JPH0490324A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH0490324A
JPH0490324A JP20634090A JP20634090A JPH0490324A JP H0490324 A JPH0490324 A JP H0490324A JP 20634090 A JP20634090 A JP 20634090A JP 20634090 A JP20634090 A JP 20634090A JP H0490324 A JPH0490324 A JP H0490324A
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feed screw
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Koichi Sakai
康一 酒井
Toshio Ban
伴 俊雄
Masao Matsuura
雅郎 松浦
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Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原料落下を自動化した射出成形機の改良に関
するものである。
(従来の技術) 射出成形機には原料を自然落下させるタイプとフィード
スクリュによって原料を落下させるタイプとかある。前
者はいわゆる直利はタイプのホッパ(または直付はホッ
パ)とよばれるものて、原料をメインスクリュの動作に
応してホッパから原料落下口に落下させる。これに対し
て後者はフィードスクリュを駆動することによって、所
望量の原料をホッパから原料落下口に落下させるものて
、フィードスクリュの動作を制御することによって原料
落下の自動化か図られている。上記直付はタイプのホッ
パを設けた射出成形機の場合にはホッパから原料落下口
にかけて多大な原料か充満していることから、この原料
は可塑化時における脱気を阻害し易い。また、この種の
射出成形機にホッパロータおよびホッパドライヤか設け
られている場合、これらの装置の作動中にホッパ内に循
環風か発生することから、循環風の圧力によってさらに
可塑化時における上記脱気の円滑化か妨げられる。この
ようにL記直付はタイプのホッパを設けた射出成形機に
あっては、可塑化時における上記脱気の円滑化は困難で
ある。
(発明か解決しようとする課題) 他方フィードスクリュによって原料を落下させるタイプ
の射出成形機は上記直付はタイプのホッパを設けた場合
と比較して脱気は行い易いものの、適切な原料落下量い
いかえればフィードスクリュの回転数を把握するには熟
練を要する。たとえばフィードスクリュの回転数か適正
値より少ない場合には原料落下量か規定より少なくなり
、サーシンク現象か発生して原料焼けを招く。他方フィ
ードスクリュの回転数か適正値より多い場合には、原料
落下量は規定より多くなることから、脱気不良を発生さ
せ易い。これにより均質な可塑化樹脂を得ることが困難
になり成形不良品か発生する。
そこて本発明は原料の種別に応じてフィードスクリュを
制御することにより適切な量の原料を落下させる射出成
形機の提供を目的としたのである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために第1図に示すように
、少なくともフィードスクリュ3の単位回転当りの原料
落下量Qf、フィードスクリュ3の回転数Nf、メイン
スクリュ2の回転数Nmおよびメインスクリュ2の単位
回転当りの原料送り量Qmを制御データとして設定する
ための設定器6と、設定器6によって設定された各制御
データに基いてメインスクリュ2の回転数Nmに対応し
たフィードスクリュ3の回転数Nfを演算する回転数演
算回路7と、回転数演算回路7によって演算されたフィ
ードスクリュ3の回転数Nfに基いてフィードスクリュ
3を回転制御するスクリュ制御回路8とを設けた構成と
している。
また各ショットにおける計量時間をサンプリングするサ
ンプリング回路13と、サンプリング回路13にサンプ
リングされた計量時間Asの平均値λを演算する平均演
算回路19と、平均演算回路19によって演算された平
均値Xおよび新たにサンプリングされた計量時間Bsを
比較演算する比較演算回路14とを設け、スクリュ制御
回路8は比較演算回路14によって演算された比較演算
値および回転数演算回路7によって演算されたフィード
スクリュ3の回転数Nfに基いてフィードスクリュ3を
