JPH0482981A - 蓄光性繊維及び布帛 - Google Patents

蓄光性繊維及び布帛

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JPH0482981A
JPH0482981A JP18872390A JP18872390A JPH0482981A JP H0482981 A JPH0482981 A JP H0482981A JP 18872390 A JP18872390 A JP 18872390A JP 18872390 A JP18872390 A JP 18872390A JP H0482981 A JPH0482981 A JP H0482981A
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JP
Japan
Prior art keywords
cotton
fiber
fabric
luminescent
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP18872390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Murai
村井 勝明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は残光による暗所又は夜間消灯後の暗闇中の中に
おいても繊維製品類に暫時残光によってその形態、デザ
インや模様等が確認されて、それらの繊維製品類の使用
者の新しい感性に訴えることが可能々蓄光性繊維を使用
した繊維製品及び蓄光性繊維の綿を使用した繊維製品に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、繊維布帛は難燃性、抗菌性、防臭性、保温性等の
繊維の機能を重視する製品用として好んで製造され、捷
た使用されてきた1゜しかしながら、近年一般の消費者
が新しい感性を求める傾向が強くなった。その消費者の
要望を満たす一つの試みとして、従来寝具類例えばフト
ンに螢光塗料等の暗闇で光る物質を塗布した考案(実間
1i362−10246号)やベツドを構成するマツト
レス装置の玉縁の芯材あるいはこの芯材を巻装するテー
プ等に蓄光性螢光顔料を含浸せしめることによって、暗
所で上記のベツドを確実に認識することができるマツト
レス装置の考案(実開昭56−42162号)がある。
上記両考案は共に何隻使用者の美意識に訴えることなく
、単にフトン又はマツトレス等に螢光塗料を塗布して夜
間暗闇中でフトンの配置を識別したり、暗所でベツドを
確実に識別して安全性を確保するためのものであるにす
ぎない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記に鑑み繊維製品の形態、模様、色、柄など
のデザイン等と一体化した繊維製品に蓄光性を付与せし
めることによって、明るい場所におけると同様に、否そ
れよりも増して少時間の間、例えば蓄光性を付与せしめ
た繊維製品の使用者が暗闇時においても、残光によって
約30分間位、好適には10〜20分間位淡い光による
色、柄、模様などのデザインとしての視覚に新たな感性
を与え得る蓄光性繊維布帛及び綿を使用した繊維製品を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、その第1は亜鉛
系蓄光性螢光物質を捺染糊中に混入し、印捺して製造さ
れてなる蓄光性繊維製品用布帛であり、その第2は合成
繊維製造用紡糸原液中に亜鉛系蓄光性螢光物質を添加し
て製造されたファイバーを切断して綿として使用するか
、又は従来の合成繊維の綿及び/又は天然繊維の綿と混
綿して使用する蓄光性繊維であり、その第3は上記第1
に記載した蓄光性繊維布帛を使用して縫製するか、又は
模様、柄部分等に部分的に使用して縫製した掛ブトン、
敷ブトンの側地、又バカバー、枕地、クッション地、カ
ーペット、玄関用マット、テーブルのセンタークロス、
カーテン、布製スリッパ、靴の中敷、電気スタンドカバ
ー、救命胴衣、救命具又は水着であり、その第4は上記
第2記載の蓄光性繊維の綿又は従来の合成繊維の綿及び
/又は天然繊維の綿と混綿した綿を中綿として使用した
フトン、座ブトン又はクッションを提供するものである
上記本発明の蓄光性繊維綿又は該綿と従来の合成繊維の
綿及び/又は天然繊維の綿との混綿を使用する場合例え
ばフトン類の場合、中入綿の表層部に使用することによ
って、フトン生地を通しての残光であるため、フトン生
地に直接蓄光性を付与した場合よりも、ぼかされた淡い
残光となるものの直接見る場合とは異なり、フトン生地
の模様、色などのデザインを残光を通して視覚に訴え得
られる優雅な感性が得られる。
本発明の捺染糊中又は合成繊維の原液中に添加されるZ
n系蓄光性螢光物質としては、硫化亜鉛系螢光物質で例
えばZnSに活性体としてCuを添加した蓄光性螢光物
質(ZnS/Cuと記載する)やその他のZnS/Cu
、AI!、Zn S/Mn 、Zn S/As 。
Zn S/Au、 Agl AIなどがあり、その中で
もZnS/Cuが好適である。その使用量は捺染糊中に
捺染糊に対して1〜30容量%、好適には10〜25容
量%添加する。
本発明に使用の合成繊維としてはポリエステル、ポリア
ミド(ナイロン)、アクリル、ポリプロピレン、塩化ビ
ニル繊維等がある。湿式紡糸で製造されるアクリル繊維
以外は溶融紡糸によってファイバーが紡出される。
〔作用〕
本発明をフトン側地、フトン力バー、枕地等の寝具類の
表生地として、所望の模様、柄等のデザイン等に印捺し
て製造された捺染布帛を全部に又は該寝具類の一部に部
分的に縫製して使用した場合は暗闇中の残光が、Zn先
糸蓄光螢光顔料の種類、捺染布巾の量、暗闇中の残光の
明るさによって異るが、蓄光能力として暗闇中の残光時
間は長くて30分間位、通常は5分〜10分間位に調節
すると好適である。フトン、枕などの寝具の場合は上記
程度の時間の場合は決して睡眠の妨げとなることはない
