JPH0487470A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0487470A
JPH0487470A JP2201103A JP20110390A JPH0487470A JP H0487470 A JPH0487470 A JP H0487470A JP 2201103 A JP2201103 A JP 2201103A JP 20110390 A JP20110390 A JP 20110390A JP H0487470 A JPH0487470 A JP H0487470A
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circuit
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Nobutaka Miyake
信孝 三宅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置に関し、特に階調(色)を有する
写真等の中間調画像情報を圧縮する画像処理装置に関す
る。
[従来の技術] 写真等の中間調画像(以下、「イメージ」という)をメ
モリに記憶するのに必要なメモリ容量は(画素数)×(
階調ビット数)となり、高品位なカラー画像を記憶する
ためには膨大なメモリ容量が必要であった。このため、
各種の情報量圧縮方式が提案され、情報量を圧縮した後
、メモリに記憶することにより、メモリ容量の削減が図
られている。
第7図はカラー静止画符号化の国際標準化方式%式% Group)にて提案されているベースラインシステム
(基本方式)の符号化方式(表出=「カラー静止画符号
化国際標準化」、画像電子学会誌、第18巻、第6号、
pp、398−407.1989 )の構成を示すブロ
ック図である。
同図において、入力端子701より入力されたイメージ
画素データはブロック化回路702において、8X8画
素のブロック状に切出され、離散コサイン変換(DCT
)回路717にてコサイン変換され、変換係数が量子化
器740に供給される。量子化器740では、量子化テ
ーブル741により印加される量子化ステップ情報に従
って、変換係数の線形量子化(Q)を行う。量子化され
た変換係数のうち、DC係数は予測符号化(以下、rD
PCMJという)回路742にて前ブロックのDC成分
との差分(予測誤差)がとられ、ハフマン符号化回路7
43に供給される。第8図はDPCM742の詳細なブ
ロック構成図である。量子化器740より量子化された
DC係数は、遅延回路753及び減算器754に印加さ
れる。遅延回路753は、DCT回路717が1ブロツ
ク、即ち8×8画素分の演算に必要な時間分だけ遅延さ
せる回路で、従って遅延回路753からは前ブロックの
DC係数が減算器754に供給される。よって、減算器
754の出力には、前ブロックとのDC係数の差分(予
測誤差)が出力さることになる(本予測符号化では予測
値として前ブロツク値を用いているため、予測器は前述
のごと(遅延回路にて構成される)。
ハフマン符号化回路743は、DPCM742より供給
された予測誤差信号をDCハフマンコードテーブル74
4に従って可変長符号化し、多重化回路751にDCハ
フマンコードを供給する。
一方、量子化器740にて量子化されたAC係数(DC
係数以外の係数)は、スキャン変換回路745にて第9
図に示すように低次の係数より順にジグザグスキャンさ
れ、有意係数検出回路746に供給される。有意係数検
出回路746では、量子化されたAC係数が0”かどう
かを判定し、“0”の場合はラン長カウンタ747にカ
ウントアツプ信号を供給し、カウンタの値を+1増加さ
せる。一方、“0”以外の係数の場合は、リセット信号
をラン長カウンタに供給し、カウンタの値をリセットす
ると共に、係数をグループ化回路748にて、第12図
に示されるように、グループ番号5sssと付加ビット
に分割し、グループ番号5sssをハフマン符号化回路
749に、付加ビットを多重化回路751に各々供給す
る。ラン長カウンタ47は、“O”のラン長をカウント
する回路で、“0”以外の有意係数間の0”の数NNN
Nをハフマン符号化回路749に供給する。ハフマン符
号化回路749は、供給された“0”のラン長NNNN
と有意係数のグループ番号5sssをACハフマン・コ
ードテーブル750に従って可変長符号化し、多重化回
路751にACハフマンコードを供給する。
