JPH0481553A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

内燃機関の冷却装置

Info

Publication number
JPH0481553A
JPH0481553A JP19261790A JP19261790A JPH0481553A JP H0481553 A JPH0481553 A JP H0481553A JP 19261790 A JP19261790 A JP 19261790A JP 19261790 A JP19261790 A JP 19261790A JP H0481553 A JPH0481553 A JP H0481553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
cylinder
cylinder block
water jacket
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19261790A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kuramochi
倉持 隆之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19261790A priority Critical patent/JPH0481553A/ja
Publication of JPH0481553A publication Critical patent/JPH0481553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/1816Number of cylinders four

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の冷却装置、特にシリンダブロック
側に比してシリンダヘッド側を積極的に冷却するように
した水冷式冷却装置の改良に関する。
従来の技術 一般に、例えば自動車用内燃機関にあっては、ノッキン
グ等の異常燃焼を防止するために、シリンダヘッド側の
温度を比較的低く保ち、かつ潤滑油の粘性によるフリク
ションの低減やHCの低減を図るために、シリンダブロ
ック側の温度を比較的高く保つことが望ましい。
このため、従来からシリンダヘッド側とシリンダブロッ
ク側とを均一に冷却するのではなく、両者に積極的に温
度差を与えるようにした冷却装置が種々提供されている
その−例としては、冷却水のウォータポンプによる強制
循環を主としてシリンダヘッド側ウォータジャケット内
のみを通して行ない、シリンダブロック側ウォータジャ
ケットとシリンダヘッド側ウォータジャケットとの間で
は、両者の温度差による自然対流を行なわせるように構
成した冷却装置も提案されている(特開昭56−525
19号公報等参照)。
しかし、斯かるシリンダブロック側ウォータジャケット
とシリンダヘッド側ウォータシャケ、y t−との冷却
水間の温度差による自然対流のみとすることによってシ
リンダブロック側の冷却を抑制してシリンダ壁温を高く
保つように構成した場合は、各シリンダ壁のとりわけ燃
焼室に近い上端部の冷却性が悪化し易く、過大な熱歪や
ピストンリングの焼付等を生じる虞がある。
そこで、第9図A、Bに示すような冷却装置も提案され
ている。これはウォータポンプにより強制圧送された冷
却水を、シリンダヘッド1の一端部及び他端部に夫々形
成された冷却水導入口4及び冷却水導出口5を介してシ
リンダヘッド側ウォータジャケット3内を通流させるこ
とにより、燃焼室付近を積極的に冷却するようになって
いる。
一方、シリンダブロック2側では、−旦シリンダヘッド
側ウォータジャケット3内に流入した冷却水の一部を、
シリンダヘッド1とシリンダブロック2の接続部及び該
接続部間のガスケット6の一端部に垂直方向に穿設され
た冷却水流入ロアからその流力によりシリンダブロック
側ジャッケット8内に流入させ、ここから各気筒#1.
