JPH0480732A

JPH0480732A - カメラ

Info

Publication number: JPH0480732A
Application number: JP19460190A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Terajima; 淳寺島
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-07-23
Filing date: 1990-07-23
Publication date: 1992-03-13
Anticipated expiration: 2013-08-13
Also published as: JP2786002B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明はカメラ、特に−眼レフレックスカメラにおける
ペンタプリズムの射出面側に測光装置を設けたカメラに
関するものである。

［往来の技術］一眼レフレックスカメラの測光装置の一般的なレイアウ
トを第４図に示す。同図に於いて、４１は撮影レンズ、
４２はカメラボディ４３はメインミラー、４４は焦点板
、４５はペンタプリズム、４６は接眼レンズである。４
７は測光レンズ、４８は測光センサーで、ペンタプリズ
ムの射出面側で、接眼レンズ４６の近傍の上部に配置さ
れており、焦点板４４上に結像された被写体像を測光し
、所望の露出演算、制御が不図示の制御装置により行な
われる。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、上述従来例の構成では、接眼レンズと測
光センサー４８が近接した配置になってしまうため、接
眼レンズ４６からの逆入光が迷光となって測光センサー
４８に廻り込み、測光値が変化し、間違った測光値で制
御されてしまう。

これを防止するため、接眼レンズ４６と測光センサー４
８との間に別に遮光部材を設け、測光センサー４８への
迷光を防止する方法も考えられるが、決められた領域を
精度良く測光するためには、測光センサー４８の位置調
整が必要となり、調整ストロークを確保するための空間
を設けると遮光の効果が得られなくなってしまうという
問題があった。

また、測光センサー自体、外部ノイズに対しては比較的
弱く、蛍光灯直下などでカメラを使用すると、その電気
的ノイズの影響で、測光値がフラつくという問題も併せ
持っていた。

本発明はこのような従来の問題を解決し、遮光部材や、
電気的シールド部材を追加することなく、遮光装置に対
するカメラ外部からの光学ノイズ、電気ノイズの除去を
図ることができるカメラを提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］本発明の目的を実現するための構成は、ペンタプリズム
の射出面側で、接眼レンズの近傍に測光装置を配置した
カメラにおいて、該測光装置は、測光センサーをフレキ
シブルプリント配線板の前面に接続すると共に、該測光
センサーの周囲をケース部材により取り囲み、該測光セ
ンサーと該ケース部材とを少な（ともフレキシブルプリ
ント配線板側に押え面を有する押え部材により挟持して
いて、該フレキシブルプリント配線板を、少なくとも２
面を有する多層構造とし、少なくとも１面を用いて該測
光センサーの周囲をＧＮＤまたは電源パターンで埋め、
配線土庄じるスルーホールを該押え部材の押え面の挟持
領域に設けたことを特徴とするものである。

［作　　　用］上記したカメラは、接眼レンズからの逆入光がフレキシ
ブルプリント配線板に形成した測光センサーの周囲を覆
うＧＮＤまたは電源パクーンにより遮光され、カメラの
外部環境の光の条件によって測光値が変化しない。また
、フレキシブルプリント配線板に形成されるスルーホル
は、押え部材によって覆われ、るので、接眼レンズから
の逆入光がフレキシブルプリント配線板を通して測光セ
ンサーに達することはない。

また、測光センサーの周囲を覆うＧＮＤまたは電源パタ
ーンにより、シールドされるため測光センサーが外来ノ
イズによる影響をうけることがない。

［実　施　例］第１図及び第２図は本発明によるカメラの一実施例を示
し、第１図はカメラの中央部の断面図、第２図は第１図
に示す測光装置を紙面上布から見た図である。

同図に於いて、１は不図示の操影レンズからの光束を、
上方へ導くメインミラー、２は操影レンズからの被写体
像を結像させるための焦点板、３はペンクブリズであり
、それぞれミラーボックス４に取付けられている。５は
接眼レンズで、焦点板２上の被写体像をペンタプリズム
３を通して観察できるようになっている。６は接眼レン
ズ枠であり、接眼レンズ５を保持するとともにカメラ本
体７に固定されている。

−万態光装置は同図に於いて、ペンタプリズム３の後方
で、接眼レンズ５の直近上方に位置している。

測光装置を構成する測光レンズ８は、ミラーボックス４
の上部の測光レンズ収納部４ａに固定保持されている。

９は測光部９ａを有する測光センサーであり、フリキシ
プルプリント板ｌＯに半田付接続されている。プリント
板１０に接続されている測光センサー９は、口字形の形
状を有する押え部材１２の弾性力によって、プリント板
１０の背後から、測光センサー９を挟み込まれるように
して、ケース１１のセンサー収納部１１ａに固定されて
いる。さらにケース１１は、ミラーボックス上部の測光
レンズ収納部４ａの後部に取付ビス１３で固定されてぃ
るが、ケース１１はミラーボックス４に対して移動可能
になっており、必要に応じて、不図示の調整工具により
移動調整し、測光センサー９の位置調整を行なった後、
ビス１３で固定できるようになっている。

