JPH0485211A - 物品の移送装置 - Google Patents

物品の移送装置

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JPH0485211A
JPH0485211A JP20078090A JP20078090A JPH0485211A JP H0485211 A JPH0485211 A JP H0485211A JP 20078090 A JP20078090 A JP 20078090A JP 20078090 A JP20078090 A JP 20078090A JP H0485211 A JPH0485211 A JP H0485211A
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JP
Japan
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arm
conveyor
egg
finger
holding
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JP20078090A
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English (en)
Inventor
Kunio Nanbu
邦男 南部
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Nambu Electric Co Ltd
Original Assignee
Nambu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)、 本発明は物品を保持した搬送体が放出ステーションまで
搬送される閏に、保持装置に保持されたもう一つ物品を
放出装置に移し替えて再び放出する物品の移送装置に関
するものである。
(従来の技術) 無端で循環する分配コンベアに保持された物品を、たと
えばこの物品の重量に応じて選別包装する装置は種々多
数出回っている。これらの装置の物品の移送装置として
、例えば卵の選別包装装置は卵の重量を計量した後、前
記分配コンベアに受は渡し、1個づつ単列搬送させるも
のである。しかし、これら従来の装置は分配することを
のみ目的としているがため、その域からでるものではな
く、−産卵が放出ステーションで放出されると、次の卵
を処理するために卵の供給位置まで一巡してくるもので
あった。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の移送装置では物品の受は渡し位置で、分配コ
ンベアに1個の物品を受は渡し、移送しているため、物
品の処理能力を上げることに限界があった。
そこで本発明は、1個の物品を受は取って移送させ、処
理するのではなく、複数の物品を同時に移送させ、搬送
途上で移し替えることによって処理していこうとするも
のである。そしてそれによって、処理能力を上げようと
するものである。
そしてそのために、搬送途上で移し替える装置を具体化
したものである。
(課題を解決するための手段) そのために本発明は、放出ステーションで物品を放出す
る放出手段と、該放出手段により前記物品が放出される
家で他の物品を保持している保持手段とから成る搬送体
を連設し、無端で循環する分配コンベアの搬送途上に位
!付けられた前記放出ステーシロンで物品を放出すべく
移送する物品の移送装置において、前記保持手段を前記
分配コンベアに連結する第一の連結部と、上部を開口し
物品を保持する収容部を連結する第二の連結部と、一端
に前記第一の連結部を回動自在に設け、他端に前記第二
の連結部を回動自在に設けたアーム部と、前記アーム部
が前記第一の連結部を中心として回動したとき前記収容
部の開口部を常に上にして維持する姿勢紺持手段とで構
成し、前記アーム部が前記第−の連結部を中心に前記第
一の連結部に対して後方に回転し、ほぼ水平になったと
きの前記収容部の位置を物品の保持位置とし、前記第一
の連結部に対して前方に回転し、ほぼ水平になったとき
の前記収容部の位置を移し替え位置とした物品の移送装
置を提供するものである。
(実施例) 本発明の物品の移送装置を卵の選別包装装置を例に取り
説明する。
鶏卵業界で最も普及している卵の選別包装装置は、洗浄
、乾燥された卵を、この卵の軸を横にして複数列(通常
左列)整然と並べ、順次供給する。
そしてこの供給された卵を計量後、分配コンベアでグレ
ード別に鶏卵バックに投入していくものである。
本実施例はこの従来の卵の選別包装装置の移送装置に対
するものである0図面に基づき本発明の移送装置を採用
した卵の選別包装装置Aの概略について説明する。
第1図に洗浄、乾燥された卵を移送させるために、矢印
a方向に搬送している第一の供給コンベア1と、第二の
供給コンベア2とがある。これら供給コンベア1.2上
を、卵3が卵の長軸を横にして整然と大判並んだ状態で
矢印a方向に移送されている。これら供給コンベア1.
2の排出端には卵の列と同数の計量器4が設けである。
第一の供給コンベア1で移送されてきた卵3は計量後、
第一の供給ステーション5で羽根車6(第3図に図示)
でけりだされ、移し替え装置7に載せ替えられる。この
移し替え装置7は卵3を卵の長軸を縦にしたのち第一の
パケットコンベア8(後に詳述〉の搬送速度まで加速し
て、移し替えるものである。この移し替え装置7は既に
公知の技術であり、本実施例では本出願人による特開昭
61年287622号に開示された卵の移し替え装置を
採用している。よって具体的構成については省略し、必
要に応じて説明する。上記のごとく、この移し替え装置
7に載せ替えられた卵3は卵の長軸を縦にした後、加速
して第一の循環コンベアとしての第一のパケットコンベ
ア8に受は渡される。
また第二の供給コンベア2で移送されてきた卵3は計量
後、第二の供給ステーション9で同じく羽根車6でけり
だされ、同じく前記移し替え装置7に載せ替えられ、第
二の循環コンベアとしての第二のパケットコンベア10
(後に詳述)に受は渡される。そして各パケットコンベ
ア8.10の搬送途上で分配コンベア11に受は渡され
る0分配コンベア11に受は渡された卵3は計量器4で
計量された重量にしたがって、その重量に応じたグレー
ド別に放出される。
放出場所は分配コンベア11の搬送途上に設けられな2
