JPH0489971A - 目地補修法 - Google Patents

目地補修法

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JPH0489971A
JPH0489971A JP20608390A JP20608390A JPH0489971A JP H0489971 A JPH0489971 A JP H0489971A JP 20608390 A JP20608390 A JP 20608390A JP 20608390 A JP20608390 A JP 20608390A JP H0489971 A JPH0489971 A JP H0489971A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建物等の目地に発生じた亀裂および隙間等
を容易に補修することのできる目地補修法に関するもの
である。
(従来の技術〕 従来から、建物の外壁部材3の間の目地1に充填された
シーリング材4に、第3図および第4図に示すように、
隙間2aあるいは亀裂2b等が生じた場合、下記の3通
りの方法により隙間2aおよび亀裂2bの補修が行われ
る。図において、3は外壁部材、13は外壁部材3表面
層に形成される凹凸仕上塗材である。
第一の方法は、第5図に示すように、隙間2aの発生じ
た目地1のシーリング材4およびバックアツプ材5を全
て除去する。つぎに、目地1に下地処理した後、第6図
に示すように、目地1内にプライマー6を塗布して新規
のシーリング材7を充填するという方法である(再充填
工法)。また、第二の方法は、第7図に示すように、亀
裂あるいは剥離の発生じたシーリング材を除去した後、
目地の拡幅(A部分)を行う。そして、目地に下地処理
した後、拡幅された目地内にプライマー6を塗布して新
規のシーリング材7を充填するという方法である(拡幅
再充填工法)。さらに、第三の方法は、まず隙間の発生
じた目地1周辺の凹凸仕上塗材13を清掃する。つぎに
、この仕上塗材13にプライマー6を塗布してこのプラ
イマー塗布層上に、第8図に示すように、ボンドブレー
カ−8を載置し接着させ、そのボンドブレーカ−8を覆
い、さらに凹凸仕上塗材13にも充分接着するように隙
間2aをシーリング材9で蓋するという方法である(ブ
リッジ工法)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記補修方法のうち、第一の再充填工法
は、隙間の生じたシーリング材4を全て除去しなければ
ならず手間であり、さらに使用されるプライマー6が、
目地1を構成する壁面に残つたシーリング材4に対して
馴染み性が悪い場合、充填されたシーリング材7が再び
剥離を起こし隙間を生じるという問題を有している。ま
た、第二の拡幅再充填工法は、補修する部分の目地を拡
幅するため、上記第一の再充填工法よりさらに作業が煩
雑で工期および費用がかかるうえ、目地拡幅時に塵埃が
飛散し、作業環境の悪化を招(。そして、目地の拡幅に
よって外壁面の美観が損なわれる。さらに、第三のブリ
ッジ工法は、シーリング材9を建物の外壁面に盛り上げ
るため凸部が形成され、やはり美観(意匠性)が大きく
損なわれる。
このように、従来の目地の補修方法は、その補修作業が
煩雑であったり、補修した後の美観性に問題があるとい
うように、いずれの補修方法も多くの問題点を有してい
る。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、目
地等に生じた亀裂や隙間を容易に補修でき、しかも補修
後の美観性に優れた目地補修法の提供をその目的とする
[課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の目地補修法は、
目地にシーリング材が充填され、このシーリング材自体
に生じた亀裂もしくはシーリング材と目地を構成する壁
面との間に生じた隙間を埋める目地補修法であって、上
記目地中にシーリング材を残した状態で上記亀裂もしく
は隙間に接着剤を注入して埋めるという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この発明の目地補修法は、従来のように亀裂
