JPH0481465B2 - - Google Patents

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JPH0481465B2
JPH0481465B2 JP61209716A JP20971686A JPH0481465B2 JP H0481465 B2 JPH0481465 B2 JP H0481465B2 JP 61209716 A JP61209716 A JP 61209716A JP 20971686 A JP20971686 A JP 20971686A JP H0481465 B2 JPH0481465 B2 JP H0481465B2
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JP
Japan
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switch
circuit
operating state
treatment
treatment chair
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JP61209716A
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Tsuneo Kawahara
Seiji Ochi
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は歯科用治療椅子の制御装置に関する。
従来の技術及びその問題点 従来、座シートを昇降可能に、かつ、背凭れを
傾動可能に構成した歯科用治療椅子においては、
操作者が頻繁に使用する治療椅子の基本姿勢を予
めセツトしておき使用の際に単にセツトスイツチ
を瞬間的に作動するのみで治療椅子を予定した基
本姿勢に自動的に達するようになし、かつ、治療
椅子が設定位置に達した後、治療態様により椅子
の姿勢に多少の修正を加える必要が生じたときに
手動スイツチの操作により、更に椅子の各機能を
夫々個所に動作させて椅子の姿勢を修正出来るよ
うに構成した歯科用治療椅子の制御装置は例えば
特公昭53−41477号公報等により公知である。
ところで上記した従来の歯科用治療椅子の制御
装置においては、予め設定された椅子の基本姿勢
から実際の治療に適するように椅子の姿勢を修正
し、この修正姿勢から例えばうがい等のため一時
的に椅子姿勢を変化したのち治療を再開するため
に前記した椅子の修正姿勢に姿勢を復帰する場合
には、一旦自動スイツチの操作により椅子を基本
姿勢にセツトしたのち再び手動スイツチの操作に
より修正姿勢にセツトし直してやらねばならない
という椅子の姿勢制御操作上の煩雑性を有してい
た。
目的及び実施例とその作用 そこで本願は、修正姿勢からうがい等のため一
時的に椅子の姿勢を変化したのち治療を再開する
ために、前記した修正姿勢に椅子を復帰する場合
に、リターンスイツチを操作するのみで自動的に
修正姿勢に達するように構成して上記した不都合
を解消したものである。
以下図面と共に本願の実施例を詳述する。
本願における治療椅子は従来と同様背凭れの起
伏動作と座シートの昇降動作が例えば油圧作動シ
リンダ等により行われるように構成されている。
具体的には背凭れの起立は起立用電磁弁を開き、
かつ、オイルポンプを駆動して油圧作動シリンダ
に供給することにより行い、座シートの上昇は上
昇用電磁弁を開き、かつ、オイルポンプを駆動し
て油圧作動シリンダに供給することにより行いま
た、背凭れの伏倒及び座シートの下降は夫々伏倒
用電磁弁及び下降用電磁弁を開いて油圧シリンダ
の油を逃がすことにより体重を利用して夫々行わ
れる。
さらに図において、Aはスライド抵抗器等の位
置検出器を備えて前記座シートの高さ位置を例え
ば座シートの最下位位置で0V、最上位位置で
10Vとなるように該座シートの上昇に連動して昇
降位置情報を出力する座シート位置検出回路1
