JP3839535B2 - スプリンクラー消火設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災発生時にスプリンクラーヘッドから消火用水を放水して消火するスプリンクラー消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスプリンクラー消火設備としては、湿式、乾式、予作動式のスプリンクラー消火設備がある。この内、コストの面から湿式のスプリンクラー消火設備が主流となっている。
図6は従来の湿式のスプリンクラー消火設備であり、消火ポンプ1に接続され、建物の垂直方向に配管された給水本管4から分岐した分岐管6に湿式流水検知装置8を設け、その二次側に閉鎖型スプリンクラーヘッド10を接続し、閉鎖型スプリンクラーヘッド10までの全配管内に加圧水を充満させている。
【0003】
給水本管4の圧力は圧力タンク13に導入され、管内圧力を常に規定圧以上に維持している。火災時にスプリンクラーヘッド10が作動すると流水が生じ、これにより流水検知装置8が作動し、流水検知スイッチ9がオンして流水検知信号を自火報受信機25に送る。流水検知信号を受けた自火報受信機25は、火災の区画を表示する。
【0004】
またスプリンクラーヘッド10の作動により給水本管4の圧力が低下し、圧力タンク13の圧力スイッチ14が所定圧力以下になったことを検出することにより作動信号をポンプ制御盤15に出力すると、ポンプ制御盤15はモータ2の駆動により消火ポンプ1を運転する。ポンプ運転により、貯水槽3から消火用水が加圧供給され、作動したスプリンクラーヘッド10から連続放水が行われる。
【0005】
このような湿式スプリンクラー消火設備にあっては、火災時にスプリンクラーヘッド10が作動すると同時に放水が行われてしまうことから、水損が発生すると共に水を無駄に使用してしまうという問題があった。この湿式スプリンクラー消火設備の問題を解決する設備として、図7の予作動式スプリンクラー消火設備が知られている。
【0006】
予作動式スプリンクラー消火設備は、給水本管4から電気的に開閉可能な制御弁を備えた予作動式流水検知装置18を介して分岐管6を引き出し、閉鎖型スプリンクラーヘッド10を接続している。予作動式流水検知装置18の制御弁は、定常監視状態で閉鎖状態に維持されており、このため予作動式流水検知装置18の一次側まで加圧水が充満されている。
【0007】
スプリンクラー制御盤41は、閉鎖型スプリンクラーヘッド10の防護区画に設けられた火災感知器24からの火災信号を受けると、予作動式流水検知装置18の制御弁を開放制御し、加圧水を閉鎖型スプリンクラーヘッド10のところまで充水させる予作動状態を作り出す。この状態で閉鎖型スプリンクラーヘッド10が火災の熱を受けて作動すると、放水が開始される。したがって、火災感知器24及び閉鎖型スプリンクラーヘッド10の両方が作動しない限り放水されないので、水損が発生すると共に無駄に使用してしまうという湿式スプリンクラー消火設備の問題は解決される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の湿式スプリンクラー消火設備にあっては、例えば建物のフロア単位で決まる各警戒区域毎に給水本管から分岐管を引き出して湿式流水検知装置を設置しており、火災エリアの特定がフロアの警戒区域単位となっている。このため警戒区域内にOAルームや危険物貯蔵所等の極端に水を嫌う特定の区画がある場合、この区画のみ予作動式スプリンクラー消火設備の形態にしたくとも、フロア全体を1つの警戒区域としているため、警戒区域内の特定の区画のみが予作動式スプリンクラー消火設備を必要としているにもかかわらず、フロア全体を予作動式スプリンクラー消火設備としなければならず、設備コストが高くなり過ぎる問題がある。勿論、同じフロアであっても、水を極端に嫌う特定の防護区画に対し、専用の分岐管を引いて予作動式スプリンクラー消火設備の形態とすることもできるが、場所によっては分岐管が長くなり、同じ警戒区域に分岐管を二系統設置することは、設備工事が繁雑になり、コストアップになる問題がある。
