JPH0481155A - 電話回線状態検出装置 - Google Patents

電話回線状態検出装置

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JPH0481155A
JPH0481155A JP19570790A JP19570790A JPH0481155A JP H0481155 A JPH0481155 A JP H0481155A JP 19570790 A JP19570790 A JP 19570790A JP 19570790 A JP19570790 A JP 19570790A JP H0481155 A JPH0481155 A JP H0481155A
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telephone line
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JP19570790A
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Takashi Takahashi
敬 高橋
Isamu Miyamoto
勇 宮本
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APUCHI KK
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APUCHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電話回線の使用状態即ち通話状態、呼出信号
、ダイヤル信号等を監視する電話回線状態検出装置に関
し、例えば非常通報装置、留守番電話、電話転送機等に
適用して好適なものである。
〔従来の技術〕
従来の電話回線状態検出装置としては、第5図に示す構
成が知られている。
即ち、電話局線に接続される入力端子L1及びL2と、
これら入力端子L1及びL2に閉結リレCe1l及びC
1,2を介して本電話機接続端子T。
及びT2が接続されていると共に、閉結リレーC#LI
及びC,【2を介してトランス1の一次側コイルが接続
され、このトランス1の二次側コイルに接続された端子
Ls、Laに留守番電話機、ファクシミリ等の通信機器
の信号入出力部が接続される。
また、入力端子り、及びL2と閉結リレーC、t +及
びC,L□との間には、着信監視部2と無鳴動着信監視
部3とが並列に介挿されている。ここで、着信監視部2
は、入力端子り、及びL2に高耐圧(約250v程度)
の無極性コンデンサC1及び抵抗R,を介して接続され
たダイオードプリッジ回路DB、と、このダイオードブ
リッジ回路DBに接続されたフォトカプラPC,とで構
成され、このフォトカプラPC,から16七の呼出信号
を出力する。また、無鳴動着信監視部3は、入力端子L
1及びL2にコンデンサC2及びC3を介して接続され
た低周波トランスTを有し、この低周波トランスTの二
次側からファクシミリ通信網を介して送信される130
0Hzの無鳴動着信信号を出力する。
更に、トランス1の一次側コイル及び閉結リレー011
間に相手応答監視部4及び相手先掛監視部5が直列に接
続されている。相手応答監視部4は、ダイオードD、と
これに並列に接続されたフォトカプラPC,とで構成さ
れ、フォトカプラPC2から相手が応答したときの極性
反転時に高レベルの応答信号を出力する。相手先掛監視
部5は、ダイオードブリッジ回路DB2とこれに接続さ
れた抵抗Rzに並列に接続されたフォトカプラPC3と
で構成され、応答相手の先掛時のレベル変化を検出する
先掛信号を出力する。
また更に、本電話機接続端子T2と閉結リレーC1□と
の間に本電話機監視部6が介挿されている。この本電話
機監視部6は、相手先掛監視部5と同様に、ダイオード
ブリッジ回路D B zとこれに接続された抵抗R3に
並列に接続されたフォトカプラPC,とで構成され、本
電話機使用時の極性反転を検出して使用状態を表す監視
信号を出力する。
〔発明が解決しようとする課題] 然し乍ら、上記従来の電話回線状態検出装置にあっては
、電話回線の状態を監視する監視部を複数個別に設ける
必要があり、且つ着信監視部2、無鳴動着信監視部3に
使用するコンデンサ01〜C1として高耐圧の比較的容
量大きいlμF程度の無極性コンデンサとする必要があ
