JPH048804Y2 - - Google Patents

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JPH048804Y2
JPH048804Y2 JP1987057911U JP5791187U JPH048804Y2 JP H048804 Y2 JPH048804 Y2 JP H048804Y2 JP 1987057911 U JP1987057911 U JP 1987057911U JP 5791187 U JP5791187 U JP 5791187U JP H048804 Y2 JPH048804 Y2 JP H048804Y2
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ring
ring body
finger
clamping
stopper
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、指に巻き付けて使用する非リング形
指輪に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、指輪としてリング形のものがあるが、こ
れでは、リング径が一定であるため、その指輪に
合つた指にしか装着することができない。従つて
予めサイズの異なる多種類の指輪を揃えておく必
要があり、これがため指輪の製作費が高くなると
いう難点がある。また指輪のリング径を調整する
ことができないことから、そのリング径が小さ過
ぎて指を圧迫したり、その逆にリング径が大き過
ぎて指から抜けたりする恐れがある。更に当初は
指に合つていた指輪本体も時間の経過とともに、
指が太くなつたり、痩せたりして、指に合わなく
なる恐れもある。
そこで、かかる難点を解消するものとして、軟
らかい金属製棒状体を円状に曲げたフリーサイズ
の指輪があるが、このタイプの指輪では、使用中
に変形してはずれる恐れがある。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、どの指に
でも、また二本、三本または四本の指にでも自由
に巻くことができて利用範囲が広く、さらに指及
び関節の太さに関係なく、適度な締付け力で巻き
付けることができ、しかも指から抜けたり、外れ
たりすることがなく、美観上も秀れた指輪を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解決するために、本考案
は、紐状の非リング形指輪本体2と、該指輪本体
2の任意の箇所どうしを連掛する止具3,22,
36とを有し、該止具3,22,36は、一端が
互いにヒンジ結合されるヒンジ部4,23を有
し、他端が互いに係脱可能に係合する係合部7,
8,10,11,28,29を有し、なお且つヒ
ンジ部4,23と係合部7,8,10,11,2
8,29との間で上記指輪本体2を挟持する挟持
部9,31を有する一対の挟持部材5,6,2
4,25からなり、その一方の挟持部材5,25
を前記指輪本体2に取付けてなる指輪を提案する
ものである。
(作用) 上記指輪によれば、指輪本体2を指に適当回数
巻き付けた後、該指輪本体2の遊端を止具3,2
2,36の両挟持部材5,6,24,25間に挿
通し、該両挟持部材5,6,24,25の係合部
7,8,10,11,28,29を互いに係合さ
せるだけで、指輪本体2を指に適度の締付け力で
装着することができる。
(実施例) 本考案の第1の実施例を第1図〜第4図に基づ
いて説明する。この実施例の指輪1は、並列する
2本(1本でもよい)のチエン状の紐からなる非
リング形指輪本体2と、該指輪本体2の一端部に
連結された止具3とからなり、その止具3は、一
端が互いにヒンジ結合されるヒンジ部4を有する
一対の挟持板(挟持部材)5,6からなり、その
一方の挟持板5の他端にヒンジ部4側へ若干傾斜
した傾斜板状係合部7を突設し、他方の挟持板6
の他端に傾斜板状係合部7に対し係脱可能な円弧
板状係合部8を一体形成し、更にヒンジ部4と係
合部7,8との間に指輪本体2を挟持するための
挟持部9を形成している。
そして、第1図aに示す状態において指輪本体
2の他端部を一方の挟持板5上に横断するように
して渡し掛け、続いて他方の挟持板6をヒンジ部
4を支点として回動させることにより、その円弧
板状係合部8を傾斜板状係合部7に圧嵌係合さ
せ、これにより指輪本体2の他端部を両挟持板
5,6の挟持部9により挟持して、第1図bに示
すように、ループ状の指輪1を形成することがで
きる。なお指輪本体2及び止具3の材料として
は、白金、金、銀などの貴金属や、金、銀、ロジ
ウムメツキしたもの、あるいは銅、真鍮、アルミ
ニウム合金やプラスチツクなどが用いられる。ま
た指輪本体2の長さLは20〜30cm程度が適当であ
る。
上記指輪1の装着手順を説明すると、まず、第
2図a〜cに示すように、指輪本体2を中指、薬
指、小指にわたつてそれぞれ一重ずつ巻き付ける
ことができる。
また第3図a〜cに示すように、指輪本体2を
薬指に二重巻きすると共に、小指に一重巻きする
ことができる。
さらに第4図a〜cに示すように、指輪本体2
を中指(どの指でもよい)に三重巻き(二重巻
き、または四重巻き以上でもよい)することがで