【0009】
一方、警戒区域となるフロア面積が広いと、火災が発生した区画を詳細に特定できず、火災位置や火災規模の判断に手間取り、屋内消火栓等による消火活動に遅れを生ずる恐れがあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて成されたもので、1つの警戒区域につき、湿式を主体とし、必要に応じて予作動式又は乾式等の別の設備形態を複合化することで区画に適した設備形態を低コストで実現できるスプリンクラー消火設備を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、消火ポンプからの加圧された消火用水が供給される給水本管と、給水本管から各警戒区域毎に引き出された分岐管と、分岐管の引出し部分に設置される湿式流水検知装置と、湿式流水検知装置の二次側の前記分岐管に接続されたスプリンクラーヘッドとを備えた湿式流水検知装置が出力する流水検知信号に基づいて警戒区域毎の警報表示を行う湿式主体のスプリンクラー消火設備を対象とし、湿式流水検知装置の二次側のスプリンクラーヘッドを接続した分岐管の末端に湿式流水検知装置と直列に別の流水検知装置を接続し、更に別の流水検知装置を介して二次側の分岐管に警戒区域内の特定の防護区画に設置したスプリンクラーヘッドを接続し、別の流水検知装置の流水検知信号の出力により一警戒区域内の特定の防護区画を特定した警報表示を前記警報表示とは別に行うことを特徴とする。
【0011】
例えば警戒区域の特定の防護区画がOAルームや薬品貯蔵所等の極端に水を嫌う場所であった場合には、湿式流水検知装置の二次側に設置する別の流水検知装置として予作動式の流水検知装置を設置し、予作動式流水検知装置の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッドを接続する。
このため警戒区域全体を予作動式設備にしたり、特定の区画に対し専用の分岐管を設けて予作動式設備とする必要はなくなり、低コストで湿式主体の設備の中の特定部分を予作動式設備とできる。
【0012】
また湿式流水検知装置の二次側に設置する別の流水検知装置として乾式の流水検知装置を設置し、乾式流水検知装置の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッド及び規定の加圧空気を充填するコンプレッサからの空気配管を接続するようにしてもよい。
更に、湿式流水検知装置の二次側に設置する別の流水検知装置として同じ湿式流水検知装置を設置し、湿式流水検知装置の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッドを接続してもよい。この場合は、同じ警戒区域の分岐管に複数の湿式流水検知装置が設けられ、流水検知装置が作動したときの流水検知信号が火災区画を示すことから、広い警戒区域を細分化して火災位置や火災規模を容易に判断でき、屋内消火栓等による消火活動が迅速にできる。
【0013】
更に、湿式流水検知装置の二次側に同じ湿式の流水検知装置を設置した場合、この湿式流水検知装置の二次側の分岐管に、少なくとも火災感知器による火災検出で開放作動する一斉開放弁を介して開放型スプリンクラーヘッドを接続してもよい。この場合は分岐管に複数の湿式流水検知装置を設けたことによって火災位置と規模の判断が適切できると同時に、一斉開放弁の二次側を開放型スプリンクラーヘッドを接続した空配管としているので、建物の工事等でスプリンクラーヘッドに物が当って誤作動させた際の消火用水の散水による水損被害を防止できる。