り、更に、無鳴動着信監視部3で低周波トランスTを使
用する必要があることから素子が大型化して、全体の回
路を小型化することができないと共に、コストが嵩むと
いう未解決の課題があった。
また、着信監視部2では、通常着信を検出する場合に、
呼出信号の16七を検出することにより行うので、着信
の検出に時間が掛かると共に、電話回線が接続されてい
るか又は断線しているかを判断する場合には、回線を閉
結しなければ判断することがでないという未解決の課題
もあった。
更に、相手先掛監視部5は、電流監視によって相手先掛
けを検出する構成となっており、電話回線の電流が20
mA〜120mAの範囲にあるので、フォトカプラPC
,の動作点の設定が困難であるという未解決の課題もあ
った。
また更に、回線側に他の装置を接続したときに、回線の
状態特に回線使用中であるか、ダイヤル信号または呼出
信号であるかを判別することができないという未解決の
課題があった。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目し
てなされたものであり、電話回線を電圧監視することに
より、上記従来例の課題を解決することができる経済性
に優れた電話回線状態検出装置を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項(1)に係る電話回
線状態検出装置は、電話回線に接続された定電流回路と
該定電流回路の出力電流が入力される低電流で発振可能
な発振回路と、該発振回路の発振電圧が印加されて電話
回線の使用状態を検出する検波回路とを備えたことを特
徴としている。
また、請求項(2)に係る電話回線状態検出装置は、発
光素子及び光電変換素子との間に、電話回線に接続され
て電話回線の電圧が印加され、当該電圧に応じて透光性
が変化する透光性パネルを配設し、前記光電変換素子か
らの電話回線の使用状態に応じた状態検出信号を得るよ
うにしたことを特徴としている。
ここで、透光性パネルとしては、電圧に応じて透光性が
変化する液晶パネルを適用することが好ましい。
〔作用〕
請求項(1)に係る電話回線状態検出装置においては、
電話回線に接続された定電流回路で、低電流を発振回路
に供給し、この発振回路の発振電圧を電話回線監視部に
供給するので、この発振電圧の変化から電話回線上の交
流分及び直流分の各種信号成分を検出することができ、
着信検出、無鳴動着信検出、相手先掛検出及び相手応答
検出を行うことができると共に、直流分を検出すること
ができることから、16七の呼出信号を受信する前の極
性反転を検出することができ、通常着信を迅速に検出す
ることができる。更に、電圧監視を行うので、電話回線
が接続されているか断線しているかを回線を閉結しなく
ても発振回路の発振電圧の有無によって容易に検出する
ことができる。
また、請求項(2)に係る電話回線状態検出装置におい
ては、電話回線の電圧に応じて透光性パネルの透光性が
変化するので、発光素子から光電変換素子に到達する光
量が変化することになり、光電変換素子から電話回線上
の各種信号に対応した直流分及び交流分の検出信号を得
ることができ、上記請求項(1)と同様の作用を得るこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示すブロック図である。
図中、LI及びL2は、電話回線に接続される入力端子
であって、これら入力端子L1及びL2に閉結リレーC
mLI及びC1,2の常閉接点を介して本電話機接続端
子T、及びT2が接続されていると共に、閉結リレーC
11,及びC1,2の常開接点t。を介してトランス1
の一次側コイルが接続され、このトランス1の二次側コ
イルに、端子L3L4が接続され、この端子L3.L4
が例えば留守番電話機、ファクシミリ、転送電話機等の
通信機器の信号入出力部に接続される。
入力端子り、及びL2間には、夫々ダイオードD I 
+及びり、□を介して定電流回路11が接続されている
と共に、この定電流回路11の出力側に低電流で発振可
能な発振回路12が接続され、この発振回路12の発振
電圧が電話回線監視回路13に供給される。
定電流回路11は、ドレインが抵抗R8Iを介してダイ
オードDI+及びり、□の接続点に接続された電界効果
トランジスタQ1を有し、この電界効果トランジスタQ
1のソース及びゲート間がソース抵抗R32を介して接
続されていると共に、ドレイン及びソース間にバイパス
用抵抗RI3が接続されている。
