JPH048870B2 - - Google Patents

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JPH048870B2
JPH048870B2 JP27674384A JP27674384A JPH048870B2 JP H048870 B2 JPH048870 B2 JP H048870B2 JP 27674384 A JP27674384 A JP 27674384A JP 27674384 A JP27674384 A JP 27674384A JP H048870 B2 JPH048870 B2 JP H048870B2
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tape
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JP27674384A
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明はエンドレス状の磁気録音録画用テープ
カセツト、更にくわしく言うとビデオテープレコ
ーダー(以下、VTRという)に使用するビデオ
用のエンドレステープカセツトに関する。
(ロ) 背景技術 ビデオ用エンドレステープカセツトは同一出願
人によつて特開昭57−200976号及び米国特許
4462553号(以下、先願という)において提案さ
れている。この先願においては、ビデオ用エンド
レステープカセツトをビデオテープレコーダーに
挿入して使用するに際し、エンドレス状に展張さ
れるテープの長さには自から一定の制限があり、
使用機種によつてはテープの余長が異なり、市販
のVTRのテープの駆動速度によつて1倍と3倍
の何れかに走行時間が決められるだけでそれ以上
任意の長さのエンドレステープを構成することが
できなかつた。
(ハ) 発明の目的 本願発明の目的は従来の先願の不都合さに鑑
み、エンドレス状テープを任意の長さに収容し、
その走行を可能ならしめることにある。
(ニ) 発明の実施例 本発明の実施例の構造作用を説明する。
第1図は出願人が既に出願した先願のビデオ用
エンドレステープカセツトの第6図と同じ平面図
で主としてVTR中のVHS方式のものに使用する
ものであり、第2図は同じく主としてベーター方
式のものに使用するものである。これらは先願と
同じようにテープの余長を巻きとる際に供給リー
ルで巻きとるか、巻き取りリールで巻とるかの相
違によつてこの様な構造に分けられたものであ
る。第3図は、前記第1図のVHS方式において、
これをシリンダーヘツドに展張した際の本願発明
のエンドレスビデオテープカセツトの平面図を示
すものである。
又、第3図Aは第3図中のエンドレスリールの
x−x′箇所の断面を示す。図において104は巻
き取りリール、109はその巻芯とし、その頭部
は第1図のリール押え板バネ20の先端が当る小
半球状の凸起アを有し、104Aは前記巻き取り
リール104の周囲に回動自在に設置されたエン
ドレステープ用リールであり、このエンドレス用
リール104Aの周囲にテープがエンドレス状に
巻層され、その両端は巻芯に近いところから内側
に引つぱり出され、又、巻芯に遠い部分からはケ
ース外側に引つぱり出され、後述のようにエンド
レス状となる。このさい内側に引つぱり出された
ものはピン107と供給リール103の心部10
8の間を通つて外側に導かれ、ガイドローラ1
6,18を介して消去ヘツド10を通過し、ロー
ラ11を介して、ガイドポール5,6とガイドポ
ール7,8間でシリンダヘツド12の表面に展張
され、さらに、音声用ヘツド14を介して、キヤ
プスタン9とピンチローラ15で挾持され、ガイ
ドローラ17を介してエンドレステープ用リール
104Aの外周に巻き取られエンドレス状テープ
を形成する。
第4図は第3図と異なるベーター方式のものか
又はテープイジエクト時に巻き取りリールが点線
矢印方向に回転してテープ余長を吸収する形式の
ものを示す。
何れもテープはシリンダーヘツドの周囲をオー
ム(Ω)状になりながらキヤプスタン9とピンチ
ローラーの間を通つてエンドレス状に張られて実
線矢印方向に走行するのである。しかし先願にお
いては、エンドレスのテープの長さは第1図のよ