および隙間の生じたシーリング材を全て除去したり、ま
た蓋したりするのではなく、このシーリング材を目地中
に残した状態で、亀裂および隙間部分に接着剤を注入し
埋めて補修するものである。このため、補修工程中にシ
ーリング材の除去、目地の拡幅という煩雑な工程を経由
せずに、塵埃等の生じない良好な作業環境下で容易に亀
裂および隙間部分を補修することができ、しかも低コス
トで施工することができる。さらに、補修後は全体の美
観を何ら損ねることもない。
この発明の目地補修法に用いられる接着剤は、−液タイ
プのもので、シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成
分)と、硬化触媒(B成分)と、オルガノアルコキシシ
ラン(C成分)と、さらに揺変剤(D成分)および充填
剤(E成分)の片方もしくは双方とからなる必須成分と
、任意成分である非反応性希釈剤(F成分)とを用いて
得られる。
上記シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成分)は、
この−液タイプの接着剤のベースポリマーとなるもので
、例えば末端にアルコキシシリル基を有し主鎖が本質的
にポリエーテルである下記の構造式を有するものがあげ
られる。
上記式において、Rは炭素数1〜20の炭化水基、Xは
アルコキシ基である。また、mは1〜2の整数で、nは
1〜300の整数である。
具体的には鐘淵化学工業社製のカネ力MSポリマー15
A、カネ力MSポリマー20A等が用いられる。例えば
、上記カネ力MSポリマー2OAでは、上記構造式にお
いて、主鎖の両末端の珪素原子にそれぞれ1〜2個のメ
トキシ基が結合している。
また、上記シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成分
)とともに必須成分として用いられる硬化触媒(B成分
)は、シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成分)の
硬化剤として作用するもので、具体的には、オクチル酸
スズ、ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズマレ
エート5 ジブチルスズジオクトエート、ジブチルスズ
オキサイド、ジオクチルスズオキサイドのようなスズ化
合物、テトラブトキシチタン、テトライソプロピルオキ
シチタンのようなチタン酸エステル、アミン等があげら
れ、単独でもしくは併せて用いられる。
そして、この硬化触媒(B成分)の配合量は、上記シリ
ルエーテル基末端ポリエーテル(A成分)100重量部
(以下「部」と略す)に対して0.1〜20部の範囲内
に設定することが好適である。
つぎに、上記シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成
分)および硬化触媒(B成分)とともに用いられる必須
成分のオルガノアルコキシシラン(C成分)としては、
HJCH2CHzCHzSt(OCRs)s +HzN
CHzCHzNHCHzCHzCHzSi(OCHx)
+ 。
CH3 HzNCHzCHzNHCHzCHzCHzSi(OC
H*)z 。
(Cz)l So) 3S 1C)I zCHzCHK
N)ICH2C)I 28)Ic)l 2CH2C)l
 zS i (OCzHl)3等のアミノ基置換アルコ
キシシラン、CH,=CH5i (OCH) 3 、 
CL=C)lsi (OCH2CH3) 3等のビニル
シラン、 CH3 CHz=C−C−0(CHz):+5i(OCH3)s
CH。
CHz=C−C−0−CHzCHzCHzSi(OCH
zCHzOCH:+) 3等のメタ5i(OCI(z)
z 、  O【;「CHzCHzSi(OCH3)3の
ようなエポキシシラン化合物および)Isc)IzCH
zCHzSi (OCH3)3のようなメルカプトシラ
ン化合物等があげられる。これらは単独でもしくは併せ
て用いられる。
このようなオルガノアルコキシシランを配合することに
より、−液タイプ接着剤の接着性が著しく向上し、金属
1石材はもとよりプラスチック、木材に対しても強い接