発振回路12は、定電流回路11の抵抗RI2及びR1
3の接続点にコレクタが接続されたNPN型トランジス
タQ2を有し、このトランジスタQ2のコレクタ及びエ
ミッタ間にコンデンサC11が介挿され、コレクタ及び
ベース間にバイアス抵抗R5゜及びコンデンサC1□の
並列回路と高周波トランスT、1の一次側コイルが介挿
され、更にベース及びエミッタ間にコンデンサCI3が
介挿された所謂コルピッツ形発振器の構成を有する。そ
して、このトランジスタQ2のコレクタが図示しない制
御装置によって制御される極性切換リレー15の可動接
点に接続され、極性切換リレー15の常閉接点tcが入
力端子り、及び閉結リレーCa11間に接続され、常開
接点t0が入力端子L!及び閉結リレーC,L、間に接
続されている。
電話回線監視回路13は、発振回路12の高周波トラン
スTllの一端が接地された二次側コイルの他端に接続
された検波回路16と、この検波回路16の検波出力K
が供給される監視部17とで構成されている。ここで、
監視部17は、検波回路16の出力レベルによって電話
回線の使用状態を判断する。即ち、検波回路16の出力
が正の高レベルにあるときに、非通話状態と判断する。
この高レベル状態から極性反転したときに、着信状態と
判断し、このときの周波数を検出することにより、通常
着信であるかファクシミリ網を介しての無鳴動着信であ
るかを判断することができ、この着信状態から正の高レ
ベルより低い中間レベルとなったときに、電話機のオフ
フッタによる通話状態と判断し、この中間レベルより低
い低レベルとなったときに、通話相手側の先掛状態であ
ると判断する。更に、高レベルの非通話状態から正の中
間レベルとなったときには、接続端子TI及びT2に接
続された本電話器のオフフッタ状態と判断し、この中間
レベルで、変動周期からダイヤル信号及びリングバック
トーン信号を判別し、この状態から極性反転したときに
通話相手の応答による通話開始と判断し、この状態から
高レベルに復帰したときに本電話機のオンフッタによる
通話終了状態を判断する。
次に、上記第1実施例の動作を第2図のタイムチャート
を伴って説明する。
先ず、入力端子り、及びL2を電話回線に接続する。こ
のとき、図示しない制御装置によって、検波回路16の
出力レベルが正の高レベルであるか否かを判定し、正の
高レベルであるときには、その入力端子り、及びL2と
電話回線の接続が正常であると判断し、正の高レベルで
ないときには、入力端子り、及びL2と電話回線の接続
が逆であると判断して切換リレー15を作動させ、常開
接点t。側に切換える。即ち、第1図に示すように、入
力端子り、を電話回線の負極性側、入力端子L2を電話
回線の正極性側に接続する正規の接続を行うと、入力端
子L2に供給される電話回線に印加されている直流48
V、48μAの電流が定電流回路11及び発振回路12
を介し、更に切換リレー15を介して入力端子L+側に
流れることにより、この発振回路12でコンデンサCI
I+  C10の容量及び高周波トランスT11の1次
側コイルのインダクタンスによって決定される発振周波
数(例えば400 kHzの高周波数)で発振し、この
発振出力が高周波トランスTl+の二次側コイルを介し
て検波回路16に供給されるので、この検波回路16か
ら正の高レベルPMの出力電圧が得られることになる。
然し乍ら、入力端子L1及びL2を上記とは逆に接続す
ると、電流ループが形成されないことにより、発振回路
12で発振出力が得られず、検波回路16の出力は零と
なり、誤接続であることを判別することができ、その結
果切換リレー15を切換えることにより、電流ループが
形成されて発振回路12を正常発振状態とすることがで
きる。
このようにすることにより、入力端子L1及びL2と電
話回線との接続誤りがあっても、容易に補正することが
できると共に、切換リレー15を切換えても発振回路1
2で正常発振が得られないときには、電話回線の断線ま
たは電話回線監視装置の異常であると判断することがで
きる。
以上のようにして、電話回線状態検出装置の接続を完了
すると、通常の電話回線状態検出に移行する。
従って、今、電話回線と入力端子り、及びLxとが正規
に接続されているものとすると、時点tlで電話回線が
非通話状態を継続しているときには、発振回路12が4
00 kHzの発振状態を維持しているので、検波回路
16の検波出力には、第2図(ロ)に示すように、高レ
