JPH048373A - 複数の水槽を備えたスプリンクラ消火装置 - Google Patents

複数の水槽を備えたスプリンクラ消火装置

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JPH048373A
JPH048373A JP11023090A JP11023090A JPH048373A JP H048373 A JPH048373 A JP H048373A JP 11023090 A JP11023090 A JP 11023090A JP 11023090 A JP11023090 A JP 11023090A JP H048373 A JPH048373 A JP H048373A
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Tokuzo Tanii
谷井 篤三
Kazuo Katakura
片倉 ▲かず▼郎
Ryoji Yoshida
良治 吉田
Koichi Endo
弘一 遠藤
Yushi Tayama
田山 雄史
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスプリンクラ消火装置に関するもので、特に
それに使用される機器へ加わる圧力を極力軽減させて延
では工事が容易に行えるようにしたスプリンクラ消火装
置に関するものである。
〔従来技術〕
従来のビル等の高い建物に設備されるスプリンクラ消火
装置は、高層階のスプリンクラヘッドにもその開放動作
に必要な所定圧力をがけ消火水を放水しようとし、1個
または複数個のポンプを連結して各階に設けられたスブ
リンクラヘッドに給水しようとすると、高層階のスプリ
ンクラヘッドに加わる圧力に比べ低層階の圧力が高くな
る。またスプリンクラヘッドの開栓数によってはポンプ
の締切圧がかかり高い圧力となったり起動時にウォータ
ハンマーが発生し、そこに使用される配管、巻きだし管
は耐圧の高いもの使用していた。
〔従来技術の問題点〕
しかしこのような方式では、 (1)高層階と低層階に設けられるスプリンクラヘッド
を同一機能のものとすると、低層階に設けられるスプリ
ンクラヘッドは、放水時に過量放水となり効果的な消火
ができないので、圧力および流量調整弁を設けることが
必要となり設備が高価且つ作業が煩雑となった。
(2)低層階の配管、巻きだし管等、配管機材を耐圧の
高いものを使用しなければならないので設備が高価とな
ると共に、設計段階および工事段階でこのような配慮が
必要となり、特に工事段階において熟練者を必要とした
(3)設備価格が高くなるのが容認されたとしても、人
手不足の昨今、熟練者が得難く工期が遅れたり、スプリ
ンクラ装置が望まれる危険な建物を待機待ちさせる欠点
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は以上の点にかんがみ、建物の高さに応じてス
プリンクラヘッド、配管、巻きだし管等にかかる圧力を
考慮することのない、高層階でも低層階でも一律に設計
でき、且つ充分に配管等にかかる圧力が低圧にでき、熟
練者でなくとも容易に工事のできる安価なスプリンクラ
装置を得ることを目的としたもので、一次側が開閉弁を
介して共通の給水装置に接続され、二次側がスプリンク
ラヘッドに接続された水槽を建物の所定高さ毎に複数個
設けたことを特徴とする。
〔作 用〕
建物の高低にかかわらず、建物の所定高さ毎に配置され
た各水槽の二次側に接続された配管、スプリンクラヘッ
ド等には、水槽よりの落差で定まる所定範囲の圧力しか
加わらず、そこに使用される機器の耐圧を一定の低圧の
ものとすることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面により説明する。
図面は高層ビル1の最上階を主に示した本発明装置の概
略図で、2は地下水槽、3は給水ポンプ、4は防災セン
ター等に設けられた制御盤である。
51.52.53・・・は水槽で、屋上の水槽51は所
定の落差圧を得るために高架水槽とし、水槽52.53
・・・も所定の落差圧を得るために所定高さに当たる階
毎に設けられ、その一次側は開閉弁61,62゜63・
・・と給水管7を介して給水ポンプ3に接続される。ま
たその二次側は、高層ビル1の所定階を縦方向に貫通す
る共通の主管81.82.83・・・と接続され、更に
分岐され各階毎に横方向に設けられた支管9に流水検知
器10と支管9を常時無加圧の状態としておくための開
閉弁11とを介して接続される。
12は閉鎖型のスプリンクラヘッドで、巻きだし管13
を介して各階の支管9に取り付けられる。
14は各支管9の端末に設けられた圧力変化検出手段と
しての圧力スイッチで、試験用の開閉弁15を介して排
水管16と接続される。
17はスプリンクラヘッド12に併設された火災感知器
で、所定温度でオンしまたそれよりも充分低い温度でオ
フするように構成され、制御盤4を介して開閉弁11の
開閉が制御されるように接続されている。
18は水槽51,52.53・・・に設けられた水位計
で、所定水位以下になると制御盤4を介して開閉弁61
.62.63・・・の開閉が制御されるように接続され
ている。
また上記水槽51.52.53・・・を所定高さ毎に配
置する間隔は、スプリンクラヘッド12の開栓動作に必
要な圧力を最低IKg/cm”とし、また配管および巻
きだし管に安価で作業性のよい耐圧を5 K g / 
c m ”のものを使用するとすれば、最下位の水槽を
地上50mに、以下50m高くなる毎に高位置の水槽を
設け、最上位の屋上に設ける高架水槽を10m以上のも
のが選ばれる。言い換えれば、各階の高さが3.5mで
あれば、約14階毎に1個の水槽を設け、各水槽はそれ
よりも3階低い階以下の系統を負担する。
また上記水槽51,52.53・・・の底部には開閉弁
19を介して排水管20が接続されている。
以下上記装置の動作を説明する。
火災監視に先立ち開閉弁61.62.63・・・と各階
に設けられた開閉弁11を開き、給水ポンプ3を起動し
、各水槽51,52.53・・・、主管81,82.8
