JPH0489228A - 樹脂シートのエンボス加工方法 - Google Patents

樹脂シートのエンボス加工方法

Info

Publication number
JPH0489228A
JPH0489228A JP20385890A JP20385890A JPH0489228A JP H0489228 A JPH0489228 A JP H0489228A JP 20385890 A JP20385890 A JP 20385890A JP 20385890 A JP20385890 A JP 20385890A JP H0489228 A JPH0489228 A JP H0489228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin sheet
section
deep drawing
roller
embossing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20385890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2606418B2 (ja
Inventor
Shinsaku Oomasa
大政 紳作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP20385890A priority Critical patent/JP2606418B2/ja
Publication of JPH0489228A publication Critical patent/JPH0489228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606418B2 publication Critical patent/JP2606418B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は樹脂シートのエンボス加工方法に関するもの
である。
〈従来の技術〉 従来の樹脂シートのエンボス加工方法としては、例えば
第5図〜第8図に示すようなものがある(実開昭56−
160821号公報)。
lがPvC製の樹脂シートで、自動車のインストルメン
トパネル2(第7図参照)を製作するための材料となる
ものである。以下、この樹脂シート1を用いてインスト
ルメントパネル2を製作する工程を説明する。
まず、この樹脂シート1は、−次側ロール3から二次側
ロール4へ巻き取られる過程において、加熱用のヒータ
H1及び、エンボスローラ5と押圧ローラ6の隙間Sを
、通過するようになっている。このエンボスローラ5の
表面には多数の突起7が形成してあり、ヒータH1で加
熱されて軟化した樹脂シート1の表面に真円状のエンボ
スパターンE、(第8図参照)を多数形成するためのも
のである。
そして、このようにして表面にエンボスパターンE1が
形成された樹脂シート1は、製作するインストルメント
パネル2に対応する平面形状に打ち抜かれた後、第6図
に示すような真空成形装置Vにかけられて立体的なイン
ストルメントパネル2に成形される。すなわち、所定平
面形状に打ち抜かれ樹脂シート1を真空成形装置Vの下
型8にセットし、その両端をそれぞれ一対のクランプ9
に係止する。そして、上型10を下降させると共に、下
型8及び上型10に形成した排気孔11から吸引排気し
て成形を行い、第7図で示した如き立体形状のインスト
ルメントパネル2を得る。
〈発明か解決しようとする課題〉 このようにして得られたインストルメントパネル2の表
面には、本来予め真円状に形成しておいたエンボスパタ
ーンE1がそのまま形成されているべきものである。し
かしながら、インストルメントパネル2のサイド部2a
は、そのサイド部2aとなる樹脂シート1の深絞り予定
部1aが真空成形の際に上型lOの角部10aにより特
に深絞り成形されるため、インストルメントパネル2の
上面部2b等に形成された真円状のエンホスパターンE
1等に比べて、このサイト部2aのエンボスパターンE
2が縦長楕円状となってしまう。このような状況は一般
的に「絞り流れ」と呼ばれているが、この「絞り流れ」
の発生は、見映え上好ましくないだけでなく、インスト
ルメントパネル2の隣接部品に対する組付けにも悪影響
を与えることにもなる。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、成形時に深絞りされる部分のエンボスパター
ンを、深絞りされない他の部分と同じエンボスパターン
にすることができる樹脂シートのエンボス加工方法を提
供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 この発明に係る樹脂シートのエンホス加工方法は、上記
の目的を達成するために、エンボスローラと押圧ローラ
との隙間のうち、樹脂シートの深絞り予定部が通過する
部分だけ隙間サイズを小さくして、そこを通過させた深
絞り予定部を圧延し、次いで圧延した深絞り予定部に再
度加熱処理を施して収縮復元せしめるものである。
く作 用〉 エンボスローラと抑圧ローラとの隙間にて圧延された状
態の深絞り予定部には、元の状態に戻ろうとする内部応
力が残される。従って、この圧延された深絞り予定部に
再度加熱処理を施せば、その部分が軟化するために、前
記内部応力によって深絞り予定部が収縮復元し、そこに
形成されたエンボスパターンも収縮状態となる。このよ
うに樹脂シートの深絞り予定部のエンボスパターンが予
め収縮状態で形成されることとなるので、その部位を真
空成形時に深絞り成形すると、収縮状態となっているエ
ンボスパターンがちょうど元のエンホスパターンに戻る
ことになり、深絞り予定部と深絞り予定部以外のエンホ
スパターンと同じとなる。従って、外観品質に優れると
共に得られた真空成形品と隣接部品の組付精度の面でも
有利となる。
