JPH048234A - 植物栽培容器 - Google Patents

植物栽培容器

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JPH048234A
JPH048234A JP10655590A JP10655590A JPH048234A JP H048234 A JPH048234 A JP H048234A JP 10655590 A JP10655590 A JP 10655590A JP 10655590 A JP10655590 A JP 10655590A JP H048234 A JPH048234 A JP H048234A
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water
container
fertilizer
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plant cultivation
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Sanai Fujita
佐内 藤田
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生ゴミ焼却灰や排材を原料の一部として利用
した植物栽培容器であって、肥料や水を頻繁に添加しな
くとも植物を栽培し得る植物栽培容器に関する。
(従来の技術) 人類が開発した近代産業、工業によって新しい文化が生
み出されているが、その反面、それに伴って自然環境に
大きな影響を与え、自然の浄化作用を越えて自然の破壊
や汚染が発生している。
人類が常に健康で文化的な生活を確保するためには、産
業の進展と共にその悪影響を取り除いて生活の発展に適
した新しい環境を作り出していく必要がある。その一番
身近な生活公害の生ゴミ焼却灰や排材の処理問題が各国
の悩みになっている。
この生ゴミ焼却灰や排材の処理問題については各国の各
関係機関等で種々研究されているが、抜本的な解決策は
見いだされていないのが現状である。
このような現況がある一方、生花や観葉植物を日常生活
に取り入れることが普及し、これら生花や観葉植物を栽
培する植物栽培容器としての鉢等の需要が増大している
。このような植物栽培容器は、陶磁器やプラスチックを
成形して製造されるのが一般的である。
しかしながら、これら植物栽培容器は、土を収容して植
物を栽培する器としての本来の用途に使用し得るが、そ
れ以外の機能は有しないものである。したがって、所定
の間隔で肥料を施し、また水を補給するという作業が必
要であり、これらの作業は極めて面倒であるばかりでな
く、例えば−定期間肥料や水を添加しない状態が生じた
場合は植物が枯れてしまうという欠点があった。また、
容器内に収容された土は日々に固くなり酸素供給が困難
になって根腐れが発生するという欠点もあった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように生ゴミ焼却灰や排材の処理が
問題となっている一方、従来の植物栽培容器は所定の間
隔で肥料、水を施す必要があり、この作業が極めて面倒
であるとともに、容器内に収容された土が固くなり酸素
供給が困難になって根腐れが発生するという欠点を解消
するためになされたもので、生ゴミ焼却灰や排材の処理
問題を解消するとともに、肥料や水を施す間隔を長くす
ることができ、また根腐れを防止することのできる植物
栽培容器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明の植物栽
培容器は、木材とプラスチックとの粉体からなる成形材
料を成形してなる通気性を有する内容器と、この内容器
を囲繞するように形成され、生ゴミ焼却灰、つなぎ助材
及びアルミナを混合し成形し焼成してなる外容器と、こ
の外容器と前記内容器とにより形成される空間部に、保
水材を充填して肥料及び水を含浸せしめることを特徴と
する。
内容器は上記本粉の有する気泡により通気、通水性を有
する成形物として形成されるので、内容器と外容器との
間に形成された空間に保水材を充填し、これに肥料及び
水を含浸させておくことにより、肥料及び水が徐々に内
容器の壁面を通過して、容器内に収容される土に供給さ
れる。
また外容器は上記組成により陶器として形成されるので
、保水材に含浸された肥料や水が外部に流出するのを防
止する作用をなす。
さらに、保水材は木材粉をプラスチックをつなぎ材とし
て例えば顆粒状に成形されるものを用いることにより、
肥料溶液や水を含浸させることができるようになってい
る。
このように、肥料や水が容器外部に流出あるいは蒸発す
るのを防止でき長期間肥料や水を補給しないでも適度の
肥料及び水が容器内の土に常時添加され、面倒な手入れ
作業をすることなく植物の栽培ができるものとなってい
る。また、上記肥料や水は内容器の壁面全体から容器内
部に供給されるので、容器内部に収容された土には常に
溶存酸素が供給され、土が固くなることはなく、したが
って根腐れを防止できる。
さらに、従来処理に困っていた生ゴミ焼却灰や排材を用
いて容器や保水材を製造するので、これらの処理問題も
解消され、生活公害の一部を解消できるとともに、安価
な植物栽培容器を提供できるものとなっている。
第1図は、本発明の植物栽培容器の縦断側面図を示すも
のである。図において、内容器1は、現在は排材として
投棄されている木材及びプラスチックを用いて製造され
る。すなわち、木材を所定の大きさの木粉にし、これに
つなぎ材及び強化材としての熱可塑性のプラスチック粉
を混合して容器に成形し、これを加熱して内容器1を得
る。このような内容器1は、木粉が有する気泡により保
水性を有し、内容器1の外側から与えられる、植物が必
要とする栄養分(肥料溶液)や水を徐々に浸透させ、容
器内の±5に常時栄養分及び水分を与える。
このようにして製造される内容器1の底部には、小穴1
aが設けられている。この小穴1aは、酸素吸入の用に
供するものであり、空間部3に充填された保水材4に含
浸された溶存酸素を取り入れ、容器に収容された±5に