箇所の放出ステーション12.13であり、ここにはそ
れぞれ上列の包装コンベア14が配置されている。この
包装コンベア14ではグレード別に包装するために、重
量に基づき2L、L。
M、MS、S、2S寸、およびそれ以外の卵のものとし
て割り当てられている。また各包装コンベア14には鶏
卵パック15が待機させてあり、該当の卵3が順次収容
されいく、鶏卵パック15への投入は放出ステーション
12.13の各包装コンベア14上方に設けられた解除
装置16(本出願人による特開昭57年13024号に
開示された解除装置を採用したものであり、その構成等
詳細な説明は省略し、後に必要に応じてその動きを説明
する。)の作動により実施される。
ところで駆動モータ17(第2図に図示)と第一のパケ
ットコンベア8の駆動スプロケット18と第二のパケッ
トコンベア10の駆動スプロケット19と分配コンベア
11の駆動スプロケット20は、無端のチェーン21で
連結されている。前記駆動モータ17が時計回りである
矢印す方向に回転しており、この回転はチェーン21に
より駆動スプロレット18に伝導される。よって第一の
パケットコンベア8は矢印C方向に搬送する。駆動スプ
ロケット18に伝導された回転は、チェーン21により
駆動スプロケット19に伝導される。
よって第二のパケットコンベア10は時計回りの方向で
ある矢印d方向に搬送する。また駆動スプロケット19
に伝導された回転は、チェーン21により最後に駆動ス
プロケット20に伝導される。
よって分配コンベア11も同じく矢印d方向に搬送する
。そのため前記第一のパケットコンベア8、第二のパケ
ットコンベア10それに分配コンベア11は同一速度で
搬送する。また前記第一のパケットコンベア8と分配コ
ンベア11とが対面した搬送路である第一の受は渡しス
テーション22では、前記第一のパケットコンベア8と
前記分配コンベア10は平行で同一方向に搬送している
。前記第一のパケットコンベア8及び前記第二のパケッ
トコンベア10の搬送位置より上方を搬送する分配コン
ベア11の搬送路と前記第二のパケットコンベア10の
搬送路とが上下で重なる第二の受は渡しステーション2
3では、いずれも矢印d方向に搬送している。
第一の供給コンベア1から第一のパケットコンベア8へ
卵3を移し替える移し替え装置7、及び第二の供給コン
ベア2から第二のパケットコンベア10へ卵3を移し替
える移し替え装置7は、既述のごとく同一装置である。
また第一のパケットコンベア8、及び第二のパケットコ
ンベア10は同一構成であるため、同一番号を付し説明
する。
第3図は第一の供給ステーション5及び第二の供給ステ
ーション9を図示したものである。第3図より、供給コ
ンベア1.2の排出端には、移し替え装置7があり、卵
の長軸を水平な状態から垂直な状態に変換する軸線変換
機能を有する六個の保持部24と、卵の長軸を垂直にし
た状態で加速投入する加速部25とから構成されている
。この加速部25は、卵の長軸を垂直にして保持した卵
3を下方に位置付けられたパケットコンベア8゜10の
搬送速度まで加速し投入する。
このパケットコンベア8.10は以下の構成より成る。
すなわち、26はチェーンプレートであり、無端のパケ
ットコンベア8,10に等間隔に取り付けである。また
このチェーンプレート26には、支持ローラ27が取り
付けである。28は、チェーン29に回動自在に軸着さ
れたローラで、支持ローラ27とともにレール30(第
6図参照)に沿ってパケットコンベア8.10を搬送さ
せる。
第4図において31は、バケット部であり、各チェーン
プレート26に一体ずつ取り付けられている。32は、
一方に偏平板33を有し、この偏平板33をチェーンプ
レート26の上端部に合わせて固定し、この偏平板33
から二枚の板がカギ状に下方に伸び、他端に軸着部34
を有する連結体である。この連結体32には両側からバ
ネ35の一端を止める円柱36が突出し、偏平板33か
ら、この偏平板33に対して直角にストッパー37が突
出している。連結体32の軸着部34は円形をした平板
で、両側からプーリ38をはさみ、軸39によって軸着
しである。軸着部34とプーリ38は一体に固定してあ
り、軸39に対して回動自在になっている。またこの連
結体32には、一方をこの軸着部34を両側からはさみ
、軸39とは固着して軸着されたアーム40が回動自在
に取り付けである。このアーム40は両端にアーム40
の同じ両側から突出した半円形のはさみ板41を有して
いる。よって軸着部34はアーム40のはさみ板41に
よって両側からはさんだ形となる。
また、アーム40の他端にも、同じ形のはさみ板42が
あり、同様に軸着部43およびこの軸着部43と一体と
なったプーリ44を両側からはさみ、軸45によって軸
着しである。そして同じく軸着部43とプーリ44は一
体に固定してあり、軸45に対しては回動自在であり、
はさみ板42に対しては軸45は固着されている。また
この連結体46の軸着部43も円形をした平板であるが
、各軸着部43の下部から下方に板状に突出した部分は
矩形の板状体47である。そしてその先端にはアングル
状のブロック48を形成し、パケット台49に固定され
ている。またこの板状体47からも、同じく両側の板状
体47から外に向かってバネ40の一方の端を止める円
柱50が突出している。
ところで前記連結体32の軸着部34に連結されたアー
ム40のはさみ板41には、円形のはさみ板41の直径
をアーム40の長手方向に対して直角な方向である上下
に延ばした辺を三角形の一辺とした突出部51が形成し
である。この突出部51の先端はストッパー37に当接
する位置まで延出している。よって連結体32の円柱3
6に一方を止めたバネ35の他方を連結体46の円柱5
0に止め、アーム40を両側の連結体32.46で圧縮
するように弾発している。よって、第3図に示すように
アーム40はチェーンプレート26に対して直角に突出
した位置より、若干上方に向いた位置で突出部51がス
トッパー37に当接して止まる。
前記連結体46には、チェーンプレート26に向かって
伸ばした延長線がチェーンプレート26に対して垂直に
なるようにローラ軸52を突出して設け、ローラ53が
回動自在に取り付けである。
このローラ53がガイドレールに導かれて搬送すること
によって、バケット部31の上下動を制御する。またア
ーム40の両端に取り付けられたプーリ38,44には
タイミングベルト54が余裕を残さずエンドレスに掛は
渡されている。