多重化回路751では、1ブロツク(8×8の入力画素
)分のDCハフマン・コード、ACハフマン・コード及
び付加ビットを多重化し、出力端子752より圧縮され
た画像データが出力される。
従って、出力端子752より出力される圧縮データをメ
モリに記憶し、読出し時に逆走査によって伸長すること
により、メモリ容量の削減が可能である。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、符号化部に可変長符号
化を用いているため、1ブロツクの符号長(情報量)は
一定とならず、メモリのアドレスとブロックとの対応が
複雑となり、第10図に示すような画像のオーバーラツ
プや第11図に示すような画像の一部置換等の画像合成
をメモリ上で実行することが非常に困難であるという欠
点があった。
また、前記従来例では、DCT後のDC係数にDPCM
を用いているため、1部のブロックの置換を行った場合
、DPCMの予測値がリセットされるブロック(ブロッ
ク間の演算が行われていないブロック)まで遡って復号
化しなければならないこと、また、置換によって予測値
が符号化時と復号化時で異ならないように、次のDPC
MがリセットされるブロックまでDC係数の置換を行わ
なければならないということがメモリ上での画像合成を
一層困難なものにしていた。
上記欠点を解決するために、符号化部におけるブロック
間の演算をなくし、ブロック単体で復号化可能とすると
同時に、ブロック内の符号量を一定にする提案がなされ
ている。
しかし、前記提案においては、ブロック内での複数の符
号化の判定方式を単に所定符号長との比較のみで行なっ
ていたため、例えばプリンタ等の画像出力装置に応用し
た場合、用いられるプリンタの出力特性、及び人間の視
覚特性における判定が加味されていなかった。
本発明は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、出力特性や人間の視覚
特性に合わせた最適な量子化を選択することによって限
界周波数までは帯域保証された良好な圧縮を行える画像
処理装置を提供する点にある。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係る画像処理装置は、入力されたデータの符号化時に基
本ブロック毎の符号量を所定値以下に制御する画像処理
装置であって、前記入力されたデータをブロック単位に
直交変換する変換手段と、前記変換手段で直交変換され
たデータを量子化する量子化手段と、前記量子化手段で
量子化されたデータを走査する走査手段と、前記走査手
段で走査されたデータに基づいて可変長符号化する符号
化手段と、前記符号化手段での可変長符号化時に発生す
る符号量を加算する加算手段と、前記加算手段で加算さ
れた符号量と前記基本ブロック毎の所定の符号量とを比
較する第1の比較手段と、前記走査手段で走査されたデ
ータと所定の帯域保証した成分とを比較する第2の比較
手段と、前記第1の比較手段及び前記第2の比較手段の
各比較結果に基づいて前記量子化手段での量子化条件を
切換える切換手段とを備えることを特徴とする。
[作用] かかる構成によれば、変換手段は入力されたデータをブ
ロック単位に直交変換し、量子化手段は変換手段で直交
変換されたデータを量子化し、走査手段は量子化手段で
量子化されたデータを走査し、符号化手段は走査手段で
走査されたデータに基づいて可変長符号化し、加算手段
は符号化手段での可変長符号化時に発生する符号量を加
算し、篇1の比較手段は加算手段で加算された符号量と
前記基本ブロック毎の所定の符号量とを比較し、第2の
比較手段は走査手段で走査されたデータと所定の帯域保
証した成分とを比較し、切換手段は第1の比較手段及び
第2の比較手段の各比較結果に基づいて量子化手段での
量子化条件を切換える。
[実施例] 以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図であり、第4図は第1実施例のジグザ
グスキャンを説明する図である。
第1図において、100は入力端子を示し、イメージ画
素データ(深さ情報を有している多値情報)が入力され
る。101は入力端子100よりの入力データを例えば
8X8にブロック化するブロック化回路を示している。
このブロック化回路101は数ライン分の遅延を行うた
めのラインメモリにより構成される。102は離散コサ
イン変換(DCT)により直交変換を行うDCT回路を