と、スライド抵抗器等の位置検出器を備えて、前
記背凭れの傾斜位置を例えば背凭れの起立位置で
0V、伏倒位置で10Vとなるように該背凭れの起
伏動作に連動して傾動位置情報を出力する背凭位
置検出検出回路2と、前記座シート位置検出回路
1よりの位置検出信号と前記背凭位置検出回路2
よりの位置検出信号とを時分割的に合成するマル
チプレクサICより成る信号合成回路3と、該合
成回路3より出力された合成アナログ信号の現在
位置信号をデジタル信号に変換する例えば
ADCO809などの集積回路から成るA/D変換回
路4とによつて構成された現在位置情報出力回路
を示している。5は前記A/D変換回路4より現
在位置信号を入力すると共に、後述する書き込み
パルスの入力時にその時点の前記現在位置信号を
指定番地に記憶保持し、かつ、後述するアドレス
バスの指令により対応する番地の情報を読み出す
例えば集積回路CD40114Bから成るメモリ回路
で、該メモリ回路5には、電源補償用バツクアツ
プ回路6が設けられている。7は前記A/D変換
回路4からの現在位置信号と、前記メモリ回路5
からの指令位置信号とを比較し指令位置信号に対
する現在位置信号の差を出力する比較回路であ
る。
Bは前記メモリ回路5に、前記現在情報出力回
路Aよりの治療椅子の現在情報の書き込みを指令
する書込指令回路8と、前記メモリ回路5にアド
レス信号を出力して書き込み及び読み出し番地を
指定し、対応する指令位置信号の前記比較回路7
への読み出しを指令するアドレスラツチ回路9と
を備えた指令回路で、該指令回路Bはさらに押ボ
タンスイツチから夫々構成される書込スイツチ1
0と、第1治療ポジシヨンスイツチ11と、第2
治療ポジシヨンスイツチ12とリターンポジシヨ
ンスイツチ13と、うがいポジシヨンスイツチ1
4と、リセツトスイツチ15とを備えると共に、
信号入力端が前記うがいポジシヨンスイツチ14
と、リセツトスイツチ15とに接続する第10R回
路16と、信号入力端が前記第10R回路16と書
込スイツチ10とに接続すると共に、出力端が前
記書込指令回路8の入力端に接続した第2OR回
路17と、信号入力端が前記第1治療ポジシヨン
スイツチ11と、リターンポジシヨンスイツチ1
3とに接続した第3OR回路18と、信号入力端
が第1治療ポジシヨンスイツチ11と、第2治療
ポジシヨンスイツチ12と、リターンポジシヨン
スイツチ13とに接続した第4OR回路30とを
備えている。
Cは前記比較回路7及び指令回路Bよりの信号
に基づいて座シート上昇用作動シリンダを駆動す
る座シート上昇回路19、座シート下降用電磁弁
を駆動する座シート下降回路20、背凭起動用作
動シリンダを駆動する背凭起動回路21及び背凭
伏倒用電磁弁を駆動する背凭伏倒回路22を備え
た駆動制御回路を示し、該駆動制御回路Cはさら
に前記比較回路7からの差信号を受けて座シート
の上昇、下降及び背凭れの起伏動作を夫々指令す
る指令信号を出力する座シート上昇信号出力端
a、座シート下降信号出力端b、背凭起動信号出
力端c及び背凭下降信号出力端dを夫々備えると
共に、前記対応する信号出力端a,b,c或いは
dの信号がLレベルとなつたときに夫々Hレベル
信号を出力する合致信号出力端a′,b′,c′及び
d′を備えて成る例えばマルチプレクサICからなる
分離回路23と、この分離回路23の出力端a,
b,c及びdを一方の入力端に夫々接続すると共
に、他方の入力端にセツトラツチ回路31を介し
て、前記第4OR回路30の出力端を接続した第
1乃至第4AND回路24,25,26,27と、
この第1乃至第4AND回路24,25,26,2
7のうち座シート下降、背凭起動用信号を夫々受
ける前記第2、第3AND回路25,26の出力端
が夫々接続する第5、第6OR回路28,29と、
入力端が手動座シート上昇スイツチ32及び手動
背凭伏動スイツチ33と、前記第1及び第4AND
回路24及び27の出力端とに接続し、出力端が
前記座シート上昇駆動回路19及び背凭伏倒回路
22の各スイツチ部に第1及び第2リミツトスイ