着強度を有するようになり、例えば目地の補修に際して
、目地を構成する壁面、およびシーリング材を用いると
きには、シーリング材と壁面の双方に優れた接着性を奏
するようになる。このオルガノアルコキシシラン(C成
分)の配合量は、上記シリルエーテル基末端ポリエーテ
ル(A成分)100部に対して2〜100部の割合に設
定することが好ましい。
そして、上記必須成分(A−C成分)に加えて、さらに
揺変剤(D成分)および充填剤(E成分)の片方もしく
は双方が必須成分として用いられる。
上記揺変剤(D、成分)としては、水添ヒマシ油アマイ
ドワックス、有機ベントナイト、煙霧質シリカ等があげ
られる。すなわち、得られる一液タイブの接着剤の粘度
が低い場合に、この揺変剤を配合することにより粘度が
調整され液ブレを防止することができる。
また、上記充填剤(E成分)としては、炭酸カルシウム
、カオリン、タルク、シリカ、珪酸アルミニウム、酸化
亜鉛、酸化マグネシウム、シラスバルーン、パーライト
プラスチックバルーン等の微粒子状物があげられ、単独
でもしくは併せて用いられる。これら充填剤は、単に増
量側および増粘剤としての作用だけでなく、−液タイプ
の接着剤の硬化後のモジュラス(引張応力)を向上させ
たり、伸び率を大きくさせる等の効果を付与することが
できる。
上記揺変剤(D成分)および充填剤(E成分)の片方も
しくは双方の配合割合は、前記A−C成分100部に対
して0.1〜200部の範囲内に設定するのが好ましい
上記必須成分とともに用いられる任意成分の非反応希釈
剤(F成分)は、得られる一液タイブの接着剤のTI値
を3.0以上にさせるために上記充填剤(E成分)を用
いると、粘度が高くなりすぎ20000cpsを超える
場合がある。このような高粘度を抑制するために用いら
れる成分であり、例えば、ジオクチルフタレートブチル
ベンジルフタレートのようなフタル酸エステル、塩素化
パラフィン、エポキシ化大豆油、アジピン酸エステル、
トリクレジルムスフエート等の燐酸エステル、ベンジル
アルコール、液状石油樹脂等があげられ、単独でもしく
は併せて用いられる。そして、これらのなかでも、前記
シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成分)と相溶性
に優れた高沸点を有するもの、例えばジオクチルフタレ
ートを用いるのが好ましい。
上記任意成分である非反応希釈剤(F成分)の配合割合
は、上記充填剤(E成分)100部に対して0〜200
部の範囲内に設定するのが好ましい。
なお、上記−液タイプの接着剤には、上記必須成分およ
び任意成分以外に、必要に応して酸化チタン、カーボン
ブラック、顔料等の着色剤、老化防止剤、紫外線吸収剤
、消泡剤等を適宜配合してもよい。
この発明に用いられる一液タイブの接着剤は、例えばつ
ぎのようにして製造される。すなわち、まず、前記必須
成分のうち、シリルエーテル基末端ポリエーテル(A成
分)と揺変剤(D成分)および充填剤(E成分)の片方
もしくは双方を混合容器中で混合する。つぎに、この混
合容器を加熱しながら混合容器内を減圧して脱水する。
そして、冷却した後、これに硬化触媒(B成分)および
オルガノアルコキシシラン(C成分)を添加する。
このとき、粘度調整が必要であれば非反応性希釈剤(F
成分)を加えることにより製造される。このようにして
得られる一液タイブの接着剤は、実質的に水分の存在し
ない状態で調製した後、密封下で貯蔵される。このよう
に貯蔵することで、貯蔵期間中に上記組成物の硬化反応
は進行せず、これを貯蔵容器から取り出し、大気にさら
すことにより、大気中の水分を吸収して組成物は速やか
に表面から硬化反応が進行し弾性を有する注入材となる
このようにして得られる一液タイブの接着剤は、その粘
度が2000〜20000cpsであり、かつTI値が
3.0以上に調製される。すなわち、粘度が2000c
ps+未満だと液ブレが生じ、逆に20000cpsを
超えるとこの注入材組成物を充填した充填容器からの押
出性が低下し、組成物が容器から出づらくなる。また、
TI値が3.0未満だと上記粘度が下がったとき液ブレ
が生してしまうからである。なお、上記TI値は、例え
ば刷毛等で塗布するときに作業時の粘度が低く、塗布後
