JPH0483962A - 自動変速機用シフトレバー装置 - Google Patents
自動変速機用シフトレバー装置Info
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- JPH0483962A JPH0483962A JP19862990A JP19862990A JPH0483962A JP H0483962 A JPH0483962 A JP H0483962A JP 19862990 A JP19862990 A JP 19862990A JP 19862990 A JP19862990 A JP 19862990A JP H0483962 A JPH0483962 A JP H0483962A
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- Japan
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- shift lever
- lever
- shift
- motor
- parking position
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 31
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 8
- 239000011435 rock Substances 0.000 abstract 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車などに備えられる自動変速機用シフト
レバ−装置、特にはシフトレバ−が有する操作部材の操
作に応じて所定方向へ移動されるディテントピンとディ
テントプレートが有する凹凸部との係合によりシフトレ
バ−の揺動を規制する機能を備えた自動変速機用シフト
レバ−装置に関する。
レバ−装置、特にはシフトレバ−が有する操作部材の操
作に応じて所定方向へ移動されるディテントピンとディ
テントプレートが有する凹凸部との係合によりシフトレ
バ−の揺動を規制する機能を備えた自動変速機用シフト
レバ−装置に関する。
(従来の技術)
自動車に用いられる一般的な自動変速機用シフトレバ−
装置は、そのシフトポジションとして、前進及び後退用
の複数の走行用ポジション(例えばドライブポジション
、セカンドポジション、ローポジション及びリバースポ
ジション)の他に、入出力軸間を切り離したニュートラ
ルポジション及び上記切り離し状態で出力軸をロックし
たパーキングポジションが設定されており、各シフトポ
ジションの選択はシフトレバ−の揺動操作により行うよ
うになっている。そして、自動車を駐車する場合には、
シフトレバ−をパーキングポジションへ揺動操作するこ
とにより自動変速機の出力軸をロックし、これにより自
動車の停止状態を確実に保持するようにしている。
装置は、そのシフトポジションとして、前進及び後退用
の複数の走行用ポジション(例えばドライブポジション
、セカンドポジション、ローポジション及びリバースポ
ジション)の他に、入出力軸間を切り離したニュートラ
ルポジション及び上記切り離し状態で出力軸をロックし
たパーキングポジションが設定されており、各シフトポ
ジションの選択はシフトレバ−の揺動操作により行うよ
うになっている。そして、自動車を駐車する場合には、
シフトレバ−をパーキングポジションへ揺動操作するこ
とにより自動変速機の出力軸をロックし、これにより自
動車の停止状態を確実に保持するようにしている。
筒、この種のシフトレバ−装置においては、良く知られ
ているように、シフトレバ−に設けられた操作ボタンの
抑圧操作により所定方向へ移動されるディテントピン及
びこのディテントピンか係合される凹凸部を有したディ
テントプレートが設けられており、シフトレバ−をパー
キングポジション、リバースポジション及び所定の低速
走行ポジションへ揺動させる各場合には、前記操作ボタ
ンによりディテントピン及びディテントプレート間の係
合状態を解除する操作が必要な構成となっている。
ているように、シフトレバ−に設けられた操作ボタンの
抑圧操作により所定方向へ移動されるディテントピン及
びこのディテントピンか係合される凹凸部を有したディ
テントプレートが設けられており、シフトレバ−をパー
キングポジション、リバースポジション及び所定の低速
走行ポジションへ揺動させる各場合には、前記操作ボタ
ンによりディテントピン及びディテントプレート間の係
合状態を解除する操作が必要な構成となっている。
しかしながら、このようなシフトレバ−装置にあっては
、自動変速機のパーキングポジションへの切換を手動操
作に頼って行っているため、自動車を駐車させる際に上
記切換操作を忘れる可能性がある。このため、従来では
、運転者がシフトレバ−をパーキングポジションへ揺動
操作することを忘れて降車した場合に、そのシフトレバ
−をパーキングポジションへ自動的に揺動させる構成と
した自動変速機用シフトレバ−装置が考えられている。
、自動変速機のパーキングポジションへの切換を手動操
作に頼って行っているため、自動車を駐車させる際に上
記切換操作を忘れる可能性がある。このため、従来では
、運転者がシフトレバ−をパーキングポジションへ揺動
操作することを忘れて降車した場合に、そのシフトレバ
−をパーキングポジションへ自動的に揺動させる構成と
した自動変速機用シフトレバ−装置が考えられている。
即ち、このシフトレバ−装置は、運転者が降車したこと
を検出する降車検出装置と、この降車検出装置か検出状
態となったときに駆動されてディテントピンをディテン
トプレートとの非係合位置へ移動させる電磁ソレノイド
と、この電磁ソレノイドの駆動に応じてシフトレバ−を
パーキングポジション方向へ揺動させるモータとを含ん
で構成される。
を検出する降車検出装置と、この降車検出装置か検出状
態となったときに駆動されてディテントピンをディテン
トプレートとの非係合位置へ移動させる電磁ソレノイド
と、この電磁ソレノイドの駆動に応じてシフトレバ−を
パーキングポジション方向へ揺動させるモータとを含ん
で構成される。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来構成の自動変速機用シフトレバ−装置では、シ
フトレバ−のパーキングポジションへの揺動が常に自動