示し、103はブロック単位の変換係数を格納するバッ
ファを示している。104はQ(量子化)テーブルによ
り印加されるQ(量子化)ステップ情報に従って、バッ
ファ103に格納された変換係数の線形量子化(Q)を
行う量子化器を示している。105は量子化器104に
供給するQテーブルを複数備えたQテーブル群を示して
いる。
108は量子化器104で量子化された変換係数のうち
のDC係数と前ブロックのDC成分との差分(誤差)を
とる符号化(以下、rPcMJという)回路を示してい
る。109は量子化器1゜4にて量子化されたAC係数
(DC係数以外の係数)を、第4図に示すように、低次
の係数より順にジグザグスキャンするスキャン変換回路
を示している。110はジグザグスキャン回路109で
ジグザグスキャンされた量子化係数に対して後述のハフ
マンテーブル111に従って可変調符号化する可変調符
号化(以下、rVLcJという)回路を示している。1
06は後述するがVLC回路110から出力されるアド
レス、即ち、ラン長(NNNN+1)をカウントするア
ドレスカウンタを示し、107は後述するがVLC回路
110から出力される符号量をカウントする符号量カウ
ンタを示し、111はVLC回路110に入力された量
子化係数の発生頻度に応じて符号量が最小となるように
想定して設定されたデータを備えたハフマンテーブルを
示している。
112は符号量カウンタ107のカウンタ値と現在発生
している符号量との和が所定値thよりも大か否かを判
定する判定回路を示している。判定回路112は、ブロ
ック内のスキャン、符号化を終了したか否かを判定し、
未終了の場合は、ジグザグスキャン回路109に未終了
を通知する。
113は判定回路112の判定結果に基づいてQテーブ
ル群105のQテーブルの切換を行うQテーブル切換回
路を示している。114はPCM回路108から出力さ
れた符号化データを一時格納するバッファを示し、11
5はQテーブル切換回路113から送られるインデック
ス信号(どのQテーブルを選択したかを示す情報)を記
憶するインデックスメモリを示し、116はバッファ1
14からの符号化データとインデックスメモリ115か
らのインデックス信号とを対にして格納するメモリを示
している。117は外部へメモリllG内のデータを出
力する8カ端子を示している。
ここで、VLC回路110について詳述する。
第3図は第1実施例のVLC回路110の構成を示すブ
ロック図である。同図において、301はVLC回路1
10に入力された量子化係数が“0”の状態を検出する
有意係数検出回路を示し、302は有意係数検出回路3
01からの“0”のラン長をカウントするラン長カウン
タを示し、303は有意係数検出回路301からの”0
”以外の量子化係数をグループ番号と付加ビットとに分
割して別々に出力するグループ化回路を示し、304は
ラン長カウンタ302とグループ化回路303とからそ
れぞれ出力されるラン長NNNNとグループ番号5ss
sとを後述のハフマンテーブル111に従って可変調符
号化する2次元ハフマン符号化回路を示している。
第13図は第1図の画像記憶部を含む画像処理装置の全
体構成を示す図である。
第13図において、200は画像入力部であり、CCD
センサを含むイメージスキャナ等の画像読取装置やホス
トコンピュータ、S■カメラ、ビデオカメラ等の外部機
器のインタフェース等により構成される。画像入力部2
00から入力された画像データは、第1図に示される画
像記憶部201の入力端子1に供給される。202はオ
ペレータが画像データの出力光の指定等を行う操作部、
203は出力制御部であり、前者は画像データの出力光
の選択、後者はメモリ読み出しの同期信号の出力等を行
う、204はデイスプレィ等の画像表示部、205は公
衆回線やローカルエリアネットワークを介して画像デー
タの送信を行う送信部、206は例えば感光体上にレー
ザビームを照射して潜像を形成し、これを可視画像化す
るレーザビームプリンタ等の画像出力部である。
尚、画像出力部206はインクジェットプリンタや熱転
写プリンタ、ドツトプリンタ等であっても良い。207
はth設定信号であり、例えば操作部202よりマニュ
アルキー人力により、或いは画像出力部(プリンタ)2
06からの接続情報によりプリンタの解像度に応じて出
力制御部203が出力するものである。
次に、第1実施例の動作について説明する。
第2図は第1実施例の符号化動作を説明するフローチャ
ートである。
まず、入力端子入力された多値情報は、ブロック化回路
