JPH0485771A - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
- Publication number
- JPH0485771A JPH0485771A JP2197957A JP19795790A JPH0485771A JP H0485771 A JPH0485771 A JP H0485771A JP 2197957 A JP2197957 A JP 2197957A JP 19795790 A JP19795790 A JP 19795790A JP H0485771 A JPH0485771 A JP H0485771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- magnetic
- disk
- magnetic head
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 8
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract description 4
- 239000010408 film Substances 0.000 description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 11
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 10
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 7
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 2
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 2
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005355 Hall effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録装置に関し、特に高記録密度を達成し
た大容量の磁気ディスク装置に関する。
た大容量の磁気ディスク装置に関する。
従来の磁気記録装置、特に磁気ディスク装置に搭載され
る磁気ヘッドは、磁気ディスク上を浮上し、一定間隔を
保つようにして情報の記録及び再生を行なう。この一定
間隔は、一般に浮上量と称される。
る磁気ヘッドは、磁気ディスク上を浮上し、一定間隔を
保つようにして情報の記録及び再生を行なう。この一定
間隔は、一般に浮上量と称される。
電子情報通信学会技術研究報告MR,−89−4(19
89年5月)第1頁から第7頁、及びデータクエスト社
(DataQuest Inc、)が1989年12
月に発行したデータファクツ(DataFa、cts)
には、この浮上量を小さくすることによって、高密度記
録を達成することが記載されている。
89年5月)第1頁から第7頁、及びデータクエスト社
(DataQuest Inc、)が1989年12
月に発行したデータファクツ(DataFa、cts)
には、この浮上量を小さくすることによって、高密度記
録を達成することが記載されている。
前記従来技術記載の磁気記録装置は、磁気ヘッドに対す
る磁気ディスクの相対速度が5m/s以下であり、前記
文献では、磁気ディスクの相対速度をさらに高めた場合
については検討されていない。また、前記文献では、外
部装置に対する転送速度は3.5MB/s (メガバイ
ト毎秒)と記載され、大量の情報を高速に処理するシス
テムには不適であり、転送速度が速い磁気記録装置を達
成しようとすると、高密度記録に限界があり、高密度記
録を可能にしようとすると、転送速度が遅くなってしま
うという問題点があった。
る磁気ディスクの相対速度が5m/s以下であり、前記
文献では、磁気ディスクの相対速度をさらに高めた場合
については検討されていない。また、前記文献では、外
部装置に対する転送速度は3.5MB/s (メガバイ
ト毎秒)と記載され、大量の情報を高速に処理するシス
テムには不適であり、転送速度が速い磁気記録装置を達
成しようとすると、高密度記録に限界があり、高密度記
録を可能にしようとすると、転送速度が遅くなってしま
うという問題点があった。
本発明は、磁気ディスクを高速に回転させ、外部装置の
処理能力に合わせて、情報を転送することができる磁気
記録装置を提供することにある。
処理能力に合わせて、情報を転送することができる磁気
記録装置を提供することにある。
さらに、転送速度が早く、高密度記録を達成し、大容量
でかつ信頼性の高い磁気ディスク装置を提供することに
ある。
でかつ信頼性の高い磁気ディスク装置を提供することに
ある。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40
m / sで回転させる手段と、前記磁気ディスクと前
記磁気ディスクに対向する前記磁気ヘッドとの間隔が0
.1μm以下となるように前記磁気ヘッドに荷重を加え
る手段と、を具備したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40
m / sで回転させる手段と、前記磁気ディスクと前
記磁気ディスクに対向する前記磁気ヘッドとの間隔が0
.1μm以下となるように前記磁気ヘッドに荷重を加え
る手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明に用いる磁気ディスクは、磁気記録媒体上に保護
膜および潤滑膜を形成したものを用いることが好ましい
。また、この磁気ディスクは、ガラスまたは金属で形成
され、厚さ1mm以下の実質的に平坦な基板上に形成さ
れることが好ましい。
膜および潤滑膜を形成したものを用いることが好ましい
。また、この磁気ディスクは、ガラスまたは金属で形成
され、厚さ1mm以下の実質的に平坦な基板上に形成さ
れることが好ましい。
さらに、本発明に用いる磁気ディスクは、磁気ディスク
の回転中心から外周の方向に対して基板の膜厚が薄くな
ることが好ましい。
の回転中心から外周の方向に対して基板の膜厚が薄くな
ることが好ましい。
磁気ディスクと磁気ヘッドとの間隔は、磁気記録媒体上
の保護膜と潤滑膜との合計厚みより小さいことが好まし
い。
の保護膜と潤滑膜との合計厚みより小さいことが好まし
い。
磁気ディスクを回転させる手段としては、磁気ヘッドに
対する磁気ディスクの相対速度を磁気ディスクの最内周
トラックで6乃至40 m / sで回転させることを
特徴とする。この6乃至40m/Sとの速度は、磁気記
録装置に接続される外部装置の情報の処理能力に合わせ
て決められるが、使用する磁気ディスクの直径、モータ
の回転数の限界等で制約される。情報の処理能力として
は、情報の転送速度4 M B / s以上が望まれて
いる。使用する磁気ディスクは直径約10インチ以下、
磁気ディスクの回転数は7200rpm以下が実用範囲
であり、この制約より、磁気ディスクの最内周トラック
で6乃至40m/sが好ましい範囲となる。
対する磁気ディスクの相対速度を磁気ディスクの最内周
トラックで6乃至40 m / sで回転させることを
特徴とする。この6乃至40m/Sとの速度は、磁気記
録装置に接続される外部装置の情報の処理能力に合わせ
て決められるが、使用する磁気ディスクの直径、モータ
の回転数の限界等で制約される。情報の処理能力として
は、情報の転送速度4 M B / s以上が望まれて
いる。使用する磁気ディスクは直径約10インチ以下、
磁気ディスクの回転数は7200rpm以下が実用範囲
であり、この制約より、磁気ディスクの最内周トラック
で6乃至40m/sが好ましい範囲となる。
磁気ディスクと磁気ディスクに対向する磁気ヘッドとの
間隔を0.1μm以下となるように前記磁気ヘッドに荷
重を加えることは、浮上量を小さくし、磁気ディスクに
記録される記録密度を向上させるものであり、前記の磁
気ディスクを回転させる手段と合わせ、磁気記録装置と
して、大容量、高転送速度を達成し、高い情報処理能力
を持つ装置に対応するものである。この荷重は、スライ
ダに発生する浮力と釣合い、磁気ディスクと磁気ディス
クに対向する磁気ヘッドとの間が一定間隔になるように
するに足る大きさであることが望ましい。
間隔を0.1μm以下となるように前記磁気ヘッドに荷
重を加えることは、浮上量を小さくし、磁気ディスクに
記録される記録密度を向上させるものであり、前記の磁
気ディスクを回転させる手段と合わせ、磁気記録装置と
して、大容量、高転送速度を達成し、高い情報処理能力
を持つ装置に対応するものである。この荷重は、スライ
ダに発生する浮力と釣合い、磁気ディスクと磁気ディス
クに対向する磁気ヘッドとの間が一定間隔になるように
するに足る大きさであることが望ましい。
本発明に用いる磁気ヘッドは、基板上に形成された下部
磁性体と、この下部磁性体と、一端で磁気ギャップを介