回転制御する構成を備えている。
さらにまたフィードスクリュ3による原料落下量かスク
リュ制御回路8によって直付はホッパを設けた場合の原
料落丁量のおよそ9割に定められた構成を備えている。
(作 用) 本発明は上記のように構成したので、回転数演算回路7
は設定器6によって設定された各制御データに基いて、
メインスクリュ2の回転数Nmに対応したフィードスク
リュ3の回転数Nfを演算する。そしてスクリュ制御回
路8は回転数演算回路7によって演算されたフィードス
クリュ3の回転数Nfに基いて、フィードスクリュ3を
回転制御する。
また平均演算回路19はサンプリング回路13によって
サンプリングされた計量時間Asの平均値λを各ショッ
ト毎に演算し、比較演算回路14は、サンプリング回路
13か新たにサンプリングした計量時間Bsおよび計量
時間の平均値λを比較演算する。そして回転数演算回路
7およびスクリュ制御回路8は比較演算回路14により
演算された比較演算値に基いてフィードスクリュ3を回
転制御する。
さらにフィードスクリュ3はスクリュ制御回路8によっ
て、直付はホッパを設けた場合の原料落下量のおよそ9
割の原料を落下させることかてきる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。第1図において、1は本発明の射出成形機を示して
おり、射出成形機1にはメインスクリュ2およびフィー
ドスクリュ3か設けられ、この射出成形機lは成形品の
原料をフィードスクリュ3の起動によりメインスクリュ
2に供給するタイプのものである。メインスクリュ2お
よびフィードスクリュ3には回転数検出器4,5か接続
されており、回転数検出器4はメインスクリュ2の回転
数Nmを検出するためのものであり、回転数検出器5は
フィードスクリュ3の回転数Nfを検出するためのもの
である。
6は設定器を示しており、設定器6はキーボードから構
成され、7て示した回転数演算回路7に接続されている
。設定器6は成形品に対応して射出成形機lを自動制御
するために、フィートスフ刀ユ3の単位回転当りの原料
落下量Qf、フィードスクリュ3の回転数Nf、メイン
スクリュ2の回転数Nmおよびメインスクリュ2の単位
回転当りの原料送り量Qmからなる制御データなどを設
定するものである。設定器6にはそのほかに背圧、充填
速度および保持圧力に係る制御データなどを設定するこ
とかてき、制御データは後述する設定メニュー(第2図
参照)に基いて設定され、設定された各種の制御データ
は回転数演算回路7に入力される。
回転数演算回路7は設定器6によって設定された上記各
制御データに適宜演算処理を施して、メインスクリュ2
の回転数Nmに対応したフィードスクリュ3の回転数N
fを演算するためのものである。ここていうフィードス
クリュ3の回転数Nfとは、計量の終了から射出の開始
までに原料落下を完了させるためのフィードスクリュ3
の回転数Nf (rpm)であり、すなわち、 Nf= (QmxNm/Qf)Xk・*+■ k:定数
の式■で表わされる。なお定数には原料のかさばりを示
したいわゆるバルクファクタで、原料の形状および材質
に依存する。本実施例において回転数演算回路7は、計
量時間内に落下される原料の量を上記直付はタイプのホ
ッパを有する射出成形機lを基準、すなわち100%と
してフィードスクリュ3の回転数Nfを演算する。
回転数演算回路7は図示を省略したCPUを主構成とし
、回転数演算回路7にはスクリュ制御回路8およびメモ
リ9か接続されている。
メモリ9にはROMとRAMとか設けられ、ROMには
射出成形機lを自動制御するための制御プログラム(第
3図参照)と、この制御ブロクラムを実行するための各
種データおよび上記各制御データを設定するための上記
設定メニューとが格納されている。上記制御プログラム
には上記式■に示したフィードスクリュ3の回転数Nf
を演算するための手順か含まれる。
他方メモリ9のRAMは上述した制御プログラムの実行
に係る演算のために一時的に使用される。なおフィード
スクリュ3の動作時間は回転数演算回路7に設けられた
タイマ(図示省略)によって計測される。このタイマは
計量の終了(サックバック設定時にはサックバックな含
む)と同時にスタートされ、タイムア、ノブ時にはその
旨か表わされた信号を発生させ、この信号をスクリュ制
御回路8に入力する。
スクリュ制御回路8は主にメインスクリュ2およびフィ
ードスクリュ3を駆動するためのもので、回転数検出器
4,5、電動モータ10射出シリンダ11.オイルモー
タ12、サンプリング回路13および比較演算回路14