101において、例えば8X8画素のブロック状に切出
され、DCT回路1.02に送られる。第1実施例では
直交変換にDCTを用いて説明しているが、他の直交変
換の方式であっても良いことは勿論である。DCT処理
された変換係数は、−時、バッファ103に格納され、
量子化器104に供給される。第1実施例においては、
切出したブロック内の符号量を一定にするために、数種
類のQテーブルを保持したQテーブル群105の切換え
を行ない、最適なQテーブルを採用するといった制御方
式に特徴を有する。
そこで、まず、ステップS1において、Qテーブル番号
(以下、rQNo、Jという)に“1”が代入される。
すなわち、QNαlのQテーブルを代入する。次に、ス
テップS2において、a、bで示す2つの変数の初期化
が行われる。ここで変数aは第1図106に示したアド
レスカウンタ106のカウンタ値、変数すは符号量カウ
ンタ107に示した符号量カウンタ値を表わす。続いて
、ステップS3において、Q&1のQテーブルでバッフ
ァ103内のDCT係数の線形量子化が行なわれる。
この量子化後のDC成分はPCM回路108により符号
化され、一方、量子化後のAC成分は、ジグザグスキャ
ン回路109により1次元に並び直される(ステップS
4)。このジグザグスキャンは前述の従来例と同様、A
Cの低次の係数より高次への順方向のスキャンである。
次に、ジグザグスキャンを行ないながら、スキャンされ
た量子化係数に対してVLC回路110において、符号
化が実行される(ステップS5)。
可変長符号化では、入力した係数の発生頻度に応じて符
号量が最小となる様に想定して設定しであるハフマンテ
ーブル211がロードされ、係数のエントロピー符号化
が行なわれる。ここで、VLC回路110を前述のJP
EG方式に当てはめて説明する。第3図において、点線
で囲まれた部分がVLC回路110に相当する。まず、
図中、入力端子300より量子化されたジグザグスキャ
ン後の係数が入力されど、有意係数検出回路3゜1は、
入力された量子化係数が“0”が否がを判定し、もし“
0”であればラン長カウンタ302にカウントアツプ信
号を供給する。これによってラン長カウンタ302はカ
ウンタの値を+1増加させる。一方、“0″以外の量子
化係数の場合には、有意係数検出回路301はリセット
信号をラン長カウンタ302に供給し、ラン長カウンタ
302のカウンタの値をリセットすると共に、量子化係
数をグループ化回路303にてグループ番号と付加ビッ
トに分割させる。そしてグループ番号5sssはハフマ
ン符号化回路304に、付加ビットは符号量カウンタ1
07(第1図107に相当)にそれぞれ供給される。ラ
ン長カウンタ302は“0”のラン長をカウントする回
路で、“0”以外の有意係数間の“0”の数NNNNを
ハフマン符号化回路304に供給する。ハフマン符号化
回路304は供給された“O”のラン長NNNNと有意
係数のグループ番号5sssとをハフマンテーブル11
1に従って可変長符号化し、符号量カウンタ107へ供
給される。
以上のVLC回路110の構成において、°°0”以外
の量子化係数、即ち、有意係数が入力されたときに可変
長の符号化が発生するが、発生する符号量(前記付加ビ
ットと2次元ハフマン符号化における符号量の和)をn
(bit)とする。
また、前述した様に、入力が“0”の量子化係数の場合
、符号量が発生せず、“0”以外の有意係数を入力した
際にラン長カウンタ302をリセットして、“0”ラン
の値NNNNを出力するが、入力した数、すなわち、(
“O”ランの値)+(有意係数が出現した入力自身)で
ある(NNNN+ 1 )をアドレスカウンタ106に
供給する。すなわち、符号量が発生してから次の符号量
の発生まで、何画素分ジグザグスキャンしたかをm(画
素)= (NNNN+1)で表わす。
すなわち、第2図のステップS6において、符号量発生
時の符号量n(bit)と、その間にスキャンした画素
数m(画素)が決定される。続いて、ステップS7にお
いて、判定回路112は符号量カウンタ107のカウン
タ値すと今回発生した符号量であるnとの和がG′で示
される所定の符号量よりも大か否かを判定する。所定の
符号量G′はブロック内での一定にしようとする符号量
をGとした場合に、次の(1)式のように、G=G’ 
 +d+i                ・・・ 
(1)となり、dはDC成分の符号量、iはとのQテー
ブルを使用したかを表わすインデックス信号を示す。