また、湿式流水検知装置の作動試験を行うための末端試験弁を分岐管に接続するとともに、別の流水検知装置の作動試験を行うための別の末端試験弁を別の流水検知装置の後段に設け、特定の防護区画及びそれ以外の防護区画を個々に作動試験を行えるようにした。よって、作動試験用の末端試験弁を特定区域用と特定区域以外用と別々に用意し設けることで、一警戒区域内の作動試験時に各作動試験による警報表示等の確認などができ、よりきめ細かい試験を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるスプリンクラー消火設備の実施形態であり、この実施形態にあっては、分岐管の湿式流水検知装置に続いて予作動式流水検知装置を設け、湿式主体の設備の特定区画について予作動式設備としたことを特徴とする。
図1において、建物の地下階などには消火ポンプ1及びモータ2が設置され、ポンプ制御盤15によるモータ2の駆動で消火ポンプ1を運転し、貯水槽3の消火用水を汲み上げ、建物の垂直方向に配管した給水本管4に加圧供給するようにしている。建物の屋上には高架水槽5が設置され、給水本管4に常時消火用水を充満させている。
【0015】
また給水本管4の管内圧力を規定圧に保持するための圧力タンク13が分岐接続され、給水本管4の管内圧力を導入して内部空気を圧縮している。圧力タンク13には圧力スイッチ14が設けられ、スプリンクラーヘッドの作動により管内圧力が規定圧力以下に低下すると圧力スイッチ14がオンし、このオンを検出することでポンプ制御盤15がモータ2を駆動して消火ポンプ1を運転する。
【0016】
給水本管4からは建物の階ごとに分岐管6が引き出されている。この分岐管6が引き出された建物のフロアが1つの警戒区域を形成している。分岐管6の引き出し部分には仕切り弁7に続いて湿式流水検知装置8が設けられ、湿式流水検知装置8の二次側の分岐管には閉鎖型スプリンクラーヘッド10aが複数接続されている。
【0017】
ここで閉鎖型スプリンクラーヘッド10aが設置された区画を区画Aとする。流水検知装置8は区画Aに設置している閉鎖型スプリンクラーヘッド10aが火災により作動して消火用水を散水すると、このときの消火用水の流れを検出して弁を開放する。このとき流水検知スイッチ9がオンして自火報受信盤25に対し流水検知信号E1を出力し、自火報受信盤25において区画Aでの火災発生を表示させる。
【0018】
区画Aに設けた閉鎖型スプリンクラーヘッド10aの管末部分は排水管側に接続され、ここに末端試験弁11a及びオリフィス12aを設け、末端試験弁11aを開くことでオリフィス12aにより閉鎖型スプリンクラーヘッド10aが1つ作動した分の流水を起こして、区画Aに対する湿式流水検知装置8の作動試験及び消火ポンプ1の起動による試験ができるようにしている。
【0019】
更に本発明のスプリンクラー消火設備にあっては、分岐管6に設けた区画Aの湿式流水検知装置8に続き、仕切弁17を介して更に予作動式流水検知装置18を設け、予作動式流水検知装置18の二次側の分岐管19に例えばOAルームや薬品貯蔵所などの極端に水を嫌う特定の区画Bを対象に閉鎖型スプリンクラーヘッド10bを接続している。
【0020】
予作動式流水検知装置18は、この実施形態にあっては、電動弁21を制御弁として備えており、区画Bに設置している火災感知器24の火災検出信号E2をスプリンクラー制御盤23で受けた際に、スプリンクラー制御盤23からの制御信号E3により電動弁21を開くことで、装置内の弁本体を開放して、一次側の分岐管6から二次側の分岐管19に消火用水を供給する予作動状態を作り出す。
【0021】
この分岐管19側に消火用水が充満した予作動状態で閉鎖型スプリンクラーヘッド10bが火災により作動すると、区画Bに対する消火用水の散水が行われ、更に予作動式流水検知装置18を介して一次側の分岐管6に流水が生ずることで、湿式流水検知装置8が開放作動し、更に給水本管4の管内圧力が低下して消火ポンプ1の起動による加圧消火用水の供給が開始されることになる。
【0022】
また予作動式流水検知装置18には流水検知スイッチ22が設けられており、流水を検知すると流水検知信号E4を自火報受信盤25に出力し、区画Bでの火災発生を警報表示する。またスプリンクラー制御盤23を経由して火災感知器24からの火災検知信号E2も自火報受信盤25に与えられている。このため自火報受信盤25は、火災検出信号E2の受信で例えばプリアラームを出し、流水検知信号E4の受信で火災警報を出すことができる。