〈実 施 例〉 以下、この発明の好適な一実施例を第1図〜第4図に基
ついて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符
号を付し、重複する説明は省略する。
この実施例に係る押圧ローラ12は、その両端部が外側
へ向けて若干下り傾斜した大径部13となっている。従
って、エンホスパターン5と押圧ローラ12の隙間Sの
うち、この大径部13に対応する部分は小さい隙間サイ
ズdとなっている。
そして、この部分を通過する樹脂シート14の両端部は
、成形後にインストルメントパネルのサイド部となる深
絞り予定部15であり、エンボスローラ5と押圧ローラ
12との間に通過させることにより、この深絞り予定部
15は押しつぶされて外側へ圧延される。また、この実
施例では、第3図に示す如く、エンボスローラ5と押圧
ローラ12の二次側にも再加熱用の別のヒータH2が配
されており、前記の如く圧延された深絞り予定部15を
軟化させて収縮復元させるものである。すなわち、深絞
り予定部15は外側へ向けて圧延されることにより、元
の状態に復元しようとする内部窓ツjか発生する。そし
て、深絞り予定部15にこのような内部応力を残した状
態のまま、樹脂シート14をヒータH2にて再度加熱処
理すれば、樹脂シー)14全体がまた軟化するため、前
記内部応力が解放されて、深絞り予定部15が内側へ収
縮する。従って、そこに予め形成されていた真円状のエ
ンボスパターンE、も深絞り予定部15だけ樹脂シート
14の幅方向Wで収縮したエンボスパターンE3となる
(第4図参照)。
このように深絞り予定部15だけが収縮したエンボスパ
ターンE3になった樹脂シート14を、インストルメン
トパネルに対応した平面形状に打ち抜いた後、真空成形
装置V(従来の第6図参照)にかけて立体形状のインス
トルメントパネルに成形する。この際、樹脂シート14
の深絞り予定部15は真空成形装置Vの上型で従来通り
深絞りされてサイド部となるが、この深絞り予定部15
のエンボスパターンE3が予め幅方向Wで収縮した状態
となっているため、深絞りされて逆に幅方向Wで延伸さ
れることにより収縮状のエンボスパターンE3がちょう
ど元の真円状のエンボスパターンE1に戻ることとなる
。従って、得られたインストルメントパネルはサイド部
もその他の部位も全て真円状で均一なエンボスパターン
E1となるため、見映えが良く、また隣接部品に対する
組付精度の面でも有利である。
〈発明の効果〉 この発明に係る樹脂シートのエンボス加工方法は、以上
説明してきた如き内容のものであって、樹脂シートの深
絞り予定部のエンボスパターンが予め収縮状態で形成さ
れることとなるので、その部位を真空成形時に深絞り成
形すれば、収縮状態となっているエンボスパターンがち
ょうど元のエンボスパターンに戻る。従って、真空成形
品の外観品質が向上すると共に隣接部品に対する組付精
度の面でも有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るエンボスローラと押
圧ローラを示す側面図、 第2図は第1図中矢示■部分の拡大図、第3図は樹脂シ
ートの巻取り状態を示す説明図、第4図は深絞り予定部
に収縮したエンボスパターンが形成された樹脂シートを
示す平面図、第5図は従来例を示す第3図相当の説明図
、第6図は真空成形装置を示す断面図、 第7図は成形後のインストルメントパネルを示す全体斜
視図、そして 第8図は第7図中矢示■部分の拡大図である。 2 °゛°°  インストルメントパネル5 ・−エン
ボスローラ 7−・−・ 突起 12−一 押圧ローラ 14  ゛ 樹脂シート 15 ・° 深絞り予定部 S −・−隙間 d  ° 小さい隙間サイズ E、゛・−真円状のエンボスパターン E2 パ 幅方向に流れたエンボスパターンE3 パ−
 幅方向で収縮したエンボスパターン■ −パ 真空成
形装置 E3 エノホ゛スハ1ターン エンホ゛スハ2ターン 第5図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加熱処理を施した真空成形用の樹脂シートを、表面に多
    数の突起を形成したエンボスローラと押圧ローラとの隙
    間に通過させ、前記樹脂シートの表面に多数のエンボス
    パターンを形成する樹脂シートのエンボス加工方法にお
    いて、 上記エンボスローラと押圧ローラとの隙間のうち、樹脂
    シートの深絞り予定部が通過する部分だけ隙間サイズを
    小さくして、そこを通過させた深絞り予定部を圧延し、
    次いで圧延した深絞り予定部に再度加熱処理を施して収
    縮復元せしめることを特徴とする樹脂シートのエンボス
    加工方法。
JP20385890A 1990-08-02 1990-08-02 樹脂シートのエンボス加工方法 Expired - Lifetime JP2606418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20385890A JP2606418B2 (ja) 1990-08-02 1990-08-02 樹脂シートのエンボス加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20385890A JP2606418B2 (ja) 1990-08-02 1990-08-02 樹脂シートのエンボス加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0489228A true JPH0489228A (ja) 1992-03-23