して対向し、他端で接続し、下部磁性体と共に磁気回路
を形成する上部磁性体と、この上部磁性体と下部磁性体
で作る磁気回路を貫くように形成される導体コイルと、
を有することが好ましく、これらを薄膜形成技術により
形成した高周波特性の優れた薄膜磁気ヘッドであること
がさらに好ましい。また、磁気ディスクの回転速度が遅
い場合は、記録専用の磁気ヘッドと再生専用の磁気ヘッ
ドを備え、再生専用の磁気ヘッドの磁界検出手段として
、磁気抵抗効果素子、またはホール素子、または磁気ト
ランジスタを用いることが好ましい。
磁性体と、この下部磁性体と、一端で磁気ギャップを介
して対向し、他端で接続し、下部磁性体と共に磁気回路
を形成する上部磁性体と、この上部磁性体と下部磁性体
で作る磁気回路を貫くように形成される導体コイルと、
を有することが好ましく、これらを薄膜形成技術により
形成した高周波特性の優れた薄膜磁気ヘッドであること
がさらに好ましい。また、磁気ディスクの回転速度が遅
い場合は、記録専用の磁気ヘッドと再生専用の磁気ヘッ
ドを備え、再生専用の磁気ヘッドの磁界検出手段として
、磁気抵抗効果素子、またはホール素子、または磁気ト
ランジスタを用いることが好ましい。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、前記磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対
速度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40
m/sで回転させる手段と、該磁気ヘッドを、前記磁気
ディスクに対向させ、且つ前記磁気ディスクに接近させ
るように6gW以下の荷重で支持する手段と、を具備し
たことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、前記磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対
速度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40
m/sで回転させる手段と、該磁気ヘッドを、前記磁気
ディスクに対向させ、且つ前記磁気ディスクに接近させ
るように6gW以下の荷重で支持する手段と、を具備し
たことを特徴とする。
本発明に用いられる支持する手段は、磁気ヘッドを、磁
気ディスクに対向させ、磁気ディスクに接近させるよう
に6gW以下の荷重で支持することを特徴とする。この
荷重は、磁気ヘッドを支持するためのものであると同時
に、磁気ヘッドと磁気ディスクが接触した際の摩擦力の
発生源となる。
気ディスクに対向させ、磁気ディスクに接近させるよう
に6gW以下の荷重で支持することを特徴とする。この
荷重は、磁気ヘッドを支持するためのものであると同時
に、磁気ヘッドと磁気ディスクが接触した際の摩擦力の
発生源となる。
このため、磁気ヘッドと磁気ディスクの破壊を回避し、
信頼性を確保するために、荷重を軽減することが望まし
い。
信頼性を確保するために、荷重を軽減することが望まし
い。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、前記磁気ディスクを外部装置の処理能力に合わせ
て回転させる手段と、前記磁気ディスクと前記磁気ディ
スクに対向する前記磁気ヘッドとの間隔が0.1μm以
下となるように前記磁気ヘッドに荷重を加える手段と、
を具備したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、前記磁気ディスクを外部装置の処理能力に合わせ
て回転させる手段と、前記磁気ディスクと前記磁気ディ
スクに対向する前記磁気ヘッドとの間隔が0.1μm以
下となるように前記磁気ヘッドに荷重を加える手段と、
を具備したことを特徴とする。
本発明に用いられる磁気ディスクを回転させる手段は、
本発明の磁気記録装置と接続する外部の装置の処理能力
に合わせて回転させることを特徴とする。磁気ディスク
の回転は、速くすることで、情報の転送速度を高めるこ
とができ、外部の装置の処理能力に合わせて決められる
。また、一定で、安定な磁気ディスクの回転が好ましい
。
本発明の磁気記録装置と接続する外部の装置の処理能力
に合わせて回転させることを特徴とする。磁気ディスク
の回転は、速くすることで、情報の転送速度を高めるこ
とができ、外部の装置の処理能力に合わせて決められる
。また、一定で、安定な磁気ディスクの回転が好ましい
。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m
/sで回転させる手段と、前記磁気ディスクと前記磁気
ディスクに対向する前記磁気ヘッドとの間隔が0.1μ
m以下となるように前記磁気ヘッドに6gW以下の荷重
を加える手段と、を具備したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m
/sで回転させる手段と、前記磁気ディスクと前記磁気
ディスクに対向する前記磁気ヘッドとの間隔が0.1μ
m以下となるように前記磁気ヘッドに6gW以下の荷重
を加える手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対向するよう
に支持し、前記磁気ヘッドが前記磁気ディスクに接近す
る方向に荷重を与える作用点部と該作用点部を支える支
点部とを有し、該支点部が前記作用点部より前記磁気デ
ィスクから離れた位置あり、前記磁気ディスクの走行方
向に対し上流側にある支持系と、前記磁気ディスクに記
憶されている情報を、外部装置の処理能力に合わせて転
送するように前記磁気ディスクを回転させる手段と、を
具備したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対向するよう
に支持し、前記磁気ヘッドが前記磁気ディスクに接近す
る方向に荷重を与える作用点部と該作用点部を支える支
点部とを有し、該支点部が前記作用点部より前記磁気デ
ィスクから離れた位置あり、前記磁気ディスクの走行方
向に対し上流側にある支持系と、前記磁気ディスクに記
憶されている情報を、外部装置の処理能力に合わせて転
送するように前記磁気ディスクを回転させる手段と、を
具備したことを特徴とする。
本発明の支持系は、磁気ヘッドを磁気ディスクに対向さ
せ、磁気ヘッドが磁気ディスクに接近するように荷重を
与えて支持するものである。この支持系は、磁気ヘッド
に荷重を与える作用点部とこの作用点部を支える支点部
とを有し、支点部が作用点部より磁気ディスクから離れ
た位置あり、磁気ディスクの走行方向に対し上流側にあ
る。支持系は、作用点部と支点部は剛性を持って結合し
、しかも軽量であることが望ましく、薄い金属板で造ら
れた板バネが好ましい。
せ、磁気ヘッドが磁気ディスクに接近するように荷重を
与えて支持するものである。この支持系は、磁気ヘッド
に荷重を与える作用点部とこの作用点部を支える支点部
とを有し、支点部が作用点部より磁気ディスクから離れ
た位置あり、磁気ディスクの走行方向に対し上流側にあ
る。支持系は、作用点部と支点部は剛性を持って結合し
、しかも軽量であることが望ましく、薄い金属板で造ら
れた板バネが好ましい。
支持系の磁気ヘッドを保持するための剛性が、磁気ディ
スクの半径方向より、これに直行する方向の方が小さい
ことが好ましい。これは、磁気ヘッドの支持において、
上記のように信頼性を確保すると同時に、トラック幅方
向の位置決めの精度も確保するものであり、上記と同様
に板バネが好ましい。
スクの半径方向より、これに直行する方向の方が小さい
ことが好ましい。これは、磁気ヘッドの支持において、
上記のように信頼性を確保すると同時に、トラック幅方
向の位置決めの精度も確保するものであり、上記と同様
に板バネが好ましい。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
トと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m
/sで回転させる手段と、前記磁気ディスクに対向して
いる面が実質的に球面状に形成され、前記磁気ヘッドを
搭載したスライダと、を具備したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
トと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m
/sで回転させる手段と、前記磁気ディスクに対向して
いる面が実質的に球面状に形成され、前記磁気ヘッドを
搭載したスライダと、を具備したことを特徴とする。
本発明に用いられるスライダは磁気ディスクの回転時の
空気抵抗が小さくなるような形状に形成されることが好
ましい。磁気ディスクに対向している面が実質的に球面
状に形成されることが好ましい。さらに、磁気ディスク
と対向している面が、平面形状の場合は、その外形が円