#2.#3、#4の各シリンダ壁9〜12の回りを通流
させて冷却した後、前記接続部及びガスケット6の他端
部に有する冷却水流出口13を通過させて冷却水導出口
5から排出するようになっている。
発明が解決しようとする課題 然し乍ら、前述のようにシリンダヘッド側ウォータジャ
ケット3内の冷却水を、冷却水流入ロアを介してシリン
ダブロック側ウォータジャケット8内に流入させる従来
例にあっては、冷却水流入ロアが単に垂直方向に開口し
ているだけであるから、該冷却水流入ロアからシリンダ
ブロック側ウォータジャケット8内に流入した冷却水は
、矢印で示すように垂直に落下して、第1気筒#1のシ
リンダ壁9付近でそのまま上下方向へ旋回すると共に、
シリンダ壁9の外周面に沿ってリターンする流れとなっ
てしまう。したがって、第1気筒#1のシリンダ壁9付
近で淀みが発生すると共に、第1気筒#1側から第4気
筒#4側へ沿って立上り傾斜状の流れが生成されてしま
う。この結果、各気筒間での冷却作用が不均一となり、
各気筒毎に燃焼状態が変化して排気性能を低下を招く。
また、特に第1気筒#1側ではシリンダ壁9の下端側ま
で冷却されてしまうので、ピストンとのフリクションが
増加し燃費の悪化を招来する一方、第2、第3気筒(#
2. #3)では燃焼室近傍の冷却性が十分に改善され
ず前述のような高温によるピストンリングの焼付き等を
生じる虞がある。
課題を解決するための手段 本発明は、前記従来の問題点に鑑みて案出されたもので
、とりわけシリンダヘッドとシリンダブロックの接続部
の一端部に有する冷却水流入口に、該冷却水流入口から
流入した冷却水を、シリンダブロック側ウォータジャケ
ット内の少な(とも上端部の略水平長手方向へ案内する
案内通路を設けたことを特徴としている。
また、前記案内通路のガイド孔を、シリンダブロック側
ウォータジャケット内のシリンダ壁の接線方向に沿って
形成したことを特徴としている。
作用 前記第1項の構成では、例えばシリンダヘッド側ウォー
タジャケット内を通流する冷却水の一部が、冷却水流入
口からシリンダブロック側ウォータジャケット内へ垂直
方向に流入すると同時に、案内通路のガイド孔によって
該ウォータジャケットの上端部の水平方向へ強制的に屈
曲されるとともに長平方向へ案内される。したがって、
シリンダブロックの上端部付近が略均−に冷却されるこ
とになる。
また、第2項の構成によれば、案内通路内を通流してガ
イド孔から吐出した冷却水は、シリンダ壁への直接的な
衝突を避けて該シリンダ壁の接線方向に沿って流動する
ため、シリンダ壁の局部的な過冷却を防止できる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
この実施例は、前記図示した従来例と同様に直列4気筒
内燃機関に適用されている。まず、第8図に基づいて冷
却系全体の構成を説明すれば、図中Aはラジェータ、B
はウォータポンプを示しており、ラジェータAで熱交換
された低温冷却水は、通路C及びサーモスタット弁りを
介してウォータポンプBに吸入され、かつここから通路
Eを介してシリンダヘッド1後端部に圧送される。そし
て、主としてシリンダへラド1を前後方向に流れ、前端
部から通路Fを介してラジェータAへ循環する。
尚、Gは低温時に冷却水が循環するバイパス通路である
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示し、前記シ
リンダブロック2は、長手方向に4個のシリンダボアが
貫通形成されており、このシリンダボアのシリンダ壁9
〜12を囲むようにシリンダブロック側ウォータジャケ
ット8が形成されている。また、このシリンダブロック
2は、シリンダ壁9〜12が部分的に連続した所謂サイ
アミーズ形式となっている。更に、前記シリンダブロッ
ク側ウォータジャケット8は、アッパデツキ2aによっ
て上端が閉塞されたクローズドデツキ形式となっている
。更にまた、前記アッパデツキ2aには、シリンダブロ
ック側ウォータジャケット8前端部に位置して冷却水流
入ロアの一部を構成する流入口要素7aが垂直方向に沿
って穿設されている一方、後端部には冷却水排出口13
の一部を構成する排出口要素13aが垂直方向に沿って
穿設されている。また、アッパデツキ2aには、シリン
ダブロック側ウォータジャケット8を鋳造する際の中子
を支える為の開口14が設けられている。