【0023】
区画Bに設けた予作動式の設備をもつ分岐管19の管末も排水管側に接続され、ここに末端試験弁11bとオリフィス12bを設け、区画Bの予作動式設備の末端試験ができるようにしている。
次に図1の実施形態の動作を説明する。定常監視状態にあっては、分岐管6の湿式流水検知装置8及び分岐管19の予作動式流水検知装置18は共に閉じており、予作動式流水検知装置18の一次側の分岐管6まで給水本管4からの加圧消火用水が充満している。予作動式流水検知装置18の二次側の分岐管19については、消火用水を充満させていてもよいし、消火用水を排水した空配管としておいてもよい。
【0024】
区画Aで火災が発生した場合には、従来の湿式スプリンクラー消火設備と同じであり、閉鎖式スプリンクラーヘッド10aのいずれかが火災による熱を受けて作動すると、湿式流水検知装置8が流水により作動して弁を開き、給水本管4の管内圧力の低下を圧力タンク13の圧力スイッチ14で検知してポンプ制御盤15によりモータ2を起動して消火ポンプ1の運転を開始し、加圧消火用水の作動したスプリンクラーヘッド10aからの放出を行う。
【0025】
予作動式流水検知装置18の二次側の分岐管19の区画Bで火災が発生した場合には、まず火災感知器24が火災を検出して火災検出信号E2をスプリンクラー制御盤23に出力する。この火災検出信号E2を受けたスプリンクラー制御盤23は、制御信号E3を電動弁21に出力し、電動弁21を開くことによって予作動式流水検知装置18の弁が開放され、一次側の加圧消火用水を二次側の分岐管19に供給した予作動状態を作り出す。
【0026】
火災検出信号E2は更に自火報受信盤25に与えられており、必要があればプリアラームが出される。続いて火災により区画Bに設けている閉鎖型スプリンクラーヘッド10bのいずれかが作動すると、分岐管19に供給されている加圧消火用水が放出され、開放状態にある予作動式流水検知装置18に水の流れが生じて流水検知スイッチ22がオンする。
【0027】
これにより自火報受信盤25は流水検知信号E4を受けて、区画Bでの火災発生を警報表示する。区画Bのスプリンクラーヘッド10bの作動による流水は、分岐管6側の湿式流水検知装置8にも水を流して弁の開放作動を行わせ、流水検知スイッチ9が作動して流水検知信号E1が自火報受信盤25に送られる。しかしながら、自火報受信盤25は予作動式流水検知装置18の流水検知スイッチ22からの流水検知信号E4による区画Bの火災警報表示状態にあることから、この流水検知信号E1は無視する。
【0028】
湿式流水検知装置8が弁を開くと給水本管4からの加圧用水の供給が行われ、これに伴い管内圧力が低下し、圧力タンク13に設けている圧力スイッチ14が管内圧力の規定圧力以下への低下でオンし、この圧力スイッチ14のオンをポンプ制御盤15で検出してモータ2を起動し、消火ポンプ1の運転により貯水槽3から消火用水を加圧して給水本管4、分岐管6、湿式流水検知装置8、予作動式流水検知装置18を介して分岐管19に供給し、作動したスプリンクラーヘッド10bから区画Bに対し消火用水を継続的に散水させることになる。
【0029】
尚、この状態で区画Aで火災が発生してスプリンクラーヘッド10aが作動しても、作動したスプリンクラーヘッド10aから散水が行われ、独立して消火活動が行われる。
図2は本発明の他の実施形態であり、1つの警戒区域を構成する分岐管の系統の湿式流水検知装置に続いて、乾式流水検知装置を設置した乾式設備構成としたことを特徴とする。
【0030】
図2において、区画Aに対する湿式消火設備は図1の実施形態と同じであり、湿式流水検知装置8の二次側の分岐管に仕切り弁17を介して乾式流水検知装置26を接続し、乾式流水検知装置26の二次側の分岐管19に閉鎖型スプリンクラーヘッド10bを接続している。
乾式流水検知装置26の二次側の分岐管19に対しては、更にコンプレッサ28から加圧空気を供給する空気配管29が接続される。空気配管29には、圧力スイッチ32、オリフィス30及び逆止弁31が設けられており、圧力スイッチ32で決まる規定圧力に分岐管19内の充填空気圧を維持するようにコンプレッサ28を制御する。
