JPH0487331A - 処理装置 - Google Patents
処理装置Info
- Publication number
- JPH0487331A JPH0487331A JP20315690A JP20315690A JPH0487331A JP H0487331 A JPH0487331 A JP H0487331A JP 20315690 A JP20315690 A JP 20315690A JP 20315690 A JP20315690 A JP 20315690A JP H0487331 A JPH0487331 A JP H0487331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- electrode
- film
- semiconductor wafer
- elastic insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 14
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229920003223 poly(pyromellitimide-1,4-diphenyl ether) Polymers 0.000 abstract description 2
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 34
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 25
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 8
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 238000004380 ashing Methods 0.000 description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012495 reaction gas Substances 0.000 description 3
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 1
- 239000009719 polyimide resin Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、処理装置に関する。
(従来の技術)
一般に、半導体素子の製造工程においては、例えばエツ
チング装置、アッシング装置、スパッタ装置、CVD装
置等のように、減圧下で発生させたプラズマ中でプロセ
ス等の処理を行う各種処理装置が使用されている。これ
らの処理装置においては、通當、対向配置された一対の
電極のうち、一方に被処理物である半導体ウェハを配置
すると共に、減圧下で電極間に直流電力やRF電力を印
加することによってプラズマを発生させ、このプラズマ
を利用してエツチングやアッシング等の所望の処理が施
される。
チング装置、アッシング装置、スパッタ装置、CVD装
置等のように、減圧下で発生させたプラズマ中でプロセ
ス等の処理を行う各種処理装置が使用されている。これ
らの処理装置においては、通當、対向配置された一対の
電極のうち、一方に被処理物である半導体ウェハを配置
すると共に、減圧下で電極間に直流電力やRF電力を印
加することによってプラズマを発生させ、このプラズマ
を利用してエツチングやアッシング等の所望の処理が施
される。
上述したようなプラズマを利用した各種処理装置では、
処理工程中に半導体ウェハの温度が上昇し、素子要素が
溶融したり、物理的特性等が変化する等して、処理の均
一性が低下することを防止するため、載置台側に冷却ジ
ャケットを設けて、半導体ウェハを冷却しながら処理を
行っている。
処理工程中に半導体ウェハの温度が上昇し、素子要素が
溶融したり、物理的特性等が変化する等して、処理の均
一性が低下することを防止するため、載置台側に冷却ジ
ャケットを設けて、半導体ウェハを冷却しながら処理を
行っている。
ところで、一般に載置台と半導体ウェハの裏面間には、
ウェハ裏面の粗さにより微視的な空間が存在し、減圧雰
囲気下での処理においては上記空間も減圧状態とされる
ため、電極とウェハ間での熱伝達が著しく悪化するとい
う問題がある。
ウェハ裏面の粗さにより微視的な空間が存在し、減圧雰
囲気下での処理においては上記空間も減圧状態とされる
ため、電極とウェハ間での熱伝達が著しく悪化するとい
う問題がある。
そこで、載置台側の電極上に弾性絶縁フィルムを設置す
ると共に、この弾性フィルム上に配置された半導体ウェ
ハの周縁部を気密に保持し、この空間内に気体を導入す
ることによって、冷却効率の低下を防止することが提案
されている。
ると共に、この弾性フィルム上に配置された半導体ウェ
ハの周縁部を気密に保持し、この空間内に気体を導入す
ることによって、冷却効率の低下を防止することが提案
されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述したような従来の処理装置において
は、処理工程中に半導体ウエノ1上に例えば(+)の電
荷がチャージされ、このチャージされた電荷が弾性絶縁
フィルムの耐電圧を超えると、電極側から放電が起こり
、弾性絶縁フィルムが破壊されてしまうという難点があ
った。処理工程中にこのような放電が発生すると、弾性
絶縁フィルムの破壊のみならず、半導体ウエノ\の処理
品質も当然ながら低下し、不良発生の原因となってしま
う。
は、処理工程中に半導体ウエノ1上に例えば(+)の電
荷がチャージされ、このチャージされた電荷が弾性絶縁
フィルムの耐電圧を超えると、電極側から放電が起こり
、弾性絶縁フィルムが破壊されてしまうという難点があ
った。処理工程中にこのような放電が発生すると、弾性
絶縁フィルムの破壊のみならず、半導体ウエノ\の処理
品質も当然ながら低下し、不良発生の原因となってしま
う。
一方、弾性絶縁フィルム自体は、クランプ時の均一性や
冷却効果等の点から例えば100μm程度までと、あま
り厚くすることができない。そこで、弾性絶縁フィルム
をあまり厚くすることなく耐電圧を高めて、電極側から
の放電を防止することが強く望まれている。
冷却効果等の点から例えば100μm程度までと、あま
り厚くすることができない。そこで、弾性絶縁フィルム
をあまり厚くすることなく耐電圧を高めて、電極側から
の放電を防止することが強く望まれている。
本発明は、このような課題に対処するためになされたも
ので、プラズマを利用した処理装置において、被処理物
を気密に保持するために電極上に配置される弾性フィル
ムの破壊を防止した処理装置を提供することを目的とす
るものである。
ので、プラズマを利用した処理装置において、被処理物
を気密に保持するために電極上に配置される弾性フィル
ムの破壊を防止した処理装置を提供することを目的とす
るものである。
[発明の構成]
(課題を解決するだめの手段)
すなわち本発明は、被処理物の載置台となる第1の電極
と、この第1の電極と対向配置された第2の電極とを有
し、これら第1および第2の電極間にプラズマを発生さ
せ、このプラズマにより前記被処理物に対して所望の処
理を施す装置において、前記第1の電極の前記被処理物
の載置面に、該第1の電極材料の反応絶縁被膜を介して
、弾性絶縁フィルムを配置したことを特徴とするもので
ある。
と、この第1の電極と対向配置された第2の電極とを有
し、これら第1および第2の電極間にプラズマを発生さ
せ、このプラズマにより前記被処理物に対して所望の処
理を施す装置において、前記第1の電極の前記被処理物
の載置面に、該第1の電極材料の反応絶縁被膜を介して
、弾性絶縁フィルムを配置したことを特徴とするもので
ある。
(作 用)
本発明の処理装置においては、被処理物の載置台となる
第1の電極上に、この第1の電極材料の反応絶縁被膜例
えば酸化絶縁被膜を介して、弾性絶縁フィルムを配置し
ている。上記酸化被膜は、絶縁膜として機能するため、
弾性絶縁フィルムの厚さを増すことなく、耐電圧を高め
ることができる。これにより、被処理物上にチャージさ
れた電荷による放電の発生を抑制することが可能となり
、安定して処理を行うことができる。
第1の電極上に、この第1の電極材料の反応絶縁被膜例
えば酸化絶縁被膜を介して、弾性絶縁フィルムを配置し
ている。上記酸化被膜は、絶縁膜として機能するため、
弾性絶縁フィルムの厚さを増すことなく、耐電圧を高め
ることができる。これにより、被処理物上にチャージさ
れた電荷による放電の発生を抑制することが可能となり
、安定して処理を行うことができる。
(実施例)
以下、本発明装置をプラズマエツチング装置に適用した
実施例について、図面を参照して説明する。
実施例について、図面を参照して説明する。
第1図に示すように、真空容器1内には、載置台を兼ね
る下部電極2と、上部電極3とが対向して配置されてお
り、また真空容器1内を所定の真空状態例えば数10m
Torr〜数10Torrまて排気することが可能な排
気系4が接続されている。
る下部電極2と、上部電極3とが対向して配置されてお
り、また真空容器1内を所定の真空状態例えば数10m
Torr〜数10Torrまて排気することが可能な排
気系4が接続されている。
上記下部電極2は、例えばアルミニウム材のような導電
性金属材料によって形成されている。この下部電極2の
表面には、第2図に示すように、被処理物載置面2aで
ある上面を含めて、絶縁性の酸化被膜いわゆるアルマイ
ト被膜5が形成されている。このアルマイト被膜5は、
酸化アルミニウムを主として構成されたものであり、電
気絶縁性の被膜である。
性金属材料によって形成されている。この下部電極2の
表面には、第2図に示すように、被処理物載置面2aで
ある上面を含めて、絶縁性の酸化被膜いわゆるアルマイ
ト被膜5が形成されている。このアルマイト被膜5は、
酸化アルミニウムを主として構成されたものであり、電
気絶縁性の被膜である。