例えば、G=64bitとした場合に、DC成分を8b
itの固定長、Qテーブルを4種保持した場合にはイン
デックス信号で2bit要するため、G′は、G’ =
64−8−2=54 (bit)となる。
第2図に戻って、ステップS7において、(b+n)≦
G′、すなわち、まだ所定の符号量G′まで達していな
い場合には、ステップS8において、b=b+nの操作
により、符号量カウンタ107のカウントアツプ、ステ
ップS9において、a:a+mの操作によりアドレスカ
ウンタ106のカウントアツプが行われる。続いて、ス
テップS10において、a<end (endはブロッ
ク内の最終画素アドレスであり、例えば8X8のブロッ
クでは63画素目)の判定が行なわれる。これは、ブロ
ック内のスキャン、符号化を終了したか否かの判定であ
り、もし未終了の場合には、処理はステップS4に戻り
、処理が止まっていたアドレスから再びジグザグスキャ
ンが再開される。
前記操作を繰り返した後、ステップS7において、b+
n≦G′が否となった場合、すなわち、今回nビット分
を加算した符号量カウンタ】07のカウント値が所定の
符号量G′を越えてしまう様な場合には、ステップSl
lにおいて、a≧th(閾値)の判定が行なわれる。こ
こで、thの説明をする。
第4図は8×8のブロック内において、ジグザグスキャ
ンを示し、ここで、AC成分のスキャン類に番号が付加
されている。−例として、42番目の成分を閾値のth
としている。
例えば、本装置をプリンタ等の画像出力装置に応用した
場合、使用されるプリンタの出力特性により解像度が異
なってくるのが当然である。また、出力した画像を見る
場合でも人間の視覚特性により高周波域の解像力には限
界がある。そこで前述の両特性を予め実験的、経験的に
求め、その限界の周波数を定めておく必要がある。すな
わち、ブロック内の最終成分である63番目迄符号化せ
ずに限界値迄の帯域の符号化を最小限保証しようとする
思想である。第1実施例で、例えば限界値を42番目の
成分迄と仮定する。すなわち、限界値を閾値(th)と
して、符号化したアドレスが閾値迄到達したか否かを見
極める必要がある。これが、第2図のステップSllに
示しているa;2=thの判定になる。もし、閾値(t
h)迄到達せずに符号量が所定値を越えてしまった場合
には、Qkをカウントアツプして異なるQテーブルを用
いて再び量子化することになる(ステップ512)。逆
に閾値(th)迄符号化が到達した場合には、限界値迄
の符号化が保証されたという意味で終了となる。符号化
を終了した場合には、符号量がG′と等しくなる場合は
良いが、等しくなるという保証は無い。その場合は、G
′と等しくなる迄、”0”をスタッフィングしたり、E
OB(エンド オブ ブロック)信号を加えたり等、様
々な手段が考えられる。ここで、第13図の出力制御部
203よりth設定信号207が出力され、プリンタに
応じてthQ値が判定回路】12に設定される。thの
値は解像度の高いプリンタの場合に大きく、解像度の低
いプリンタの場合は小さく設定する。
また、第1実施例の特徴として、Qテーブルの切換えを
細かい量子化ステップ幅のQテーブルから徐々に粗いQ
テーブルに切換えることが必要である。すなわち、量子
化ステップはQ No、 = 0が最も細かく、Q隘=
1.QI&=2.・・・と徐々に粗くする様に設定して
あり、量子化後の符号量は逆にフィードバックするたび
に徐々に減少する様に設定する。
これによって、QNo、をカウントアツプし、限界値(
閾値th)迄の良好な符号化を行う。
第1図に戻り、バッファ114に格納されていた符号化
データは、前述した条件を満たすことによって、とのQ
テーブルを選択したかを示すインデックスメモリ115
からのインデックス信号と共に、メモリ116に格納さ
れる。出力端子117から出力された後には、本装置の
構成外のために説明を省略するが、前述した操作と逆の
手順によりメモリ116に格納されていたデータのデコ
ードが行われる。
以上説明したように、第1実施例によれば、画像出力装
置の出力特性、並びに出力画像を見る人間の視覚特性に
合わせた最適な量子化を施すことができる。具体的には
、予め設定した限界周波数迄は最低限帯域保証された良
好な圧縮なカウンタと比較器の付加という容易な構成で
実現できる。
また、最適な量子化条件を選択する時間も短縮すること
が可能である。
