016】また、画像処理手段は、最近傍処理によっ
てカラーイメージデータを補間することができる。最近
傍処理では、最も近いピクセルの階調値をそのまま採用
するため、処理が簡単となり、また、エッジが強調され
るため、文字画像の視認性を高めることができる。
【0017】さらに、画像処理手段は、抽出された文字
画像のスムージング処理を行うのがより好ましい。これ
により、ジャギーを防止し、文字画像の品質を高めるこ
とができる。
【0018】本発明は、カラープリンタとしても把握す
ることができるし、文字画像の処理方法としても把握す
ることができる。
【0019】本発明は、集積回路等のハードウエア回路
として実現することもできるし、プリンタドライバ又は
プリンタユーティリティ、プリンタの画像処理プログラ
ム等のようなコンピュータプログラムによっても実現で
きる。コンピュータプログラムは、例えば、ハードディ
スクやフロッピー(登録商標)ディスク、メモリ等の有
形的な記録媒体に固定することができ、該記録媒体から
コンピュータに提供させることが可能である。また、こ
れに限らず、例えば、ネットワーク上のサーバから所定
のプログラムをダウンロードする等のように、通信回線
等の無形的な媒体を用いることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8に基づき、本発
明の実施の形態をカラー印刷システムに適用した場合を
例に挙げて説明する。
【0021】1.第1の実施の形態 図1は、本実施の形態に係るカラー印刷システムの全体
構成を概略的に示すブロック図である。例えば、パーソ
ナルコンピュータ、ワークステーション、携帯情報端
末、ディジタルカメラ等として実現可能なホストコンピ
ュータ1は、アプリケーションプログラム2と、印刷デ
ータ生成部3と、インターフェース(以下「I/F」と
略記)部4とを備えている。例えば、画像処理ソフトウ
エア等のアプリケーションプログラム2から渡されたデ
ータに基づいて、印刷データ生成部3は、後述のプリン
タ11が解釈可能な形態の印刷データを生成する。具体
的には、例えば、グラフィックデバイスインターフェー
ス(GDI)がビットマップ生成エンジン(DIBエンジン)
等と協働することにより、RGB表色系のカラーイメージ
データが生成される。このRGB表色系データは、プリン
タ用に調整される前のデータであるため、図中では、
「RGBd」と表示している。また、ホストコンピュータ1
は、例えば、300dpi等の低解像度のデータを生成し、I
/F部4を介してプリンタ11に送信する。ホストコン
ピュータ1がディジタルカメラの場合は、CCD素子等か
らの出力信号に基づいてRGB表色系のカラーイメージデ
ータが生成され、プリンタ11に送信される。
【0022】カラー印刷可能なプリンタ11は、I/F
部12を介してホストコンピュータ1からの印刷データ
(RGBd(300dpi))を受信する。「色調整手段」として表
現可能な調整部13は、プリンタ11のカラー特性に基
づいて、印刷データのカラーマッチングを行う。カラー
マッチング後のデータを「RGBp」と示す。なお、調整部
13では、解像度に変化を与えない。
【0023】次に、「色変換手段」としての色変換部1
4は、カラーマッチング後のカラーイメージデータ「RG
Bp(300dpi)」を、YUV表色系のカラーイメージデータ「Y
UV(300dpi)」に変換する。ここで、Y成分は輝度成分、
U成分及びV成分は色差成分をそれぞれ示す。RGB表色
系からYUV表色系への色変換は、例えば、下記の変換式
に基づいて行うこともできるし、予め用意された色変換
テーブルを参照することによっても行うことができる。
色変換部14は、解像度を変えることなく、RGB表色系
データをYUV表色系データに変換する。
【0024】 Y=0.2990*R+0.5870*G+0.1140*B ・・・(式1) U=−0.1684*R−0.3316*G+0.5000*B・・・(式2) V=0.5000*R−0.4187*G−0.0813*B ・・・(式3) 「画像処理手段」としての画像処理部15は、入力され
たカラーイメージデータの解像度を印刷部19の解像度
(最大解像度、図中では600dpi)まで上げるものであ
り、また、カラーイメージデータ中の文字画像を抽出し
てスムージング処理等を行うものである。一般的に、文
字画像は、色成分が少なく、殆どが輝度成分から構成さ
れている。そこで、画像処理部15は、Yプレーンのみ
に基づいて文字画像の抽出及びスムージング処理を行
う。このため、Yプレーンの補間は、最近傍処理により
行われる。最近傍処理を用いることにより、エッジが強
調されて、文字の輪郭が明瞭になるためである。また、