ツチ34及び35を介して夫々接続する第7、
10OR回路36及び43と、入力端が手動座シー
ト下降スイツチ38及び手動背凭起動スイツチ3
9と、前記第5及び第6OR回路28及び29の
出力端とに接続し、出力端が前記座シート下降回
路20及び背凭起動回路21の各スイツチ部に第
3及び第4リミツトスイツチ40及び41を介し
て夫々接続する第8、第9OR回路37及び42
とを備えると共に、前記第5、第6OR回路28,
29の一つの入力端は、リセツトラツチ回路45
を介してリセツトスイツチ15に、前記第6OR
回路29の他の一つの入力端はうがいセツトラツ
チ回路44を介してうがいポジシヨンスイツチ1
4に夫々接続されており、かつ、前記セツトラツ
チ回路31は、入力端が前記分離回路23の各合
致信号出力端a′,b′,c′,d′に接続される第
5AND回路46よりの出力信号を受けて自己ラツ
チ解除され、前記うがいラツチ回路44は前記分
離回路23よりの背凭起動合致信号出力端c′より
の信号を受けて自己ラツチが解除され、さらに前
記リセツトラツチ回路45は入力端が前記分離回
路23の背凭起動合致信号出力端c′と座台下降合
致信号出力端b′とに接続する第6AND回路47よ
りの出力信号を受けて自己ラツチが解除される。
48は前記現在位置情報出力回路A、メモリ回路
5及び分離回路23の動作タイミングを取るタイ
ミング回路である。
次に本願装置の作用について説明する。
一般に治療椅子において医師が補助椅子にこし
かけて行う座位治療に適した一般的姿勢と、医師
が患者と対峙して行う対面治療に適した一般的姿
勢とを設定する必要がある。従つて第1の基本姿
勢として座位治療における治療椅子の一般的姿勢
をセツトする場合には、手動スイツチ32,3
3,38,39を操作して治療椅子を作動し、そ
れが一般的形態に至つたとき第1治療ポジシヨン
スイツチ11と書込スイツチ10とを押圧する。
すると第1治療ポジシヨンスイツチ11の押圧に
よりアドレスラツチ回路9の対応する入力端子に
Hレベル信号が出力され、該アドレスラツチ回路
9は第1治療ポジシヨンスイツチのアドレス指定
をメモリ回路5に対して行うと共に、書込スイツ
チ10の押圧によりHレベル信号が第2OR回路
17を介して書込指令回路8に出力され、該書込
指令回路8は現在情報出力回路Aよりの現在位置
情報を前記指定されたアドレスへの書込みを指令
する。次に第2の基本姿勢として立位治療におけ
る治療椅子の一般的形態をセツトする場合には、
手動スイツチ32,33,38,39を操作して
治療椅子を作動し、それが一般的姿勢に至つたと
き第2治療ポジシヨンスイツチ12と書込スイツ
チ10とを押圧する。すると、この第2治療ポジ
シヨン信号はアドレスラツチ回路9に出力され、
該アドレスラツチ回路9は第2治療ポジシヨンの
アドレス指定をメモリ回路5に対して行うと共
に、書込スイツチ10からの書込信号が第2OR
回路17を介して書込指令回路8に出力され、該
書込指令回路8は現在位置情報出力回路Aよりの
現在位置情報の前記指定されたアドレスへの書き
込みを指令する。このようにしてメモリ回路5に
第1と第2の基本姿勢を夫々書き込んだのち治療
に際して患者が座した治療椅子を不作動位置から
例えば座位治療を行う場合には第1治療ポジシヨ
ンスイツチ11を押圧する。すると、Hレバル信
号がセツトラツチ回路31及びアドレスラツチ回
路9に出力され、アドレスラツチ回路9は、メモ
リ回路5に対し第1治療ポジシヨン信号に対応す
るアドレス情報の読み出しを指令し、この読み出
し情報は比較回路7に出力され、比較回路7は現
在位置情報出力回路Aからの治療椅子の現在位置
情報と読み出し情報とを比較し、その差の分離回
路23に出力する。分離回路23においては差信
号に従つて座台上昇信号出力端aと背凭伏倒信号
出力端dより夫々Hレベル信号を出力する。する
とAND回路24,25,26,27の全てにセ
ツトラツチ回路31よりHレベル信号が夫々入力
していることにより第1、第4リミツトスイツチ