ベルL工となっているので、非通話状態であると判断す
ることができる。
この非通話状態から電話局側からの着信状態に移行する
と、先ず、時点t2で第2図(a)に示すように、電話
回線の極性が反転する。このため、発振回路12への通
電が停止されるため、この発振回路12の発振が停止し
、検波回路16の検波出力には第2図ら)に示すように
、零レベルとなる。
このため、この時点t2での検波出力にの高レベルLo
から零レベルへの転換によって着信状態を判断すること
ができる。
その後、時点t3で、第2図(a)に示すように、75
V、16Hzで1秒間オン、2秒間オフとなる呼出信号
S1が入力されると、検波回路16の検波出力には第2
図(b)に示すように、呼出信号のオン期間で、検波回
路16の検波出力Kがオン状態となるパルス波形となり
、呼出信号の着信状態と判断することができる。
その後、時点t4で、本電話機接続端子T1及びT2に
接続された電話機をオフフックすると、これに応じて入
力端子L2例のレベルが第2図(a)に示すように、正
の中間レベルとなり、これに音声信号S5が重畳される
ので、検波回路16の検波出力にも第2図(b)に示す
ように、中間レベルLにとなり、通話中であることを確
認することができる。
その後、時点t、で通話を終了して通話相手がオンフッ
タ状態として相手先掛状態となると、入力端子Lx側の
レベルが第2図(a)に示すように、正の低レベルとな
り、これに応じて検波回路16の検波出力にも第2図(
b)に示すように、低レベルL、となり、相手先掛状態
を検出することができる。
その後、時点t6で本電話機をオンフックすることによ
り、入力端子L2側のレベルが第2図(a)に示すよう
に、正の高レベル状態に復帰し、これに応じて検波回路
16の検波出力にも第2図(b)に示すように、高レベ
ルLHに復帰して、非通話状態であることを確認するこ
とができる。
一方、本電話機を使用して電話を掛ける場合には、第3
図に示すように、先ず本電話機を時点t1、でオフフッ
クすることにより、入力端子52例のレベルが第3図(
a)に示すように、正の高レベルから正の中間レベルと
なり、これに連続する40〇七の発信音S2が重畳され
る。このため、検波回路16の検波出力には、第3図(
b)に示すように、高レベルL8から中間レベルLMに
転換し、40〇七の発信音が重畳されたものとなること
から、この連続する40〇七の発信音を検出することに
より、通話のためのオンフッタ状態であることを確認す
ることができる。
その後、時点t12でダイヤル信号S3を送出すると、
このダイヤル信号に応じて検波出力Kが変化し、次いで
時点t13で400七を16Hzで変調した呼出音S4
が1秒オン、2秒オフで繰り返されることにより、この
呼出音に応じて検波出力Kが変化し、その後t14で通
話相手がオフフックすることにより、入力端子L2側の
極性が反転して検波出力Kが零となり、通話開始である
ことを確認することができる。
その後、時点tlsで通話を終了して本電話機をオンフ
ックすることにより、入力端子52例の極性が反転して
、正の高レベルとなることにより、検波出力Kが高レベ
ルLHに復帰する。
尚、監視部17で呼出信号S1であるかダイヤル信号S
3であるかを判別する場合には、呼出信号の場合には検
波出力Kが一旦高しベルLHから零に低下し、その後呼
出信号S1のオン・オフに応じて検波出力Kが変化し、
ダイヤル信号S3の場合には検波出力Kが高レベルLH
から中間レベルL、に低下し、その後ダイヤル信号S3
に応じて検波出力Kがダイヤル信号33間で中間レベル
L、4をとりながら変化することになるので、検波出力
Kが高レベル状態状態から変化したときの検波出力にの
レベルを検出するか、または検波出力にのパルス状波に
中間レベルが含まれるか否かを判定することにより、呼
出信号S1とダイヤル信号S3とを明確に判別すること
ができる。
また、ファクシミリ通信網からの無鳴動着信があったと
きには、検波出力Kが1300)tzに対応したパルス
状波となることにより、無鳴動着信を確実に検出するこ
とができる。
このように、上記第1実施例によると、電話回線に定電
流回路を介して高周波数の発振回路を接続し、この発振
回路の発振出力を検波回路で検波するようにしているの
で、電話回線の使用状態を電圧レベルで検出することが
でき、1つの検出回路で電話回線の全ての使用状態を明
確に検出することができる。
また、発振回路で高周波数の発振出力を得るようにして