連結体46によって固定された前記パケット台49は、
連結体46の固定された位置を下端として上方に垂直に
立ち上りアーム40の有る側に反り上がり、再び垂直に
立ち上がった位置を上端として形成したカップ保持部材
である。パケット台49の上端には略り字型のカップア
ーム55が固定しである。パケット台49に固定された
カップアーム55の下端には放射状に上方を広げて開い
た西岸のツメ56を有する物品の収容部としてのカップ
57がはめこんであり、カップ57のツメ56は、上方
を開くように取り付けであるので卵3はこのカップ57
に卵の長軸を垂直にして収容される。そしてこのカップ
57の上方には加速された加速部25が位置付けである
ところで、前記各プーリ38.44は、それぞれ連結体
32.46には固定されていること、アーム40に対し
ては各軸39.45によって回動自在であること、プー
リ38,44にはタイミングベルト54がエンドレスに
掛は渡されていることから、アーム40が連結部32を
基点として上下動しても、各連結体32.46のプーリ
38,44に掛は渡されたタイミングベルト54の凹凸
がプーリ38,44の凹凸に歯合した状態で係合される
が、プーリ38.44は連結体32.46に固定されて
いるため、この二つのプーリ38.44は不動であり、
パケット台49はカップ57の開口部を常に上にした状
態で上下動する。すなわち第5図に図示するように、ガ
イドレール58をローラ53に当接するように設け、パ
ケットコンベア8,10の搬送路上に波形に設けること
によって、このガイドレール58の下面をローラ53が
当接して移動すると、ガイドレール58の形状に影響さ
れてパケット台49が上下動することになる、ガイドレ
ール58の波形の山の部分にローラ53を当接させて搬
送すると、アーム40の突出部47がバネ35の弾発に
より、ストッパー37に当接し、第5図−(イ)に図示
するようにカップ57を最も高い位置に維持する。ロー
ラ53がガイドレール58の波形の山から谷へと移動す
ると、バケット部31は徐々に下降し、カップ57は第
5図−(ロ)に図示する位置、すなわち最も低い位置ま
で下降する。
次に前記分配コンベア11の具体的構成を第6図、第7
図に基づき説明する0分配コンベア11には、無端の循
環チェーン59と、この分配コンベア11の搬送路に沿
って設置されたレール60があり、レール60上を搬送
するように循環チェーン59にはローラ61が取り付け
である。そして循環チェーン59にはチェーンプレート
62が等間隔に連設されている。このチェーンプレート
62にもレール60上を搬送する支持ローラ63が取り
付けである。またこのチェーンプレート62の上部には
上端を揃えて、ローラ61の有る面と反対側に、放出装
置64が固定され、チェーンプレート62の下端には、
保持装置65が固定され、把持した卵3を包装コンベア
14上で放出する放出装置64及びこの放出装置64か
ら卵3が放出されるまで、もう一つの卵3を保持してい
る保持装置65を一体として搬送体66を構成している
放出装置64は、この放出装置64をチェーンプレート
62に固定している軸受部67と、卵3を把持し包装コ
ンベア14上で放出するフィンガ一部68と、フィンガ
一部68の向きを制御するレバ一部69とから成る。
また70は、チェーンプレート62に固設された軸受ブ
ラケットで、回転軸71がこの軸受ブラケット70に回
動自在に支持され、フィンガ一部68の基端は回転軸7
1の下端に取り付けられている。また回転軸71の上端
にはレバー72が取り付けられており、フィンガ一部6
8の向きと同一方向に延出させ先端に7字に切り欠いた
係合部73を有している。レバー72を回転軸71を中
心に回動させることによって、フィンガ一部68を回動
させることができる。フィンガ一部68のフィンガーア
ーム74の基端は回転軸71の軸線に直交するビン75
によって回転軸71の下端にビン75を中心として上下
に揺動自在に取り付けられている。放出装置64の回転
軸71の軸線が垂直になるようにチェーンプレート62
に取り付けられているので、ビン75は水平に位置され
、従って、フィンガーアーム74が、このビン75を中
心として上下に揺動することから、フィンガーアーム7
4の先端はおじぎをするように揺動する。
またレバー72は軸受ブラケット70とは、カラー76
を介して連結されている。すなわちレバー72と、カラ
ー76と、回転軸71とはともに固定されていることか
ら、回転軸71の回動によって、一体となって回動する
。カラー76の形状は円筒で、カラー76の上部からは
レバー72の延出している方向と同一方向に支持片77
が突出し、下部にはL字型のストッパー78が設けられ
ている。カラー76が回動してもストッパー78は軸受
ブラケット70の上面の後方端に突出したストッパー受
け79に当接することによって、それ以上は振り切らな
いようになっている。すなわちフィンガーアーム74が
第6図において(ロ)の状111(−点鎖線で図示)に
あるとき、軸受ブラケット70の下端の縁を、この縁に
当接して第6図に対して手前方向に回転すると、フィン
ガーアーム74がチェーンプレート62に対して、ほぼ
平行になるとともに、ストッパー78はストッパー受け
79に当接し、フィンガーアーム74は軸受ブラケット
70の下端に形成されたアーム止め80に当接する。フ
ィンガ一部68はこの状態で卵3を把持して搬送する。
81は引張力を持つエアーダンパーで、前記支持片77
にエアーダンパー81の上端をビンで遊びを有して取り
付け、下端を口型支持材82を介して、軸受ブラケット
70近傍のフィンガーアーム74に、同じく遊びを有し
てビンで取り付け、フィンガーアーム74とカラー76
の支持片77の間に張設されている。そしてフィンガー
アーム74を上昇させる方向に付勢している。
レバー72及びフィンガーアーム74が回転軸71の回
転により回転し、チェーンプレート62の面に対して9
0度の位置にあるとき、フィンガーアーム74と接する
軸受ブラケット70の下端を矩形に切り欠き、渭83と
して、この渭83にフィンガーアーム74が余裕を持っ
てはまり込む、よってフィンガ一部68は、フィンガー
アーム74が渭83にはまり込んだ状態にあるとき、エ
アーダンパー81によって付勢されていることから、こ
の位置で上下に首振り動作をし、この位置で卵をつかん
だり、離したりする。
フィンガ一部68は保持装置65のカップ57や鶏卵パ
