JPH0482537A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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JPH0482537A
JPH0482537A JP2196858A JP19685890A JPH0482537A JP H0482537 A JPH0482537 A JP H0482537A JP 2196858 A JP2196858 A JP 2196858A JP 19685890 A JP19685890 A JP 19685890A JP H0482537 A JPH0482537 A JP H0482537A
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Katsuhiko Mitobe
勝彦 水戸部
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Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、MRイメージングにおける画像処理方法に
関し、さらに詳しくは、ハイソート法を用いたMRイメ
ージングにおいてゴーストを低減するための画像処理方
法に関する。
[従来の技術] MRイメージングにおいて、観察部位か呼吸などのため
に動くことにより、イメージ上にゴーストを生じること
がある。
このゴーストを低減する方法として、特開昭62−79
047号公報に、ハイソート法(高周波種モード)およ
びローソート法(低周波柱モード)が提案されている。
ハイソート法では、第7図および第8図に示すように、
目的FOVの例えば2倍分のビュー数のローデータを収
集する。このとき、各ビューのローデータを位相エンコ
ードパルスの大きさの順に並べると、各ビューに対応す
るモーション指数(動きの位相を表す指数)が1ビユー
毎に激しく変るようにする。得たローデータdを2DF
TLでイメージA1を得ると、そのイメージA1の中央
部分に動く部位の像(第8図中の円)が表われ、それか
ら離れたところにゴースト(第8図中の円弧)が表れる
。なお、第8図中のX印はノイズを表している。イメー
ジAIから目的FOVの部分(イメージA2)を取り出
せば、動く部位をゴーストに妨げられずに観察できるよ
うになる。
ローソート法では、第9図および第10図に示すように
、目的FOV分のビュー数のローデータを収集する。こ
のとき、各ビューのローデータを位相エンコードパルス
の大きさの順に並べると、各ビューに対応するモーショ
ン指数の1ビユー毎の変化が小さくなるようにする。得
たローデータgを2DFTしてイメージGを得ると、そ
のイメージGの中央部分に動く部位の像(第10図中の
円)が表われ、その周辺にゴースト(第10図中の円弧
)が表われる。なお、第10図中のX印はノイズを表し
ている。このため、動く部位から離れた部位をゴースト
に妨げられずに観察できるようになる。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、ハイソート法は、動く部位をゴーストに
妨げられずに観察したい場合に用いられるか、理論上の
動きと実際の動きは異なるため、動く部位の像からゴー
ストか良好に分離されず、イメージA2上にゴーストが
残る問題点かある。
そこで、この発明の目的は、ハイソート法により収集し
たローデータからゴーストの少ないイメージを生成する
ための画像処理方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1の観点では、この発明は、ハイソート法により目的
FOVの2倍分以上のビュー数のローデータを収集する
ローデータ収集ステップと、前記ローデータより目的F
OVのイメージAを再構成する第1のイメージ生成ステ
ップと、前記ローデータを位相エンコードパルスの大き
さの順に並べたときの奇数番目または偶数番目のローデ
ータを取り出すローデータ取出ステップと、前記取り出
したローデータより目的FOVのイメージBを再構成す
る第2のイメージ生成ステップと、前記イメージ八と前
記イメージBの積から新たなイメージCを生成する積イ
メージ生成ステップとを有することを特徴とするMRイ
メージングにおける画像処理方法を提供する。
第2の観点では、この発明は、ハイソート法により目的
FOVの2倍分以上のビュー数のローデータを収集する
ローデータ収集ステップと、前記ローデータより目的F
OVのイメージAを再構成する第1のイメージ生成ステ
ップと、前記ローブ−タラ位相エンコードパルスの大き