いるので、この発振回路と検波回路との間に介挿したト
ランスとして高周波トランス、セラミックトランス等の
小型で廉価なトランスを使用することができると共に、
使用するコンデンサも低耐圧のコンデンサを使用するこ
とができ、全体の回路を小型で低コストで製作すること
ができる。
尚、上記第1実施例においては、発振回路12としてコ
ルピッツ形発振回路を適用した場合について説明したが
、これに限定されるものではな(、低電流で高周波数の
発振が可能な発振回路であれば任意の発振回路を適用す
ることができる。
また、上記第1実施例においては、切換リレー15を設
けた場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、入力端子り、及びL2と電話回線の接続に誤り
を生じないときには、切換リレー15及びダイオードD
11を省略し、発振回路13のトランジスタQI!のエ
ミッタを直接入力端子り、及び閉結リレーC1111間
に接続するようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施例を第4図について説明する。
この第2実施例は、定電流回路、発振回路及び検波回路
を使用することなく、電話回線の状態を検出することが
できるようにしたものである。
即ち、第4図に示すように、発光素子としての発光ダイ
オード21と光電変換素子としてのフォトトランジスタ
22とを所定間隔を保って対向させ、これら間に透光性
パネルとしての液晶パネル23を介装し、この液晶パネ
ル23に電話回線に接続する入力端子L1及びL2を導
出した構成を有する。
ここで、発光ダイオード21のアノードが正の直流電源
端子t VCCに接続されていると共に、カソードが接
地され、フォトトランジスタ22のコレクタが正の直流
電源に接続され、エミッタが抵抗Rol+を介して接地
され、エミッタ及び抵抗R’llの接続点から出力端子
t。が導出されている。また、液晶パネル23は、入力
される電圧に応じて透光率が大きくなる透過形の構成を
有する。
この第2実施例によると、非通話状態では、入力端子L
1及びL2間に入力端子L2側を正とする直流48Vが
印加されることにより、液晶パネル23の透過率が大き
くなる。このため、発光ダイオード21の発光が液晶パ
ネル23を透過してフォトトランジスタ22に入射され
ることになるので、このフォトトランジスタ22がオン
状態となり、出力端子t。の電圧レベルが高レベルとな
り、非通話状態を検出することができる。
この状態から、電話回線からの着信状態となると、前述
した場合と同様に入力端子り、及びL2の極性が反転す
ることにより、液晶パネル23の透過率が略零となり、
発光ダイオード21の発光が遮断され、フォトトランジ
スタ22がオフ状態となるので、出力端子t。が接地レ
ベルとなり、極性反転による着信状態を検出することが
できる。
その後、16Hzの呼出信号が入力されると、この呼出
信号S1のオン状態で入力端子L2側の電圧が正となる
ので、そのときの電圧に応して液晶パネル23の透過率
が大きくなり、出力端子t。
から呼出信号SLに応じてパルス状の電圧が出力され、
呼出信号S1を検出することができる。
その後、本電話機をオフフッタ状態とすると、入力端子
L2側が正の中間レベルとなると共に、音声信号S5が
重畳されることにより、この電圧レベルに応じて液晶パ
ネル23の透過率が変化し、出力端子t0から中間レベ
ルに応じた出力電圧が得られ、通話中であることを検出
することができる。
その後、通話を終了して通話相手がオンフックした相手
先掛状態となると、これに応じて入力端子L2側が正の
低レベルとなることにより、出力端子t0の出力電圧も
低レベルとなって相手先掛状態を検出することができる
その後、本電話機をオンフッタ状態とすると、入力端子
L2側が正の高レベルに復帰することにより、出力端子
toの出力電圧も高レベルに復帰し、非通話状態を検出
することができる。
また、本電話機から通話する場合にも、出力端子t0か
ら前述した第1実施例と同様の態様で出力電圧を得るこ
とができる。
従って、この第2実施例によっても、上述した第1実施
例と同様の作用効果を得ることができるうえ、発光ダイ
オード21の光強度を大きくすることにより、フォトト
ランジスタ22の通電量を大きくして検出感度を向上さ
せることができると共に、透光性パネルを挟んで発光素