ック15への卵3の投入、またバケット部31及び保持
装置65のカップ57内の卵3を把持して受は取る働き
をしている。その構成を説明すると、第7図において、
84はフィンガーアーム74の先端に、軸85で軸着さ
れ、フィンガーアーム74に対して回動自在に設けられ
、スペーサ86により間隔を有して、形成された二本の
指を持つ前衛であり、87は同じく、フィンガーアーム
74の先端に軸88で軸着され、フィンガーアーム74
に対して回動自在に設けられ、スペーサ89(第8図に
図示)により間隔を有して形成された二本の指を持つ後
指である。この前衛84及び後指87は向かい合わせに
して取り付けてあり、各軸85.88側の前衛84及び
後指87が接した部分はギヤ90を形成し、互いに係合
させである。よって後指87を軸88を中心として前後
に動かすと、ギヤ90のかみ合わせにより、前衛84が
同時に動く、すなわち同時に開閉するようになっている
またフィンガーアーム74の断面は口形をした樋状をし
ており、このフィンガーアーム74の樋91内に収まる
幅の作動棒92の先部を軸88に軸着する。第8図に示
すように、軸88に軸着された作動棒92の先端は下方
におれ曲がっており。
バネ93の一方を軸88を中心として時計回りに押す方
向に作動棒92のバネ止め94に掛け、他方を後指87
のスペーサ89に、反時計回りに押す方向に掛け(第7
図に図示)、よって後指87のスペーサ89に係合して
止まっている。
より詳しくは、作動棒92が軸88を中心として反時計
回りに押さえ込まれようとすると、後指87はバネ93
の付勢により、同じく反時計回りに動く、よって前衛8
4はギヤ90により下方に動くことから、前衛84及び
後指87は物を把持するように指を閉じるように動く、
この動作により卵3を把持することができる。
第6図に示すように、作動棒92が尾を反り上げた状態
にあるときは、前衛84及び後指87は開いた状態にあ
る。この作動棒92の後方の反りあがった部分には軸8
8と平行に作動棒92の両側まで貫いてこの作動棒92
の長手方向に長さを有してくり抜いたくり抜き部95が
形成されている。このくり抜き部95の下方に当たるフ
ィンガーアーム74の底の裏面に支持軸96を軸88に
対し平行に軸着する。フィンガーアーム74から突出し
た支持軸96の両側には口形にフィンガーアーム74を
またいで、両下端を軸止し、支持軸96を中心としてフ
ィンガーアーム74に対して回動自在に、制御部材97
を設ける。制御部材97は既述のごとく下部に口形をし
た又部98を、そしてこの又部98の上部から上方に向
かうほど先細りとなり軸受ブラケット70側に傾斜した
三角部99、そしてこの三角部99の先端には矩形に突
出した角部100を有している。また制御部材97には
ビン101が前記くり抜き部95を貫いて設けである。
制御部材97の又部98の両側の足部に設けられたバネ
止め102に、制御部材97を起こす方向に一端をそれ
ぞれ掛け、支持軸96を軸芯として、フィンガーアーム
74を跳ね上げる方向にフィンガーアーム74の底の裏
面を通したバネ103が設けである。よってバネ103
の付勢により、制御部材97が支持軸96を中心として
時計回り方向に動くと、ビン101は第7図に対してく
り抜き部95の右側の端に当たって止まる。この時、こ
れは作動棒92を軸88を中心として押し上げた状態で
あり、これはフィンガ一部68の前後の指84.87を
開いた状態である。
また分配コンベア11の搬送路に沿ってアームガイド棒
104が設けてあり、第6図に示すごとくフィンガ一部
68が(イ)の状態から、(ロ)の状態まで下方へ頭を
下げる場合には、アームガイド棒104が(イ)の状態
から(ロ)の状態まで徐々に下降した形状に設けである
。また同じく分配コンベア11の搬送路に沿って角部ガ
イド棒105が設けてあり、角部ガイド棒105はフィ
ンガ一部68がほぼ(ロ)の状態にある位置から始まり
、この位置にある角部100に当接させて、その高さを
維持して、徐々に軸受ブラケット70に接近するように
設けである。よって分配コンベア11が第6図に対して
手前に搬送することによって、角部100は角部ガイド
棒105によって徐々に渭83内のフィンガーアーム7
4の樋91内に押さえ込まれる。
ところで第6図に図示されたフィンガ一部68の(ロ)
の状態から回転軸71の回転により、フィンガ一部68
を手前に回転させるため、すなわちフィンガーアーム7
4をチェーンプレート62に対して平行にするために、
レール6oの上方には分配コンベア11の搬送路に沿っ
てレバーガイド106が設けである。このレバーガイド
106を、その高さを維持して分配コンベア11に対し
て前方に徐々に延びた形状に設けることによって、レバ
ー72の後部がレバーガイド106に押されることにな
る。レバー72が押されるとレバー72は回転軸71を
中心として第6図に対して手前へ回転し、同時にフィン
ガーアーム74も軸受ブラケット70の下部縁に当接し
ながらスライドし、前方へ回転する。そしてフィンガー
アーム74は軸受ブラケット70のアーム止め8oに係
合して止まる。このとき、フィンガーアーム74の樋9
1内に押し込まれた角部100も前記下部縁に当接しな
がら一緒にスライドさせられる。
次に第6図、第9図及び第10図に基づき搬送体66を
構成した保持装置65について説明する。
107は一方にアングル状のブロック108を形成し、
このブロック108をチェーングレート62の下端部に
合わせて固定し、このブロック1゜8から二枚の板が下
方に伸び、端に軸着部109を有する連結体である。こ
の連結体107には両側から、バネ110の一端を止め
る円柱111が突出している。連結体107の軸着部1
09は円形をした平板で、この軸着部109の内側に設
けられた溝にプーリ112の側面に設けられた突出部を
合わせて挿入し、両鍔から1−リ112をはさみ、軸1
13によって軸着しである。軸着部109とプーリ11
2は一体に固定してあり、軸113に対して回動自在に
なっている。またこの連結体107の軸着部109を両
側からはさみ、軸113とは固定して軸着されたアーム
114が回動自在に取り付けである。すなわちこのアー
ム114は両端にアーム114の同じ両側から突出した
半円形のはさみ板115.116を有しており、軸着部
109は一方のはさみ板115で両側からはさんだ形に
なっている。
アーム114の他端のはさみ板116も同様に軸着i!