一方、シリンダヘッド1は、シリンダブロック2のアッ
パデッキ2a上面にガスケット6を介して載置固定され
ている。このシリンダヘッド1は、ロアデツキ1aの下
面長手方向に4つの燃焼室15・・・が形成・されてい
ると共に、該燃焼室15の中心部に向かって点火栓取付
部16・・・が設けられており、かつこれらの周囲を囲
むようにシリンダヘッド側ウォータジャケット3が形成
されている。
シリンダヘッド1の前端部に、ウォータポンプBから吐
出された冷却水が流入する冷却水導入口4が開口形成さ
れ、一方後端部に冷却水導出口5が開口形成されている
。したがって、冷却水の主流は、シリンダヘッド側ウォ
ータジャケット3内を前端側から後端側に向かって流れ
ることになる。
更に、ロアデツキ1aは、冷却水導入口4付近の前記シ
リンダブロック側の流入口要素7aと対応した位置に、
冷却水流入ロアの一部を構成する流入口要素7bが垂直
方向に穿設されている一方、冷却水導出口5付近のシリ
ンダブロック側の排出口要素13aに対応した位置に、
冷却水排出口13の一部を構成する排出口要素13bが
垂直方向に穿設されている。
前記ガスケット6は、前記各流入口要素7a。
7bと排出口要素13a、13bに対応した位置に、夫
々流入口要素7Cと排出口要素13cが穿設されている
一方、開口14をおおって閉じている。
そして、前記シリンダブロック2の流入口要素7aの内
部には、案内通路たるガイド部材21が圧入固定されて
いる。即ち、このガイド部材21は、第2図A、B、C
にも示すように上端が開口22aされた有底円筒状の金
属製本体22と、該本体22の上端開口22aから内部
軸方向(垂直方向)に沿って形成された円柱状のガイド
通路部23と、底部24付近の周壁に半径方向(水平方
向)に穿設されて前記ガイド通路部23内の冷却水をシ
リンダブロック側ウォータジャケット8の長手方向に屈
曲案内する一対のガイド孔25,25とを備えている。
前記本体22は、その長さが第1図にも示すように第1
気筒#1のシリンダ壁9上端部付近まで延びていると共
に、上端部22bが前記流入口要素7aの内周面に圧入
固定するために大径状に形成されている。前記各ガイド
孔25.25は、本体22のシリンダブロック側ウォー
タジャケット8の長平方向の中心線Xから一定の等角度
をもって凸字形に拡開方向へ指向している。つまり、こ
の各ガイド孔25.25の傾斜角度は、最も近接する第
1気筒#1のシリンダ壁9の略接線方向に沿って形成さ
れて、該各ガイド孔25.25から吐出された冷却水が
シリンダ壁9に直接衝突しないようになっている。
したがって、前記構成によれば、冷却水導入口4からシ
リンダヘッド側ウォータジャケット3内に流入した冷却
水は、その主流がそのまま冷却水導出口5側へ通流する
が、一部が第3図A、Hの矢印に示すように冷却水流入
ロアから垂直に流入してガイド部材21のガイド通路部
23に至る。
そして、ここから底部24上面に突き当たって各ガイド
孔25.25により水平方向へ強制的に屈曲されつつシ
リンダブロック側ウォータジャケット8内を各シリンダ
壁9〜12の上端部周囲に沿って長手方向に案内され、
冷却水排出口13に向かう。このため、熱負荷の高い各
シリンダ壁9〜12及び隔壁18の上端部を均一かつ効
果的に冷却することができる。
また、各ガイド孔25.25から吐出した冷却水は、第
1気筒#1のシリンダ壁9の外周面に直接衝突すること
なく、該外周面に沿って滑らかに流動するため、シリン
ダ壁9は局部的に冷却されずに均一に冷却され、これに
よって燃焼の不安定等を防止できる。
尚、第1図Bの17は、シリンダブロック2のシリンダ
ボア間の各隔壁部18上端に円弧形をなすスリット状に
形成された冷却水通路であって、この冷却水通路17は
、両端部に円形状孔の入口部19と出口部20とを有し
、シリンダヘッド1に入口部19及び出口部20に対応
して設けられた図外の金属バイブを介してシリンダヘッ
ド側ウォータジャケット3内の冷却水を内部に通流させ
るようになっている。これによって、各隔壁部18・・
・上端部を更に効率よく冷却することができる。
第4図は、本発明の第2実施例を示し、この実施例では
冷却水流入ロアが、第1実施例の形成位置の他に、第1
気筒#1の機関左右方向の直径方向線上の対向位置に2
つ形成され、該3つの冷却水流入ロアの各シリンダブロ
ック側流入口要素7aに案内通路たるガイド部材31.
