JPH048781Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH048781Y2 JPH048781Y2 JP9830686U JP9830686U JPH048781Y2 JP H048781 Y2 JPH048781 Y2 JP H048781Y2 JP 9830686 U JP9830686 U JP 9830686U JP 9830686 U JP9830686 U JP 9830686U JP H048781 Y2 JPH048781 Y2 JP H048781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- stopper
- fishing
- reel
- masked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
本考案は魚釣用リール特に覆面型リールの改良
に関するもので、その輸送中における釣糸の繰出
しを阻止する釣糸放出防止装置の改良に関するも
ので、ハンドルを回動しても釣糸に撚りのかかる
ことを防止して糸切れや糸絡みが発生することを
防止することを目的とするものである。
に関するもので、その輸送中における釣糸の繰出
しを阻止する釣糸放出防止装置の改良に関するも
ので、ハンドルを回動しても釣糸に撚りのかかる
ことを防止して糸切れや糸絡みが発生することを
防止することを目的とするものである。
従来の技術
覆面型魚釣用リールは輸送又は携帯中に誤つて
釣糸繰出し用のプツシユボタンが押されると釣糸
が放出されてしまうために、本出願人は実開昭55
−140371号公報に見られるようにフロントカバー
の釣糸放出孔に釣糸先端に結着した釣糸止め具を
嵌着固定して釣糸の放出を防止することを開発し
た。
釣糸繰出し用のプツシユボタンが押されると釣糸
が放出されてしまうために、本出願人は実開昭55
−140371号公報に見られるようにフロントカバー
の釣糸放出孔に釣糸先端に結着した釣糸止め具を
嵌着固定して釣糸の放出を防止することを開発し
た。
しかしながらこのものは釣糸止め具が釣糸放出
孔に固定状態で嵌着しているので、出荷梱包時の
箱入れでハンドル位置決めのためハンドルを回転
させてスプールをドラグスリツプさせたり、店頭
で購買者が回転状況やスプールクリツクの状況を
確認のためハンドルを回転したりするすると、釣
糸に撚りがかかり、釣糸の糸切れや糸絡みの原因
となつて商品としての価値を低下させる欠陥があ
る。
孔に固定状態で嵌着しているので、出荷梱包時の
箱入れでハンドル位置決めのためハンドルを回転
させてスプールをドラグスリツプさせたり、店頭
で購買者が回転状況やスプールクリツクの状況を
確認のためハンドルを回転したりするすると、釣
糸に撚りがかかり、釣糸の糸切れや糸絡みの原因
となつて商品としての価値を低下させる欠陥があ
る。
考案の構成
本考案はこのような欠陥を改善するようにした
もので、釣糸止め部材の後部に後方に向け先端外
側に係止部を有する複数の可撓性係合片を一体に
突設し、該係合片を覆面型リールのフロントカバ
ーの釣糸放出孔に回動可能に嵌合すると共に前記
係止部を前記釣糸放出孔内側縁に係止せしめ、前
記釣糸止め部材に釣糸先端を捲取られる釣糸の撚
りによつて釣糸止め部材が回動するように連結し
たことを要旨とするものである。
もので、釣糸止め部材の後部に後方に向け先端外
側に係止部を有する複数の可撓性係合片を一体に
突設し、該係合片を覆面型リールのフロントカバ
ーの釣糸放出孔に回動可能に嵌合すると共に前記
係止部を前記釣糸放出孔内側縁に係止せしめ、前
記釣糸止め部材に釣糸先端を捲取られる釣糸の撚
りによつて釣糸止め部材が回動するように連結し
たことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、覆
面型リール１のフロントカバー２の中心部には釣
糸放出孔３が設けられ、公知のように釣糸放出孔
３に挿通された釣糸４を回転体５のピツクアツプ
ピン６により図示されていないスプールに捲着で
きるように形成されている。
面型リール１のフロントカバー２の中心部には釣
糸放出孔３が設けられ、公知のように釣糸放出孔
３に挿通された釣糸４を回転体５のピツクアツプ
ピン６により図示されていないスプールに捲着で
きるように形成されている。
前記釣糸４の先端は略円形かつ扁平状の釣糸止
め具７の取付孔８に結着されると共に該釣糸止め
具７の後部上下側には先端外側に係止部９を有す
る一対の係合片１０，１０が一体に形成され、係
止部９は釣糸放出孔３の内側に係合して釣糸止め
具７の脱落を防止する一方、結合片１０，１０は
釣糸放出孔３に対して回動できるように緩く嵌合
している。
め具７の取付孔８に結着されると共に該釣糸止め
具７の後部上下側には先端外側に係止部９を有す
る一対の係合片１０，１０が一体に形成され、係
止部９は釣糸放出孔３の内側に係合して釣糸止め
具７の脱落を防止する一方、結合片１０，１０は
釣糸放出孔３に対して回動できるように緩く嵌合
している。
従つて釣糸止め具７の係合片１０，１０を釣糸
放出孔３に嵌挿すると係止部９は釣糸放出孔３に
係止されて釣糸止め具７の脱落を防止しているの
で、プツシユボタン１１の誤操作によつて釣糸４
が放出されることが防止されると同時にハンドル
１２を回転してスプールをドラグスリツプさせ回
転体５が回転しても釣糸４のねじれに応じて釣糸
止め具７も回転し釣糸４に撚りがかかることがな
い。
放出孔３に嵌挿すると係止部９は釣糸放出孔３に
係止されて釣糸止め具７の脱落を防止しているの
で、プツシユボタン１１の誤操作によつて釣糸４
が放出されることが防止されると同時にハンドル
１２を回転してスプールをドラグスリツプさせ回
転体５が回転しても釣糸４のねじれに応じて釣糸
止め具７も回転し釣糸４に撚りがかかることがな
い。
第３図に示す実施例は、係合片１０を扁平状の
釣糸止め具７の前後及び上下両側に４本形成した
ものであり、また第４図及び第５図に示す実施例
は釣糸止め具７を前部に摘み７′を有する円板状
に形成し、円板面の後側面に係止部９を有する係