また、上記下部電極2の被処理物載置面2a上には、上
記したアルマイト被膜5を介して弾性絶縁フィルム6例
えばポリイミド系樹脂・カプトンフィルム(商品名)か
配置されており、この弾性絶縁フィルム6上に被処理物
例えば半導体ウェハ7が載置される。
記したアルマイト被膜5を介して弾性絶縁フィルム6例
えばポリイミド系樹脂・カプトンフィルム(商品名)か
配置されており、この弾性絶縁フィルム6上に被処理物
例えば半導体ウェハ7が載置される。
上記アルマイト被膜5の厚さは、弾性絶縁フィルム6の
厚さとの兼合いによって適宜設定されるものであるが、
例えば10μff1〜200μm程度の厚さ範囲から選
択される。また、弾性絶縁フィルム6の厚さは、例えば
25μI11−100μmの範囲から選択される。この
実施例においては、アルマイト被膜5の厚さを約50μ
匝とし、また弾性絶縁フィルム6は、厚さ50μmのも
のを使用した。
厚さとの兼合いによって適宜設定されるものであるが、
例えば10μff1〜200μm程度の厚さ範囲から選
択される。また、弾性絶縁フィルム6の厚さは、例えば
25μI11−100μmの範囲から選択される。この
実施例においては、アルマイト被膜5の厚さを約50μ
匝とし、また弾性絶縁フィルム6は、厚さ50μmのも
のを使用した。
なお、これらアルマイト被膜5と弾性絶縁フィルム6の
厚さは、電極2.3間に絶縁物が介在させることによっ
て、プラズマの発生を極端に阻害しない程度に設定する
ことが好ましい。
厚さは、電極2.3間に絶縁物が介在させることによっ
て、プラズマの発生を極端に阻害しない程度に設定する
ことが好ましい。
上記載置台2の外周側には、例えばエアシリンダ等の駆
動機構8により昇降可能とされたクランプリング9が配
置されており、このクランプリング9によって半導体ウ
ェハ7を弾性絶縁フィルム6に押圧することで、半導体
ウェハ7は所定のクランプ荷重で下部電極2に保持され
る。
動機構8により昇降可能とされたクランプリング9が配
置されており、このクランプリング9によって半導体ウ
ェハ7を弾性絶縁フィルム6に押圧することで、半導体
ウェハ7は所定のクランプ荷重で下部電極2に保持され
る。
また、載置台2の上面は、半導体ウニtX7の周縁にク
ランプリング9て加えたクランプ荷重が、半導体ウェハ
7の周辺固定による等分布荷重として加わったと仮定し
た時の半導体ウエノ\7の変形曲面とほぼ同一の曲面で
凸状に形成されている。
ランプリング9て加えたクランプ荷重が、半導体ウェハ
7の周辺固定による等分布荷重として加わったと仮定し
た時の半導体ウエノ\7の変形曲面とほぼ同一の曲面で
凸状に形成されている。
上記下部電極2は、半導体ウェハ7を冷却可能に保持す
るものであり、下部電極2内部には冷却ジャケット10
が内蔵されている。冷却ジャケット10には、冷却媒体
の導入管11と排出管12とが接続されており、冷却ジ
ャケット10内部に冷却媒体例えば冷却水を循環させる
ことによって、半導体ウェハ7の冷却が行われる。
るものであり、下部電極2内部には冷却ジャケット10
が内蔵されている。冷却ジャケット10には、冷却媒体
の導入管11と排出管12とが接続されており、冷却ジ
ャケット10内部に冷却媒体例えば冷却水を循環させる
ことによって、半導体ウェハ7の冷却が行われる。
ここで、下部電極2の上面に配置された弾性絶縁フィル
ム6と半導体ウェハ7との間には、微視的に見るとウェ
ハ裏面の表面粗さにより、微小な空間が必然的に形成さ
れる。そして、上記微小空間内に下部電極2と半導体ウ
ェハ7との間の伝熱媒体となる気体を導入するためのガ
ス導入管13が、下部電極2の中央部を貫通して設けら
れており、このガス導入管13は、圧力調整機構14を
介して真空容器1外に配置されたガス供給源15に接続
されている。
ム6と半導体ウェハ7との間には、微視的に見るとウェ
ハ裏面の表面粗さにより、微小な空間が必然的に形成さ
れる。そして、上記微小空間内に下部電極2と半導体ウ
ェハ7との間の伝熱媒体となる気体を導入するためのガ
ス導入管13が、下部電極2の中央部を貫通して設けら
れており、このガス導入管13は、圧力調整機構14を
介して真空容器1外に配置されたガス供給源15に接続
されている。
上記圧力調整機構14内の主配管16には、ガス供給源
15側に、導入ガスの流量を調整する流量調節器17が
介挿されており、さらに主開閉弁18および圧力ゲージ
19を介して下部電極2側のガス導入管13に接続され
ている。また、上記主配管16の主開閉弁18と圧力ゲ
ージ19間には、副配管20が接続されており、この副
配管20は、開開閉弁21および圧力調整弁22を介し
て真空ポンプ23に接続されている。上記圧力調整弁2
2は、圧力ゲージ1つによって計測された弾性絶縁フィ
ルム6と半導体ウェハ7間の微小空間内の圧力に応じて
、コントローラ24によって制御されるよう構成されて
いる。
15側に、導入ガスの流量を調整する流量調節器17が
介挿されており、さらに主開閉弁18および圧力ゲージ