【0031】
乾式流水検知装置26は、二次側の分岐管19に充填された空気圧が規定圧力以上の状態で制御弁を閉じており、分岐管19の空気圧が閉鎖型スプリンクラーヘッド10bの作動により低下すると制御弁を開放する。乾式流水検知装置26の一次側の分岐管6には加圧消火用水が充満している。
流水検知装置26の制御弁が開くと分岐管19に消火用水が流れ、この流水を流水検知スイッチ27で検出して流水検知信号E6を自火報受信盤25に出力するようにしている。更に分岐管19の管末には末端試験弁11b及びオリフィス12bが設けられている。
【0032】
次に図2の動作を説明する。定常監視状態にあっては湿式流水検知装置8及び乾式流水検知装置26は閉鎖状態にあり、給水本管4からの加圧消火用水は分岐管6の乾式流水検知装置26の一次側まで充満している。乾式流水検知装置26の二次側の分岐管19は空配管となっており、更に空気配管29の接続によりコンプレッサ28による規定の空気圧が充填されている。
【0033】
湿式消火設備となる区画Aでの火災発生については図1の実施形態と同じであり、このとき区画B側は全く影響を受けない。次に、区画Bで火災が発生すると閉鎖型スプリンクラーヘッド10bのいずれかが作動し、分岐管19に充填されている加圧空気が放出される。この加圧空気の放出による分岐管19の圧力低下を受けて乾式流水検知装置26が制御弁を開放し、一次側に充満している加圧用水を二次側の分岐管19に流し、作動したスプリンクラーヘッド10bから放出させる。
【0034】
この流水を受けて流水検知スイッチ27がオンし、流水検知信号を自火報受信盤25に出力して区画Bでの火災発生の警報表示が行われる。乾式流水検知装置26から分岐管19に消火用水が流れると、更に湿式流水検知装置8にも消火用水が流れて弁が開放し、給水本管4の圧力低下に伴う圧力スイッチ14のオンによるモータ2の起動で消火ポンプ1の運転が開始される。
【0035】
図3は本発明のスプリンクラー消火設備の他の実施形態であり、分岐管に複数の湿式流水検知装置を設け、更に湿式流水検知装置に続いて、一斉開放弁を介して特定の防護区画に設置した開放型スプリンクラーヘッドを接続するようにしたことを特徴とする。
図3において、分岐管6の引き出し側となる区画Aについては図1の湿式主体のスプリンクラー消火設備と同じであり、これに続いて仕切り弁17を介して湿式流水検知装置33を設け、更に仕切り弁34を介して加圧式一斉開放弁35を設けている。加圧式一斉開放弁35の二次側には仕切り弁36を介して分岐管19が接続され、分岐管19にOAルームや薬品貯蔵所のように極端に水を嫌う区画Bを防護対象として開放型スプリンクラーヘッド40bを接続している。
【0036】
加圧式一斉開放弁35は、一次側とそのパイロットポートとの間に電動弁38を接続している。また電動弁38と並列に手動制御弁37を接続している。また区画Bには火災感知器24が設置され、火災感知器24による火災検出信号E2をスプリンクラー制御盤23に与えている。スプリンクラー制御盤23は火災感知器24から火災検出信号E2を受信すると、加圧式一斉開放弁35に設けている制御弁38に対し制御信号E3を出力して開放作動させる。
【0037】
電動弁38が開放すると、一次側の分岐管の加圧用水が加圧式一斉開放弁35のパイロットポートに供給され、一斉開放弁35が開放する。それ以外の構成は図1の実施形態と同じである。
次に図3の動作を説明する。まず定常監視状態にあっては、加圧式一斉開放弁35の一次側の分岐管まで加圧用水が充満しており、加圧式一斉開放弁35の二次側の分岐管19は空配管となっている。また電動弁38も閉鎖状態にあり、加圧式一斉開放弁35のパイロットポートに対する加圧消火用水の供給を遮断している。
【0038】