最近傍処理は、他のアルゴリズムよりも高速に実行でき
るため、処理時間を短縮することができる。なお、他の
プレーンU,Vについては、最近傍処理を行っても良い
し、図1中に示すように直線補間処理等の他のアルゴリ
ズムを適用しても良い。
【0025】画像処理部15によって処理されたカラー
イメージデータ「YUV(600dpi)」は、変換部16によっ
てRGB表色系データ「RGB(600dpi)」に戻される。例え
ば、下記の変換式により、YUV表色系からRGB表色系への
色変換を行うことができる。
【0026】 R=Y+1.4020*V ・・・(式4) G=Y−0.3441*U−0.7139*V・・・(式5) B=Y+1.7718*U−0.0012*V・・・(式6) 「CMY変換手段」として表現可能なCMY変換部17は、高
解像度のRGB表色系データ「RGB(600dpi)」を、CMY表色
系データ「CMYK(600dpi)」に変換する。なお、ここで、
CMY表色系には、CMYの3色又はCMYKの4色のいずれも含
まれる。
【0027】次に、このCMY表色系データは、「2値化
手段」としての2値化回路部18により2値化される。
即ち、2値化回路部18は、例えば、ディザ処理や誤差
拡散法等の2値化アルゴリズムによって2値のカラーイ
メージデータに変換する。変換された2値カラーイメー
ジデータは、「印刷手段」としての印刷部19に送られ
て印刷される。
【0028】次に、図2は、YUV表色系の各成分と文字
画像等との関係を模式的に示す説明図である。図2の下
側に示すように、元のカラーイメージデータは、風景等
の背景画像と「ABCD」等の文字画像とが一つのデー
タとして合成されている。このカラーイメージデータの
表色系をYUV表色系に変換すると、各ピクセルのデータ
がY,U,Vの各プレーンに現れる。背景画像は有彩色
の場合が多いため、輝度を示すYプレーン以外に、U,
Vの各プレーンにもデータが出現する。一方、文字画像
は無彩色の場合が多いため、殆どのデータはYプレーン
に出現する。従って、Yプレーンのみに基づいて文字画
像を抽出できることが理解される。
【0029】次に、図3は、画像処理部15による補間
処理の概略を模式的に示す説明図である。ここで、図中
の黒丸は定義されたピクセルを示し、白丸は新たに生成
されるピクセルを示す。解像度を上げる場合、元のカラ
ーイメージデータ中に含まれる定義済みのピクセルの間
に、新たなピクセルを挿入しなければならない。新たな
ピクセルを挿入する場合、その挿入位置及び階調値を定
める必要がある。
【0030】ここで、新たなピクセルの階調値を定める
手法としては、例えば、最近傍、直線補間、曲面補間が
知られている。最近傍アルゴリズムでは、新たなピクセ
ルに最も近い適宜済みのピクセルと同一の階調値を採用
する。上述の通り、短時間で文字画像を抽出するため
に、Yプレーンのデータは、最近傍アルゴリズムにより
処理される。直線補間アルゴリズムでは、定義済みのピ
クセル間を結ぶ直線によって新たなピクセルの階調値を
定める。U,Vの各プレーンは、直線補間アルゴリズム
によって処理することができる。なお、U,Vの各プレ
ーンを曲面補間アルゴリズムによって処理してもよい。
曲面補間アルゴリズムでは、定義済みのピクセル間をペ
ジェ曲線や2次スプライン関数等によって結ぶことによ
り新たなピクセルの階調値を定める。つまり、文字画像
の抽出のため、Yプレーンは最近傍で処理するのが好ま
しいが、U,Vの各プレーンは最近傍に限らず、直線補
間や曲面補間等の他のアルゴリズムで処理してもよい。
各プレーンに同一の補間処理アルゴリズムを適用する必
要はない。
【0031】図4は、画像処理部15による文字画像の
抽出処理の一例を示すフローチャートである。以下、ス
テップを「S」と略記する。
【0032】二点鎖線の枠内に示すように、画像処理部
15は、カラーイメージデータを左上の原点から右下の
終点に向けて一行ずつ検査していく。水平方向(x方
向)をi、垂直方向(y方向)をjとする。斜線で示す
四角は、文字画像を構成するピクセルである。
【0033】まず、S1では、エッジがあるか否かを示
すためのエッジフラグEDGを0にセットする。次に、
i,jのポインタを共に0にセットする(S2,S
3)。次に、エッジフラグEDGが0であるか否か、つま
り、検査中のピクセルの左側にエッジが存在するか否か
を判定する(S4)。今は、原点(i=0,j=0)の
ピクセルを検査しており、EDG=0に初期化されている
から、S4では「NO」と判定されて、S5に移る。
【0034】S5では、左側にエッジの存在しないピク
セルを背景画像の一部であると判定し、文字画像の一部