か接続されている。スクリュ制御回路8は回転数演算回
路7によって演算されたフィードスクリュ3の回転数N
fに基いて、フィードスクリュ3を駆動することにより
原料をメインスクリュ2に向けて落下させる。またスク
リュ制御回路8にはタイマ機能か備えられており、とく
に成形時における計量時間はサンプリンク回路13に入
力される。
スクリュ制御回路8は本実施例において、フィードスク
リュ3を駆動するためのフィードスクリュアンプ(図示
省略)に電圧制御信号を入力し、このフィードスクリュ
アンプかフィードスクリュ3に印加する電圧を制御して
いる。
すなわち上記フィードスクリュアンプかフィードスクリ
ュ3に印加する電圧を上昇させることに伴なって、フィ
ードスクリュ3の回転数Nfは増大する一方、同印加電
圧の下降させることに伴なってフィードスクリュ3の回
転数Nfは減少するのである。
またスクリュ制御回路8は比較演算回路14の演算結果
に基いてフィードスクリュ3の回転数Nfと、フィード
スクリュ3に印加する電圧とを適宜演算し、かつ、所定
の電圧制御信号を上記フィードスクリュアンプに入力す
ることによって、計量時間内いいかえれば可塑化タイム
内に次回ショットのための原料をフィードスクリュ3の
駆動により落下させる。
電動モータ10はスプロケット15.15およびチェー
ン16を介してフィードスクリュ3に連結されており、
スクリュ制御回路8から入力される制御信号に応じて駆
動速度を任意に調整することかできる。フィードスクリ
ュ3か電動モータ10によって駆動されることにより、
原料はホッパ17から原料落下口18を経てメインスク
リュ2のフィートゾーンfに誘導される。
なお本実施例では原料落下口18の内壁てフィードスク
リュ3の直下に図示を省略したオーバーフロースイッチ
か設けられ、このオーバーフロースイッチはスクリュ制
御回路8に接続されている。上記オーバーフロースイッ
チは上記直付はタイプのホッパを有する射出成形機lの
原料落下量を基準として位置決めされ、本実施例では原
料落下口18のフィードスクリュ3の直下に配置されて
いる。このため所定量の原料が原料落下口18のフィー
ドスクリュ3直下まで堆積したとき、このオーバーフロ
ースイッチは開かれている状態にある接点を閉しること
によって、その旨を表わす信号をスクリュ制御回路8に
入力する。
これに対して閉した状態にあるオーバーフロースイッチ
の接点は、可塑化の進行に基いて開かれることにより、
その旨を表わす信号かスクリュ制御回路8に入力される
。さらに上記オーバーフロースイッチは取り付は位置を
変更することにより、スクリュ制御回路8に入力される
原料の堆積量を表わす信号の入力タイミングを任意に変
更てきるものとする。
射出シリンダ11およびオイルモータ12はスクリュ制
御回路8から入力される制御信号に基いて、メインスク
リュ2を駆動するものである。
射出シリンダ11はメインスクリュ2の前後進を制御す
る一方、オイルモータ12はメインスクリュ2の回転速
度を制御し、駆動速度または駆動量は任意に調整てきる
サンプリンク回路13はスクリュ制御回路8から入力さ
れた計量時間を成形作業の各ショット毎にサンプリンク
するためのものである。サンプリンク回路13によって
サンプリングされた計量時間Asは一旦、図示を省略し
たサンプリング回路13の内蔵メモリに格納されたのち
、第1図の19で示した平均演算回路(後述)と比較演
算回路14とに、その旨か表わされた信号として入力さ
れる。また平均演算回路19は、サンプリング済の計量
時間Asかサンプリング回路13から入力される度に、
計量時間Asの平均傭人を演算して演算された平均傭人
を比較演算回路14に入力する。
さらにまた平均演算回路19は上記演算を実行するため
に内蔵メモリ(図示省略)を備えている。なS本実施例
では後述するS2に示すように、フィードスクリュ3を
最大回転数で駆動させたときに、原料が原料落下口18
に落下してからオーハーフロウするまでに要する時間(
以下、単にオーバーフロラ時間という)を初期値として
サンプリングする。これによりサンプリング回路13は
制御プログラムの実行初期段階において、本実施例の射
出成形機lでもっとも短いオーバーフロラ時間をサンプ
リングすることになる(いわゆるサンプリンクホールド
・・・後述する第3図slO参照)。
比較演算回路14は平均演算回路19によって演算され
た平均値λおよび新たにサンプリングされた計量時間B
sを各ショット毎に比較演算し、演算結果か表わされた
信号をスクリュ制御回路8に入力するためのものである