41が夫々圧入固定されている。そして、第1気筒#1
の機関長手方向の中心線上に有するガイド部材21は、
第1実施例と同様に構成されているが、機関左右方向に
対向配置された2つのガイド部材31,41には、夫々
機関長手方向つまりシリンダ壁9〜12の各両端接線方
向に沿って形成された1つのガイド孔35.45が形成
されている。 したがって、この実施例では、冷却水流
入ロアの増加分だけシリンダブロック側ウォータジャケ
ット8内への冷却水の供給量が増加すると共に、各ガイ
ド部材21.31.41による冷却水の水平長手方向の
指向性が強くなるため、各シリンダ壁9〜12上端部を
一層均一かつ効果的に冷却することができる。
尚、前記冷却水排出口13も、冷却水の流量や流れのバ
ランスに応じて複数設けることも可能である。
第5図A、 Bは、第3実施例を示し、前記第1実施例
の構成を前提として、シリンダヘッド1側の流入口要素
7bと排出口要素13bとに夫々金属製の流入、排出側
バイブ26,27が圧入されている。各金属バイブ26
.27は、上端部がシリンダヘッド側ウォータジャケッ
ト3内に突出しており、その先端が45°程度の角度で
斜めに切断されている。特に、流入側バイブ26は、そ
の先端間口26aが冷却水導入口4に対向するようにシ
リンダへラド1後端へ向けて斜めに切断されている。逆
に、排出側バイブ27は、先端開口27aが冷却水導出
口5に対向するようにシリンダへラド1の前端へ向けて
斜めに切断されている。
したがって、この実施例では冷却水導入口4から流入し
た冷却水の一部を、流入側バイブ26の先端開口26a
で受1すてそのままガイド部材21内へ積極的に流入さ
せることができる。このためシリンダブロック側ウォー
タジャケット8内への冷却水供給量が増加すると共に、
ガイド部材21による冷却水の水平長手方向の指向性が
向上し、シリンダ壁9〜12上端部を均一かつ効果的に
冷却することができる。更に、排出側バイブ27の上端
部では、主流に伴ってその前後間に圧力差が生じ、シリ
ンダブロック側ウォータジャケット8内の冷却水が先端
開口27aから強制的に吸い出されて排出されるため、
前記流入側バイブ26の作用と相俟ってシリンダブロッ
ク側ウォータジャケット8内の冷却水の循環性が良好に
なり、冷却効果を高めることができる。
また、ガイド部材21は、シリンダブロック2側に、各
流入、排出側パイプ26.27は、シリンダヘッド1側
に夫々打ち込みにより取り付けられるようになっている
ため、夫々の取付作業が容易である。
第6図A、Bは第4実施例を示し、この実施例では、案
内通路たるガイド部材51の長さが、シリンダ壁9の下
端近傍まで延長され、その先端部51aがシリンダブロ
ック2の支持孔2b内に圧入固定されている。また、ガ
イド部材51の上下方向の略間隔3個所位置に、各一対
のガイド孔55a、55b、55Gが穿設されており、
この各ガイド孔55a、55b、55cは、その内径が
下段から上段に亘って漸次大きくなるように設定されて
いる。尚、各一対のガイド孔55a、55b、55cは
、夫々第1気筒のシリンダ壁9接線方向に一定角度をも
って開いていることは第1実施例と同様である。
したがって、ガイド部材51内のガイド通路部53内に
垂直に流入した冷却水は、矢印で示すように開口面積の
最大の上段ガイド孔55aから水平方向に沿って多量に
吐出され、中段、下段のガイド孔55b、55cからは
漸次少ない流量が吐出される。このため、シリンダ壁9
〜12の上端部が最も冷却され、下端部に行くにしたが
ってその冷却効果は小さくなるが、各シリンダ壁9〜1
2全体を熱負荷の大きさに応じて均一に冷却することが
できる。
第7図は案内通路たるガイド部材61を、ガスケット6
に直接取り付けた構造を示すもので、ガスケット6は、
金属板状の芯材6aと、カーボン等の弾性シール部材6
bとを備え、シリンダポアの内周付近では、芯材6aが
折り返し状に折曲されて、該折曲内部に金属製ワイヤー
28と前記弾性シール部材6bが挾持されていると共に
、シリンダヘッド1及びシリンダブロック2の各流入口
要素7a、7bに対応して位置に弾性シール部材固定用
のパンチ孔6Cが形成されている。一方、前記ガイド部
材61は、有底円筒状の本体62と、該本体62の内部