うにたかだか数10cmで20秒前後に限られた長さの
ものであり、それ以上の長さにする手段を有しな
かつたので長時間録画するには前述のようにテー
プ走行速度を3分の1にして、3倍の時間に亘つ
て録画するというような手段しか有しなかつたの
である。しかし本願においては、第3図に見られ
るように104Aのエンドレス状リールを構成
し、これにテープが図に示すようにうず巻状に巻
層されて、従来公知のエンドレス状テープを形成
している為現行の走行速度では数分以内であれば
いか様にもテープの長さがとれる様になつたもの
である。
しかし、このさい注意しなければならないのは
エンドレスリール上に巻層されたテープの処置で
ある。即ち、カセツトがVTRに装填されテープ
がローデイングされるとき、テープ105の余長
がカセツトから引き出される。又、イジエクト時
にはテープ105の余長は巻きもどされカセツト
内に収納される。このテープ余長の引き出し、巻
きもどし時にエンドレス状リール104Aが回動
すると、巻層されたテープの内側から引き出され
るテープ引き出し位置が移動し、エンドレステー
プの走行に支障を来す。
そこで、本実施例では、第3図に示すように、
供給リール103の底板をカム板状にし、供給リ
ール103にカム部材を設け、軸21に回動自在
に枢着されたレバー23の凸部がバネ22によつ
て上記カム部材のカム面に当接させられ、該レバ
ー23は、供給リール103の回転によつて揺動
するようになつており、該レバー23とテープ挾
み材24によつてテープ105を挾み、テープ1
05がエンドレステープ用リール104Aから供
給リール103へ移動しないようにロツク可能に
している。即ち、このレバー23とテープ挾み材
24によつてテープのロツク手段を構成してい
る。
そして、上記カム部材は次のように構成されて
いる。テープがローデイングされ、テープ余長の
引き出し開始位置から、引き出しが終了する少し
前まで、半径が小さいカム面で構成し、それ以後
少なくとも引き出し終了位置までは半径が大きい
カム面で構成し、引き出しが終了する少し前まで
供給リール103が回動させられると、それまで
該カム部材によつて、レバー23を第3図点線の
位置に保持し、テープの移動をロツクしていた位
置からレバー23をバネ22の力に抗して軸21
を中心に反時計方向へ移動させテープのロツクを
解き、テープ余長の引き出しが完了した時点では
第3図実線位置にレバー23を移動させ、テープ
が自由に走行できる状態にするように上記カム部
材は構成されている。
次に本実施例の動作を説明する。
エンドレスビデオテープカセツトがVTRにロ
ーデイングされる前の状態は第5図に示す状態
で、ロツク手段のレバー23とテープ挾み材24
によつてテープ105は挾持され、テープの移動
はロツクされた状態である。
そこで、該カセツトをVTRに装填しテープを
ローデイングすると、ガイドポール5,6,7,
8、及びキヤプスタン9が第3図に示す状態へ移
動を開始すると共に、供給用リール103は時計
方向に回動し、テープ余長を引き出す。この際、
テープ105はロツク手段のレバー23とテープ
挾み材24で挾持されその移動をロツクされてい
からエンドレステープ用リール104Aは回動せ
ずテープの引き出し位置の移動は生じない。
そして、テープ105の引き出しが完了する少
し手前まで、供給リール103が回動すると、供
給リール13のカム部材によりレバー23が第3
図実線で示す位置方向に移動させられ、テープの
移動のロツクが解かれ、テープのローデイングが
完了し、テープ引き出しが完了した状態では第3
図に示す状態となる。そして、キヤプスタン9と
ピンチローラ15によつてテープ105は駆動さ
れテープ105はテープ巻層の内側から引き出さ
れ、ピン107、該ピン107と供給リール13
の心部108の間を通つて、ガイドローラ16,
18、消去ヘツド10、ローラ11、ガイドポー
ル5,6、シリンダヘツド12、ガイドポール
7,8、ローラ13、音声用ヘツド14を通り、
ピンチローラ15とキヤプスタンで挾持されるか
ら駆動され、ガイドポール17を介してエンドレ
ステープ用リール104Aの外周に巻き取られ
る。
イジエクト時には、ガイドポール5,6,7,
8及びキヤプスタン9が第3図の状態から第5図
の状態へ移動を開始すると共に、供給リール10