形または楕円形であることが好ましい。スライダに発生
する浮力は、スライダの磁気ディスクと対向している面
に発生する圧力で決まる。このため、この圧力を低減し
、磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔を小さくするには、
スライダの形状を滑らかな曲線状にすることが望ましい
。
空気抵抗が小さくなるような形状に形成されることが好
ましい。磁気ディスクに対向している面が実質的に球面
状に形成されることが好ましい。さらに、磁気ディスク
と対向している面が、平面形状の場合は、その外形が円
形または楕円形であることが好ましい。スライダに発生
する浮力は、スライダの磁気ディスクと対向している面
に発生する圧力で決まる。このため、この圧力を低減し
、磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔を小さくするには、
スライダの形状を滑らかな曲線状にすることが望ましい
。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40
m / sで回転させる手段と、前記磁気ディスクに対
向している面が、前記磁気ディスクの回転時に、空気抵
抗の/JSさい形状を有し、前記磁気ヘッドを搭載した
スライダと、を具備したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速
度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40
m / sで回転させる手段と、前記磁気ディスクに対
向している面が、前記磁気ディスクの回転時に、空気抵
抗の/JSさい形状を有し、前記磁気ヘッドを搭載した
スライダと、を具備したことを特徴とする。
本発明のスライダは、このスライダを保持スルための支
持系を有することが好ましい。この支持系も、スライダ
に荷重を与える作用点部と作用点部をささえる支点部と
を有する。支持系の支点部は作用点部より、磁気ディス
クから離れた位置にあり、かつ磁気ディスクの走行方向
の上流側にある。
持系を有することが好ましい。この支持系も、スライダ
に荷重を与える作用点部と作用点部をささえる支点部と
を有する。支持系の支点部は作用点部より、磁気ディス
クから離れた位置にあり、かつ磁気ディスクの走行方向
の上流側にある。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶し、深さが0.0
2μm以上で実質的に一定間隔の円弧上の溝を有する磁
気ディスクと、該磁気ディスクに情報を記録及び再生す
る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディス
クの相対速度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6
乃至40m/sで回転させる手段と、前記磁気ヘッドに
荷重を加える手段と、を具備したことを特徴とする。
2μm以上で実質的に一定間隔の円弧上の溝を有する磁
気ディスクと、該磁気ディスクに情報を記録及び再生す
る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドに対する前記磁気ディス
クの相対速度を前記磁気ディスクの最内周トラックで6
乃至40m/sで回転させる手段と、前記磁気ヘッドに
荷重を加える手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明に用いられる磁気ディスクは、情報を記憶し、深
さが0.02μm以上で実質的に一定間隔の円弧状の溝
を有することを特徴とする。スライダと磁気ディスク面
との対向面積を減らすことにより、スライダに発生する
浮力は低減され、磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔を小
さくなる。上記の対向面積を減らすためには、磁気ディ
スクが溝を有することが好ましい。特に、0.02μm
以上の溝にすることで、上記効果が確実となる。
さが0.02μm以上で実質的に一定間隔の円弧状の溝
を有することを特徴とする。スライダと磁気ディスク面
との対向面積を減らすことにより、スライダに発生する
浮力は低減され、磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔を小
さくなる。上記の対向面積を減らすためには、磁気ディ
スクが溝を有することが好ましい。特に、0.02μm
以上の溝にすることで、上記効果が確実となる。
本発明の磁気記録装置は、情報を記憶する磁気ディスク
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、少なくとも前記磁気ディスク及び前記磁気ヘッド
を密閉構造とする外壁と、前記磁気ヘッドに対する前記
磁気ディスクの相対速度を前記磁気ディスクの最内周ト
ラックで6乃至40m/sで回転させる手段と、を具備
したことを特徴とする。
と、該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッ
ドと、少なくとも前記磁気ディスク及び前記磁気ヘッド
を密閉構造とする外壁と、前記磁気ヘッドに対する前記
磁気ディスクの相対速度を前記磁気ディスクの最内周ト
ラックで6乃至40m/sで回転させる手段と、を具備
したことを特徴とする。
本発明に用いられる外壁は、磁気ディスク及び磁気ヘッ
ドを密閉構造とするものである。密閉構造にすることで
、内部の気体圧力、気体の成分を外部と隔離し、制御す
ることができる。磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔を小
さくするため、内部の空気の圧力を下げることや、ヘリ
ウムのような空気より軽い気体に代えることが好ましい
。また、磁気ヘッドや磁気ディスクの化学的な変質を回
避し、信頼性を確保するため、内部の気体の酸素分圧を
下げ、窒素や不活性ガスに代えることが好ましい。
ドを密閉構造とするものである。密閉構造にすることで
、内部の気体圧力、気体の成分を外部と隔離し、制御す
ることができる。磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔を小
さくするため、内部の空気の圧力を下げることや、ヘリ
ウムのような空気より軽い気体に代えることが好ましい
。また、磁気ヘッドや磁気ディスクの化学的な変質を回
避し、信頼性を確保するため、内部の気体の酸素分圧を
下げ、窒素や不活性ガスに代えることが好ましい。
本発明により、情報の転送速度(記録装置が情報を送る
速度)を決める主要因である磁気ディスクの磁気ヘッド
に対する相対速度を高速にすることができ、転送速度を
遅くすることなく、外部装置の処理能力に合わせること
ができる。
速度)を決める主要因である磁気ディスクの磁気ヘッド
に対する相対速度を高速にすることができ、転送速度を
遅くすることなく、外部装置の処理能力に合わせること
ができる。
すなわち、本発明により、磁気ディスクと磁気ディスク
との間隔を小さくすることができ、高密度記録が達成で
きる。さらに、大容量の記録装置を実現させても、転送
速度が遅くなることはなく、大量の情報を高速に処理す
るシステムに用いることができる。
との間隔を小さくすることができ、高密度記録が達成で
きる。さらに、大容量の記録装置を実現させても、転送
速度が遅くなることはなく、大量の情報を高速に処理す
るシステムに用いることができる。
4 M B / s以上の転送速度で、しかも100k
FRPI以上の高密度記録を可能とし、大容量の磁気記
録装置を得ることができる。磁気ヘッドと磁気ディスク
との間隔をより小さくし、しかも、磁気ヘッドを搭載す
るスライダと磁気ディスクとの衝突による衝撃力を低減
することができる。
FRPI以上の高密度記録を可能とし、大容量の磁気記
録装置を得ることができる。磁気ヘッドと磁気ディスク
との間隔をより小さくし、しかも、磁気ヘッドを搭載す
るスライダと磁気ディスクとの衝突による衝撃力を低減
することができる。
磁気ディスク装置は、磁気記録媒体に磁気ディスクを用
いた磁気記録装置である。高密度に情報を記録し、しか
も、装置をより小さくするため、磁気ディスクの直径は
10インチ以下が実用的であり、特に3.5乃至9.5
インチが好ましい範囲である。
いた磁気記録装置である。高密度に情報を記録し、しか
も、装置をより小さくするため、磁気ディスクの直径は
10インチ以下が実用的であり、特に3.5乃至9.5
インチが好ましい範囲である。
また、磁気ディスクを回転させるモータの回転数も36
00rpm (回転毎分)の1.5倍、好ましくは2.
0程度度が望ましい。このことから、磁気記録装置とし
て、磁気ディスクの回転速度は磁気ディスクの最内周ト
ラックで40m/s程度以下とすることが好ましく、ま
た実現される範囲である。
00rpm (回転毎分)の1.5倍、好ましくは2.