湿式スプリンクラー消火設備の構成をとる区画Aでの火災発生については、図1の実施形態と同じである。これに対し極端に水を嫌う区画Bでの火災発生にあっては、まず火災感知器24が火災を検出して火災検知信号E2をスプリンクラー制御盤23に出力する。
火災検出信号E2を受信したスプリンクラー制御盤23は、電動弁38に対し制御信号E3を出力して開放作動させ、加圧式一斉開放弁35の一次側から加圧消火用水をそのパイロットポートに供給し、弁の開放動作を行わせる。加圧式一斉開放弁35が開放すると、一次側から二次側の分岐管19に加圧消火用水が供給され、開放型スプリンクラーヘッド40bから消火用水の散水が開始される。
【0039】
加圧式一斉開放弁35の開放動作による消火用水の流水は湿式流水検知装置33でも起き、制御弁が開放して一次側から消火用水を流し、これに伴い湿式流水検知装置8にも流水が生じて制御弁が開放作動し、給水本管4側からも消火用水を流し、管内圧力の低下に伴う圧力スイッチ14のオンによるモータ2の起動で消火ポンプ1の運転が開始される。
【0040】
また湿式流水検知装置33の開放作動により、その流水検知スイッチ27が流水検知信号E6を自火報受信盤25に出力し、これによって区画Bでの火災発生の警報表示ができる。即ち、分岐管6の系統に2台の湿式流水検知装置8,33を設けていることで、同じ分岐系統であっても区画Aと区画Bに分けて自火報受信盤25で火災表示ができ、分岐系統を1つの警戒区域として一括して火災表示する場合に比べ、細分化された区画A,Bごとの火災警報表示ができ、例えば屋内消火栓などによる消火活動の際の火災区画の特定が容易となり、迅速な消火活動が可能となる。
【0041】
図4は本発明のスプリンクラー消火設備の他の実施形態であり、分岐管系統に複数の湿式流水検知装置を設けたことを特徴とする。この実施形態にあっては、警戒区画を区画A,Bの2つに分けて湿式流水検知装置8,33を設けており、それぞれ流水検知スイッチ9,27を備えている。区画A,Bの湿式設備そのものは流水検知装置8,33の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッド10a,10bを設けた同じ構成であり、更に管末には末端試験弁11a,11bとオリフィス12a,12bを設けている。
【0042】
湿式流水検知装置8,33に設けた流水検知スイッチ9,27の流水検出信号E1,E2は、自火報受信盤25に与えられる。自火報受信盤25は流水検知スイッチ9の流水検出信号E1のみが得られたときに区画Aの火災を警報表示し、また流水検知スイッチ27の流水検出信号E2が得られたときに区画Bの火災を警報表示する。
【0043】
区画Bの火災にあっては、流水検知スイッチ27の流水検出信号E2に続いて流水検知スイッチ9からの流水検出信号E1が得られるが、この流水検出信号E1は無視してもよいし、両者の論理積により区画Bの火災警報表示を行ってもよい。
図4の分岐管系統に2つの湿式流水検知装置8,33を設けた実施形態にあっては、この分岐系統の警戒区画を区画A,Bの2つに分けて火災警報表示を行うことができる。このため、火災発生時に警戒区画での火災区画を細かく特定でき、屋内消火栓などを使用した消火活動が適切にできる。尚、図4の実施形態にあっては、分岐管系統に2台の湿式流水検知装置8,33を設けた場合を例にとっているが、火災表示区画の数に応じて任意の数の湿式流水検知装置を設けてもよいことはもちろんである。
【0044】
図5は図1〜図4の各実施形態をまとめて比較している。図5において、給水本管4の引き出し側となる分岐管6を第1分岐系統100とし、この第1分岐系統100については湿式流水検知装置8と閉鎖型スプリンクラーヘッド10aを設けた各実施例共通の湿式主体とした設備構成となっている。
これに対し第1分岐系統100に続く第2分岐系統200A,200B,200C,200Dが、図1,図2,図4,図3の各実施形態固有の設備構成をもっている。即ち、図1の第2分岐系統200Aにあっては分岐管19に予作動式流水検知装置18と閉鎖型スプリンクラーヘッド10bを設けている。図2の第2分岐系統200Bにあっては分岐管19に乾式流水検知装置26と閉鎖型スプリンクラーヘッド10bを設けている。