3が反時計方向(第3図点線矢印方向)に回動
し、ピン107によつてテープ105のカセツト
の外側に引き出された余長分が第5図に示すよう
に供給リール103に巻き取られることになる。
この際、供給リール103が第3図の状態から少
し反時計方向に回動した時点で、カム部材とバネ
22によりレバー23が第3図点線で示す位置に
復帰し、テープ105をテープ挾み材で挾持して
テープの移動をロツクするから、供給リール10
3はカセツトの外側に引き出されたテープ余長分
をエンドレステープ用リール104Aに関係なく
巻き取ることとなる。そして、第5図に示す状態
に復旧する。
なお、ベーター方式のものも第4図、第6図に
示すように、第3図、第5図に示すVHS方式の
ものと略同一であり、詳細な説明は省略する。
(ホ) 効 果 以上のように本願は従来例の欠点を改造し、エ
ンドレステープの長さを如何様にも作成できるよ
うになり、しかもエンドレステープ用リールと余
長吸収用リールとの回動をイジエクト時と装填時
には通常の走行時と区別して制御可能にしたため
に、その応用範囲は更に拡大されたものであり、
新しいニユーメデイアとしての性格を有しその実
用効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例として上げた特願昭56−
86025の主としてVHS型のエンドレステープ装填
図、第2図は、従来例として上げた特願昭56−
86025の主としてベーター型のエンドレステープ
装填図、第3図は、本発明の主としてVHS型に
実施したエンドレスビデオテープの装填図、第3
図Aは、上記第3図のx−x′で示す箇所の断面
図、第4図は、本発明の主としてベーター型に実
施したエンドレスビデオの装填図、第5図は、第
3図のVHS型のカセツトハーフ内のテープ吸収
時の平面図、第6図は、第4図のベーター型カセ
ツトハーフ内のテープ吸収時の平面図である。 図において、101はカセツトハーフ、103
は供給リール、104は巻き取りリール、105
はエンドレス状テープ、107はテープ引つかけ
用ピン、10は消去セツト、12はシリンダーヘ
ツド、9はキヤブスタン、14は音声用ヘツド、
20はリール押え板ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンドレスビデオテープカセツトにおいて、
    一方のリールにはイジエクト時に該リールが回動
    し、テープを巻き取るテープひつかけ用ピンが設
    けられ、他方のリールの巻芯にはエンドレステー
    プが巻層され、該エンドレステープは上記巻層の
    内側から引き出され上記巻層の外側に巻かれるよ
    うに接続されてエンドレス状に構成され、巻層の
    内側から引き出され外側に巻かれる間において、
    上記ピンによつてひつかけられて上記ピンと一方
    のリールの芯との間を通り、テープがカセツト外
    へ引き出される部分を通るように構成され、上記
    一方のリールはカム部材を有し、該カム部材によ
    つて揺動させられるレバーによつてリールからリ
    ールへのテープ移動をロツクするロツク手段を備
    え、上記カム部材はテープローデイング時にテー
    プが引き出される位置から上記一方のリールが回
    動し、テープ引き出し終了より少し前までほぼ同
    一の半径のカム面で構成し、以後少なくとも引き
    出し終了位置まで上記半径と異なる半径でカム面
    を構成し、上記レバーによつてテープ引出し終了
    より少し前まで上記ロツク手段を作動させテープ
    をロツク、以後は該ロツクを解除するカム形状に
    構成されていることを特徴とするエンドレスビデ
    オテープカセツト。
JP27674384A 1984-12-29 1984-12-29 エンドレスビデオテ−プカセット Granted JPS61158086A (ja)

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JPS61158086A JPS61158086A (ja) 1986-07-17
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