0程度度が望ましい。このことから、磁気記録装置とし
て、磁気ディスクの回転速度は磁気ディスクの最内周ト
ラックで40m/s程度以下とすることが好ましく、ま
た実現される範囲である。
磁気ヘッドは一般に、剛体に形成され、磁気ヘッドの磁
界発生部及び磁界検出部の先端は露出し、この先端部が
磁気ディスクに対向するように形成される。この剛体は
スライダと称され、レールと呼ばれる平坦な矩形を2つ
乃至3つ有し、この平坦な部分が磁気ディスクと対向す
る面となる。
界発生部及び磁界検出部の先端は露出し、この先端部が
磁気ディスクに対向するように形成される。この剛体は
スライダと称され、レールと呼ばれる平坦な矩形を2つ
乃至3つ有し、この平坦な部分が磁気ディスクと対向す
る面となる。
磁気ディスクが回転するとこのスライダと磁気ディスク
との間に空気の流れが生じ、スライダに浮力が生じる。
との間に空気の流れが生じ、スライダに浮力が生じる。
これに対し、スライダを磁気ディスク上の所望の位置に
保持するため、支持系によりスライダに荷重が掛けられ
る。この荷重と浮力の釣合いにより、磁気ディスクに対
向しているスライダの面と磁気ディスクの表面との間に
一定間隔が保たれる。
保持するため、支持系によりスライダに荷重が掛けられ
る。この荷重と浮力の釣合いにより、磁気ディスクに対
向しているスライダの面と磁気ディスクの表面との間に
一定間隔が保たれる。
一方、磁気ディスクは基板上に下地膜等を積層した後、
磁気記録媒体を塗布またはスパッタ、蒸着、めっき等の
手法で形成し、その上に保護膜、潤滑膜を積層する。こ
のため、磁気ディスクに対向しているスライダの面と磁
気ヘット先端との微小な段差をΔh、磁気ディスクに対
向しているスライダの面と磁気ディスク表面との間隔を
h、磁気ディスクの保護膜と潤滑膜の合計厚みをtとす
ると、磁気ヘッド先端から磁気記録媒体表面までの距離
Hは H=Δh十h+t で表される。磁気記録ではこの値Hが重要で、Hを小さ
くするほど高密度記録が可能となる。
磁気記録媒体を塗布またはスパッタ、蒸着、めっき等の
手法で形成し、その上に保護膜、潤滑膜を積層する。こ
のため、磁気ディスクに対向しているスライダの面と磁
気ヘット先端との微小な段差をΔh、磁気ディスクに対
向しているスライダの面と磁気ディスク表面との間隔を
h、磁気ディスクの保護膜と潤滑膜の合計厚みをtとす
ると、磁気ヘッド先端から磁気記録媒体表面までの距離
Hは H=Δh十h+t で表される。磁気記録ではこの値Hが重要で、Hを小さ
くするほど高密度記録が可能となる。
すなわち、Δh、h、tをともに小さくすることが望ま
しい。
しい。
本発明は、磁気ディスクの相対速度が最内周トラックで
6乃至40m/s以下の磁気記録装置で、スライダと磁
気ディスクとが衝突した場合であっても、その衝撃を低
減するためのものであり、衝突による破壊を避けるため
に、スライダに掛ける荷重を低減する。
6乃至40m/s以下の磁気記録装置で、スライダと磁
気ディスクとが衝突した場合であっても、その衝撃を低
減するためのものであり、衝突による破壊を避けるため
に、スライダに掛ける荷重を低減する。
このスライダと磁気ディスクとの衝突は、磁気記録装置
の起動停止時や、突発的な外部からの衝撃に起因する。
の起動停止時や、突発的な外部からの衝撃に起因する。
この衝突によってスライダと磁気ディスクとの間に生じ
る衝撃力はスライダに掛ける荷重が原因である。この衝
撃力を小さくし、破壊が生じないようにするためには、
荷重を小さくすることが好ましいことを見出した。
る衝撃力はスライダに掛ける荷重が原因である。この衝
撃力を小さくし、破壊が生じないようにするためには、
荷重を小さくすることが好ましいことを見出した。
一方、スライダと磁気ディスクとの開隔(h)はスライ
ダに生じる浮力と荷重との釣合いで決定されるため、間
隔(h)を小さく保つためには、スライダに生じる浮力
も小さくする必要がある。
ダに生じる浮力と荷重との釣合いで決定されるため、間
隔(h)を小さく保つためには、スライダに生じる浮力
も小さくする必要がある。
本発明は、荷重を小さくし、スライダに生しる浮力も小
さくし、スライダの姿勢を安定に保つものである。これ
によりスライダと磁気ディスクとの衝突を起こりに<<
シ、衝突による衝撃力を小さくする。
さくし、スライダの姿勢を安定に保つものである。これ
によりスライダと磁気ディスクとの衝突を起こりに<<
シ、衝突による衝撃力を小さくする。
本発明は、間隔(h)を従来の半分以下となる0、1μ
m以下とし、スライダと磁気ディスクとがほぼ接触して
いる状態にすることで、スライダと磁気ディスクとが衝
突することを避けるものである。これは、スライダと磁
気ディスクとの衝突による衝撃力と、スライダと磁気デ
ィスクとの接触による摺動力とを比較したものである。
m以下とし、スライダと磁気ディスクとがほぼ接触して
いる状態にすることで、スライダと磁気ディスクとが衝
突することを避けるものである。これは、スライダと磁
気ディスクとの衝突による衝撃力と、スライダと磁気デ
ィスクとの接触による摺動力とを比較したものである。
本発明は、荷重を小さくし、スライダに生じる浮力も小
さくした状態ではスライダと磁気ディスクとの接触によ
る摺動力の方が破壊に至るまでに時間が掛かることを見
出した結果である。
さくした状態ではスライダと磁気ディスクとの接触によ
る摺動力の方が破壊に至るまでに時間が掛かることを見
出した結果である。
そして、スライダに掛ける荷重の大きさは6g1.11
以下とすることにより、上記結果が得られるものである
。
以下とすることにより、上記結果が得られるものである
。
支持系としては、支持系の支点部を作用点部よリ磁気デ
ィスクから離れた位置に形成し、且つ磁気ディスク走行
方向に対して上流側に置くことにより、衝撃力、摺動力
を低減することができる。
ィスクから離れた位置に形成し、且つ磁気ディスク走行
方向に対して上流側に置くことにより、衝撃力、摺動力
を低減することができる。
ここで、支持系は、スライダに荷重を与えるためにスラ
イダと接合した作用点部と、作用点部を支えている支点
部から構成するが、作用点部は支点部を中心にして動け
るようになっていることが好ましい。
イダと接合した作用点部と、作用点部を支えている支点
部から構成するが、作用点部は支点部を中心にして動け
るようになっていることが好ましい。
スライダと磁気ディスクとが接すると、スライダに磁気
ディスクの走行方向に引き摺られる力が働く。支持系を
上記のように構成すると、スライダが受けた力は作用点
部を介して支点部を中心に回転動作が起こる。この動作
は、スライダを磁気ディスクの走行方向に対し、下流側
に逃がすとともに磁気ディスクから離れさせる。すなわ
ち、接触による摺動力はスライダが磁気ディスクより斜
め上方に動くことで緩和される。
ディスクの走行方向に引き摺られる力が働く。支持系を
上記のように構成すると、スライダが受けた力は作用点
部を介して支点部を中心に回転動作が起こる。この動作
は、スライダを磁気ディスクの走行方向に対し、下流側
に逃がすとともに磁気ディスクから離れさせる。すなわ
ち、接触による摺動力はスライダが磁気ディスクより斜
め上方に動くことで緩和される。
さらに、支持系の剛性に異方性をつけることで、スライ
ダの姿勢を安定化させることができる。上記のようにス
ライダが磁気ディスクから離れる方向には比較的柔らか
く支持し、その他の方向、すなわち、磁気ディスク面に
平行な方向では、支持系の剛性を高くする。磁気ディス
ク面に平行な方向に対する支持系の剛性を高めることで
、スライダが不要な振動をぜず、支持系のもう一つの役
目である磁気ヘッドを磁気ディスク上の所望の位置に保
持する機能が確保される。
ダの姿勢を安定化させることができる。上記のようにス
ライダが磁気ディスクから離れる方向には比較的柔らか
く支持し、その他の方向、すなわち、磁気ディスク面に
平行な方向では、支持系の剛性を高くする。磁気ディス
ク面に平行な方向に対する支持系の剛性を高めることで
、スライダが不要な振動をぜず、支持系のもう一つの役
目である磁気ヘッドを磁気ディスク上の所望の位置に保
持する機能が確保される。
スライダの形状としては、スライダの磁気ディスク対向
面の形状を球面状にすることで、浮力の低減が図れる。
面の形状を球面状にすることで、浮力の低減が図れる。
これは、スライダと磁気ディスクとの間に入り込んだ空
気により生じる圧力を逃がし、スライダに生じる浮力を
低減させるものである。
気により生じる圧力を逃がし、スライダに生じる浮力を
低減させるものである。
同様な効果を得る方法として、スライダの磁気ディスク
に対向している平面部分の形状の外形を円、又は楕円に
すること、磁気ディスクの流入端側の外形を円または楕
円の一部とすることにより浮力を低減することができる
。
に対向している平面部分の形状の外形を円、又は楕円に
すること、磁気ディスクの流入端側の外形を円または楕
円の一部とすることにより浮力を低減することができる
。
これは、磁気ディスクの回転時において空気抵抗が小さ
なスライダ形状にし、スライダと磁気ディスクとの間に
空気が入り込みにくくシて、スライダに発生する浮力を
低減させるものである。
なスライダ形状にし、スライダと磁気ディスクとの間に
空気が入り込みにくくシて、スライダに発生する浮力を
低減させるものである。
ここで、スライダの磁気ディスク対向面の形状を球面状
にすると、磁気ディスク上での磁気ヘッドの位置を保持
することが難しくなるが、上記のように支持系の剛性に
異方性をつけることで解決される。すなわち、スライダ
の姿勢は、支持系の剛性で支えるものとする。
にすると、磁気ディスク上での磁気ヘッドの位置を保持
することが難しくなるが、上記のように支持系の剛性に
異方性をつけることで解決される。すなわち、スライダ
の姿勢は、支持系の剛性で支えるものとする。
磁気ディスクとしては、スライダとの摺動に耐える保護
膜および潤滑膜の強度が求められる。このためには、保
護膜および潤滑膜の合計厚み(1)を厚くし、強度を高
める必要がある。この観点から、保護膜および潤滑膜の
合計厚み(1)をスライダと磁気ディスクとの間隔(h
)より大きくすることが望ましいことを見出した。
膜および潤滑膜の強度が求められる。このためには、保
護膜および潤滑膜の合計厚み(1)を厚くし、強度を高
める必要がある。この観点から、保護膜および潤滑膜の
合計厚み(1)をスライダと磁気ディスクとの間隔(h
)より大きくすることが望ましいことを見出した。
また、磁気ディスク基板はより平坦性を持たせることで
、スライダと磁気ディスクとの摺動力を減らすことがで
きる。すなわち、平坦性に優れたガラスを基板とするこ
とが望ましい。
、スライダと磁気ディスクとの摺動力を減らすことがで
きる。すなわち、平坦性に優れたガラスを基板とするこ
とが望ましい。
また、基板を薄くすることで、基板側に柔軟性を持たせ
、スライダとの摺動を緩和をすることができる。特に、
基板の厚みを1mm以下とすることが望ましいことを見
出した。このとき、磁気ディスクは外周はど速度が速く
、磁気ヘッドとの衝突による衝撃力は強いため、外周は
ど柔軟性を必要とする。そこで、基板の厚みを外周はど
薄くすることが望ましい。
、スライダとの摺動を緩和をすることができる。特に、
基板の厚みを1mm以下とすることが望ましいことを見
出した。このとき、磁気ディスクは外周はど速度が速く
、磁気ヘッドとの衝突による衝撃力は強いため、外周は
ど柔軟性を必要とする。そこで、基板の厚みを外周はど
薄くすることが望ましい。
また、スライダに発生する浮力を低減するその他方法と
して、磁気ディスクに円弧状の溝を形成することが好ま
しい。これにより、スライダと磁気ディスクとの対向面
積が実効的に減り、浮力を低減できる。溝の深さは0.