軸方向に形成されたガイド通路63と、底部64付近の
周壁に半径方向に穿設された一対のガイド孔65とを有
し、前記本体62はその外径が前記パンチ孔6Cの内径
より若干小さく設定されていると共に、上端部にはパン
チ孔6cの上部孔縁に係止するフランジ部66が設けら
れている。
そして、ガイド部材61の本体62をパンチ孔6cの上
方から挿通してフランジ部66が孔縁に突き当たるまで
押し込み、続いて該フランジ部66とパンチ孔6c孔縁
を銀ロー付は等によって固着すれば、ガイド部材61を
ガスケット6に簡単に取り付けることができる。しかも
、ガイド部材61をガスケット6に予め一体に連結する
ことによって、該ガイド部材61の保守管理が容易にな
る。
尚、本発明は前記実施例の構成に限定されるものではな
く、例えば各実施例の組み合わせ、つまり第3実施例の
流入側、排出側バイブ26,27を第2実施例や第4実
施例に適用することなども可能である。
また、ラジェータから供給された低温冷却水の一部を、
シリンダブロック2の一端部に形成された冷却水導入口
から直接シリンダブロック側ウォータジャケット8内に
導入するものにも適用できる。更に、シリンダブロック
2の構造として、上端が開放されたオーブンデツキ形式
にも適用可能である。
更に、案内通路を、ガイド部材ではなく、例えばシリン
ダブロックの鋳造時に該シリンダブロツりと一体に形成
することも可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明に係る内燃機関の
冷却装置によれば、シリンダブロックとシリンダヘッド
との接続部に有する冷却水流入口に、案内通路を設けて
、シリンダブロック側ウォータジャケット内に流入した
冷却水を該シリンダブロック側ウォータジャケットの上
端部の水平長手方向に案内するようにしたので、冷却水
の淀みが防止され、とりわけシリンダブロックの熱負荷
の高い上端部を均一かつ効果的に冷却することができる
。この結果、各気筒間で変化のない燃焼状態が得られ、
排気性能の向上が図れると共に、ピストンリングの焼き
付き等が防止される。
しかも、ガイド孔をシリンダ壁の接線方向に沿って形成
したため、冷却水のシリンダ壁への衝突が回避されて局
部的な過冷却による燃焼状態の不安定化が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の第1実施例を示す機関の部分断面図
、同図Bは本実施例のシリンダブロックの平面図、第2
図Aは本実施例のガイド部材を示す正面図、同図Bは同
ガイド部材の平面図、同図Cは同図Bの■−■線断面図
、第3図Aは本実施例における冷却水の流れを示す概略
図、同図Bは同図Aの■−■線断面図、第4図は本発明
の第2実施例を示すシリンダブロックの平断面図、第5
図Aは本発明の第3実施例を示す機関の断面図、同図B
は本実施例のシリンダブロックの平面図、第6図Aは本
発明の第4実施例を示す機関の断面図、同図Bは本実施
例のシリンダブロックの平面図、第7図はガイド部材の
異なる取付構造を示す断面図、第8図は各実施例の冷却
系全体を示す構成説明図、第9図Aは従来の装置におけ
る冷却水の流れを示す概略図、同図Bは同図AのIV−
TV線断面図である。 1・・・シリンダヘッド、2・・・シリンダブロック、
3・−・シリンダヘッド側ウォータジャケット、4・・
・冷却水導入口、5・・・冷却水導出口、7・・・冷却
水流入口、8・・・シリンダブロック側ウォータジャケ
ット、13・・・冷却水排出口、21・31・41・5
1・61・・・ガイド部材(案内通路)、25・35・
45・55a・55b・55c・65・・・ガイド孔。 ^ 第 図 (B)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダヘッド及びシリンダブロックの内部に、
    夫々シリンダヘッド側ウォータジャケット及びシリンダ
    ブロック側ウォータジャケットを有し、かつ前記シリン
    ダヘッドの一端部に冷却水導入口を形成する一方、前記
    シリンダヘッドの他端部に冷却水導出口を形成し、更に
    前記シリンダヘッドとシリンダブロックとの接続部の一
    端側及び他端側に、前記冷却水導入口を通流する冷却水