【0045】
図4の第2分岐系統200Cについては、分岐管19に湿式流水検知装置33と閉鎖型スプリンクラーヘッド10bを設けている。更に図3の第2分岐系統200Dにあっては、基本的な形態は図4の第2分岐系統200Cと同じ分岐管19に湿式流水検知装置33を設けた構成であるが、更に一斉開放弁35を介して開放型スプリンクラーヘッド40bを設けた点に特徴がある。
【0046】
この図5の各実施形態の対比説明から明らかなように、給水本管からの分岐管6で決まる1つの警戒区域について、少なくとも第1分岐系統100と第2分岐系統に分け、第2分岐系統の構成として200Aまたは200Dのいずれかを選択することで、湿式スプリンクラー消火設備とは別の形態をとる設備構成との複合化が任意に実現できる。
【0047】
尚、本発明のスプリンクラー消火設備は図5の形態に限定されず、第2分岐系統に設ける予作動式、乾式、湿式の三種を基本として同じ設備形態又は異なる設備形態の組み合せによる適宜の設備形態をとることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、給水本管から湿式流水検知装置を介して警戒区域ごとに分岐管を引き出して閉鎖型スプリンクラーヘッドを接続した湿式主体のスプリンクラー設備について、1つの警戒区域内の極端に水を嫌う特定の防護区画について、例えば湿式流水検知装置の二次側に予作動式流水検知装置を設置し、その二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッドを接続する予作動式の設備構成とすることで、警戒区域全体を予作動式設備にしたり特定の区画に専用の分岐管を設けて予作動式設備とすることなく、配管材料等を増やすことなく低コストで湿式主体の設備の中の特定部分を予作動式設備とすることができる。
【0049】
同様にして湿式主体の設備構成の特定部分につき乾式設備構成、更には同じ湿式設備構成とすることで、湿式設備構成以外の他の設備を低コストで1つの警戒区域内に実現し、区画の環境状態に適合した最適な設備形態をとることができる。また、湿式流水検知装置の二次側に接続される流水検知装置は、直列に接続されるため口径を小さくでき、設備費用を低コストにできる。
【0050】
更に,1つの警戒区画の分岐管に複数の流水検知装置を設けることによって警戒区画を複数の区画に分割した火災警報表示ができ、火災が発生した警戒区域内の区画を詳細に特定できることで、火災位置や火災規模の判断が迅速にでき、屋内消火栓などによる消火活動や避難誘導活動などの対処を効率的に行うことができる。また、特定の防護区画のみを他の設備形態とすることができるので、既に湿式のスプリンクラー消火設備が設置されている既設物件についても、部分的に他の設備形態とすることが容易にできる。また、作動試験用の末端試験弁を特定区域用と特定区域以外用と別々に用意し設けることで、1警戒区域内の作動試験時に各作動試験による警報表示等の確認などができ、よりきめ細かい試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式流水検知装置に続いて予作動式流水検知装置を設けた本発明の実施形態の説明図
【図2】湿式流水検知装置に続いて乾式流水検知装置を設けた本発明の実施形態の説明図
【図3】湿式流水検知装置に続いて湿式流水検知装置及び一斉開放弁を設けた本発明の実施形態の説明図
【図4】湿式流水検知装置を複数設けた本発明の実施形態の説明図
【図5】図1〜図4の実施形態を対比した説明図
【図6】従来の湿式スプリンクラー消火設備の説明図
【図7】従来の予作動式スプリンクラー消火設備の説明図
【符号の説明】
1:消火ポンプ
4:給水本管
6,19:分岐管
8,33:湿式流水検知装置
9,22,27:流水検知スイッチ
10a,10b:閉鎖型スプリンクラーヘッド
13:空気タンク
14:圧力スイッチ
15:ポンプ制御盤
18:予作動式流水検知装置
21,38:電動弁