的に行われる結果、本来的には運転者臼らが行うことが
望ましい自動変速機のパーキングポジションへ切換操作
を上記自動揺動機能に頼り過ぎる可能性が考えられる。
フトレバ−のパーキングポジションへの揺動が常に自動
的に行われる結果、本来的には運転者臼らが行うことが
望ましい自動変速機のパーキングポジションへ切換操作
を上記自動揺動機能に頼り過ぎる可能性が考えられる。
また、従来構成では、電磁ソレノイド及びモータの二種
類の駆動源が必要であるため、全体の構造が複雑化する
ばかりか、シフトレバ−をパーキングポジションへ自動
的に揺動させる際における電磁ソレノイド及びモータの
駆動タイミングの制御が面倒になるという問題点がある
。
類の駆動源が必要であるため、全体の構造が複雑化する
ばかりか、シフトレバ−をパーキングポジションへ自動
的に揺動させる際における電磁ソレノイド及びモータの
駆動タイミングの制御が面倒になるという問題点がある
。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、運転者が降車したときにシフトレバ−をパーキン
グポジションへ自動的に揺動させる機能を備えたもので
ありながら、当該運転者がその自動揺動機能に頼り過ぎ
る事態に陥ることを効果的に防止でき、しかもシフトレ
バ−の自動揺動のための構造を簡単化できると共に、シ
フトレバ−の自動的な揺動制御を容易に行い得るなどの
効果を奏する自動変速機用シフトレバ−装置を提供する
にある。
的は、運転者が降車したときにシフトレバ−をパーキン
グポジションへ自動的に揺動させる機能を備えたもので
ありながら、当該運転者がその自動揺動機能に頼り過ぎ
る事態に陥ることを効果的に防止でき、しかもシフトレ
バ−の自動揺動のための構造を簡単化できると共に、シ
フトレバ−の自動的な揺動制御を容易に行い得るなどの
効果を奏する自動変速機用シフトレバ−装置を提供する
にある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するために、複数のシフトポジ
ションの何れかへ選択的に揺動操作されるシフトレバ−
このシフトレバ−が有する操作部材の操作に応じて所定
方向へ移動されるディテントピン、このディテントピン
との係合に応じて前記シフトレバ−がパーキングポジシ
ョンを含む所定のシフトポジションへ揺動されることを
規制する凹凸部を有したディテントプレートを備えた自
動変速機用シフトレバ−装置において、所定の復帰位置
から前記シフトレバ−と同方向へ揺動可能で且つそのシ
フトレバ−に対し前記パーキングポジションと反対側方
向から当接可能に配置されその当接方向への揺動により
シフトレバ−をパーキングポジション方向へ揺動させる
作動レバーこの作動レバーに当該作動レバーがシフトレ
バ−と当接した位置へ揺動されるのに応じて前記ディテ
ントピンを押圧変位させてこれを前記凹凸部と非係合状
態となる位置へ移動させるように設けられたカム部、運
転者により操作可能なリセットスイッチ、シフトレバ−
がパーキングポジション以外にある状態を検知するポジ
ション検知手段、運転者が降車したことを検知するため
の降車検知手段、モータの回転力を減速して前記作動レ
バーに伝達する歯車式減速装置を有し前記ポジション検
知手段及び降車検知手段が双方とも検知状態を呈したと
きに前記モータを正回転させて作動レバーを最大揺動位
置まで揺動させると共に前記リセットスイッチが操作さ
れたときにモータを逆回転させて作動レバーを前記復帰
位置まで揺動させる揺動制御手段を備えたことを特徴と
するものである。
ションの何れかへ選択的に揺動操作されるシフトレバ−
このシフトレバ−が有する操作部材の操作に応じて所定
方向へ移動されるディテントピン、このディテントピン
との係合に応じて前記シフトレバ−がパーキングポジシ
ョンを含む所定のシフトポジションへ揺動されることを
規制する凹凸部を有したディテントプレートを備えた自
動変速機用シフトレバ−装置において、所定の復帰位置
から前記シフトレバ−と同方向へ揺動可能で且つそのシ
フトレバ−に対し前記パーキングポジションと反対側方
向から当接可能に配置されその当接方向への揺動により
シフトレバ−をパーキングポジション方向へ揺動させる
作動レバーこの作動レバーに当該作動レバーがシフトレ
バ−と当接した位置へ揺動されるのに応じて前記ディテ
ントピンを押圧変位させてこれを前記凹凸部と非係合状
態となる位置へ移動させるように設けられたカム部、運
転者により操作可能なリセットスイッチ、シフトレバ−
がパーキングポジション以外にある状態を検知するポジ
ション検知手段、運転者が降車したことを検知するため
の降車検知手段、モータの回転力を減速して前記作動レ
バーに伝達する歯車式減速装置を有し前記ポジション検
知手段及び降車検知手段が双方とも検知状態を呈したと
きに前記モータを正回転させて作動レバーを最大揺動位
置まで揺動させると共に前記リセットスイッチが操作さ
れたときにモータを逆回転させて作動レバーを前記復帰
位置まで揺動させる揺動制御手段を備えたことを特徴と
するものである。
(作用)
今、シフトレバ−がパーキングポジション以外にある状
態では、ポジション検知手段が検知状態を呈しており、
また、シフトレバ−のパーキングポジションへの揺動が
、ディテントピン及びディテントプレートの凹凸部間の
係合により規制されている。この状態から運転者が降車
した場合には、上記ポジション検知手段に加えて降車検
知手段も検知状態となるため、揺動制御手段にあっては
、モータを正回転させるようになり、これにより作動レ
バーを歯車式減速装置を介して最大揺動位置方向へ揺動
開始させる。このような作動レバーの揺動に応じて、こ
れがシフトレバ−に対し前記パーキングポジションと反
対側方向から当接するようになると、作動レバーに設け
られたカム部が、デイテント1ンを押圧変位させてその
ディテントピンを前記凹凸部と非係合状態となる位置へ
移動させるようになるため、シフトレバ−のパーキング
ポジション方向への揺動が可能な状態となる。
態では、ポジション検知手段が検知状態を呈しており、
また、シフトレバ−のパーキングポジションへの揺動が
、ディテントピン及びディテントプレートの凹凸部間の
係合により規制されている。この状態から運転者が降車
した場合には、上記ポジション検知手段に加えて降車検
知手段も検知状態となるため、揺動制御手段にあっては
、モータを正回転させるようになり、これにより作動レ