であることを示す文字フラグCに0をセットする。ここ
で、C(i,j)とは、位置(i,j)おけるピクセル
が文字画像の一部であるか否かを示すものである。Cの
値が1であれば文字画像の一部であり、Cの値が0であ
れば背景画像の一部であるとされる。
【0035】次に、検査中のピクセルと右隣にあるピク
セルとの間におけるY値の差異が所定値(例えば20
0)を上回っているか否かを判定する(S6)。Y値の
差異が所定値を越えている場合は(S6:YES)、右隣のピ
クセルとの間でエッジが存在する場合であるから、エッ
ジフラグEDGに1をセットする(S7)。ここでは、原
点のピクセルと該ピクセルの右に隣接するピクセル(i
=1,j=0)との間でY値の差異が大きいため、エッ
ジフラグEDGが1にセットされる。隣接するピクセル間
でY値の差異が所定値以下の場合は(S6:NO)、S7を
スキップする。
【0036】次に、iの値に1を加え(S11)、iの
値がカラーイメージデータのx方向の最大値xsizeに達
したか否かを判定する(S12)。一行分の検査を終了
するまでS12では「YES」と判定されてS4に戻
る。
【0037】S4では、次のピクセル(i=1,j=
0)について、エッジフラグEDGの内容を調べる。前記
S7でEDG=1にセットされため、S4では「NO」と
判定され、文字画像の一部であるとして文字フラグCに
1がセットされる(S8)。次に、検査に係るピクセル
と右隣のピクセルとが連続しているか否か、つまり、フ
ラットな面であるか否かを判定する(S9)。
【0038】具体的には、例えば、検査に係るピクセル
と右隣のピクセルとの間におけるY値の差異が実質的に
0であるか否かを判定する。両者のY値の差が実質的に
0の場合は(S9:YES)、文字画像の一部である。隣接す
るピクセル間におけるY値の差異が実質的に0ではない
場合は(S9:NO)、文字画像の部分が終了し、右隣に背
景画像が隣接している場合、即ち、ピクセルの右側にエ
ッジが発見された場合であるため、エッジフラグEDGに
0をセットする(S10)。そして、iの値を1だけ増
加させる(S11)。一行分のピクセルを全て検査する
まで、S4に戻る(S12)。
【0039】このようにして、一行分のピクセルを検査
すると、S12では「NO」と判定されてS13に移
る。S13では、文字フラグCを初期化すると共に、j
の値を1だけ増加させて次行に移る。jの値がカラーイ
メージデータのy方向の最大値ysizeに達するまで(S
14)、S3に戻り、次行の各ピクセルについて、上述
した通り、隣接するピクセル間のY値の差異を調べて文
字画像であるか否かを判定していく。このようにして全
てのピクセルを検査すると、文字画像が抽出され、S1
4では「NO」と判定されて処理が終了する。
【0040】次に、図5は、画像処理部15によるスム
ージング処理の概略を示す説明図である。スムージング
処理は、所定の大きさのブロックが所定のパターンに適
合するか否かを判定するパターン検出処理と、パターン
毎に注目点を拡大して階調値を定める拡大処理とに大別
される。
【0041】図5(1)はパターン検出処理を示す。太
枠で示す注目点のピクセルを処理するに際し、注目点の
ピクセルと注目点のピクセルを取り囲む8近傍のピクセ
ルとの合計9個のピクセルからなるブロックについて、
文字フラグCの値のパターンを検出する。図中の斜線で
示す四角は、文字フラグCの値が1にセットされている
ピクセルを示し、白抜きの四角は文字フラグCの値が0
にセットされているピクセルを示す。なお、注目点のピ
クセルの座標を(i,j)とする。
【0042】所定のパターンとしては、図5(a),
(b)に示す2種類を挙げることができる。以下、図5
(a)に示すパターンをパターンa、図5(b)に示す
パターンをパターンbと言う。各パターンa,bは、そ
れぞれ上下左右が反転しても構わない。従って、パター
ンaは、パターンa1〜a4の4種類から構成され、パ
ターンbは、パターンb1〜b4の4種類から構成され
る。
【0043】パターンa,bのいずれかに該当する場合
は、図5(2)に示すように、各パターン毎に注目点の
拡大処理を行う。パターンaの場合は、注目点のピクセ
ルを4×4のピクセルに拡大する。そして、4×4に拡
大された合計4個のピクセルのうち、文字フラグCが1
にセットされたピクセル(i-1,j)と(i,j+1)との双方
に接触するピクセルのY値を、左隣のピクセルのY値
(i-1,j)に設定し、他の3個のピクセルのY値を注目
点のピクセルのY値(i,j)に設定する。
【0044】一方、パターンbの場合は、4×4の各ピ
クセルのうち、文字フラグCの値が1にセットされてい