。またフトン等の中入綿に本発明の蓄光性螢光顔料を紡
糸時に添加されたファイバーよりの綿を使用した場合は
、フトン生地を透しての残光の輝度であるため、フトン
生地の障害物の分だけ輝度が低くなり、間接的なぼかさ
れた淡い残光となり、直接的の場合とは異った感性を与
え、むしろ優雅である。
クッション、フトン等の場合本発明の綿を使用し、更に
」1記の本発明の蓄光性螢光顔料を含有した捺染布帛を
使用することも勿論可能である。
〔実施例〕
次に実施例によって本発明を説明する。
通常の捺染糊中にZn基糸蓄光螢光顔料としてZnS/
Cuの平均粒度20声のもの〔根本特殊化学株式会社製
、蓄光顔Ft Cタイプ、GSS )を使用〕を添加し
て本発明の蓄光性繊維布帛を製造してさ2m、照明時間
3分間とした。測定結果を第1表に示した。
第  1 表 注※ 光を遮断した部屋で、光を遮断後肉眼で鮮明に見
える時間。
次に図面によって本発明を説明する。
第1図は本発明の捺染布帛を使用した洋風掛フトンの一
実施例の表面図で、生地(1)における本発明の蓄光性
の印捺模様部分(2)を示す。第2図は本発明の布帛を
使用したこたつ掛はフトンの一実施例の表面図で蓄光性
のある印捺模様(2)の部分を示した。
第3図(6)は本発明の中入綿を使用したフトンの一実
施例の斜視図、同(6)は(5)の本発明によって製造
された中入綿の状態を示すもので、中入綿の表層部分の
みに本発明の蓄光性合成繊維綿(6)を使用し、表層部
以下の下層部分には通常の合成繊維綿(6)を使用した
。(1)+ +3+、 (41はそれぞれ生地部分を示
す。(7)は模様部分である。表層部の綿の残光によっ
てフトン全体が淡い光を放ち、模様部分(7)は特に鮮
明な残光を放っている。
〔発明の効果〕
本発明の効果を纏めると下記の通りである。
本発明の蓄光性捺染布帛を使用して製造された繊維製品
は例えば従来の繊維製品の難燃、抗菌、防臭、保温性等
のほかに更に蓄光性の機能が付与さ扛、そのために例え
ば寝具等に使用した場合、消灯後の短い時間フトン等の
形態、模様、色等のデザインが残光によって暗闇の中で
本発明の布帛で作成された製品の使用者に新しい視覚的
感性を附与する商品を提供することができる。また本発
明によって製造されたフトン綿を使用したフトン生地は
、生地を通して放つ淡い残光によって使用者にフトン生
地の色、模様等のデザインの優雅な感性を与え、就寝時
に睡眠を妨げることがない。また本発明の蓄光性布帛を
使用した玄関用マット、テーブルセンタークロス、カー
テン、カーペット、布製スリッパ、靴の中敷、電気スタ
ンドのカバーは消灯後の暗闇の中で、暫時、残光があり
、使用上、整理上。
安全上に著しく便利であると共に独特の魅力がある。更
に救命胴衣、救命具、水着等に本発明の蓄光性布帛を使
用すると、日没後の残光の中で微光を放ち、使用者の存
在の認識を高める効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の捺染布帛を生地に使用した洋風掛ブト
ンの一実施例の表面図、第2図は本発明の捺染布帛を生
地に使用したこたつ掛はフトン、第3図(8)はフトン
の中入綿の表層部にのみ本発明の中入綿を使用した一実
施例の斜視図、同(ロ)はフトンの内部の本発明の蓄光
性中入綿の部分を示すフ トンの断面図である。 1、3.4.  本発明を使用した捺染布帛の生地部分
2、洋風掛フトンの模様部分 5、掛フトンの本発明の蓄光性中入綿を使用した表層部
分 6、掛フトンの通常の中入綿を使用した表層以外の下部 7、掛フトンの中入綿の残光によって見られる生地の模
様部分 8、こたつ掛はフトンの捺染模様部分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、亜鉛系蓄光性螢光物質を捺染糊中に混入し、印捺し
    て製造されてなることを特徴とする蓄光性繊維製品用繊
    維布帛。 2、合成繊維製造用紡糸原液中に亜鉛系蓄光性螢光物質
    を添加して製造されたファイバーを切断して綿として使
    用するか、又は従来の合成繊維の綿及び/又は天然繊維
    の綿と混綿して使用することを特徴とする蓄光性繊維。 3、請求項1記載の蓄光性繊維布帛を縫製するか、又は
    部分的に使用して縫製してなることを特徴とする掛ブト
    ン、敷ブトンの側地、カバー、枕地、クッション地、カ
    ーペット、玄関用マット、テーブルのセンタークロス、
    カーテン、布製スリツパ、靴の中敷、電気スタンドカバ
    ー、救命胴衣、救命具又は水着。 4、請求項2記載の蓄光性繊維の綿、又は従来の合成繊
    維の綿及び/又は天然繊維の綿と混綿をした綿中綿とし
    て使用することを特徴とするフトン、座ブトン又はクッ
    ション。
JP18872390A 1990-07-16 1990-07-16 蓄光性繊維及び布帛 Pending JPH0482981A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792911A (ja) * 1992-12-17 1995-04-07 Satake:Kk 識別体および識別方法
CN1058537C (zh) * 1992-11-25 2000-11-15 阴燃纱线制品公司 生产磷光纱线的方法以及按该方法所生产的纱线
KR100438360B1 (ko) * 2001-09-13 2004-07-02 주식회사 웅천텍스텍 고내구성, 고드레이프성 축광 문양 섬유제품 및 그 제조방법

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JPH0792911A (ja) * 1992-12-17 1995-04-07 Satake:Kk 識別体および識別方法
KR100438360B1 (ko) * 2001-09-13 2004-07-02 주식회사 웅천텍스텍 고내구성, 고드레이프성 축광 문양 섬유제품 및 그 제조방법

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