。本実施例において比較演算回路14は比較演算値とし
て、平均値λとサンプリング済の計量時間Asとの商を
演算し、この比較演算回路/ A sか0.90以上、
かつ、0.92以下であるか否か、すなわち比較演算回
路14は比較演算値λ/ A sか 0.90≦λ/ A s≦0.92−・・■で表わされ
た式■の範囲にあるか否かを判定するのである。
これによりフィードスクリュ3による原料落下量がスク
リュ制御回路8にり、直付はホッパを有する射出成形機
lを基準としておよそ9割に定められることになる。そ
して比較演算回路14は比較演算値X / A sか上
記式■の範囲にあるか否かの判定をした信号をスクリュ
制御回路8に入力する。これによりスクリュ制御回路8
はフィードスクリュ3を回転制御するので、上記直付は
タイプのホッパを有する射出成形機lを基準として9割
程度の量の原料が落下される。
とくに比較演算値X / A sか上記式■の範囲から
外れていると判定された場合、比較演算回路14はその
旨か表わされた信号をスクリュ制御回路8に入力すると
同時に、比較演算値T−/ A sが0.90未満であ
ることが表わされた信号または0.92より大きいこと
か表わされた信号のいずれかをスクリュ制御回路8に入
力する。そしてスクリュ制御回路8は式■に基いて比較
演算回路14により演算された比較演算値X / A 
sと、回転数演算回路7によって演算されたフィードス
クリュ3の回転数Nfとに基いてフィードスクリュ3を
回転制御する。
また比較演算回路14は上記演算を実行するために内蔵
メモリ(図示省略)を備えている。
なお上述した式■は、フィードスクリュ3を有する形式
の射出成形5li1の最適な原料落下量を直付はホッパ
を設けた形式のものの最適な原料落下量に基いて算出す
るためのものて、上記式■は実測値に基いている。
第1図て、20はフィートシリンタ、21はフランジ、
20はブロア、22は加熱筒、23はブロア、さらに2
4はノズルをそれぞれ示している。また第1図に示した
メインスクリュ2において、Cはメインスクリュ2のコ
ンプレッションゾーン、mはメインスクリュ2のメータ
リングゾーンを表わしている。
25は表示器で、表示器25は回転数演算回路7に接続
されたCRTデイスプレィから構成されており、上述し
た設定メニューを表示するためのものである。表示器2
5によって表示される上記設定メニューは、第2図に示
したように、可塑化樹脂の計量制御に係るものである。
また射出成形機1の射出制御に係る設定メニューは説明
を省略する。表示器25は主に設定器6によって設定さ
れた各制御データと、回転数演算回路7、スクリュ制御
回路8および比較演算回路14によって演算された演算
値とか表示される。また各制御データは射出成形a1の
作動中、スクリュ制御回路8により射出成形作業の進行
に応して表示器25に表示される。
つぎに本実施例の作動を第3図の流れ図について説明す
る。まず所定の制御データか設定器6によって設定され
ると、ステラフslにおいて回転数演算回路7は自動演
算子−トを設定したのち、S2てスクリュ制御回路8は
一ヒ述したフィードスクリュ3のフィードスクリュアン
プに電圧制御信号を入力し、フィードスクリュ3の印加
電圧を最大値V waxまで上昇させる。
これによりフィードスクリュ3か最大の回転数で起動さ
れるのて、原料は最短オヘハーフロウ時間て原料落下口
18に漸次落下する。つぎにS3てはオーバーフロース
イッチの開閉に係る判定かなされる。すなわち原料か原
料落下口18に漸次落下してフィードスクリュ3の直下
まて堆積すると、上記オーバーフロースイッチの接点か
閉しるので、スクリュ制御回路8は原料か適量まて滞積
したことを判定てきる。
そして53において上記オーバーフロースイッチの接点
か閉じているときにはS4を実行する一方、そうでない
場合にはS2にジャンプし、上記オーバーフロースイッ
チの接点か閉しるまてS2およびS3をループする。な
8 s 3における原料落下量に係る判定は上記オーバ
ーフロースイッチの接点開閉のみに限定されるものては
ない。たとえば上述したタイマに予め計測時間を設定し
、この計測時間の計測が終了したか否かによって判定し
てもよい。この場合、上記計測時間は所望の原料落下量
、フィードスクリュ3の単位回転当りの原料落下量Qf
およびフィードスクリュ3の最大の回転数に基いて設定
される。
つぎに54でスクリュ制御回路8は上記フィードスクリ
ュアンプに電圧制御信号を入力してフィードスクリュ3
の印加電圧なOvまで下降させる。これによりフィード