JP2606418B2 JP2606418B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=16480863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20385890A Expired - Lifetime JP2606418B2 (ja) 1990-08-02 1990-08-02 樹脂シートのエンボス加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606418B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6913728B2 (en) * 2002-01-25 2005-07-05 Benecke-Kaliko Ag Method of producing a molded part that is deep drawn from a thermoplastic foil
JP2009202374A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Kyowa Leather Cloth Co Ltd 自動車用内装材及びその製造方法
JP2009248404A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Kyowa Leather Cloth Co Ltd 合成樹脂シートの成形方法
CN103118856A (zh) * 2011-09-12 2013-05-22 株式会社阿库德 具有压纹图案的长形材料的制造方法
KR20140011958A (ko) * 2012-07-19 2014-01-29 후지필름 가부시키가이샤 널링장치, 널링방법, 필름롤 제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102688769B1 (ko) * 2022-08-26 2024-07-26 (주)태양아이엔티 음료빨대용 친환경 목재원단의 후가공장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6913728B2 (en) * 2002-01-25 2005-07-05 Benecke-Kaliko Ag Method of producing a molded part that is deep drawn from a thermoplastic foil
JP2009202374A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Kyowa Leather Cloth Co Ltd 自動車用内装材及びその製造方法
JP2009248404A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Kyowa Leather Cloth Co Ltd 合成樹脂シートの成形方法
CN103118856A (zh) * 2011-09-12 2013-05-22 株式会社阿库德 具有压纹图案的长形材料的制造方法
KR20140011958A (ko) * 2012-07-19 2014-01-29 후지필름 가부시키가이샤 널링장치, 널링방법, 필름롤 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2606418B2 (ja) 1997-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4234300A (en) Edge embossing device
US3502765A (en) Method of controlling edge flatness of mechanically embossed oriented polymer sheeting
JP2653399B2 (ja) 熱可塑性シートの表面を連続的に圧刻加工するための圧刻ローラを製造する方法
US2354916A (en) Method and apparatus for embossing plastic sheet material
EP0436965B1 (en) Method of and system for pressing sheet glass
ES2056595T3 (es) Procedimiento y dispositivo de formacion de una parte en relieve sobre una hoja de chapa y producto obtenido segun este procedimiento.
JPH0489228A (ja) 樹脂シートのエンボス加工方法
JP3500742B2 (ja) 徐変ロール成形品の製造方法
JPH06542A (ja) 絞り加工方法
CN115088094B (zh) 电极轧制装置和电极轧制方法
CN218111731U (zh) 一种pvc薄膜防变形压花装置
US5247860A (en) Farm tool and method for the production theory
JP2001259751A (ja) 絞り加工装置
JPH085174Y2 (ja) プラスチックフィルムの巻取装置
JPH03174224A (ja) 電気透析用透析室枠の製造方法
JPS60929A (ja) ちぢみ模様の熱可塑性合成樹脂フイルム及び製造法
JPH1052853A (ja) 熱可塑性合成樹脂から構造材用シートを製造する方法
JPS62255117A (ja) 被覆層を有するブロ−成形品の成形方法
JPH05138735A (ja) 発泡樹脂製シート体の積層・シボ付け加工方法及びその装置
JPS5835762B2 (ja) ブル−ム圧延方法
JPH0483630A (ja) 表皮部材の製造方法
JPH0324336Y2 (ja)
JPS6022626B2 (ja) 積層成形品の同時接着成形方法
JPS63286389A (ja) 同調エンボス形成方法
JPS62252685A (ja) 電縫管の製造方法