バーを歯車式減速装置を介して最大揺動位置方向へ揺動
開始させる。このような作動レバーの揺動に応じて、こ
れがシフトレバ−に対し前記パーキングポジションと反
対側方向から当接するようになると、作動レバーに設け
られたカム部が、デイテント1ンを押圧変位させてその
ディテントピンを前記凹凸部と非係合状態となる位置へ
移動させるようになるため、シフトレバ−のパーキング
ポジション方向への揺動が可能な状態となる。
このため、作動レバーは、シフトレバ−を押圧しながら
そのシフトレバ−と共にパーキングポジション方向へ揺
動されるようになり、最終的にシフトレバ−をパーキン
グポジションに位置させた最大揺動位置まで揺動される
ことになる。
そのシフトレバ−と共にパーキングポジション方向へ揺
動されるようになり、最終的にシフトレバ−をパーキン
グポジションに位置させた最大揺動位置まで揺動される
ことになる。
このようにシフトレバ−が作動レバーによってパーキン
グポジションへ揺動されたときには、ディテントピン及
びディテントプレートの凹凸部間が非係合状態に保持さ
れたままとなるが、上述のように作動レバーが最大揺動
位置へ揺動された状態、つまり作動レバーがシフトレバ
−に対しパーキングポジションと反対側方向から当接し
た状態では、その作動レバーとモータとの間に歯車式減
速装置が介在されている関係上、作動レバーに対し直接
的に回動力を作用させてこれを揺動させるためには大き
なトルクが必要となる。従って、この場合には、シフト
レバ−の揺動操作が作動レバーにより規制されることに
なる。
グポジションへ揺動されたときには、ディテントピン及
びディテントプレートの凹凸部間が非係合状態に保持さ
れたままとなるが、上述のように作動レバーが最大揺動
位置へ揺動された状態、つまり作動レバーがシフトレバ
−に対しパーキングポジションと反対側方向から当接し
た状態では、その作動レバーとモータとの間に歯車式減
速装置が介在されている関係上、作動レバーに対し直接
的に回動力を作用させてこれを揺動させるためには大き
なトルクが必要となる。従って、この場合には、シフト
レバ−の揺動操作が作動レバーにより規制されることに
なる。
一方、このような状態から、リセットスイッチが操作さ
れると、揺動制御手段は、モータを逆回転させるように
なり、これにより作動レバーが、歯車式減速装置を介し
て復帰位置方向、つまりパーキングポジション方向と反
対方向へ揺動されて最終的に復帰位置まで戻されるよう
になるため、上述した作動レバーによるシフトレバ−の
揺動規制状態が解除されると共に、カム部によるディテ
ントピンの抑圧変位状態が解除されてディテントピンが
ディテントプレートの凹凸部に係合するようになる。従
って、この後には、操作部材の操作によりディテントピ
ン及びディテントプレートの凹凸部間の係合を解除すれ
ば、シフトレバ−をパーキングポジション以外のポジシ
ョンへ揺動操作できるようになる。
れると、揺動制御手段は、モータを逆回転させるように
なり、これにより作動レバーが、歯車式減速装置を介し
て復帰位置方向、つまりパーキングポジション方向と反
対方向へ揺動されて最終的に復帰位置まで戻されるよう
になるため、上述した作動レバーによるシフトレバ−の
揺動規制状態が解除されると共に、カム部によるディテ
ントピンの抑圧変位状態が解除されてディテントピンが
ディテントプレートの凹凸部に係合するようになる。従
って、この後には、操作部材の操作によりディテントピ
ン及びディテントプレートの凹凸部間の係合を解除すれ
ば、シフトレバ−をパーキングポジション以外のポジシ
ョンへ揺動操作できるようになる。
(実施例)
以下、本発明を自動車用の自動変速機に適用した一実施
例について図面を参照しながら説明する。
例について図面を参照しながら説明する。
第1図及び第2図において、シフトレバ−1は、下端に
円筒状のリテーナ2を一体に有し、そのすテーナ2を機
枠3の下面に固定されたシャフト4の周囲に回転可能に
支持させることにより、前後方向(第1図中矢印A及び
反矢印A方向)へ揺動操作可能に設けられている。この
場合、第1図では、シフトレバ−1がニュートラルポジ
ションrNJにある状態を示しており、シフトレバ−1
は、この状態から後方へ揺動されるのに応じてドライブ
ポジション「D」、セカンドポジション「2」、ローポ
ジションrLJに順次位置され、また、前方へ揺動され
るのに応じてリバースポジション「R」、パーキングポ
ジションrPJに順次位置される。
円筒状のリテーナ2を一体に有し、そのすテーナ2を機
枠3の下面に固定されたシャフト4の周囲に回転可能に
支持させることにより、前後方向(第1図中矢印A及び
反矢印A方向)へ揺動操作可能に設けられている。この
場合、第1図では、シフトレバ−1がニュートラルポジ
ションrNJにある状態を示しており、シフトレバ−1
は、この状態から後方へ揺動されるのに応じてドライブ
ポジション「D」、セカンドポジション「2」、ローポ
ジションrLJに順次位置され、また、前方へ揺動され
るのに応じてリバースポジション「R」、パーキングポ
ジションrPJに順次位置される。
ディテントピン5は、シフトレバ−1に上下方向(軸方
向)へ延びるように形成された長孔1aを横方向に貫通
した状態で配置され、以て上下方向へ移動可能に設けら
れている。このデイテントビン5は、常時において図示
しないばねにより上方向へ付勢されており、シフトレバ
−1上部の把手部1bに設けられた操作部材たる押しボ
タン6が押圧操作されたときに下方向へ移動される構成
となっている。
向)へ延びるように形成された長孔1aを横方向に貫通
した状態で配置され、以て上下方向へ移動可能に設けら
れている。このデイテントビン5は、常時において図示
しないばねにより上方向へ付勢されており、シフトレバ
−1上部の把手部1bに設けられた操作部材たる押しボ
タン6が押圧操作されたときに下方向へ移動される構成
となっている。
機枠3上にはシフトレバ−1の揺動方向に沿ってディテ
ントプレート7が固定されており、このディテントプレ
ート7には、凹凸部8aを上縁部に備えた規制用孔部8
が設けられている。そして、斯かる孔部8内に前記デイ
テントビン5が挿入配置されており、これによりシフト
レバ−1の揺動範囲がローポジションrLJ及びパーキ
ングポジションrPJ間となるように規制されている。
ントプレート7が固定されており、このディテントプレ