の垂れにくさの度合いを示す値である。そして、上記粘
度は回転速度20r:pffI、スピンドルNO,3。
Nα4またはNα5を用い温度20°Cの条件でB型回
転粘度計を用いて測定して得られる値であり、上記TI
値は、回転速度2 rpmにおける粘度を上記回転速度
2Orpmにおける粘度で除して得られる値である。
この発明の目地補修法は、例えばつぎのようにして行わ
れる。すなわち、まず上記製法にしたがい一液タイブの
接着剤を作製する。そして、第1図に示すように、上記
接着剤が充填された充填容器14を押圧して先端ノズル
14aから上記接着剤15を吐出させ、目地1に発生じ
た隙間2aに上記充填剤5を充填し埋める。つぎに、し
ばらく養生じた後、接着剤15の充填部分上に周辺の仕
上塗材13と同質の補修塗装を行い補修塗装N16を形
成することにより目地の補修が行われる。
そして、上記目地補修法に用いられる接着剤は、粘度が
低いため低い注入圧で隙間2aの深部まで充分に充填さ
れる。
[発明の効果] 以上のように、この発明の目地補修法は、シーリング材
を目地中に残した状態で、亀裂および隙間部分に接着剤
を注入して埋めることにより目地の補修を行う。このた
め、従来のように亀裂および隙間の生じたシーリング材
を全て除去したり、目地の拡幅、または蓋したりすると
いう煩雑な工程を経由せずに、良好な作業環境で容易か
つ短期間に亀裂および隙間部分を補修することができ、
しかも低コストで施工することができる。さらに、補修
後は全体の美観を何ら損ねることもない。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
まず、実施例に先立って目地の補修に使用される接着剤
を作製した。
(目地補修用接着剤の調製) 下記の第1表に示す成分を、それぞれ実質的に水分の存
在しない状態で同表に示す配合割合で混合して、−液タ
イプの接着剤を得た。なお、同表に前記に示す条件によ
り上記−液タイプの接着剤の粘度およびTI(iを測定
し、その結果を併せて示した。
(以下余白) 〔実施例1〜5、比較例1〜4〕 上記のようにして得られたー液タイプの変成シリコーン
系接着剤、エポキシ系接着剤を用いて、スランプ(垂れ
下がりテスト)、押出性試験、接着性試験を行い、目地
補修の評価をした。その結果を下記の第2表に示した。
なお、上記スランプ、押出性試験および接着性試験はつ
ぎのようにして行った。
(スランプ) スレート板(300mmX 300anX厚み5rMn
)上に部材(サイデイング材、  300mX 50+
ImX厚み12mm)2枚を目地幅が2.0 mmにな
るよう貼り付け、このスレート板を目地が垂直(上下方
向)になるように立てる。また、目地の上端部から50
goの場所に予め標線を記入しておく。つぎに、この目
地に注射器を用いて接着剤を目地の上端部から50−ま
で隙間部分に注入充填する。注入充填してから30分後
に上記標線から垂れ下がった接着剤の長さ(a)を測定
し評価した。なお、標線から垂れ下がった接着剤の長さ
が0InInを極めて良好(◎)、1〜3m未満を良好
(0)、3〜10aan未満をやや不良(△)、10m
+以上を不良(×)とした。
(押出性試験) ノズルC針)の先端の内径が1.8=で容量15〆の注
射器内に空気が入らないように接着剤を満たし、注射器
のシリンダーを内容量10rnflまで押す。つぎに、
上記シリンダーに1kgf/Clffの圧力をかけ、注
射器内の接着剤を略全量押し出すのに要した時間(秒)
を測定し評価した。なお、押し出すのに要した時間が1
5秒未満を極めて良好(◎)、15秒以上30秒未満を
良好(○)、30秒以上45秒未満をやや不良(△)、
45秒以上を不良(×)とした。
(接着性試験) 第9図(A)および(B)に示すような2枚の部材10
(サイデイング材、  50mmX 50mmx厚み1
2■)間に部材10間の幅が10mmとなるようにシー
リング材11 (1成分系変成シリコーン系シーリング
材くカネボウ・エヌエヌシー社製。
デユアリボンMS))を充填し、20°C1相対湿度6
0%で7日間養生じた。つぎに、上記部材10とシーリ
ング材11との界面をカッターナイフで切り離し、この
隙間が1m++となるようにした。