34,35を介して座シート上昇回路19、背凭
伏倒回路22に夫々Hレベル信号が出力されこれ
によつて座シート上昇回路19及び背凭伏倒回路
22が作動し、座シートは上昇すると共に、背凭
れが伏倒する。このシート上昇及び背凭れの伏倒
は前記差信号の消滅時即ち比較回路7に入力する
治療椅子の現在位置情報と読み出し信号とが一致
する状態で停止し、治療椅子の姿勢は座位治療の
基本姿勢となる。この時、分離回路23の座シー
ト上昇合致信号出力端a′及び背凭伏倒合致信号出
力端d′よりHレベル信号が出力されて第5AND回
路46よりセツトラツチ回路31にラツチ解除信
号が出力される。そしてこの座位治療の基本的姿
勢から治療態様或いは医師の好み等により椅子の
姿勢を微調整する場合には、手動スイツチ32,
33,38,39を選択操作して該駆動回路1
9,20,21,22を適宜作動して座シート及
び/または背凭れを作動して修正する(これを修
正第1ポジシヨンとする)。そして治療の途中で
うがいの必要が生じた場合には、うがいポジシヨ
ンスイツチ14を押圧する。
すると、ポジシヨン信号は第1OR回路16を
介して、第2OR回路17と第3OR回路18とに
夫々出力し、第3OR回路18からアドレスラツ
チ回路9にリターンポジシヨン信号が出力され、
アドレスラツチ回路9はリターンポジシヨンのア
ドレス指定をメモリ回路5に対して行うと共に、
第2OR回路17よりの出力を受けて書込指令回
路8は、メモリ回路5に書込パルスを受けたメモ
リ回路5は、前記指定されたアドレスに治療椅子
の現在情報を記憶する。一方うがいラツチ回路4
4に入力したレベル信号は自己保持されると共
に、第6OR回路29に入力し、第9OR回路42
及び第3リミツトスイツチ41を介して背凭起動
回路21に出力され、背凭れが起立する。この背
凭れの起立動作はリミツトスイツチ41が開く位
置で停止する。
そしてうがいののち、治療を再開するため、修
正第1ポジシヨンに戻す場合には、リターンポジ
シヨンスイツチ13を押圧する。すると、Hレベ
ル信号がセツトラツチ回路31に出力され、自己
保持されると共に、第3OR回路18を介してア
ドレスラツチ回路9の対応する入力端子に出力さ
れ、アドレスラツチ回路9はリターンポジシヨン
のアドレス情報の読み出しを指令し、読み出され
た修正第1ポジシヨンの情報を比較回路7に出力
し、比較回路7は、この読み出し情報と、現在情
報出力回路Aの治療椅子の現在位置情報とを比較
し、その差を分離回路23に入力する。分離回路
7は、差信号に従つて背凭伏倒信号出力端子dよ
りHレベル信号を出力する。このHレベル信号
は、前記セツトラツチ回路31よりのHレベル信
号が入力されている第4AND回路27、第10OR
回路43及び第4リミツトスイツチ35を介して
背凭伏倒回路22に出力され、該伏倒回路22が
作動し、背凭れが伏倒する。この背凭れの伏倒
は、比較回路7に入力する現在位置情報と、読み
出し情報とが一致して比較回路7の差信号が消滅
し、背凭伏倒信号出力端よりの信号が消滅する状
態、即ち比較回路7に入力する現在位置情報と、
読み出情報とが、一致した状態で停止する。この
時分離回路23の背凭伏倒合致信号出力端d′より
Hレベル信号が出力されて、第5AND回路46よ
りセツトラツチ回路31にラツチ解除信号が出力
され、セツトラツチ回路31は初期状態に戻る。
次に修正第1ポジシヨンから歯牙のX線撮影等
のために、リセツトポジシヨンに移行する場合に
は、リセツトポジシヨンスイツチ15を押圧す
る。するとHレベル信号が、第1OR回路16、
第3OR回路18を介してアドレスラツチ回路9
の対応する入力端cに出力され、アドレスラツチ
回路9はリターンポジシヨンのアドレス指定をメ
モリ回路5に指令すると共に、Hレベル信号が第
1OR回路16、第2OR回路17を介して書込指
令回路8に出力され、書込指令回路8は、リター
ンポジシヨンアドレスへの治療椅子の現在位置情
報の記憶を指令する。さらに、リセツトポジシヨ