ート7には、凹凸部8aを上縁部に備えた規制用孔部8
が設けられている。そして、斯かる孔部8内に前記デイ
テントビン5が挿入配置されており、これによりシフト
レバ−1の揺動範囲がローポジションrLJ及びパーキ
ングポジションrPJ間となるように規制されている。
また、この場合において、ディテントピン5が凹凸部8
aに係合された状態となり、その係合に応じてシフトレ
バ−1が所定のポジションへ揺動されることを規制する
ようにしている。具体的には、シフトレバ−1のリバー
スポジション「R」、パーキングポジションrPJへの
揺動、及びニュートラルポジションrNJからセカンド
ポジション「2」への揺動、並びにローポジション「■
4」への揺動が規制される構成となっており、その規制
状態(つまりディテントピン5及び凹凸部8a間の係合
状態)は押しボタン6の抑圧操作に応じたディテントピ
ン5の下方向への移動により解除される。
aに係合された状態となり、その係合に応じてシフトレ
バ−1が所定のポジションへ揺動されることを規制する
ようにしている。具体的には、シフトレバ−1のリバー
スポジション「R」、パーキングポジションrPJへの
揺動、及びニュートラルポジションrNJからセカンド
ポジション「2」への揺動、並びにローポジション「■
4」への揺動が規制される構成となっており、その規制
状態(つまりディテントピン5及び凹凸部8a間の係合
状態)は押しボタン6の抑圧操作に応じたディテントピ
ン5の下方向への移動により解除される。
前記リテーナ2の周囲には円筒状スリーブ9(第2図参
照)が回転可能に支持されており、このスリーブ9には
、その一方の端面側に作動レバー10が固定されている
と共に、他方の端面側に後述する歯車式減速装置11の
最終段を構成する平歯車11aが固定されている。これ
により、上記作動レバー10は、第1図に示す復帰位置
から前方(矢印A方向)へ揺動可能な構成となっている
。また、作動レバー10には、第3図にも示すように、
前方へ揺動されたときにシフトレバ−1に対しパーキン
グポジション「Pコと反対側方向から当接する押圧片1
2が一体に形成されていると共に、その作動レバー10
が前方へ揺動されるのに応じてデイテントビン5に当接
してこれを下方向へ押圧変位させるカム部13が形成さ
れている。この場合、作動レバー10がその押圧片12
をシフトレバ−1に当接させた位置まで揺動されたとき
には、第4図に示すように、デイテントビン5がカム部
13により押圧変位されてディテントプレート7の凹凸
部8aと非係合状態となる位置へ移動されるようになっ
ている。
照)が回転可能に支持されており、このスリーブ9には
、その一方の端面側に作動レバー10が固定されている
と共に、他方の端面側に後述する歯車式減速装置11の
最終段を構成する平歯車11aが固定されている。これ
により、上記作動レバー10は、第1図に示す復帰位置
から前方(矢印A方向)へ揺動可能な構成となっている
。また、作動レバー10には、第3図にも示すように、
前方へ揺動されたときにシフトレバ−1に対しパーキン
グポジション「Pコと反対側方向から当接する押圧片1
2が一体に形成されていると共に、その作動レバー10
が前方へ揺動されるのに応じてデイテントビン5に当接
してこれを下方向へ押圧変位させるカム部13が形成さ
れている。この場合、作動レバー10がその押圧片12
をシフトレバ−1に当接させた位置まで揺動されたとき
には、第4図に示すように、デイテントビン5がカム部
13により押圧変位されてディテントプレート7の凹凸
部8aと非係合状態となる位置へ移動されるようになっ
ている。
前記歯車式減速装置11は、モータ14の回転力を減速
して作動レバー10に伝達するためのもので、モータ1
4の回転軸に固定されたウオーム歯車11bと前記平歯
車11aとの間に歯車列11Cを介在させることにより
構成されている。そして、この歯車式減速装置11は、
モータ14が正回転されたときに作動レバー10を前方
へ回動させ、モータ14が逆回転されたときに作動レバ
ー10を後方へ回動させる構成となっている。尚、第2
図には歯車式減速装置11のギアケース11d、lie
を図示したが、第1図ではその簡素化のためギアケース
lid、lleの図示を省略した。
して作動レバー10に伝達するためのもので、モータ1
4の回転軸に固定されたウオーム歯車11bと前記平歯
車11aとの間に歯車列11Cを介在させることにより
構成されている。そして、この歯車式減速装置11は、
モータ14が正回転されたときに作動レバー10を前方
へ回動させ、モータ14が逆回転されたときに作動レバ
ー10を後方へ回動させる構成となっている。尚、第2
図には歯車式減速装置11のギアケース11d、lie
を図示したが、第1図ではその簡素化のためギアケース
lid、lleの図示を省略した。
第1図に示した2個のリミットスイッチ15゜16は、
前記歯車式減速装置11.モータ14及び制御回路(第
5図に符号17を付して示す)と共に揺動制御手段18
を構成するものであり、方のリミットスイッチ15は、
作動レバー10が復帰位置(第1図に示す位置)にある
ときに作動レバー10により押圧されてオン状態を呈し
、他方のリミットスイッチ16は、作動レバー10が最
大揺動位If(パーキングポジションrPJにある状態
のシフトレバ−1に当接した位置)にあるときに作動レ
バー10により押圧されてオン状態を呈するようになっ
ている。
前記歯車式減速装置11.モータ14及び制御回路(第
5図に符号17を付して示す)と共に揺動制御手段18
を構成するものであり、方のリミットスイッチ15は、
作動レバー10が復帰位置(第1図に示す位置)にある
ときに作動レバー10により押圧されてオン状態を呈し
、他方のリミットスイッチ16は、作動レバー10が最
大揺動位If(パーキングポジションrPJにある状態
のシフトレバ−1に当接した位置)にあるときに作動レ
バー10により押圧されてオン状態を呈するようになっ
ている。
第5図には電気的構成の概略が示されており、以下これ
について説明する。
について説明する。
即ち、前記制御回路17には、前記リミットスイッチ1
5.16からの各オン信号の他に、イグニッションスイ
ッチ19、降車検知手段を構成するドアスイッチ20及
びシートスイッチ21、リセットスイッチ22からの各
オン信号並びにポジション検知手段たるニュートラルス
タートスイッチ23からのポジション検知信号が入力さ