さの順に並べたときの奇数番目または偶数番目のローデ
ータを取り出すローデータ取出ステップと、前記取り出
したローデータより目的FOVのイメージBを再構成す
る第2のイメージ生成ステップと、前記イメージAと前
記イメージBとから、 Em=pmIIA+qm@B (m =1.2.・・・、N pm、qmは実数、 pmとpm−1は符号が反対、 qmとqm−1は符号が反対、 p m十q m =W(m)で、W(m)はそのフーリ
エ変換が中央付近のみに値をもつ関数) によりN枚のイメージEmを作成する重み付けステップ
と、前記N枚のイメージEmの対応するデータ間でフー
リエ変換を行ってイメージHjを作成し、その中央のイ
メージHOを新たなイメージとする中央イメージ生成ス
テップとを有することを特徴とするMRイメージングに
おける画像処理方法を提供する。
[作用] 上記第1の観点によるこの発明の画像処理方法では、ハ
イソート法により収集したローデータを位相エンコード
パルスの大きさの順に並べたときの奇数番目または偶数
番目のローデータを取り出すが、この取り出したローデ
ータにおけるビューとモーション指数の関係は、ローソ
ート法におけるビューとモーション指数の関係に近似し
ている。
そこで、前記取り出したローデータより目的FOVのイ
メージBを再構成すると、そのイメージBは、ローソー
ト法で得られるイメージのように、動く部位の像の近傍
にゴーストが集っている。
一方、ハイソート法により得たイメージAでは、先述の
ように、動く部位の像からゴーストが離れている。
そこで、イメージAとイメージBの積イメージCを取れ
ば、実体のある部位の像は同じ場所にあるために影響を
受けないが、ゴーストは表われる場所が違うためにキャ
ンセルされる。従って、よりゴーストを低減したイメー
ジが得られる。
第2の観点による画像処理方法では、前記イメージ八と
前記イメージBとに所定の係数qm、  pmを乗算し
て新たなイメージEmを作る。そして、N枚のイメージ
Emの対応するデータ間でフーリエ変換を行う。
ところで、ゴーストはイメージAとイメージBの異なる
場所に表われるから、係数pmがゴーストに乗算された
項と、係数qI11がゴーストに乗算された項とが同時
に表われることはなく、一方のみが表われる。ところが
、係数pm、qmは、隣接するイメージEm間では激し
く変動するように定義されているから、フーリエ変換し
た後のイメージHjでは、ゴーストは、中央から離れて
表われる。
一方、実体のある部位の像はイメージAとイメジBの同
じ場所に表われるから、係数pmが実体のある部位の像
に乗算された項と、係数qmが実体のある部位の像に乗
算された項とが同時に表われる。つまり、実体のある部
位の像については、係数pmと係数qI11の和のフー
リエ変換が行われることになる。この係数pmと係数q
mの和のフーリエ変換は中央付近のみに値を持つように
定義されているから、フーリエ変換した後のイメージH
jでは、実体のある部位の像は、中央に集中して表われ
る。
従って、N枚のイメージEmのフーリエ変換後のイメー
ジHjの中央のイメージHOをとれば、よりゴーストを
低減したイメージを得られる。
[実施例] 以下、図に示す実施例に基づいてこの発明をさらに詳細
に説明する。なお、これによりこの発明が限定されるも
のではない。
第6図は、この発明のMRイメージングにおける画像処
理方法を実施するMRI装置1を示すブロック図である
計算機2は、操作卓13からの指示に基づき、全体の作
動を制御する。
シーケンスコントローラ3は、記憶しているシ−ケンス
に基づいて、磁場駆動回路4を作動させ、マグネットア
センブリ5の静磁場コイル、勾配磁場コイルで静磁場、
勾配磁場を発生させる。また、ゲート変調回路7を制御
し、RF発振回路6で発生したRF倍信号変調して、R
F電力増幅器8からマグネットアセンブリ5の送信コイ
ルに加える。
マグネットアセンブリ5の受信コイルで得られたNMR
信号は、前置増幅器9を介して位相検波器lOに入力さ
れ、さらにAD変換器11を介して計算器2に入力され
る。
計算機2は、AD変換器11から得たNMR信号のデー
タに基づき、イメージを再構成し、表示装置12で表示
する。
この発明のMRイメージングにおける画像処理方法は、
計算機2およびシーケンスコントローラ3に記憶された
手順により実施される。
第1図は、この発明のMRイメージングにおける画像処
理方法の第1実施例のフロー図である。
ステップS1では、ハイソート法により目的FOVの2
倍分のビュー数のローデータを収集し、位相エンコーデ
ィングパルスの大きさの順に並べる。そのローデータを
dとする。
