JPH0485384A - ホツトメルト接着剤組成物 - Google Patents

ホツトメルト接着剤組成物

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JPH0485384A
JPH0485384A JP19952590A JP19952590A JPH0485384A JP H0485384 A JPH0485384 A JP H0485384A JP 19952590 A JP19952590 A JP 19952590A JP 19952590 A JP19952590 A JP 19952590A JP H0485384 A JPH0485384 A JP H0485384A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、おむつカバーを必要とするタイプの紙おむ
つや生理用ナプキン等がおむつカバー内やショーツ内で
ずれることを防止するために紙おむつ表面やナプキン表
面に部分的に塗布されるずれ止め用のホットメルト接着
剤組成物に関するものである。
〔従来の技術およびその課題〕
紙おむつ表面や生理用ナプキン(以下「ナプキン」と略
す)表面に部分的に塗布されるずれ止め用接着剤には、
従来から、タック力によるずれ止め効果および風合いを
柔らかく保つ等の観点から合成ゴム質をベースポリマー
とし、これに粘着付与樹脂と可塑化オイルとを添加して
なるホットメルト接着剤が用いられている。このような
ホットメルト接着剤には、■柔軟でかつ白色もしくは無
色であり無臭であること、■接着対象となるおむつカバ
ーやショーツ(以下これらを「下着」という)の生地に
対する初期接着力に優れ、かつ接着性が低温から高温ま
で優れていること、■使用後紙おむつやナプキンを取り
除く際に生地側に接着剤が残らないこと等が重要な性能
として要求されている。しかしながら、従来のホットメ
ルト接着剤では、上記要求を全て満たすような優れたも
のがないのが実情である。例えば、従来からの主流品で
ある合成ゴム質をベースとしたホットメルト接着剤は、
風合いを重視して可塑化オイルが多量に配合されている
が、ナプキン等の使用時に、雰囲気温度が体温によって
常温から高温になると接着剤中の低分子量物が液状で滲
み出すため、結果的に下着等の生地を汚してしまうとい
う難点を有している。上記合成ゴムのなかでも、スチレ
ンエチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(S
EBS)をベースにしたものは、比較的上記のような問
題を生じないことから、賞用されている。すなわち、上
記5EBSは、他の合成ゴム、例えばスチレン−イソプ
レン−スチレンブロック共重合体(SIS)やスチレン
−ブタジェン−スチレンブロック共重合体(SBS)に
比べてポリマー中に取り込みうる可塑゛化オイルの量が
非常に多いため、温度が上昇してもベースポリマーから
滲み出すオイルの量が少ないからである。しかし、上記
5EBSをベースポリマーにしたものであっても、体温
雰囲気下で長時間使用すると、ホットメルト接着剤がし
だいに軟化して接着対象である下着の生地の繊維組成間
に沈み込み、見掛けの接着力が大幅に上昇すると同時に
、凝集力が低下するため、ナプキン等を取り外す際に接
着剤層が凝集破壊を生じて生地に接着剤が残留するとい
う欠点を有する。この解決には、可塑化オイルの配合量
を低減することが最も効果的であるが、可塑化オイル量
を低減すると、初期接着力が極端に低下すると同時に、
ホットメルト接着剤が硬<ナルコとから、ナプキン等が
使用時にずれやすくなるという問題が生じる。したがっ
て、実際には、上記のバランスをとるため可塑化オイル
の配合量を調整することが行われているが、これにも限
界があることから必ずしも満足できる結果が得られてい
ない。また、上記ホットメルト接着剤は常温においてタ
ック力を有するため、ナプキン等の未使用時には、離型
紙を接着剤塗布面に貼付して不用意に接着しないような
配慮がなされているが、保管時等に、この離型紙に塗布
されている剥離剤が接着剤表面に移行しホットメルト接
着剤自体の接着力が低下するという問題が生じている。
このように、従来のホットメルト接着剤は、未だ満足で
きる性能を備えていないのが実情である。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、従
来両立することのなかったずれ止め効果と生地離れ性と
を同時に満たし、かつソフトな風合いをもち、しかも常
温では実質的にタック力が無いため従来必須とされる離
型紙が不要となり、体温付近の温度で高タック力の生ず