供給するものである。これにより容器内に収容された±
5が固まるのを防止し、植物の発育が促進されるものと
なっている。
なお、図では複数の小穴1aを内容器1の底部に設けた
場合を示しているが、底部に限定されるものではなく、
内壁側面部に設けても良い。また、穴数や穴の大きさも
任意に設けて良い。
外客器2は、内容器1との間に所定の空間部3を形成す
るように−回り大きい容器として製造される。この外客
器2は、空間部3に充填される保水材4に含浸された肥
料や水を外部に流出させないように、防水性を有する例
えば陶器として製造される。
外客器2は、生ゴミ焼却灰、つなぎ助材及びアルミナを
後述する所定割合で混合し、加水しながら撹拌して得ら
れたものを容器状に成形し、乾燥した後焼成して製造さ
れる。
ここで用いる生ゴミ焼却灰としては、有害重金属を実質
的に含まない生ゴミ焼却灰が好ましい。
この有害重金属を実質的に含まない生ゴミ焼却圧粉は、
生ゴミ焼却圧粉から有害重金属を除いたもの、又は生ゴ
ミを焼却する際に重金属を除去しつつ焼却して得られた
焼却戻粉、例えば重金属の吸着剤の存在下に水銀、カド
ミウム、鉛、クロム等を吸着させつつ焼却して得られた
焼却戻粉である。
上記有害重金属を実質的に含まない生ゴミ焼却灰は5通
常、生ゴミ焼却灰1kg当たり、アルキル水銀0.05
mg以下、カドミウム1mg以下、鉛10mg以下、六
価クロム5mg以下であり、好ましくはこれら重金属が
検出されない焼却戻粉である。この焼却戻粉はアルカリ
性である。
つなぎ助材としては粘土質が用いられ、例えばベントナ
イト、酸性白土、活性白土、カオリン粘土、セリサイト
、パイロフィライト、耐火粘土、モンモリロナイト、ク
ロライド、等があげられる。
アルミナもつなぎ材の役目をし、添加によって、外容器
2はの強度が増大する。
上記生ゴミ焼却灰、つなぎ助材及びアルミナの量割合は
、陶器として防水の目的が達成される範囲内であればよ
い。
その割合は通常、生ゴミ焼却戻粉100重量部に対して
、粘土質15〜45重量部、好ましくは22〜38重量
部;アルミナ8〜23重量部、好ましくは11〜19重
量部である。
本発明の外客器2は上記各成分を所望の組成になるよう
に計量し混合し加水し成形し乾燥し焼成し冷却すること
によって得られる。各成分の配合割合の一態様を示すと
、例えば生ゴミ焼却灰100部(重量部、以下同じ)、
つなぎ助材30部、及びアルミナ15部があげられる。
成形体の乾燥温度、焼成温度は通常、それぞれ200℃
前後、1000〜1400℃前後である。
このようにして焼成された形成体に上薬を塗布し、防水
処理を施して外容器2が完成する。
上記空間部3に充填される保水材4も、排材として投棄
されている木材及びプラスチックを用いて製造される。
すなわち、木材を所定の大きさの木粉にし、これにつな
ぎ材としての熱可塑性のプラスチック粉を混合して顆粒
上に成形し、これを焼成して保水材4を得る。このよう
な保水材4は、木粉が有する気泡により保水性を有し、
植物が必要とする栄養分く肥料溶液)や水を十分に保持
することができるものである。
なお、保水材としては上記顆粒の外に生ゴミ焼却灰を混
合したものを用いても良い。さらに、保水性を有するた
の物質を用いても良い。
このように、植物栽培容器を内容器1と外客器2との二
重構造にし、これら内容器1と外容器2との間に形成さ
れた空間3に保水材4を充填して肥料や水を含浸させて
おき、これを内容器1の壁面全体から徐々に容器内の土
に供給するようにしたので、頻繁に肥料や水の補給をす
る必要がなく、手入れが簡単になるとともに、溶存酸素
の供給も十分に行えるので土が固くなるのを防止でき、
根腐れを防止できるものとなっている。
また、本発明は生ゴミ焼却灰や排材を利用するものであ
り、生ゴミ焼却灰や排材処理問題を解決する一つの有力
な手段となり得る。
(発明の効果) 本発明の植物栽培容器によれば、生ゴミ焼却灰や排材の
処理問題を解消するとともに、肥料や水を施す間隔を長
くすることができ、また根腐れを防止することのできる
植物栽培容器を提供することができる。
本発明の植物栽培容器は、一般の住宅・マンションで用
いることは勿論、ホテルや結婚式場、店舗等に置く生花
や観葉植物を栽培する容器として用いると非常に便利で
あり、人手をかけない長期間の栽培に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の植物栽培容器の縦断側面図である。 1・・・内容器、1a・・・小穴、2・・外容器、3・
・・空間部、4・・・保水材、5・・・土。 (実施例) 木粉とプラスチックとで構成した内容器と、陶器として
成形した外容器との間に、木粉とプラスチックとを混合
して造粒、焼成した保水材に肥料と水を含ませ′た本発
明に係る植物栽培容器と、従来の植物栽培容器とにほぼ
同寸の植物をそれぞれ植え、両者の成育状態を観察した
。 その結果、従来の容器に植えた植物は毎日欠かさず給水
しなければ萎れ、葉が黄色味を帯びてきたのに対し、本
発明に係る容器に植えた植物は約1週間給水しなくとも
青々と勢いを保っており、成育も速いことが認められた

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 木材とプラスチックとの粉体からなる成形材料を成形し
    てなる通気性を有する内容器と、この内容器を囲撓する
    ように形成され、生ゴミ焼却灰、つなぎ助材及びアルミ
    ナを混合し成形し焼成してなる外容器と、この外容器と
    前記内容器とにより形成される空間部に、保水材を充填
    して肥料及び水を含浸せしめることを特徴とする植物栽
    培容器。
JP10655590A 1990-04-24 1990-04-24 植物栽培容器 Expired - Lifetime JPH07102041B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01136901U (ja) * 1988-03-14 1989-09-19
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