JPH048414Y2 - - Google Patents

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JPH048414Y2
JPH048414Y2 JP13447986U JP13447986U JPH048414Y2 JP H048414 Y2 JPH048414 Y2 JP H048414Y2 JP 13447986 U JP13447986 U JP 13447986U JP 13447986 U JP13447986 U JP 13447986U JP H048414 Y2 JPH048414 Y2 JP H048414Y2
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JP
Japan
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bayonet mount
lens barrel
reinforcing member
positioning
camera body
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JP13447986U
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JPS6341142U (ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カメラのレンズ鏡筒に関し、より詳
しくは、レンズ鏡筒をカメラボデイに装着するた
めのバヨネツトマウントの改良に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
一般にレンズ鏡筒の一端部には、レンズ鏡筒を
カメラボデイに装置するために必要なバヨネツト
マウントが設けられる。バヨネツトマウントには
カメラボデイ側の位置決めピン等の嵌入を許すみ
ぞ、穴等が形成され、かかる位置決めピン等とみ
ぞ等との係合により、レンズ鏡筒のカメラボデイ
に対する位置決めが正しく行なえ、またレンズ鏡
筒装着時のガタの発生が有効に防止されるのであ
る。
しかしながら、従来にあつては、バヨネツトマ
ウント全体が黄銅等の比較的硬度の低い材料でで
きていた。そのため、レンズ鏡筒をカメラボデイ
に対して繰り返し着脱しているうちに、バヨネツ
トマウントのみぞ等がカメラボデイ側の位置決め
ピン等によつて摩耗させられ、レンズ鏡筒の装置
時にガタが生ずることがあつた。これに対して、
バヨネツトマウントをより硬度の大きな材料(例
えばステンレス)で造ることも試みられている
が、硬いために加工が容易でなく、製造コストが
上昇する。
本考案は、上記従来例における問題点を解消し
得るレンズ鏡筒、即ちカメラボデイに繰り返し着
脱されても、カメラボデイ側の位置決め部材によ
つてバヨネツトマウントの位置決め凹所が摩耗さ
せられることが少なくなるように改良されたレン
ズ鏡筒を提供することを目的としてなされたもの
である。
〔問題点を解決するための手段、作用〕
上記目的を達成するために、本考案において
は、バヨネツトマウントのうち、位置決め凹所を
形成する部分のみを比較的硬度の大きな材料で形
成することとした。詳述すると、一般にリング状
を呈するバヨネツトマウントの一端部に適数個の
切欠き又は凹所を形成し、そこにステンレス等か
ら成る補強部材を、その一面がバヨネツトマウン
トの端面上に露出するように装着し、この露出し
た面に位置決め凹所(みぞ、穴等)を形成するの
である。
補強部材の大きさは、少なくとも位置決め凹所
を形成するのに支障のない程度とし、また補強部
材はこれに段部を形成する(勿論バヨネツトマウ
ントの凹所にも)等により、バヨネツトマウント
上に位置決め保持される。しかしてバヨネツトマ
ウントに装着された補強部材の位置決め凹所にカ
メラボデイ側の位置決め部材が繰り返し嵌入して
も、凹所は硬い部材(剛性の高い材料)に形成さ
れているので、少々のことでは位置決め凹所の壁
面が摩耗することはない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面をもとに説明す
る。
第1図はレンズ鏡筒のバヨネツトマウントの正
面図、第2図は第1図の−断面図、第3図は
補強部材の斜視図である。
第1図及び第2図においてバヨネツトマウント
10は黄銅等から成つてリング形状を呈してい
る。バヨネツトマウント10の両端面側には各々
部材12又は14が光軸方向(第2図中上下方
向)に突出し、その外径はバヨネツトマウント1
0の外径よりも相当小さくなつている。
バヨネツトマウント10にはその円周上の一ケ
所に、切欠き20が形成されている。この切欠き
20は、全体としてバヨネツトマウント10の半
径方向に延び、端面側の比較的挟幅の部分22
と、比較的広幅の部分24とから成り、両者間に
は段部26が形成されている。部分22及び24