る2個のピクセル(i-1,j),(i-1,j-1)が並んでいる
側に隣接する2個のピクセルのY値を左隣のピクセルの
Y値(i-1,j)に設定し、他の2個のピクセルのY値を
注目点のピクセルのY値(i,j)に設定する。なお、パ
ターンa,bのいずれにも該当しない場合は、注目点の
ピクセルを4×4に拡大し、拡大された各ピクセルのY
値に注目点のピクセルのY値(i,j)をそれぞれ設定す
る。つまり、注目点のピクセルを単純に拡大するだけに
なる。
【0045】このように構成される本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。
【0046】第1に、文字画像と背景画像とが合成され
たカラーイメージデータから輝度成分Yのみに基づいて
文字画像を切り出すため、文字画像の品質を損なうこと
なく全体の処理時間を大幅に短縮することができる。
【0047】第2に、隣接するピクセル間のY値の差異
を検査することにより文字画像を切り出すため、比較的
簡素なアルゴリズムで文字画像を抽出できる。
【0048】第3に、Yプレーンのデータを最近傍処理
によって補間するため、文字画像のエッジが鈍るのを防
止できると共に、処理時間を短縮できる。
【0049】第4に、抽出した文字画像をスムージング
処理するため、ジャギーを解消して品質を高めることが
できる。
【0050】2.第2の実施の形態 図6は、本発明の第2の実施の形態に係るカラー印刷シ
ステムのブロック図である。なお、以下の各実施の形態
では、上述した構成要素と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。本発明の特徴
は、ホストコンピュータ側でデータ処理の殆どを実行す
る点にある。
【0051】本ホストコンピュータ21は、アプリケー
ションプログラム2,印刷データ生成部3及びI/F部
4に加えて、調整部13,色変換部14,画像処理部1
5,2値化回路部18等を備えている。即ち、本ホスト
コンピュータ21は、RGB表色系データをYUV表色系デー
タに変換して文字画像の抽出及びスムージング処理を行
い、さらにCMY表色系データに変換して2値化まで行っ
ている。従って、プリンタ31は、I/F部12を介し
て受信した2値のカラーイメージデータをそのまま印刷
することができる。このように、ホストコンピュータ2
1の処理能力やメモリ資源等に余裕がある場合には、2
値化まで行うこともできる。
【0052】3.第3の実施の形態 図7は、本発明の第3の実施の形態に係るカラー印刷シ
ステムのブロック図である。本発明の特徴は、RGB表色
系において、輝度に最も関与するG成分のみに基づいて
文字画像の抽出及びスムージング処理を行う点にある。
【0053】本プリンタ41は、第1の実施の形態で述
べたプリンタ11と同様に、I/F部12,調整部1
3,画像処理部42,CMY変換部17,2値化回路部1
8及び印刷部19を備えているが、色変換部14等を備
えていない。即ち、本プリンタ41の画像処理部42
は、RGB表色系データのままで文字画像の抽出及びスム
ージング処理等を行う。
【0054】前記式1に示すように、輝度成分Yの算出
に際しては、G成分(約60%)、R成分(約30
%)、B成分(約10%)の順番で関与している。従っ
て、無彩色の文字画像は、G成分のみについて抽出する
ことが可能である。そこで、画像処理部42は、Gプレ
ーンのデータのみに基づいて文字画像を抽出し、スムー
ジング処理を行うようになっている。
【0055】なお、当業者であれば、前記各実施の形態
に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変
更、組合せ等が可能である。
【0056】例えば、輝度成分及び2種類の色成分から
なる表色系としては、YUV表色系に限らず、YIQ表色系や
YCrCb表色系でもよい。例えば、YIQ表色系は、各変換式
によって算出することができる。
【0057】 Y=0.299*R+0.587*G+0.114*B・・・(式7) I=0.596*R−0.274*G+0.322*B・・・(式8) Q=0.212*R−0.523*G−0.311*B・・・(式9) また、YCrCb表色系は、ITU勧告に従うならば、下記変換
式によって求めることができる。
【0058】 Y=0.2125*R+0.7154*G+0.0721*B・・・(式10) Cb=(B−Y)/(2−2*0.0721) ・・・(式11) Cr=(R−Y)/(2−2*0.2125) ・・・(式12) さらに、YUV表色系データに変換する際に、輝度成分Y
の解像度を印刷解像度と等しくし、色差成分(色成分)
U,Vの解像度を輝度成分Yの解像度の1/2,1/
