JPH0483722A - 光学素子の成形型 - Google Patents

光学素子の成形型

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JPH0483722A
JPH0483722A JP2198642A JP19864290A JPH0483722A JP H0483722 A JPH0483722 A JP H0483722A JP 2198642 A JP2198642 A JP 2198642A JP 19864290 A JP19864290 A JP 19864290A JP H0483722 A JPH0483722 A JP H0483722A
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JP
Japan
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mold
cro
sintered
forming mold
forming
Prior art date
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Pending
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JP2198642A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kawamata
川俣 健
Masahiro Katashiro
雅浩 片白
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学素子の成形型に関する。
[従来の技術] 一般に光学ガラスを加熱プレスにて所望の形状に成形し
て光学素子を製造する方法は知られていいる。このガラ
ス成形に、用いられる成形型には、耐熱性と離型性と耐
食性などが必要である。
これらの条件を満たすために、古くから金属の型基材に
クロムを混合すると有効であることは知られていた。例
えば特公昭48−20683号公報がある。この公報に
は、Feを主成分とし、Crを5〜20%、その他C,
Si、 Mn、 Goなどを混合したガラス成形用に適
した合金型が示されている。
上記成形用合金型は、合金型の最表層にCrの酸化物が
成形されるので、保護層を成形し、上記士#条件を満た
すものとなっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記成形用合金型においては、Cr以外の成分
がガラス成形工程におけるヒートショックや、ガラスか
ら発生する腐食性物質による浸食によって変質し、成形
型が劣化して使用不能となるという問題が生じていた。
このためクロム以外の成分を使わないように近年開発さ
れた酸化クロムの良質な微粉末を焼結することで緻密な
焼結体とし、成形型全体を酸化クロムで形成すると共に
成形面に充分な面精度を与えて光学素子の成形型を造る
ことができる。
ところがこの焼結体は、光学素子成形型として長期間使
用した場合には、離型性や面精度などについての、性能
低下はないが、型の周辺部が欠けるという問題が度々発
生していた。この原因は、酸化クロムという材料そのも
のの、じん性が低いために、成形時の圧力により欠ける
ものと考えられる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、長期間
使用可能な光学素子の成形型を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、酸化クロムにクロムを被覆した粒子を多数焼
結して焼結体よりなる成形型基材とし、この成形型基材
の成形面に酸化クロムを形成した光学素子の成形型であ
る。
[作用] 上記構成の光学素子の成形型の成形面を酸化クロムによ
り形成されているため、離型性、耐食性などについて十
分な性能が得られ、更に長時間の使用においても変質な
く、また成形型内部を酸化クロムで被覆した粒子を焼結
した焼結体により構成されているのでクロムと同様のし
ん性が得られるのでじん性が低く、欠けやすいという欠
点などを全面的に解消することができる。更にクロム以
外物質を含まないため、長期間に渡り成形型の変質や劣
化が起らない。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお各実施
例において、同一部材および同一構成には、同一図面を
用いて説明する。
(第1実施例) 第1図は、本発明に係る光学素子の成形型の母材の構成
を示す説明図である。第2図は、第1図に示す母材を用
いて構成された成形型の正面よりの断面図である。
第1図に示すように、粒径1um以下の酸化クロム粉末
1の外周にクロム2を被覆して粒子3が形成されている
上記粒子3の多数個を大気中にてホットプレス法により
焼結させて、直径中5″′八厚さ6′″への焼結体4(
タブレット)を構成する。
上記焼結体4を所定の直径、厚さに粗研削加工をしたの
ち、更に焼結体4の成形面5に精研削および研磨加工を
施し、最終レンズ面形状に対応した形状に形成して、光
学素子の成形用型基材7が構成される。
上記光学素子成形型7と酸化クロム微粉末をそのまま焼
結した成形型7を用いて、SF系(S1O□PbO系)
ガラスの光学素子を成形して比較したところ、上記本発