れるようになっている。この場合、イグニッションスイ
ッチ19は、イグニッションキーがオン位置及びACC
位置並びにエンジンスタート位置へ操作された各状態で
オン信号を発生し、ドアスイッチ20は、自動車の運転
席側ドアが開放された状態でオン信号を発生し、シート
スイッチ21は、運転席シートに運転者が座っていない
状態でオン信号を発生するように構成されている。また
、リセットスイッチ22は、車室内の運転者が操作可能
な位置に設けられており、その操作に応じてオン信号を
発生するようになっている。さらに、ニュートラルスタ
ートスイッチ23は、シフトレバ−1のシフト位置を示
す複数種類のポジション検知信号を発生するようになっ
ている。
5.16からの各オン信号の他に、イグニッションスイ
ッチ19、降車検知手段を構成するドアスイッチ20及
びシートスイッチ21、リセットスイッチ22からの各
オン信号並びにポジション検知手段たるニュートラルス
タートスイッチ23からのポジション検知信号が入力さ
れるようになっている。この場合、イグニッションスイ
ッチ19は、イグニッションキーがオン位置及びACC
位置並びにエンジンスタート位置へ操作された各状態で
オン信号を発生し、ドアスイッチ20は、自動車の運転
席側ドアが開放された状態でオン信号を発生し、シート
スイッチ21は、運転席シートに運転者が座っていない
状態でオン信号を発生するように構成されている。また
、リセットスイッチ22は、車室内の運転者が操作可能
な位置に設けられており、その操作に応じてオン信号を
発生するようになっている。さらに、ニュートラルスタ
ートスイッチ23は、シフトレバ−1のシフト位置を示
す複数種類のポジション検知信号を発生するようになっ
ている。
そして、制御回路17は、上記のような各入力信号に基
づいて、モータ14.自動車用ホーン24、車室内に警
報を発するように設けられた警報ブザー25.キーロッ
ク装置26.スタータモータ回路及びイグニッション回
路中に夫々介在された2接点タイプのスイッチ装置27
を夫々駆動回路28〜32を介して後述のように制御す
る構成となってい条。尚、上記キーロック装置26は、
動作状態でイグニッションキーのACC位置からオフ位
置への回動を規制する機能を備えたものであり、これに
よりイグニッションキーのキー穴からの抜き取りを阻止
するようになっている。また、スイッチ装置27は、オ
フされた状態でスタータモータ回路を遮断してエンジン
スタートを拘束すると共に、イグニッション回路を遮断
してエンジンを停止状態に保持するために設けられてい
る。
づいて、モータ14.自動車用ホーン24、車室内に警
報を発するように設けられた警報ブザー25.キーロッ
ク装置26.スタータモータ回路及びイグニッション回
路中に夫々介在された2接点タイプのスイッチ装置27
を夫々駆動回路28〜32を介して後述のように制御す
る構成となってい条。尚、上記キーロック装置26は、
動作状態でイグニッションキーのACC位置からオフ位
置への回動を規制する機能を備えたものであり、これに
よりイグニッションキーのキー穴からの抜き取りを阻止
するようになっている。また、スイッチ装置27は、オ
フされた状態でスタータモータ回路を遮断してエンジン
スタートを拘束すると共に、イグニッション回路を遮断
してエンジンを停止状態に保持するために設けられてい
る。
第6図には制御回路17による制御内容の概略が示され
ており、以下これについて関連した作用と共に説明する
。
ており、以下これについて関連した作用と共に説明する
。
即ち、制御回路17は、イグニッションスイッチ19.
ドアスイッチ20及びシートスイッチ21の各々からオ
ン信号が入力され(ステップS1〜S3で1−YESJ
)、且つニュートラルスタートスイッチ23からのポジ
ション検知信号により示されるシフトレバ−1のシフト
ポジションがパーキングポジションrPJ以外にあった
とき(ステップS4でrYESJ)には、ホーン24を
駆動開始し、一定の遅延時間経過後にスイッチ装置27
をオフさせると共に、モータ14を正方向へ回転開始さ
せる(ステップ85〜S8)。
ドアスイッチ20及びシートスイッチ21の各々からオ
ン信号が入力され(ステップS1〜S3で1−YESJ
)、且つニュートラルスタートスイッチ23からのポジ
ション検知信号により示されるシフトレバ−1のシフト
ポジションがパーキングポジションrPJ以外にあった
とき(ステップS4でrYESJ)には、ホーン24を
駆動開始し、一定の遅延時間経過後にスイッチ装置27
をオフさせると共に、モータ14を正方向へ回転開始さ
せる(ステップ85〜S8)。
従って、運転者がイグニッションスイッチ19をACC
位置或はオン位置に放置したままの状態でシフトレバ−
1をパーキングポジションrPJへ揺動操作させること
なく降車した場合には、ホーン24が鳴動されると共に
、エンジンが駆動されたままの状態にあったときにはス
イッチ装!f27のオフによるイグニッション回路の遮
断に応じてエンジンが駆動停止され、作動レバー10が
歯車式減速装置11を介して前方へ揺動開始される。
位置或はオン位置に放置したままの状態でシフトレバ−
1をパーキングポジションrPJへ揺動操作させること
なく降車した場合には、ホーン24が鳴動されると共に
、エンジンが駆動されたままの状態にあったときにはス
イッチ装!f27のオフによるイグニッション回路の遮
断に応じてエンジンが駆動停止され、作動レバー10が
歯車式減速装置11を介して前方へ揺動開始される。
このように作動レバー10が揺動されると、その作動レ
バー10の押圧片12がシフトレバ−1に対しパーキン
グポジションrPJと反対側方向から当接するようにな
ると共に、カム部13がディテントピン5をディテント
プレート7の凹凸部8aと非係合状態となる位置へ移動
させ、以てシフトレバ−1がバーキングポジションrP
J方向へ揺動可能な状態に切換えられる。これにより、
作動レバーIQは、シフトレバ−1を押圧片12を介し
て押圧しながらパーキングポジションrPJ方向へ継続
的に揺動され、最終的にシフトレバ−1をパーキングポ
ジションrPJに位置させた最大揺動位置まで揺動され
るようになり、これに応じてリミットスイッチ16がオ
ンされる。
バー10の押圧片12がシフトレバ−1に対しパーキン
グポジションrPJと反対側方向から当接するようにな
ると共に、カム部13がディテントピン5をディテント
プレート7の凹凸部8aと非係合状態となる位置へ移動