1117およびこの軸着部117と一体となったプーリ
118を両側からはさみ、軸119によって軸着しであ
る。そして同じく軸着部117と7−リ118は一体に
固定してあり、軸119に対しては回動自在であり、は
さみ板116に対しては軸119は固着されている。す
なわち連結体120は前記はさみ板116に対して下が
った状態に取り付けである。すなわち連結体120は連
結体107と同一の部材を有している。
ところでチェーンプレート62に固定された側において
、軸着部109をはさんださみ板115には、円形のは
さみ板115の直径をアーム114の長平方向に対して
直角な方向である上下に延ばした辺を三角形の一辺とし
た突出部121が形成しである。この突出部121の先
端は円柱111に当接する位置まで延出している。よっ
て連結体107の円柱111に一方を止めたバネ110
の他方を、もう一方の連結体120の円柱122に止め
、アーム114を両側の連結体107.120で圧縮す
るように弾発することによって、アーム114はチェー
ンプレート62に対して直角に突出した位置で突出部1
21が円柱111に当接して正式る。
連結体120には、チェーンプレート62に向かって伸
ばした延長線がチェーンプレート62に対して垂直にな
るようにローラ軸123を突出して設け、このローラ軸
123に軸着されたローラ124がガイドレールに導か
れて搬送することによって、アーム114は連結体10
7側の軸113を中心として前後に回動する。またアー
ム114の両端に取り付けられたプーリ112.118
にはタイミングベルト125が余裕を残さずエンドレス
に掛は渡されている。
連結体120のブロック126にはバケット部31と同
一の略り字型のカップアーム55が固定しである。そし
てカップアーム55の下端には前記バケット部31のカ
ップと同じカップ57がはめこんである。
ところで、前記各プーリ112.118は、それぞれ連
結体107,120には固定されていること、アーム1
14対しては各軸113,119によって回動自在であ
ること、プーリ112,118にはタイミングベルト1
25がエンドレスに掛は渡されていること、これらの構
成によって姿勢維持手段を構成している。このことから
アーム114が連結体107を基点として前後へ回動し
ても、各連結体107 120のプーリ112,118
に掛は渡されたタイミングベルト125の凹凸がプーリ
112,118の凹凸に歯合した状態で係合されるが、
プーリ112,118は連結体107.120に固定さ
れたいるため、この二つのプーリ112,118は不動
であり、連結体120に固定されたカップアーム55は
その姿勢を変えずに前後へ円弧を描きながら移動する(
第11図を参照)、よってカップアーム55に固定され
たカップ57は、そのツメ56が上方に開いた状態、す
なわちこのカップ57に卵3が卵の長軸を垂直にした状
態を維持して移動する。
第11図に図示するようにローラ124にはガイドレー
ル127を必要に応じて当接して設けである。このガイ
ドレール127は分配コンベア11の搬送路上に一枚の
板で波状に前方後方に走らせて設けてあり、このガイド
レール127の下面にローラ124を当接させることに
よって、ガイドレール127の形状に影響され、カップ
57の姿勢を維持したまま前後へ円弧を描いて移動する
第11図の(イ)は保持装置65のアーム114を前方
に向けて水平にし、アーム114の突出部121が円柱
111に当接し、カップ57の開いた部分を上にして位
置付けられたときの状態である。そのときのガイドレー
ル127は水平となったアーム114の先部の下方にあ
る。またこの時のカップ57の位置は卵3の移し替え位
置である。
第11図の(ロ)は連結体107の軸113を中心とし
てアーム114を垂直な位置まで下方に回転した図であ
り、ガイドレール127は第11図の(イ)の位置から
徐々に後方へ下降し、垂直となったアーム114の下後
方に位置付けである。ガイドレール127の曲線の形状
に沿ってローラ124が押さえられながら移動し、アー
ム114が後方に回転してもカップ57は開いた部分を
上にした状態を維持している。第11図の(ハ)は更に
アーム114が後方に回転したときの図である。すなわ
ちアーム114が後方で水平な位置まで回転し、アーム
114の突出部121が同じく円柱111に当接する。
この時のガイドレール127は第11図の(ロ)の位置
から徐々に後方に上昇し、後方に水平になったアーム1
14の下後方に位置付けである。この場合もカップ57
は開いた部分を上に保ったままである。すなわちカップ
57はアーム114の回動によって前方あるいは後方に
移動しても常にカップ57の開いた部分を上にして保つ
ことになる。この時のカップ57の位置は卵3の保持位
置である。
次に分配コンベア11の搬送路途上にある放出ステーシ
ョン12.13には、各包装コンベア14上に解除装置
16がある。この解除装置16は包装コンベア14に待
機した鶏卵バック15の卵の収容凹部の列に合わせた数
の支持板128で構成されている。第12図は、その−
枚について図示したものである0分配コンベア11の搬
送路に対してレバー72を平行にして搬送体66が搬送
されてくると、放出装置64に把持された卵3が放出す
べき卵3であると、支持板128の駆動アーム押動機構
129に対して制御部(図示せず)から放出信号がださ
れ、その結果第12図及び第13図に図示するようにレ
バー72が回転軸71を中心として回動棒130により
矢印e方向に回転される。
以上の構成による卵の選別包装装置Aは以下のように動
作する。
第1図において、第一の供給コンベア1により卵3がそ
の長軸を横にして整然と大判並べて矢印a方向に移送さ
れる。計量器4で計量された卵3は移し替え装置7で卵
3の長軸を縦にした後、加速されて、第一のパケットコ
ンベア8に取り付けられたバケット部31のカップ57
に卵の長軸を縦にして投入される。このときのカップ5
7の位置は第5図−(イ)に図示するように最も高い位
置にある。
第一のパケットコンベア8は矢印C方向に搬送しており
、卵3を収容したバケット部31が第一のパケットコン
ベア8の搬送路と分配コンベア11の搬送路が平行で同
じ方向となる第一の受は渡しステーション22にくる。
このとき搬送体66は第6図に図示するように放出装置
64のフィンガ一部68を第6図の(イ)の様に頭を上
げた状態で、また保持装置65はアーム114を後方に
水平にした状態で搬送している。この第一の受は渡しス
テーション22では、第6図に対して手前に傾斜して下
降したアームガイド棒104にフィンガーアーム74の
先部が当接する。よって分配コンベア11の矢印一方向
への搬送によって、フィンガ一部68が徐々に頭を下げ
る。このとき最も高い位置にあったカップ57は、第一
のパケットコンベア8の矢印C方向への搬送につれて、
ガイドレール58によってローラ53が押し下げられる
ように設けであることから(第5図を参照)、度下方に
下がり、フィンガ一部68が第6図の(ロ)の位置まで
頭を下げるとともに、再びカップ57は最も高い位置ま
で上昇する。これによってフィンガ一部68の前後の指
84.87がカップ57のツメ56に当たらず、卵3の
みをつかむことができる。卵3をつかむ動作は、ほぼフ