く第2実施例〉 第5図は本発明の第2実施例に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図である。第5図において、第1図と同
一部分には同一番号を付して説明する。第2実施例は、
Qテーブルを一種類(Qテーブル105′とする)のみ
として、Qテーブル中の量子化ステップ幅を成る係数を
乗算することによって可変とする構成である。
同図中、501はS(スケーリング)ファクタ切換回路
を示し、第1図中のQテーブル切換回路113に相当す
る回路である。502はQテーブル105°のデータに
Sファクタ切換回路501に与えられる係数を乗算する
乗算器を示している。
判定回路112において、第1実施例で説明したブロッ
ク内の限界値(閾値th)迄符号化が到達しなかった場
合、Sファクタ切換回路501にてQテーブルに乗算す
る係数(以下、「Sファクタ」という)を切換えて、乗
算器502にて乗算し、再び量子化を行なうことにする
。この場合、重要なことは、Sファクタを小さな値から
徐々に大きな値へと切換えてい(ことが前提となる。S
ファクタは数種保持していて、インデックスメモリ11
5に、どのSファクタを選択したかを格納しておく。例
えば、Sファクタを4種用意していた場合には、2bi
tの信号で4種を表すことができるので、2bitの信
号によってインデックスメモリ115に格納され、選択
したインデックス信号をメモリ116に供給する。
第2実施例の場合、Qテーブルが一定で、テーブル中の
量子化ステップ幅が線形に変化していくので、周波数特
性(f特性)に応じた制御はできないが、全体の構成は
第1実施例よりも容易となる。
く第3実施例〉 第6図は本発明の第3実施例に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
第6図において、第1図と同一部分には同一番号を付し
て説明する。第3実施例においては、第1実施例におい
て説明した判定回路112に閾値切換回路601が接続
されている。すなわち、前述の第1.第2実施例では固
定としていたブロック内の限界値(閾値)が本第3実施
例では可変となる思想である。但し、第3実施例では可
変とするのは、用いられるプリンタの出力特性及び人間
の視覚特性が変化する条件時のみである。例えば、第3
実施例をカラープリンタ、カラー複写器等のカラー画像
出力装置に応用した場合、Y(イエロー)1M(マゼン
タ)、C(シアン)の3ブレーンの信号を入力したと仮
定する。このY。
M、Cの信号を圧縮かう場合、プリンタの出力特性9人
間の視覚特性においても、この3種の信号を別々に扱っ
た方が好ましい。すなわち、Y。
M、C独立に出力特性、視覚特性を実験的、経験的に求
め、その限界の周波数を定めておく必要がある。そのY
、M、Cの限界値をそれぞれthy 、 t hv 、
 t heとして閾値切換回路601に設定した入力信
号の色成分に応じた閾値により判定する。ここで、視覚
特性に応じて人間の眼に感じにくいY(イエロー)の限
界値を小さく、比較的感じ易いM(マゼンダ)、C(シ
アン)は大きく設定する。判定条件は、第2図のフロー
チャートで示した内容と同様である。また、第3実施例
ではY、M、Cを例に説明したが、他の色モデルであっ
ても良いことは当然である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、出力特性や人間
の視覚特性に合わせた最適な量子化を選択することによ
って限界周波数までは帯域保証された良好な圧縮を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図、 第2図は第1実施例の符号化動作を説明するフローチャ
ート、 第3図は第1実施例のVLC回路110の構成を示すブ
ロック図、 第4図は第1実施例のジグザグスキャンを説明する図、 第5図は本発明の第2の実施例を示す機能構成図、 第6図は本発明の第3の実施例を示す機能構成図、 第7図は従来の符号化装置の構成例を示すブロック図、 第8図は従来のDPCM回路の構成例を示すブロック図
、 第9図は従来のジグザクスキャンを説明する図、 第10図及び第11図は2つの画像を重ねた例を示す図
、 第12図は一般的なAC係数を説明する図、第13図は
第1図の画像記憶部を含む画像処理装置の全体構成を示
す図である。 図中、100,300,701・・・入力端子、101
.702・・・ブロック化回路、102,717・・・
DCT回路、103,114・・・バッファ、104.
