JPH0487547A - 送風用無刷子電動機 - Google Patents

送風用無刷子電動機

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JPH0487547A
JPH0487547A JP19750490A JP19750490A JPH0487547A JP H0487547 A JPH0487547 A JP H0487547A JP 19750490 A JP19750490 A JP 19750490A JP 19750490 A JP19750490 A JP 19750490A JP H0487547 A JPH0487547 A JP H0487547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat dissipation
motor case
stator
heat
dissipation fins
Prior art date
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Pending
Application number
JP19750490A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Sakamoto
坂本 敏浩
Tetsuo Kawamoto
哲郎 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0487547A publication Critical patent/JPH0487547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、筒状の機器に搭載される送風用無刷子電動機
に関する。
〔従来の技術〕
筒状の機器、例えばヘアードライヤーに搭載される従来
の送風用無刷子電動機は、第4図及び第5図に示す構成
のものが一般的である。図において、回転子1は、周方
向に交互に異極が位置するよう回転子軸2に永久磁石3
を配設している。固定子4は、永久磁石3の外周を円筒
状に囲みかつ永久磁石3の外周面に向けて複数の磁極子
5を突出させ、その磁極子の周囲にコイル6を巻回して
いる。
モータケース7は、磁性金属材料により、固定子4より
十分長い円筒状に形成され、その内周面に固定子4を圧
入して固着している。従ってこのモータケース7は、固
定子4の磁路の断面積の増大に寄与することとなる。2
個の軸受台8,8は、略中夫に軸受9を装備し、そして
モータケース7の両端部に取着される。上記した回転子
軸2は、両軸受9,9に貫通支持され、さらに外方に延
出している。磁気感応素子10は、永久磁石3の外周面
に対面するよう一方の軸受台8に配設される。送風用フ
ァン11は、一方の軸受9から外方に延出した回転子軸
2に取着されている。
支持用筒体12は、モータケース7の外径に略等しい内
径を有して軸方向長さがこれより短く、そして外周面に
3個程度の支持用リブ12a、 12a、−を突設した
形状をなしている。この支持用筒体I2は、モータケー
ス7の略中間付近に圧入あるいは接着により固定される
とともに、支持用リブ12a、 12a、・−がプラス
チック製の機器本体Hの内周面に支持される。
通常、ヘアードライヤーに用いられる無刷子電動機は、
回転数は約4000乃至6000rpm程度のものが一
般的であり、風量確保のために比較的大きい送風用ファ
ンを用いるため高トルクとなるように設計されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、機器は小型化を図りつつ、一方では高出力化も図
るという要求が強く、従って必然的に機器に搭載される
送風用無刷子電動機にあってもその要求に応える必要が
ある。このように機器を小型化した場合、送風用ファン
も小さくなるので、所要風量を確保するには電動機の回
転数を例えば35000rpmといった超高速にしなけ
ればならない。
ところで、電動機を小型にし、従来並みの高トルク仕様
に設計したとすると、鉄損が増大し、その結果発熱によ
り回転不能となり易い。仮に、低トルク仕様に設計して
回転可能にしたとしても、小型化により放熱が良好でな
くなり温度上昇は大きくなる。
本願出願人が実験したところによると、モータケースの
外径を15mm、長さ40++uwとした無刷子電動機
を3500Orpmにて送風させようとした場合、高ト
ルク仕様(磁束密度約1.6ステラ)では約3000O
rpmまでしか回転数があがらず、また低トルク仕様(
磁束密度約1.0ステラ)では回転数はあがったものの
コイルは150°Cまで温度上昇した。このようにコイ
ルが高熱になると、コイルの絶縁劣化や機器本体の熱変
形等が問題になる惧れがある。
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的
とするところは、放熱性に優れた小型で高出力の送風用
無刷子電動機を提供するにある。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するために、本発明の送風用無刷子電
動機は、回転子と、固定子と、モータケースと、軸受台
と、磁気感応素子と、回転子軸に取着された送風用ファ
ンと、を含む送風用無刷子電動機において、 モータケースを、非磁性金属材料により形成し、かつ外
周面から放射状に突出する放熱フィンを一体的に形成し
た構成にしである。
〔作用〕
この構成によれば、機器本体に支持するための支持用筒
体が省略できるとともに、発熱源であるコイルの熱は、
モータケースに、そしてその放熱フィンに伝わって放熱
させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、第1図乃至第3図に基づい