の幅は一定であり、途中で変化していない。
補強部材30はステンレスから成り、第1図〜
第3図に示すように、矩形板状の基部32と、そ
の上面上の円形の突部34とが一体的に形成され
ており、両者間に段部36が形成されている。基
部32の幅及び厚さは、上記切欠き20の部分2
4の幅及び厚さに各々実質的に等しく、また突部
34の直径及び高さは切欠き20の部分22の幅
及び高さに各々実質的に等しい。基部32及び突
部34の上面には基部の長手方向でかつ突部の直
径方向に一定幅の位置決めみぞ38が形成されて
いる。みぞ38の幅はカメラボデイ側の位置決め
ピン40の外径と実質的に等しくされ、また深さ
は厚さの半分程度とされている。
補強部材30を切欠き20内に装着した状態に
おいては、基部32の両側縁33が部分24の対
向する両側壁に係合することによつて補強部材3
0の回転が防止され、また段部36が段部26に
係合することによつて軸方向(第2図中上下方
向)の抜出しが防止されている。
レンズ鏡筒がカメラボデイに装着されると、カ
メラボデイ側の位置決めピン40が補強部材30
の位置決めみぞ38内に嵌入され、両側壁39に
当接される。レンズ鏡筒の着脱が繰り返されるに
つれて上記ピン40のみぞ38への嵌入及び側壁
39への当接も繰り返される。しかし、みぞ38
が形成されている補強部材30は比較的硬度の大
きいステンレスで形成されているため、少々のこ
とでみぞ38の側壁面39が摩耗するようなこと
はない。ステンレスは一般に加工が容易でないこ
とは前述した通りであるが、ステンレスを使用し
ているのは補強部材30のみであり、補強部材が
バヨネツトマウント10全体に対して占める長さ
は短いので、コスト的なことはそれ程問題にはな
らない。
なお、補強部材30従つて切欠き20の実体的
な形状は適宜変更、改良可能であり、突部34を
排除したり、みぞ38を穴にする(長さを短くす
る)こともできる。
〔考案の効果〕
以上述べてきたように、本考案によれば、レン
ズ鏡筒のバヨネツトマウントのうち、カメラボデ
イ側の位置決めピンが嵌入される位置決め凹所を
形成する部分は比較的硬いステンレスで形成した
ので、位置決め部材が繰り返し位置決め凹所に嵌
入しても凹所の壁面が摩耗することは少なくな
り、かかる位置決め用部材と凹所との係合によ
り、ガタのないレンズ鏡筒の正しい位置決めが長
期間にわたつて維持されることとなる。
また、位置決め凹所をその端面に形成した円筒
形の突起と回転制限面を有する基部とを一体に
し、さらに、バヨネツトマウントの端面との関係
位置を制限する段部を設けた補強部材にしたの
で、バヨネツトマウントの所定位置に設けた切欠
き部に補強部材を係合させるだけで所定位置への
凹所の配置がなされ、その取り付けが非常に容易
になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はレンズ鏡筒のバヨネツトマウントの正
面図、第2図は第1図における‐断面図、第
3図は補強部材の斜視図である。 主要部分の符号の説明、10……バヨネツトマ
ウント、38……位置決め凹所、20……切吹
き、40……位置決め部材、30……補強部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カメラボデイに装着するためのバヨネツトマウ
    ントを有し、該バヨネツトマウントにはカメラボ
    デイ側の位置決め部材が嵌入する凹所が形成され
    ているレンズ鏡筒において、 前記バヨネツトマウントの材質より剛性の高い
    補強部材を有し、該補強部材は、前記凹所をその
    端面に形成した円筒形の突起部と回転制限面を有
    する基部と前記バヨネツトマウントの端面との関
    係位置を制限する段部が一体に掲載されると共に
    前記バヨネツトマウントの一部に形成した切欠き
    内に係合され、前記突起部の端面が前記バヨネツ
    トマウントの端面に露出されたことを特徴とする
    レンズ鏡筒。
JP13447986U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH048414Y2 (ja)

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JPS6341142U JPS6341142U (ja) 1988-03-17
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JP7219042B2 (ja) * 2018-10-09 2023-02-07 Omデジタルソリューションズ株式会社 レンズマウント

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JPS6341142U (ja) 1988-03-17

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