740・・・量子化器、105・・・Qテーブル群、1
05“  741・・・Qテーブル、106・・・アド
レスカウンタ、107・・・符号量カウンタ、108・
・・PCM回路、1.09・・・ジグザクスキャン回路
、110・・・VLC回路、111・・・ハフマンテー
ブル、112・・・判定回路、113・・・Qテーブル
切換回路、115・・・インデックスメモリ、116・
・・メモリ、117,752・・・出力端子、200・
・・画像入力部、201・・・画像記憶部、202・・
・操作部、203・・・出力制御部、204・・、・画
像表示部、205・・・送信部、206・・・画像圧力
部、207・・・th設定信号、301,746・・・
有意係数検畠回路、302,747・・・ラン長カウン
タ、303.748・・・グループ化回路、304・・
・2次元ハフマン符号化回路、501・・・Sファクタ
切換回路、502・・・乗算器、601・・・閾値切換
回路、742・・・DPCM回路、743・・・1次元
ハフマン符号化回路、744・・・DCハフマンテーブ
ル、745・・・スキャン変換回路、749・・・2次
元ハフマン符号化回路、750・・・ACハフマンテー
ブル、751・・・多重化回路、754・・・減算器で
ある。 第 図 第10図 第11図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力されたデータの符号化時に基本ブロック毎の
    符号量を所定値以下に制御する画像処理装置であつて、 前記入力されたデータをブロック単位に直交変換する変
    換手段と、 前記変換手段で直交変換されたデータを量子化する量子
    化手段と、 前記量子化手段で量子化されたデータを走査する走査手
    段と、 前記走査手段で走査されたデータに基づいて可変長符号
    化する符号化手段と、 前記符号化手段での可変長符号化時に発生する符号量を
    加算する加算手段と、 前記加算手段で加算された符号量と前記基本ブロック毎
    の所定の符号量とを比較する第1の比較手段と、 前記走査手段で走査されたデータと所定の帯域保証した
    成分とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手
    段及び前記第2の比較手段の各比較結果に基づいて前記
    量子化手段での量子化条件を切換える切換手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)前記直交変換手段は、前記基本ブロック内に少な
    くとも帯域保証する直交変換成分を予め設定してなるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装置。
  3. (3)前記切換手段は、前記量子化条件の切換えを量子
    化テーブルの切換えによつて行うことを特徴とする請求
    項第1項記載の画像処理装置。
  4. (4)前記切換手段は、前記量子化条件の切換えを量子
    化ステップ値に乗ずる係数の値を切換えることによつて
    行なうことを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装
    置。
  5. (5)前記入力されたデータがカラー画像情報の場合、
    帯域保証する直交変換成分を色成分に伴ない、可変して
    設定することを特徴とする請求項第1項記載の画像処理
    装置。
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EP91306942A EP0469835B1 (en) 1990-07-31 1991-07-29 Image processing apparatus and method
DE69130275T DE69130275T2 (de) 1990-07-31 1991-07-29 Verfahren und Gerät zur Bildverarbeitung
US08/280,584 US6198848B1 (en) 1990-07-31 1994-07-26 Method and apparatus for compressing and storing data indicative of a full-color image
US09/715,116 US6915014B1 (en) 1990-07-31 2000-11-20 Image processing apparatus and method

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06181441A (ja) * 1992-10-09 1994-06-28 Hudson Soft Co Ltd 画像処理方法および装置

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JPH06181441A (ja) * 1992-10-09 1994-06-28 Hudson Soft Co Ltd 画像処理方法および装置

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