JPH0489798A - 門型フォーク式運搬車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は工場、建設現場、倉庫等に使用される運搬車に
関する。特に吊上装置をもった運搬車に関する。

（従来の技術） 従来、資材の運搬に台車を使用する場合、荷上げ荷おろ
しにはフォークリフトで行うのが通常である。したがっ
て現場では台車と、荷物を台車にのせ、またはおろすフ
ォークリフトを必要としている。したがってフォークリ
フトと台車とそれぞれの運転者を必要としていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記の従来の運搬車では、運搬用の台車と
台車に荷物をのせるフォークリフトの２つが必要となる
ので運転者の数も増加し、又、フォークリフトと台車が
狭い現場で混乱のちととなった。また荷物によっては傾
けることを避けたいものがあるが、フォークリフトで荷
上げ荷おろしするときは、荷物が傾くことは避けられな
い。

したがってフォークリフトと運搬台車を一体化したよう
なものが望まれる。また荷物を傾けることを避けて、床
上の荷物をそのまま静かに吊上げて運ぶような運搬車の
出現が望まれてきた。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために、本発明を構成するものとし
ては次の要件よりなっている。四隅に伸縮自在な車脚を
固定した枠体１０と、この枠体の側面に平行して装架さ
れた案内軸１１と、この案内軸を摺動する荷物支え体１
３と、この荷物支え体を移動させるために案内軸と平行
に装架された螺刻軸１２と、この螺刻軸と螺合するよう
に設けられた荷物支え体の雌ねじ部である。

（作用） 本発明の門型フォーク式運搬車によると、荷物を運搬す
るときは、まず運搬車が荷物の上に位置する。荷物の上
に位置すると車脚を短かくし、フォーク１３を床面に着
床させる。そして螺刻軸１２を回転させるとフォーク１
３は水平に案内軸１１上を摺動して移動し、フォークの
先端は、パレットの底面に差込まれる。

フォーク１３に荷物をのせた後は再び車脚を伸ばし荷物
が床面または床上の障害物と当たらない状態まで荷物を
持ち上げる。次にその状態で進行させる。荷物を降ろす
ときは上記の逆で車脚を短かくして荷物を底面におろす
。次に螺刻軸１２を回転させてフォーク１３を水平に案
内軸１１を摺動して移動させ、フォークの先端を荷物よ
りはなし、はなした後は車脚を伸ばし、同時にフォーク
も持ち上げる。これで始めの状態に戻る。

したがって、フォークリフトは不要となり、この門型フ
ォーク式運搬車のみで荷物を所定の場所に運搬できる。

また長尺物でも進行方向と長尺の荷物が平行なので、そ
のまま運搬でき、まがるときも従来のフォークリフトよ
りまがり半径は少なくてすむことになっている。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の門型フォーク式運搬車の側面図、第２
図は第１図の矢視図■−■にそって見た図である。この
凹型フォーク式運搬車は（以後運搬車と称呼する）は四
隅に車脚１，２，３．４を有し、各車脚１．２，３．４
の先端にはそれぞれ車輪５，６，７．８を回転自在に取
付けている。

５．６は前輪であり、駆動源としてモータ１９によって
前輪５．６は回転する。後方の車輪７，８はキャスター
であり、方向を変えるときは前輪の内側を止め、外側を
駆動させることによって行う。

４本の車脚１，２，３．４は内部に伸縮用のアクチュエ
ータ９が内臓されていて、油圧によってテレスコープ方
式で伸縮できるようになっている。

９”はガイド車である。上部には枠体１０があり、車脚
５，６，７．８はこの枠体１０の四隅に固定されている
。枠体ｌＯにはＬ形のフォーク１３を懸架し、平行に移
動させるようにガイド１１が平行に装着されている。各
フォークに２本づつのガイド１１があるので合計４本で
ある。そしてフォーク１３の上部はガイド１１にそって
摺動できるようになっている。このガイド１１上を摺動
させるためには、スクリューシャフト１２がモータ１８
によって回転されるよ・うに枠体１０に回転自在に装架
されている。フォーク１３の上部にはスクリューシャフ
ト１２と螺合するように螺刻された孔があり、スクリュ
ーシャフト１２がモータ１８によって回転すると、フォ
ーク１３は水平に移動するようになっている。