させ、以てシフトレバ−1がバーキングポジションrP
J方向へ揺動可能な状態に切換えられる。これにより、
作動レバーIQは、シフトレバ−1を押圧片12を介し
て押圧しながらパーキングポジションrPJ方向へ継続
的に揺動され、最終的にシフトレバ−1をパーキングポ
ジションrPJに位置させた最大揺動位置まで揺動され
るようになり、これに応じてリミットスイッチ16がオ
ンされる。
しかして、制御回路17は、このように作動レバー10
が最大揺動位置まで揺動されたときには、リミットスイ
ッチ16からオン信号が与えられることに基づいて、ホ
ーン24及びモータ14を動作停止させると共に、キー
ロック装置26を動作させてイグニッションキーのAC
C位置からオフ位置への回動を規制するようになる(ス
テップ89〜512)。この後、制御回路17は、リセ
ットスイッチ22がオン操作されたか否か、並びにイグ
ニッションスイッチ19がエンジンスタート位置へ操作
されたか否かを判断するループを形成する(ステップS
13,514)。
が最大揺動位置まで揺動されたときには、リミットスイ
ッチ16からオン信号が与えられることに基づいて、ホ
ーン24及びモータ14を動作停止させると共に、キー
ロック装置26を動作させてイグニッションキーのAC
C位置からオフ位置への回動を規制するようになる(ス
テップ89〜512)。この後、制御回路17は、リセ
ットスイッチ22がオン操作されたか否か、並びにイグ
ニッションスイッチ19がエンジンスタート位置へ操作
されたか否かを判断するループを形成する(ステップS
13,514)。
このようにして、シフトレバ−1がパーキングポジショ
ンrPJまで自動的に揺動されるものであり、この場合
にはキーロック装置26が動作状態にあるから、イグニ
ッションキーをキー穴から抜き取ることができなくなる
。また、このように作動レバー10がシフトレバ−1に
対しパーキングポジションrPJと反対側方向から当接
した状態では、その作動レバー10とモータ14との間
にウオーム歯車11bを有した歯車式減速装置11が介
在されている関係上、その作動レバー10に後方への回
動力を付与してもこれを揺動させることができない。こ
のため、ディテントピン5及びディテントプレート7間
が非係合状態にあるにも拘らず、シフトレバ−1の後方
への揺動操作が作動レバー10により規制されることに
なる。さらに、スイッチ装置1i27がスタータモータ
回路及びイグニッション回路を遮断した状態にあるから
、イグニッションスイッチ19をエンジンスタート位置
へ操作したとしてもエンジンがスタートされることはな
い。
ンrPJまで自動的に揺動されるものであり、この場合
にはキーロック装置26が動作状態にあるから、イグニ
ッションキーをキー穴から抜き取ることができなくなる
。また、このように作動レバー10がシフトレバ−1に
対しパーキングポジションrPJと反対側方向から当接
した状態では、その作動レバー10とモータ14との間
にウオーム歯車11bを有した歯車式減速装置11が介
在されている関係上、その作動レバー10に後方への回
動力を付与してもこれを揺動させることができない。こ
のため、ディテントピン5及びディテントプレート7間
が非係合状態にあるにも拘らず、シフトレバ−1の後方
への揺動操作が作動レバー10により規制されることに
なる。さらに、スイッチ装置1i27がスタータモータ
回路及びイグニッション回路を遮断した状態にあるから
、イグニッションスイッチ19をエンジンスタート位置
へ操作したとしてもエンジンがスタートされることはな
い。
制御回路17は、リセットスイッチ22がオン操作され
たとき(ステップ813でrYESJ)には、モータ1
4を逆方向へ回転開始させる(ステップ515)。これ
により、作動レバー10のみが歯車式減速装置11を介
して後方へ揺動されるようになり、その作動レバー10
が復帰位置まで揺動されたときにはリミットスイッチ1
5がオンされて制御回路17にオン信号が与えられる。
たとき(ステップ813でrYESJ)には、モータ1
4を逆方向へ回転開始させる(ステップ515)。これ
により、作動レバー10のみが歯車式減速装置11を介
して後方へ揺動されるようになり、その作動レバー10
が復帰位置まで揺動されたときにはリミットスイッチ1
5がオンされて制御回路17にオン信号が与えられる。
すると、制御回路17は、上記オン信号が与えられるこ
とに基づいて、スイッチ装置27をオン状態に復帰させ
てイグニッション回路の遮断状態を解除すると共に、モ
ータ14及びキーロック装置26の動作を停止させ(ス
テップS16〜519)、この後にステップS1へ戻る
。
とに基づいて、スイッチ装置27をオン状態に復帰させ
てイグニッション回路の遮断状態を解除すると共に、モ
ータ14及びキーロック装置26の動作を停止させ(ス
テップS16〜519)、この後にステップS1へ戻る
。
従って、作動レバー10が最大揺動位置にある状態でリ
セットスイッチ22をオン操作したときには、その作動
レバー10が復帰位置まで自動的に揺動されると共に、
イグニッションキーの抜き取り並びにイグニッションキ
ーによるエンジンスタートが可能になるものである。ま
た、作動レバー10によるシフトレバ−1の揺動規制状
態が解除されるから、押しボタン6によりディテントピ
ン5及びディテントプレート7間の係合状態を解除すれ
ば、シフトレバ−1の後方への揺動操作が可能となるも
のである。
セットスイッチ22をオン操作したときには、その作動
レバー10が復帰位置まで自動的に揺動されると共に、
イグニッションキーの抜き取り並びにイグニッションキ
ーによるエンジンスタートが可能になるものである。ま
た、作動レバー10によるシフトレバ−1の揺動規制状
態が解除されるから、押しボタン6によりディテントピ
ン5及びディテントプレート7間の係合状態を解除すれ
ば、シフトレバ−1の後方への揺動操作が可能となるも
のである。
一方、制御回路17は、リセットスイッチ22がオン操
作されることなくイグニッションスイッチ19がエンジ
ンスタート位置へ操作されたとき(ステップS14で「
YEsJ)には、警報ブザ−25をイグニッションスイ
ッチ19のエンジンスタート位置への操作が解除される
まで動作させるものであり(ステップS20. 521
)、これによりエンジンスタートできない原因がリセッ
トスイッチ22の未操作状態にある旨を報知するように