るホットメルト接着剤組成物の捉供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕   −上記の目的を達
成するため、この発明のホットメルト接着剤組成物は、
α−オレフィン系樹脂が15〜65重量%含有され、水
素添加された粘着付与樹脂が25〜65重量%含有され
、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロツク
共重合体が5〜25重量%含有され、可塑化オイルが3
〜15重量%含有されているという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この発明者は、従来両立しえなかったずれ止
め効果と生地離れ性とを同時に満足し、しかも常温では
低タツク力で体温付近で高タック力の生ずる接着剤組成
物を得るために一連の研究を重ねた。この研究の過程で
、この発明者は、溶融時に接着性を有するが、冷却時に
数秒単位で固まるというα−オレフィン系樹脂の時性に
着目し、これを常温で粘着性を有する上記合成ゴムに混
合すると、好結果が得られるのではないかと着想した。
この着想にもとづき研究を重ね、上記α−オレフィン系
樹脂が、合成ゴムに対する相溶性に欠けているという技
術常識を打破し、上記ホットメルト接着剤組成物のベー
スポリマーとして、αオレフイン系樹脂と合成ゴムであ
るスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロツク
共重合体(SEPS)との混合物を用いてみた。その結
果、優れた効果が得られ、可塑化オイル量も少なくてす
むことを見出した。そして、さらに研究を重ねた結果、
上記5EPSの相互の割合を上記特定範囲にし、かつこ
れに水素添加された粘着付与樹脂と、可塑化オイルを所
定量配合すると、ずれ止め効果と生地離れ性とを同時に
満たし、しかも常温では低タツク力で体温付近で高タッ
ク力を生しる(その結果、離型紙が不要となる)ホット
メルト接着剤が得られることを見いだしこの発明に到達
した。
なお、上記常温とは、20°C程度をいい、体温付近と
は、35〜40°C程度の範囲をいう。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明のホットメルト接着剤組成物は、ペースポリマ
ーであるα−オレフィン系樹脂および5EPSと、粘着
付与樹脂と、可塑化オイルとが、それぞれ所定割合で含
有されているものである。
上記α−オレフィン系樹脂としては、少なくとも40重
量%(以下「%」と略す)、好適には45〜65%のポ
リプロピレンを含有し結晶化度が5〜30%のものが好
ましく、溶融粘度および軟化点については特に限定する
ものではない。そして、α−オレフィン系樹脂の配合量
が多すぎると初期接着力が低下し、少なすぎるとタック
力によるブロッキングが生じ離型紙が必要となるため、
その使用量はホットメルト接着剤組成物全体の15〜6
5%に設定する必要がある。好ましいのは25〜50%
の範囲内である。
上記5EPSは、両端のスチレンポリマーブロックの中
間に、エチレン構造とプロピレン構造とが混在して構成
された共重合体で、例えば両端のスチレンポリマーブロ
ックの間がイソプレンポリマーブロックであるスチレン
−イソプレン−スチレンブロック共重合体のイソプレン
ポリマ一部分を水素添、加することによって容易に得る
ことができる。そして、5EPSは、ハードセグメント
としてのスチレン相とソフトセグメントとしてのエチレ
ン−プロピレン相が機能する2相構造のものである。こ
の5EPSが、従来の技術常識である、合成ゴムとα−
オレフィン系樹脂とは相溶しないことに反して相溶する
のは、5EPSの上記エチレン−プロピレン相が、化学
構造上、上記α−オレフィン系樹脂と同じ骨格を有する
ためと考えられる。また、5EPSは、先に述べたよう
に、良好な保油性を備えており、経時的に可塑化オイル
の滲み出しがなく、また高い初期接着力と常温から体温
域まで安定した接着力が得られると同時に、ホットメル
ト接着剤層に柔軟な風合いをも付与しうる。ただし、こ
の発明に用いる上記5EPSとしては、スチレン含有量
が10〜35%のものが好適である。スチレン含有量が
10%未満になるとタック力が強くなりすぎ、逆に35
%を超えるとずれ止めに必要な接着力が得られなくなる
からである。そして、上記5EPSの配合量は、組成物
全体に対して5〜25%に設定することが必要である。
好ましいのは7〜15%である。5EPSの配合量が5
%よりも少なすぎると接着性が劣り、逆に25%よりも
多すぎるとタック力が強くなりすぎるからである。
上記粘着付与樹脂は、−船釣に、ベースポリマーに比べ
て低分子量であって、組成物の濡れ性を向上させると同
時に初期接着力を付与し、組成物全体を低粘度化させて
