JPH0484381A - 文字認識結果の訂正方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文字認識装置に関し、特に認識結果を音声に
よって再生することにより、文字認識装置における誤認
識を容易に訂正することができる文字認識結果の訂正方
式に関する。

〔従来技術〕

従来の文字認識装置においては、入力文字画像から特徴
を抽出し、その特徴パターンと予め比較基準として登録
されている標準特徴パターンとのマツチングによって入
力文字画像の認識を行っているが、認識対象文字種が多
い場合には認識が非常に困難になる。このため誤認識す
る場合が多くなり、後処理としてオペレータによる訂正
が行われていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記オペレータによる訂正は、文字認識装置による認識
結果を画面上に表示して入力原稿と比較することによっ
てその誤りを訂正したり、あるいは文字認識装置の認識
結果の内、不確定な文字が反転表示される場合ではその
反転表示された文字について認識装置が提示する他の認
識候補文字のなかから、正しい文字を選択するようにし
ていたので、チエツクに時間がががり、また誤りを見落
とすという問題があった。

特に、文字認識装置により入力した文字情報を用いて処
理する場合、例えば文書を編集したりあるいはデータベ
ースを構築する場合は、その文字情報に誤りがないこと
が必要であり、そのため上記した訂正に益々＃間を要し
、入力の簡易化、入力作業時間の短縮化を図るために用
いた文字認識装置のメリットが損なわれるという問題が
ある。

本発明の目的は、文字認識後の訂正処理が容易にでき、
なお且つその訂正に要する時間を短縮することができる
文字認識結果の訂正方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明では文字認識後の誤
認識文字を訂正するようにした文字認識装置において、
認識結果文字を記憶する記憶手段と、該記憶手段を制御
する制御手段と、前記記憶手段から出力される該認識結
果文字を音声に変換して出力する音声出力手段と、該音
声出力手段からの音声出力中に誤認識文字が含まれてい
ることを前記制御手段に指示する指示手段と、前記制御
手段に設けられ、該指示手段からの指示に基づき前記記
憶手段の所定位置から、直前番：読み出された内容と同
じ内容を再度読み出す読出し手段とを設けている。また
、前記読出し手段が前記所定位置から認識結果を再度読
み出すときに、認識結果文字を次位候補の認識文字に置
換えて出力する手段を更に設けている。

１作　用〕 文字認識装置によって認識された認識文字コドと次候補
の文字コードが記憶手段に蓄えられ、制御部は該言己憶
手段から格納された順番に認識文字コードを読みだし、
音声合成装置に出力する。

音声合成装置は文字コードを音声に変換して音声出力す
る。オペレータは認識結果を音声で聴き、誤認識がある
場合、入力装置がら制御部に指示を与える。制御部はそ
の指示信号に応答して、読みだしアドレスを、既に読み
だされた所定のアドレス位置に変更して、変更されたア
ドレスから再び記憶手段を読みだし、誤っている可能性
がある文字を含む文字列を音声出力するとともに表示装
置に表示する。

オペレータは、この再生された音声出力を聰くことによ
って、誤った認識結果であったが否かを確認し、誤って
いた場合には表示装置に表示されている誤認識文字を入
力装置を用いて正しい文字に訂正する。

更に他の実施例では、オペレータが認識結果を聴き、誤
りがあることに気付いて入力装置を用いて制御部に指示
を与えたとき、同じ内容のものを再生するのではなく、
次候補の文字があるときにはその次候補の文字を音声と
して出方する８〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。第１図は、本発明を実施するためのハードウェア構
成図である。１はワードプロッサ等によって作成された
文書等を読み取って認識する文字認識装置で、後述する
制御部に対して文字認識結果である認識文字コードと次
候補の文字コードとを出力する。２は認識結果等を表示
する表示装置、３はキーボード等の入力装置、４は入力
された文字コードを公知の音声合成技術によって音声波
形に変換する音声合成装置、５はスピーカ、６は各部を
制御する制御部である。