3,1/4等のように低くしてもよい。これにより、デ
ータ量を圧縮することができ、データ送信時間を短縮す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るカラー
印刷システム及びカラープリンタによれば、輝度に最も
関与する表色系成分に基づいて文字画像の抽出やスムー
ジング処理を行うため、文字画像の品質を維持しつつ全
体の処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカラー印刷シ
ステムのブロック図である。
【図2】原画像データとYUV表色系の各プレーンとの関
係を示す説明図である。
【図3】各プレーンに適用される画像処理アルゴリズム
を示す説明図である。
【図4】文字画像の抽出処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】スムージング処理を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るカラー印刷シ
ステムのブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に用いられる画像処
理モードの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 3 印刷データ生成部 11 プリンタ 13 調整部 14 色変換部 15 画像処理部 17 CMY変換部 18 2値化回路部 19 印刷部 21 ホストコンピュータ 31 プリンタ 41 プリンタ 42 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AA26 AA27 AC07 BA01 DA03 DA11 EA07 5B057 AA11 CA01 CA12 CA16 CB01 CB16 CB18 CC02 CD14 CE12 CE17 CE18 DA08 DA17 DB02 DB06 DB08 DC16 DC25 DC36 5C077 MP05 MP06 MP07 MP08 PP02 PP03 PP09 PP27 PP31 PP32 PP33 PP34 PP35 PP47 PP51 PQ12 PQ22 TT02 TT03 TT05 5C079 HA02 HB01 KA08 KA12 LA02 LA06 LA10 LA28 LB02 LB15 MA02 MA11 NA04 NA11 PA03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、該ホストコンピ
    ュータからのデータに基づいて印刷を行うプリンタとを
    備えたカラー印刷システムにおいて、 文字画像と背景画像とが合成されてなるカラーイメージ
    データの各表色系成分のうち輝度に最も関与する所定の
    表色系成分に基づいて、前記文字画像を抽出する画像処
    理手段を備えたことを特徴とするカラー印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、隣接するピクセル
    間における前記所定の表色系成分の差異が所定値を上回
    っているか否かを判定し、前記所定値を上回っている場
    合には、前記文字画像のエッジを検出する請求項1に記
    載のカラー印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記カラーイメージデータの表色系を輝
    度成分及び2種類の色成分からなる所定の表色系に変換
    する色変換手段を更に設け、 前記画像処理手段は、前記輝度成分に基づいて、前記文
    字画像を抽出する請求項1に記載のカラー印刷システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、隣接するピクセル
    間における前記輝度成分の差異が所定値を上回っている
    か否かを判定し、前記所定値を上回っている場合には、
    前記文字画像のエッジを検出する請求項3に記載のカラ
    ー印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、更に、前記カラー
    イメージデータを最近傍処理によって補間する請求項1
    〜請求項4のいずれかに記載のカラー印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、更に、抽出された
    文字画像のスムージング処理を行う請求項1〜請求項5
    のいずれかに記載のカラー印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記所定の表色系は、YUV表色系、YIQ表