19を介して下部電極2側のガス導入管13に接続され
ている。また、上記主配管16の主開閉弁18と圧力ゲ
ージ19間には、副配管20が接続されており、この副
配管20は、開開閉弁21および圧力調整弁22を介し
て真空ポンプ23に接続されている。上記圧力調整弁2
2は、圧力ゲージ1つによって計測された弾性絶縁フィ
ルム6と半導体ウェハ7間の微小空間内の圧力に応じて
、コントローラ24によって制御されるよう構成されて
いる。
ここで、上記伝熱媒体用ガスとしては、例えば窒素ガス
やヘリウム、アルゴン等の不活性ガス等が用いられ、ま
たプロセス用の反応ガス等を用いることが可能である等
、特にガスの種類に限定されるものではない。
やヘリウム、アルゴン等の不活性ガス等が用いられ、ま
たプロセス用の反応ガス等を用いることが可能である等
、特にガスの種類に限定されるものではない。
また、前述した上部電極3には、反応ガス供給管25が
接続されていると共に、上部電極3の下部表面には図示
しない微細な小孔が設けられており、この微細な小孔か
ら反応ガス、例えばアルゴンガス等が真空容器1内に流
出可能とされている。
接続されていると共に、上部電極3の下部表面には図示
しない微細な小孔が設けられており、この微細な小孔か
ら反応ガス、例えばアルゴンガス等が真空容器1内に流
出可能とされている。
そして、上部電極3に接続された図示しない高周波電源
によって、上部電極3と下部電極2との間にプラズマが
形成されるよう構成されている。
によって、上部電極3と下部電極2との間にプラズマが
形成されるよう構成されている。
なお、載置台を兼ねる下部電極2は、この実施例では電
気的に接地されている。勿論、電力を引加してもよい。
気的に接地されている。勿論、電力を引加してもよい。
上記構成のエツチング装置におけるエツチング操作は、
例えば以下のようにして行われる。
例えば以下のようにして行われる。
すなわち、まず所定の真空状態まで排気された真空容器
1内の下部電極2上に半導体ウェハ7を配置し、クラン
プリング9により所定のクランプ荷重で保持する。次に
、下部電極2上に配置された弾性絶縁フィルム6と半導
体ウェハ7間の微小空間内にガス導入管13から伝熱媒
体となる気体を、以下の手順にしたがって導入する。
1内の下部電極2上に半導体ウェハ7を配置し、クラン
プリング9により所定のクランプ荷重で保持する。次に
、下部電極2上に配置された弾性絶縁フィルム6と半導
体ウェハ7間の微小空間内にガス導入管13から伝熱媒
体となる気体を、以下の手順にしたがって導入する。
まず、ガス供給源15から例えば0.7kg/cm2〜
1.0kg/cm2程度の圧力で供給される伝熱媒体用
ガスを、流;調節器17によって所定流量、例えばa〜
208CCM程度に調整する。これは、微小空間内に一
時に多量のガスが導入され、半導体ウェハ7のクランプ
状態等が異常となることを防止するためである。
1.0kg/cm2程度の圧力で供給される伝熱媒体用
ガスを、流;調節器17によって所定流量、例えばa〜
208CCM程度に調整する。これは、微小空間内に一
時に多量のガスが導入され、半導体ウェハ7のクランプ
状態等が異常となることを防止するためである。
所定流量に調整された伝熱媒体用ガスは、主配管16を
介してガス導入管13から微小空間12内に導入される
。そして、圧力ゲージ19によって計測している微小空
間内の圧力が所定圧まで到達すると、圧力調整弁22が
開状態とされて、伝熱媒体用ガスを所定の流量で圧力調
整機構14側に供給しつづけた状態で、微小空間内の圧
力が所定圧に維持される。また、処理の進行等に伴って
伝熱媒体用ガスが漏れ、設定圧以下となると、圧力調整
弁22が閉状態となって、伝熱媒体用ガスが設定圧まで
供給される。
介してガス導入管13から微小空間12内に導入される
。そして、圧力ゲージ19によって計測している微小空
間内の圧力が所定圧まで到達すると、圧力調整弁22が
開状態とされて、伝熱媒体用ガスを所定の流量で圧力調
整機構14側に供給しつづけた状態で、微小空間内の圧
力が所定圧に維持される。また、処理の進行等に伴って
伝熱媒体用ガスが漏れ、設定圧以下となると、圧力調整
弁22が閉状態となって、伝熱媒体用ガスが設定圧まで
供給される。
そして、上部電極3に所定のRF電力を印加することに
よって、上部電極3と下部電極2間にプラズマを形成し
、所定のエツチング処理を行う。
よって、上部電極3と下部電極2間にプラズマを形成し
、所定のエツチング処理を行う。
上記エツチング処理工程中において、半導体ウェハ7は
形成されたプラズマやエツチング動作によって温度が上
昇するが、微小空間内に導入された伝熱媒体用ガスを介
して半導体ウェハ7と下部電極2との間で熱の伝達が行
われ、冷却ジャケット10内に循環された冷却水によっ
て冷却されて所定の温度内に維持される。
形成されたプラズマやエツチング動作によって温度が上
昇するが、微小空間内に導入された伝熱媒体用ガスを介
して半導体ウェハ7と下部電極2との間で熱の伝達が行
われ、冷却ジャケット10内に循環された冷却水によっ