02μm以上が望ましいことを見出した。
して、磁気ディスクに円弧状の溝を形成することが好ま
しい。これにより、スライダと磁気ディスクとの対向面
積が実効的に減り、浮力を低減できる。溝の深さは0.
02μm以上が望ましいことを見出した。
その他として、磁気記録装置内の気体、圧力を制御する
ことで浮上量を変えることができる。例えば、気体をヘ
リウムのように空気より軽い気体にするとスライダに生
しる浮力を空気のときより下げることができる。また同
様に、磁気記録装置内の気体の圧力を下げることで、浮
力を下げることができる。さらに、磁気記録装置内の気
体の成分として、酸素を極力減らし、窒素や不活性ガス
とすることで、摺動による発熱で生じる磁気ヘッド、磁
気ディスクの酸化、変質を抑えることができることを見
出した。
ことで浮上量を変えることができる。例えば、気体をヘ
リウムのように空気より軽い気体にするとスライダに生
しる浮力を空気のときより下げることができる。また同
様に、磁気記録装置内の気体の圧力を下げることで、浮
力を下げることができる。さらに、磁気記録装置内の気
体の成分として、酸素を極力減らし、窒素や不活性ガス
とすることで、摺動による発熱で生じる磁気ヘッド、磁
気ディスクの酸化、変質を抑えることができることを見
出した。
また、上記磁気記録装置を用い、外部装置、例えばコン
ピュータと接続し情報処理システムを構成することがで
きる。磁気記録装置の容量が大きく、転送速度も速いの
で、大量な情報を高速に処理できる。
ピュータと接続し情報処理システムを構成することがで
きる。磁気記録装置の容量が大きく、転送速度も速いの
で、大量な情報を高速に処理できる。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図を用いて説明
する。第1図では、磁気ヘッドと一体になっているスラ
イダ1、スライダ1を支えている支持系2、磁気ディス
ク3を示している。支持系2は、作用点部201と支点
部202で構成され、作用点部201はスライダ1と接
合し、支点部202は作用点部201を支えている。こ
れを側面より見た図が第2図である。磁気ディスク3は
、磁気記録媒体303の上に保護膜302.潤滑膜30
1を積層したものである。磁気ヘッド4は、スライダ1
が磁気ディスク3に対向する面に埋め込まれ、磁気ヘッ
ド4の先端のみが露出している。
する。第1図では、磁気ヘッドと一体になっているスラ
イダ1、スライダ1を支えている支持系2、磁気ディス
ク3を示している。支持系2は、作用点部201と支点
部202で構成され、作用点部201はスライダ1と接
合し、支点部202は作用点部201を支えている。こ
れを側面より見た図が第2図である。磁気ディスク3は
、磁気記録媒体303の上に保護膜302.潤滑膜30
1を積層したものである。磁気ヘッド4は、スライダ1
が磁気ディスク3に対向する面に埋め込まれ、磁気ヘッ
ド4の先端のみが露出している。
支持系2は板バネ等により、支点部202を中心に作用
点部201を通して、スライダ1を磁気ディスク3に押
しつけるように荷重を与える。ここで、支点部202は
板バネそのものでもよい。支点部202と作用点部20
1を結ぶ腕が磁気ディスクとなす角(θ)は5度から5
0度程度が最も望ましい。ただし、5o度以上でも実現
不可能ではない。また、磁気ディスクが水平に回転し、
磁気ディスクの上面のみにスライダ1を乗せる場合は、
上記のような板バネを用いず、スライダユの重さのみで
荷重を掛けてもよい。
点部201を通して、スライダ1を磁気ディスク3に押
しつけるように荷重を与える。ここで、支点部202は
板バネそのものでもよい。支点部202と作用点部20
1を結ぶ腕が磁気ディスクとなす角(θ)は5度から5
0度程度が最も望ましい。ただし、5o度以上でも実現
不可能ではない。また、磁気ディスクが水平に回転し、
磁気ディスクの上面のみにスライダ1を乗せる場合は、
上記のような板バネを用いず、スライダユの重さのみで
荷重を掛けてもよい。
磁気ディスク3は矢印の方向に回転し、スライダ1は磁
気ディスク3の面上をわずかな空隙を保ち浮いている。
気ディスク3の面上をわずかな空隙を保ち浮いている。
このとき、何かの要因でスライダ1と磁気ディスク3が
接触すると、スライダ1は、磁気ディスク3の回転方向
に力を受ける。この力は、支持系2に伝わり、支持系2
は支点部202を中心に白抜き矢印の方向に動く。これ
により、スライダ1は磁気ディスク3より離れる方向に
動くことになる。すなわち、支持系2はスライダ1が受
ける力を逃がし、スライダ1と磁気ディスク3との摺動
力を緩和する。
接触すると、スライダ1は、磁気ディスク3の回転方向
に力を受ける。この力は、支持系2に伝わり、支持系2
は支点部202を中心に白抜き矢印の方向に動く。これ
により、スライダ1は磁気ディスク3より離れる方向に
動くことになる。すなわち、支持系2はスライダ1が受
ける力を逃がし、スライダ1と磁気ディスク3との摺動
力を緩和する。
支持系の剛性について第3図、第4図で説明する。第3
図に示す首振りは、支持系2のねじれに対する剛性で保
持される。また、第4図に示す磁気ディスクに平行な方
向に対しては、支持系2の曲げに対する剛性で保持する
。これにより、支持系2は磁気ヘッド4を磁気ディスク
3上の所望の位置に保持することができる。
図に示す首振りは、支持系2のねじれに対する剛性で保
持される。また、第4図に示す磁気ディスクに平行な方
向に対しては、支持系2の曲げに対する剛性で保持する
。これにより、支持系2は磁気ヘッド4を磁気ディスク
3上の所望の位置に保持することができる。
次に、磁気ディスク3の相対速度(v)に対する磁気ヘ
ッド4の再生出力の関係を第5図に示す。
ッド4の再生出力の関係を第5図に示す。
これは、磁気ディスク3の相対速度(v)が10m/s
で、磁気ディスク3に10kFRPIで磁化反転を記録
したものを、磁気ディスク3の相対速度(v)を変えて
磁気ヘッド4の再生出力を測定したものである。ここで
、FRPIは、記録密度の単位で、1インチ内に入る磁
化の反転数である。この結果、磁気ディスク3の相対速
度(v)を40 m / sまで上げても、再生出力は
磁気ディスク3の相対速度(v)にほぼ比例して増加し
た。
で、磁気ディスク3に10kFRPIで磁化反転を記録
したものを、磁気ディスク3の相対速度(v)を変えて
磁気ヘッド4の再生出力を測定したものである。ここで
、FRPIは、記録密度の単位で、1インチ内に入る磁
化の反転数である。この結果、磁気ディスク3の相対速
度(v)を40 m / sまで上げても、再生出力は
磁気ディスク3の相対速度(v)にほぼ比例して増加し
た。
磁気ディスク3の相対速度(V)が40rn/sのとき
は、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔(h)
は0.07μmであった。
は、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔(h)
は0.07μmであった。
また、同一トラックに磁気ヘッド4を保持したまま、2
時間以上再生動作を行なわせたが、磁気ディスク3には
摺動痕は全く発見できなかった。
時間以上再生動作を行なわせたが、磁気ディスク3には
摺動痕は全く発見できなかった。
ここで、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔(
h)は、ガラスディスク上でのスライダ1の浮上状態か
ら求めたものである。測定方法は、日本機械学会論文集
(C153巻487号(昭和62年3月)839頁から
847頁に記載の「可視レーザ干渉を利用した浮動ヘッ
ドスライダ浮上特性の精密測定」、または昭和58年度
電子通信学会総合全国大会講演論文集、分冊1.218
頁記載の[磁気ヘッド浮動スペーシング自動測定装置の
開発」内に示された光学的手法による測定方法を用いる
。
h)は、ガラスディスク上でのスライダ1の浮上状態か
ら求めたものである。測定方法は、日本機械学会論文集
(C153巻487号(昭和62年3月)839頁から
847頁に記載の「可視レーザ干渉を利用した浮動ヘッ
ドスライダ浮上特性の精密測定」、または昭和58年度
電子通信学会総合全国大会講演論文集、分冊1.218
頁記載の[磁気ヘッド浮動スペーシング自動測定装置の
開発」内に示された光学的手法による測定方法を用いる
。
スライダの形状は第1図に示すように磁気ディスフ対向
面が球面、または球面状であるが、その他のスライダ形
状として第6図5第7図がある。
面が球面、または球面状であるが、その他のスライダ形
状として第6図5第7図がある。
磁気ディスクに対向する面が平面で、その外形が、円や
楕円形をしている。また、磁気ディスクの流入端側の外
形を放物線、円、楕円形に一部としたものである。
楕円形をしている。また、磁気ディスクの流入端側の外
形を放物線、円、楕円形に一部としたものである。
また、従来型のスライダは2本のレール5を持つがが、
第8図、第9図に示すように、レール5の外形を第6図
、第7図のようにしてもよい。
第8図、第9図に示すように、レール5の外形を第6図
、第7図のようにしてもよい。
磁気ディスクとしては、スライダとの摺動力を低減する
ためには、平坦性に優れた基板を用いると良く、ガラス
基板を用いとよい。
ためには、平坦性に優れた基板を用いると良く、ガラス
基板を用いとよい。
また、磁気ディスクの基板を薄くし、磁気ディスクに柔
軟性を持たせると、スライダ1と磁気ディスク3の衝突
を柔らげることができ、基板の厚みをlrnm以下にす
ることが望ましい。さらに、磁気ディスク3の基板を第
10図のように、外周はど薄くするとさらに効果的であ
る。また、磁気ヘッド4の先端と磁気記録媒体303の
表面との間隔(H)を小さくする方法として、磁気ディ
スク3に円弧状の溝をつける方法もある。これにより、
スライダ1に生じる浮力が低減される。
軟性を持たせると、スライダ1と磁気ディスク3の衝突
を柔らげることができ、基板の厚みをlrnm以下にす
ることが望ましい。さらに、磁気ディスク3の基板を第
10図のように、外周はど薄くするとさらに効果的であ
る。また、磁気ヘッド4の先端と磁気記録媒体303の
表面との間隔(H)を小さくする方法として、磁気ディ
スク3に円弧状の溝をつける方法もある。これにより、
スライダ1に生じる浮力が低減される。
次に、磁気記録装置全体を密閉容器内する実施例を第1
1図に示す。密閉容器6内の気体、圧力を制御するため