ンスイツチ15からのHレベル信号は、リセツト
信号ラツチ回路45を介して第5OR回路28と、
第6OR回路29とに出力され、座シート下降回
路20及び背凭起倒回路21が作動して座シート
は下降し、背凭れは起動するこの座シートの下降
及び背凭れの起立は、第2リミツトスイツチ40
及び第3リミツトスイツチ41の作動により停止
し、このとき、座シートは最下降位置に達すると
共に、背凭れは起立状態となり、このリセツトポ
ジシヨンにおいて、歯牙のX線撮影或いは治療椅
子への患者の乗降が行われる。
そして上記においてX線撮影ののち治療を再開
するために治療椅子の姿勢を修正第1治療ポジシ
ヨンに戻す場合にはリターンポジシヨンスイツチ
13を押圧する。すると前記したうがいポジシヨ
ンから修正第1治療ポジシヨンへ治療椅子の姿勢
を戻す場合と同様に、比較回路7により椅子の現
在情報とリターンポジシヨンの番地情報とが比較
されその差信号が分離回路8に出力される。分離
回路23は、その差信号に従つて座シート上昇信
号と背凭伏倒信号を出力し、座シート上昇回路1
9と背凭伏倒回路22とが比較回路7の差信号出
力が消滅するまで作動し、治療椅子の姿勢は、修
正第1治療ポジシヨンに戻り、セツトラツチ回路
31及びリセツトラツチ回路45はラツチ解除さ
れる。
また上記実施例において、椅子の姿勢を修正第
1治療ポジシヨン手動スイツチ32,33,3
8,39を選択操作して該駆動回路19,20,
21,22を適宜作動し座台及び/または背凭れ
を作動して修正第2治療ポジシヨンに修正した状
態で、うがい或いはX線撮影の必要が生じた場合
には、うがいポジシヨンスイツチ14或いはリセ
ツトスイツチ15を押圧する。すると、アドレス
ラツチ回路9にリターンポジシヨン信号が出力さ
れ、アドレスラツチ回路9はリターンポジシヨン
のアドレス指定をメモリ回路5に対して行うと共
に、第2OR回路17よりの出力を受けて書込指
令回路8はメモリ回路5に書込パルスを出力し、
書込パルスを受けたメモリ回路には指定されたリ
ターンポジシヨンのアドレスに治療椅子の現在情
報が書き込まれ、この時リターンポジシヨンのア
ドレスに書き込まれていた前記修正第1治療ポジ
シヨンのデータは消去され、修正第2治療ポジシ
ヨンの情報が書き込まれる。
なお上記作用において治療椅子の姿勢変化を第
1の座位治療ポジシヨンとリターンポジシヨンと
の間で行う場合についてのべたが、第2の立位治
療ポジシヨンとリターンポジシヨンとの間で治療
椅子の姿勢変化を行う場合でも同様の作用が行わ
れることは勿論である。
第2図は本願の他の実施例を示し、前記第1実
施例における指令回路Bにメモリ回路5における
記憶領域を切り換える医師選択スイツチ49を付
加し、この医師選択スイツチ49の切り換えによ
り、前記複数の治療ポジシヨンスイツチを夫々各
医師に対応できるように構成したものであり、そ
の作用を以下詳述する。
先ず甲医師における治療椅子の複数の姿勢を設
定する場合について説明すると、医師選択スイツ
チ49のうち甲医師用設定釦49aを操作してア
ドレスラツチ回路9の第4入力端子ZにLレベル
信号を出力した状態にすると共に、手動スイツチ
32,33,38,39を操作して治療椅子を作
動し、治療椅子の姿勢が甲医師の第1治療態様に
対応する例えば立位治療に適した姿勢に至つたと
き、例えば第1治療ポジシヨンスイツチ11と、
書込スイツチ10とを押圧する。するとアドレス
ラツチ回路9の第1入力端子WにHレベル信号
が、第2入力端子XにLレベル信号が、第3入力
端子YにLレベル信号が夫々出力され、この状態
は保持される。従つて医師選択スイツチ49から
の選択信号と合わせて第1治療ポジシヨンスイツ
チ11の押圧時にはメモリ回路5に例えば1、
0、0、0番地を指定するアドレス信号が出力さ
れて、その指令番地に治療椅子の現在情報が書き
込まれる。
このようにして、手動スイツチ32,33,3
8,39を操作して治療椅子が甲医師の座位治療
に適した第2の治療態様に対応する姿勢に至つた