ィンガー部68が頭を下げた位置から角部ガイド棒10
5が設けてあり、分配コンベア11の矢印d方向への搬
送につれて、角部100が角部カイト棒105の形状に
よって後方に押さえ込まれる。これによってくり抜き部
95内をビン101が後方へスライドし、作動棒92が
軸88を中心として下方へ押さえ込まれる。よって後指
87のスペーサ89(第8図に図示)に−係合した作動
棒92の先端部も軸88を中心として前方に回転し、ス
ペーサ89は、同時にバネ93の弾発により後指87が
閉じる方向に動き、同時にギヤ90のかみ合わせにより
前衛84も閉じる方向に動く、その結果、カップ57に
収容された卵3を前後の指84.87で把持する。卵3
が把持されると、放出装置64の搬送の妨げに成らない
ように、バケット部31はガイドレール58によって第
5図−(イ)の状態から第5図−(ロ)の状態へと押し
下げられる。
このように、第一の受は渡しステーション22間には、
前記アームガイド棒104が第6図に対して手前に傾斜
して下降した形状に、また前記角部ガイド棒105が高
さを維持し、同じく第6図に対し左側に徐々に延出した
形状に、そしてガイドレール58が波形に設けられてい
る。
第一の受は渡しステイージョン22から第二の受は渡し
ステーション23へ向かう分配コンベア11の搬送路途
上には第一の移し替えステーション131がある。フィ
ンガ一部68が卵3を把持した上記の状態のままで、移
し替えステーション131に搬送されると、ここでは第
11図に図示するように、保持装置65のカップ57を
、ガイドレール127の形状によって第11図の(ハ)
の保持位置から第11図の(ロ)を経て第11図の(イ
)の移し替え位置まで移動させ、前方に位置付ける。フ
ィンガ一部68に把持された卵3を受けるように空のカ
ップ57が前方に上昇してくる。そして第14図に図示
するように、前記アームガイド棒104でフィンガーア
ーム74の先部が押さえ込まれた状態を維持したまま、
前記角部ガイド棒105の形状、すなわち第14FMに
対して高さを維持して徐々に右側に延出した形状になっ
ており、この角部ガイド棒105に沿って角部100が
当接して、分配コンベア11の搬送方向である矢印一方
向に移動する。よって角部100は押さえ込まれた状態
から解放され、これによってバネ103の弾発により前
方に戻され、前後の指84゜87に把持された卵3は解
放される。そして保持装置65のカップ57内に収容さ
れる。保持装置65に卵3が保持された位置まで前記ア
ームガイド棒104及び角部ガイド棒105は延ばして
設けられている。よってその後アームガイド棒1゜4及
び角部ガイド棒105がきれるとフィンガー部68はエ
アーダンパー81により跳ね上げられ、第6図の(イ)
のように霧を上げた状態になる。またこの位置からガイ
ドレール127が始まり、第11図−(イ)の移し替え
位置から第11図−(ロ)を経由して、第11図−(ハ
)の保持位置まで移動する。既述したように、この第一
の移し替えステーション131間には、前記アームガイ
ド棒104及び角部ガイド棒105が前記第一の受は渡
しステーション22から継続して延ばして設けられ、前
記アームガイド棒104及び角部ガイド棒105が切れ
た位置からガイドレール127が設けられている。
第1図に図示するように、第二の供給コンベア2からは
もう一つの卵3がその長軸を横にして整然と大判並べて
矢印a方向に搬送される。計量器4で計量された前記卵
3は移し替え装置7で前記卵3の長軸を縦にした後、加
速されて、第二のパケットコンベア10に取り付けられ
たバケット部31のカップ57に卵の長軸を縦にして投
入される。このときのカップ57の位置も第5図−(イ
)に図示するように最も高い位置にある。
第二のパケットコンベア10は分配コンベア11と同じ
く矢印d方向に搬送しており、第二の受は渡しステーシ
ョン23では前記卵3を収容したバケット部31が第二
のパケットコンベア10の搬送路と分配コンベア11の
搬送路とが上下の関係で重なった位置関係にある。よっ
てこの第二の受は渡しステーション23において、第二
のパケットコンベア10は第6図に図示した第一のパケ
ットコンベア8及びバケット部31が分配コンベア11
の下方にある場合と同じであり、バケット部31の向き
は跳ね上がったフィンガ一部68と同じ向きに位置付け
られている。すなわちフィンガ一部68とバケット部3
1とは同一方向を向いている。この第二の受は渡しステ
ーション23でも、フィンガ一部68が前記卵3を把持
する動作は第一の受け−渡しステーション22での動作
と同じである。この第二の受は渡しステーション23間
にも、前記アームガイド棒104及び前記角部ガイド棒
105が同じ形状に設けられている。前記アームガイド
棒104及び前記角部ガイド棒105が切れる前にレバ
ーガイド106が第6t!lに図示した位置から徐々に
前方に延出して設けられている。よって第二の受は渡し
ステーション23では、フィンガ一部68が前記卵3を
把持すると、第6図の(ロ)のようにフィンガ一部68
の頭を下げた状態を維持したままで、レバー72が回転
軸71を中心として第6図に対して手前に回転し、軸受
ブラケット70の下部の縁にフィンガーアーム74が接
しながらスライドしてアーム止め80に係合して止まる
。また、このときガイドレール58が第5図−(イ)の
状態から第5図−(ロ)の状態へと波形に設けられてお
り、フィンガ一部68が回転する前にバケット部31が
押し下げられる。このとき角部100も前記縁に当接し
て止まっており、前記卵3は前後の指84.87で把持
された才まである。すなわちこの状態になるまでレバー
ガイド106は搬送方向に対して前方に徐々に延びた形
状に設けである。フィンガーアーム74がアーム止め8
0に係合したとき、フィンガ一部68は搬送方向である
矢印一方向を向き、搬送方向に対して平行になっている
。よって第12図に図示するようにレバー72も搬送方
向を向きかつ平行になっている。
放出装置64と保持装置65を有する搬送体66が上記
の状態で矢印一方向に搬送され第一の放出ステーション
12にくる。この第一の放出ステーション12には分配
コンベア11の搬送路上に解除装置16が設けられてい
る。この解除装置16の支持板128に放出信号が入力
されると、駆動アーム押動機構129が作動し、レバー
72の係合部73が駆動アーム押動機構129に導かれ
、回動棒130の垂直に曲がった先端部に係合する。
搬送体66は矢印d方向に搬送していることからレバー
72は回転軸71を中心として回動棒130により矢印
e方向に回転する。これによって第6図に図示するよう
に、フィンガ一部68が前記卵3を把持したまま第6図
の(ロ)の位置まで戻される。第一の放出ステーション
12にはアームガイド棒104及び角部ガイド棒105
は配設されていないため、フィンガ一部68が軸受ブラ
ケット70の渭83まで戻され、まず角部100が軸受
ブラケット70の下部縁から解放される。よって制御部
材97はバネ103により時計回り方向に押し上げられ
る。制御部材97が支持軸96を中心として時計回り方
向に回転すると、同時にくり抜き部95に挿入されたピ
ン101が移動し、この移動により作動棒92が軸88
を中心として押し上げられ、その結果、前後の指84.