スクリュ3の回転か停止され現原料の落下は終了する。
つづいてスクリュ制御回路8はS5においてメインスク
リュ2を回転駆動して可塑化を開始し、計量を完了させ
る。このときスクリュ制御回路8は計量時間を計測し、
計量の完了と同時に計量時間か表わされた信号をサンプ
リング回路13に入力する。これによりサンプリング回
路13は各ショット毎に計量時間をサンプリンクするこ
とかできる。そしてサンプリング済の計量時間Asはた
とえば第2図のrAJ8よびrBJの各欄に示すように
表示器25に表示される。たたし本実施例ではサンプリ
ング済の計量時間Asの最大値と最小値とは表示器25
に表示されない。
ついて回転数演算回路7はS6において予め設定器6に
よって設定器のメインスクリュ2の回転数Nm、フィー
ドスクリュ3の単位回転当りの原料落下量Qfおよびメ
インスクリュ2の単位回転当りの原料送り量Qmを読込
んだのち、上記式■および上記各制御データに基いてメ
インスクリュ2の回転数Nmに対応したフィードスクリ
ュ3の回転数Nfを演算する。
こののちスクリュ制御回路8はS7において、上記S6
で演算されたフィードスクリュ3の回転数Nfと、上記
s2て印加された電圧の最大値V■aXとに基いて、フ
ィードスクリュ3を回転数Nfで回転させるための印加
電圧Vfを演算する。なお本実施例において射出成形機
lは60Hzの交流電源によって駆動されるものとする
つぎにS8ては自動運転による成形作業か開始される。
そして計量時にスクリュ制御回路8は、上記s7て演算
された印加電圧Vfか表わされた電圧制御信号を上記フ
ィードスクリュアンプに入力するので、フィードスクリ
ュ3は上記s6において演算された回転数Nfで回転制
御される(S9)。つぎにslOにおいては計量時間の
実測値かサンプリング回路13によってサンプリングさ
れ、サンプリング済の計量時間Asかサンプリング回路
13の上記内蔵メモリに一時的に格納される。これとほ
ぼ同時にサンプリング済の計量時間Asが表わされた信
号は、サンプリング回路13によって平均演算回路19
および比較演算回路14に入力される。なお制御プログ
ラムの実行初期段階では、オーバーフロラ時間かサンプ
リング回路13によってサンプリングされる。
ついてsllて平均演算回路19は計量時間Asのサン
プリング回数nか予め設定されたショット回数Xに達し
ているか否かを判定する。そしてサンプリング回数nか
ショット回数Xに達している場合にはS12を実行し、
そうてない場合にはslOおよびsllをループする。
S12ではサンプリング済の計量時間Asの平均傭人か
演算される。なお上記ショット回数Xは本実施例におい
て5回ないし9回程度に定められている。
このS12では平均演算回路19は計量時間Asのサン
プリングの度にrlJをサンプリング回数nに加算して
いる。このため平均演算回路19はサンプリング済の計
量時間Asがサンプリング回路13から入力される度に
、いいかえれば各ショット毎に平均演算回路19かサン
プリング済の計量時間Asの平均傭人を演算することに
なる。また平均演算回路19は上記平均傭人の演算終了
毎に平均傭人か表わされた信号を比較演算回路14に入
力する。
つぎにスクリュ制御回路8はS13において、次回ショ
ットにおけるフィードスクリュ3の回転数Nfを得るた
めのフィードスクリュ3への印加電圧Vnを演算する。
本実施例においてスクリュ制御回路8はS13て以下に
示した式■を演算する。
Vn  =Vf  −((Vmax  X  a/10
0)  n  )  =■上記式■においてra/10
0Jはシステムパラメータで百分率を表わしra/10
0Jはl(%)ないし9(%)程度の範囲内に定められ
ている。
つぎにS14てスクリュ制御回路8は、上記s13にお
いて演算された印加電圧Vnに基いて電圧制御信号を上
記フィードスクリュアンプに入力する。これによりフィ
ードスクリュ3は所定の回転数Nfて回転制御されるた
め、新たなショツト分の原料が原料落下口18に落下さ
れる。そして比較演算回路14はS15て、サンプリン
グ回路13が新たにサンプリングした計量時間BsΣよ
び計量時間の平均傭人を上記内蔵メモリに格納したのち
S16を実行する。S16で比較演算回路14は上記式
■に基いて比較演算をおこない、比較演算値X / A
 sか上記式■を満足している場合にはS17を実行す
る一方、そうでない場合にはS13ないしS16をルー
プする。これによりスクリュ制御回路8は上記直付はタ
イプのホッパを有する射出成形機lの原料落下量を基準