    色系、YCbCr表色系のいずれかである請求項3〜請求項
    6のいずれかに記載のカラー印刷システム。
  8. 【請求項8】 ホストコンピュータからのデータに基づ
    いて印刷を行うカラープリンタにおいて、 文字画像と背景画像とが合成されてなるカラーイメージ
    データを受信する受信手段と、 前記受信されたカラーイメージデータの各表色系成分の
    うち輝度に最も関与する所定の表色系成分に基づいて、
    前記文字画像を抽出する画像処理手段と、 前記画像処理手段により処理されたカラーイメージデー
    タに基づいて2値カラーイメージデータを生成する2値
    化手段と、 前記2値カラーイメージデータに基づいて印刷を行う印
    刷手段と、を備えたことを特徴とするカラープリンタ。
  9. 【請求項9】 前記カラーイメージデータの表色系を輝
    度成分及び2種類の色成分からなる所定の表色系に変換
    する色変換手段を更に設け、 前記画像処理手段は、前記輝度成分に基づいて、前記文
    字画像を抽出する請求項8に記載のカラープリンタ。
  10. 【請求項10】 前記画像処理手段は、隣接するピクセ
    ル間の前記輝度成分の差異が所定値を上回っているか否
    かを判定し、前記所定値を上回っている場合には、前記
    文字画像のエッジを検出する請求項9に記載のカラープ
    リンタ。
  11. 【請求項11】 前記画像処理手段は、更に、前記カラ
    ーイメージデータを最近傍処理によって補間する請求項
    10に記載のカラープリンタ。
  12. 【請求項12】 前記画像処理手段は、更に、抽出され
    た文字画像のスムージング処理を行う請求項11に記載
    のカラープリンタ。
  13. 【請求項13】 前記所定の表色系は、YUV表色系、YIQ
    表色系、YCbCr表色系のいずれかである請求項9〜請求
    項12のいずれかに記載のカラープリンタ。
  14. 【請求項14】 カラーイメージデータに含まれる文字
    画像を抽出してスムージング処理を行う文字画像処理方
    法において、 文字画像と背景画像とが合成されてなるカラーイメージ
    データの表色系を、輝度成分及び2種類の色成分からな
    る所定の表色系に変換し、 隣接するピクセル間における前記輝度成分の差異が所定
    値を上回っているか否かを前記カラーイメージデータの
    全体について検査し、 前記輝度成分の差異が所定値を上回っている場合には、
    前記文字画像のエッジであると判定して、前記カラーイ
    メージデータから前記文字画像を抽出し、 前記抽出された文字画像をスムージング処理することを
    特徴とする文字画像処理方法。
  15. 【請求項15】 カラーイメージデータを処理するため
    のプログラムを記録した記録媒体において、 文字画像と背景画像とが合成されてなるカラーイメージ
    データの表色系を、輝度成分及び2種類の色成分からな
    る所定の表色系に変換する機能と、 隣接するピクセル間における前記輝度成分の差異が所定
    値を上回っているか否かを前記カラーイメージデータの
    全体について検査する機能と、 前記輝度成分の差異が所定値を上回っている場合には、
    前記文字画像のエッジであると判定して、前記カラーイ
    メージデータから前記文字画像を抽出する機能と、 前記抽出された文字画像をスムージング処理する機能と
    を、 コンピュータ上に実現させるためのプログラムを前記コ
    ンピュータが読み取り及び理解可能な形態で記録したこ
    とを特徴とする記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7286262B2 (en) 2001-12-25 2007-10-23 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and method, and computer product
JP2008131111A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Sharp Corp カラー画像形成装置及びカラー画像処理装置
JP2010074540A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Canon Inc 画像処理装置

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