このように構成された本発明の装置の動作を説明すると
、文字認識装置１によって認識された認識文字コードと
次候補の文字コードが順次制御部６内のバッファメモリ
に蓄えられる。制御部６はバッファメモリから格納され
た順番に認識文字コードを読みだし、音声合成装置４に
出力する。音声合成装置４は文字コードを音声波形に変
換してスピーカ５から音声出力するゎオペレータは認識
結果を音声で聴き、誤認識によるものとみられる不自然
な音声を聴いた場合、入力装置３を用いて制御部６に対
して指示を与える。制御部６は該指示信号に応答してバ
ッファメモリからの読みだしを止め（同時にバッファメ
モリに対する書き込みも止める）、その読みだしアドレ
スを、既に読みだされた所定のアドレス位置に変更して
、変更されたアドレスから再びバッファメモリを読みだ
し、つまり再生し、その内容すなわち誤っているあるい
は誤っている可能性がある文字を含む文字列をスピーカ
５に音声出力するとともに表示装置２に表示する。

オペレータは、この再生された音声出力を聴くことによ
って、誤った認識結果であったか否かを確認し、誤って
いた場合には表示装置２に表示されている誤認識文字を
入力装置３を用いて正しい文字に訂正する。そして、バ
ッファメモリの修正済の文字コードが図示しないフロッ
ピー等に保存される。

第２図は、本発明のバッファメモリの具体的な構成を示
し、バッファメモリは同じ容量のバッファメモリ２１と
２２の２面で構成されている。２３．２４は書き込みレ
ジスタ、２５．２６は読みだしレジスタ、ＳＷｌは書き
込みスイッチ、ＳＷ２は読みだしスイッチである。書き
込みスイッチＳＷＩを介してバッファメモリ２１に文字
コードを書き込み、該バッファメモリ２１が一杯になる
と書き込みスイッチＳＷＩをバッファメモリ２２側に切
り換え、バッファメモリ２２に文字コードを書き込むと
同時に、読みだしスイッチＳＷ２を介してバッファメモ
リ２］から文字コードを読みだすように制御される。

第３図は、本発明のバッファメモリを再読みだし制御す
るための具体的な構成を示す。２１は前述したバッファ
メモリ、３１は該バッファメモリから読みたされた文字
コート等が入る読み出しレジスタ（読みだしレジスタ２
５に相当）、３２は改行コードが設定されているレジス
タ、３３は読み出しレジスタ３１の内容とレジスタ３２
の内容とを比較する比較器、３４はアドレスレジスタ、
３５は該アドレスレジスタの内容を制御部６の指示に基
づいてｌを加算するインクリメント制御部、３６は該ア
ドレスレジスタの内容を制御部６の指示に基づいて１を
減算するディクリメント制御部、３７はデコーダである
。

前述したように、オペレータが認識結果を音声で聴き、
誤認識によるものとみられる不自然な音声を聴いたとき
、入力装置３を用いて制御部６に対して指示を与え、制
御部６は該指示信号に応答してバッファメモリからの読
みだしを止めるが、このときのアドレスレジスタ３４の
アドレスがＡＤであるとする。制御部６はディクリメン
ト制御部３６に対して更新指令を与え、アドレスレジス
タ３４のアドレスを次々に減少し、そのアドレスで示さ
れるバッファメモリ２１の内容が次々に読み出しレジス
タ３１に読みだされ、該読み出しレジスタ３１の内容と
レジスタ３２の内容とが比較器３３で比較され、バッフ
ァメモリ２１がら改行コードが読みだされると、比較器
３３の一致によってアドレスレジスタ３４の更新が停止
する。

すなわち、オペレータからの指示信号によって、再生位
置としてバッファメモリ２１内の最初の改行コードのア
ドレス位置まで戻される。そして、制御部６はインクリ
メント制御部３５に更新指令を与え、アドレスＡｌ（改
行コード）からアドレスを更新しながら順次バッファメ
モリ２１を読みだし、前述したように音声で再生する。