に制御装置7が設置される。磁気記録装置が稼働する際
には、制御装置7により、密閉容器6内の気体、圧力が
所定値になるように制御される。また、制御装置7は、
密閉容器6内の気体、圧力が所定値になっていない場合
、情報の記録再生の動作を行なわないように制御する機
能を合わせ持つ。ここで、密閉容器6内の空気の圧力を
代えたときの実施例を第12図に示す。内部の圧力を上
げたときと下げたときの結果である。
1図に示す。密閉容器6内の気体、圧力を制御するため
に制御装置7が設置される。磁気記録装置が稼働する際
には、制御装置7により、密閉容器6内の気体、圧力が
所定値になるように制御される。また、制御装置7は、
密閉容器6内の気体、圧力が所定値になっていない場合
、情報の記録再生の動作を行なわないように制御する機
能を合わせ持つ。ここで、密閉容器6内の空気の圧力を
代えたときの実施例を第12図に示す。内部の圧力を上
げたときと下げたときの結果である。
0.3気圧に下げることで、磁気ディスクの相対速度が
18m/s以下で、スライダと磁気ディスクとの間隔(
h)を0.1μm以下にすることができる。
18m/s以下で、スライダと磁気ディスクとの間隔(
h)を0.1μm以下にすることができる。
最後に、外部装置、例えばコンピュータと接続し情報処
理システムを構成する磁気記録装置の実施例を示す。現
状の磁気記録装置では、情報の転送速度は3 M B
/ s程度であるが、情報処理システムを構成し、大量
の情報を高速に処理するためには、より速い転送速度が
望まれる。第13図は、磁気ディスクの相対速度と転送
速度の関係を表わしている。ここで、記録方式は、1−
7方式を用いた。記録密度を100kFRPIとして考
えると、転送速度4 M B / s以上を実現するた
めには、相対速度は、6m/s以上でなければならない
ことを表わしている。一方、スライダ1と磁気ディスク
3との間隔(h)と磁気ディスク3に記録される線記録
密度の関係を第13図に示す。縦軸に示したD50は、
低線記録密度での再生出力値に対し、半分の出力値にま
で低下してしまう線記録密度であり、線記録密度の限界
を表わす指標の1つである。ここで、磁気ディスクの記
録媒体として長手記録の薄膜媒体を用い、保護膜、潤滑
膜の合計厚みは0.01μmである。磁気ヘッドは、リ
ング型の磁気ヘッドを用い、スライダと磁気ヘット先端
との段差(Δh)は0μmである。D50は磁気ヘッド
のギャップ長によって異なるが、ギャップ長が0.1μ
mの場合、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔
(h)が0.1μm以下で100kFRPI程度以上を
得ることができる。このことから、相対速度は、6m/
s以上で、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔
(h)が0.1μm以下を実現することで、転送速度4
、 M B / s以上の磁気記録装置を実現すること
ができる。
理システムを構成する磁気記録装置の実施例を示す。現
状の磁気記録装置では、情報の転送速度は3 M B
/ s程度であるが、情報処理システムを構成し、大量
の情報を高速に処理するためには、より速い転送速度が
望まれる。第13図は、磁気ディスクの相対速度と転送
速度の関係を表わしている。ここで、記録方式は、1−
7方式を用いた。記録密度を100kFRPIとして考
えると、転送速度4 M B / s以上を実現するた
めには、相対速度は、6m/s以上でなければならない
ことを表わしている。一方、スライダ1と磁気ディスク
3との間隔(h)と磁気ディスク3に記録される線記録
密度の関係を第13図に示す。縦軸に示したD50は、
低線記録密度での再生出力値に対し、半分の出力値にま
で低下してしまう線記録密度であり、線記録密度の限界
を表わす指標の1つである。ここで、磁気ディスクの記
録媒体として長手記録の薄膜媒体を用い、保護膜、潤滑
膜の合計厚みは0.01μmである。磁気ヘッドは、リ
ング型の磁気ヘッドを用い、スライダと磁気ヘット先端
との段差(Δh)は0μmである。D50は磁気ヘッド
のギャップ長によって異なるが、ギャップ長が0.1μ
mの場合、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔
(h)が0.1μm以下で100kFRPI程度以上を
得ることができる。このことから、相対速度は、6m/
s以上で、スライダ1と磁気ディスク3の表面との間隔
(h)が0.1μm以下を実現することで、転送速度4
、 M B / s以上の磁気記録装置を実現すること
ができる。
また、磁気ディスク装置として、磁気記録媒体に高密度
に情報を記録し、しかも、装置自体をより小さくする要
求がある。このため、磁気ディスクの直径は10インチ
以下が実用的な範囲と考えられる。また、磁気ディスク
を回転させるモータの回転数も現状の360Orpm
(回転毎分)の1.5倍、2.0程度度が期待される。
に情報を記録し、しかも、装置自体をより小さくする要
求がある。このため、磁気ディスクの直径は10インチ
以下が実用的な範囲と考えられる。また、磁気ディスク
を回転させるモータの回転数も現状の360Orpm
(回転毎分)の1.5倍、2.0程度度が期待される。
このことから、磁気記録装置として、磁気ディスクの相
対速度(V)は、磁気ディスクの最内周トラックで40
m/s程度までが実現される範囲と考えられる。
対速度(V)は、磁気ディスクの最内周トラックで40
m/s程度までが実現される範囲と考えられる。
以上のことから、相対速度は磁気ディスク最内周で6乃
至40m/s以下で、スライダ1と磁気ディスク3の表
面との間隔(h)が0.11以下を実現する本発明によ
る磁気記録装置により、情報の転送速度は4 M B
/ s以上が達成され、高速で情報を処理する情報処理
システムが得られる。 以上実施例として述べた磁気記
録装置では、特に記録方式は限定しない。すなわち、長
手記録でも垂直記録でもよい。また、記録再生する磁気
ヘッドの種類についても限定しない。さらに、記録再生
方式についても限定せず、記録専用磁気ヘットと再生専
用磁気ヘッドが別々でもよい。再生専用磁気ヘッドとし
て、磁気抵抗効果ヘッド、ホール効果ヘッドや磁気感応
トランジスタ等、磁気検出素子すべてにおいて適用され
る。
至40m/s以下で、スライダ1と磁気ディスク3の表
面との間隔(h)が0.11以下を実現する本発明によ
る磁気記録装置により、情報の転送速度は4 M B
/ s以上が達成され、高速で情報を処理する情報処理
システムが得られる。 以上実施例として述べた磁気記
録装置では、特に記録方式は限定しない。すなわち、長
手記録でも垂直記録でもよい。また、記録再生する磁気
ヘッドの種類についても限定しない。さらに、記録再生
方式についても限定せず、記録専用磁気ヘットと再生専
用磁気ヘッドが別々でもよい。再生専用磁気ヘッドとし
て、磁気抵抗効果ヘッド、ホール効果ヘッドや磁気感応
トランジスタ等、磁気検出素子すべてにおいて適用され
る。
本発明によれば、磁気ディスクの相対速度が6乃至40
m/s以下であっても、磁気ディスクとスライダとの衝
突による衝撃力を低減し、信頼性が高く、大容量の磁気
記録装置を得ることができる。
m/s以下であっても、磁気ディスクとスライダとの衝
突による衝撃力を低減し、信頼性が高く、大容量の磁気
記録装置を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は側面図、
第3図、第4図は支持系の剛性の説明図、第5図は相対
速度と再生出力の関係の説明図、第6図、第7図、第8
図、第9図はその他のスライダ形状の実施例説明図、第
10図はその他の磁気ディスク基板の実施例説明図、第
11図は密閉容器を用いたその他の実施例の断面側面図
、第12図は容器内の気圧制御の説明図、第13図、1
4図は、本発明による磁気記録装置の性能の説明図であ
る。 1・・・スライダ、2・・・支持系、3・・・磁気ディ
スク、4・・磁気ヘッド、5・・レール、6・密閉容器
、7・・・制御装置、201 ・支点部、202・・
作用点部、301・・・潤滑膜、302・・保護膜、3
03・磁気記録媒体 イ戊=Vh\ 唱 侍 −「、)、ノい1 h名ケ
)も第1図 第2図 第 図 第 図 相対速度(m/s) 第 図 第 図 第 図 第 図 第11 図 第10図 第12図 相対速度+ m/ s >
第3図、第4図は支持系の剛性の説明図、第5図は相対
速度と再生出力の関係の説明図、第6図、第7図、第8
図、第9図はその他のスライダ形状の実施例説明図、第
10図はその他の磁気ディスク基板の実施例説明図、第
11図は密閉容器を用いたその他の実施例の断面側面図
、第12図は容器内の気圧制御の説明図、第13図、1
4図は、本発明による磁気記録装置の性能の説明図であ
る。 1・・・スライダ、2・・・支持系、3・・・磁気ディ
スク、4・・磁気ヘッド、5・・レール、6・密閉容器
、7・・・制御装置、201 ・支点部、202・・
作用点部、301・・・潤滑膜、302・・保護膜、3
03・磁気記録媒体 イ戊=Vh\ 唱 侍 −「、)、ノい1 h名ケ
)も第1図 第2図 第 図 第 図 相対速度(m/s) 第 図 第 図 第 図 第 図 第11 図 第10図 第12図 相対速度+ m/ s >
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を前
記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/sで
回転させる手段と、 前記磁気ディスクと前記磁気ディスクに対向する前記磁
気ヘッドとの間隔が0.1μm以下となるように前記磁
気ヘッドに荷重を加える手段と、を具備したことを特徴
とする磁気記録装置。 2、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 前記磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を
前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/s
で回転させる手段と、 該磁気ヘッドを、前記磁気ディスクに対向させ、且つ前
記磁気ディスクに接近させるように6gW以下の荷重で
支持する手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。 3、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 前記磁気ディスクを外部装置の処理能力に合わせて回転