きる。この場合、指輪本体2の他端部を第4図a
実線に示すように掌側に垂らしてもよいし、同図
a仮想線に示すように、甲側に垂らしてもよい。
このように紐状指輪本体2の他端部を意識的に垂
らしておくことによつて一種の装飾垂れとして指
輪全体の美観を向上させることができる。
上記第1の実施例では、指輪本体2を構成する
2本のチエン紐の端部どうしが互いに切り離され
ているが、第5図に示すように、その端部どうし
を一体連結させてもよい(第2実施例)。
また指輪本体2として、チエンの代わりに、第
6図に示すように、多数の小粒状の真珠、ガラス
玉、プラスチツク玉などを繋いだ数珠状のもの
(または飾り維)を用いてもよい(第3の実施
例)。
そして、第7図に示すように、第1の実施例の
止具3の両挟持板5,6の他端に互いに吸引しあ
う永久磁石製係合部10,11を設けてもよい
(第4の実施例)。
さらに第8図に示すように、指輪本体2に宝石
やその他の装飾品13を取付けるようにしてもよ
い(第5の実施例)。この実施例では第9図に示
すように、指輪本体2を装飾維とし、それを宝石
13の台座14の貫通孔15に挿通して、宝石1
3を自由に動かすことができるようにしている。
従つて、その宝石13を薬指から中指または小指
に移すことも容易である。なお第8図に示すよう
に、指輪本体2の他端部に宝石抜け止め用の飾り
石16(その他の飾りをつけてもよい)を取付け
てもよい。また宝石13の代わりに白金、金、銀
などの貴金属を用いてもよい。
上記台座14を、第10図に示すように、台座
本体18と、一端部がその台座本体18の一端部
にヒンジ19結合され、且つ、他端円弧部20A
が台座本体18の他端止板部18Aに対して係脱
自在な挟持板20とから構成してもよい(第6の
実施例)。
この構成によれば、第10図仮想線状態の挟持
板20を回動させて、その他端円弧部20Aを台
座本体18の他端止板部18Aに係合させること
により、同図実線に示すように、宝石13を指輪
本体2に簡単に取付けることができる。
本考案の第7の実施例を第11図〜第14図に
基づいて説明する。この実施例の止具22は、一
端がヒンジ部23により互いにヒンジ結合された
横断面形状がコの字形の一対の金属製挟持枠(挟
持部材)24,25からなり、上側の挟持枠24
の上面に宝石26(貴金属などでもよい)を固着
し、下側の挟持枠25の他端を下向きに曲げて形
成した円筒状連結部27に装飾維(チエン紐でも
よい)からなる指輪本体2を挿通し、且つ、その
連結部27を若干押圧変形させることによつて、
指輪本体2の中央部に下側挟持枠25を挟着して
いる。また上側の挟持枠24を下側の挟持枠25
から離間させたときに、その両枠24,25の一
端どうしが当たつて、上側の挟持枠24が外側へ
倒れないようにしており、これにより上側の挟持
枠24を起立させて、容易に把持できるようにし
ている(第12図参照)。そして、上側の挟持枠
24の両側壁に、下側の挟持枠25の両側壁の係
合穴(係合部)28に対して係脱可能な係合突起
(係合部)29を突設し、該係合穴28及び係合
突起29と前記ヒンジ部23との間に指輪本体2
を挟持するための挟持部31を形成している。な
お宝石26は特に無くてもよい。
上記指輪1を例えば中指(これ以外の指輪でも
よい)に装着する場合には、止具22の両枠2
4,25を互いに離間させた状態で、その下側の
挟持枠25を中指に載せ、続いて、第11図a〜
cに示すように、指輪本体2の両端部を、それぞ
れ中指に二重巻きした後、下側の挟持枠25上に
横断するようにして渡し掛け(第12図参照)、
その後、上側の挟持枠24を下向きに押して、係
合突起29を下側の挟持枠25の係合穴28に嵌
入係合させればよい(第13図参照)。この係合
状態では、挟持部31に於いて両枠24,25の
両側壁2より指輪本体2が挟持されるので、その
指輪本体2を指に確実に装着することができる
(第14図参照)。
本考案の第8の実施例を第15図〜第18図に
基づいて説明する。この実施例の指輪1の構成は
第11図〜第14図に示す第7の実施例の指輪1
とほぼ同じであるが、次の点で異なる。即ち、指
輪本体2の長さlが半分程度(例えば10〜15cm)
とされ、該指輪本体2の両端部に円筒状等の任意
形状の貴金属、宝石等からなる飾り35が取付け
られ、止具36の下側挟持枠25の挟持部25a
が偏平状に形成され、下側挟持枠25の指輪本体
挿通用連結部27が上向きに折り曲げて形成され
ている。上記以外の構成は第7の実施例の指輪1
と同じであるので、同一部分に同一符号を付し
て、その説明を省略する。
上記指輪1は、第16図a〜cに示すように、
第7の実施例と同様の装着方法で中指(これ以外
の指でもよい)に装着することができる。
また第15図仮想線に示すように、止具36を
指輪本体2に移動自在に取付けてもよい。(考案
の効果) 本考案によれば、指輪本体が非リング形である
から、これを細い指でも、太い指でも、また複数
本の指にでも所謂フリーサイズの指輪として自由
に巻き付けて装着することができ、この指輪本体
として1種類用意するだけでよいから、従来のリ
ング形指輪に比べて安価に製作することができ
る。
また指輪本体を指に適度の締め付け力で心地好
く巻き付けることができ、従来のリング形指輪の