3・・・、各階の支管9およびスプリンクラヘッド12
に給水し、水槽51.52.53・・・の水位が所定水
位になるまで給水する。そして開閉弁61.62.63
・・・と各階に設けられた開閉弁11を閉め、試験用開
閉弁15を短時間開き支管9を略無加圧状態で消火水が
充填された状態にする。
このような状態で例えば最上階に火災が発生すると、そ
の初期段階で火災感知器17が動作し、制御盤4を介し
て所属の開閉弁11が開きスプリンクラヘッド12に水
槽よりの落差で定まる所定圧が加わり、圧力スイッチ1
4により支管9が加圧された状態が検出され、制御盤4
にブリアラームが表示される。そして火災により更に高
熱になると閉鎖型スプリンクラヘッド12が開栓され消
火水が火源に放水され、流水検知器10が動作し制御盤
4に放水地区が表示されると共に給水ポンプ3が起動さ
れる。放水により水槽51の水位が低下すると、水位計
18が動作し制御盤4を介して所属の開閉弁61が開か
れ水槽51に消火水が補給され、火源に充分な消火水が
放水され続は消火される。そして火災感知器17がオフ
して開閉弁11が閉じられ、放水が停止される。
また保守点検に際して、点検階の開閉弁11と試験用の
開閉弁15を開けば、スプリンクラヘッド12を開栓し
なくとも設備の機能試験ができる。
また開閉弁11の開閉と試験用の開閉弁15の短時間の
開動作とを制御盤4に設けられたプログラムにより自動
的に行ない、開閉弁11が開かれたときの支管9の圧力
増加を圧力スイッチ14の出力を介して制御盤4に表示
するようにすれば、開閉弁11の機能試験、配管の状態
等の試験が行える簡単な自動点検システムが得られる。
なお、上記実施例では常時無加圧状態としておくための
開閉弁11を水槽51,52.53・・・とスプリンク
ラヘッド12との間に設けたが、閉鎖型のスプリンクラ
ヘッド12では必ずしも必要でないが、設けた場合、ス
プリンクラヘッド12に誤って物が当たりヘッドが開栓
しても放水されず水損がなくてすむ、また上記実施例で
は、給水ポンプ3の起動を流水検知器10で、また開閉
弁61 、6263・・・を水位計18で行うようにし
たが、圧力スイッチ14で行うようにしてもよい。
〔効果〕
本発明のスプリンクラ消火装置は高い建物であっても、
水槽を所定高さ毎に複数個設けるようにしたので、それ
に接続される主管、支管、巻きだし管、スプリンクラヘ
ッドには水槽よりの落差圧で定まる所定圧しかかからず
、更にポンプの締切圧のような圧力変動がなくまた大き
なウォータハンマーがかからないので、耐圧の低い配管
、および巻きだし管に作業の容易な銅管あるいはフレシ
キブル管など、安価で工事に熟練者を必要としないスプ
リンクラ消火装置が得られる効果がある。
また閉鎖型のスプリンクラヘッドを使用し支管に消火水
が充填された上記実施例では、常時無加圧の状態として
おくための開閉弁の開閉時にウォータハンマーが生じる
ことがないので、支管、巻きだし管をさらに安価で作業
性のよい耐圧の低い樹脂管などにすることも可能である
またスプリンクラヘッド12の放水による水槽51.5
2.53・・・の水位低下により開閉弁61.62.6
3・・・を開く上記実施例では、所定階に設ける水槽5
1゜52、53・・・の容量が小さくでき、便所などに
設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例装置の概略図である。 1・・・高層ビル、2・・・地下水槽、3・・・給水ポ
ンプ、4・・・制御盤、5L52.53・・・水槽、6
1,62.63・・・開閉弁、7・・・給水管、81,
82.83・・・主管、9・・・支管、10・・・流水
検知器、11・・・常時無加圧の状態としてお(ための
開閉弁、12・・・閉鎖型スプリンタラヘンド、13・
・・巻きだし管、14・・・圧力スイッチ、15・・・
試験用の開閉弁、16・・・排水管、17・・・火災感
知器、18・・・水位計、19・・・開閉弁、20・・
・排水管。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次側が開閉弁を介して共通の給水装置に接続さ
    れ、二次側がスプリンクラヘッドに接続された水槽を建
    物の所定高さ毎に複数個設けたことを特徴とする複数の
    水槽を備えたスプリンクラ消火装置。
  2. (2)各水槽の一次側に設けられた開閉弁はスプリンク
    ラヘッドの放水動作により開かれることを特徴とする請
    求項第1項記載の複数の水槽を備えたスプリンクラ消火
    装置。
  3. (3)水槽の二次側に接続されたスプリンクラヘッドは
    、常時無加圧の状態としておくための開閉弁を介して水
    槽と接続され、該開閉弁はスプリンクラヘッドに併設さ
    れた火災感知器のオン・オフ動作により開閉されること
    を特徴とする請求項第1項または第2項記載の複数の水
    槽を備えたスプリンクラ消火装置。
  4. (4)スプリンクラヘッドが接続される配管には圧力変
    化検出手段と試験用の開閉弁を有することを特徴とする
    請求項第1項ないし第3項記載の複数の水槽を備えたス
    プリンクラ消火装置。
  5. (5)試験用の開閉弁は遠隔より定期的に開閉されるこ
    とを特徴とする請求項第4項記載の複数の水槽を備えた
    スプリンクラ消火装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334349A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Nice Corp 構築物における自動消火システム
GB2451487A (en) * 2007-08-01 2009-02-04 Project Fire Engineers Ltd Fire sprinkler system
CN104368106A (zh) * 2013-08-16 2015-02-25 沈阳海为电力设备有限公司 快速自动补水灭火装置

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