JPH048331A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は床用吸込具を連結パイプを介して取付けた吸込
ホースを、掃除機本体に接続した状態で簡易収納できる
ようにした電気掃除機に関する。

（ロ）従来の技術 本発明に先行する技術として、例えば実開昭６０−１２
３１５５号公報や、特開昭６２−２３６５２３号公報に
は、床用吸込具を連結パイプを介して取付けた吸込ホー
スを、掃除機本体に接続した状態で簡易収納するように
しだ電気掃除機が示されている。しかし乍ら実開昭６０
−１２３１５５号公報に示される電気掃除機は、簡易収
納時に、連結パイプを略垂直状に立てかけているので、
安定側が悪く、連結パイプが倒れやすく、全体が転倒し
やすい欠点がある。一方、特開昭６２−２３６５２３号
公報に示される電気掃除機は、簡易収納時に連結パイプ
を傾斜させて保持しているものの、起倒自在な把手を起
立させてその把手に連結パイプを保持しているので、安
定性が悪く、また、把手の強度も強くする必要がある。

（ハ〉　発明が解決しようとする課題 本発明は、吸込ホース、連結パイプ、床用吸込具を接続
状態のまま掃除機本体に保持して簡易収納するようにし
た電気掃除機において、簡単な構成で接続パイプを安定
性良く保持し、以て簡易収納時に転倒しないようにした
電気掃除機を得ることを目的としている。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の電気掃除機は、吸込ホース、連結パイブ、床用
吸込具を接続状態のまま掃除機本体に保持するものにお
いて、前記掃除機本体の上部に、前記連結パイプを保持
する保持部及び前記連結パイプを傾斜状に支持する傾斜
状溝部を有したことを特徴としている。

（ホ）作　用 上記構成により、簡易収納時において、吸込ホースを接
続した連結パイプは、掃除機本体の上部の保持部で保持
して支えられ、且つ傾斜状溝部により左右方向に移動す
ることなく傾斜状に支持される。連結パイプは傾斜状に
支持されるので使用開始時に取り出しやすく、また重心
が低くなると共に傾斜状溝部に支持しているので、掃除
機本体の左右方向に外れることもなく、従って連結パイ
プは安定性良く保持され、簡易収納時に掃除機本体や連
結パイプが転倒することもない。

（へ）実施例 以下、本発明の電気掃除機を図面に示す実施例に基づい
て説明する。

（１）は前方に上面開口の集塵室を、後方に電動送風機
（２）を、夫々配置した掃除機本体で、前記上面開口を
開閉する集塵蓋（３）を備え、前部に吸込口（４）を、
底面前部にキャスター前車輪（５）を、底面後部に後車
輪（６）を夫々備えている。

〈７）は前記掃除機本体（１）の吸込口（４）に着脱自
在に接続される吸込ホースで、可撓性のあるホース管（
８）の基端に、前記吸込口（４）へ挿入接続する吸込口
接続筒（９）を、先端に曲がり管（１０）を夫々備えて
いる。

（１１）は床用吸込具、り１２）は前記吸込ホース（７
）の曲がり管（１０）と前記床用吸込具（１１）とを連
結する連結パイプである。

（１３）は前記連結パイプ（１２）に取り付けられる係
合体で、該係合体（１３）はポリプロピレン等の弾性を
有する合成樹脂から形成されており、前記連結パイプ（
１２）を嵌込固着する取付環部（１４〉と該取付環部（
１４）の側部に形成された嵌合用突部（１５）とからな
っている。

（１６）は前記掃除機本体（１）の上部後面に形成され
た連結パイプ（１２）の保持部としての係合凹所、（１
７）は該係合凹所（１６）に連続して前記掃除機本体（
１）の上部後面から後面側面部にわたって凹設して形成
された傾斜状溝部で、該溝部（１７）は第４図に示すよ
うに前記連結パイプク１２）の外径と路間し溝幅で断面
Ｕ字型に形成されている。

而して電気掃除機は床用吸込具（１１）を連結パイプ（
１２）を介して取り付けた吸込ホース（７）の吸込口接
続Ｍ（９）を掃除機本体（１）の吸込口（４）に接続し
て使用する。

一方、電気掃除機の不使用時には吸込ホース（７）を掃
除機本体（１）に接続した状態のままで、連結パイプ（
１２）を傾斜状溝部（１７）に嵌め込みながら係合体（
１３〉の嵌合用突部（１５〉を保持部としての係合凹所
（１６）に嵌合すると、連結パイプ（１２）は、嵌合用
突部（１５）と係合凹所（１６）との嵌合保持により支
えられ且つ傾斜状溝部（１７）により左右方向に移動す
ることなく傾斜状に支持されて、床用吸込具（１１）を
床面に載置した状態で簡易収納される。

これにより、連結パイプ（１２）は掃除機本体（１）に
傾斜状に支持されるので、使用開始時に取り出しやすく
、また重心が低くなると共に連結パイプ（１２）が掃除
機本体（１）の左右方向に外れることもなく、従って連
結パイプ（１２）は安定性良く保持され、さらに簡易収
納時の高さが、連結パイプ（１２）を略垂直状に立てか
ける場合に比較して、低くなるので、掃除機本体（１）
や連結パイプ（１２）が転倒することもなく、安定性の
よい簡易収納ができる。

（ト）発明の効果 本発明の電気掃除機は以上の如く構成しているので、連
結パイプを掃除機本体の傾斜状溝部に支持して係合体を
掃除機本体の保持部に保持するだけで、連結パイプを傾
斜状に支持して簡易収納ができる。

そしてこの簡易収納時に、連結パイプは傾斜状に、安定
性よく支持されるので全体の高さも低くなり且つ低重心
となるので、掃除機本体や連結パイプが転倒することも
なく、安定性のよい簡易収納ができると共に、使用開始
時に連結パイプが取り出しやすく、使用し易い電気掃除
機を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明電気掃除機に関し、第１図は簡易収
納状態の側面図、第２図は同平面図、第３図は同掃除機
本体の一部切欠側面図、第４図は第２図Ｘ−Ｘ断面要部
図、第５図は使用状態の側面図、第６図は係合体の斜視
図である。 （１）・・・掃除機本体、（７）・・・吸込ホース、（
１２）・・・連結パイプ、（１３）・・・係合体、〈１
５）・・・嵌合用突部、〈１６〉・・・係合凹所、（１
７）・・・傾斜状溝部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸込ホース、連結パイプ、床用吸込具を接続状態
   のまま掃除機本体に保持するものにおいて、前記掃除機
   本体の上部に、前記連結パイプを保持する保持部及び前
   記連結パイプを傾斜状に支持する傾斜状溝部を有したこ
   とを特徴とする電気掃除機。