ときに第2治療ポジシヨンスイツチ12を押圧す
る。この第2治療ポジシヨンスイツチ12の押圧
により、メモリ回路5に、0、1、0、0番地を
指定するアドレス信号が出力されて、その指定番
地に、治療椅子の現在情報が書き込まれる。
次に乙医師における治療椅子の姿勢を設定する
場合には、医師選択スイツチ49のうち乙医師用
設定釦49bを押圧して、アドレスラツチ回路9
の第4入力端子ZにHレベル信号を出力すると共
に、手動スイツチ32,33,38,39を操作
して治療椅子を作動し、治療椅子の姿勢が乙医師
の第1乃至第2治療態様に夫々対応する姿勢に至
つたとき、第1乃至第2治療ポジシヨンスイツチ
11乃至12と書込スイツチ10とを夫々押圧す
る。すると、前記した甲医師における治療椅子の
基本姿勢を設定する場合と同様に、かつ、メモリ
回路5における前記とは異なつた領域に、即ち第
1治療ポジシヨンスイツチ11の押圧時にはメモ
リ回路5に1、0、0、1番地を指定するアドレ
ス信号が出力され、第2治療ポジシヨンスイツチ
12の押圧時にはメモリ回路5に0、1、0、1
番地を指定するアドレス信号が出力されて各指定
番地に治療椅子の現在情報が夫々書き込まれる。
この様にして、メモリ回路5に甲医師の治療態
様に合わせた2つの基本姿勢と、乙医師の治療態
様に合わせた2つの基本姿勢とをメモリ回路5に
夫々書き込んだのち、治療に際して患者が座した
治療椅子の不作動位置から甲医師が自己の治療態
様のうち例えば第2基本姿勢を選択して治療を行
う場合には、先ず医師選択スイツチ49の甲医師
用設定釦49aを操作すると共に、第2治療ポジ
シヨンスイツチ12を押圧する。すると、アドレ
スラツチ回路9のW,X,Y,Zの各入力端子に
順番にL,H,L,Lのレベル信号が出力され、
アドレスラツチ回路9はメモリ回路5に対し、
0、1、0、0番地を指定するアドレス信号を出
力して、0、1、0、0番地のアドレス情報即
ち、甲医師の第2治療ポジシヨン情報の読み出し
を指令する。この読み出し情報は比較回路7に出
力され、比較回路7は現在位置情報出力回路Aか
らの治療椅子の現在位置情報と読み出し情報とを
比較し、その差を分離回路23に出力する。分離
回路23においては差信号に従つて座台上昇信号
出力端aと背凭伏倒信号出力端bより夫々Hレベ
ル信号を出力する。するとAND回路24,25,
26,27に全てのセツトラツチ回路31よりH
レベル信号が夫々入力していることにより第1、
第4リミツトスイツチ34,35を介して座シー
ト上昇回路19、背凭伏倒回路22に夫々Hレベ
ル信号が出力されこれによつて座シート上昇回路
19及び背凭伏倒回路22が作動し、座シートは
上昇すると共に、背凭れが伏倒する。このシート
の上昇及び背凭れの伏倒は前記差信号の消滅時即
ち比較回路7に入力する治療椅子の現在位置情報
と読み出し信号とが一致する状態で停止し、治療
椅子の姿勢は甲医師の第2基本姿勢となる。この
時、分離回路23の座シート上昇合致信号出力端
a′及び背凭伏倒合致信号出力端d′よりHレベル信
号が出力されて第5AND回路46よりセツトラツ
チ回路31にラツチ解除信号が出力される。
また甲医師に対応する治療椅子の他の第1基本
姿勢を選択して治療を行う場合には、医師選択ス
イツチ49の甲医師用設定釦49aを操作した状
態で、第1治療ポジシヨンスイツチ11を押圧す
る。すると前記した第2治療ポジシヨンへの治療
椅子の姿勢変動の場合と同様に比較回路7により
椅子の現在情報とリターンポジシヨンの番地情報
とが比較され、その差信号が分離回路23に出力
され、該分離回路23はその差信号に従つて座シ
ート下降信号と背凭起立信号を出力し、座シート
下降回路20と背凭起立回路21とが比較回路7
の差信号出力が消滅するまで作動し、治療椅子の
姿勢は甲医師の第1基本姿勢に至り、かつ、セツ
トラツチ回路31はラツチが解除される。
また乙医師が自己の治療態様のうち例えば第1
基本姿勢を選択して治療を行う場合には、先ず医
師選択スイツチ49の乙医師用設定釦49bを操