この運搬車の操作方法について説明する。荷物を運搬す
るときはまずこの運搬車を荷物の上に位置させる。この
ときはフォークは第２図の仮想線のところにあるので、
フォーク１３の先端は荷物と離れている。この状態のも
ので車脚１，２，３゜４を短かくすると、車脚１，２，
３．．４は油圧テレスコープ方式なので油圧を解除させ
てフォークの先端が床面に当接するまで車脚１，２，３
．４を短かくする。フォークの先端が床面に当接させた
後、モータ１８を駆動させるとスクリューシャフト１２
が回転し、したがってフォーク１３は水平に移動し、フ
ォークの先端はパレット２０の底部に差込まれる。差し
込んだ後で、車脚１，２゜３．４を油圧で伸長する。荷
物は床面より吊上げられる。床上の障害物と当らない程
度に吊上げると、運搬車はモータ１９で駆動される前輪
５，６によって前進する。右折左折Ｕターンは前述のよ
うに前輪５．６の内の１つを駆動し１つを停止すること
によって行う。非常に長いチューブの如きものを運ぶと
きは、第３図に示すように台車は長尺物にそって進んで
チューブの上に位置する。そして車脚を短かくしてフォ
ークが床面に達した後、フォークを水平に移動してパレ
ット底部に差し込み、車脚を油圧で伸長すればチューブ
の如き長尺物も問題なく吊上げられる。この状態で発進
させればよい。従来のフォークリフトでは長尺物の中心
を支持して持上げるので余程通路が広くないと運搬でき
ないという不便があったが、本発明の運搬機では長尺物
の運搬が通路がせまくても可能となる。また通路をまが
るときも従来のまがり半径よりも小さい半径でまがるこ
とができる。第３図は説明用の図であるので枠体１０の
上にある種々の機器は省略しである。尚、１６は運転者
が足をかけて運転するステップ台、１７は操作ボックス
、１４は動力源となるバッテリーボックス、１５は制御
部を収納する制御面、２１は油圧用の油圧ポンプである
。フォークの先端は第２図の矢線Ａ。

Ｂ、Ｃにそって動くようになっている。

実際に運転するには、運転者はステップ台１６に足をか
け、制御面１５内のスイッチ類を制御する。制御面１５
内には第４図でみるように制御機器が配置されている。

すなわち、バッテリーボックス１４よりの電源が制御函
内に連絡し、この電源に車脚を伸縮するための油圧ポン
プ２１の作動用のスイッチ、フォークを水平に動かすた
めの螺刻軸１２を回転するモータ１８を作動するスイッ
チ、台車を動かすための左右の前軸に連絡しているモー
タ１９を作動するスイッチがある。尚、操作ボックス１
７は急ブレーキ用の機器を収納し足で操作するようにな
っている。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、四隅に伸縮自在な
車脚を固定した枠体と、この枠体に装架夕 された案内軸上を摺動するフォークと、フオームを動か
すためのフォークの雌ねじ部と螺合する螺刻軸を備えた
ので、従来のフォークリフトを使用する方式によらずに
、フォークを車脚を短かくすることによって着床させ、
次に、フォークを前記螺刻軸の回転により水平に移動し
てパレットの下に差し込み、次に車脚を伸ばして荷物を
吊上げることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
門型フォーク式運搬車の側面図であり、第２図は第１図
の矢視線■−■にそってみた図であり、この場合前輪側
よりみた正面図である。第３図は本発明の門型フォーク
式運搬車が長尺物を運搬するのに適していることを説明
している説明図である。第４図は制御函内の制御機器の
電気配線図である。 １．２・・・車脚（前部）　３，４・・・車脚（後部）
５．６・・・前輪　　　　　７，８・・・後輪９・・・
アクチュエータ　　９゛・・・ガイド車１０・・・枠体
　　　　　　１１・・・ガイド（案内軸）１２・・・ス
クリューシャフト（螺刻軸）１３・・・フォーク（荷物
支え体） １４・・・バッテリーボックス １５・・・制御面　　　　　１６・・・ステップ台１７
・・・操作ボックス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 四隅に伸縮自在な車脚を固定した枠体と、 該枠体にその側面に平行して装架された複数の案内軸と
   、 該案内軸を摺動する荷物支え体と、 該荷物支え体を移動させる螺刻軸と、 該螺刻軸と螺合して荷物支え体を移動させるように荷物
   支え体に設けられた雌ねじ部、 とよりなる門型フォーク式運搬車。