させる手段と、 前記磁気ディスクと前記磁気ディスクに対向する前記磁
気ヘッドとの間隔が0.1μm以下となるように前記磁
気ヘッドに荷重を加える手段と、を具備したことを特徴
とする磁気記録装置。 4、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を前
記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/sで
回転させる手段と、 前記磁気ディスクと前記磁気ディスクに対向する前記磁
気ヘッドとの間隔が0.1μm以下となるように前記磁
気ヘッドに6gW以下の荷重を加える手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。 5、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 該磁気ヘッドを前記磁気ディスクに対向するように支持
し、前記磁気ヘッドが前記磁気ディスクに接近する方向
に荷重を与える作用点部と該作用点部を支える支点部と
を有し、該支点部が前記作用点部より前記磁気ディスク
から離れた位置にあり、前記磁気ディスクの走行方向に
対し上流側にある支持系と、 前記磁気ディスクに記憶されている情報を、外部装置の
処理能力に合わせて転送するように前記磁気ディスクを
回転させる手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。 6、請求項5において、前記支持系の前記磁気ヘッドを
保持するための剛性が、前記磁気ディスクの半径方向よ
り、これに直行する方向の方が小さいことを特徴とする
磁気記録装置。 7、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を前
記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/sで
回転させる手段と、 前記磁気ディスクに対向している面が実質的に球面状に
形成され、前記磁気ヘッドを搭載したスライダと、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。 8、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を前
記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/sで
回転させる手段と、 前記磁気ディスクに対向している面が、前記磁気ディス
クの回転時に、空気抵抗の小さい形状を有し、前記磁気
ヘッドを搭載したスライダと、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。 9、情報を記憶し、深さが0.02μm以上で実質的に
一定間隔の円弧状の溝を有する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 該磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を前
記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/sで
回転させる手段と、 前記磁気ヘッドに荷重を加える手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。 10、情報を記憶する磁気ディスクと、 該磁気ディスクに情報を記録及び再生する磁気ヘッドと
、 少なくとも前記磁気ディスク及び前記磁気ヘッドを密閉
構造とする外壁と、 前記磁気ヘッドに対する前記磁気ディスクの相対速度を
前記磁気ディスクの最内周トラックで6乃至40m/s
で回転させる手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197957A JPH0485771A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 磁気記録装置 |
US08/450,148 US5541789A (en) | 1990-07-27 | 1995-05-26 | Magnetic recording apparatus with magnetic head on slider having applied load larger than buoyant force acting on slider so that gap between magnetic head and magnetic disk is smaller than total thickness of protective layer and lubricating layer on disk |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197957A JPH0485771A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 磁気記録装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12705798A Division JPH10275436A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 磁気記録装置及びそのスライダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485771A true JPH0485771A (ja) | 1992-03-18 |
Family
ID=16383129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2197957A Pending JPH0485771A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 磁気記録装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5541789A (ja) |
JP (1) | JPH0485771A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6320725B1 (en) * | 1989-11-27 | 2001-11-20 | Censtor Corporation | Hard disk drive having ring head with predominantly perpendicular media fields |
US6084743A (en) * | 1992-12-14 | 2000-07-04 | Maxtor Corporation | Magnetic recorder apparatus with reduced debris accumlation on the recorder head and slider |
JPH07161023A (ja) * | 1993-12-07 | 1995-06-23 | Hitachi Ltd | 磁気記憶装置 |
JP3267046B2 (ja) | 1994-04-21 | 2002-03-18 | 株式会社日立製作所 | 磁気記憶装置 |
JPH09106638A (ja) * | 1995-10-09 | 1997-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 変換器支持装置 |
US5898543A (en) * | 1996-03-28 | 1999-04-27 | Hutchinson Technology, Inc. | Bi-directional pre-bends in the spring region of a load beam of a magnetic head suspension assembly |
JP2897766B1 (ja) * | 1997-11-27 | 1999-05-31 | 日本電気株式会社 | 接触型磁気ディスク装置 |
US6356405B1 (en) | 1998-05-22 | 2002-03-12 | Seagate Technology Llc | Lubricant control in disc drive |
US7289302B1 (en) | 2001-10-04 | 2007-10-30 | Maxtor Corporation | On slider inductors and capacitors to reduce electrostatic discharge damage |
US7027266B2 (en) * | 2002-04-16 | 2006-04-11 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Head suspension with flexure-supported slider between first and second load bending portions |
US20060262451A1 (en) * | 2005-05-18 | 2006-11-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hard-disk drive design for contact recording applications |
JP5574414B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-08-20 | ダブリュディ・メディア・シンガポール・プライベートリミテッド | 磁気ディスクの評価方法及び磁気ディスクの製造方法 |
JP2012165543A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ、ディスク駆動装置、およびスピンドルモータの製造方法 |
JP5830890B2 (ja) * | 2011-03-24 | 2015-12-09 | 富士電機株式会社 | 磁気ディスク装置、磁気ディスク及びその製造方法 |