87が開き、把持した前記卵3が解放される。解放され
た前記卵3は下方の包装コンベア14上に待機した鶏卵
バック15に投入される。卵3が投入された後のフィン
ガ一部68はエアーダンパー81の緩やかな引っ張りに
より第6図の(イ)の状態にある。
第一の放出ステーション12では、各放出装置64のフ
ィンガ一部68が把持した前記卵3がすべて、鶏卵パッ
ク15に投入される。よってこの放出ステーション12
を通り過ぎた搬送体66の状態は、第6図のごとく、放
出装置64は、第6図の(イ)のようにフィンガ一部6
8を分配コンベア11の搬送路に対して直角に前方に向
け、フィンガーアーム74は軸受ブラケット70の11
183に係合しており、保持装置65は、第11図の(
ハ)のごとくアーム114を後方に水平な保持位置まで
回転した状態にある。
第一の放出ステーション12と第二の放出ステーション
13との間の分配コンベア11の搬送途上には第二の移
し替えステーション132がある。
この第二の移し替えステーション132では保持装置6
5に保持された卵3を放出装置64に移し替えている。
すなわちガイドレール127が第11図の(ハ)に示す
ように後方に水平な位置まで回転したアーム114の下
後方に位置付けられ、徐々に前方に向かって下降し、第
11Qaの(ロ)の位置を最も低い位置として、今度は
上昇しながら前方に移動し第11図の(イ)に示すよう
に前方に水平な位置まで回転したアーム114の先部の
下後方に位置付けられている。そして再び第11図の(
イ)の位置から徐々に下後方に下降し、第11図の(ロ
)の位置を最も低い位置として、今度は後方に移動しな
がら上昇し、第11図の(ハ)の位置で終わっている。
これが距離を有して設けられているためカップ57の動
きは搬送方向である矢印−方向に搬送されながら、第1
11!lの(ハ)から(ロ)を経て第11図の(イ)へ
と移動する。ガイドレール127と平行して第14図に
示すようにアームガイド棒104及び角部ガイド棒10
5が設けである。これらガイド棒104,105の形状
は第二の受は渡しステーション23に設けられたものと
同一であり、フィンガ一部68の動き及び保持装置65
のカップ57に保持された卵3を把持する動作は同一で
ある。
この動作を第15図及び第16図に基づきガイド棒の形
状を示して説明する。第二の移し替えステーション13
2では、まず放出装置64のフィンガ一部68を分配コ
ンベア11の搬送により、徐々に押さえ込むためのアー
ムガイド棒104が分配コンベア11の搬送路との距離
を一定に維持し、矢印d方向に向かって徐々に下降させ
て、カップ57内の卵3を把持する位置、すなわち移し
替え位置(ロ)の手前からは水平に延ばして設けである
。また同時に卵3を保持した保持装置68のカップ57
を後方の保持装置(イ)から、すなわち第1IQaの(
ハ)の状態から徐々に下降しながら前方に移動させ、移
し替え位置(ロ)に位置付けるために、ガイドレール1
27がアームガイド棒104より下方に位置付けられて
いる。そして分配コンベア11の搬送路より後方から前
方に延出し、搬送路と交差する位置でカップ57が最も
低い位置を取り、すなわち第11図の(ロ)の状態にな
り、搬送路より前方へ移動するとともにカップ57は上
昇し、移し替え位置(ロ)に、すなわち第11図の(イ
)の状態になるように波形に円弧を描くように設けであ
る。またアームガイド棒104及びガイドレール127
より遅れて角部ガイド棒105がアームガイド棒104
より上方に設けてあり、その形状は高さを同一高さに維
持して分配コンベア11の搬送路に徐々に近付くように
延出し、移し替え位置(ロ)の手前で搬送路に最も近付
き、すなわちこの位置で角部100が角部ガイド棒10
5に押さえ込まれ、フィンガーアーム74の樋91内に
押し込まれる。よってこのとき、フィンガ一部68の前
後の指84.87がカップ57内の卵3を把持する。こ
の角部ガイド棒105はアームガイド棒104及びガイ
ドレール127より短く設けである。角部ガイド棒10
5が切れる手前には、この角部ガイド棒105より高い
位置で、ほぼ分配コンベア11の搬送路と同一位置から
レバーガイド106が位置付けて設けである。この位置
では、フィンガ一部68はすでに卵3を把持しており、
卵3を把持した状態でフィンガ一部68を分配コンベア
11の搬送路に対して平行に搬送方向である矢印d方向
を向くように、同じ高さを維持して徐々に前方に延出し
直線に設けである。
第二の移し替えステーション132には以上のごとくガ
イドが設けられており、これによって保持装置65がガ
イドレール127の形状に沿って保持位置(イ)から移
し替え位置(ロ)に移動すると、同時にアームガイド棒
104の形状に沿ってフィンガ一部6日が徐々に頭を下
げ、移し替え位置(ロ)で、カップ57内の卵3の上に
前後の指84,87を広げて覆うように位置付けられ、
角部ガイド棒105により角部100が押さえ込まれる
ことによって、卵3が前後の指84.87に把持される
。そして卵3を把持したフィンガ一部68はレバーガイ
ド106によってレバー72が分配コンベア11の搬送
路側へ回転させられることによって、分配コンベア11
の搬送方向を向き、卵3を把持したまま搬送する。カッ
プ57を空にした保持装置65は放出装置64の搬送の
妨げにならないように搬送路と交差する位置で最も低い
位置まで下降し、再び上昇してカップ57を保持位置(
イ)に位置付ける。
第二の移し替えステーション132を通り抜けた搬送体
66は卵3を把持した放出装置64のフィンガ一部68
を分配コンベア11の搬送方向に向け、保持装置65は