子及び光電変換素子を配置するだけでよいので、構成を
簡易小型化することができる。
尚、上記第2実施例においては、透光性パネルとして液
晶パネルを適用した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、印加電圧に応じて透過率が変化
するものであれば、任意の透光性パネルを適用すること
ができる。
また、上記第2実施例においては、透過形の液晶パネル
を適用した場合について説明したが、これに限らず反射
形の液晶素子を使用して、発光素子の発光を液晶素子で
反射させて光電変換素子に入射するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、゛請求項(1)に係る電話回線状態検出
装置によれば、電話回線に定電流回路を介して発振回路
を接続し、この発振回路の発振出力を検波回路に供給し
て、この検波回路の検波出力Kによって電話回線の使用
状態を検出するようにしているので、検波出力Kから着
信検出、呼出信号検出、相手先掛検出、ダイヤル信号検
出、無鳴動着信検出等の各種検出を行うことができ、し
かもこれら回路に使用するコンデンサとして低耐圧コン
デンサを使用することができると共に、トランスとして
高周波トランスを適用することができ、回路全体の構成
を小型化することができ、著しく経済性に優れ、且つ電
圧監視であるので、極性反転による通常着信の検出を迅
速に行うことができると共に、ダイヤル信号及び呼出信
号の判別を明確に行うことができる等の効果が得られる
また、請求項(2)に係る電話回線状態検出装置によれ
ば、発光素子及び光電変換素子間に、電話回線の電圧が
印加される透光性パネルを配設し、電話回線の使用状態
による電圧変化を透光性パネルの透過率変化として、発
光素子から光電変換素子に入射される光を制御して電話
回線の使用状態を検出するようにしているので、上記請
求項(1)と同様の効果を得ることができると共に、構
成を簡易小型化することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す回路図、第2図(a
)及び(b)は夫々着信状態の検出を行う場合の説明に
供する信号波形図、第3図(a)及びΦ)は夫々発信状
態の検出を行う場合の説明に供する信号波形図、第4図
は本発明の第2実施例を示す回路図、第5図は従来例を
示す回路図である。 図中、Ll、Ll・・・入力端子、11・・・定電流回
路、12・・・発振回路、13・・・電話回線監視回路
、16・・・検波回路、17・・・監視部、21・・・
発光ダイオード、22・・・フォトトランジスタ、23
・・・液晶パネル。 第2図 第40 l

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電話回線に接続された定電流回路と該定電流回路
    の出力電流が入力される低電流で発振可能な発振回路と
    、該発振回路の発振電圧が印加されて電話回線の使用状
    態を検出する検波回路とを備えたことを特徴とする電話
    回線状態検出装置。
  2. (2)発光素子及び光電変換素子との間に、電話回線に
    接続されて電話回線の電圧が印加され、当該電圧に応じ
    て透光性が変化する透光性パネルを配設し、前記光電変
    換素子からの電話回線の使用状態に応じた状態検出信号
    を得るようにしたことを特徴とする電話回線状態検出装
    置。
  3. (3)前記透光性パネルは液晶素子で構成されている請
    求項(2)記載の電話回線状態検出装置。
JP19570790A 1990-07-24 1990-07-24 電話回線状態検出装置 Pending JPH0481155A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321949A (ja) * 1994-05-23 1995-12-08 Oi Denki Kk 極性反転検出回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51151004A (en) * 1975-06-20 1976-12-25 Crown Kk Signal judger for telephone automatic response unit

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