なる。
作されることなくイグニッションスイッチ19がエンジ
ンスタート位置へ操作されたとき(ステップS14で「
YEsJ)には、警報ブザ−25をイグニッションスイ
ッチ19のエンジンスタート位置への操作が解除される
まで動作させるものであり(ステップS20. 521
)、これによりエンジンスタートできない原因がリセッ
トスイッチ22の未操作状態にある旨を報知するように
なる。
以上要するに、上記した実施例によれば、運転者がイグ
ニッションスイッチ19をACC位置或はオン位置に放
置したままの状態でシフトレバ−1をパーキングポジシ
ョンrPJへ揺動操作させることなく降車した場合には
、そのシフトレバ−1がパーキングポジション「P」ま
で自動的に揺動されるものであるが、その揺動のための
駆動源としてモー!14が設けられているだけであるか
ら、従来構成のように構造が複雑化したり、シフトレバ
ー1の自動的な揺動のための制御が面倒になる虞がない
ものである。また、このような自動揺動を行うための機
械的構造部である作動レバー10、歯車式減速袋all
1.モータ14及びリミットスイッチ15.16は、
全てシフトレバ−1の周辺に位置される構成であるから
、これらをシフトレバ−11機枠3.ディテントプレー
ト7などと共に容易にユニット化できるようになり、斯
様なユニット化を行った場合には、上述のようなシフト
レバ−1の自動揺動機能を自動車のオプション仕様とし
たときの取付性が大幅に向上するようになる。
ニッションスイッチ19をACC位置或はオン位置に放
置したままの状態でシフトレバ−1をパーキングポジシ
ョンrPJへ揺動操作させることなく降車した場合には
、そのシフトレバ−1がパーキングポジション「P」ま
で自動的に揺動されるものであるが、その揺動のための
駆動源としてモー!14が設けられているだけであるか
ら、従来構成のように構造が複雑化したり、シフトレバ
ー1の自動的な揺動のための制御が面倒になる虞がない
ものである。また、このような自動揺動を行うための機
械的構造部である作動レバー10、歯車式減速袋all
1.モータ14及びリミットスイッチ15.16は、
全てシフトレバ−1の周辺に位置される構成であるから
、これらをシフトレバ−11機枠3.ディテントプレー
ト7などと共に容易にユニット化できるようになり、斯
様なユニット化を行った場合には、上述のようなシフト
レバ−1の自動揺動機能を自動車のオプション仕様とし
たときの取付性が大幅に向上するようになる。
さらに、上記した実施例では、シフトレバ−1が揺動制
御手段18によりパーキングポジションrPJへ自動的
に揺動されたときには、そのシフトレバ−1の手動によ
る揺動操作は、リセットスイッチ22がオン操作された
ときに初めて可能となる構成であるから、その操作が余
分に必要となって運転者の負担が増えるようになり、こ
れにより従来のように運転者がシフトレバ−1の自動揺
動機能に頼り過ぎることがなくなるものである。
御手段18によりパーキングポジションrPJへ自動的
に揺動されたときには、そのシフトレバ−1の手動によ
る揺動操作は、リセットスイッチ22がオン操作された
ときに初めて可能となる構成であるから、その操作が余
分に必要となって運転者の負担が増えるようになり、こ
れにより従来のように運転者がシフトレバ−1の自動揺
動機能に頼り過ぎることがなくなるものである。
つまり、揺動制御手段18によりシフトレバ−1の自動
揺動機能は、運転者がシフトレバ−1をパーキングポジ
ションrPJへ操作することを忘れたときにのみ、これ
をバックアップするという本来理想とする形態にできる
ようになる。尚、シフトレバ−1が上述のように自動揺
動されたときには、イグニッションスイッチ19がエン
ジンスタート位置へ操作された場合でもエンジンスター
トせず、その操作に応じた警報ブザ−25の鳴動により
エンジンスタートできない理由がリセットスイッチ22
の未操作状態にある旨が報知される構成であるから、シ
フトレバ−1を揺動操作ができない状態が故障と勘違い
される虞がなくなるものである。
揺動機能は、運転者がシフトレバ−1をパーキングポジ
ションrPJへ操作することを忘れたときにのみ、これ
をバックアップするという本来理想とする形態にできる
ようになる。尚、シフトレバ−1が上述のように自動揺
動されたときには、イグニッションスイッチ19がエン
ジンスタート位置へ操作された場合でもエンジンスター
トせず、その操作に応じた警報ブザ−25の鳴動により
エンジンスタートできない理由がリセットスイッチ22
の未操作状態にある旨が報知される構成であるから、シ
フトレバ−1を揺動操作ができない状態が故障と勘違い
される虞がなくなるものである。
[発明の効果]
本発明によれば以上の説明によって明らかなように、所
定の復帰位置からシフトレバ−と同方向へ揺動可能で且
つそのシフトレバ−に対しパーキングポジションと反対
側方向から当接可能に配置されその当接方向への揺動に
よりシフトレバ−をパーキングポジション方向へ揺動さ
せる作動レバーを設けると共に、この作動レバーにこれ
がシフトレバ−と当接した位置へ揺動されるのに応じて
ディテントピンを押圧変位させてこれをディテントプレ
ートと非係合状態となる位置へ移動させるカム部、運転
者により操作可能なリセットスイッチ、シフトレバ−が
パーキングポジション以外にある状態を検知するポジシ
ョン検知手段、運転者が降車したことを検知するための
降車検知手段を設け、モータの回転力を減速して前記作
動レバーに伝達する歯車式減速装置を有し前記ポジショ
ン検知手段及び降車検知手段が双方とも検知状態を呈し
たときに前記モータを正回転させて作動レバーを最大揺
動位置まで揺動させると共に前記リセットスイッチが操
作されたときにモータを逆回転させて作動レバーを前記
復帰位置まで揺動させる揺動制御手段を設ける構成とし
たので、運転者が降車したときにシフトレバ−をパーキ
ングポジションへ自動的に揺動させることができると共
に、当該運転者がその自動揺動機能に頼り過ぎる事態に
陥ることを効果的に防止でき、しかもシフトレバ−の自
動的な揺動のための構造を簡単化できると共に、その自
動揺動制御を容易に行い得るという優れた効果を奏する
ものである。
定の復帰位置からシフトレバ−と同方向へ揺動可能で且
つそのシフトレバ−に対しパーキングポジションと反対
側方向から当接可能に配置されその当接方向への揺動に
よりシフトレバ−をパーキングポジション方向へ揺動さ