ように、リング径が小さ過ぎて指を圧迫したり、
リング径が大き過ぎて指から抜けたりする恐れが
ない。
更に指輪本体の両端部を止具により拘束してい
ない状態で、それを指に巻き付けることができる
から、指輪本体を指に幾重にも容易に巻き付ける
ことができる。
また更に止具の両挟持部材により指輪本体を挟
持するようにしているから、指に指輪本体を巻き
付けた状態で、その指に力を入れた程度では、上
記挟持状態が解除されることがなく、指輪本体の
巻き付けが緩んで指から指輪本体が抜け落ちる恐
れはない。
そして止具により指輪本体を部分的に挟持する
だけであるから、例えば指輪本体として貴金属製
鎖を用いたとしても、その表面を殆ど傷つける恐
れがない。
しかも両挟持部材の係合を解除して指輪本体の
拘束状態を簡単に解消することができるから、指
輪本体を指から容易に取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図aは指輪を伸ばした状態の斜視図、第
1図bは指輪をループ状にした状態の斜視図、第
2図〜第4図は指輪の装着方法を示す説明図、第
5図は本考案の第2の実施例を示す指輪端部の斜
視図、第6図は本考案の第3の実施例を示す指輪
端部の斜視図、第7図は本考案の第4の実施例を
示す指輪の斜視図、第8図は本考案の第5の実施
例を示す指輪巻き付け状態の斜視図、第9図は同
状態の要部の横断面図、第10図は本考案の第6
の実施例を示す指輪要部の横断面図、第11図〜
第14図は本考案の第7の実施例を示し、第11
図a〜cは指輪の装着方法を示す説明図、第12
図は指輪本体を指に巻き付けた状態の止具付近の
拡大側面図、第13図は指輪本体を連掛した状態
の止具付近の拡大側面図、第14図は第13図の
A−A矢視図、第15図〜第18図は本考案の第
8の実施例を示し、第15図は指輪を伸ばした状
態の斜視図、第16図a〜cは指輪の装着方法を
示す説明図、第17図は指輪本体を指に装着した
状態の止具付近の拡大側面図、第18図は第17
図のB−B矢視図である。 1……指輪、2……指輪本体、3,22,3
6,……止具、4,23……ヒンジ部、5,6…
…挟持板(挟持部材)、7,8……係合部、9…
…挟持部、10,11……永久磁石製係合部、2
4,25……挟持枠(挟持部材)、28……係合
穴(係合部)、29……係合突起(係合部)、31
……挟持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紐状の非リング形指輪本体と、該指輪本体の任
    意の箇所どうしを連掛する止具とを有し、該止具
    は、一端が互いにヒンジ結合されるヒンジ部を有
    し、他端が互いに係脱可能に係合する係合部を有
    し、なお且つヒンジ部と係合部との間で上記指輪
    本体を挟持する挟持部を有する一対の挟持部材か
    らなり、その一方の挟持部材を前記指輪本体に取
    付けてなる指輪。
JP1987057911U 1987-04-16 1987-04-16 Expired JPH048804Y2 (ja)

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JP1987057911U JPH048804Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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JP1987057911U JPH048804Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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Publication Number Publication Date
JPS63166013U JPS63166013U (ja) 1988-10-28
JPH048804Y2 true JPH048804Y2 (ja) 1992-03-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564413B2 (ja) * 1972-04-24 1981-01-30

Family Cites Families (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4732492U (ja) * 1971-04-26 1972-12-12
JPS50150590U (ja) * 1974-05-31 1975-12-15
JPS564413U (ja) * 1979-06-25 1981-01-16

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JPS564413B2 (ja) * 1972-04-24 1981-01-30

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JPS63166013U (ja) 1988-10-28

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