としておよそ9割(0,90ないし0.92)の原料を
サンプリングすることにより常時落下させることになる
。なおS13で上記式■におけるraJの値か大きすぎ
て、上記式■におけるλ/ A sの値が0.90より
小さくなった場合(式■参照)、スクリュ制御回路8は
上記式■の代りに Vn =V f + ((Vmax X a/100)
 n ) −−−■を演算する。
ついてS17においてスクリュ制御回路8はフィードス
クリュ3への現印加電圧Vn、いいかえれば現印加電圧
Vnによって起動されるフィードスクリュ3の回転数N
fを適正値として上記内蔵メモリに格納し、表示器25
にその旨を表示する(第1図および第2図参照)。この
のちS18でスクリュ制御回路8は、原料落下の自動化
に係る設定か終了した旨を表示器25に表示したのち所
定の射出制御を行う。
(発明の効果) 本発明は上記のように構成したのて、初心者または熟練
者に依存することなくフィードスクリュを適切な回転数
で回転制御することがてきるため、適量の原料か種別に
応じて原料落下口に落下される。したがってサージング
現象に起因した原料焼けおよび原料落下量の過多に起因
した脱気不良の発生を防止し、均質な可塑化樹脂を容易
に得ることができるのて、成形品質を向上させるととも
に安定した品質を得ることかてきる。
またサンプリング回路、比較演算回路および平均演算回
路を設けた構成とした場合、スクリュ制御回路および回
転数演算回路は実測値に基いてフィードスクリュを駆動
するのて、回転制御かより綿密になされる。
さらにスクリュ制御回路は上記直付はタイプのホッパを
有する射出成形機の原料落下量を基準として、原料をサ
ンプリング回路サンプリングすることにより常時落下さ
せることかてきる。これによりスクリュ制御回路は常時
最適な量の原料を落下させることかできるのて、安定し
た成形品質を保持することかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成を示したブロック
図、第2図は第1図の表示器に表示される設定メニュー
の例を示した図、第3図は第1図のメモリに格納された
制御プログラムの例を示した流れ図である。 l・・・射出成形機 特許

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メインスクリュと該メインスクリュに成形品の原
    料を供給するためのフィードスクリュとを有する射出成
    形機において、 少なくとも前記フィードスクリュの単位回転当りの原料
    落下量、前記フィードスクリュの回転数、前記メインス
    クリュの回転数および前記メインスクリュの単位回転当
    りの原料送り量を制御データとして設定するための設定
    器と、該設定器によって設定された各制御データに基い
    て前記メインスクリュの回転数に対応したフィードスク
    リュの回転数を演算する回転数演算回路と、 該回転数演算回路によって演算された前記フィードスク
    リュの回転数に基いて前記フィードスクリュを回転制御
    するスクリュ制御回路とを設けたことを特徴とする射出
    成形機。
  2. (2)各ショットにおける計量時間をサンプリングする
    サンプリング回路と、 該サンプリング回路にサンプリングされた計量時間の平
    均値を演算する平均演算回路と、該平均演算回路によっ
    て演算された平均値および新たにサンプリングされた計
    量時間を比較演算する比較演算回路とを設け、 前記スクリュ制御回路は前記比較演算回路によって演算
    された比較演算値および前記回転数演算回路によって演
    算されたフィードスクリュの回転数に基いて前記フィー
    ドスクリュを回転制御することを特徴とする請求項1に
    記載の射出成形機。
  3. (3)前記フィードスクリュによる原料落下量が前記ス
    クリュ制御回路によって直付けホッパを設けた場合の原
    料落下量のおよそ9割に定められていることを特徴とす
    る請求項2に記載の射出成形機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002254432A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Japan Steel Works Ltd:The 重量式フィーダの間欠運転制御装置及び方法

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