ステップS2で、前記ローデータdを2DFTして、イ
メージAIを得る。
ステップS3では、中央の目的FOV部分を取り出し、
イメージA2を得る。
上記ステップ81〜S3は、従来公知の処理であり、こ
れにより得られるイメージA2には、第2図に示すよう
に、動く部位の像(第2図の円)と、それから離れた場
所にゴースト(第2図の円弧)がある。また、ノイズ(
第2図の×印)がある。
ステップS4では、ローデータdの奇数番目のビューの
ローデータを集める。これをローデータdoとする。
ステップS5では、前記ローデータdOを、2DFTし
て、イメージB1を得る。前記ステップS4で選んだロ
ーデータdoは、各ビューの位相エンコーディングパル
スの大きさとモーション指数の関係が、ローソート法に
おける関係に近似しているため、前記イメージBlは、
ローソート法によるイメージと近似したものとなる。す
なわち、第2図に示すように、動く部位の像の近傍にゴ
ーストが集っている。
ステップS6では、前記イメージA2とイメージBlの
積を計算する。イメージA2.Blは複素数イメージで
あるから、A2と、旧の複素共役の積を演算する。イメ
ージA2とイメージBlとにおいて、実体のある部位の
像は同し位置に表われるが、ゴーストは動く部位の像が
ら離れた場所または動く部位の像の近傍のどちらかに表
われる。そこで、上記積演算を行えば、実体のある部位
の像については位相がキャンセルされて値が正実となる
が、ゴーストおよびノイズについては正実にならない。
このため、上記積演算の結果のリアルパートの正の値の
み取り出し、他は0にしてイメージC1を得ると、第2
図に示すように、実体のある部位の像が残り、ゴースト
およびノイズが殆ど消去されたイメージとなる。
ステップ87〜ステツプs9は、上記ステップ84〜ス
テツプS6と同様の処理により、ローデータdの偶数番
目のビューのローデータdoがらイメージC2を得るも
のである。
ステップSIOは、ゴーストやノイズをさらに除去する
ための処理であり、イメージc1と02の平均の平方根
を取り、イメージDを得る。平均は、算術平均でもよい
し、幾何平均でもよい。
般的には、幾何平均の方が、効果か大きい。イメージは
、絶対値を表示するため、平方根をとる。
以上の第1実施例により得られるイメージDは、従来に
比べてゴーストやノイズの少ないイメージである。
なお、偶数番目のビューのローデータを集めたローデー
タdoは1/2ピクセル分だけローデータがビュ一方向
にシフトすることになるので、それによる−次の位相変
化をキャンセルするようにイメージに対して位相補正し
、イメージB2を得る必要がある。
また、イメージA2とイメージBlとが、全体として信
号強度が異なる場合があるので、その場合には一方を定
数倍することにより信号強度をバランスさせる必要があ
る。イメージA2とイメージB2についても同様である
次に、第3図は、この発明のMRイメージングにおける
画像処理方法の第2実施例のフロー図である。
ステップ81〜ステップS3.ステップS4およびステ
ップS5.ステップS7およびステップS8は、上記第
1実施例における対応するステップと同じ処理である。
ステップT1では、イメージA2に係数pmを乗算し、
イメージB1に係数qmを乗算し、これらを加算して、
イメージEmを得る。これをm=1、・・・、Nについ
て行い、N枚のイメージを得る。
すなわち、 Em=pm−A2 +qm・Bl (m=1. ・・・、N) pm、qmは次の条件を満足するように定める。
■bm、qmは実数である。
■pm+qm−W (m) W(m)は、そのフーリエ変換が中央付近のみに値を持
つような関数である。例えば、定数や。
三角関数がある。
■pmとpm−1は符号が反対である。
qmとqm−1は符号が反対である。
例えば、N=8、W(m)=1の場合は、第4図に示す
ように係数pm、qmを選ぶことが出来る。
ステップT2では、N枚のイメージEmの対応部分をそ
れぞれフーリエ変換し、イメージHjを生成する。第5
図はこの状態を概念的に表わしたものである。ゴースト
については、係数pm、  qmが単独で乗算されるた
め、フーリエ変換されることによりナイキスト周波数付
近に大きなパワーを持つことになる。そこで、中央から
離れたイメージ上に表われる。一方、実体のある部位の
像については、係数pm、qmが同時に乗算されるが、
pm+qm=1であるから、中央のイメージHO上に表
われることになる。
ステップT3では、中央のイメージHOを取り出す。
これにより、ゴーストやノイズの少ないイメージが得ら
れることになる。
ステップ81〜ステツプT6は、ローデータdの偶数番
目のビューのローデータdeを用いる以外は前記ステッ
