JPH048752U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

図は本考案になる船外機における気化器の始動
装置の一実施例を示す。第１図は気化器の始動装
置の縦断面図（第２図−線における縦断面図
を含む）、第２図は第１図−線での縦断面図
、第３図は船外機を船体に取着した状態を示す。
第４図は第３図を上部よりみた平面図である。 １……気化器本体、２……吸気道、４……浮子
室、８……始動燃料溜り室、９……連通路、１０
……大気導入路、１１……始動装置本体、１２…
…制御筒、１３……始動空気通路、１４……始動
混合気通路、１７……開閉弁体、１９……感熱応
動体、２５……始動燃料ポンプ、Ｃ……気化器、
Ｓ……船外機、Ｆ……船体、４０……内燃機関、
４３……主ノズル。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部を吸気道２が貫通し、該吸気道には吸気道
   の有効開口面積を制御する絞り弁Ｔを備えた気化
   器本体１と、気化器本体１の下方凹部１Ａに配置
   した浮子室本体３と前記気化器本体の下方凹部１
   Ａとによつて形成され、内部に一定液面を形成す
   る浮子室４と、により構成される気化器Ｃと； 内部に穿設された制御筒１２内に始動燃料制御
   通路１５と、大気に連なる始動空気通路１３と、
   気化器本体１の吸気道２に連なる始動混合気通路
   １４と、を開口した始動装置本体１１と、 温度変化に応じて変位する感熱応動体１９にて
   前記始動燃料制御通路と始動空気通路と、始動混
   合気通路とを開閉制御する開閉弁体１７と、 浮子室４と隔絶して設けられ、浮子室４内の一
   定液面下と連通路９を介して連通されるとともに
   その上部が大気導入路１０を介して大気と連通さ
   れた始動燃料溜り室８と、 内燃機関に生起する脈動圧力によつて始動燃料
   溜り室８内の始動燃料を燃料吸入路３０を介して
   ポンプ室２７内に吸入するとともにポンプ室２７
   内の始動燃料を燃料吐出路３２を介して始動燃料
   制御通路１５に吐出する始動燃料ポンプ２５と、
   により構成される始動装置と； 気化器Ｃを含む内燃機関４０と、内燃機関４０
   の出力軸４１に連結されたスクリユー４２とを有
   し、船体Ｆの後部に配置され、水平方向及び垂直
   方向に回転自在に取着された船外機Ｓと；よりな
   り、 前記気化器を船体Ｆの進行方向Ｈ側の内燃機関
   ４０の前方位置に配置し、 一方、浮子室４内の一定液面が水平状態におい
   て、連通路９の浮子室４内の一定液面下への開口
   位置を、吸気道２の長手方向軸心線Ｘ−Ｘに沿う
   縦断面において主ノズル４３の長手方向軸心線Ｙ
   −Ｙより上流側範囲で、且つ吸気道２の長手方向
   軸心線Ｘ−Ｘに直交する縦断面において主ノズル
   ４３の長手方向軸心線Ｙ−Ｙより一側範囲とし、 他方、浮子室４内の一定液面が水平状態におい
   て、大気導入路１０を浮子室４内の一定液面上へ
   開口するとともにその開口位置を、吸気道２の長
   手方向軸心線Ｘ−Ｘに沿う縦断面において主ノズ
   ル４３の長手方向軸心線Ｙ−Ｙより上流側範囲で
   、且つ吸気道２の長手方向軸心線Ｘ−Ｘに直交す
   る縦断面において主ノズル４３の長手方向軸心線
   Ｙ−Ｙより他側範囲としてなる船外機における気
   化器の始動装置。