接着剤の塗布作業性をよくするものである。このような
樹脂は、常温ではもとより加熱しても無色あるいは白色
で無臭であることが望ましい。これらのことがら、この
発明では、特に、水素添加された樹脂(以下「水添樹脂
」と略す)、例えば水素添加された芳香族系石油樹脂、
水素添加された脂肪族系石油樹脂、水素添加されたテル
ペン系樹脂を用いる。すなわち、上記のように、水素添
加されたものは、上記α−オレフィン系樹脂および5E
PSとの相溶性が向上しているため、それを用いた接着
剤組成物には、低温から高温まで幅広い接着性が付与さ
れると同時に、上記水添樹脂には化学構造上二重結合が
ないことから優れた熱安定性も付与される。なお、上記
水添樹脂の軟化温度は特に限定されず、常温で固体であ
っても液体であっても差し支えないが、液体のものの方
が可塑剤としての効果があることから好ましい。このよ
うな上記粘着付与樹脂の配合量は、組成物全体の25〜
65%、好適には35〜55%に設定される。配合量が
65%よりも多すぎると風合いが硬くなるとともに常温
接着性が極端に悪くなり、25%よりも少なすぎると被
着体に対する濡れ性が低下して初期接着力が悪くなるか
らである。
また、この発明に用いる可塑化オイルは、通常のホット
メルト接着剤組成物に用いられるものであればどのよう
なものであっても差し支えない。
しかし、上記粘着付与樹脂よりもさらに分子量が低く、
組成物の粘度調整剤的な役割を果たすとともに低温粘着
性を向上させ、また組成物を柔軟にするものが好ましい
。このような可塑化オイルとしては、通常、パラフィン
系成分、ナフテン系成分、芳香族系成分の3成分を混合
したオイルが用いられる。このような混合オイルにおい
て、パラフィン系成分の配合量が多くなると得られる組
成物の熱安定性が向上し、ナフテン系成分の配合量が多
くなると低温接着性が向上する。このような可塑化オイ
ルの配合量は、3〜15%、好適には3〜10%に設定
される。その配合量が3%よりも少なくなると風合いが
硬くなり低温接着性が低下し、15%よりも多くなると
高温接着性が低下するからである。
なお、この発明のホットメルト接着剤組成物には、上記
必須成分以外に、従来のホットメルト接着剤組成物に用
いられる各種の添加剤を適宜選択し配合してもよい。こ
のような添加剤としては、例えば、経済性および実用上
の観点から、酸化防止剤、安定剤、充填剤、顔料、紫外
線吸収剤等があげられる。また、各種の熱可ヅ性高分子
化合物を用いることもできる。
この発明のホットメルト接着剤組成物は、例えば上記各
原料を、溶融撹拌混合釜に入れて加熱混合すること等に
よって得られる。
つぎに、この発明の実施例を比較例と併せて説明する。
〔実施例1−13) 下記の第1表に示す原料を下記の組成にしたがって配合
し、約150°Cで溶融混練することにより、目的とす
るホットメルト接着剤組成物を得た。
(以下余白) つぎに、上記各実施例品の特性を下記の方法で測定し、
その結果を後記の第2表に示した。
く初期接着力〉 25℃の雰囲気下で、PETフィルム上に厚さ50μm
に塗布したホットメルト接着剤組成物と、各ショーツ生
地とを、幅2.54cmX長さ20cmにわたって貼り
合わせ、1kgの荷重をかけて1時間放置した。その後
引張試験機を用いて剥離強度を測定した(JIS  Z
  0237に準拠)。
〈経時接着力〉 上記初期接着力測定の場合と同様にして作製したテスト
ピースを、40°Cの雰囲気下で1kgの荷重をかけて
8時間放置した。その後引張試験機を用いて剥離強度を
測定した(JIS  Z  0237に準拠)。
〈接着剤の生地離れ性〉 上記経時接着力測定を行ったあとの剥離されたショーツ
生地の剥離面を観察し、ホットメルト接着剤組成物が全
く残留していない場合をOl一部残留する場合を△、全
て残留する場合を×とした。
くずれ防止力〉 ホットメルト接着剤を塗布した生理用ナプキンを平らに
延ばし30°Cに温度調節した恒温器の中で2時間放置
した。さらに、30°Cに調整した粘着力試験機のガラ
ス板上に、綿布片(80mnX200mn)を貼り付け
、上記試料の剥離紙を剥がしホットメルト接着剤のつい
た面を下にして綿布片上に平らに置き、引っ張る側のタ
ブを引っ張り用クリップで挟んだ。つぎに、750gの
貼り付は用重垂を試料の略中央にのせ、1分間貼り付け
た。
1分後、貼り付は用重垂を除きかわりに引っ張り用重垂
225gを試料の上にのせ、直ぐに引っ張り荷重230
gを引っ張り用ひもにかけて引っ張った。1分以内にず
れないときは、引っ張り荷重を250gにかえて引っ張
る。そして、1分以内にずれないときはさらに20gず
つ増やして引つ張りを続け1分以内にずれたときの引っ
張り荷重を粘着力とする。この測定値において、平均が