    の一部をシリンダブロック側ウォータジャケット内に導
    く冷却水流入口と、シリンダブロック側ウォータジャケ
    ット内の冷却水を前記冷却水導出口に導く冷却水排出口
    を形成してなる内燃機関の冷却装置において、前記冷却
    水流入口に、該冷却水流入口に流入した冷却水をシリン
    ダブロック側ウォータジャケット内の少なくとも上端部
    の略水平長手方向へ案内する案内通路を設けたことを特
    徴とする内燃機関の冷却装置。
  2. (2)前記案内通路のガイド孔をシリンダブロック側ウ
    ォータジャケット内のシリンダ壁の接線方向に沿って形
    成したことを特徴とする前記第1項記載の内燃機関の冷
    却装置。
JP19261790A 1990-07-20 1990-07-20 内燃機関の冷却装置 Pending JPH0481553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19261790A JPH0481553A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 内燃機関の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19261790A JPH0481553A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 内燃機関の冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0481553A true JPH0481553A (ja) 1992-03-16

Family

ID=16294241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19261790A Pending JPH0481553A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 内燃機関の冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0481553A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6090535B2 (ja) 内燃機関
JP6098561B2 (ja) エンジンの冷却構造
US10018099B2 (en) Engine cooling system
JP2007127066A (ja) 内燃機関の冷却構造及び水路形成部材
US6295963B1 (en) Four cycle engine for a marine propulsion system
US8667932B2 (en) Cooling structure for internal combustion engine
CN110469419B (zh) 水套结构
US7086370B2 (en) Outboard motor
JP2014145284A (ja) 内燃機関の冷却構造
JP2005315118A (ja) シリンダブロックの冷却構造
JP5175808B2 (ja) 内燃機関の冷却構造
EP0922849A2 (en) Cylinder block for an internal combustion engine
JP2020033973A (ja) 内燃機関のシリンダヘッド
JPH0481553A (ja) 内燃機関の冷却装置
JP4278125B2 (ja) 多気筒内燃機関のシリンダブロック
JP6635078B2 (ja) 内燃機関のシリンダヘッド
JP6344356B2 (ja) 内燃機関の冷却構造
JP5118729B2 (ja) 内燃機関の冷却通路構造
JP3620202B2 (ja) エンジンのシリンダブロック構造
JP4239405B2 (ja) 内燃機関の冷却系及びシリンダブロック
JPH08296494A (ja) シリンダブロックの冷却装置
JP6156582B2 (ja) 内燃機関
JP2004225582A (ja) エンジンの冷却構造
JP2001159369A (ja) エンジンの冷却構造
JPH0427710A (ja) 内燃機関の冷却装置