明の実施例による成形型においては、10,000シヨ
ツトの成形を行っても成形の品質または成形型に欠陥は
見当たらなかった。これに対し、上記従来技術による成
形型においては、1.000ショット程度より成形型の
外周に欠けが発生し始め、3,000シヨツト経過後に
は、全周縁辺が欠けてしまった。
以上本実施例によれば、焼結法として、大気中でのホッ
トプレス法を用いているので、極めて緻密な焼結体を得
ることができる。また焼結体の表面には焼結時に酸化層
ができるため、焼結後に別途熱処理などをおこなう必要
がなく工程を短縮できるなど品質面、原価面において優
れている。
(第2実施例) 第1図に示すように、粒径1μm以下の酸化クロム1の
外周に、クロム2を被覆した粒子3を多数形成して熱間
静水圧プレスにより押圧して仮焼結し、直径16″′八
厚さ2ffl/、nの表材(Cr−Cr0仮焼結素材)
4を構成する。
予め別工程にて所定形状に仮焼結したi−0系の材料か
らなる成形型基材8に対し、上記(:r−CrO仮焼結
素材(体)4とを合わせて熱間静水圧プレス法により本
焼結を行う。即ちCr−Cr0系材料4と1−0系材料
8とが焼結接合された一体焼結型7が構成される。
上記工程において、成形型の全てをCr−Cr0系材料
4で作成しなかった理由としては、第2図に示すように
Cr−Cr0系焼結体4の体積が太き(なると完全に均
質で緻密な焼結体が得られに(くなり、成形型の成形面
にクラックまたはボアなどの欠陥が生じやすくなるとい
うことと、また、成形面およびその近傍以外は安価なセ
ラミックス材を用いても必要な性能が十分に得られるこ
とと、原価も下がるためとである。
上記のようにして構成された一体焼結型の成形面を所望
の形状に粗研削加工し、そののち電気炉にて大気中60
0℃で5時間加熱する。この熱処理によりCr−Cr0
系焼結体の表面は、全て安定した酸化クロムによって覆
われる。続いて焼結体4の成形面5に精研削または研削
加工を施し、所望の形状に成形して、光学素子成形型7
が構成される。
上記光学素子成形型7を用いてLaK系(La203−
B203系)ガラスの光学素子を成形したところ10、
000シヨツトの成形を行っても成形された成形品の品
質や成形型7には、欠陥は見当たらなかった。
なお、上記本実施例において、成形型の成形面に酸化層
を形成するために、電気炉にて加熱したが必ずしもこの
加熱手段に限るものではな(、例えば成形面を所望の形
状に加工したのちに、成形型を光学素子成形装置にセッ
トした状態で大気中で加熱して表面に酸化層を形成させ
るようにしてもよい。
以上の構成による本実施例によれば、焼結法として熱間
静水圧プレス法を用いて焼結を行ったので、異方性がな
(緻密で欠陥が少なく、極めて機械的強度の高い焼結体
が安定して製造できる。また成形型をCr−Cro系材
料と安価なi−0系材料を焼結接合して製作したので成
形型母材の原価が下がり、成形品の歩留まりも向上する
などの利点がある。
[発明の効果] 上記構成による本発明によれば、成形型の成形表面が酸
化クロムにより形成されているため、成形作業を長時間
行っても成形された成形品の品質または、成形型に欠陥
は生じない。また成形型の内部に、酸化クロムにクロム
を被覆した粒子を焼結した焼結体に構成したので、じん
性が高く欠けが激減した。更に酸化クロムとクロム以外
の物質を含まないので、長時間の成形を行っても腐食性
物質による成形型の変質や劣化が生じていないなど多く
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る光学素子の粒子の構成を示す説
明図。 第2図は、第1図に示す母材を用いて構成された成形型
の第1実施例の断面図。 l・・・酸化クロム 2・・・クロム被膜 3・・・粒子 4・・・Cr−Cr0系焼結体 5・・・成形面 7・・・成形型 8・・・Aρ−〇系焼結体 □i N 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化クロムにクロムを被覆した粒子と、この粒子
    を焼結した焼結体よりなる成形型基材の成形面を酸化ク
    ロムに形成したことを特徴とする光学素子の成形型。
JP2198642A 1990-06-11 1990-07-26 光学素子の成形型 Pending JPH0483722A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2198642A JPH0483722A (ja) 1990-07-26 1990-07-26 光学素子の成形型
KR1019910009519A KR100212095B1 (ko) 1990-06-11 1991-06-10 반도체장치

Applications Claiming Priority (1)

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JP2198642A JPH0483722A (ja) 1990-07-26 1990-07-26 光学素子の成形型

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ID=16394609

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