て冷却されて所定の温度内に維持される。
上記実施例のエツチング装置においては、下部電極2と
弾性絶縁フィルム6との間に、絶縁被膜であるアルマイ
ト被膜5を介在させ、十分な耐電圧を確保しているため
、エツチング処理が進行して半導体ウェハ7の表面に電
荷がチャージされても、放電の発生を十分に抑制するこ
とができる。
弾性絶縁フィルム6との間に、絶縁被膜であるアルマイ
ト被膜5を介在させ、十分な耐電圧を確保しているため
、エツチング処理が進行して半導体ウェハ7の表面に電
荷がチャージされても、放電の発生を十分に抑制するこ
とができる。
これにより、弾性絶縁フィルム6の放電破壊が防止でき
、半導体ウェハ7の処理品質の均一性を確保することが
可能となる。
、半導体ウェハ7の処理品質の均一性を確保することが
可能となる。
また、下部電極2と半導体ウェハ7間の微小空間内への
伝熱媒体用ガスの導入量を圧力によって制御していると
共に、その圧力を一定に維持しているため、下部電極2
と半導体ウェハ6間の熱伝達状態を処理工程中良好にか
つ一定に保つことができ、半導体ウェハ7の冷却を効率
よく、かつ安定に行うことが可能となり、安定したエツ
チング処理を効率よく行うことが可能となる。
伝熱媒体用ガスの導入量を圧力によって制御していると
共に、その圧力を一定に維持しているため、下部電極2
と半導体ウェハ6間の熱伝達状態を処理工程中良好にか
つ一定に保つことができ、半導体ウェハ7の冷却を効率
よく、かつ安定に行うことが可能となり、安定したエツ
チング処理を効率よく行うことが可能となる。
なお、上記実施例においては、本発明の処理装置をエツ
チング装置に適用した例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばアッシング装置
、スパッタ装置、CVD装置等の減圧下でプラズマ処理
を行う各種半導体製造装置に対して有効であり、上記エ
ツチング装置と同様な効果を得ることができる。また、
半導体ウェハの処理に限らず、例えば液晶基板のTPT
回路の形成等に適用してもよい。
チング装置に適用した例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばアッシング装置
、スパッタ装置、CVD装置等の減圧下でプラズマ処理
を行う各種半導体製造装置に対して有効であり、上記エ
ツチング装置と同様な効果を得ることができる。また、
半導体ウェハの処理に限らず、例えば液晶基板のTPT
回路の形成等に適用してもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の処理装置によれば、被処
理物を気密に保持するために電極上に配置される弾性絶
縁フィルムの破壊を抑制することができることから、安
定してかつ均一に所望の処理を行うことが可能となる。
理物を気密に保持するために電極上に配置される弾性絶
縁フィルムの破壊を抑制することができることから、安
定してかつ均一に所望の処理を行うことが可能となる。
第1図は本発明の処理装置を適用した一実施例のエツチ
ング装置の構成を示す図、第2図はそのエツチング装置
における下部電極を示す図である。 1・・・・・・真空容器、2・・・・・・下部電極、3
・・・・・・上部電極、5・・・・・・アルマイト被膜
、6・・・・・・弾性絶縁フィルム、7・・・・・・半
導体ウェハ、9・・・・・・クランブリング、10・・
・・・・冷却ジャケット、13・・・・・・ガス導入管
、14・・・・・・圧力調整機構。
ング装置の構成を示す図、第2図はそのエツチング装置
における下部電極を示す図である。 1・・・・・・真空容器、2・・・・・・下部電極、3
・・・・・・上部電極、5・・・・・・アルマイト被膜
、6・・・・・・弾性絶縁フィルム、7・・・・・・半
導体ウェハ、9・・・・・・クランブリング、10・・
・・・・冷却ジャケット、13・・・・・・ガス導入管
、14・・・・・・圧力調整機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 被処理物の載置台となる第1の電極と、この第1の電極
と対向配置された第2の電極とを有し、これら第1およ
び第2の電極間にプラズマを発生させ、このプラズマに
より前記被処理物に対して所望の処理を施す装置におい
て、 前記第1の電極の前記被処理物の載置面に、該第1の電
極材料の反応絶縁被膜を介して、弾性絶縁フィルムを配
置したことを特徴とする処理装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20315690A JPH0487331A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 処理装置 |
TW080105643A TW221318B (ja) | 1990-07-31 | 1991-07-20 | |
US07/735,277 US5203958A (en) | 1990-07-31 | 1991-07-24 | Processing method and apparatus |