プT1−ステップT3と同様の処理である。
なお、イメージHOまたはイメージROのいずれか一方
を生成するだけでもよいが、これら両イメージHO,R
Oに対して前記第1実施例のステップS6の処理を適用
すれば、さらにゴーストやノイズを低減したイメージを
得ることが出来る。
この場合、先述した位相補正をイメージROに施す必要
はない。
[発明の効果コ この発明のMRイメージングにおける画像処理方法によ
れば、ハイソート法によるイメージに残っていたゴース
トやノイズも除去され、高品質のイメージを得られるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のMRイメージングにおける画像処理
方法の第1実施例のフロー図、第2図は第1実施例の結
果として得られるローデータおよびイメージの概念図、
第3図はこの発明のMRイメージングにおける画像処理
方法の第2実施例のフロー図、第4図は第2実施例にお
ける係数pmqmの具体例の概念図、第5図は第2実施
例の結果として得られるイメージの概念図、第6図はこ
の発明のMRイメージングにおける画像処理方法を実施
するMRI装置の一例のブロック図、第7図はハイソー
ト法のフロー図、第8図は)1イソート法を概念的に示
す説明図、第9図はローソート法のフロー図、第10図
はローソート法を概念的に示す説明図である。 (符号の説明) 1・・・MHI装置 2・・・計算機 3・・・シーケンスコントローラ d・・・ハイソート法により得たローデータdo・・・
奇数番目のビューを集めたローデータde・・・偶数番
目のビューを集めたローデータA2・・・ハイソート法
によるイメージB1・・・ローデータdOから得たイメ
ージB2・・・ローデータdeから得たイメージCI、
C2・・・積のイメージ Em・・・重み付けして得られたイメージHj、 Rj
・・・イメージEm、Kmをフーリエ変換して得たイメ
ージ Ho、Ro・・・中央のイメージ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハイソート法により目的FOVの2倍分以上のビュ
    ー数のローデータを収集するローデータ収集ステップと
    、 前記ローデータより目的FOVのイメージ Aを再構成する第1のイメージ生成ステップと、 前記ローデータを位相エンコードパルスの 大きさの順に並べたときの奇数番目または偶数番目のロ
    ーデータを取り出すローデータ取出ステップと、 前記取り出したローデータより目的FOV のイメージBを再構成する第2のイメージ生成ステップ
    と、 前記イメージAと前記イメージBの積から 新たなイメージCを生成する積イメージ生成ステップと を有することを特徴とするMRイメージングにおける画
    像処理方法。 2、ハイソート法により目的FOVの2倍分以上のビュ
    ー数のローデータを収集するローデータ収集ステップと
    、 前記ローデータより目的FOVのイメージ Aを再構成する第1のイメージ生成ステップと、 前記ローデータを位相エンコードパルスの 大きさの順に並べたときの奇数番目または偶数番目のロ
    ーデータを取り出すローデータ取出ステップと、 前記取り出したローデータより目的FOV のイメージBを再構成する第2のイメージ生成ステップ
    と、 前記イメージAと前記イメージBとから、 Em=pm・A+qm・B (m=1、2、・・・、N pm、qmは実数、 pmとpm−1は符号が反対、 qmとqm−1は符号が反対、 pm+qm=W(m)で、W(m)はそのフーリエ変換
    が中央付近のみに値をもつ関数) よりN枚のイメージEmを作成する重み付けステップと
    、 前記N枚のイメージEmの対応するデータ 間でフーリエ変換を行ってイメージHjを作成し、その
    中央のイメージH0を新たなイメージとする中央イメー
    ジ生成ステップと を有することを特徴とするMRイメージングにおける画
    像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160344A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴画像生成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160344A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置および磁気共鳴画像生成方法

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