せる作動レバーを設けると共に、この作動レバーにこれ
がシフトレバ−と当接した位置へ揺動されるのに応じて
ディテントピンを押圧変位させてこれをディテントプレ
ートと非係合状態となる位置へ移動させるカム部、運転
者により操作可能なリセットスイッチ、シフトレバ−が
パーキングポジション以外にある状態を検知するポジシ
ョン検知手段、運転者が降車したことを検知するための
降車検知手段を設け、モータの回転力を減速して前記作
動レバーに伝達する歯車式減速装置を有し前記ポジショ
ン検知手段及び降車検知手段が双方とも検知状態を呈し
たときに前記モータを正回転させて作動レバーを最大揺
動位置まで揺動させると共に前記リセットスイッチが操
作されたときにモータを逆回転させて作動レバーを前記
復帰位置まで揺動させる揺動制御手段を設ける構成とし
たので、運転者が降車したときにシフトレバ−をパーキ
ングポジションへ自動的に揺動させることができると共
に、当該運転者がその自動揺動機能に頼り過ぎる事態に
陥ることを効果的に防止でき、しかもシフトレバ−の自
動的な揺動のための構造を簡単化できると共に、その自
動揺動制御を容易に行い得るという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図及び第2
図は側面図及び正面図、第3図は作動レバーの部分斜視
図、第4図は要部の側面図、第5図は電気的構成の概略
ブロック図、第6図は制御内容を示すフローチャートで
ある。 図中、1はシフトレバ−5はディテントピン、6は押し
ボタン(操作部材)、7はディテントプレート、8aは
凹凸部、10は作動レバー 11は歯車式減速装置、1
2は押圧片、13はカム部、14はモータ、15.16
はリミットスイッチ、17は制御回路、18は揺動制御
手段、19はイグニッションスイッチ、20はドアスイ
ッチ(降車検知手段)、21はシートスイッチ(降車検
知手段)、22はリセットスイッチ、23は二二一トラ
ルスタートスイッチ (ポジション検知手段) を示す。
図は側面図及び正面図、第3図は作動レバーの部分斜視
図、第4図は要部の側面図、第5図は電気的構成の概略
ブロック図、第6図は制御内容を示すフローチャートで
ある。 図中、1はシフトレバ−5はディテントピン、6は押し
ボタン(操作部材)、7はディテントプレート、8aは
凹凸部、10は作動レバー 11は歯車式減速装置、1
2は押圧片、13はカム部、14はモータ、15.16
はリミットスイッチ、17は制御回路、18は揺動制御
手段、19はイグニッションスイッチ、20はドアスイ
ッチ(降車検知手段)、21はシートスイッチ(降車検
知手段)、22はリセットスイッチ、23は二二一トラ
ルスタートスイッチ (ポジション検知手段) を示す。
Claims (1)
- 1、複数のシフトポジションの何れかへ選択的に揺動操
作されるシフトレバーと、このシフトレバーが有する操
作部材の操作に応じて所定方向へ移動されるディテント
ピンと、このディテントピンとの係合に応じて前記シフ
トレバーがパーキングポジションを含む所定のシフトポ
ジションへ揺動されることを規制する凹凸部を有したデ
ィテントプレートとを備えて成る自動変速機用シフトレ
バー装置において、所定の復帰位置から前記シフトレバ
ーと同方向へ揺動可能で且つそのシフトレバーに対し前
記パーキングポジションと反対側方向から当接可能に配
置されその当接方向への揺動によりシフトレバーをパー
キングポジション方向へ揺動させる作動レバーと、この
作動レバーに設けられ当該作動レバーがシフトレバーと
当接した位置へ揺動されるのに応じて前記ディテントピ
ンを押圧変位させてこれを前記凹凸部と非係合状態とな
る位置へ移動させるカム部と、運転者により操作可能に
設けられたリセットスイッチと、前記シフトレバーがパ
ーキングポジション以外にある状態を検知するポジショ
ン検知手段と、運転者が降車したことを検知するための
降車検知手段と、モータの回転力を減速して前記作動レ
バーに伝達する歯車式減速装置を有し前記ポジション検
知手段及び降車検知手段が双方とも検知状態を呈したと
きに前記モータを正回転させて作動レバーを最大揺動位
置まで揺動させると共に前記リセットスイッチが操作さ
れたときにモータを逆回転させて作動レバーを前記復帰
位置まで揺動させる揺動制御手段とを具備したことを特
徴とする自動変速機用シフトレバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19862990A JPH07103928B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 自動変速機用シフトレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19862990A JPH07103928B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 自動変速機用シフトレバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483962A true JPH0483962A (ja) | 1992-03-17 |
JPH07103928B2 JPH07103928B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16394381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19862990A Expired - Lifetime JPH07103928B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 自動変速機用シフトレバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07103928B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP19862990A patent/JPH07103928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07103928B2 (ja) | 1995-11-08 |
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