カップ57を空にして、フィンガーアーム74を後方に
回転させた状態にある。
この状態で第二の放出ステーション13へと向かう。
第二の放出ステーション13においては、第一の放出ス
テーション12で実施したのと同じ動作をし、包装コン
ベア14に待機した鶏卵パック15へ卵3を投入する。
そして第二の放出ステーション13を通り抜けた搬送体
61は第一の放出ステーション12を通り抜けた時の状
態と同じ状態で、再び卵の選別包装を実施すべく第一の
受は渡しステーション22に向かう。
本実施例は卵の選別包装装置について開示したが卵に限
るものでないことはいうまでもない。
また本実施例では、放出装置としてつかむ手段、保持装
置として、支え持つ手段に基づき開示したが、放出装置
は物品を放出する役目を有すればよく、支え持つ手段で
あってもよい、また保持装置は搬送中、物品を保持する
役目を有すればよく、つかむ手段であってもよい。
(発明の効果) これまで物品を分配する場合、処理能力を上げるには、
高速で搬送させる方法がとられていた。
しかし移送する物品によっては搬送速度に限界があり、
処理能力を上げることができなかった0本発明の物品の
移送装置を提供したことによって、従来と同一速度で搬
送させても処理能力を倍に増やすという効果を得ること
ができた。
また本発明の物品の移送装置は、従来の物品の分配に対
する考え方を変えるものであり、新たな搬送形態を有す
る装置を提供するものである。
そして特に、搬送途上での移し替え装置を提供し、これ
によって物品を保持して収容部の開口部を常に上にして
維持し、安定した移送と移し替えを実現した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の平面図、第2図は第1図の原動部を示
した説明図、第3図は第1図の第−及び第二の供給ステ
ーションの側面図、第4図はバケット部の斜視図、第5
図−(イ)、(ロ)はバケット部の動きの説明図、第6
図は第1図の第−及び第二のの受は渡しステーションの
側面図、第7図は放出装置の斜視図、第8図は第7図の
フィンガ一部の一部断面図、第9図は保持装置の斜視図
、第10図は第9図の分解図、第11図は保持装置の動
きの説明図、第12図は第1図の第−及び第二の放出ス
テーションの概略を図示した斜視図、第13図は第12
図の駆動アーム押動機構の動きの説明図、第14図は第
1図の第−及び第二の移し替えステーションの側面図、
第15図は第14図の第一の及び第二の移し替えステー
ションにおけるガイド棒の形状を図示した正面図、第1
6図は第15図の平面図。 A10.卵の選別包装装置 111.第一の供給コンベア 211.第二の供給コンベア  32.、環510.第
一の供給ステーション 8・1.第一のバケ・ットコンベア 961.第二の供給ステーション 101.第二のパケットコンベア 1116分配コンベア 121.第一の放出ステーション 133.第二の放出ステーション 149.包装コンベア 151.鶏卵パック161.解
除装置 221.第一の受は渡しステーション 230.第二の受は渡しステーション 311.バケット部  571.カップ580.ガイド
レール 649.放出装置65、 。 67゜ 104゜ 105゜ 106゜ 127゜ 129゜ 131゜ 132゜ 保持装置   660.搬送体 軸受部    680.フィンガ一部 しバ一部 、アームガイド棒 、角部ガイド棒 、レバーガイド 、ガイドレール 、駆動アーム押動機構 、第一の移し替えステーション 、第二の移し替えステーション

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  放出ステーションで物品を放出する放出手段と、該放
    出手段により前記物品が放出されるまで他の物品を保持
    している保持手段とから成る搬送体を連設し、無端で循
    環する分配コンベアの搬送途上に位置付けられた前記放
    出ステーションで物品を放出すべく移送する物品の移送
    装置において、前記保持手段を前記分配コンベアに連結
    する第一の連結部と、上部を開口し物品を保持する収容
    部を連結する第二の連結部と、一端に前記第一の連結部
    を回動自在に設け、他端に前記第二の連結部を回動自在
    に設けたアーム部と、前記アーム部が前記第一の連結部
    を中心として回動したとき前記収容部の開口部を常に上
    にして維持する姿勢維持手段とで構成し、 前記アーム部が前記第一の連結部を中心に前記第一の連
    結部に対して後方に回転し、ほぼ水平になつたときの前
    記収容部の位置を物品の保持位置とし、前記第一の連結
    部に対して前方に回転し、ほぼ水平になったときの前記
    収容部の位置を移し替え位置としたことを特徴とする物
    品の移送装置。
JP20078090A 1989-12-15 1990-07-27 物品の移送装置 Pending JPH0485211A (ja)

Priority Applications (2)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105537134A (zh) * 2015-12-04 2016-05-04 江苏高创机电制造有限公司 一种用平动曲柄摇杆两种机构实现自动接蛋搬运的装置
JP2017506071A (ja) * 2014-02-10 2017-03-02 ゾエティス・サービシーズ・エルエルシー 卵持ち上げ装置、ならびに関連システム及び方法

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