なお、上記実施例では再生位置として、改行コドを選ん
でいるが、これを句点あるいは文節点にしてもよい。

第４図は、本発明の他の実施例に係るバッファメモリの
再読みだし制御部の具体的な構成を示す。

この実施例では、オペレータが認識結果を聴き、誤りが
あることに気付いて入力装置３を用いて制御部６に対し
て指示を与えたとき、同じ内容のものを再生するのでは
なく、次候補の文字があるときにはその次候補の文字を
音声として出力するようにしたものである。

４１は第１位の認識文字コードを格納するバッファメモ
リ、４２は第２位の認識文字コードを格納するバッファ
メモリ、４３は、前述したようにアドレスをディクリメ
ントしながら改行コードをサーチするときに、制御部６
がバッファメモリ４２に第２位の認識文字コードが記憶
されていることを検出したとき、対応するフラグが１に
セットされるレジスタである。４４．４５はそれぞれバ
ッファメモリ４１．４２から読みだされた内容が保持さ
れるレジスタ、４６はレジスタ４３のフラグがセットさ
れるフラグレジスタである。フラグレジスタ４６が０の
ときレジスタ４４が選択され、フラグレジスタ４６が１
のときレジスタ４５が選択される。

第１の実施例と同様に、バッファメモリ４１からの読み
だしを停止したときのアドレスレジスタ３４のアドレス
がＡｎであるとする。また再生位置も同様にアドレスＡ
ｌ（改行コード）であるとする。制御部６はアドレスＡ
］からアドレスを更新しながらバッフアメ干り４１．４
２とレジスタ４３を読みだし、フラグレジスタ４６がＯ
のときレジスタ４４の内容を選択して出力し、アドレス
Ａｋのようにフラグレジスタ４６が１のときレジスタ４
５が選択され、すなわち第２位の認識文字コードが出力
され、その文字が音声出力される。

なお、アドレスＡｋのレジスタ４３に１がセットされる
のは、アドレスＡ１からアドレスＡｎまでが再生される
場合のみであり、通常の動作時にはレジスタ４３には全
て０がセットされていて第１位の認識文字（バッファメ
モリ４１）が読みだされる。

このように、第１位の認識文字が誤っている場合、ある
いは誤っている可能性が高い場合は、次位候補の文字に
置き換えて出力するようにしたので、その文字が正しい
場合、オペレータは何らキー操作を行うことなく自動的
に正しい文字に訂正されることになる。

［発明の効果］ 以上、説明したように、本発明によれば、認識結果を音
声出力によって確認するようにしたので、確認作業が容
易になり、また認識結果が誤っていて、次候補の認識文
字がある場合には自動的に次候補の文字に置き換えて出
力するようにしたので、オペレータによる訂正作業を簡
単化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施するためのハードウェア構成図、
第２図は本発明のバッファメモリの具体的な構成を示す
図、第３図は本発明のバッファメモリを再読みだし制御
するための具体的な構成図、第１図 １・・・文字認識装置、　　２・・・表示装置、３・・
・入力装置、　４・・・音声合成装置。 ５・・・スピーカ、　　６・・制御部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字認識後の誤認識文字を訂正するようにした文
   字認識装置において、認識結果文字を記憶する記憶手段
   と、該記憶手段を制御する制御手段と、前記記憶手段か
   ら出力される該認識結果文字を音声に変換して出力する
   音声出力手段と、該音声出力手段からの音声出力中に誤
   認識文字が含まれていることを前記制御手段に指示する
   指示手段と、前記制御手段に設けられ、該指示手段から
   の指示に基づき前記記憶手段の所定位置から、直前に読
   み出された内容と同じ内容を再度読み出す読出し手段と
   を備えたことを特徴とする文字認識結果の訂正方式。
2. （２）前記所定位置は、改行コードが記憶された記憶位
   置であることを特徴とする請求項（１）記載の文字認識
   結果の訂正方式。
3. （３）前記読出し手段が前記所定位置から認識結果を再
   度読み出すときに、認識結果文字を次位候補の認識文字
   に置換えて出力する手段を更に備えていることを特徴と
   する請求項（１）記載の文字認識結果の訂正方式。