そして、この隙間に“上記の接着剤を充填し、20°C
9相対湿度60%で7日間養生して試験体を作製した。
このようにして作製した試験体を引張試験機(オリエン
チック社製、RTM−250)にかけ、引張接着強度(
kgf/d)と伸び(%)を測定し、これを初期試験の
結果とした。そして、さらに上記方法によって作製した
試験体をサンシャインウェザ−メーター(スガ試験機社
製)中に500時間曝露した後、上記の引張試験機にか
け、引張接着強度(kgf/c1iりと伸び(%)を測
定し、これをW、O,M、500時間の試験の結果とし
く以下余白) 上記第2表の結果から、比較例1はスランプが17an
と大きくやや不良であった。すなわち、スランプが大き
いということはクランクに接着剤を注入した場合、接着
剤が垂れ下がり意匠性を損なうばかりか、部分的に注入
不足を生じる場合がある。また、比較例2は押出性に問
題があり、補修作業性の低下につながる。つぎに、比較
例3も比較例1と同様にスランプが21mmと大きく不
良である。比較例4はスランプおよび押出性は良好であ
ったが、接着性が不良である。これら比較例に比べて実
施例は、スランプ、押出性および接着性の全てにおいて
良好であり、目地補修の作業性が向上しており、補修後
の接着性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の目地補修法の動作説明図、第2図は
この発明の目地補修法により補修された壁面の縦断面図
、第3図は建造物の目地に発生じた隙間状態を示す壁面
の断面図、第4図は建造物の目地に発生じた亀裂状態を
示す壁面の断面図、第5図は補修を行う前の建造物の目
地の断面図、第6図は再充填工法により補修された建造
物の目地を示す断面図、第7図は拡幅再充填工法により
補修された建造物の目地を示す断面図、第8図はブリッ
ジ工法により補修された建造物の目地を示す断面図、第
9図(A)は接着性試験に用いる試験体を示す平面図、
第9図(B)はその正面図である。 1・・・目地 14・・・充填容器 15・・・接着剤
特許出願人 カネボウ・ニスニスシー株式会社代理人 
 弁理士  西  応  征  彦第 図 第 図 第 図 第 ア 図 第 図(A) 第 図(8) 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目地にシーリング材が充填され、このシーリング
    材自体に生じた亀裂もしくはシーリング材と目地を構成
    する壁面との間に生じた隙間を埋める目地補修法であつ
    て、上記目地中にシーリング材を残した状態で上記亀裂
    もしくは隙間に接着剤を注入して埋めることを特徴とす
    る目地補修法。
  2. (2)接着剤が、下記の(A)〜(C)成分と、(D)
    および(E)成分の少なくとも一方とを必須成分とし、
    (F)成分を任意成分とする一液型接着剤であつて、粘
    度が2000〜20000cpsで、かつT I 値が3
    .0以上である請求項(1)記載の目地補修法。 (A)シリルエーテル基末端ポリエーテル。 (B)硬化触媒。 (C)オルガノアルコキシシラン。 (D)揺変剤。 (E)充填剤。 (F)非反応性希釈剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265914A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 被着体の接着方法
JP2008133654A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Victaulic Co Of Japan Ltd 高架橋の目地部補修方法
CN102155241A (zh) * 2011-05-10 2011-08-17 广州市城市规划勘测设计研究院 一种岩溶注浆加固止水施工方法
CN105887904A (zh) * 2016-04-19 2016-08-24 中铁建大桥工程局集团第四工程有限公司 岩溶地区深基坑外侧溶腔填充施工方法

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