作すると共に、第1治療ポジシヨンスイツチ13
を押圧する。するとアドレスラツチ回路9のW,
X,Y,Z入力端子に順にH,L,L,Hレベル
信号が出力され、アドレスラツチ回路9はメモリ
回路に対し、1、0、0、1番地を指定するアド
レス信号を出力して1、0、0、1番地のアドレ
ス情報即ち乙医師の第1治療ポジシヨンの姿勢情
報の読み出しを指令する。この読み出し情報は比
較回路7に出力され、比較回路7は現在位置情報
出力回路Aからの治療椅子の現在位置情報と、読
み出し情報とを比較し、その差を分離回路23に
出力する。分離回路23においては差信号に従つ
て例えば座シート下降信号出力端bと背凭起立出
力端cより夫々Hルベル信号を出力する。すると
AND回路24,25,26,27にセツトラツ
チ回路31よりHレベル信号が夫々入力している
ことにより、第2、第3リミツトスイツチ40,
41を介して座シート下降回路20、背凭起立回
路21に夫々Hレベル信号が出力され、これによ
つて座シート下降回路20及び背凭起立回路21
が作動し、座シートは下降すると共に、背凭れが
起立する。このシートの下降及び背凭れの起立
は、前記差信号の消滅時即ち比較回路7に入力す
る治療椅子の現在位置情報と読み出し信号とが一
致する状態で停止し、治療椅子の姿勢は乙医師の
第1基本姿勢となる。この時、分離回路の座シー
ト下降合致信号出力端b′及び背凭起立合致信号出
力端c′よりHレベル信号が出力されて第5AND回
路46よりセツトラツチ回路31にラツチ解除信
号が出力される。
また乙医師に対応する治療椅子の他の第2の基
本姿勢を選択して治療を行う場合には、医師選択
スイツチ49の乙医師用設定釦49bを操作した
状態で、第2示療ポジシヨンスイツチ12を押圧
する。すると前記した姿勢変動と同様に、比較回
路7により椅子の現在情報とリターンポジシヨン
の殿地情報とが比較され、その差信号が分離回路
23に出力される。分離回路23は、その差信号
に従つて座シート上昇信号と、背凭伏倒信号を出
力し、座シート上昇回路19と、背凭伏倒回路2
2とが、比較回路7の差信号出力が消滅するまで
作動し、治療椅子の姿勢は乙医師の他の基本姿勢
に至り、セツトラツチ回路31が解除される。
なお上記実施例においては医師選択スイツチ4
9の出力Lレベル信号とHレベル信号との2種類
に区別することにより、甲、乙2人の医師に対応
させた場合を示したが、医師選択スイツチの出力
を、3種類以上に区別して3人以上の医師に対応
させてもよいことは勿論であり、この場合医師選
択スイツチ15からの信号は例えば「0、0」、
「0、1」、「1、0」、「1、1」のように、デジ
タル信号で区別される。また上記において、ポジ
シヨンスイツチ11乃至14を操作して第1乃至
第4の基本姿勢に治療椅子を自動設定したのち、
手動スイツチ31,34,37,40を手動操作
して上記の基本姿勢をさらに微調整できることは
勿論である。
なお上記実施例においては、背凭れの起伏動作
及び座シートの昇降動作を油圧シリンダを用いて
行う構成を示したが駆動回路19,20,21,
22の作動により制御される空気作動シリンダ或
いは伝動モータを用いてもよい事は勿論である。
また上記実施例においては、ポジシヨンセツト
スイツチを2個備え、治療椅子を2種類の治療ポ
ジシヨンにセツトする場合についてのべたが、ポ
ジシヨンセツトスイツチを3個以上備えると共
に、その信号出力端を第4OR回路、アドレスラ
ツチ回路に夫々接続することにより3種類以上の
治療ポジシヨンをセツトし得ることは勿論であ
る。
発明の効果 以上のように本願によれば、治療椅子の一般的
基本姿勢ポジシヨンスイツチと書込スイツチとを
操作するだけで設定できるので、治療椅子の基本
姿勢を手軽に、かつ、任意に選択できると共に、
治療椅子の一般姿勢から治療態様などに合わせて
その姿勢を微調整して修正した状態で、うがい或
いは歯牙等のX線撮影のために一時的に治療椅子
の姿勢を変化しても、治療再開時にリターンスイ
ツチを作動するだけでそれ以前の修正姿勢に治療