EP91112507A EP0469469B1 (en) | 1990-07-31 | 1991-07-25 | Processing method for manufacturing a semiconductor device |
KR1019910013136A KR0167473B1 (ko) | 1990-07-31 | 1991-07-30 | 처리방법 및 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20315690A JPH0487331A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487331A true JPH0487331A (ja) | 1992-03-19 |
Family
ID=16469362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20315690A Pending JPH0487331A (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0487331A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223110A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜処理装置 |
JP2010524230A (ja) * | 2008-02-22 | 2010-07-15 | タイニクス カンパニー,. リミテッド. | プラズマ処理装置の基板ホルダー |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP20315690A patent/JPH0487331A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008223110A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜処理装置 |
JP2010524230A (ja) * | 2008-02-22 | 2010-07-15 | タイニクス カンパニー,. リミテッド. | プラズマ処理装置の基板ホルダー |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0167473B1 (ko) | 처리방법 및 장치 | |
JP4176848B2 (ja) | 基板支持体及び処理装置 | |
KR101677239B1 (ko) | 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법 | |
JP3210207B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
JPH04196528A (ja) | マグネトロンエッチング装置 | |
JP2014146822A (ja) | 空間温度分布の制御方法及び装置 | |
JPS6372877A (ja) | 真空処理装置 | |
JPH05121333A (ja) | プラズマ処理装置 | |
JP3113796B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
JPH11307513A (ja) | 絶縁体基板対応プラズマ処理装置 | |
JP3600271B2 (ja) | 処理装置 | |
JP2869384B2 (ja) | プラズマ処理方法 | |
EP0462563B1 (en) | Treating apparatus for semiconductor | |
JPH07147273A (ja) | エッチング処理方法 | |
JP3231202B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
JPH0487331A (ja) | 処理装置 | |
JP2002305188A (ja) | 処理装置及び処理方法 | |
KR100886120B1 (ko) | 정전 흡착 스테이지 및 기판 처리 장치 | |
JP3113786B2 (ja) | プラズマ処理装置及びその制御方法 | |
JPH07102372A (ja) | 被処理物の真空処理方法及び装置 | |
JPH0461325A (ja) | 処理装置 | |
JP3328625B2 (ja) | プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置 | |
JPH05226289A (ja) | 被処理体用載置装置及びそれを用いた処理装置 | |
JP3171762B2 (ja) | プラズマ処理装置 | |
JP3251762B2 (ja) | 接合部の形成方法及び処理装置の部材間の接合方法 |