合片１０を一体に突設形成したものである。
釣糸止め具７の前後及び上下両側に４本形成した
ものであり、また第４図及び第５図に示す実施例
は釣糸止め具７を前部に摘み７′を有する円板状
に形成し、円板面の後側面に係止部９を有する係
合片１０を一体に突設形成したものである。
前記実施例は何れも釣糸４を釣糸止め具７に結
着固定しているので、釣糸４は第１図及び第４図
に示すように必ずしも係合片１０に引掛かる状態
に保持される必要はないが、第６図に示すように
釣糸４を釣糸止め具７に固着しないで釣糸止め具
７の中心部に穿設した挿通孔７″に挿通しその前
端の結び目４′を挿通孔７″に回動できるように係
止したときには、釣糸４は係合片１０に引掛かる
状態で回転体５のピツクアツプピン６に誘導され
るように形成し、釣糸４が係合片１０を介して釣
糸止め具７を回動するように構成されており、何
れの場合もハンドル１２の回動による釣糸に発生
した撚りで釣糸止め具７が回動するように形成さ
れている。
着固定しているので、釣糸４は第１図及び第４図
に示すように必ずしも係合片１０に引掛かる状態
に保持される必要はないが、第６図に示すように
釣糸４を釣糸止め具７に固着しないで釣糸止め具
７の中心部に穿設した挿通孔７″に挿通しその前
端の結び目４′を挿通孔７″に回動できるように係
止したときには、釣糸４は係合片１０に引掛かる
状態で回転体５のピツクアツプピン６に誘導され
るように形成し、釣糸４が係合片１０を介して釣
糸止め具７を回動するように構成されており、何
れの場合もハンドル１２の回動による釣糸に発生
した撚りで釣糸止め具７が回動するように形成さ
れている。
考案の効果
本考案は釣糸を連結した釣糸止め部材に設けた
係合片を釣糸放出孔に回動自在に嵌挿してその係
止部で係合すると共に釣糸止め部材が回転体の回
転に応じて回動するように形成したので、プツシ
ユボタンの誤作動による釣糸の放出が防止できる
ことは勿論、特に出荷梱包時におけるハンドルの
位置決めのため又は店頭において釣糸止め部材が
釣糸放出孔に係合したままハンドルが回転されて
も釣糸に撚りがかかることなく、従つて釣糸の糸
切れや糸絡みの発生を防止して覆面型リールの釣
糸を損傷させることがない優れた特徴と実用性を
有するものである。
係合片を釣糸放出孔に回動自在に嵌挿してその係
止部で係合すると共に釣糸止め部材が回転体の回
転に応じて回動するように形成したので、プツシ
ユボタンの誤作動による釣糸の放出が防止できる
ことは勿論、特に出荷梱包時におけるハンドルの
位置決めのため又は店頭において釣糸止め部材が
釣糸放出孔に係合したままハンドルが回転されて
も釣糸に撚りがかかることなく、従つて釣糸の糸
切れや糸絡みの発生を防止して覆面型リールの釣
糸を損傷させることがない優れた特徴と実用性を
有するものである。
第１図は本考案の一部切欠正面図、第２図は釣
糸止め具の斜視図、第３図は釣糸止め具の別実施
例の斜視図、第４図は本考案の別実施例の一部切
欠正面図、第５図は第４図の実施例の釣糸止め具
の斜視図、第６図は本考案の更に外の実施例の一
部切欠正面図である。 １……覆面型リール、２……フロントカバー、
３……釣糸放出孔、４……釣糸、７……釣糸止め
具、８……取付孔、９……係止部、１０……係合
片。
糸止め具の斜視図、第３図は釣糸止め具の別実施
例の斜視図、第４図は本考案の別実施例の一部切
欠正面図、第５図は第４図の実施例の釣糸止め具
の斜視図、第６図は本考案の更に外の実施例の一
部切欠正面図である。 １……覆面型リール、２……フロントカバー、
３……釣糸放出孔、４……釣糸、７……釣糸止め
具、８……取付孔、９……係止部、１０……係合
片。
Claims (1)
- 釣糸止め部材の後部に後方に向け先端外側に係
止部を有する複数の可撓性係合片を一体に突設
し、該係合片を覆面型リールのフロントカバーの
釣糸放出孔に回動可能に嵌合すると共に前記係止
部を前記釣糸放出孔内側縁に係止せしめ、前記釣
糸止め部材に釣糸先端を捲取られる釣糸の撚りに
よつて釣糸止め部材が回動するように連結した魚
釣用覆面型リールの釣糸放出防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9830686U JPH048781Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1986-06-26 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10140485 | 1985-07-03 | ||
| JP9830686U JPH048781Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1986-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6274573U JPS6274573U (ja) | 1987-05-13 |
| JPH048781Y2 true JPH048781Y2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=31497446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9830686U Expired JPH048781Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1986-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH048781Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP9830686U patent/JPH048781Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6274573U (ja) | 1987-05-13 |
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