て説明する。なお、先に説明した従来例と実質的に同様
の部材には同一の符号を付している。
1は回転子で、周方向に交互に異極が位置するよう回転
子軸2に、永久磁石3を配設している。
4は固定子で、永久磁石3の外周を円筒状に囲みかつそ
の外周面に向けて複数(本実施例では2個)の磁極子5
を突出させ、その磁極子5の周囲に絶縁部材6aを介し
てコイル6を巻回している。
この固定子4は磁性金属薄板を打抜き、それを積層して
なる。
7はモータケースで、アルミニウムのような非磁性金属
材料により、固定子4の外径に略等しい内径で、かつそ
れより十分長い円筒状をなし、さらにその外周面から放
射状に突出する複数(本実施例では7個)の放熱フィン
7a、7a、・−を一体的に形成している。放熱フィン
7a、7a、’−は、軸方向長さの略全長にわたるとと
もに、後述する送風用ファン側をスキューさせて風を整
流するようにしている。本実施例では、各放熱フィン7
aの厚さを2l1111径方向高さを10mmとし、ダ
イカストにて型造している。このモータケース7の内周
面に、固定子4を圧入あるいは接着により固着し、また
放熱フィン7a + 7a +・・−の先端部は、ヘア
ードライヤーのような機器本体門の内周面に支持される
。なお、モータケース7が非磁性金属材料とするのは、
電動機が高速回転であるために磁束を少なくする必要が
あり、それによって固定子4は磁気飽和には至りにくい
ことによる。従って磁性材料である場合に比して材料費
が低減でき、複雑な形状でも用意に型造が可能となる。
8.8は2個の軸受台で、それぞれ略中夫の軸受支持孔
8aに軸受9,9を装備してモータケース7の両端部に
、その開口部分を塞ぐようにして取着される。また軸受
9の周囲には、放熱効果をあげるために、略等間隔に複
数(本実施例では6個)の貫通孔8b、8b、−が設け
である。さらにこれらの間の周縁近傍には、コイル6め
端末を挿通するために、複数(本実施例では4個)の貫
通孔8C18C1・−が設けである。8dは後述する磁
気感応素子の支持凹部、8eはそのリード線挿通孔であ
る。この両軸受9.9には上記した回転子軸2が貫通し
て支持され、そして回転子軸2はさらに外方に延出して
いる。
10はホール素子のような磁気感応素子で、永久磁石3
の外周面に対面するよう一方の軸受台8の支持凹部8d
に配設される。磁気感応素子10は、永久磁石の例えば
N極に対面したときそれを検知し、その検知信号をリー
ド線10aを介して駆動回路(図示せず)に入力し、そ
れにより駆動回路がコイル6への通電を制御して回転子
1を回転させるのである。
11は送風用ファンで、プラスチックにより6枚の羽根
11a、 lla、−・・を有して型造され、一方の軸
受9から外方に延出した回転子軸2に取着される。
この羽根11aの外径は、機器本体Hの内周で動作が阻
害されない範囲で大きくする。
かくして送風用ファン11は、回転子1の回転に応じて
回転し、それによって生起された風は放熱フィン7a+
7a+・・・から熱を奪い、また軸受台8の貫通孔8b
、8b、−・−から入り込んで発熱源であるコイル自体
から熱を奪うのである。
本願出願人が実験した結果では、軸受台8の貫通孔8b
、8b、−を設けたことにより、それが無いものに比し
てコイル6の温度は約20°C低下できることを確認し
た。さらに放熱効果を高めるには、モータケース7の円
筒部に貫通孔を設けてもよく、そうするとさらにコイル
6の温度は約10°C低下させられた。
このものでは、従来のものに必要であった機器本体に支
持するための支持用筒体がモータケースで兼用されるの
で省略することができる。
〔発明の効果〕
本発明の送風用無刷子電動機は、上記のように構成した
から、機器本体に支持するための支持用筒体が省略でき
るとともに、発熱源であるコイルの熱は、モータケース
に、そしてその放熱フィンに伝わって放熱させることが
できるので、放熱性に優れた小型で高出力のものとなる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は
、その横断面図、 第3図は、その分解斜視図、 第4図は、従来例の縦断面図、 第5図は、その横断面図である。 1−回転子、2d回転子軸、3・・−永久磁石、4−・
固定子、5−磁極子、6・−コイル、7・−モータケー
ス、7a−放熱フィン、8−軸受台、8b−貫通孔、9
−軸受、10−一・磁気感応素子、 11−送風用ファン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周方向に交互に異極が位置するよう回転子軸に永
    久磁石を配設した回転子と、その永久磁石の外周を円筒
    状に囲みかつその外周面に向けて複数の磁極子を突出さ
    せ、その磁極子の周囲にコイルを巻回した固定子と、円
    筒状をなしその内周面に固定子を固着した金属材料製の
    モータケースと、モータケースの両端部に取着される軸
    受台と、永久磁石の外周面に対面するよう一方の軸受台
    に配設される磁気感応素子と、回転子軸に取着された送
    風用ファンと、を含む送風用無刷子電動機において、 前記モータケースを、非磁性金属材料により形成し、か
    つ外周面から放射状に突出する放熱フィンを一体的に形
    成したことを特徴とする送風用無刷子電動機。
JP19750490A 1990-07-25 1990-07-25 送風用無刷子電動機 Pending JPH0487547A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07194053A (ja) * 1993-01-25 1995-07-28 Sekiyu Kodan 永久磁石形回転電機
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