椅子を復帰し得るので、再現性を有し、速やかに
治療を再開できて円滑な治療を行えるなどの利点
を有する。
また本願によれば、医師選択スイツチを切り換
え操作するだけで、複数の治療態様に対応する基
本姿勢を設定する治療ポジシヨンスイツチの全て
を、複数の各医師が、夫々自己専用のスイツチと
して用いることができるので、多くの医師が同一
の治療椅子を使用する場合に、スイツチ操作を容
易に行うことができて取扱いに便利であるなどの
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は回路図、
第2図は他の実施例の回路図である。 図中、5はメモリ回路、11,12は治療ポジ
シヨンスイツチ、13はリターンスイツチ、14
はうがいポジシヨンスイツチ、15はリセツトス
イツチ、32,33,38,39は手動スイツ
チ、49は医師選択スイツチ、Aは現在位置情報
出力回路、Bは指令回路、Cは駆動制御回路であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 治療椅子の各駆動部を手動スイツチにより作
    動してその姿勢を不作動状態から任意の作動状態
    に可変することができ、かつ、治療椅子の作動状
    態を所定の位置で記憶回路に記憶し、その記憶作
    動状態をポジシヨンスイツチにより自動的に再現
    すると共に、リセツトスイツチにより治療椅子を
    不作動位置に復帰させることができる歯科用治療
    椅子の制御装置において、前記記憶作動状態を手
    動スイツチにより修正した作動状態から上記記憶
    作動状態と異なる一時作動状態に導く一時ポジシ
    ヨンスイツチと、このスイツチまたは/および前
    記リセツトスイツチの操作によりその直前の修正
    作動状態を前記記憶回路に記憶し、リターンスイ
    ツチの操作により上記修正作動状態を再現させる
    手段とを備えたことを特徴とする歯科用治療椅子
    の制御装置。 2 治療椅子の各駆動部が少なくとも座シートの
    昇降駆動部と背凭れの起伏駆動部から成る特許請
    求の範囲第1項記載の歯科用治療椅子の制御装
    置。 3 一時ポジシヨンスイツチが背凭れの起立作動
    するうがいポジシヨンスイツチである特許請求の
    範囲第2項記載の歯科用治療椅子の制御装置。 4 治療椅子の各駆動部を手動スイツチにより作
    動してその姿勢を不作動状態から任意の作動状態
    に可変することができ、かつ、治療椅子の作動状
    態を所定の位置で記憶回路に記憶し、その記憶作
    動状態をポジシヨンスイツチにより自動的に再現
    すると共に、リセツトスイツチにより治療椅子を
    不作動位置に復帰させることができる歯科用治療
    椅子の制御装置において、前記記憶作動状態を手
    動スイツチにより修正した作動状態から上記記憶
    作動状態と異なる一時作動状態に導く一時ポジシ
    ョンスイツチと、このスイツチまたは/及び前記
    リセツトスイツチの操作によりその直前の修正作
    動状態を前記記憶回路に記憶し、リターンスイツ
    チの操作により上記修正作動状態を再現させる手
    段とを備え、さらに、前記治療ポジシヨンスイツ
    チ及び一時ポジシヨンスイツチによつて記憶され
    るアドレス領域を切り換えるための医師用選択ス
    イツチを備えたことを特徴とする歯科用治療椅子
    の制御装置。 5 一時ポジシヨンスイツチが、背凭れの起立作
    動状態するうがいポジシヨンスイツチである特許
    請求の範囲第4項記載の歯科用治療椅子の制御装
    置。
JP61209716A 1986-09-08 1986-09-08 歯科用治療椅子の制御装置 Granted JPS6365863A (ja)

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