CN111863037B (zh) * | 2020-07-28 | 2021-08-10 | 洛阳师范学院 | 一种避免位移时因异常造成的撞击声的计算机腔体装置 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59201224A (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
JPS623476A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 浮動ヘツド機構およびその形成方法 |
US4809104A (en) * | 1985-08-22 | 1989-02-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Recording head and support arm for stretched surface recording medium |
JPS62167681A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 浮動形磁気ヘツド |
JPS63306514A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 浮動磁気ヘツドスライダ |
JPH01140616U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-26 | ||
DE68914026T2 (de) * | 1988-05-18 | 1994-07-07 | Fujitsu Ltd | Kopfaufhängungsvorrichtung für ein Aufzeichnungsgerät. |
US5097368A (en) * | 1988-10-17 | 1992-03-17 | Conner Peripherals, Inc. | Information recording apparatus with a non-Newtonian liquid bearing |
US5072322A (en) * | 1988-10-17 | 1991-12-10 | National Micronetics, Inc. | Monolithic ferrite recording head with glass-protected, self-aligned, machined track |
US5010429A (en) * | 1988-11-22 | 1991-04-23 | Hitachi Metals, Ltd. | Floating magnetic head having improved static friction coefficient |
US5060097A (en) * | 1989-01-06 | 1991-10-22 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disc file including a slider which exhibits reduced deformation during operation |
JP2886872B2 (ja) * | 1989-01-13 | 1999-04-26 | 株式会社日立製作所 | 磁気ディスク用基板および磁気ディスク |
US5047884A (en) * | 1989-01-17 | 1991-09-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic head having a control portion for generating negative pressure |
US5027240A (en) * | 1989-03-27 | 1991-06-25 | Computer & Communications Technology Corp. | Disk head assembly load beam |
JPH02263370A (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-26 | Alps Electric Co Ltd | ハードディスク駆動装置 |
JP2765952B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1998-06-18 | 株式会社日立製作所 | 浮動ヘツドスライダ |
US5027241A (en) * | 1989-06-01 | 1991-06-25 | Quantum Corporation | Data head load beam for height compacted, low power fixed head and disk assembly |
US5041932A (en) * | 1989-11-27 | 1991-08-20 | Censtor Corp. | Integrated magnetic read/write head/flexure/conductor structure |
US5012367A (en) * | 1989-12-01 | 1991-04-30 | Seagate Technology, Inc. | Removable ball staked head gimbal assembly |
US5062017A (en) * | 1990-05-25 | 1991-10-29 | Seagate Technology, Inc. | Hour-glass disk head slider |
JPH04228157A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-08-18 | Fujitsu Ltd | 磁気ヘッドスライダ |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP2197957A patent/JPH0485771A/ja active Pending
-
1995
- 1995-05-26 US US08/450,148 patent/US5541789A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5541789A (en) | 1996-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8432641B1 (en) | Disk drive with multi-zone arm damper | |
US6545845B2 (en) | Actuator assembly retaining clip | |
US6965500B1 (en) | Suspension design for attenuation of disk flutter induced track mis-registration of a hard disk drive by manipulation of load beam pitch angle | |
US6952330B1 (en) | Dynamic flying attitude control using augmented gimbal | |
JPH0485771A (ja) | 磁気記録装置 | |
US5663853A (en) | Head slider assembly having first and second leading edge tapered portions formed on lower and upper surfaces of an air inflow edge | |
US20050207067A1 (en) | High reliability-parallel data transfer hard disk drive | |
CN100356449C (zh) | 在具有旋转促动器的磁盘驱动器中抑制振动的系统和方法 | |
JPH01191383A (ja) | 剛性ディスク装置のヘッド・フライング高さ制御方法と装置 | |
JP2002509329A (ja) | 機械的衝撃の強い環境下での高面積密度記録のためのメタルホイルディスク | |
US7535671B2 (en) | Disk drive with airflow control and fins at a transition surface between base surfaces | |
EP0613121A1 (en) | Rotating magnetic storage device | |
US7009808B2 (en) | Stepped enclosure for minimizing airflow excitation in a data storage device | |
US6181519B1 (en) | Tri-pad air bearing head slider having leading edge and trailing edge of air bearing side pads tapered to minimize takeoff and landing velocity and time | |
JPH0834054B2 (ja) | 固定ディスクドライブのヘッドおよびディスクのアセンブリ | |
JPH05234327A (ja) | 小型磁気ディスク装置 | |
US6714377B2 (en) | Data storage device operated for reduced sliding contact | |
JPH10275436A (ja) | 磁気記録装置及びそのスライダ | |
JPS6151678A (ja) | デイスク駆動装置の改良回転アクチユエ−タ | |
EP0828241A1 (en) | Small size constant torque voice coil motor | |
US6650501B2 (en) | Higher inter-disc separations to improve disc drive actuator servo performance | |
JP2004234804A (ja) | ディスク装置およびヘッドサスペンションアッセンブリ | |
JP3275484B2 (ja) | 浮上式磁気ヘッドとスライダーの浮上方法 | |
JP3094506B2 (ja) | 固定磁気ディスク装置 | |
JPH09106528A (ja) | 磁気ヘッドアセンブリ及び磁気ディスク装置 |