300g以上で最小が250g以上のものを○、250
gに満たないものを×とした。なお、試料数は10個と
したく社団法人 日本衛生工業会発行の生理処理用品製
造(輸入)承認申請要領に記載の測定法に準拠〉。
〈タック力〉 50μmのポリエステルフィルムにホットメルト接着剤
を50μm塗布し、これを25mmX 125mmに切
断したものをテスト試料とし接着剤面を外側にしてルー
プ状にした。このサンプルを300mm/ll1inで
25mm幅の被着体(ポリエチレン板)に接着させ上記
と同様のスピードで引っ張りあげたときの力を測定した
。この実施例では、塗布1時間後20°C温度雰囲気下
のものと40°Cで15分間養生し40’C(体温近傍
)雰囲気下のものと2種類測定した。サンプル数は各5
個でその平均を測定値とした。
〈熱安定性〉 ■ 粘度低下率 180°Cの温度雰囲気下で上記実施例品を72時間放
置し、その前後の粘度を測定して粘度低下率を算出し、
これを熱安定性の指標とした。なお、算出式は、下記の
とおりである。
V  :180°C172時間放置後のホットメルト接
着剤組成物の160°Cでの溶融粘度 ■o:熱履歴を受ける前のホットメルト接着剤組成物の
160°Cでの溶融粘度 ■ 色相 180°Cの雰囲気下に72時間放置したホットメルト
接着剤組成物の色相を目視で判定した。完全に無色ある
いは白色の場合を◎、殆ど無色あるいは白色に近い場合
を○、やや着色のある場合をΔ、明らかに着色のある場
合を×とした。
■ 臭気 上記色相の観察と同様して熱履歴を与えたホットメルト
接着剤組成物の臭気を官能テスト(パネラ−10名)に
よって評価した。完全に無臭の場合を◎、殆ど無臭の場
合を○、やや臭気のある場合を△、明らかに臭気のある
場合を×とした。
〔比較例1〜14〕 また、上記実施例孔と配合組成の異なる14種類の比較
例品を作製した。これらの組成を下記の第3表に示す。
そして、上記各比較例品について、上記実施例孔と同様
にしてその特性評価を行った。
その結果を下記の第4表に示す。
(以下余白) 上記第4表の結果から、比較別品は、接着性。
生地離れ性、ずれ防止力、熱安定性(色相、臭気)のい
ずれかの項目において好ましくない特性を示している。
また、タック力において、常温(20°C)で高い値を
有するものもある。これに対し、実施測高は、前記第2
表の結果に示されるとおり、どの項目においても優れた
特性を示していることがわかる。そして、常温では低い
タック力を示すが、40°Cではタック力が高くなって
いる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のホットメルト接着剤組成物は
、α−オレフィン系樹脂と5EPSとを特定割合で配合
し、これに水添粘着付与樹脂と可塑化オイルを特定割合
で添加した特殊配合物をベースポリマーとしている。し
たがって、優れた初期接着性を有し、ナプキン等の表面
に部分的に塗布しずれ止め用として用いたときに、ナプ
キン等がショーツ生地等に対して適正な強さで仮止めさ
れずれることがない。また、この発明の組成物は、生地
離れ性にも優れているため、使用後にナプキン等を取り
除く際に生地側に接着剤が残留することがない。また、
可塑化オイルの滲み出しもない。
さらに、粘着付与樹脂として水素添加されたものを用い
ているため熱安定性にも優れており、ナプキン等の製造
工程における加熱によっても、着色したり臭気を発した
りする心配がない。特に、この発明の組成物は、ベース
ポリマーとして上記のような特殊配合物を使用している
ため、常温でのタック力は小さく付着性に欠けているが
、体温近傍では高いタック力を有し高い付着力を発揮す
る。
このことから、これを応用したナプキン等は、従来のよ
うに接着剤塗布部分を離型紙で被覆する必要がな(なり
、低コスト化を実現できる。そして、上記ナプキン等は
、使用によってその接着剤塗布部分が体温近傍まで温度
上昇すると強い付着力を発揮し、ショーツ等に強固に付
着しずれ止め効果を奏する。したがって、この発明のホ
ットメルト接着剤組成物は、ナプキン等のずれ止め用接
着剤として最適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)α−オレフィン系樹脂が15〜65重量%含有さ
    れ、水素添加された粘着付与樹脂が25〜65重量%含
    有され、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブ
    ロツク共重合体が5〜25重量%含有され、可塑化オイ
    ルが3〜15重量%含有されていることを特徴とするホ
    ットメルト接着剤組成物。
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