23:スプリンクラー制御盤
24:火災感知器
25:自火報受信盤
26:乾式流水検知装置
28:コンプレッサ
29:空気配管
35:加圧式一斉開放弁
40b:開放型スプリンクラーヘッド

Claims (6)

  1. 消火ポンプからの加圧された消火用水が供給される給水本管と、該給水本管から各警戒区域毎に引き出された分岐管と、該分岐管の引出し部分に設置される湿式流水検知装置と、該湿式流水検知装置の二次側の前記分岐管に接続されたスプリンクラーヘッドとを備え、前記湿式流水検知装置が出力する流水検知信号に基づいて警戒区域毎の警報表示を行うスプリンクラー消火設備に於いて、
    前記湿式流水検知装置の二次側の前記スプリンクラーヘッドを接続した分岐管の末端に前記湿式流水検知装置と直列に別の流水検知装置を接続し、更に前記別の流水検知装置を介して二次側の分岐管に前記一警戒区域内の特定の防護区画に設置したスプリンクラーヘッドを接続し、前記別の流水検知装置の流水検知信号の出力により一警戒区域内の特定の防護区画を特定した警報表示を前記警報表示とは別に行うことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  2. 請求項1記載のスプリンクラー消火設備に於いて、前記湿式流水検知装置の二次側に設置した前記別の流水検知装置は予作動式の流水検知装置であり、該予作動式流水検知装置の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッドを接続したことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  3. 請求項1記載のスプリンクラー消火設備に於いて、前記湿式流水検知装置の二次側に設置した前記別の流水検知装置は乾式の流水検知装置であり、該乾式流水検知装置の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッド及び規定の加圧空気を充填するコンプレッサからの空気配管を接続したことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  4. 請求項1記載のスプリンクラー消火設備に於いて、前記湿式流水検知装置の二次側に設置した前記別の流水検知装置は湿式の流水検知装置であり、該湿式流水検知装置の二次側の分岐管に閉鎖型スプリンクラーヘッドを接続したことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  5. 請求項1記載のスプリンクラー消火設備に於いて、前記湿式流水検知装置の二次側に設置した前記別の流水検知装置は湿式の流水検知装置であり、該湿式流水検知装置の二次側の分岐管に、少なくとも火災感知器による火災検出で開放作動する一斉開放弁を介して開放型スプリンクラーヘッドを接続したことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  6. 消火ポンプからの加圧された消火用水が供給される給水本管と、該給水本管から各警戒区域毎に引き出された分岐管と、該分岐管の引出し部分に設置される湿式流水検知装置と、該湿式流水検知装置の二次側の前記分岐管に接続されたスプリンクラーヘッドとを備えたスプリンクラー消火設備に於いて、
    前記警戒区域内の特定の防護区画に設置したスプリンクラーヘッドを、前記湿式流水検知装置の二次側の前記スプリンクラーヘッドを接続した分岐管の末端に前記湿式流水検知装置と直列に接続した別の流水検知装置の二次側の分岐管に接続し、
    更に前記分岐管に接続され前記湿式流水検知装置の作動試験を行う末端試験弁と、前記別の流水検知装置より二次側の分岐管に接続され前記別の流水検知装置の作動試験を行う別の末端試験弁とを設けたことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
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