フレキシブルプリント配線板１０は両面銅箔を有する基
板であり、パターン引出し部１０ａで不図示の配線基板
に連結されている。１０ｂは測光センサー９の入出力を
引出す配線バクーンてあり、紙面裏側に配線されている
。１０Ｃ（図中斜線で示す）は、測光センサー９の位置
する周囲を被覆するように施されたｆＩ箔（ＧＮＤパタ
ーン）で、紙面表側に設けられており、表面は絶縁材で
カバーされている。１０ｄは配線の都合土庄じたスルー
ホール群であり、押え部材１２に覆い隠されている。（
１４は上蓋であり、上述した構成要素全体をカメラ外部
から保護している。）このように構成したカメラにおいて、実際の測光に際し
ては、焦点板２に結像した被写体像を、測光レンズ８が
ペンタプリズム３を通して、測光センサー９の測光部９
ａ上に結像させ測光が行なわれる。一方、接眼レンズ５
からカメラ内部に進入してきた逆入光りは、測光装置の
最後部に配置されているフレキシブルプリント板１０に
設けられた銅箔（ＧＮＤ、または電源パターン）によっ
て遮られ、測光装置内部への迷光を防止している。また
、スルーホール１０ｄが配列されている部分は、配線パ
ターンに間隔があり、光の透過部分となるが、スルーホ
ール１０ｄを押え部材１２て覆い隠された部分に集中さ
せているため、内部への迷光は、この押え部材１２によ
って遮られている。

また、遮光のための＠箔パターンをＧＮＤまたは電源パ
ターンで構成することにより、測光センサーは外来ノイ
ズから電気的にシールドされている。

第３図は本発明によるカメラの他の実施例を示す測光装
置の後面図である。本実施例は、フレキシブルプリント
板１０の一部に、絶縁材で被覆されていない銅箔露出部
１０ｅを設けたものである。そして、押え部材１２の一
部から延出した突出部１２ａを銅箔露出部１０ｅに当接
させている。従って、フレキシブルプリント叛ｌＯ上の
銅箔パターン１０ｃがＧＮＤまたは電源電位を有してい
るため、押え部材１２は突出部１２ａを介してＧＮＤま
たは電源電位となって、電気的シールド効果をさらに高
めている。

なお、スルーホール群ＩＱｄが集中していない領域であ
れば、銅箔露出部１０ｅ及び突出部１２ａの位置及び形
状は任意である。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、測光センサーが搭
載されているフレキシブルプリント配線板を、少なくと
も２面を有する多層で構成し、少なくともフレキシブル
プリント配線板の１面を便って、測光センサーが搭載さ
れている周囲を銅箔パターンで埋め、配線の都合土庄じ
るスルーホール群を測光センサーを挟持する押え部材に
よって隠される領域に集中させ、測光センサーの周囲を
光学的にシールドしたことにより、遮光部材を新たに追
加することなく、接眼レンズからの逆入光が測光センサ
ーへと進入するのを防止している。従ってカメラの外部
環境の光の条件によって測光値が変化することがないの
で、正確な露出制御が行なえる。

また同時に、遮光のために設けられたフレキシブルプリ
ント配線板上の銅箔は、ＧＮＤまたは電源パターンで構
成され、測光センサーの周囲を電気的にシールドしてい
るため、測光センサーが外来ノイズによって受ける影響
を取り除く効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明によるカメラの一実施例を示
す断面図及び測光装置をカメラの後ろ側から見た図、第
３図は実施例２を示す測光装置をカメラの後ろ側から見
た図である。第４図は従来のカメラの断面図である。１・・・メインミラー　　２・・・焦点板３・・・ペン
タプリズム　４・・・ミラーボックス５・・・接眼レン
ズ７・・・カメラ本体９・・・測光センサー１１・・・ケース１３・・・ビス６・・・接眼レンズ枠８・・・測光レンズｌＯ・・・プリント板１２・・・押え部材１４・・・上蓋他４名第図

Claims

【特許請求の範囲】１　ペンタプリズムの射出面側で、接眼レンズの近傍に
測光装置を配置したカメラにおいて、該測光装置は、測光センサーをフレキシブルプリント配
線板の前面に接続すると共に、該測光センサーの周囲を
ケース部材により取り囲み、該測光センサーと該ケース
部材とを少なくともフレキシブルプリント配線板側に押
え面を有する押え部材により挟持していて、該フレキシ
ブルプリント配線板を、少なくとも２面を有する多層構
造とし、少なくとも１面を用いて該測光センサーの周囲
をＧＮＤまたは電源パターンで埋め、配線上生じるスル
ーホールを該押え部材の押え面の挟持領域に設けたこと
を特徴とするカメラ。